JPH0872038A - チタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法 - Google Patents

チタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法

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JPH0872038A
JPH0872038A JP6213972A JP21397294A JPH0872038A JP H0872038 A JPH0872038 A JP H0872038A JP 6213972 A JP6213972 A JP 6213972A JP 21397294 A JP21397294 A JP 21397294A JP H0872038 A JPH0872038 A JP H0872038A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】押出成形時におけるチタン酸アルミニウム粒子
の配向を防止する。 【構成】チタン酸アルミニウム粉末を造粒し加熱により
造粒体1中のチタン酸アルミニウム粉末13どうしを融
合して造粒粉体14を形成し、造粒粉体14をハニカム
形状に押出成形して焼結することを特徴とする。造粒粉
体14内ではチタン酸アルミニウム粉末の配向が無く、
この造粒粉体はダイから押し出されても変形しないので
チタン酸アルミニウム粉末の配向が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は触媒担体又はディーゼル
パティキュレートフィルタ(以下DPFという)などに
用いられるハニカム体の製造方法に関し、詳しくはチタ
ン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DPFは、耐熱性のハニカム体のセルの
両側開口を互い違いに塞いで形成され、セル内に流入し
た排気ガス中のパティキュレートを捕集する。そして捕
集されたパティキュレートを燃焼により除去することで
DPFは再生され、再びパティキュレートを捕集する。
【0003】ここで、捕集されたパティキュレートを燃
焼する際にDPFには過大な熱応力が作用するため、D
PFには1000℃以上の耐熱性と、高い耐熱衝撃性が
必須となり、従来は低熱膨張性のコージェライトの利用
が検討されていた。しかしコージェライトでもDPFに
作用する過大な熱応力によるクラックの発生が懸念さ
れ、さらに耐熱衝撃性に優れた材料の開発が課題となっ
ている。
【0004】そこで例えば特開平1−167282号公
報には、チタン酸アルミニウムを材料としたDPFが開
示されている。チタン酸アルミニウムは耐熱性に優れる
とともに熱膨張率がきわめて小さいため、高い耐熱衝撃
性を示しDPFの材質として有望視されている。チタン
酸アルミニウムの結晶は熱異方性が大きく、a軸とb軸
は正の熱膨張係数をもつがc軸は負の熱膨張係数を有す
る。そのため焼成後の高温から室温への冷却時には、結
晶軸の熱異方性によって粒内あるいは粒界にマイクロク
ラックが導入される。
【0005】このようなマイクロクラックをもつチタン
酸アルミニウム焼結体が加熱されると、結晶粒子が熱膨
張してもその膨張はマイクロクラックの開閉で吸収さ
れ、見掛け上熱膨張係数が小さくなるのである。そして
一般に熱衝撃抵抗(R)は次式で表され、熱膨張係数
(α)を小さくすれば熱衝撃抵抗(R)が増大するので
ある。
【0006】R=σ(1−ν)/Eα (σ:強度、ν:ポアッソン比、E:ヤング率) すなわちマイクロクラックの発生量を最適に制御するこ
とにより、熱膨張係数が極めて小さなチタン酸アルミニ
ウム焼結体とすることができ、再生時の急激な温度上昇
に対してもクラックの発生が防止された高耐久性のDP
Fを製造することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】チタン酸アルミニウム
焼結体にマイクロクラックを生成させるためには、結晶
の上記a軸及びb軸の熱膨張とc軸の熱膨張との差を大
きくする必要があり、チタン酸アルミニウム粉末の粒径
を適度な大きさとする必要がある。しかしながら、チタ
ン酸アルミニウム結晶は柱状粒子であり、粒径の大きな
粒子ほど押出成形時に押出方向に沿う配向が生じ、その
状態で焼結されることが明らかとなった。
【0008】ハニカム体の押出成形時には、図5及び図
6に示すようなダイが用いられる。このダイは供給孔1
00と、供給孔100と連通する交差スリット101と
を有し、押出材は供給孔100から交差スリット101
へ供給され、交差スリット101から押し出されること
