JPH0874574A - 過給機付エンジンの冷却装置 - Google Patents

過給機付エンジンの冷却装置

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JPH0874574A
JPH0874574A JP6230316A JP23031694A JPH0874574A JP H0874574 A JPH0874574 A JP H0874574A JP 6230316 A JP6230316 A JP 6230316A JP 23031694 A JP23031694 A JP 23031694A JP H0874574 A JPH0874574 A JP H0874574A
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JP
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cooling passage
cooling
supercharger
engine
passage
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JP6230316A
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Inventor
Ichiro Takagi
一郎 高木
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Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エンジンの非駆動時の冷却水の吹き出しを抑
制し、エアロックの発生を回避してオーバヒートを防止
し得る。 【構成】 過給機2の冷却部4をバイパスするバイパス
冷却通路8を設け、バイパス冷却通路に連絡したリザー
ブタンク12を設け、連絡通路10とバイパス冷却通路
との連絡部位に圧力弁14を設け、過給機冷却通路6と
バイパス冷却通路との上流側及び下流側合流部位にエン
ジンの非駆動時にバイパス冷却通路を使用可能とする第
1、第2電磁弁16,18を夫々設け、エンジンの駆動
時且つ水温が所定水温未満の際に過給機冷却通路とバイ
パス冷却通路との両方を使用可能とすべく第1、第2電
磁弁を動作させるとともに水温が所定水温以上となった
際には過給機冷却通路のみを使用可能とすべく第1、第
2電磁弁を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は過給機付エンジンの冷
却装置に係り、特にエンジンの非駆動時の冷却水の吹き
出しを抑制し、エアロックの発生を回避してオーバヒー
トを防止する過給機付エンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、冷却水の熱交換を行うラジエ
ータが装備されており、このラジエータとエンジンとを
連絡し、冷却水によってエンジンの冷却を行っている。
また、過給機付エンジンにおいては、冷却水経路の途中
を過給機に連絡させ、過給機の冷却をも行っているもの
がある。
【0003】前記過給機付エンジンの冷却装置として
は、実公平2−41313号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示される過給機の冷却装置は、過給機
とウォータポンプの入口側を接続する冷却水戻しパイプ
の一部をU字管により構成し、U字管の最も低い部分を
過給機における冷却水戻しパイプの接続点より低い位置
に配置するとともに、U字管の最も低い部分を過給機に
おける冷却水供給パイプの接続点および冷却水供給パイ
プより低い位置に配置し、冷却水内で発生した気泡がエ
ンジン本体に流入せず、冷却水の急速な減少をなくして
いる。
【0004】また、実開昭61−120037号公報に
開示されるものがある。この公報に開示されるターボ過
給機の水冷却装置は、機関駆動されるウォータポンプと
機関停止検出信号を必要条件として駆動される電動ウォ
ータポンプとを設け、この電動ウォータポンプをバイパ
スするバイパス通路と、バイパス通路を電動ウォータポ
