JPH0872884A - ヘッダーを兼ねたシールラベル - Google Patents

ヘッダーを兼ねたシールラベル

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JPH0872884A
JPH0872884A JP22744494A JP22744494A JPH0872884A JP H0872884 A JPH0872884 A JP H0872884A JP 22744494 A JP22744494 A JP 22744494A JP 22744494 A JP22744494 A JP 22744494A JP H0872884 A JPH0872884 A JP H0872884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pouch
label
header
vinyl chloride
adhesive
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22744494A
Other languages
English (en)
Inventor
Mika Terada
美香 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP22744494A priority Critical patent/JPH0872884A/ja
Publication of JPH0872884A publication Critical patent/JPH0872884A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯磨きセツト等のビニル袋入り商品の包装に
おいて、二重包装でなく、ハンガー式販売台に適用でき
る形態とする。 【構成】 再剥離可能であるが、強力な粘着力を持つラ
ベル4を2つ折りして、歯磨きセット等の商品が入れら
れたビニル袋の一部に接着させ、前記ラベル4にフック
用の穴5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】旅行する際等に携帯される歯磨き
セツト、髯剃りセットなどを入れた塩化ビニル袋が典型
的な商品であり、その他、文具小物や家庭用小道具セツ
トを入れる袋でジッパー付きのものも含めて、これらの
商品の販売の際に利用されるヘッダーに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が対象とする商品には、携帯用の
歯磨きセットや洗面セット等があるが、これらに使われ
る袋は、布、人工皮革等もあるが、近時、軟質で透明
(無色透明、透明着色)な塩化ビニルを用い、高周波ウ
ェルダーにより製袋されたものが多く使われている。そ
して予めセットされたものが前記各種の材質の袋に入れ
られて販売されている(以下、パウチという)。これら
のパウチには、開閉自在なジッパー付きのタイプが多
い。このような商品には、殆ど開閉のためのジッパーが
装着されている。図4は従来の技術による包装の例であ
り、(A)は透明な平袋とヘッダー21を使用する場合
で、前記平袋とヘッダーは予めヒートシールし、商品と
してのパウチは下から挿入して、開閉用封止片24を折
り返し、粘着コート25により、密封する。 図4
(B)は、透明ガゼツト袋とヘッダーを使用する方法
で、この場合は、商品のパウチは、上から挿入して、ヘ
ッダーをヒートシールする。図4(A)(B)とも二重
包装となり、かつ、ヘッダーを透明袋に接着するための
ヒートシール装置を必要とする。図4(C)の例は、パ
ウチの構成素材である塩化ビニルをそのままヘッダーと
して利用するために、パウチを作る際に、前記塩化ビニ
ルのシートを広く確保し、パウチの延長片26とする。
そして該延長片にフック用の孔を設ける。パウチとして
実際に使う際は、前記延長片は不要であり、切り離し部
26を鋏等を用いて除く。 図4(C)の場合には、ジ
ッパーは下部に位置しているが、ジッパーは、販売時点
では、開閉できないようにしておく必要があり、そのた
めにジッパー止めシール29等が必要である。
【0003】携帯用として使われるパウチと、販売時に
使用されるだけの包装、あるいは付加物との関係が本テ
ーマの特長である。パウチそのものが、柔軟性があり、
店頭で積み上げ難く、紙箱に入れると、パウチとしての
質感が分かり難い等から、ハンガーにつり下げるのがも
っとも適した陳列である。そして、前述のような種々の
ヘッダー式形態の出現となったが、ヘッダーの機能は、
つり下げと、販売のための情報を印刷する面を提供する
ことにある。さらに、携帯用の袋すなわちパウチに、販
売のための情報を印刷することが困難もしくは適当でな
いため、前述の図4(A)(B)のように販売用にさら
に別の袋を用意して、その中にパウチをいれる、いわば
二重包装をするケースがあった。この場合でも、販売情
報は、ヘッダーに印刷するのが一般的であった。従来の
ヘッダーは、紙にヒートシール剤を塗布したものが多
く、専用ヒートシーラーにより前記透明袋に熱接着する
ものであった。このようなヒートシールタイプのヘッダ
ーを、本発明の対象とするパウチへ直接ヒートシールし
ても接着しないか、仮に接着条件により接着させても、
使用時に剥離ができず、該パウチを汚すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハンガー式販売台にお