でハニカム体が成形されるのである。ここで従来のダイ
では供給孔100の中心は交差スリット101の交差部
102の中心と一致し、交差部102から押し出される
部分では、チタン酸アルミニウム粒子は供給孔100か
ら供給されたままの状態であり配向していない。しかし
供給孔100の隔壁に対向する交差スリット101で
は、隣接する供給孔100からの流れどうしが衝突し合
流して流れるため、その部分で柱状のチタン酸アルミニ
ウム粒子は押出方向に沿って配向しようとする。
【0009】そのため上記のように大きな柱状粒子を含
むチタン酸アルミニウム粉末を用いてDPFを形成する
と、大きな柱状粒子は特にハニカムセルの長手方向(押
出方向)に沿って配向し易いため、焼成時においては長
手方向の熱膨張率は小さいものの径方向(長手方向と直
角方向)の熱膨張率が大きくなり、熱膨張率に異方性が
生じて熱応力によるクラックの原因となるという問題が
ある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ハニカム体の製造において、押出成形時の
チタン酸アルミニウム粒子の配向を防止することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明のチタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法
は、チタン酸アルミニウム粉末を造粒し、加熱により造
粒体中のチタン酸アルミニウム粉末どうしを融合して造
粒粉体を形成する造粒工程と、造粒粉体をハニカム形状
に押出成形して押出体とする成形工程と、押出体を焼結
する焼成工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0012】また第2発明のチタン酸アルミニウム製ハ
ニカム体の製造方法は、供給孔と供給孔と連通する交差
スリットとをもつダイを用いチタン酸アルミニウム粉末
よりなる押出材料を供給孔から供給し交差スリットより
押し出すことで押出成形してハニカム形状の成形体を得
るチタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法におい
て、供給孔の開口ピッチ及び開口径の少なくとも一方は
交差スリットの交差部のピッチより大きいことを特徴と
する。
【0013】
【作用】第1発明の製造方法では、チタン酸アルミニウ
ム粉末は造粒され、さらに加熱により粉末どうしが融合
した状態の造粒粉体とされている。造粒により、チタン
酸アルミニウム粉末がランダムに凝集した粉体が形成さ
れ、さらに、粉末どうしは融合して保持されるため、造
粒粉体内ではチタン酸アルミニウム粉末の配向は無く、
この造粒粉体はダイから押し出されても変形しないので
チタン酸アルミニウム粉末の配向は生じない。したがっ
て成形体中ではチタン酸アルミニウム粉末の配向が生じ
ないので、焼結体においても配向が無く熱膨張率の異方
性の無いハニカム体を製造することができる。
【0014】また第2発明の製造方法では、供給孔の開
口ピッチ及び開口径の少なくとも一方が交差スリットの
交差部のピッチより大きくされたダイが用いられてい
る。したがって供給孔の開口の数が交差スリットの交差
部の数より少なくなり、供給孔の隔壁に対向する交差ス
リットで複数の流れが衝突し合流して流れる部位の数が
少なくなるので、チタン酸アルミニウム粉末が配向する
部分も少なくなる。
【0015】
【実施例】
〔発明の具体例〕第1発明において、チタン酸アルミニ
ウム粉末としては粒径が小さい微細粉末と粒径が大きい
粗大粉末を混合して用いることが望ましいが、その場
合、粗大粉末と微細粉末の混合重量比は9:1〜6:4
の範囲が好ましい。粗大粉末が多すぎると焼結が困難と
なって強度が不足し、微細粉末が多すぎると焼結時の収
縮が大きくなって寸法精度が低下する。なお、微細粉末
とは平均粒径が0.5〜5μmの粉末をいい、粗大粉末
とは平均粒径が5〜50μmの粉末をいう。
【0016】第1発明でチタン酸アルミニウム粉末を造
粒するには、スプレードライ法、転動造粒法など公知の
方法を利用できる。この造粒体の粒径は、押出成形時に
ダイの交差スリットを通過できればよく、一般には10
0μm以下である。造粒体中のチタン酸アルミニウム粉
末どうしを融合して造粒粉体とするには、仮焼又は火炎
溶融で行うことができる。この融合は成形工程における
応力で破壊されない程度の力で融合していればよい。ま
た融合時に造粒体どうしの融着を防止するために、ロー
タリーキルンなどで流動させながら仮焼することが好ま
しい。
【0017】また、もし造粒体どうしの融着が生じた場
合には、得られた造粒粉体を解砕・分級する工程を行う
