JPH0872131A - インサートブロー成形装置及び方法 - Google Patents

インサートブロー成形装置及び方法

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JPH0872131A
JPH0872131A JP6230619A JP23061994A JPH0872131A JP H0872131 A JPH0872131 A JP H0872131A JP 6230619 A JP6230619 A JP 6230619A JP 23061994 A JP23061994 A JP 23061994A JP H0872131 A JPH0872131 A JP H0872131A
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neck
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伸一 上原
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芳喜 宮沢
Toshiaki Misaizu
敏章 美斉津
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリフォームに複雑な係合構造を設けずに、
インサート部材とプリフォームとを所定の位置関係に維
持させたまま、ブロー成形部に搬送することができるイ
ンサートブロー成形装置及び方法を提供する。 【構成】 プリフォーム50は、そのネック部52を保
持するネック型90によりブロー成形部に搬送される。
このネック型90には、インサート部材20を係合保持
する係合機構100が設けられている。この係合機構1
00は、プリフォーム50のネック部52直下の外壁と
対向する延長壁部94を有する。この延長壁部94の内
側に、インサート部材20の被係合部30を挿入するた
めの空隙96が形成される。空隙96に開口して延長壁
部94には孔106が形成され、孔106の開口付近に
ボール108が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサートブロー成形
装置及び方法に関し、特にインサート部材をブロー成形
工程前にプリフォームに装着するための構造及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インサ
ートブロー成形装置として、特開平4-1021号公報に開示
されたものを挙げることができる。このインサートブロ
ー成形装置は、把手付きボトルを成形するもので、ブロ
ー型内にプリフォームと把手部材とを配置し、プリフォ
ームの二軸延伸ブロー成形時にボトルと把手部材とを係
合させて一体化するものである。このインサートブロー
成形装置では、把手部材をブロー型に直接インサートし
ている。
【0003】把手部材等のインサート部材のインサート
工程をブロー成形部で行う場合には、インサート工程を
実施する時間だけ、ブロー成形部でのブロー成形時間に
制約を生ずると言う問題が生ずる。特に、ホットパリソ
ン式でかつ回転搬送型のインサートブロー成形装置の場
合には、ほぼ射出成形部での射出成形サイクルタイムに
したがって、ネック型が間欠的に回転搬送される。した
がって、ブロー成形部では、インサート工程及びブロー
成形工程を、射出成形サイクルを実施する時間内に終了
しないと、装置全体のサイクルタイムが長くなってしま
う。一般にブロー成形時間は射出成形サイクルタイムよ
り十分短いが、上述した通りインサート移動時間が増大
すると、ブロー成形時間に制約を来す虞がある。
【0004】これに対して、実公昭60-14675号公報に、
把手部材のリング部をプリフォームのネック下にインサ
ートしてブロー成形部に搬送する技術が開示されてい
る。こうすると、ブロー成形部でのブロー時間に制約を
来す前述の問題点は解消される。 しかしながら、プリ
フォーム及びインサート部材に、相互の係合のための構
造を追加しなければならない。とくに、この係合構造と
して、プリフォームにインサートされたインサート部材
の落下を防止することが最低限必要であるため、プリフ
ォーム自体にアンダーカット形状を追加しなければなら
ない。
【0005】実公昭60-14765号公報の第3図では、プリ
フォームのネック部下端のフランジ部の下方の胴部に、
その胴部外壁より突出する突起を設けた構造が図示され
ている。そして、把手部材のリング部は、フランジ部と
突起の間に配置されている。これにより、把手部材はそ
の上下の移動が規制されて、プリフォームに保持される
ことになる。
【0006】このように、プリフォーム自体にアンダー
カット形状等の係合構造を追加することは、プリフォー
ムの射出制御が複雑となり、金型構造も複雑化してしま
う。特にホットパリソン方式のように、プリフォーム
(パリソン)の射出成形時の熱を利用してブロー成形す
る場合には、プリフォームの保有熱がブロー成形特性に
密接に影響するため、プリフォーム自体の設計変更を余
儀無くされる前述の方法は、ブロー成形の安定性を損な
ってしまう。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、イ
ンサート部材を係合させる構造をプリフォーム自体に形
成することなく、プリフォームをブロー成形工程部に搬
送する途中にてインサート部材をインサートして係合保
持させることができるインサートブロー成形装置及び方
法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、インサート部材を保
持すべき位置の近傍に存在するプリフォーム搬送部材を
改良することで、プリォームとインサート部材とを所定
の関係に維持したままブロー成形部に搬送することので
きるインサートブロー成形装置及び方法を提供すること
にある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、ブロー成形前
にプリフォームを温調する温調工程と、装置全体の成形
サイクルタイムとに悪影響を与えずに、インサート部材
のインサート工程実施することができるインサートブロ
ー成形方法を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、本発明に係る
インサートブロー成形方法にて成形される容器であっ
て、インサート部材に形成される係合構造を単純化し、
この係合構造が外部に露出しても容器の美感を損なうこ
とがない容器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1の発明
は、プリフォーム成形部にて成形された樹脂製プリフォ
ームを、該プリフォームのネック部を支持するネック支
持手段によりブロー成形部に搬送し、前記ブロー成形部
に設けられたブロー金型内に前記プリフォームとインサ
ート部材とを配置して、前記プリフォームより容器をブ
ロー成形し、該ブロー成形により前記インサート部材を
前記容器と一体化させるインサートブロー成形装置にお
いて、前記ネック支持手段は、前記インサート部材と係
合して前記インサート部材を支持する係合機構を有する
ことを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によれば、ネック支持手段
によりインサート部材が支持され、このインサート部材
及びプリフォームが共にネック支持手段に支持されて、
ブロー成形部には搬送される。さらに、ネック支持手段
により、プリフォーム及びインサート部材を、所定の位
置関係に維持して搬送できる。ここで、ネック支持手段
は、プリフォームのネック部を支持するものであり、イ
ンサート部材はプリフォームのネック部直下の位置にイ
ンサートされるものが通常である。このため、ネック支
持手段は、インサート部材を保持すべき位置の近傍に存
在するので、ネック支持手段の一部を改良するのみで、
インサート部材の係合機構を簡易に構成することができ
る。また、プリフォーム自体に、インサート部材を係合
保持させる係合部が不要となる。このため、プリフォー
ムの形状がシンプルとなり、プリフォームの射出成形特
性、及びこのプリフォームからの容器をブロー成形する
際の特性が安定して、歩留まりが向上する。
【0013】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ネック支持手段は、前記プリフォームを射出成形する
