JPH0872374A - 印字装置のリボンカセット - Google Patents

印字装置のリボンカセット

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JPH0872374A
JPH0872374A JP12695695A JP12695695A JPH0872374A JP H0872374 A JPH0872374 A JP H0872374A JP 12695695 A JP12695695 A JP 12695695A JP 12695695 A JP12695695 A JP 12695695A JP H0872374 A JPH0872374 A JP H0872374A
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ribbon
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Kozo Hara
康三 原
Hajime Yamamoto
肇 山本
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リボンジャム発生時における印字装置側のリ
ボン駆動軸の破壊を防止し得る印字装置のリボンカセッ
トを提供する。 【構成】 カセットケース2にリボン巻取ギヤ7と従動
ギヤとを設け、印字装置のリボン駆動軸5に係合される
係合部14及びリボン巻取ギヤ7に連結される連結部1
6を有する動力伝達手段13をリボン巻取ギヤ7に設
け、通常は、リボン駆動軸5の回転を動力伝達手段13
を介してリボン巻取ギヤ7に伝達してインクリボンを走
行させ、リボンジャムが発生しリボン巻取ギヤ7に高負
荷がかかった場合には、消耗品としてのリボンカセット
の動力伝達手段13の係合部14又は連結部16が破壊
されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置のリボンカセ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、印字ヘッド
(図示せず)の前面に一部が引き出されるエンドレスの
インクリボン1が収納されたカセットケース2の内部
に、図8に示すようなリボン巻取ギヤ3と従動ギヤ4と
を回転自在に設けたリボンカセットがある。リボン巻取
ギヤ3の両端はカセットケース2から露出され、カセッ
トケース2を印字装置に装着したときに、図9に示すよ
うに、印字装置側のリボン駆動軸5にリボン巻取ギヤ3
の一端が連結される構造となっている。また、インクリ
ボン1にインクを補給するインクパッドをカセットケー
ス2に備えたものもあるが、一定期間使用するとインク
が薄れインクリボン1自身も痛むため、消耗品としてリ
ボンカセットを定期的に交換する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すように、リ
ボン巻取ギヤ3と従動ギヤ4とは外周に多数の歯3a,
4aを有してインクリボン1を挾持しているので、印字
ヘッドの前面からカセットケース2の内方に引き込んだ
インクリボン1はジグザグに折曲されて詰まった状態で
収納される。このため、長期の使用期間では、カセット
ケース2内でインクリボン1が詰まったり、インクリボ
ン1が走行経路中に何らかの部材に引っ掛かること等に
起因してリボンジャムが発生することがある。リボンジ
ャムが発生するとインクリボン1が動かないのでリボン
巻取ギヤ3に大きな負荷がかかり、その負荷が一定値を
越えると印字装置側のリボン駆動軸5が破壊するおそれ
がある。この場合には、印字装置側の修理を必要とする
ので、印字作業の継続が不可能となり、メンテナンスコ
ストも高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字装置に着
脱自在に装着されるカセットケースと、このカセットケ
ースに収納されて一部が印字ヘッドの前面に引き出され
るエンドレスのインクリボンと、前記カセットケースの
内部に回転自在に保持されるとともにそれぞれ多数の歯
を外周部に有して前記インクリボンを巻き取るリボン巻
取ギヤ及び従動ギヤと、前記リボン巻取ギヤに設けられ
て前記印字装置のリボン駆動軸に係合される係合部及び
前記リボン巻取ギヤに連結される連結部を有し前記係合
部及び前記連結部の少なくとも何れか一方が前記リボン
