JPH0871243A - パチンコ玉計数装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉計数器を小形化を図ってパチンコゲーム機
の近傍に配設することにより玉詰りを防止する。 【構成】 パチンコ玉計数装置６はパチンコゲーム機間
に配設されている。パチンコ玉計数装置６において、玉
計数器１１の前面に設けられた支持部材２９には玉案内
アーム３１の基端部が回動可能に支持されており、玉受
部４１をパチンコゲーム機の玉受皿の下方に位置させる
ことができるようになっている。玉案内アーム３１の先
端には玉受部４１が一体に設けられており、玉受部４１
で受けられたパチンコ玉は玉案内アーム３１を通じて玉
計数器１１に案内されるようになっている。玉計数器１
１には磁気センサ１７，１８が設けられており、導入し
て通過するパチンコ玉を計数するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコゲーム機に１
対１で対応するように設けられた玉計数器によりパチン
コ玉を計数するパチンコ玉計数装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、パチンコホールにおいては、
島の端或いは景品交換場所にパチンコ玉計数装置を設置
するようにしており、遊技を終了した遊技客は、獲得し
たパチンコ玉をパチンコ玉計数装置まで運搬して計数す
るようになっている。そして、パチンコ玉計数装置から
は計数されたパチンコ玉数が記憶された預り券が発行さ
れるので、その預り券を景品交換場所に提出することに
より獲得したパチンコ玉を所望の景品と交換することが
できる。

【０００３】ところが、獲得した多数のパチンコ玉をパ
チンコ玉計数装置まで一々運搬することは面倒であると
共に多大な労力を要するので、近年、パチンコゲーム機
毎にパチンコ玉計数装置を設置することが考えられてい
る。このような構成によれば、遊技客は、パチンコゲー
ム機で獲得したパチンコ玉を一々運搬することなくパチ
ンコ玉計数装置により計数することができる。

【０００４】この種のパチンコ玉計数装置としては、パ
チンコ玉を計数する玉計数器を例えば島内に設置し、パ
チンコゲーム機の近傍に設けられた投入口に投入された
パチンコ玉を玉計数器まで案内して計数するように構成
されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のものでは、玉計数器は島内に設置されているの
で、投入されたパチンコ玉をパチンコゲーム機から離れ
て設置された玉計数器まで案内する必要がある。このた
め、パチンコ玉を玉計数器まで案内するための玉通路が
長くなるので、その玉通路で玉詰りを生じてパチンコ玉
の計数に支障を生じる虞があった。

【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、パチンコゲーム機から玉受皿に放出さ
れたパチンコ玉を玉計数装置まで案内して計数する構成
において、玉詰りを生じることなくパチンコ玉を円滑に
計数することができるパチンコ玉計数装置を提供するこ
とにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ玉計数
装置は、パチンコゲーム機に１対１で対応するように当
該パチンコゲーム機の側方に玉計数器を配設し、この玉
計数器に前記パチンコゲーム機の前面位置から突出した
支持部材を設け、玉案内アームの基端部側を前記支持部
材に回動可能に設け、この玉案内アームの先端側に当該
玉案内アームの回動に応じて前記パチンコゲーム機の玉
受皿の下方に位置される容器状の玉受部を設けた上で、
前記玉案内アーム及び前記支持部材を、前記玉受部で受
けられたパチンコ玉を２列の整列状態で前記玉計数器に
案内するように構成したものである。

【０００８】また、パチンコゲーム機に１対１で対応す
るように当該パチンコゲーム機の下方に位置する棚板の
下面側に玉計数器を配設し、この玉計数器に前記棚板を
貫通した支持部材を設け、玉案内アームの基端部側を前
記支持部材に回動可能に設け、この玉案内アームの先端
側に当該玉案内アームの回動に応じて前記パチンコゲー
ム機の玉受皿の下方に位置される容器状の玉受部を設け
た上で、前記玉案内アーム及び前記支持部材を、前記玉
受部で受けられたパチンコ玉を２列の整列状態で前記玉
計数器に案内するように構成するようにしてもよい。

【０００９】上記構成において、前記玉計数器に、パチ
ンコ玉が通過する玉通路の上方となる位置に当該玉通路
を通過するパチンコ玉を案内するスプロケット歯車を設
けるようにしてもよい。

