JPH0871391A - 粉体と粒子の混合装置及び混合方法 - Google Patents

粉体と粒子の混合装置及び混合方法

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JPH0871391A
JPH0871391A JP20676194A JP20676194A JPH0871391A JP H0871391 A JPH0871391 A JP H0871391A JP 20676194 A JP20676194 A JP 20676194A JP 20676194 A JP20676194 A JP 20676194A JP H0871391 A JPH0871391 A JP H0871391A
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powder
particles
exhaust
hopper
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JP20676194A
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Norio Takagi
憲男 高木
Shozo Nitta
省三 新田
Shunichi Uchida
俊一 内田
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体と粒子以外の第三成分を用いることな
く、粒子同士の粘着による塊状体を形成せず、混合物中
の粉体濃度の定量性を失わずに、粉体の凝集塊形成を抑
制して粒子と均一に混合する装置とこれによる混合方法
を提供する。 【構成】 粉体aを空気流と共に供給する供給部1と、
装置本体上部に粉体aより平均粒径の大きい粒子bを供
給する供給部2と、装置本体底部に混合処理後の粉体a
と粒子bの混合物を取出す取出部3とを備えた回分式混
合装置であって、供給部2は粒子bのホッパー6とその
内部の粒子排出口にホッパー高さより背が低くかつ上下
移動可能な排気筒7を少なくとも備えており、且つ排気
筒7の側壁には粒子bは通さないが粉体aは通過可能な
大きさの孔ないし隙間を有する排気口が設けてあって、
該排気口から排気随伴した粉体aとホッパー6中の粒子
bの少なくとも一部とを接触させるようにし、排気随伴
の粉体aを粒子bで捕捉して混合装置本体5に戻すよう
にしていることを特徴とする混合装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微細な粉体とそれより大
きい粒子の混合装置及びこれによる混合方法に関し、更
に詳しくは粉体を空気流で移送したり、凝集状態の粉体
を空気流で解砕しながら混合装置本体に供給するとき、
該粉体の排気随伴を無くしあるいはその量を低減し、混
合物での粉体濃度の定量性と粉体の均一分散性を改善す
る回分式混合装置及びこれによる混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体と粒子を混合する際、両者の形状や
流動性が類似しているときには均一な混合は容易である
が、粉体はその大きさが小さくなると、凝集性が著しく
増大し、他の粒子と混合した場合、粒子の表面に粉体の
凝集塊が多数存在するようになり、両者を均一に分散し
混合することが困難になる。微細な粉体と粒子の混合物
を原料として成形、加工される製品では、粉体の凝集塊
が品質欠陥になる場合がしばしばあり、微細な粉体と粒
子を均一に分散混合する技術の開発が求められている。
【0003】これを克服する方法として、従来、粉体
に分散剤や分散媒を配合し、あるいは粉体表面を化学的
に処理して粉体の凝集性を低減する方法(特公昭48−
9933号)、粘着剤や展着剤であらかじめ粒子表面
を覆っておき、次いで粉体を加えて粒子に付着固定する
方法(特公昭47−26165号、特開昭50−953
63号)、粒子が熱可塑性重合体のペレットの場合、
加熱あるいは高速撹拌により粒子表面を軟化させて粉体
を付着させる方法(特公昭49−21287号、特開昭
47−2593号、特開昭52−140554号)、
粉体を空気流によって解砕して粒子に接触させ、混合す
る方法(特公昭58−38086号)などが提案されて
いる。
【0004】しかし、、の方法では粉体と粒子以外
の第三成分を加えるため、得られる混合物を原料として
製造される製品に、第三成分を添加した影響が現れ易い
欠点がある。の方法では粒子を加熱して軟化させる場
合、粒子同士が互いに粘着して大きな塊状体になる場合
が多く、以後の混合物の取扱い性に問題を生じる。ま