ジャムの発生時に相当する負荷がかかった場合には破壊
する程度に強度が定められた動力伝達手段とにより構成
した印字装置のリボンカセットである。
【0005】
【作用】本発明によれば、通常は、リボン駆動軸の回転
が動力伝達手段の係合部と連結部とを介してリボン巻取
ギヤに伝達される。リボンジャムが発生しリボン巻取ギ
ヤに高負荷がかかった場合には、動力伝達手段の係合部
又は連結部が破壊されるため、リボン駆動軸とリボン巻
取ギヤとの間が動力伝達遮断状態に維持される。
【0006】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。図7ないし図9において説明した部分
と同一部分は同一符号を用い説明も省略する(以下同
様)。図1はカセットケース2の一部を示す縦断側面図
で、このカセットケース2の底面6には、外周に多数の
歯3aが形成されたリボン巻取ギヤ7の下端を回転自在
に保持する嵌合部8と、この嵌合部8の中心に配設され
て印字装置側のリボン駆動軸5を挿入させるための挿通
孔9とが形成されている。また、カセットケース2のカ
バー10には、リボン巻取ギヤ7の上端に形成された摘
み11を突出させる嵌合孔12が形成されている。
【0007】そして、前記リボン巻取ギヤ7には、前記
リボン駆動軸5に駆動される動力伝達手段13が設けら
れている。この動力伝達手段13は両端が開口する筒状
の形状に定められ、その内周には、先端部が工具のドラ
イバのような断面十字状の前記リボン駆動軸5に係合す
る係合部である複数のリブ14が一体に形成され、外周
面の両端には、前記リボン巻取ギヤ7の内周面に形成さ
れた溝15に選択的に連結される連結部である複数のピ
ン状の突部16が一体に形成されている。これらの突部
16はリボンジャムの発生時に相当する負荷がかかった
場合には破壊する程度に強度が定められている。すなわ
ち、インクリボン1を走行させるために通常必要なリボ
ン巻取ギヤ7の回転トルクをt、リボンジャムの発生時
にリボン巻取ギヤ7を回転させるトルク(∞)をT、動
力伝達手段13の突部16の破壊トルクをT1、印字装
置のリボン駆動軸5の破壊トルクをT2とすると、t<
T1<T2,T>T1<T2の関係に定められている。
【0008】このような構成において、カセットケース
2を印字装置に装着すると、リボン駆動軸5に動力伝達
手段13が連結される。この状態でリボン駆動軸5を駆
動すると動力伝達手段13が回転する。リボンジャムが
発生しない通常の状態では、前述したt<T1<T2の
関係により、動力伝達手段13の回転は溝15と突部1
6との係合によりリボン巻取ギヤ7に伝達され、これに
より、インクリボン1が走行する。
【0009】インクリボン1がカセットケース2の内部
で詰まる等してリボンジャムが発生した場合には、前述
したT>T1<T2の関係により、動力伝達手段13の
突部16が破壊する。このように動力伝達手段13が破
壊する程のリボンジャムの発生頻度は特別多くはない
が、この場合には消耗品としてのリボンカセットを交換
することで対処し得るため、印字装置のリボン駆動軸5
を交換する煩わしさを解消し、メンテナンスに要する費
用をなくすことができる。
【0010】本実施例においては、動力伝達手段13の
突部16は、図1に示すように一端に形成した突部16
のみが溝15に係合しているため、その突部16が破壊
した場合には、カセットケース2のカバー10を開放
し、リボン巻取ギヤ7に対して動力伝達手段13を上下
方向に逆にして再度リボン巻取ギヤ7に嵌合し、破壊し
た突部16を下に向け、新たな突部16を上に向けてリ
ボン巻取ギヤ7の溝15に係合することで、動力伝達手
段13を再利用することができる。
【0011】前記実施例において、動力伝達手段13を
独立した部材として形成したがリボン巻取ギヤ7と一体
に形成してもよい。例えば、リボン駆動軸5に係合され
る係合部をリボン巻取ギヤ7の内周に一体に突出形成す
る構造である。この場合、そのリボン巻取ギヤ7の内周
に一体に形成した係合部は、リボン巻取ギヤ7に連結さ
れる連結部としての機能をも有することになる。もちろ
ん、その連結部を兼ねた係合部の強度は、リボンジャム
が発生した場合に破壊する強度に定めることは言うまで
もない。
【0012】次に、本発明の第二の実施例を図4ないし
図6に基づいて説明する。図4に示すように、カセット
ケース2には、従動ギヤ4とリボン巻取ギヤ17とが回