ンプの作動に同期して選択的に開閉する弁装置とを設け
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の過給
機付エンジンの冷却装置においては、図3に示す如く、
エンジンA側の冷却部位とラジエータBとを連絡する冷
却通路Cを設け、この冷却通路C途中に過給機102を
冷却する冷却部104に連絡する過給機冷却通路106
を設けている。
【0006】すなわち、前記冷却通路Cを、供給側の第
1冷却通路C−1と、戻り側の第2冷却通路C−2とに
より形成し、供給側の第1冷却通路C−1によってラジ
エータB下部と前記エンジンAの吸気マニホルドDとを
連絡するとともに、戻り側の第2冷却通路C−1とによ
ってエンジンAとラジエータB上部とを連絡している。
【0007】そして、一端が前記吸気マニホルドDに連
絡し且つ他端が供給側の第1冷却通路C−1に連絡する
過給機冷却通路106を設け、この過給機冷却通路10
6は、図2に示す如く、前記過給機102の冷却部10
4内を通過している。
【0008】また、前記第1冷却通路C−1途中に圧力
弁として機能するラジエータキャップ114を配設する
とともに、前記第2冷却通路C−2のエンジン側端部に
はサーモスタットEが配設されている。
【0009】一般に、エンジンの駆動時は冷却水が循環
しているので何ら不具合はなく、高速走行時に高回転に
て動作していた過給機が、エンジン停止後に高熱状態と
なり、各部に焼付きや熱変形、熱劣化等の悪影響を与え
ることは、広く知られている。
【0010】このため、エンジン停止後に所定時間、例
えば数分間だけアイドル運転を行うターボタイマが開発
されている。
【0011】また、エンジン上部の冷却水通路途中に圧
力弁として機能するラジエータキャップを設け、高温・
高圧となった冷却水または蒸気をリザーブタンクに逃す
方策のものもある。
【0012】しかし、高温・高圧となった冷却水または
蒸気をリザーブタンクに逃す方策のものにおいては、過
給機の熱による冷却水の膨張・蒸発が行われる際に、悪
条件の場合には多量の冷却水または蒸気がリザーブタン
ク側へ流れることとなり、リザーブタンクを満杯とし、
更にはリザーブタンクから溢流する惧れがある。
【0013】そして、冷却水がリザーブタンクから溢流
した状態のときに、再度エンジンを始動させると、冷却
水の減少によってエアロックが発生し、オーバヒートを
惹起するという不都合がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、エンジン側冷却部位とラジ
エータとを連絡する冷却通路を設けるとともにこの冷却
通路途中に過給機を冷却する冷却部に連絡する過給機冷
却通路を設けた過給機付エンジンの冷却装置において、
前記冷却部をバイパスするバイパス冷却通路を設け、こ
のバイパス冷却通路途中を連絡通路により連絡したリザ
ーブタンクを設けるとともに連絡通路と前記バイパス冷
却通路との連絡部位に所定圧力以上にて開放する圧力弁
を設け、前記過給機冷却通路とバイパス冷却通路との上
流側合流部位に前記エンジンの非駆動時にバイパス冷却
通路を使用可能とする第1電磁弁を設け、前記過給機冷
却通路とバイパス冷却通路との下流側合流部位に前記エ
ンジンの非駆動時にバイパス冷却通路を使用可能とする
第2電磁弁を設け、前記エンジンの駆動時且つ水温が所
定水温未満の際に前記過給機冷却通路とバイパス冷却通
路との両方を使用可能とすべく前記第1、第2電磁弁を
動作させるとともに前記エンジンの駆動時且つ水温が所
定水温以上となった際には前記過給機冷却通路のみを使
用可能とすべく前記第1、第2電磁弁を動作させる構成
としたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上述の如く発明したことにより、エンジンの非
駆動時には、バイパス冷却通路のみを使用可能とし、エ
ンジンの駆動時且つ水温が所定水温未満の際には、過給
機冷却通路とバイパス冷却通路との両方を使用可能とす
べく第1、第2電磁弁を動作させるとともに、エンジン
の駆動時且つ水温が所定水温以上となった際には、過給
機冷却通路のみを使用可能とすべく第1、第2電磁弁を