際に前記ネック部外壁を規定するネック型であることを
特徴とする。
【0014】請求項2の発明によれば、プリフォームの
射出成形に用いられるネック型にインサート部材を支持
させることで、射出成形時の熱を保有したプリフォーム
から容器を成形するホットパリソン方式にてインサート
ブロー成形を行うことができる。プリフォームに係合構
造が必要ないため、このプリフォームの射出成形時の熱
を利用したホットパリソン方式のブロー成形工程をより
安定して行うことができる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記係合機構は、前記プリフォームの前記ネック部
直下の外壁との間に前記インサート部材の被係合部を挿
入するための空隙を介して対向する壁部と、前記空隙に
挿入された前記インサート部材の前記被係合部を、前記
プリフォームの外壁側に押圧する手段と、を有すること
を特徴とする。
【0016】請求項3の発明によれば、ネック支持手段
に形成された壁部と、プリフォームのネック部直下の外
壁との間の空隙に、インサート部材の被係合部が挿入さ
れ、かつ、この被係合部が押圧手段により押圧されて、
ネック支持手段に係合保持される。インサート部材の被
係合部は、ネック支持手段の壁部の内側に位置して位置
規制されるので、インサート部材の位置決め精度が向上
する。
【0017】請求項4の発明は、請求項3において、前
記押圧手段は、前記空隙に開口して前記壁部に形成され
た孔と、前記孔の開口付近に支持される押圧部材と、前
記孔内に配置されて、前記押圧を外方に突出付勢する付
勢部材と、を含むことを特徴とする。
【0018】請求項4の発明によれば、インサート部材
のインサート時には、付勢部材の付勢力に抗して、押圧
部材が孔の内側に移動し、前記空隙内へのインサート部
材の移動を許容する。押圧部材は、常時付勢部材により
付勢されているので、前記空隙に挿入されたインサート
部材を押圧保持する。このように、付勢部材の付勢力を
利用してインサート部材を係合保持させているので、イ
ンサート部材の被係合部自体に、弾性変形可能な複雑な
形状採用する必要がなくなる。
【0019】請求項5の発明は、請求項4において、前
記押圧部材は、前記空隙に挿入された前記被係合部に形
成されている凹所に弾性的に係合することを特徴とす
る。
【0020】請求項5の発明によれば、インサート部材
の被係合部に形成されている凹所に、押圧部材が弾性的
に係合し、ネック支持手段に対するインサート部材の位
置決めが確実に行われる。また、インサート部材の落下
も確実に防止される。
【0021】請求項6の発明は、請求項3乃至5のいず
れかにおいて、前記プリフォームの前記ネック部直下の
外壁面と前記壁部との間にはリング状の前記空隙が形成
され、前記インサート部材の前記被係合部は、前記リン
グ状の空隙に挿入されるリング状部分であることを特徴
とする。
【0022】請求項6の発明によれば、インサート部材
に形成されたリング状部分が、ネック支持手段の壁部の
内側のリング状の空隙内に位置することで、インサート
部材の位置決め精度はさらに向上する。また、インサー
ト部材に形成されたリング状部分の周方向にて異なる複
数個所にて、ネック支持手段との係合関係を設定でき、
安定した係合を行うことができる。
【0023】請求項7の発明に係るインサートブロー成
形方法は、成形された樹脂製プリフォームを、該プリフ
ォームのネック部を支持するネック支持手段によりブロ
ー成形部に搬送する工程と、前記プリフォームの搬送途
中にて、前記ネック支持手段に設けられた係合機構にイ
ンサート部材を係合させる工程と、前記ブロー成形部に
設けられたブロー金型内に、前記ネック支持手段によっ
て前記プリフォームと前記インサート部材とを配置し
て、前記プリフォームより容器をブロー成形し、該ブロ
ー成形により前記インサート部材を前記容器と一体化さ
せるインサートブロー成形工程と、を有することを特徴
とする。
【0024】請求項7の発明によれば、プリフォームを
ブロー成形部に搬送する途中において、このプリフォー
ムを支持するネック支持手段に、このプリフォームと所
定の位置関係にてインサート部材が係合保持される。こ
のプリフォーム及びインサート部材の位置関係を維持し
て、この両者をブロー成形部に搬入することができる。
また、プリフォーム自体にインサート部材を係合保持さ
せる複雑な係合部を設けることが不要となり、プリフォ
ームの成形工程が安定して、歩留まりが向上する。
【0025】請求項8の発明は、請求項7において、前
記プリフォームを、前記ネック支持手段として兼用され
るネック型を用いて射出成形する工程と、前記ネック型
により搬送される前記プリフォームを温調部に停止さ
せ、前記プリフォームを延伸適温に温調する温調工程
と、を有し、前記インサート部材の係合工程は、前記温
調部にて前記温調工程の実施後に行われることを特徴と
する。
【0026】請求項8の発明によれば、インサート部材
の係合工程を温調部にて行っている。温調部は、ブロー
成形される容器に対応した比較的大型のブロー型が設置
されるブロー成形部に比べて、空きスペースが多く、イ
ンサートのための空間を確保しやすい。従って、インサ
ート工程の実施時に、温調部に配置された部材との干渉
を防止する設計を容易に行うことができる。また、温調
部での温調工程は、ブロー成形部でのブロー成形工程に
要する時間よりも短く設定できるため、係合工程を実施
する時間を余裕をもって確保できる。また、温調工程後
に係合工程が実施されるので、プリフォームの温調工程
はインサート部材が無い状態で従来通り実施できる。
【0027】請求項9の発明は、請求項7又は8におい
て、前記インサート部材の係合工程は、前記プリフォー
ムの前記ネック部直下の外壁面と前記ネック型との間に
形成されたリング状の空隙に向けて、前記インサート部
材に形成されたリング状部分を前記プリフォームに挿通
させて移動させる工程と、前記空隙に挿入された前記リ
ング状部分を弾性的に押圧する工程と、を含むことを特
徴とする。
【0028】請求項9の発明によれば、インサート部材
のリング状部分はプリフォームの下方よりプリフォーム
に挿通され、このリング状部分が前記空隙内に配置され
たときに弾性的に押圧されて、ネック支持手段に係合さ
れる。弾性的な押圧であるため、リング状部分を空隙内
に挿入する動作も円滑に行われる。このとき、インサー
ト部材に形成されたリング状部分の周方向にて異なる複
数個所にて、ネック支持手段との係合関係を設定でき、
安定した係合を行うことができる。
【0029】請求項10の発明は、請求項9において、
前記インサート部材の係合工程は、前記空隙に挿入され
た前記リング状部分にボールを弾性的に押圧する工程を
含むことを特徴とする。
【0030】請求項10の発明によれば、インサート部
材のリング状部分が球状のボールとの接触により弾性的
な押圧されるため、リング状部分を空隙内に挿入する動
作がより円滑に行われる。
【0031】請求項11の発明は、請求項10におい
て、前記インサート部材の係合工程は、前記インサート
部材の前記リング状部分外壁に局所的に形成された凹所
に前記ボールが押圧される工程を含むことを特徴とす
る。
【0032】請求項11の発明によれば、ボールと凹所
との弾性的な係合により、ネック支持手段に対するイン
サート部材の位置決め精度が向上し、インサート部材の
落下も確実に防止される。特に、凹所が周方向に連続せ
ずに局所的に配置されるため、ボールと凹所との係合に
より、インサート部材の周方向の位置決めをも行うこと
ができる。
【0033】請求項12の発明は、請求項10におい
て、前記インサート部材の係合工程は、前記インサート
部材の前記リング状部分外壁に形成されたリング状凹所
の周方向のいずれかの個所に前記ボールが押圧される工
程を含むことを特徴とする。
【0034】請求項12の発明によれば、ボールとリン
グ状凹所との弾性的な係合により、ネック支持手段に対
するインサート部材の上下方向の位置決め精度が向上
し、インサート部材の落下も確実に防止される。また、
インサート部材をインサートする際に、その周方向の位
置を厳密に維持してインサートしなくても、凹所が周方
向に連続して形成されているため、常にボールと係合さ
せることができる。このことは、ブロー成形時にインサ
ート部材の周方向の位置に制約が無い場合に、インサー
ト部材のネック支持手段に対するインサートの周方向精
度をラフに設定できる点で有利となる。