【００１０】また、前記玉通路に、前記スプロケット歯
車の下方となる部位に当該スプロケット歯車の回転軌跡
に沿った傾斜面部を設けるようにしてもよい。

【００１１】また、前記玉受部に、その内底面全体を横
切るようにパチンコ玉の排出方向に沿って第１の玉案内
溝部及び第２の玉案内溝部を設けるようにしてもよい。

【００１２】また、前記第１及び第２の玉案内溝部を、
その深さ寸法がパチンコ玉の直径よりも小さく設定する
ようにしてもよい。

【００１３】また、前記第１及び第２の玉案内溝部を仕
切壁により仕切ると共に、前記仕切壁に、前記第１及び
第２の玉案内溝部の出口部に対応した所定範囲に端部が
傾斜した立上り部を設けるようにしてもよい。

【００１４】さらに、前記玉受部を、内底面を囲繞する
周壁がパチンコ玉の排出方向に沿って階段状に幅狭とな
るように形成してもよい。

【００１５】

【作用及び発明の効果】請求項１記載のパチンコ玉計数
装置の場合、パチンコゲーム機から玉受皿に放出された
パチンコ玉を計数するには、玉案内アームを回動するこ
とによりこの玉案内アームの先端に設けられた玉受部を
パチンコゲーム機の玉受皿の下方に位置させる。そし
て、玉受皿に収納されているパチンコ玉を落下させる
と、玉受皿から落下したパチンコ玉は下方に位置する玉
受部で受けられてから、２列の整列状態で玉案内アーム
及び支持部材を介して玉計数器に案内される。これによ
り、玉計数器によりパチンコゲーム機から放出されたパ
チンコ玉を計数することができる。ここで、玉計数器は
パチンコゲーム機の側方に配設されているので、玉計数
器までの玉通路を短く設定できて玉詰りを防止すること
ができる。

【００１６】請求項２記載のパチンコ玉計数装置の場
合、玉計数器は、パチンコゲーム機の下方に位置する棚
板の下面側に配設されているので、玉計数器までの玉通
路を短く設定できて玉詰りを防止することができる。

【００１７】請求項３記載のパチンコ玉計数装置の場
合、玉計数器に案内されたパチンコ玉が玉通路を通過す
ると、玉通路の上方に設けられたスプロケット歯車が回
転するので、パチンコ玉を一定間隔で整列して通過させ
ることができる。このとき、玉通路においてスプロケッ
ト歯車の下方となる部位にはスプロケット歯車の回転軌
跡に沿って傾斜面部が形成されているので、玉通路を通
過するパチンコ玉はスプロケット歯車から抵抗を受ける
ことなく整列して通過することができる。

【００１８】請求項４記載のパチンコ玉計数装置の場
合、玉受部には、その内底面全体を横切るようにパチン
コ玉の排出方向に沿って第１の玉案内溝部及び第２の玉
案内溝部が設けられているので、玉受部で受けられたパ
チンコ玉は各玉案内溝部に落下して２列の整列状態で整
列される。これにより、玉受部において、パチンコゲー
ム機の玉受皿から落下したパチンコ玉を円滑に整列する
ことができる。

【００１９】請求項５記載のパチンコ玉計数装置の場
合、第１及び第２の玉案内溝部の深さは、パチンコの玉
直径よりも小さく設定されているので、第１及び第２の
玉案内溝部を進行するパチンコ玉は玉受部で受けられて
転動するパチンコ玉から衝撃力を受けるようになる。こ
れにより、玉案内溝部を進行するパチンコ玉は、各玉案
内溝部を玉詰りを生じることなく円滑に進行することが
できる。

【００２０】請求項６記載のパチンコ玉計数装置の場
合、第１及び第２の玉案内溝部を仕切る仕切壁には、第
１及び第２の玉案内溝部の出口部に対応した所定範囲に
端部が傾斜した立上り部が設けられているので、玉受部
で受けられたパチンコ玉が立上り部に正面から衝突する
にしても、いずれかの玉案内溝部に円滑に振分けること
ができる。