動作させ、エンジンの非駆動時の冷却水の吹き出しを抑
制し、エアロックの発生を回避してオーバヒートを防止
している。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図1はこの発明の実施例を示すものであ
る。図1において、2は過給機、4は過給機2の冷却
部、6は過給機冷却通路である。
【0018】過給機付エンジンの冷却装置の概略構成
は、従来部分において説明したので、説明は省略する。
【0019】前記過給機冷却通路4は、一端が図示しな
いエンジンの吸気マニホルド(図示せず)に連絡すると
ともに、他端が供給側の第1冷却通路(図示せず)に連
絡し、前記過給機2の冷却部4を通過している。
【0020】そして、冷却部4をバイパスするバイパス
冷却通路8を設け、このバイパス冷却通路8途中を連絡
通路10により連絡したリザーブタンク12を設けると
ともに、連絡通路10と前記バイパス冷却通路8との連
絡部位に所定圧力以上にて開放する圧力弁14を設け
る。
【0021】つまり、図1に示す如く、前記バイパス冷
却通路8途中においてバイパス冷却通路8の最高位置と
なる部位に連絡通路10の一端を接続するとともに、他
端をリザーブタンク12に接続し、例えばバイパス冷却
通路8と連絡通路10との間に所定圧力以上にて開放す
る圧力弁14を配設している。
【0022】また、前記過給機冷却通路6とバイパス冷
却通路8との上流側合流部位に、図示しないエンジンの
非駆動時にバイパス冷却通路8を使用可能とする第1電
磁弁16を設けるとともに、前記過給機冷却通路6とバ
イパス冷却通路8との下流側合流部位には、図示しない
エンジンの非駆動時にバイパス冷却通路8を使用可能と
する第2電磁弁18を設ける。
【0023】更に、図示しないエンジンの駆動時且つ水
温が所定水温Tset未満の際に、前記過給機冷却通路
6とバイパス冷却通路8との両方を使用可能とすべく前
記第1、第2電磁弁16、18を動作させるとともに、
エンジンの駆動時且つ水温が所定水温Tset以上とな
った際に、前記過給機冷却通路6のみを使用可能とすべ
く前記第1、第2電磁弁16、18を動作させる構成と
する。
【0024】詳述すれば、前記エンジンの駆動時及び非
駆動時は、例えば図示しないイグニションスイッチ(I
g)のON・OFF動作にて確認するものとする。ま
た、所定水温Tsetを例えば70度とし、エンジンの
暖機状態の目安とする。
【0025】前記第1、第2電磁弁16、18は、以下
の3態様に開閉動作される。すなわち、 エンジンの非駆動時たるイグニションスイッチ(I
g)のOFF時に、第1、第2電磁弁16、18を切換
動作させてバイパス冷却通路8のみを使用可能とする。 エンジンの駆動時たるイグニションスイッチ(I
g)のON時且つ水温が所定水温Tset未満の際に、
第1、第2電磁弁16、18を切換動作させて過給機冷
却通路6とバイパス冷却通路8との両方を使用可能とす
る。 エンジンの駆動時たるイグニションスイッチ(I
g)のON時且つ水温が所定水温Tset以上となった
際に、第1、第2電磁弁16、18を切換動作させて過
給機冷却通路6のみを使用可能とする。
【0026】次に作用について説明する。
【0027】冷機始動時にイグニションスイッチ(I
g)をON動作させると、エンジンが駆動状態となり、
水温は所定水温Tset未満となっており、第1、第2
電磁弁16、18を切換動作させて過給機冷却通路6と
バイパス冷却通路8との両方を使用可能とする。
【0028】また、エンジンの駆動状態が連続して水温
が上昇して所定水温Tset以上となると、暖機状態で
あると判定し、過給機2の冷却部4の冷却を十分に行う
ために、第1、第2電磁弁16、18を切換動作させて
過給機冷却通路6のみを使用可能とする。
【0029】そして、イグニションスイッチ(Ig)を
OFF動作させてエンジンの非駆動時となると、第1、
第2電磁弁16、18を切換動作させてバイパス冷却通
路8のみを使用可能とする。
【0030】つまり、バイパス冷却通路8が第1、第2
電磁弁16、18の切換動作によって隔離され、エンジ
ンへの影響が遮断されるものである。