【0035】請求項13の発明は、請求項7乃至12の
いずれかにおいて、前記インサート部材の係合工程は、
前記インサート部材が、前記ブロー成形工程にて成形さ
れる二重壁容器のうちの外層容器を構成するものであ
り、前記リング状部分となる前記外層容器の開口部を前
記ネック支持手段に係合させて、前記プリフォームを囲
む位置に前記外層容器を配置する工程を含み、前記ブロ
ー成形工程は、前記ブロー型内に配置された前記外層容
器の中で、前記プリフォームより内層容器を二軸延伸ブ
ロー成形して、二重壁容器を成形することを特徴とす
る。
【0036】請求項13の発明によれば、予め成形され
た外側容器をインサート部材として利用することで、二
重壁容器をインサートブロー成形法により成形すること
ができる。このとき、インサート部材である外側容器
は、プリフォームのネック部直下に配置される開口部が
ネック支持手段に係合され、プリフォームと所定の位置
関係を維持したままブロー成形部に搬送される。このよ
うに、射出制御が複雑なプリフォームの多層成形技術を
用いることなく二重壁容器を成形でき、歩留まりの向上
が期待できる。
【0037】請求項14の発明は、請求項7乃至12の
いずれかにおいて、前記インサート部材の係合工程は、
前記インサート部材が、前記リング状部分となるリング
部及び把持部からなる把手部材であり、前記リング部を
前記プリフォームに挿通させて前記ネック支持手段に係
合させる工程を含み、前記ブロー成形工程は、前記ブロ
ー型内にて前記プリフォームより二軸延伸ブローされた
容器と前記把手部材とを一体化した把手付き容器を成形
することを特徴とする。
【0038】請求項14の発明によれば、予め成形され
た把手部材をインサート部材として利用することで、把
手付き容器をインサートブロー成形法により成形するこ
とができる。このとき、インサート部材である把手部材
は、プリフォームのネック部直下に配置されるリング部
がネック支持手段に係合され、プリフォームと所定の位
置関係を維持したままブロー成形部に搬送される。
【0039】請求項15の発明は、請求項13に記載の
成形方法により成形された二重壁容器であって、前記外
層容器の前記開口部外壁には、前記ネック支持手段に係
合される凹所が形成されていることを特徴とする。
【0040】請求項16の発明は、請求項15におい
て、前記凹所は周方向にて連続するリング状に形成され
ていることを特徴とする。
【0041】請求項17の発明は、請求項14に記載の
成形方法により成形される把手付き容器であって、前記
把手部材のリング部外壁には、前記ネック支持手段に係
合される凹所が形成されていることを特徴とする。
【0042】請求項15〜17の各発明によれば、本発
明のインサートブロー成形法が実施される際のネック支
持手段との係合のための構造として凹所を設けるのみで
良く、インサート部材の係合構造が複雑化しない。ま
た、この係合構造が単純であるため、凹所が外部に露出
しても容器の美感を損なうことはない。
【0043】
【実施例】以下、本発明を適用したインサートブロー成
形装置及び方法を、図面を参照して具体的に説明する。
【0044】第1実施例 この第1実施例は、外側ボトルをインサート部材とし、
この外側ボトル内にて内側ボトルをブロー成形すること
で、二重壁ボトルを成形するものである。
【0045】二重壁ボトル及びそのためのプリフォーム 図1(A)は、内側ボトル成形用のプリフォームに外側
ボトルをインサートした状態を示す断面図であり、同図
(B)は、同図(A)の外側ボトルが装着されていない
状態での、同図(A)とは異なる断面を示す断面図であ
る。また、図2は、図1(A)のA部拡大図であり、図
3は、二重壁ボトルの一部を切欠した正面図である。
【0046】まず、二重壁ボトル10の構造を、図3を
参照して説明する。この二重壁ボトル10は、外側ボト
ル20及び内側ボトル40から構成される。外側ボトル
20は、上端側の開口部22と、下端側にて密閉された
底部24と、これら開口部22及び底部24を結ぶ胴部
26とから構成される。胴部26には、内外に貫通する
エア抜き孔28が、例えば外側ボトル20の縦軸方向に
沿って複数形成されている。
【0047】外側ボトル20の開口部22には、図3に
示すように、半径方向外側にリング状に突出するフラン
ジ部30が形成されている。このフランジ部30の外壁
には、リング状凹所32が周方向に連続して形成されて
いる。さらに、このフランジ部30には、図2に拡大し
て示されている通り、その内壁側には段差部34が形成
されている。
【0048】この外側ボトル20内部に配置される内側
ボトル40は、図3に示すように、上端側のネック部4
2と、下端部の密閉された底部44と、これらを結ぶ胴
部46とを有する。ネック部42には、その上部領域に
ねじ部42aが形成され、その下部領域には、半径方向
外側に向けてリング状に突出するフランジ部42bが形
成されている。
【0049】この二重壁ボトル10は、外側容器20の
フランジ部30が、内側ボトル40のフランジ部42b
と、内側ボトル40の胴部46により挟まれた状態とな
り、内側ボトル40が外側ボトル20内部から脱落しな
いように支持される。
【0050】この内側ボトル40を成形するために用い
られるプリフォーム50が、図1(A),(B)に示さ
れている。このプリフォーム50は、ブロー成形されな
いことから内側ボトル40のネック部42と実質的に同
一形状を有するネック部52を有する。また、プリフォ
ーム50の下端側は密閉された底部54となり、ネック
部52及び底部54が胴部56にて連結されている。上
述した通り、プリフォーム50のネック部52は、内側
ボトル40のネック部42と実質的に同一形状であり、
このプリフォーム50のネック部52にも、ねじ部42
a及びフランジ部42bが形成されている。
【0051】インサートブロー成形装置の全体概要 この二重壁ボトル10を成形するために用いられるイン
サートブロー成形装置60が、図4に示されている。こ
のインサートブロー成形装置60は、基台62と、これ
と対向した上方位置に配置される上部基盤64とを有す
る。この上部基盤64の下面側には、回転盤66が回転
自在に支持されている。この回転盤66の回転角90°
の4箇所の領域には、射出成形部70、温調部72、ブ
ロー成形部74及びエジェクト部76がそれぞれ設けら
れている。また、基台62上には、射出成形部70と対
向する位置に射出装置68が配置されている。
【0052】射出成形部70では、内側ボトル40のた
めのプリフォーム50が射出成形される。このプリフォ
ーム50は温調部72に搬送され、ここで延伸適温に温
調される。温調されたプリフォーム50に対して、この
温調部72にて、インサート部材である外側ボトル20
がインサートされる。このために、温調部72と対向し
て、インサート装置120が設けられている。このイン
サート装置120には、搬送路118が連結され、この
搬送路に沿って外側ボトル20が供給される。
【0053】外側ボトル20がインサートされたプリフ
ォーム50は、次にブロー成形部74に搬送される。こ
のブロー成形部74では、外側ボトル20内において、
プリフォーム50から内側ボトル40がブロー成形さ
れ、二重壁ボトル10が成形される。その後、この二重
壁ボトル10はエジェクト部76に搬送され、ここでボ
トル搬送用治具からエジェクトされる。このボトル10
をインサートブロー成形装置60より取り出すために、
エジェクト部76と対向する位置には、ボトル取出装置
78aが設けられている。このボトル取出装置78aに
は搬送路78bが連結され、この搬送路78bに沿って
ボトル10が搬出される。
【0054】ネック型及び係合機構 図4に示すように、回転盤66の回転角90°毎の4箇
所には、ネック型固定板80が固定されている。このネ
ック型固定板80には、複数例えば2つのネック型90
が設けられている。
【0055】このネック型90について、図1及び図2
を参照して説明する。このネック型90は、射出成形部
70において、プリフォーム50のネック部52を成形
するための射出キャビティ型として用いられ、その後は
回転盤66と一体的に回転搬送されることで、プリフォ
ーム50または二重壁ボトル10の搬送治具として兼用
される。このために、ネック型90の内壁面には、プリ
フォーム50のネック部52の外壁を規定するためのキ
ャビティ面92が形成されている。
【0056】また、このネック型90の特徴的構成とし
て、このネック型90により保持されるプリフォーム5