【００２１】請求項７記載のパチンコ玉計数装置の場
合、玉受部の内底面を囲繞する周壁は、パチンコ玉の排
出方向に沿って階段状に幅狭となるように形成されてい
るので、玉受部で受けられたパチンコ玉は段階的に玉受
部の中央に押し出される。これにより、玉受部で受けら
れたパチンコ玉は転動する際に排出方向と直交する方向
に力を受けるので、玉受部で受けられたパチンコ玉は玉
詰りを生じることなく円滑に排出される。

【００２２】

【実施例】以下、本発明の第１実施例を図１乃至図１４
を参照して説明する。◎ 図２はパチンコゲーム機を示
している。この図２において、パチンコゲーム機１は上
玉受皿２及び下玉受皿３を有しており、下玉受皿３には
パチンコ玉を排出するための玉排出孔３ａが設けられて
いる。また、パチンコゲーム機１の下方には島を横断す
るように棚板４が設置されている。そして、パチンコゲ
ーム機１間には台間玉貸機５及びパチンコ玉計数装置６
が一体化されて配設されている。

【００２３】上記台間玉貸機５は玉放出アーム７を備え
ており、パチンコゲーム機１の下方に設けられたカード
挿入口８ａに磁気カードが挿入された状態若しくはコイ
ン投入口９に硬貨が投入された状態で選択ボタン群１０
により金額が指示されたときは、指示された金額に相当
するパチンコ玉を玉放出アーム７を通じて放出するよう
になっている。

【００２４】図３乃至図５はパチンコ玉計数装置６の正
面、側面、平面を夫々示している。これらの図３乃至図
５において、玉計数器１１の外径寸法は、横幅寸法が３
７．５mm、高さ寸法が１１５mm、奥行き寸法が１５０mm
に設定されており、横幅寸法は台間玉貸機５の横幅寸法
以下に設定されている。玉計数器１１の底面には第１の
玉通路１２及び第２の玉通路１３が並設して形成されて
おり、これらの玉通路１２，１３は半透明カバー１４に
より覆われている。

【００２５】第１及び第２の玉通路１２，１３の中間部
にはスプロケット歯車１５が回動可能に支持されてお
り、各玉通路１２，１３を通過するパチンコ玉を一定間
隔を存した状態で送出するようになっている。ここで、
玉通路１２，１３においてスプロケット歯車１５の下方
となる部位には、図６に示すようにスプロケット歯車１
５の回転軌跡に沿うように傾斜面部１６が形成されてい
る。この場合、傾斜面部１６は、同図に示すようにパチ
ンコ玉がスプロケット歯車１５の回転軌跡と接する位置
関係となったときにパチンコ玉が傾斜開始位置に位置す
るように設定されている。従って、第１及び第２の玉通
路１２，１３を進行するパチンコ玉がスプロケット歯車
１５の回転軌跡と接する位置まで進行したときは、それ
以降は傾斜面部１６を自重で進行するようになるので、
パチンコ玉は図７に示すようにスプロケット歯車１５か
らの抵抗を受けることなく円滑に進行することができ
る。

【００２６】図３乃至図５に戻って、第１及び第２の玉
通路１２，１３においてスプロケット歯車１５の後方と
なる部位には第１の磁気センサ１７及び第２の磁気セン
サ１８が順に配設されている。これらの磁気センサ１
７，１８は各玉通路１２，１３を通過するパチンコ玉を
検出するもので、検出状態となっている期間だけ検出信
号を出力する。

【００２７】パチンコ玉計数装置６を分解して示す図１
において、玉計数器１１内にはプリント配線基板１９が
配設されており、そのプリント配線基板１９に制御回路
２０が搭載されている。この制御回路２０は、第１，第
２の磁気センサ１７，１８からの検出信号に基づいて玉
通路を通過したパチンコ玉を計数すると共に、後述する
ように玉通路の玉詰り或いは不正の発生を判断するよう
になっている。

【００２８】プリント配線基板１９にはソレノイド２１
が搭載されており、そのソレノイド２１のプランジャー
２１ａの先端にシャッタ２２が取着されている。このシ
ャッタ２２は、ソレノイド２１の非駆動状態で第１及び
第２の玉通路１２，１３に突出してパチンコ玉の通過を
禁止するようになっている。ここで、プリント配線基板
１９にはマイクロスイッチ２３が搭載されており、シャ
ッタ２２がパチンコ玉の通過を禁止する位置となったと
きにオンするようになっている。また、プリント配線基
板１９にはＬＥＤ２４群（図４参照）が搭載されてい
る。