た、の方法では高速撹拌法の場合は装置が大がかりに
成りやすく、一度に大量処理することが困難で、コスト
高になる欠点がある。の方法は粉体の粒径が小さいと
きには、粉体のー部が混合機の排気系バグフイルターを
通過して、排出空気と共に系外に飛散し、混合物中の粉
体濃度の定量性が失われたり、バグフイルターに捕捉さ
れた粉体が凝集塊になって、混合物に混入する懸念があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上述した
問題を克服する手段について鋭意検討の結果、混合物を
構成する粒子が排気随伴する粉体の捕捉や、排気筒の壁
面に付着した粉体の除去、移動に有効であること、さら
に粉体を空気流によってほぼ一次粒子に解砕して混合装
置本体に供給すると同時に排気をホッパー中の粒子と接
触させると排気随伴の粉体を効率よく捕捉でき、更に該
粒子の供給時に排気筒の内壁や排気口に付着した粉体を
効率良く除去でき、排気随伴のほとんどの粉体を混合装
置本体に戻し得ることを知見し、本発明に到達した。
【0006】従って、本発明の目的は、粉体と粒子以外
の第三成分を用いることなく、粒子同士の粘着による塊
状体を形成せず、混合物中の粉体濃度の定量性を失わず
に、粉体の凝集塊形成を抑制して粒子と均一に混合する
装置とこれによる混合方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、 1.粉体aを空気流と共に供給する供給部1と、装置本
体上部に粉体aより平均粒径の大きい粒子bを供給する
供給部2と、装置本体底部に混合処理後の粉体aと粒子
bの混合物を取出す取出部3とを備えた回分式混合装置
であって、供給部2は粒子bのホッパー6とその内部の
粒子排出口にホッパー高さより背が低くかつ上下移動可
能な排気筒7を少なくとも備えており、且つ排気筒7の
側壁には粒子bは通さないが粉体aは通過可能な大きさ
の孔ないし隙間を有する排気口が設けてあって、該排気
口から排気随伴した粉体aとホッパー6中の粒子bの少
なくとも一部とを接触させるようにし、排気随伴の粉体
aを粒子bで捕捉して混合装置本体5に戻すようにして
いることを特徴とする混合装置、並びに 2.平均粒径が0.01〜100μmの粉体a’と該粉
体a’より大きく且つ平均粒径が0.01〜10mmの
粒子b’とを混合するに際し、上記1の混合装置を用
い、粒子b’をホッパー6に供給し、その一部又は該一
部と粉体a’の一部を混合装置本体5で混合している間
に、粉体a’又は粉体a’の残りの部分を空気流と共に
供給部1から供給し、そしてホッパー6中の粒子b’の
少なくとも一部と排気筒7の排気口から排気随伴した粉
体a’を接触させて該粒子b’に該粉体a’を捕捉さ
せ、次いでホッパー6中の粒子b’の少なくとも一部を
排気筒7の上端口から供給しかつ分散手段8で分散させ
て排気筒7の内壁や排気口に付着した粉体a’を接触さ
せ、該粉体a’を粒子b’と共に混合装置本体5に戻
し、その後排気筒7を上方に移動させてホッパー6中の
残り全ての粒子b’を混合装置本体5に供給して混合す
ることを特徴とする混合方法によって達成される。
【0008】以下、図面によって本発明を具体的に説明
する。
【0009】図1は本発明のー実施態様を示す概略図で
ある。1は粉体aの供給部で、2は該粉体aより平均粒
径の大きい粒子bを供給する供給部である。3は混合物
を取出す取出部である。4は粒子bの一部又は他の粒子
を供給するホッパーである。5は混合装置本体である。
混合装置本体5は、例えば回転羽根を内蔵し、外部から
回転軸(図示せず)によって伝達される回転動力によっ
て羽根を回転させて内容物を撹拌混合する。混合装置本
体5の形式はスクリュー式、羽根(撹拌翼)回転式、気
体撹拌式等物理的撹拌力を作用させて粉体、粒子を混合
する形式であれば、任意である。ホッパー4と取出部3
は混合装置本体5との接続部に開閉可能なシャッターを
備え、撹拌中は閉じている。
【0010】図2は供給部2の断面概略図である。該供
給部2は粒子bのホッパー6とその内部の粒子排出口に
ホッパー高さより背が低くかつ上下移動可能な排気筒7
を少なくとも備えており、且つ排気筒7の側壁には粒子
bは通さないが粉体aは通過可能な大きさの孔ないし隙
間を有する排気口が設けてある。該排気口から排気随伴
する粉体aとホッパー6中の粒子bの少なくとも一部と
は接触させるようにしてあり、該粉体aを粒子bで捕捉
する。粉体aが粒子bで捕捉された後の排気(空気)は
ホッパー6中を上昇し、排気ダクト12から系外へ捨て
る。粒子bで捕捉された粉体aは、排気筒7を上に移動
した時、ホッパー排出口から粒子bと共に混合装置本体