0のネック部52直下の領域に、外側ボトル20を係合
して保持するための係合機構100が設けられている。
この係合機構100は、ネック型90自体を下方に延長
して形成した延長壁部94と、この延長壁部94に保持
されるボールプランジャ102とから構成される。
【0057】延長壁部94は、ネック型に保持されたプ
リフォーム50のネック部52直下の外壁と対向して設
けられ、その外壁と延長壁部94との間に空隙96が形
成される。この空隙96は、インサート部材である外側
ボトル20の被係合部であるフランジ部30を挿入する
ためのものである。
【0058】この延長壁部94に内蔵されるボールプラ
ンジャ102の詳細が、図1(A)のA部拡大図である
図2に示されている。このボールプランジャ102は、
筒体104と、この筒体104に形成された有底孔10
6とを有する。有底孔106は、前記空隙96に連通す
る開口106aと、これと対向する底部106bを有す
る。有底孔106の開口106a付近には、押圧部材で
ある例えばボール108が配置される。また、有底孔1
06の内部には、底部106bとボール108との間
に、付勢部材例えば圧縮コイルスプリング109が配置
されている。この構造により、ボール108は圧縮コイ
ルスプリング109の付勢力により、常時空隙96に向
けて突出する方向に移動付勢されている。このボール1
08の飛出しを防止するために、筒体104の先端部1
04aの形状により、有底孔106の開口106aの開
口幅が、ボール108の直径よりも小さく形成されてい
る。また、ボール108が突出する位置とは、インサー
ト部材である外側容器20がプリフォーム50のネック
部52直下の位置にインサートされた際に、この外側容
器20のフランジ部30に形成したリング状凹所32と
対向する位置になっている。
【0059】次に、上述のインサートブロー成形装置6
0を用いて、二重壁ボトル10をブロー成形する方法に
ついて説明する。
【0060】プリフォーム50の射出成形工程 図4に示すブロー成形部70では、ネック型90と、図
示しない射出キャビティ型及び射出コア型を型締めし
て、これらにより形成されるキャビティ内に、射出装置
68より供給されるプリフォーム成形用樹脂材料例えば
ポリエチレンテレフタレート(PET)を充填する。こ
の射出成形動作により、プリフォーム50が射出成形さ
れ、所定の冷却時間を置いた後に射出コア型及び射出キ
ャビティ型が離型される。この結果、図1(B)に示す
ように、射出形成されたプリフォーム50はネック型9
0により保持されることになる。
【0061】プリフォーム50の温調工程 射出成形されたプリフォーム50は、回転盤66の90
°回転により、ネック型90により保持されて温調部7
2に搬送される。この温調部72における、プリフォー
ム50の温調工程を、図5及び図7を参照して説明す
る。このプリフォーム50の温調工程は、図5及び図7
に示す温調ポット110を用いて行われる。プリフォー
ム50が温調部72に搬送された時には、温調ポット1
10は図5に示すように、プリフォーム50の下方位置
にて待機している。
【0062】この温調ポット110は、エアシリンダ1
12により進退駆動されるロッド114に連結されてい
る。従って、このエアシリンダ112を駆動すること
で、図5に示すように待機位置にある温調ポット110
を、図7に示すようにプリフォーム50を囲む位置まで
上昇させることができる。なお、この温調ポット110
の上昇駆動中は、インサート部材である外側容器20
が、図5の鎖線の位置、すなわち図7にて実線で示す位
置に退避している。このため、インサート部材である外
側容器20と温調ポット110とが干渉することがな
い。
【0063】温調ポット110は、上方が開口した筒体
形状であり、この筒体内部にプリフォーム50が配置さ
れる。この温調ポット110は、例えばその縦方向にて
ゾーン分割され、各ゾーンにて独立して温度コントロー
ルを行えるようになっている。れにより、プリフォーム
50をブロー成形するのに最適な延伸適温に温調するこ
とができる。
【0064】インサート工程及びインサート装置 この外側ボトル20のインサート工程は、図7に示す状
態において、温調ポット110による温調工程が終了し
た直後に開始される。まず、エアシリンダ112の駆動
により、温調ポット110が図7に示す状態から、図5
に示す下方位置まで下降駆動される。この時、外側ボト
ル20は、温調ポット110の下降経路と干渉しない位
置にて待機している。本実施例は、温調ポット110が
図5に示すように、その下方待機位置にて停止した後
に、外側ボトル20が、プリフォーム50の直下の位置
に前進駆動される。なお、温調ポット110の下降移動
中であっても、外側ボトル20の前進移動経路と干渉し
ない位置まで温調ポット110が下降した後であれば、
外側ボトル20の前進移動を開始しても良い。図5に示
すように、プリフォーム50の直下の位置に外側ボトル
20が配置された後、この外側ボトル20を上昇移動さ
せ、図8に示すように、外側ボトル20がプリフォーム
50にインサートされる。
【0065】このインサート工程は、図1(B)に示す
ように、プリフォーム50のネック部52の直下の外壁
面と、ネック型90の延長壁部94との間に形成された
リング状の空隙96内に、外側ボトル20のフランジ部
30をインサートすることで行われる。フランジ部30
がインサートされた後の状態が、図2に示す拡大図にて
示されている。このフランジ部30が空隙96に挿入さ
れる途中の工程においては、この空隙96に臨んで突出
しているボール108が、フランジ部30の外壁面によ
り押圧され、ボールプランジャ102の有底孔106の
奥方に押し戻される。これにより、外側ボトル20の上
昇移動が妨げられることはない。そして、図2に示すよ
うに、フランジ部30の外壁に形成したリング状凹所3
2が、ボールプランジャ102のボール108と対向す
る位置に配置されると、このボール108がリング状凹
所32に弾性的に嵌入され、両者が係合されることにな
る。これと同時に、外側ボトル20のフランジ部30の
内壁側に形成されている段差部34が、プリフォーム5
0のフランジ部42bの下面と接触し、これにより、外
側ボトル20の上昇移動が停止される。以上により、外
側ボトル20のインサート工程が終了し、この外側ボト
ル20の支持を解除しても、ボール108とフランジ部
30のリング状凹所32との係合により、外側ボトル2
0が落下することがない。
【0066】この外側ボトル20のインサートを、イン
サートブロー成形装置60の温調部72にて実施するこ
とによる利点は下記の通りである。
【0067】インサートブロー成形装置60の成形サ
イクルタイムを増大することがない。この成形サイクル
タイムは、通常最も所要時間を要する射出成形部70で
の射出成形サイクルタイムに基づいて決定される。これ
に対して温調部72での温調時間は、通常射出成形時間
ほど長く要求されない。特に、本実施例装置のようにホ
ットパリソン方式の場合には、プリフォーム50が射出
成形時の熱を保有しており、この温調工程においては、
この保有熱を調整して延伸適温とすることから、多くの
温調時間を必要としていない。従って、この温調部72
にてプリフォーム50を停止させている間に、温調時間
以外の空時間があり、この空時間を利用して外側ボトル
20をインサートすることができる。
【0068】温調部72では、外側ボトル20をイン
サートするためのスペースを比較的容易に確保できる。
温調ポット110は、ブロー成形後のボトルよりも縦軸
長さが短いプリフォーム50を温調するためのものであ
るから、ブロー成形部74に配置されるブローキャビテ
ィ型(後述する)よりもかなり小型化されている。従っ
て、温調ポット110の下方停止位置の設定により、こ
の下方停止位置にある温調ポット110とプリフォーム
50との間のスペースを比較的広く確保できる。この広
いスペースを利用して、外側ボトル20をインサートす
ることができる。これに対して、ブロー成形部74で
は、ブローキャビティ型がかなりのスペースを占有する
ため、プリフォーム50の直下の領域に、外側ボトル2
0をインサートするためのスペースを確保することはか
なり困難である。一方、射出成形部70においては、通
常成形サイクルタイムが最も長いので、それ以上にサイ
クルタイムを長くするインサート工程を追加することは
できない。また、射出成形部70の側方には射出装置6
8も存在するため、インサート装置120自体を配置す