【００２９】第１及び第２の玉通路１２，１３を覆うカ
バー１４の上面にはシャッタ２２に対応してリセットレ
バー２５が設けられており、そのリセットレバー２５の
位置に応じてシャッタ２２を強制的に開放位置に移動す
ることができる。即ち、図８に示すようにリセットレバ
ー２５の基端部はカバー１４の上面に枢支されていると
共に、中間部が引張コイルスプリング２６によりカバー
１４の所定部位方向に引張られている。従って、リセッ
トレバー２５が引張コイルスプリング２６の引張方向を
越えた位置まで上方向に引上げられると、リセットレバ
ー２５には引張コイルスプリング２６によりさらに上方
向への引上げ力が付与されるので、リセットレバー２５
と係合されたシャッタ２２を上方の開放位置に強制的に
移動することができる。

【００３０】ここで、図６に示すように第１及び第２の
玉通路１２，１３においてシャッタ２２の下方となる位
置には傾斜面部２７が形成されており、シャッタ２２に
よりパチンコ玉の通過が禁止された状態では、シャッタ
２２により停止されたパチンコ玉は傾斜面部２７の傾斜
開始位置に位置するようになっている。従って、図７に
示すようにシャッタ２２によりパチンコ玉の通過禁止状
態が解除されたときは、パチンコ玉は傾斜面部２７を直
ちに転動して玉通路１２，１３を通過するようになる。

【００３１】図９は全体の電気的構成を概略的に示して
いる。この図９において、制御回路２０は、第１及び第
２の磁気センサ１７，１８の検出状態及びマイクロスイ
ッチ２３の検出状態に基づいてソレノイド２１及びＬＥ
Ｄ２４に適宜通電すると共に、計数信号をホストコンピ
ュータ２８に出力するようになっている。

【００３２】さて、上記制御回路２０の具体的機能は以
下の通りである。 ［１］計数機能……シャッタ２２の開放状態で第１の磁
気センサ１７若しくは第２の磁気センサ１８の検出状態
に基づいて玉通路１２，１３を通過するパチンコ玉を計
数して計数信号をホストコンピュータ２８に出力する。

【００３３】［２］エラー判定機能 （１）センサエラー判定……電源が投入されたときは各
磁気センサ１７，１８は非検出状態で出力はハイレベル
（未検出状態）であることから、各磁気センサ１７，１
８からの初期出力信号を検出することによりこれらの磁
気センサ１７，１８の異常（コネクタの未接続或いは接
触不良）を判定する。

【００３４】（２）玉通過時間判定……第１及び第２の
磁気センサ１７，１８が検出状態となっている時間つま
りパチンコ玉が夫々の磁気センサ１７，１８の検出領域
を通過する時間を判定し、その通過時間が設定値以上と
なったときは玉詰りと判定する。この場合、通過時間が
１００ｍｓ以上となったときに異常と判定するようにな
っている（通常の通過時間は１０ｍｓ以下）。この判定
動作では、一方の磁気センサ１７，１８の検出状態でパ
チンコ玉の通過時間を測定することができるので、他方
の磁気センサ１７，１８の異常にかかわらずパチンコ玉
の通過を判定することができる。

【００３５】（３）玉通過時間判定……第１の磁気セン
サ１７が検出状態となってから第２の磁気センサ１８が
検出状態となるまでの通過時間を判定し、その通過時間
が設定値以上となったときは玉詰りと判定する。この場
合、通過時間が５００ｍｓ以上となったときに異常と判
定するようになっている（通常の通過時間は１００ｍｓ
以下）。

【００３６】（４）玉逆走判定……第２の磁気センサ１
８が検出状態となってから第１の磁気センサ１７が検出
状態となったときは、不正が発生したと判定する。

【００３７】［３］状態表示……第１及び第２の磁気セ
ンサ１７，１８の検出状態に基づいて図１０に示すよう
にＬＥＤ２４を点灯する。

【００３８】［４］異常報知……異常が発生したと判断
したときは異常信号をホストコンピュータ２８に出力す
る。

【００３９】［５］シャッタ開閉……ホストコンピュー
タ２８からの指令に応じてソレノイド２１の駆動するこ
とによりシャッタ２２を開閉する。また、異常或いは不
正を検出したときはシャッタ２２を閉鎖する。