【0031】このとき、過給機2の熱がさほど高くない
場合には、バイパス冷却通路8内の冷却水の自然滞留に
よって冷却が行われ、過給機2の熱が高い場合には、バ
イパス冷却通路8内の冷却水が圧力弁14を開放させ、
連絡通路10を介してリザーブタンク12に至る。そし
てこのとき、過給機2の熱によってはバイパス冷却通路
8内の冷却水の全てがリザーブタンク12に吹き出され
る場合もあるが、バイパス冷却通路8内の冷却水の水量
をリザーブタンク12にて受け止めることのできる量に
設定しておけば、冷却水が外部に排出されるという不具
合はない。
【0032】また、前記バイパス冷却通路8内の冷却水
の全てがリザーブタンク12に吹き出された後に、エン
ジンを再始動しても、第1、第2電磁弁16、18が切
換動作されて過給機冷却通路6のみを使用可能状態と
し、エアロックの発生を防止できる。
【0033】前記バイパス冷却通路8内は、第1、第2
電磁弁16、18が切換動作されて過給機冷却通路6と
バイパス冷却通路8との両方を使用可能状態となると、
冷却水によって再び満たされることとなり、バイパス冷
却通路8内のエアは冷却水の水圧によってリザーブタン
ク12へ排出される。
【0034】これにより、前記バイパス冷却通路8によ
ってこのバイパス冷却通路8分だけ通路容積を大とする
ことができるとともに、エンジンの非駆動時には冷却水
の吹出水量をバイパス冷却通路8のみとすることがで
き、エンジンへの悪影響を回避し得る。
【0035】また、前記リザーブタンク12を設けるこ
とにより、バイパス冷却通路8から吹き出される冷却水
を受け止めることができるものである。
【0036】更に、前記バイパス冷却通路8と連絡通路
10との連絡部位に所定圧力以上にて開放する圧力弁を
設けたことにより、過給機2の熱が高い場合に、熱膨張
及び蒸発して高圧となった冷却水をバイパス冷却通路8
からリザーブタンク12に導くことができる。
【0037】更にまた、バイパス冷却通路8の最高位置
に圧力弁14を設けることにより、バイパス冷却通路8
の略全容積を有効利用することができ、実用上有利であ
る。
【0038】また、前記過給機冷却通路6とバイパス冷
却通路8との上流側合流部位に第1電磁弁16を設ける
ことにより、第1電磁弁16によって過給機冷却通路6
とバイパス冷却通路8との各通路の入口部分の切換を行
うことができるとともに、エンジン停止後にバイパス冷
却通路8のみを使用可能とし、冷却水の吹き出しを抑制
し得る。
【0039】更に、前記過給機冷却通路6とバイパス冷
却通路8との下流側合流部位に第2電磁弁18を設ける
ことにより、第2電磁弁18によって過給機冷却通路6
とバイパス冷却通路8との各通路の出口部分の切換を行
うことができるとともに、上述第1電磁弁16と同様
に、エンジン停止後にバイパス冷却通路8のみを使用可
能とし、冷却水の吹き出しを抑制し得る。
【0040】更にまた、エンジン駆動時に過給機冷却通
路6とバイパス冷却通路8との各通路切換を効果的に行
うことができることにより、過給機2の熱による冷却水
の吹き出しを確実に抑制することができ、エアロックの
発生を回避し得て、オーバヒートを確実に防止すること
ができる。
【0041】また、エンジン駆動時をイグニションスイ
ッチのON信号にて確認することにより、エンジンの駆
動時及び非駆動時を確実に検出でき、信頼性の向上に寄
与し得る。
【0042】更に、所定水温Tsetを70度とするこ
とにより、エンジンの暖機状態の目安を設定することが
でき、冷機及び暖機状態に応じて使用可能な冷却通路を
選択することができ、冷却水の吹き出しを確実に抑制し
得るものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、エンジン側冷却部位とラジエータとを連絡する冷却
通路を設けるとともに、冷却通路途中に過給機を冷却す
る冷却部に連絡する過給機冷却通路を設け、冷却部をバ
イパスするバイパス冷却通路を設け、バイパス冷却通路
途中を連絡通路により連絡したリザーブタンクを設ける
とともに、連絡通路とバイパス冷却通路との連絡部位に
所定圧力以上にて開放する圧力弁を設け、過給機冷却通