ることが不可能である。
【0069】また、本実施例では、温調部72におい
て、プリフォーム50の温調工程が終了した後に外側ボ
トル20をインサートしている。これにより、プリフォ
ーム50の温調工程自体には、何らの支障も生ずること
がなく、温調ポット110として従来のものをそのまま
利用することができる。
【0070】さらに、本実施例ではネック型90自体
に、インサート部材である外側ボトル20の係合機構を
設けている。これにより、プリフォーム50のネック部
52の直下の領域に複雑な係合のための構造を設ける必
要がない。このため、プリフォーム50は一般の単純形
状なものとして設計することができ、射出成形部70で
のプリフォーム50の成形安定性を維持することができ
る。インサート部材である外側ボトル20についても複
雑な形状は要求されず、フランジ部30の外壁にリング
状凹所32を形成するだけで良い。
【0071】また、外側ボトル20のフランジ部30に
設けられた凹所32がリング状に形成されているのに対
し、ネック部90に設けられるボールプランジャ102
は、その周方向にて間隔をおいて複数配置されている。
このことは、周方向で一定の位置に存在するボールプラ
ンジャ102のボール108に対して、外側ボトル20
はその周方向に関する位置規制が存在しないことを意味
する。すなわち、外側ボトル20がその周方向でどのよ
うな状態で取り付けられたとしても、ボールプランジャ
102のボール108は、必ずリング状の凹所32のい
ずれかの位置に嵌入され、外側ボトル20を係合保持す
ることができる。
【0072】次に、この外側ボトル20をインサートす
るためのインサート装置120について、図5及び図6
を参照して説明する。
【0073】このインサート装置120は、図6に示す
ように、温調部72にて停止される複数例えば2つのプ
リフォーム50に対して、同数の2つの外側ボトル20
を同時にインサートすることができる。このインサート
装置120は、2つの外側ボトル20を支持するため
に、2組の一対のチャック片122を有している。この
一対のチャック片122は、開閉部124に支持され、
この開閉部124により図6に示すように開閉可能であ
る。なお、外側ボトル20の支持構造としては、一対の
チャック片122を用いるものに限らず、例えば外側ボ
トル20の底部24を載置する受部材を有するものでも
良い。
【0074】このチャック片122は、2つのプリフォ
ーム50と対向して、2つのプリフォーム50の配列方
向(図6の矢印B方向)と平行な方向に沿って、2つの
外側ボトル20を支持している。一対のチャック片12
2をそれぞれ支持する開閉部124は、アーム126に
連結されている。このアーム126は、進退駆動部12
8により、図6の矢印C方向に沿って、アーム126を
進退駆動する。これにより、一対のチャック片122に
支持された外側ボトル20は、プリフォーム50の配列
方向(矢印B方向)と直交する水平方向(図6に示す矢
印C方向)に沿って移動させることができる。この矢印
C方向の進退駆動により、外側ボトル20は、プリフォ
ーム50の搬送経路(図6に示す経路D)より退避した
位置と、プリフォーム50の搬送経路D上の位置との間
でも外側ボトル20を往復駆動することができる。
【0075】インサート装置120の進退駆動部128
は、図5に示すエアシリンダなどで構成される昇降駆動
部130により昇降駆動される。進退駆動部128が上
昇された状態が図8に示されており、エアシリンダ13
0のロッド130aが上方に伸張し、その上限位置に達
している。なお、進退駆動部128の昇降移動は、ガイ
ド軸132により昇降案内されている。以上のようにし
て構成されたインサート装置120は、基台62の側方
より突出して固定された固定盤134上に支持されてい
る。
【0076】このような構成のインサート装置120を
用いてインサート工程を行うことによる利点は下記の通
りである。まず、外側ボトル20を一対のチャック片1
22により図6の矢印C方向に移動させることで、プリ
フォーム50の搬送経路Dより退避した退避位置と、イ
ンサート位置との間の移動距離を最短に設定できる。こ
のことは、従来技術のように、プリフォーム50の配列
方向(B方向)と同一線上にて、インサート部材の出入
れを行うものと比較すると明らかである。このように、
インサートのための水平移動距離を最短とすることで、
移動速度を従来と同じに設定したとしても、移動時間を
短縮でき、結果としてインサート工程を短時間で行うこ
とができる。また、移動距離が最短であることから、一
対のチャック片122を支える片持ち梁部の長さも短く
でき、片持ち梁部の先端のチャック片122の撓みを少
なくすることができる。このことは、外側ボトル20の
正確なインサート位置の設定を行うことができ、インサ
ート不良を低減させることができる。このようにインサ
ート位置を正確に設定できることにより、インサート部
材である外側ボトル20とプリフォーム50との不用意
な接触を低減できる。特に、ホットパリソン方式の場合
には、プリフォーム50の温度がブロー成形品質に大き
く影響するため、誤ってプリフォーム50に外側ボトル
が接触すると、その部分の温度が変化し、ブロー成形品
の品質が損われてしまう。本実施例では、そのような不
具合をも解消することができる。
【0077】ブロー成形工程 プリフォーム50及び外側ボトル20を保持したネック
型90は、その後回転盤66の回転角90°の回転によ
りブロー成形部74に搬送される。このブロー成形部7
4でのブロー成形工程を、図9を参照して説明する。ブ
ロー成形部74に搬入されたネック型90の下方には、
一対の割型142からなるブローキャビティ型140が
設けられている。また、本実施例の外側ボトル20は、
その底部24が内方に窪んだ形状となっているため、底
型144が設けられている。ネック型90がブロー成形
部72に搬入されると、ブローキャビティ型140の一
対の割方142が互いに近付くように水平移動し、各割
型142のパーティング面148同士が密着することで
型締めされる。また、底型144がその下方位置より上
昇移動し、図9に示す型締め状態が得られる。なお、図
9は一方の割型142のみを示している。
【0078】このブローキャビティ型140のキャビテ
ィ面146は、外側ボトル20の外形形状とほぼ一致し
た形状を有している。このため、外側ボトル20はブロ
ーキャビティ型140のキャビティ面146に近接した
状態にて配置される。
【0079】さらに、図9に示すように、プリフォーム
50のネック部52の開口内にブローコア型160が型
締めされる。このブローコア型160の中央に形成され
たブローエア導入孔162を介して、延伸ロッド170
が貫通し、その先端がプリフォーム50の底部54付近
に配置される。
【0080】ブロー成形工程は、周知のように、ブロー
コア型160のブローエア導入孔162を介して、プリ
フォーム50内にブローエアを導入すると共に、延伸ロ
ッド170を下方に向けて縦軸駆動する。これにより、
プリフォーム50は縦及び横の二軸方向に配向され、プ
リフォーム50から内側ボトル40が二軸延伸ブロー成
形される。このプリフォーム50のブロー成形工程は、
外側ボトル20内部にて行われるため、ブロー成形され
た内側ボトル40の外壁面が、外側ボトル20の内壁面
に密着するまで行われる。なお、このブロー成形工程中
に、プリフォーム50と外側ボトル20との間に存在し
ていたエアは、外側ボトルに形成されたエア抜き孔28
を介して外側ボトル20外部に放出される。この放出さ
れたエアは、例えば割型142のパーティング面148
に形成されたエア抜き溝150を介してブローキャビテ
ィ型140の外部に導かれる。このため、外側ボトル2
0の内部でのプリフォーム50のブロー成形を円滑に行
うことができる。
【0081】特に本実施例においては、インサート部材
である外側ボトル20は、予め温調部72にてインサー
トされているため、ブロー成形部74でのインサート工
程は必要とせず、ブロー成形時間を十分確保することが
できる。インサート部材が本実施例のように外側ボトル
20の場合には、一対の割型142を閉鎖駆動する前
に、底型144に外側ボトル20を載置することも可能
である。しかしながら、上述したように、このブロー成
形部74でのインサートは、プリフォーム50の配列方
向と同一線上に沿って外側ボトル20を移動させる必要
があり、その移動距離がかなり増大する。このため、イ