【００４０】尚、上記ホストコンピュータ２８は、異常
が通知されたときは図示しない監視カメラにより異常が
発せられたパチンコ玉計数装置をモニタに映し出すよう
になっている。また、ホストコンピュータ２８は貯玉シ
ステムを構成するもので、カードリーダ８から挿入され
た磁気カードの識別番号が通知されたときは、通知され
た識別番号が有効であるか否かを判断し、有効であると
きは磁気カードに対応して記憶されている貯玉数を読取
ると共に、その貯玉数範囲内で遊技客の台間玉貸機５に
対する操作に応じてパチンコ玉を放出するようになって
いる。このとき、ホストコンピュータ２８は、磁気カー
ドに記憶された識別番号に対応して記憶している貯玉数
から放出したパチンコ玉数を減数した数を新規の貯玉数
として記憶するようになっている。

【００４１】また、玉計数器１１の第１及び第２の玉通
路１２，１３を通過したパチンコ玉は図示しない玉回収
通路に落下して島内に設置された玉供給装置に自動的に
回収されるようになっている。

【００４２】一方、図１及び図３乃至図５において、上
記玉計数器１１の前面には支持部材２９が固着されてい
ると共に、支持部材２９の上方となる部位に固定金具３
０が取着されており、その固定金具３０と支持部材２９
との間に玉案内アーム３１の基端部が回動可能に挾持さ
れている。即ち、図１に示すように玉案内アーム３１の
基端部３１の上面には円筒状部３２が形成されており、
その円筒状部３２が固定具３０に形成された孔３３に挿
入されていることにより玉案内アーム３１の基端部が支
持部材２９と固定金具３０との間に抜け止め状態で挾持
されている。この場合、玉案内アーム３１は支持部材２
９及び固定金具３０との間に所定のがたつきを有するよ
うに挟持されている。

【００４３】固定金具３０には板バネ３４が固着されて
おり、その板バネ３４の先端に取着されたシャフト３５
が玉案内アーム３１の基端部に設けられた円筒状部３２
の内周面に接触している。ここで、円筒状部３２の内周
面の所定位置には内方に突出した突部３２ａが形成され
ている。従って、図１１に示すように玉案内アーム３１
が支持部材２９に対して所定角度回転するとシャフト３
５が円筒状部３２の突部３２ａを乗越えるようになるの
で、玉案内アーム３１に対して節度を付与することがで
きる。尚、玉計数器１１の前面には支持部材２９及び固
定金具３０全体を覆うように化粧カバー３６が装着され
ている。

【００４４】玉案内アーム３１には第１の玉通路３７及
び第２の玉通路３８が仕切壁３９により仕切られること
により形成されていると共に、それらの各玉通路３７，
３８の上部には透明カバー４０が被着されている。ここ
で、玉案内アーム３１の第１及び第２の玉通路３７，３
８の出口部にはコイルスプリング４０の一端が嵌合され
ており、そのコイルスプリング４０の他端が支持部材２
９内を通過して玉計数器１１の第１及び第２の玉通路１
２，１３の入口部に夫々嵌合されている。従って、玉案
内アーム３１及び玉計数器１１とはコイルスプリング４
０により支持部材２９を介して連通している。

【００４５】玉案内アーム３１の先端には容器状の玉受
部４１が一体に設けられている。この玉受部４１には、
その内底面全体を横切るように第１の玉案内溝部４２及
び第２の玉案内溝部４３が形成されている。この場合、
第１及び第２の玉案内溝部４２，４３は玉案内アーム３
１から続く仕切壁４４により仕切られている。また、各
玉案内溝部４２，４３の両側には仕切壁４４と略同一高
さの段部４５が形成されている。