5に戻すようにしている。ホッパー6では、通常、排気
筒7の上端より上のレベルAまで粒子bが充填される。
排気筒7の横断面形状は任意であり、例えば円筒状、角
筒状等を挙げることができる。排気筒7の上端は粒子b
が通過し得る口(上端口)が開いており、かつその内部
上部には上下方向に移動可能な支持軸9の先端(下端)
に分散手段8を有する。分散手段8の形状は、前記上端
口を塞ぐことができかつ粒子bを排気筒7の内壁方向に
分散し得る形状であれば、任意である。例えば、独楽、
算盤玉、円盤、球等の形状をとることができる。分散手
段8が最も上にある時排気筒7上端の前記口を閉じるよ
うになっている。分散手段8は排気筒7に平行な軸9を
駆動系10によって回転させることができ、これに触れ
た粒子bに遠心力を付与することができる。また分散手
段8の側面には空気の吹出し手段例えば孔を設けること
ができ、こらからの吹出し空気により排気筒7に付着し
た粉体aを離脱させる作用を更に高めることができる。
排気筒7は上下方向に移動可能で、分散手段8と共に上
に移動した時ホッパー6の粒子排出口から粒子bが混合
装置本体5に供給されるようになる。11は駆動系10
を載せる架台である。
【0011】本発明においては、粉体aとして、平均粒
径が0.01〜100μm、好ましくは0.01〜10
μmである無機又は有機の粉体a’を用いる。この粉体
a’としては、見かけ比重が2以下で風力による移送が
容易なもの、例えばアルミナ、シリカ、炭酸カルシュウ
ム、酸化チタン、シリコーン樹脂、顔料等を好ましく挙
げることができる。これらは単独でもよいが、2種以上
の混合体であっても良い。
【0012】本発明においては、粒子bとして、平均粒
径が粉体a’より大きくかつ0.01〜10mm、好ま
しくは0.1〜5mmである無機物又は有機の粒子b’
を用いる。この粒子b’としては、例えば熱可塑性樹脂
のペレットや、糸状あるいはフイルム状の裁断物等を好
ましく挙げることができる。可塑性樹脂としては、例え
ば芳香族ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩
化ビニル樹脂等を挙げることができる。
【0013】本発明の方法においては、前記混合装置を
用いるが、まず粒子b’の一部をホッパー4から混合装
置本体5に供給(投入)し、残りの粒子b’はホッパー
6に充填する。このとき、分散手段8は排気筒7内の最
も上にあって排気筒7の上端口を閉じている。混合装置
本体5を稼働して粒子b’が撹拌状態にある間に、粉体
a’を供給部1から空気流と共に混合装置本体5に供給
(投入)する。排気が排気筒7を通ってホッパー6の上
部から排出される際、排気に随伴する粉体a’の多くは
ホッパー6に充填されている粒子b’によって捕捉され
るが、他の一部は排気筒7の内壁や排気口に付着する。
粉体a’の投入が終了後排気筒7に付属する分散手段8
を下方に移動する。分散手段8の移動に伴って排気筒7
の上端口が開き、ここからその上にある粒子b’は排気
筒7の内部に移動し、さらに排気筒7の内壁と分散手段
8の外周との間の隙間から粒子b’が粉体a’の付着し
た排気筒7の内壁に接触して落下するため、該粉体a’
は離脱して粒子b’と共に混合装置本体5に落下する。
排気筒7内を通っての粒子b’の投入が終了した時、コ
マを排気筒7上端の元の位置に移動する。次いで排気筒
7全体を上方に移動すると、ホッパー6の粒子排出口か
ら残りの粒子b’と捕捉した粉体a’を混合装置本体5
に供給(投入)できる。
【0014】排気筒7に付着した粒子a’をより確実に
また効率良く離脱させるために、分散手段8の下方への
移動に先だって、分散手段8から空気を排気筒7に吹出
し、作用させる方法や、分散手段8の下方移動の際分散
手段8を排気筒7に平行な支持軸9によって回転させ、
これに触れた粒子b’に遠心力を付与して排気筒7に衝
突させる方法などを併用することが好ましい。これらに
よって、更に粉体a’の離脱を確実にして、混合装置本
体5に投入できる。
【0015】このように排気に随伴する粉体a’を捕捉
し、また排気筒7などに付着する粉体a’を高い確度で
離脱させ、混合装置本体5に戻すことによって、空気流
と共に混合装置本体5に導入された粉体a’の損失を最
小限に出来る。
【0016】供給部2から混合装置本体5に供給された
粒子b’及び粉体a’は、既に混合装置本体5に存在す
る混合物と更に混合される。混合終了後混合物は取出部
3から取出される。
【0017】本発明によれば、粉体を空気流によって解
砕して粒子と接触させ、上記の操作により粉体の損失を
最小限にできるため、粉体の分散性に優れ、しかも粉体