ンサート位置精度及びインサート必要時間の点におい
て、本実施例の方が優れている。
【0082】また、インサート部材を外側容器として二
重壁ボトル10を成形する本実施例においては、比較的
容易に多層ボトルを成形することができる。すなわち、
従来ではプリフォームの多層成形技術によりこの種の多
層ボトルを成形していたが、この多層成形技術は射出制
御がかなり煩雑である。本実施例によれば、同種または
異種の材料にて成形される多層ボトルを、インサート工
程及びブロー成形工程を用いることで比較的容易に成形
することができる。
【0083】エジェクト工程 上述のブロー成形終了後、回転盤66がさらに回転角9
0°だけ回転され、二重壁ボトル10を保持したネック
型90がエジェクト部76に搬送される。ネック型90
は公知のように、一対の割型からなり、この一対の割型
を開放駆動することで、二重壁ボトル10はネック型9
0より離脱され、下方にその自重によって落下される。
なお、一対の割型を開放することで、ネック型90に設
けらたボールプランジャ102のボール108も、二重
壁ボトル10のリング状凹所32から離脱される。従っ
て、このエジェクト工程を何らの支障もなく行うことが
できる。
【0084】第2実施例 次に、本発明を把手付きボトル180のインサートブロ
ー成形方法及び装置に適用した実施例について、図10
から図13を参照して説明する。
【0085】この把手付きボトル180は、図10に示
すように、ボトル本体190及び把手部材200から構
成される。ボトル本体190は、上端にて開口するネッ
ク部192と、下端にて密閉された底部194と、これ
らを結ぶ胴部196とを有する。ネック部192の上側
部分にはねじ部192aが形成され、下側部分には、半
径方向外側にリング状に突出するフランジ部192bが
形成されている。
【0086】一方、把手部材200は、ボトル本体19
0のネック部192の直下の位置に取り付けられるリン
グ部210と、ボトル本体190の胴部196の背面1
96aと対向して配置される把持部220とを有する。
胴部196の背面196aと、把持部220との間には
空間が形成され、この空間内に手を挿入して把持部22
0を握ることで、ボトル本体190をハンドリングする
ことができる。なお、把持部220の下端には被係止部
222が設けられ、この被係止部222はボトル本体1
90の胴部196と係合している。これにより、把手部
材200は、ボトル本体190に対して、その上端のリ
ング部210と下端の被係止部222が係合することで
一体化されている。また、把手部材200のリング部2
10外壁には、その周方向で異なる複数箇所に凹所21
2が局所的に形成されている。
【0087】図11は、ボトル本体190を成形するた
めのプリフォーム230に把手部材200がインサート
され、ブローキャビティ型140内に配置された状態を
示している。なお、図11に示す部材のうち、第1実施
例にて説明した部材と同一機能を有する部材について
は、同一符号を付しその詳細な説明を省略する。図11
に示す実施例においても、インサート部材である把手部
材200は、そのリング部210が、第1実施例と同様
な係合機構100によって、プリフォーム230のネッ
ク部直下の位置に係合保持されている。
【0088】ここで、把手部材200は、ブローキャビ
ティ型140に対して、その把持部220が周方向の特
定位置に配置される必要がある。ブローキャビティ型1
40の割型142には、把持部220を収納配置するた
めの溝部が形成されているからである。このために、把
手部材200のリング部210外壁に形成された凹所2
12は、第1実施例のように周方向に連続する溝ではな
く、周方向の特定の位置に局所的に形成されている。そ
して、この特定位置とは、ネック部90のボールプラン
ジャ102によって保持されているボール108と対向
する位置である。後述するインサート工程により、把手
部材200がプリフォーム230のネック部直下の位置
にインサートされ、リング部210に形成した凹所21
2とボールプランジャ102のボール108とが係合す
ることで、把手部材200の周方向での位置決めをも行
うことができる。
【0089】図11に示すブローコア型160及び延伸
ロッド170を用いて、プリフォーム230からボトル
本体190が二軸延伸ブロー成形される。このとき、把
手部材200のリング部210は、その下面に回り込む
樹脂と、ネック部192に形成されているフランジ部1
92bとの間に挟まれ、このリング部210がボトル本
体190と強固に一体化される。さらに、把手部材20
0の把持部220下端に形成した被係止部222の表面
全域にボトル本体190の胴部196の樹脂が回り込
み、この被係止部222とボトル本体190とが一層強
固に一体化される。これにより、ボトル本体190及び
把手部材200が一体化された把手付きボトル180を
成形することができる。
【0090】次に、インサート部材である把手部材20
0を、ネック型90に保持されたプリフォーム230に
インサートする装置及びその工程を、図12及び図13
を参照して説明する。なお、各図に示す部材のうち、第
1実施例の部材と同一機能を有する部材については、同
一符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0091】この第2実施例においても、把手部材20
0のインサート工程は、図4に示すインサートブロー成
形装置60の温調部72にて実施される。この温調部7
2でのインサート工程も、第1実施例と同様に、温調ポ
ット110を用いてプリフォーム230を温調した後に
実施される。
【0092】図12は、プリフォーム230の温調工程
が終了し、温調ポット110がその下方位置に下降した
状態を示している。さらに図12では、把手部材200
を保持する一対のチャック片122が、進退/昇降装置
240により進退駆動されるアーム126により、プリ
フォーム230の下方位置まで前進移動した状態が示さ
れている。この後に、把手部材200は進退/昇降装置
240の駆動により上昇移動される。このとき、把手部
材200のリング部210が、下方からプリフォーム2
30に挿通されて上昇することになる。そして、把手部
材200の上昇停止位置にて、第1実施例と同様に、リ
ング部210に形成した凹所212と、ネック型90の
ボールプランジャ102のボール108とが係合して、
インサート工程が終了する。図13に示すように、第2
実施例の一対のチャック片122は、第1実施例と同様
に、プリフォーム230の配列方向(図13に示す矢印
B方向)と直交する水平方向(図13に示す矢印C方
向)に向けて進退駆動される。これにより、第1実施例
と同様にして、インサート時間の短縮及びインサート位
置精度の向上を図ることができる。
【0093】図13に示すように、進退/昇降装置24
0に隣接して、把手部材200を供給するためのパーツ
フィーダ250が配置されている。このパーツフィーダ
250は、湾曲及び直線経路を有するレール252に沿
って、把手部材200を供給するものである。このレー
ル252の先端部には給材ユニット260が設けられて
いる。さらに、給材ユニット260の下方には、スライ
ドユニット270が設けられている。このスライドユニ
ット270には、プリフォーム230の配列ピッチと同
一ピッチにて、2箇所に台座272が設けられている。
図13では、一方の台座272は給材ユニット260の
直下の位置に配置されている。
【0094】給材ユニット260は、その下方のスライ
ドユニット270に対し、1つずつ把手部材200を供
給するものである。スライドユニット270は、その長
手方向に沿って、2つの台座272の配列ピッチの距離
をスライド移動可能となっている。このスライドユニッ
ト270のスライド移動により、各台座272が、給材
ユニット260の直下の位置に移動し、スライドユニッ
ト270上に2つの把手部材200を供給することがで
きる。
【0095】この2つの把手部材200が供給されたス
ライドユニット270は、図13に鎖線で示すように、
2組の一対のチャック片122とプリフォーム230と
の間の位置まで移動する。この時、スライドユニット2
70の2つの台座272が、プリフォーム230と正対
する位置にて停止される。一方、2組の一対のチャック
片122の中心位置は、2つのプリフォーム230と正
対する位置とはならず、位置方向にずれた位置に配置さ
れている。これは、この一対のチャック片122が、把
