JPH087300Y2 - 空気調和機の風向調整装置 - Google Patents

空気調和機の風向調整装置

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JPH087300Y2
JPH087300Y2 JP1990030119U JP3011990U JPH087300Y2 JP H087300 Y2 JPH087300 Y2 JP H087300Y2 JP 1990030119 U JP1990030119 U JP 1990030119U JP 3011990 U JP3011990 U JP 3011990U JP H087300 Y2 JPH087300 Y2 JP H087300Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は空気調和機に係り,特にその吹き出し空気
の風向を偏向調整する風向調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図,第5図及び第6図は例えば実開昭58−28234
号公報に示された従来の空気調和機の概略縦断面図,要
部斜視図及び要部分解斜視図である。図において,
(1)は空気調和機のボックス本体,(2)はこのボッ
クス本体の前面パネル,(3)は熱交換器で,上記前面
パネル(2)の空気吸込口(2a)と対応する裏面側に配
置されている。(4)は送風機で,上記熱交換器(3)
の後側で下部吹出口(2b)側に配置され,上記吸込口
(2a)より吸い込んで熱交換された空気を下部吹出口
(2b)より吹出すようにケーシング(5)により連通形
成した送風通路(6)を構成している。(7)は風向調
整装置で,前面パネル(2)の下部吹出口(2b)と上記
ボックス本体(1)の前面間で,かつケーシング(5)
の前端より前方に延びて設けられた枠体(8)と,この
枠体の上下対向面(8a),(8b)間で,かつ枠体の下面
(8b)に複数枚の翼片状の偏向調整板(9)が回動自在
に支持している。この枠体(8)の下面(8b)には,上
記偏向調整板(9)に支持ピン(9a)が夫々回転自在に
没入嵌合する凹所(9b)を偏向調整板(9)に対応して
複数個形成し,かつこれら各凹所(9b)の一部と連通す
る長溝(9c)を下部吹出口(2b)を横切る方向に延びて
凹設されている。(10)は上記支持ピン(9a)に形成し
た歯車状の係合歯である。(11)は連動板で,上記長溝
(9c)内を手動操作で摺動し,かつ上記係合歯と噛合関
係にあるラック(11a)を備えている。(12)は上記枠
体(8)とは別体で上記熱交換器(3)に発生したドレ
ンを捕集するドレン皿である。
また,第7図は例えば実開昭63−175754号公報に示さ
れた第2従来例であり,(8)は枠体で,上下対向面
(8a),(8b)間に回動自在に配設され,かつ翼片状の
偏向調整板(9)の上下端部中央にそれぞれ上下軸部
(9d),(9e)が取り付けられており,各軸部(9d),
(9e)は上記枠体(8)の上下対向面(8a),(8b)に
回動可能に軸支されるようになっている。(13),(1
4)は上記枠体(8)の開口端部(8c),(8d)から上
記貫通穴(15),(16)間に連続して形成された案内溝
で,上記偏向調整板(9)の枠体(8)への装着時,調
整板(9)の上下軸部(9d),(9e)を案内溝(13),
(14)間に位置決めして弾性変形を利用して内方へ押し
込むことで貫通穴(15),(16)に嵌合し,偏向調整板
(9)を上記枠体(8)の所定の位置に装着するように
なっている。なお,(16)は熱交換器(3)の外面に付
着し落下するドレンである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の風向調整装置は以上のように構成されているの
で,送風機で送風され,送風通路を経て下部吹出口より
吹き出される調和空気は乱流気味になり易く,下部吹出
口枠体の下面側を経て吹き出されるため,調整板の支持
ピンなどに当たり騒音源となっていた。
また,第2従来例では,枠体に偏向調整板を位置決め
装着する場合,枠体に案内溝が形成されているとはい