【００４６】上記第１及び第２の玉案内溝部４２，４３
の深さ寸法はパチンコ玉の直径寸法よりも小さく設定さ
れている。また、段部４５は第１及び第２の玉案内溝部
４２，４３に向かって僅かに傾斜している。また、仕切
壁４４には、各玉案内溝部４２，４３の出口部の所定範
囲に端部が傾斜した立上り部４４ａが形成されている。
また、玉受部４１の内底面を囲繞する周壁４６には段部
４６ａが形成されており、その段部４６ａにより周壁４
６はパチンコ玉の排出方向に沿って階段状に幅狭に形成
されている。この場合、周壁４６において段部４６ａの
長さ寸法はパチンコ玉の直径よりも小さく設定されてい
る。そして、玉受部４１の出口部には防御カバー４７が
被着されており、玉受部４１から排出されるパチンコ玉
の浮上りを防止するようになっている。この場合、玉受
部４１の第１及び第２の玉案内溝部４２，４３の底面と
防御カバー４７の内面との間はパチンコ玉の２個分の直
径よりも小さく設定されている。

【００４７】一方、上記玉受部４１の下面には高さ寸法
の異なる一対の脚部４８が設けられている。この脚部４
８には深さ寸法の異なる３対の挿入用穴部４９が形成さ
れており、その挿入用穴部４９に高さ調整用脚部５０が
装着されている。つまり、高さ調整用脚部５０には図１
に示すように１対の装着用ロッド部５１が突出形成され
ており、装着用ロッド部５１を脚部４８の所定の挿入用
穴部４９に挿入することにより玉受部４１の高さ寸法を
調整することができる。また、斯様に脚部４８に対する
高さ調整用脚部５０の位置決めが終了した状態でネジ止
めすることにより両者を一体化できるようになってい
る。このような調整は、上記構成のパチンコ玉計数装置
６を島に設置したときに行うようになっている。

【００４８】次に上記構成の作用について説明する。営
業開始により玉計数器１１に電源を投入すると、玉計数
器１１の制御回路２０が動作する。図１２乃至図１４
は、玉計数器１１の制御回路２０の動作を示している。
即ち、制御回路２０は、電源が投入されると、まず、自
己診断を実行する（図１２中のステップＡ１）。つま
り、第１及び第２の磁気センサ１７，１８からの出力電
圧を検出することによりこれらの磁気センサ１７，１８
の異常（コネクタの未接続或いは接触不良）を判定す
る。このとき、制御回路２０は、磁気センサ１７，１８
が異常であると判定したときは（ステップＡ２）、異常
の発生を示すＬＥＤ２４を点灯すると共に（ステップＡ
３）、異常信号をホストコンピュータ２８に出力する
（ステップＡ４）。従って、ホストコンピュータ２８が
玉計数器１１の異常を報知したときは、異常内容に従っ
て対処する。

【００４９】また、制御回路２０は、第１及び第２の磁
気センサ１７，１８が正常であると判定したときは、正
常を示すＬＥＤ２４を点灯すると共に（ステップＡ
５）、正常であることをホストコンピュータ２８に報知
する（ステップＡ６）。そして、制御回路２０は、ホス
トコンピュータ２８からシャッタ開信号が入力するまで
待機状態となる。

【００５０】さて、遊技客がパチンコゲーム機１で遊技
するためにカード挿入口８ａに磁気カードを差込むと、
ホストコンピュータ２８は、磁気カードの識別コードを
読取ると共に、その識別コードが有効であるときは玉計
数器１１にシャッタ開信号を出力する。そして、遊技客
が台間玉貸機５の選択ボタン１０により交換金額を入力
すると、ホストコンピュータ２８は、識別コードに対応
した貯玉数が交換金額に対応した玉数以内であることを
確認してから台間玉貸機５から所定数のパチンコ玉を放
出する。従って、遊技客は、現金を所持することなくパ
チンコゲーム機１で遊技することができる。

【００５１】上述のようにホストコンピュータ２８から
シャッタ開信号が入力すると、玉計数器１１の制御回路
２０は、ソレノイド２１を駆動することによりシャッタ
２２を開放位置に移動する（ステップＡ８）。続いて、
制御回路２０は、異常が発生したと判断したときは（ス
テップＡ９）、異常報知用のＬＥＤ２４を点灯して異常
の発生を報知すると共に（ステップＡ１０）、異常の発
生をホストコンピュータ２８に通知してから（ステップ
Ａ１１）、シャッタ２２により各玉通路１２，１３を閉
鎖する（ステップＡ１２）。従って、ホストコンピュー
タ２８が玉計数器１１の異常を報知したときは、異常内
容に従って対処する。