手部材200のリング部210をチャックするのではな
く、このリング部210の中心よりずれた位置にある把
持部220をチャックするものだからである。把持部2
20はその断面が通常円形ではないため、一対のチャッ
ク片122のチャック形状を把持部220の輪郭形状に
合わせて形成することで、ネック型90のボールプラン
ジャ102のボール108と係合させるための正確な位
置にて、把持部220をチャックすることができる。
【0096】なお、スライドユニット270から2組の
一対のチャック片122への把手部材200の受渡し
は、温調部72でのプリフォーム230の温調工程が終
了する前に完了しておく。これにより、プリフォーム2
30の温調工程終了後直ちに、把手部材200のインサ
ートを開始することができる。本実施例では、把手部材
200をインサートするための一対のチャック片の移動
距離が最短に設定できるため、次の新たな把手部材20
0を2組の一対のチャック片122に供給するための時
間を、十分余裕をもって確保することができる。さら
に、インサート装置に隣接してパーツフィーダ250を
設けることで、この新たな把手部材200の供給時間を
より短縮することができる。
【0097】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、プリフォームにインサートされる
インサート部材としては、上記各実施例に示す外側容器
あるいは把手部材に限定されるものではなく、プリフォ
ームのネック部直下の領域にインサートされる部分の形
状も、上記各実施例のように周方向に連続したリング状
部材に限らず、切欠リング状部材であっても良い。
【0098】また、ネック支持手段に形成される係合機
構100としては、上述の実施例のものに限らず、他の
種々の係合機構を採用することができる。この係合機構
100は、必ずしもネック型90などのネック支持手段
自体の形状を変更するものに限らず、ネック支持手段と
は別体に形成し、これをネック支持手段に固定するもの
でも良い。
【0099】さらに、上記各実施例はいわゆるホットパ
リソン方式のインサートブロー成形装置を例に挙げて説
明したが、コールドパリソン方式のインサートブロー成
形装置も本発明は適用できる。この場合には、プリフォ
ーム支持手段としてネック型は用いられない。この場合
でも、第1,第2実施例の係合機構を採用する場合に
は、ネック型以外のネック支持手段に、第1,第2実施
例と同様な係合機構を採用することができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、インサート部
材を保持すべき位置の近傍に存在するネック支持手段の
一部を改良するのみで、インサート部材の係合機構を簡
易に構成することができ、プリフォーム自体にインサー
ト部材を係合保持させる係合部が不要となる。
【0101】請求項2の発明によれば、ネック型にイン
サート部材を支持させることで、係合構造が不要なプリ
フォームの射出成形時の熱を利用したホットパリソン方
式のブロー成形工程をより安定して行うことができる。
【0102】請求項3の発明によれば、ネック支持手段
に形成された壁部と、プリフォームのネック部直下の外
壁との間の空隙に、インサート部材の被係合部が挿入さ
れることで、インサート部材の被係合部は、ネック支持
手段の壁部の内側に位置して位置規制されるので、イン
サート部材の位置決め精度が向上する。
【0103】請求項4の発明によれば、付勢部材の付勢
力を利用してインサート部材を係合保持させているの
で、インサート部材の被係合部自体に、弾性変形可能な
複雑な形状採用する必要がなくなる。
【0104】請求項5の発明によれば、インサート部材
の被係合部に形成されている凹所に、押圧部材が弾性的
に係合し、ネック支持手段に対するインサート部材の位
置決め精度が向上する。また、インサート部材の係合構
造は、凹所を形成するのみの簡易な形状とすることがで
きる。
【0105】請求項6の発明によれば、インサート部材
に形成されたリング状部分が、壁部の内側のリング状の
空隙内に位置することで、インサート部材の位置決め精
度はさらに向上する。
【0106】請求項7の発明によれば、ネック支持手段
によりプリフォームをブロー成形部に搬送する途中にお
いて、プリフォームと所定の位置関係にてインサート部
材がネック支持手段に係合保持され、この位置関係を維
持して両者をブロー成形部に搬入することができる。従
って、プリフォーム自体にインサート部材を係合保持さ
せる複雑な係合部を設けることが不要となり、プリフォ
ームの成形工程が安定して、歩留まりが向上する。
【0107】請求項8の発明によれば、プリフォームの
温調工程と、装置全体の成形サイクルタイムに悪影響を
与えること無く、ネック支持手段に対するインサート部
材のインサート工程を実施することができる。
【0108】請求項9及び10の各発明によれば、イン
サート部材のリング状部分が弾性的な押圧力によりネッ
ク支持手段に係合保持されるされるため、リング状部分
を空隙内に挿入する動作が円滑に行われる。
【0109】請求項11の発明によれば、ボールと凹所
との弾性的な係合により、ネック支持手段に対するイン
サート部材の位置決め精度が向上し、インサート部材の
落下も確実に防止される。さらに、凹所が周方向に連続
せずに局所的に配置されるため、ボールと凹所との係合
により、インサート部材の周方向の位置決めをも行うこ
とができる。
【0110】請求項12の発明によれば、ボールとリン
グ状凹所との弾性的な係合により、ネック支持手段に対
するインサート部材の上下方向の位置決め精度が向上
し、インサート部材の落下も確実に防止される。さら
に、インサート部材をインサートする際に、その周方向
の位置を厳密に維持してインサートしなくても、凹所が
周方向に連続して形成されているため、常にボールと係
合させることができる。
【0111】請求項13の発明によれば、予め成形され
た外側容器をインサート部材として利用することで、射
出制御が複雑なプリフォームの多層成形技術を用いるこ
となく、二重壁容器をインサートブロー成形法により成
形することができる。
【0112】請求項14の発明によれば、予め成形され
た把手部材をインサート部材として利用することで、プ
リフォームに複雑な係合構造を採用すること無く、把手
付き容器をインサートブロー成形法により成形すること
ができる。
【0113】請求項15〜17の各発明によれば、容器
と一体化されるインサート部材に形成される係合構造を
凹所として、その形状が単純化され、この係合構造が外
部に露出しても容器の美感を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、プリフォームのネック部直下の位置
にインサートされた外側ボトルを、ネック型の係合機構
により装着保持した状態を示す断面図であり、(B)
は、外側ボトルが装着されていない状態を示す、(A)
とは異なる断面を示す断面図である。
【図2】図1(A)のA部拡大図である。
【図3】本発明の第1実施例にて成形される二重壁ボト
ルの一部を切欠した正面図である。
【図4】インサートブロー成形装置の平面図である。
【図5】インサートブロー成形装置の温調部に配置され
るインサート装置を示す一部を切欠した側面図である。
【図6】図5に示すインサート装置の平面図である。
【図7】図4に示す温調部での温調工程を示す一部を切
欠した側面図である。
【図8】図4に示す温調部での外側ボトルのインサート
状態を示す一部を切欠した側面図である。
【図9】図4に示すブロー成形部でのブロー成形工程を
示す断面図である。
【図10】本発明の第2実施例により成形される把手付
きボトルの側面図である。
【図11】本発明の第2実施例のブロー成形工程を示す
断面図である。
【図12】プリフォームに把手部材をインサートするイ
ンサート装置の側面図である。