いて販売ができて、パウチが使用される際に、機能、外
観を損なうことのない、包装あるいは販売形態を提供す
る。また、パウチは、販売上、デザイン上の変化をつけ
たい、悪戯防止(タンパーレジスタント)機能を持たせ
る等の条件も備えたものを求める。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的に鑑み、シ
ールラベルを用いることにより店頭においては、ハンガ
ー式販売に対応できて、使用する際にも商品であるパウ
チに損傷を与えることの無い簡易包装を得た。即ち本発
明のヘッダーを兼ねたシールラベルは、次の様なもので
ある。常温において、塩化ビニルフィルム (可塑剤30%
含有) に粘着させた後、前記塩化ビニルフィルムから剥
離する時に粘着剤が前記塩化ビニルに移行することなく
剥離可能であり、かつ、90度剥離をした時の粘着力が、
500g/25mm巾以上であることを特徴とするヘッダーを兼
ねたシールラベル。
【0006】本発明について、更に詳細に説明する。図
1は、本発明によるヘッダーを兼ねたシールラベルの実
施例を示しており、(A)−1はヘッダーを兼ねたシー
ルラベルの展開図であり、(A)−2はパウチにヘッダ
ーを貼付した状態である。(B)は、別の形状のヘッダ
ーを兼ねたシールラベルの例であり、(B)−1は、ラ
ベルの展開図、(B)−2はパウチへの貼付状態であ
る。また、パウチには種々のタイプがあり、図2にその
例を示した。図2(A)と(B)はジッパーの取り付け
る辺が違うが、いずれもフラットな袋である。(C)に
示した例は、底部を設けたパウチで、自立性のあるもの
である。
【0007】これらのパウチを店頭で販売する場合、パ
ウチ自身が商品の一部であるが、該パウチは、購入者が
何回も繰り返し使用するものであるので、販売時の情報
を印刷するのは、好ましくない。パウチには簡単なイラ
ストや極短いコピーのデザインが好まれる。その為、販
売情報を別に用意することになり、かつこの種の商品
が、店頭ではハンガーに吊るされて売られるケースが多
く、このハンガー機能と合わせ、従来からヘッダー式の
袋に入れられての販売等がなされていた。すなわち、ヘ
ッダーに販売情報を印刷し、無地の袋にパウチを入れ
て、ハンガーに吊るされて販売されていた。従来のヘッ
ダーは、前記透明な袋とヒートシールする装置を必要と
したり、装置を使用しない時は、ホチキス止めをするな
どの方法であった。本発明においては、パウチに直接貼
付できるヘッダーであって、その他の必要条件を充たす
方法として、強粘着タイプのラベルに着目した。その最
も大切な条件は、強力に粘着するが剥離可能なことであ
る。粘着力としては、塩化ビニルに対して、粘着させ
て、25mm巾に切断し、引っ張り試験器により、 90 度ピ
ールさせた時の強度で、500g以上あれば、ハンガーに吊
るしての販売においても落下することなく、かつ容易に
は、剥離できない状態となり、本発明の目的に沿うもの
である。500g以下の粘着力であると、場合によっては、
パウチがハンガーより落下する危険があり、また、店頭
で悪戯されて、パウチがヘッダーから取り外されること
があり得る。
【0008】強粘着タイプのラベルで剥離可能なタイプ
は、アクリル系の粘着剤により、開発されており、プラ
スチック成形ボトルのラベルに使用されているので本発
明においても利用することができる。前述の粘着性能を
持つラベル原紙を図1の(A)−1や(B)−1のよう
な形に抜き、それぞれの4a面に販売のためのキャッチ
フレーズ等を印刷し、裏面となる4b面に、販売上必要
な表示事項の印刷をする。折り曲げ線pでラベルを折
り、フック用の孔5位置より下にパウチを挟み、粘着剤
により、固定し、前記フック用の孔5を打ち抜きにより
設ける。本発明のヘッダーの全面の形状は図1の(A)
(B)のような形にすることが望ましく、その理由は、
全面の形を工夫することにより、効果的なグラフィック
面積が取れることと、商品保持力が大きくなり、販売台
での落下防止などに対し、有効であることによる。
【0009】強粘着タイプであり、剥離可能であること
により、本発明によるヘッダーを兼ねたシールラベルを
用いたパウチの購入者は、前記ラベルを剥離するに際
し、パウチにラベル残渣無しで剥離することができる。
剥離はできるが、ヘッダーを兼ねたシールラベルとして
は再使用されてはならない。強粘着であるため、一般的
に使われるラベル基材であれば、該基材のシワ、伸び、
破壊により、元のヘッダー状態には復元しないが、シワ
になりにくい、伸びの少ないラベル基材を使用する際に
は、図3に示すように、基材11にハーフカット13を
設けた原紙とすれば、剥離の時点で該ラベルは破壊され
再使用が不可能となる。
【0010】前述したようにパウチにはジッパー付きの
ものが多いが、本発明のヘッダーを兼ねたシールラベル
を利用する場合、図2(A)、(C)のように、上部に
ジッパー3が位置しているケースであれば、図1(A)
に示すような形のヘッダーにより、ジッパー止めが可能
であるが、図2(B)のような場合には、図1(B)に
示すように、別にジッパー止めシール6を貼る。パウチ
の基材を選ばずに、接着できる。
【0011】
【作用】本発明のヘッダーを兼ねたシールラベルは、強
粘着タイプのラベルであるため、陳列台のフックにかけ
ても、パウチにラベルが貼られた状態を保ち、落下等の
心配が無い。さらにラベルは剥離可能であるため商品を
使用するときは、簡単に剥がれ、商品にラベルのはがし