【００５２】そして、遊技客がパチンコゲーム機１で遊
技すると、遊技の進行に伴ってパチンコゲーム機１で入
賞が発生して、所定数のパチンコ玉がパチンコゲーム機
１の上玉受皿２に放出されると共に、上玉受皿２がパチ
ンコ玉で満杯となったときは下玉受皿３に放出される。

【００５３】さて、パチンコゲーム機１の下玉受皿３も
パチンコ玉で満杯となったときは、パチンコゲーム機１
からパチンコ玉が適切に放出されなくなる。このような
場合、遊技客は、下玉受皿３に設けられているノブを操
作することにより下玉受皿３に貯留されているパチンコ
玉を玉排出孔３ａから落下させる。すると、下玉受皿３
から落下したパチンコ玉は玉受部４１で受けられて第１
及び第２の玉案内溝部４２，４３に落下するようにな
る。このとき、玉受部４１において各玉案内溝部４２，
４３の側方に位置する段部４５は玉案内溝部４２，４３
に向かって傾斜していると共に、玉受部４１の周壁４６
はパチンコ玉の流れ方向に従って階段状に幅狭となるよ
うに形成されているので、段部４５で受けられたパチン
コ玉は周壁４６に沿って段階的に中央側に寄せられて最
終的に第１及び第２の玉案内溝部４２，４３に落下する
ようになる。

【００５４】また、仕切壁４４において各玉案内溝部４
２，４３の出口部の所定範囲には立上り部４４ａが形成
されているので、各玉案内溝部４２，４３を通過するパ
チンコ玉は２列に整列されて玉案内アーム３１に案内す
ることができる。このとき、立上り部４４ａの前端部は
傾斜しているので、この立上り部４４ａにパチンコ玉が
正面から衝突した場合であっても、パチンコ玉を玉案内
アーム３１に円滑に導くことができる。

【００５５】そして、上述のようにして玉案内アーム３
１に侵入したパチンコ玉は、第１及び第２の玉通路３
７，３８を進行してから玉案内アーム３１から排出され
る。

【００５６】ここで、玉案内アーム３１の第１及び第２
の玉通路３７，３８と玉計数器１１の第１及び第２の玉
通路１２，１３とはコイルスプリング４０により接続さ
れているので、玉案内アーム３１から排出されたパチン
コ玉は、コイルスプリング４０により支持部材２９内を
通過して玉計数器１１に案内される。

【００５７】さて、上述のようにして玉計数器１１に案
内されたパチンコ玉は、第１及び第２の玉通路１２，１
３を通過するようになる。このとき、各玉通路１２，１
３の中間部にはスプロケット歯車１５が設けられている
ので、各玉通路１２，１３を通過するパチンコ玉はスプ
ロケット歯車１５の回転に応じて所定間隔の整列状態で
第１及び第２の磁気センサ１７，１８を通過するように
なる。そして、各磁気センサ１７，１８は、パチンコ玉
の通過を検出したときは検出信号を制御回路２０に出力
する。

【００５８】一方、制御回路２０は、ソレノイド２１に
対する駆動によりシャッタ２２が開放された状態で磁気
センサ１７，１８から検出信号を入力したときは（図１
３中のステップＢ１，Ｂ２）、ホストコンピュータ２９
にパルス信号を出力するので（ステップＢ３）、ホスト
コンピュータ２９は玉計数器１１からのパルス信号を計
数することにより玉計数器１１により計数されたパチン
コ玉数を計数することができる。

【００５９】そして、パチンコ玉の計数を終了した遊技
客がカード挿入口８ａから磁気カードを引抜くと、カー
ドリーダ８から出力されていたシャッタ開信号の出力状
態が解除されるので、制御回路２０は、玉計数を終了す
る。この場合、シャッタ２２が閉鎖されてから一定時間
（約５００ｍｓ）は未計測のパチンコ玉が磁気センサ１
７，１８を通過する可能性があるので、制御回路２０
は、シャッタ２２を閉鎖したときは、一定時間だけ磁気
センサ１７，１８からの検出信号によりパチンコ玉を計
数するようになっている。