【図13】図12に示すインサート装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 二重壁ボトル 20 インサート部材(外側ボトル) 22 開口部 32 リング状凹所 40 内側ボトル 50、230、360 プリフォーム 52 ネック部 60 インサートブロー成形装置 72 温調部 74 ブロー成形部 90 ネック支持手段(ネック型) 94 延長壁部 96 空隙 100 係合機構 102 ボールプランジャ 106有底孔 108ボール 109 スプリング 110 温調ポット 112 エアシリンダ 120 インサート装置 122 チャック片 126 アーム 128 進退駆動部 130 昇降駆動部 140ブローキャビティ型 180、300 把手付きボトル 190、310 ボトル本体 192、312 ネック部 200、330 把手部材 210、340 リング部 212 凹所 220、350 把持部材 222 被係止部 240 進退/昇降装置 320 リン状突出部 322 放射状突出部 342 第1の被係止部 344 被係止片 346 第2の被係止部 348 環状壁部 349 空隙部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォーム成形部にて成形された樹脂
    製プリフォームを、該プリフォームのネック部を支持す
    るネック支持手段によりブロー成形部に搬送し、前記ブ
    ロー成形部に設けられたブロー金型内に前記プリフォー
    ムとインサート部材とを配置して、前記プリフォームよ
    り容器をブロー成形し、該ブロー成形により前記インサ
    ート部材を前記容器と一体化させるインサートブロー成
    形装置において、 前記ネック支持手段は、前記インサート部材と係合して
    前記インサート部材を支持する係合機構を有することを
    特徴とするインサートブロー成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ネック支持手段は、前記プリフォームを射出成形す
    る際に前記ネック部外壁を規定するネック型であること
    を特徴とするインサートブロー成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記係合機構は、 前記プリフォームの前記ネック部直下の外壁との間に前
    記インサート部材の被係合部を挿入するための空隙を介
    して対向する壁部と、 前記空隙に挿入された前記インサート部材の前記被係合
    部を、前記プリフォームの外壁側に押圧する手段と、を
    有することを特徴とするインサートブロー成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記押圧手段は、 前記空隙に開口して前記壁部に形成された孔と、 前記孔の開口付近に支持される押圧部材と、 前記孔内に配置されて、前記押圧を外方に突出付勢する
    付勢部材と、を含むことを特徴とするインサートブロー
    成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記押圧部材は、前記空隙に挿入された前記被係合部に
    形成されている凹所に弾性的に係合することを特徴とす
    るインサートブロー成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかにおいて、 前記プリフォームの前記ネック部直下の外壁面と前記壁
    部との間にはリング状の前記空隙が形成され、 前記インサート部材の前記被係合部は、前記リング状の
    空隙に挿入されるリング状部分であることを特徴とする
    インサートブロー成形装置。
  7. 【請求項7】 成形された樹脂製プリフォームを、該プ
    リフォームのネック部を支持するネック支持手段により
    ブロー成形部に搬送する工程と、 前記プリフォームの搬送途中にて、前記ネック支持手段
    に設けられた係合機構にインサート部材を係合させる工
    程と、 前記ブロー成形部に設けられたブロー金型内に、前記ネ
    ック支持手段によって前記プリフォームと前記インサー
    ト部材とを配置して、前記プリフォームより容器をブロ
    ー成形し、該ブロー成形により前記インサート部材を前
    記容器と一体化させるインサートブロー成形工程と、を
    有することを特徴とするインサートブロー成形方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記プリフォームを、前記ネック支持手段として兼用さ
    れるネック型を用いて射出成形する工程と、 前記ネック型により搬送される前記プリフォームを温調
    部に停止させ、前記プリフォームを延伸適温に温調する
    温調工程と、を有し、 前記インサート部材の係合工程は、前記温調部にて前記
    温調工程の実施後に行われることを特徴とするインサー
    トブロー成形方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、 前記インサート部材の係合工程は、 前記プリフォームの前記ネック部直下の外壁面と前記ネ
    ック型との間に形成されたリング状の空隙に向けて、前
    記インサート部材に形成されたリング状部分を前記プリ
    フォームに挿通させて移動させる工程と、 前記空隙に挿入された前記リング状部分を弾性的に押圧
    する工程と、 を含むことを特徴とするインサートブロー成形装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記インサート部材の係合工程は、前記空隙に挿入され
    た前記リング状部分にボールを弾性的に押圧する工程を
    含むことを特徴とするインサートブロー成形方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記インサート部材の係合工程は、前記インサート部材
    の前記リング状部分外壁に局所的に形成された凹所に前
    記ボールが押圧される工程を含むことを特徴とするイン
    サートブロー成形方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記インサート部材の係合工程は、前記インサート部材
    の前記リング状部分外壁に形成されたリング状凹所の周
    方向のいずれかの個所に前記ボールが押圧される工程を
    含むことを特徴とするインサートブロー成形方法。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれかにおい
    て、 前記インサート部材の係合工程は、前記インサート部材
    が、前記ブロー成形工程にて成形される二重壁容器のう
    ちの外層容器を構成するものであり、前記リング状部分
    となる前記外層容器の開口部を前記ネック支持手段に係
    合させて、前記プリフォームを囲む位置に前記外層容器
    を配置する工程を含み、 前記ブロー成形工程は、前記ブロー型内に配置された前
    記外層容器の中で、前記プリフォームより内層容器を二
    軸延伸ブロー成形して、二重壁容器を成形することを特
    徴とするインサートブロー成形方法。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至12のいずれかにおい
    て、 前記インサート部材の係合工程は、前記インサート部材
    が、前記リング状部分となるリング部及び把持部からな
    る把手部材であり、前記リング部を前記プリフォームに
    挿通させて前記ネック支持手段に係合させる工程を含
    み、 前記ブロー成形工程は、前記ブロー型内にて前記プリフ
    ォームより二軸延伸ブローされた容器と前記把手部材と
    を一体化した把手付き容器を成形することを特徴とする
    インサートブロー成形方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の成形方法により成
    形された二重壁容器であって、 前記外層容器の前記開口部外壁には、前記ネック支持手
    段に係合される凹所が形成されていることを特徴とする
    二重壁容器。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記凹所は周方向にて連続するリング状に形成されてい
    ることを特徴とする二重壁容器。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の成形方法により成
    形される把手付き容器であって、 前記把手部材のリング部外壁には、前記ネック支持手段
    に係合される凹所が形成されていることを特徴とする把
    手付き容器。
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