え,上記調整板及び枠体の弾性形量が大きく,また装着
に過大な力を加えることで枠体あるいは調整板に弾性変
形の限界を越えた損傷を与える不具合があるとともに,
調整板の軸部を嵌合させる枠体には貫通穴が形成してあ
ることで,空気調和機の運転時に発生する熱交換器より
のドレンが枠体上面部に落下し,このドレンが上記貫通
穴より枠体内に漏れ出し,調和空気と一緒に吹出口より
室内に吹き出されてしまう課題があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされ
たもので,下部吹出口の騒音源となる枠体下面における
調整板の支持ピンを除去し,騒音低下を図ることを目的
とする。
また,熱交換器よりのドレンが調和空気と混合して吹
出口より吹き出すことがなく,偏向調整板の枠体に装着
時における不具合を解消し,簡単に装着可能な風向調整
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る空気調和機の風向調整装置は,枠体の
上面部の外面にはドレン皿を形成し,かつこの枠体の上
面部の内面側に設けられ,上記偏向調整板に嵌合し,上
記枠体の上下方向を軸方向中心とする第一の円周面部を
有する支持手段と,この支持手段に一定方向から嵌合可
能であって,上記第一の円周面部に嵌合する第二の円周
面部を有する上記偏向調整板に設けられた係合手段とを
備え,上記支持手段の第一の円周面部及び上記偏向調整
板の第二の円周面部とは,弾性嵌合によって脱着可能な
C字状フック座の内周面及びこの内周面に嵌合する軸の
外周面より構成され,上記第一の円周面部と上記第二の
円周面部が回転可能に係合して上記偏向調整板が風向き
角度を調整するよう設けたものである。
〔作用〕
この考案における風向調整装置は,枠体の上一方向の
面のみに偏向調整板を支持固定することにより,下部吹
出口から吹き出される乱流気味の吹出し空気が整流化さ
れスムーズに吹き出される。
また,枠体に過大な弾性変形を生じさせることがなく
装着が簡単に行うことができ作業性が向上する。
〔実施例〕
以下,この考案の一実施例を図について説明する。第
1図,第2図及び第3図は空気調和機の風向調整装置の
要部断面図,分解斜視図及び断面図であり,図におい
て,(1)は空気調和機のボックス本体,(2)はこの
ボックス本体の前面パネル,(3)は熱交換器で,上記
前面パネル(2)の空気吸込口(2a)と対向する裏面側
に配置されている。(4)は送風機で,上記熱交換器
(3)の後側で下部吹出口(2b)側に配置され,上記吸
込口(2a)より吸い込んで熱交換された空気を下部吹出
口(2b)より吹き出すようになっている。(8)は空気
吹出口を形成する枠体で,上面部(8a)の内面には内面
側に設けられ,上記偏向調整板に嵌合し,上記枠体の上
下方向を軸方向中心とする第一の円周面部(17a)を外
周面とする支持軸から成る支持手段(17)が形成され,
外面はドレンを溜めるドレン皿(18)を形成している。
(9)は偏向調整板で翼片状をなし,かつほぼ中央より
幅方向後方へ切欠いて形成した段差部(19)を備えると
共に,中央上端部には第二の円周面部(20a)を内周面
とする弾性変形し得るC字状のフック座よりなる係合手
段(20)を一体成形している。(21)は上記支持手段
(17)の先端に設けた半円盤状のストッパーで,係合手
段(20)を上記枠体(8)の上面部(8a)とで挟み込む
よう設けてある。 次に,この考案の実施例の動作につ
いて説明する。はじめに,空調空気の流れは熱交換器
(3)で熱交換され送風機(4)により下部吹出口(2
b)より機外に吹き出される。
この際,偏向調整板(9)を左右に回動させ角度を調
整することにより風向角度を偏向する。また,空調空気
を吹き出す際,偏向調整板(9)が枠体(8)の上面部
(8a)で一体的に支持手段(17)により支持されてお
り,乱流気味の吹き出し空気が当たることがないので,
騒音源にならずスムーズに吹き出される。
また,偏向調整板(9)を吹出口枠体(8)にセット
する場合いは,偏向調整板(9)の上部に設けた第二の
円周面部(20a)を内周面となす係合手段(20)を上記
偏向調整板(9)に嵌合し,上記枠体(8)の上下方向