あとが残らない。ラベル自身が口止めシールの機能を持
っており、一度剥がした後に、元のヘッダーの状態に戻
すのは難しいので、いわゆる悪戯防止包装となる。ラベ
ルの形を工夫することにより、効果的なグラフィック面
積が取れる。
【0012】
【実施例】透明軟質の塩化ビニル(0.35mmの厚さ)によ
り、図2(C)に示すような底部を持ち天部にジッパー
を設けたパウチを作り、髯剃り用シェイバー、替刃、シ
ェイビングクリームをセットして入れた。寸法は、65mm
×125m(外寸)とした。底部は楕円に打ち抜きした塩化
ビニル(500μm) をウェルダー加工により接着したで、
短辺方向にジッパーを設けた。ヘッダーラベルは、図1
(A)のような形としたが、使用したラベルは、白色ポ
リエチレン100 μmの基材に強粘着タイプ接着剤 (アク
リルエマルジョン強粘着タイプ) を、20μmの厚さに塗
布した。パウチへの貼付位置は、パウチの上端からヘッ
ダーの先端迄の接着長さは、表面25mm、裏面20mmとし、
ヘッダーの上部には、フック用の孔を設けた。本実施例
のパウチ重量は、 130gであったが、つり下げにおいて
も安定しており、また、ラベルを剥離したが、糊残りも
なく綺麗に剥離できた。
【0013】
【発明の効果】本発明のヘッダーを兼ねたシールラベル
により、店頭でのハンガー台において陳列できて、従来
のヘッダー付き透明袋と比較して、簡単で無駄のない包
装形態で、かつパウチの質感を直接実感できるものとな
った。又、強粘着タイプのラベルを選択したことによ
り、店頭での悪戯防止(タンパーレジスタント)となっ
ている。剥離出来るので、内容物を包装しているジッパ
ー付きパウチを傷めることなくヘッダーを兼ねたシール
ラベルを除去できる。
【図面の詳細な説明】
【図1】本発明によるヘッダーを兼ねたシールラベルの
使用例。
【図2】本発明が対象とするパウチの例を示す図。
【図3】本発明の実施例のラベルの構造を示す断面模式
図。
【図4】従来の包装例。
【符号の説明】
1.パウチ。 2.内容物。 3.ジッパー。 4.ヘッダーを兼ねたシールラベル。 5.フック用の孔。 6.ジッパー止めシール。 7.ジッパー開閉辺。 8.高周波シール辺。 10.剥離紙。 11.基材。 12.粘着剤。 13.ハーフカット。 20.透明袋。 21.ヘッダー。 22.透明袋の底シール。 23.延長片。 24.開閉用封止片。 25.粘着コート。 26.パウチの延長片。 27.切り離し部(高周波シール部)。 28.ジッパー。 29.ジッパー止めシール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/10 J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温において、塩化ビニルフィルム (可
    塑剤30%含有) に粘着させた後、前記塩化ビニルフィル
    ムから剥離する時に粘着剤が前記塩化ビニルに移行する
    ことなく剥離可能であり、かつ、90度剥離をした時の粘
    着力が、500g/25mm 巾以上であることを特徴とするヘッ
    ダーを兼ねたシールラベル。
JP22744494A 1994-08-30 1994-08-30 ヘッダーを兼ねたシールラベル Withdrawn JPH0872884A (ja)

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JP22744494A JPH0872884A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ヘッダーを兼ねたシールラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22744494A JPH0872884A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ヘッダーを兼ねたシールラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0872884A true JPH0872884A (ja) 1996-03-19

Family

ID=16860971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22744494A Withdrawn JPH0872884A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ヘッダーを兼ねたシールラベル

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JP (1) JPH0872884A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358017A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Sato Corp 袋用の封緘シール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358017A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Sato Corp 袋用の封緘シール

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106