転自在に設けられているとともに、インク溜め18が設
けられている。このインク溜め18は、スポンジ等に含
浸されたインクをリボン巻取ギヤ17に供給するインク
ローラ19を有する。また、リボン巻取ギヤ17と従動
ギヤ4とでインクリボン1を巻き取るときに、カセット
ケース2に引き出されるインクリボン1に張力を付与す
るために、インクリボン1を圧接する板バネ20がカセ
ットケース2に設けられている。
【0013】図5及び図6に示すように、本実施例にお
ける動力伝達手段21は、リボン駆動軸5に係合するリ
ブ14と、リボン巻取ギヤ17の内周に形成された溝1
5に係合する突部16と、リボン巻取ギヤ17に貫通さ
れてケース2の嵌合孔12から突出する摘み11とを有
している。
【0014】このような構成において、印字装置にカセ
ットケース2を装着し、リボン駆動軸5を駆動すると動
力伝達手段21が回転する。インクリボン1がカセット
ケース2の内部で詰まる等してリボンジャムが発生した
場合には、動力伝達手段21の突部16が破壊する。
【0015】なお、本発明に適用されるリボンカセット
は、印字ヘッドが搭載されるキャリッジに装着されるも
のと、キャリッジとは別個に固定されるものとの何れに
も適用されるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、印字装置のリボン駆動
軸に係合される係合部及びリボン巻取ギヤに連結される
連結部を有し前記係合部及び前記連結部の少なくとも何
れか一方が前記リボンジャムの発生時に相当する負荷が
かかった場合には破壊する程度に強度が定められた動力
伝達手段をリボン巻取ギヤに設けたので、通常は、リボ
ン駆動軸の回転を動力伝達手段の係合部と連結部とを介
してリボン巻取ギヤに伝達し、リボンジャムが発生しリ
ボン巻取ギヤに高負荷がかかった場合には、動力伝達手
段の係合部又は連結部が破壊されるため、リボン駆動軸
とリボン巻取ギヤとの間を動力伝達遮断状態に維持する
ことができ、これにより、印字装置側のリボン駆動軸の
破壊を防止し、印字装置のリボン駆動軸を交換する煩わ
しさを解消し、メンテナンスに要する費用をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるリボン駆動軸と
動力伝達手段とリボン巻取ギヤとの関係を示す縦断側面
図である。
【図2】動力伝達手段とリボン巻取ギヤとの関係を示す
水平断面図である。
【図3】リボン駆動軸と動力伝達手段とリボン巻取ギヤ
との関係を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施例におけるカセットケース
の内部を示す平面図である。
【図5】動力伝達手段とリボン巻取ギヤとの関係を示す
縦断側面図である。
【図6】動力伝達手段とリボン巻取ギヤとの関係を示す
水平断面図である。
【図7】従来のリボンカセットの外観を示す斜視図であ
る。
【図8】インクリボンの巻取動作を示す一部の平面図で
ある。
【図9】リボン巻取ギヤとリボン駆動軸との関係を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インクリボン 2 カセットケース 3a,4a 歯 4 従動ギヤ 5 リボン駆動軸 7 リボン巻取ギヤ 13 動力伝達手段 14 係合部 16 連結部 17 リボン巻取ギヤ 21 動力伝達手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字装置に着脱自在に装着されるカセッ
    トケースと、このカセットケースに収納されて一部が印
    字ヘッドの前面に引き出されるエンドレスのインクリボ
    ンと、前記カセットケースの内部に回転自在に保持され
    るとともにそれぞれ多数の歯を外周部に有して前記イン
    クリボンを巻き取るリボン巻取ギヤ及び従動ギヤと、前
    記リボン巻取ギヤに設けられて前記印字装置のリボン駆
    動軸に係合される係合部及び前記リボン巻取ギヤに連結
    される連結部を有し前記係合部及び前記連結部の少なく
    とも何れか一方が前記リボンジャムの発生時に相当する
    負荷がかかった場合には破壊する程度に強度が定められ
    た動力伝達手段とよりなることを特徴とする印字装置の
    リボンカセット。
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