を軸方向中心とする第一の円周面部(17a)を外周面と
なす支持手段(17)に一定方向より押圧し弾性嵌合させ
装着を完了する。
なお,この実施例によれば係合手段(20)を偏向調整
板(9)に形成した段差部(19)に設けたものを説明し
たが,偏向調整板(9)に段差部(19)を必ず設ける必
要はなく,偏向調整板(9)の上端中央部に突設した状
態で形成してもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の空気調和機の風向調整装置に
よれば,枠体の上面部の外面にはドレン皿を形成し,か
つこの枠体の上面部の内面側に設けられ,上記偏向調整
板に嵌合し,上記枠体の上下方向を軸方向中心とする第
一の円周面部を有する支持手段と,この支持手段に一定
方向から嵌合可能であって,上記第一の円周面部に嵌合
する第二の円周面部を有する上記偏向調整板に設けられ
た係合手段とを備え,上記支持手段の第一の円周面部及
び上記偏向調整板の第二の円周面部とは,弾性嵌合によ
って脱着可能なC字状フック座の内周面及びこの内周面
に嵌合する軸の外周面により構成され,上記第一の円周
面部と上記第二の円周面部が回転可能に係合して上記偏
向調整板が風向き角度を調整する構成としたので,吹き
出し空気が整流化され騒音低下におおきく貢献する効果
を有すると共に,枠体への偏向調整板の取り付けにおい
て,枠体に過大な弾性変形を生じさず,小さな力でスム
ーズに簡単装着することができ,組立作業性においても
大幅に向上し,ドレンが枠体内に漏れ出すこともない,
したがって,ドレンが調和空気と混合して室内に吹き出
されることがないなど,実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機の風向調
整装置を示す要部断面図,第2図は第1図の風向調整装
置を示す分解斜視図,第3図はこの考案の一実施例を示
す空気調和機の風向調整装置を示す断面図である。第4
図は第3図に相当する従来の空気調和機の風向調整装置
を示す断面図,第5図は第4図の要部を示す斜視図であ
る。第6図は第5図の分解斜視図である。第7図は第2
の従来例を示す空気調和機の空気吹出口装置の要部を示
す分解斜視図である。 なお,(8)は枠体,(8a)は上面部,(9)は偏向調
整板,(17)は支持手段,(18)はドレン皿,(20)は
係合手段,(20a)は第二の円周面部,(17a)は第一の
円周面部である。 図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機の空気吹き出し口を形成する枠
    体(8)の相対向する内面に,吹き出し空気の風向き角
    度を調整可能とする偏向調整板(9)を備えた空気調和
    機において, 上記枠体(8)の上面部(8a)の外側にはドレン皿(1
    8)を形成し,かつこの枠体(8)の上面部(8a)の内
    面側に設けられ,上記偏向調整板(9)に嵌合し,上記
    枠体(8)の上下方向を軸方向中心とする第一の円周面
    部(17a)を有する支持手段(17)と, この支持手段(17)に一定方向から嵌合可能であって,
    上記第一の円周面部(17a)に嵌合する第二の円周面部
    (20a)を有する上記偏向調整板(9)に設けられた係
    合手段(20)とを備え, 上記支持手段の第一の円周面部(17a)及び上記偏向調
    整板(9)の第二の円周面部(20a)とは,弾性嵌合に
    よって脱着可能なC字状フック座の内周面及びこの内周
    面に嵌合する軸の外周面より構成され, 上記第一の円周面部(17a)と上記第二の円周面部(20
    a)が回転可能に係合して上記偏向調整板(9)が風向
    き角度を調整することを特徴とする空気調和機の風向調
    整装置。
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JPS5828234B2 (ja) * 1976-02-10 1983-06-14 昭和電工株式会社 軽量コンクリ−トの表面処理法

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