と粒子の定量性が高い混合物を得ることができる。粒子
b’が熱可塑性樹脂のペッレトやフイルムの裁断片で、
粉体a’が無機物であるときには、本発明で得られた混
合物を溶融して押出し、成形した成形品に含まれる粉体
は、凝集性が少なく均一分散の状態で、樹脂との混合比
率が高い精度で保持される。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに説明す
る。
【0019】[実施例1]図1、2の装置を用い、平均
粒径4mmのポリエチレンテレフタレート(PET)ペ
レットをホッパー4から羽根回転式混合装置本体5に投
入し、さらに残りのPETペレット50kgを供給部2
のホッパー6に投入した。該ペレットの充填レベルAは
排気筒7の上端より約200mm上の位置にあった。混
合装置本体5に投入したPETペレットを撹拌している
間に、供給部1から圧力4kg/cm2 の空気流に随伴
させて200gの球状シリカ粉体(平均粒径0.5μ
m)を混合装置本体5に投入した。シリカ粉体の投入が
終了した後、排気筒7に内臓する算盤玉状の分散手段8
を、ホッパー6上部の駆動系10により周速1m/秒で
回転させながら、かつ下方に速度5mm/秒で排気筒7
の下端まで移動させて、ホッパー6中のPETペレット
の一部を混合装置本体5に投入した。排気筒7上端口か
らのPETペレットの投入が終了した後、分散手段8を
排気筒7上端の元の位置に移動し、更に排気筒7を分散
手段8と共に上方に100mm移動させて、ホッパー6
中に残存するPETペレットを全て混合装置本体5中に
投入した。この間継続して混合装置本体5の撹拌羽根を
回転させており、さらにホッパー4、6から投入した全
てのPETペレットと球状シリカ粉体とを撹拌混合して
均一な混合物を得た。
【0020】この混合物を常法により溶融押出し、急冷
して厚さ20μmのフイルムを作成した。フイルム中の
シリカ量は、該フイルム10gを370℃に加熱して有
機成分を焼去し、残渣の灰分からシリカ成分を定量分析
することで求めた。該フイルム中のシリカ量を分析した
結果、投入したシリカ粉体のフイルムへの移行率は94
%で、シリカ粉体が高率でフイルムに存在していること
が明らかとなった。また、該フイルム10cm2 中にお
ける粒径10μm以上のシリカ凝集塊は2個であり、製
品として許容できるレベルにあった。
【0021】[比較例1]図1の供給部2を従来の瀘布
製バグフイルターに変更し、実施例1で用いたのと同じ
PETペレット100kgをホッパー4から羽根回転式
混合装置本体5に投入し、次いで実施例1と同様にPE
Tペレットを撹拌しながら、供給部1から空気流に随伴
させて球状シリカ粉体(平均粒径0.5μm)を混合装
置本体5に投入し、さらに実施例1と同等時間撹拌して
混合物を得た。
【0022】この混合物を実施例1と同様に製膜して厚
さ20μmのフイルムを作成した。該フイルム中のシリ
カ量を定量分析した結果、投入したシリカ粉体のフイル
ムへの移行率は64%で、実施例1に比してシリカ粉体
の移行率が大幅に低下していることが明らかとなった。
【0023】また、球状シリカ粉体の投入終了後バグフ
イルターに振動を与えて付着している粉体を混合装置本
体5に戻し、実施例1と同様に撹拌混合して混合物を得
た。
【0024】この混合物を実施例1と同様に製膜して厚
さ20μmのフイルムを作成した。該フイルム中のシリ
カ量を定量分析した結果、投入したシリカ粉体のフイル
ムへの移行率は81%であった。しかし、該フイルム1
0cm2 中における粒径10μm以上のシリカ凝集塊は
28個で、凝集塊の数量レベルが大幅に悪化しており、
製品として許容できるレベルの範囲を越えていた。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、粉体を空気流によって
解砕して粒子と接触させ、排気に随伴する粉体を該粒子
で捕捉し、さらに排気系に付着した粉体は空気流、ある
いは該粒子で離脱させて混合装置本体に導くので、粉体
を凝集が少なく、均一分散の状態で、しかも優れた定量
性で粒子と混合した混合物を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施態様を示す概略図である。
【図2】図1の供給部の断面概略図である。
【符号の説明】
1:粉体の供給部 2:ホッパーから供給粒子を混合機に導くための粒子導
入部を備えた供給部 3:混合物を取出す取出部 4:粒子を供給する他のホッパー 5:混合装置 6:粒子のホッパー 7:排気筒 8:分散手段 9:分散手段8の支持軸 10:分散手段8を回転または上下させる駆動系 11:駆動系10を載せる架台 12:排気ダクト A:粒子の充填レベル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体aを空気流と共に供給する供給部1