路とバイパス冷却通路との上流側合流部位にエンジンの
非駆動時にバイパス冷却通路を使用可能とする第1電磁
弁を設け、過給機冷却通路とバイパス冷却通路との下流
側合流部位にエンジンの非駆動時にバイパス冷却通路を
使用可能とする第2電磁弁を設け、エンジンの駆動時且
つ水温が所定水温未満の際に過給機冷却通路とバイパス
冷却通路との両方を使用可能とすべく第1、第2電磁弁
を動作させるとともにエンジンの駆動時且つ水温が所定
水温以上となった際には過給機冷却通路のみを使用可能
とすべく第1、第2電磁弁を動作させる構成としたの
で、バイパス冷却通路によってこのバイパス冷却通路分
だけ通路容積を大とすることができるとともに、エンジ
ンの非駆動時には冷却水の吹出水量をバイパス冷却通路
のみとすることができ、エンジンへの悪影響を回避し得
る。また、前記バイパス冷却通路と連絡通路との連絡部
位に所定圧力以上にて開放する圧力弁を設けたことによ
り、過給機の熱が高い場合に、熱膨張及び蒸発して高圧
となった冷却水をバイパス冷却通路からリザーブタンク
に導くことができる。更に、前記過給機冷却通路6とバ
イパス冷却通路8との上流側及び下流側合流部位に第
1、第2電磁弁を夫々設けることにより、第1、第2電
磁弁によって過給機冷却通路とバイパス冷却通路との各
通路の出入口部分の切換を行うことができるとともに、
エンジン停止後にバイパス冷却通路のみを使用可能と
し、冷却水の吹き出しを抑制し得る。更にまた、エンジ
ン駆動時に過給機冷却通路とバイパス冷却通路との各通
路切換を効果的に行うことができることにより、過給機
の熱による冷却水の吹き出しを確実に抑制することがで
き、エアロックの発生を回避し得て、オーバヒートを確
実に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す過給機の冷却部の要部
拡大図である。
【図2】この発明の従来の技術を示す過給機の冷却部の
要部拡大図である。
【図3】過給機付エンジンの冷却装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
2 過給機 4 冷却部 6 過給機冷却通路 8 バイパス冷却通路 10 連絡通路 12 リザーブタンク 14 圧力弁 16 第1電磁弁 18 第2電磁弁
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/02 301 D 45/00 310 Q 345 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン側冷却部位とラジエータとを連
    絡する冷却通路を設けるとともにこの冷却通路途中に過
    給機を冷却する冷却部に連絡する過給機冷却通路を設け
    た過給機付エンジンの冷却装置において、前記冷却部を
    バイパスするバイパス冷却通路を設け、このバイパス冷
    却通路途中を連絡通路により連絡したリザーブタンクを
    設けるとともに連絡通路と前記バイパス冷却通路との連
    絡部位に所定圧力以上にて開放する圧力弁を設け、前記
    過給機冷却通路とバイパス冷却通路との上流側合流部位
    に前記エンジンの非駆動時にバイパス冷却通路を使用可
    能とする第1電磁弁を設け、前記過給機冷却通路とバイ
    パス冷却通路との下流側合流部位に前記エンジンの非駆
    動時にバイパス冷却通路を使用可能とする第2電磁弁を
    設け、前記エンジンの駆動時且つ水温が所定水温未満の
    際に前記過給機冷却通路とバイパス冷却通路との両方を
    使用可能とすべく前記第1、第2電磁弁を動作させると
    ともに前記エンジンの駆動時且つ水温が所定水温以上と
    なった際には前記過給機冷却通路のみを使用可能とすべ
    く前記第1、第2電磁弁を動作させる構成としたことを
    特徴とする過給機付エンジンの冷却装置。
JP6230316A 1994-08-31 1994-08-31 過給機付エンジンの冷却装置 Pending JPH0874574A (ja)

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