ことが必要である。この場合、造粒粉体が一次粒子にま
で解砕されるのを防止するため、時間や解砕条件を調節
して行うことが望ましい。造粒粉体は、燃焼性粉末やバ
インダとともに混練され、ダイから押し出されてハニカ
ム形状の成形体とされ、大気雰囲気にて1450〜15
50℃で焼成されることでハニカム体とされる。
【0018】なおDPFとするには、成形体のハニカム
セルをチタン酸アルミニウム粉末などの閉塞材を用いて
両端で互い違いに市松状に閉塞し、それを焼結すること
でDPFを製造することができる。また第2発明におい
て、供給孔の開口ピッチ又は開口径の上限は、ハニカム
体のセル壁が欠肉等の問題を生じることなく形成できる
範囲であれば特に制限されない。 〔実施例1〕 (造粒工程)平均粒径20μmの粗大チタン酸アルミニ
ウム粉末と平均粒径3μmの微細チタン酸アルミニウム
粉末を用意し、重量比で粗大粉末:微細粉末=7:3の
比率で混合して混合粉末を調製した。
【0019】この混合粉末をスプレードライ法にて粒径
100μm以下に造粒し、その造粒体1を図1に示すホ
ッパ10に投入し、酸素ガスとともに燃焼炉11へ噴出
させた。噴出口周囲からは水素ガスが燃焼炉11に供給
され、噴出口で着火されて化学炎12が形成される。造
粒体1は火炎12にて溶融され、図2に模式的に示すよ
うにチタン酸アルミニウム粉末の一次粒子13どうしが
融合して一体化した造粒粉体14となる。
【0020】なお、本実施例では化学炎を用いたが、プ
ラズマ炎などを用いてもよいし、造粒体を角鞘などに入
れて1400〜1500℃で数時間仮焼して融合するこ
ともできる。 (解砕工程)上記造粒粉体では、造粒体どうしが融着し
て粒径が100μmを超えるものがあったので、ロール
ミルにて100μm未満となるように解砕し分級した。
なお、100μm未満に解砕された粒子を分級除去後、
100μm以上の粒子を再度解砕して100μm未満と
し、造粒粉体が一次粒子まで過度に解砕されることがな
いように工夫した。 (成形工程)解砕された造粒粉体100重量部に対し、
平均粒径50μmのカーボンブラック20重量部と、バ
インダとしてのメチルセルロースを12重量部混合し、
加圧ニーダにて混練した。
【0021】この混練物を図5及び図6に示す従来のダ
イを用いて押出成形し、ハニカム形状の成形体を得た。 (焼成工程)得られた成形体を、台上に置かれた成形体
と同程度以上の収縮量とされた材質の板の上に乗せ、板
と成形体の間、及び台と板の間にそれぞれジルコニア粗
粒(平均粒径100μm)を介在させた状態で、大気中
1450〜1550℃で4時間焼成した。ジルコニア粗
粒は摩擦を低減し、板は成形体と同じ収縮率で収縮する
ので、成形体は上端と下端の収縮差が規定値(2mm)
以下となった。
【0022】得られたハニカム体の熱膨張係数を、押出
方向及び押出方向と直交方向の二方向で測定し、結果を
表1に示す。 (実施例2)図3及び図4に本実施例で用いたダイの模
式図を示す。このダイ2は、供給孔20と交差スリット
21をもち、交差スリット21は図5に示す従来のダイ
と同様である。しかし供給孔20は、交差スリット21
の交差部22に対して一つおきに形成され、供給孔20
の開口ピッチは交差スリットの交差部のピッチの2倍と
なっている。
【0023】そして実施例1と同様の混合粉末100重
量部に対し、平均粒径50μmのカーボンブラック20
重量部と、バインダとしてのメチルセルロースを12重
量部混合し、加圧ニーダにて混練した。この混練物を上
記ダイを用いて押出成形した。混練物は図4に示すよう
に供給孔20から交差スリット21に流入し、供給孔2
0の押出方向前方に位置する交差スリット21を流れる
本流(イ)と、隣接する供給孔20からの流れが衝突し
て生じる合流(ロ)とが交差スリット21から押し出さ
れる。
【0024】この合流(ロ)中では、押出材中のチタン
酸アルミニウム粉末が配向するが、同一面積範囲で比較
すると合流(ロ)の数は図5及び図6に示す従来のダイ
より少ないから、チタン酸アルミニウム粉末の配向も従
来より少なくなる。得られた成形体は、実施例1と同様
に焼成され、熱膨張係数が同様に測定された。結果を表
1に示す。
【0025】なお、本実施例で用いたダイ2の供給孔2
0は、図5に示す従来のダイの供給孔100を一つおき
に塞いだものに相当するが、図7のように二つおきに塞
いだもの、あるいは図8のように三つおきに塞いだもの
に相当するダイを用いることもできる。図7及び図8で
は、塞いだことに相当する供給孔100を黒く塗りつぶ
して示している。 (実施例3)図9に本実施例で用いたダイの模式図を示
す。このダイ3は、楕円形状の供給孔30をもち、供給
孔30の長径は交差スリット31の交差部32を二つ含