    と、装置本体上部に粉体aより平均粒径の大きい粒子b
    を供給する供給部2と、装置本体底部に混合処理後の粉
    体aと粒子bの混合物を取出す取出部3とを備えた回分
    式混合装置であって、供給部2は粒子bのホッパー6と
    その内部の粒子排出口にホッパー高さより背が低くかつ
    上下移動可能な排気筒7を少なくとも備えており、且つ
    排気筒7の側壁には粒子bは通さないが粉体aは通過可
    能な大きさの孔ないし隙間を有する排気口が設けてあっ
    て、該排気口から排気随伴した粉体aとホッパー6中の
    粒子bの少なくとも一部とを接触させるようにし、排気
    随伴の粉体aを粒子bで捕捉して混合装置本体5に戻す
    ようにしていることを特徴とする混合装置。
  2. 【請求項2】 排気筒7の上端口から混合装置本体5に
    供給する粒子bの少なくとも一部を排気筒7の内壁や排
    気口に付着した粉体aと接触させるようにして、該粉体
    aを粒子bと共に混合装置本体5に戻すようにしている
    請求項1記載の混合装置。
  3. 【請求項3】 排気筒7の内部に、排気筒7の上端口か
    ら供給される粒子bを排気筒7の内壁方向に分散させる
    上下移動可能な分散手段8を設け、そして粒子bを供給
    するとき該分散手段8を下方に移動させながら粒子bの
    少なくとも一部を供給し、該粒子bを該内壁と接触させ
    るようにしている請求項2記載の混合装置。
  4. 【請求項4】 分散手段8に排気筒7の内壁方向へ空気
    を吹出す手段を設け、排気筒7の内壁や排気口に付着し
    た粉体aを該空気で離脱させて混合装置本体5に戻すよ
    うにしている請求項1記載の混合装置。
  5. 【請求項5】 平均粒径が0.01〜100μmの粉体
    a’と該粉体a’より大きく且つ平均粒径が0.01〜
    10mmの粒子b’とを混合するに際し、請求項1記載
    の混合装置を用い、粒子b’をホッパー6に供給し、そ
    の一部又は該一部と粉体a’の一部を混合装置本体5で
    混合している間に、粉体a’又は粉体a’の残りの部分
    を空気流と共に供給部1から供給し、そしてホッパー6
    中の粒子b’の少なくとも一部と排気筒7の排気口から
    排気随伴した粉体a’を接触させて該粒子b’に該粉体
    a’を捕捉させ、次いでホッパー6中の粒子b’の少な
    くとも一部を排気筒7の上端口から供給しかつ分散手段
    8で分散させて排気筒7の内壁や排気口に付着した粉体
    a’を接触させ、該粉体a’を粒子b’と共に混合装置
    本体5に戻し、その後排気筒7を上方に移動させてホッ
    パー6中の残り全ての粒子b’を混合装置本体5に供給
    して混合することを特徴とする混合方法。
  6. 【請求項6】 分散手段8の空気吹出手段から空気を吹
    出しながらホッパー6中の排気筒7の上端口から粒子
    b’を供給する請求項5記載の混合方法。
  7. 【請求項7】 粒子b’が熱可塑性樹脂からなる請求項
    5記載の混合方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000056287A1 (fr) * 1999-03-19 2000-09-28 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Comprimes et leurs procedes de fabrication
JP2008179383A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Ricoh Co Ltd 粉体充填方法、粉体収納容器、現像剤補給装置、現像剤補給方法、画像形成装置、並びに粉体充填済み粉体収納容器の製造方法。

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WO2000056287A1 (fr) * 1999-03-19 2000-09-28 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Comprimes et leurs procedes de fabrication
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