んで余りある大きさであること以外は実施例2と同様で
ある。
【0026】このダイ3を用いて実施例2と同様に押出
成形した。このダイ3を用いて成形すれば、従来のダイ
に比べて合流(ロ)が少なくなり、チタン酸アルミニウ
ム粉末の配向も少なくなる。得られた成形体は、実施例
1と同様に焼成され、熱膨張係数が同様に測定された。
結果を表1に示す。
【0027】なお、図10のように供給孔30の密度を
さらに減らしたダイ、図11及び図12のように図9の
ダイ3の供給孔30を一つおき又は二つおきに塞いだも
のに相当するダイを用いることもできる。 (実施例4)図3及び図4に示す実施例2で用いたダイ
を用いたこと以外は実施例1と同様である。つまり造粒
粉体を図3のダイを用いて押出成形し、同様に焼成して
ハニカム体を形成した。その熱膨張係数を表1に示す。 (従来例)図5及び図6に示す従来のダイを用い、実施
例2と同様に押出成形した。そして得られた成形体は実
施例1と同様に焼成され、熱膨張係数が同様に測定され
た。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 (評価)表1より、実施例の製造方法で得られたハニカ
ム体は、従来例に比べて熱膨張係数の押出方向と直交方
向の差が小さいことが明らかである。そして実施例4の
ように本発明の二つの発明の両方を同時に行えば、差が
ゼロとなり熱膨張係数の異方性が解消されていることが
わかる。
【0029】
【発明の効果】すなわち本発明のチタン酸アルミニウム
製ハニカム体の製造方法によれば、押出成形時にチタン
酸アルミニウム粉末が押出方向に配向するのが防止され
るので、熱膨張係数の異方性が防止され、耐熱衝撃性に
優れたハニカム体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いた造粒粉体の製造装置
の模式的構成説明図である。
【図2】本発明の一実施例における造粒体の一次粒子が
融合して造粒粉体に変化するのを説明する説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例で用いたダイの要部平面図で
ある。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】従来例で用いたダイの要部平面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【図8】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【図9】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【図10】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【図11】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【図12】本発明の実施例で用いたダイの他の態様を示
し、そのダイの要部平面図である。
【符号の説明】
1:造粒体 13:一次粒子 1
4:造粒粉体 2・3:ダイ 20・30:供給孔 21・
31:交差スリット 22・32:交差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 38/00 304 Z (72)発明者 中西 友彦 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタン酸アルミニウム粉末を造粒し、加熱
    により造粒体中のチタン酸アルミニウム粉末どうしを融
    合して造粒粉体を形成する造粒工程と、 該造粒粉体をハニカム形状に押出成形して押出体とする
    成形工程と、 該押出体を焼結する焼成工程と、を順次行うことを特徴
    とするチタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法。
  2. 【請求項2】 供給孔と該供給孔と連通する交差スリッ
    トとをもつダイを用いチタン酸アルミニウム粉末よりな
    る押出材料を該供給孔から供給し該交差スリットより押
    し出すことで押出成形してハニカム形状の成形体を得る
    チタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法におい
    て、 該供給孔の開口ピッチ及び開口径の少なくとも一方は該
    交差スリットの交差部のピッチより大きいことを特徴と
    するチタン酸アルミニウム製ハニカム体の製造方法。
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