【００６０】ところで、制御回路２０は、電源投入時の
異常判定により第１及び第２の磁気センサ１７，１８の
一方が異常であると判定したときは、シャッタ２２を閉
鎖してパチンコ玉の計数を禁止するものの、その計数禁
止状態でパチンコゲーム機１で大当りが発生したときは
多量のパチンコ玉の放出に対処するために正常であると
判定した磁気センサ１７，１８の何れかによりパチンコ
玉の通過を計数する。従って、磁気センサ１７，１８の
一方が正常である限り、玉計数器１１の玉計数機能は動
作することができる。

【００６１】また、制御回路２０は、電源が遮断された
ときは（図１４中のステップＣ１）、ソレノイド２１の
通電を解除してシャッタ２２により第１及び第２の玉通
路１２，１３を閉鎖するようになっている（ステップＣ
２）。

【００６２】上記構成のものによれば、玉計数器１１の
外径寸法を所定寸法に設定することによりパチンコゲー
ム機１間に配設するようにしたので、玉案内アーム３１
から玉計数器１１に至る玉通路の距離を短く設定するこ
とができる。従って、玉計数器が島内に配設されている
従来例のものと違って、玉受部４１で受けられたパチン
コ玉を玉計数器１１に玉詰りを生じることなく円滑に案
内することができるので、玉計数器１１によりパチンコ
玉を確実に計数することができる。

【００６３】また、玉計数器１１の第１及び第２の玉通
路１２，１３の上方にスプロケット歯車１５を設けると
共に、各玉通路１２，１３においてスプロケット歯車１
５の回転軌跡に沿うようにして傾斜面部１６を形成する
ようにしたので、パチンコ玉をスプロケット歯車１５に
より所定間隔で通過させながら、スプロケット歯車１５
がパチンコ玉の通過に抵抗となることもない。

【００６４】さらに、パチンコゲーム機１の下玉受皿３
から落下したパチンコ玉を受ける玉受部４１の形状を工
夫することにより投入されたパチンコ玉が玉詰りを生じ
ることなく玉案内アーム３１により計数器１１に案内す
るようにしたので、玉受部の形状が投入されたパチンコ
玉を単に送出するだけの構造のものと違って、玉受部４
１での玉詰りを防止することができる。

【００６５】図１５乃至図１９は本発明の第２実施例を
示しており、第１実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即
ち、全体を示す図１５において、パチンコ玉計数装置５
２の玉計数器１１は各パチンコゲーム機１の下方に位置
する棚板４の下面側に配設されていると共に、その玉計
数器１１に玉案内アーム５３の基端部が回動可能に支持
されている。尚、玉計数器１１は、第１実施例と同一の
外径寸法に設定されている。また、玉案内アーム５３は
第１実施例の玉案内アーム３１と略同一構造に構成され
ている。

【００６６】図１６は玉計数器１１と玉案内アーム５３
との連結構造を示計している。この図１６において、玉
計数器１１の前面には支持部材５４が装着されており、
その支持部材５４に回動体５５が回動可能に支持されて
いる。この回動体５５には１対の玉通路５６が形成され
ており、その玉通路５６にコイルスプリング４０の一端
が嵌合されている。この場合、回動体５５の上部には突
状部５５ａが形成されている。

【００６７】棚板４には円筒状の支持部材５７が抜止め
され且つ回り止めされた状態で貫通して取着されてお
り、その支持部材５７に玉案内アーム５３の基端部が挿
入されている。つまり、玉案内アーム５３の基端部には
下方に突出した円柱状の回動部５８が一体に設けられて
おり、その回動部５８が支持部材５７に挿入されてい
る。この場合、回動部５８の外周部には図示下方を指向
した弾性腕部５９が設けられており、その弾性腕部５９
の先端に外方に突出して設けられた係合突起５９ａが支
持部材５７の下端面に係合することにより回動部５８ひ
いては玉案内アーム５３の抜け止めが図られている。ま
た、回動部５８の下端面には陥没状部６０が形成されて
おり、その陥没状部６０と回動体５５の突状部５５ａと
が嵌合することにより回動部５８と回動体５５とが一体
化されている。ここで、回動部５８には玉案内アーム５
３の第１及び第２の玉通路３７，３８に続く１対の玉通
路６１が形成されており、それらの各玉通路６１が回転
体５５の各玉通路５６と夫々連通している。従って、玉
案内アーム５３の第１及び第２の玉通路３７，３８は、
玉案内アーム５３の回転位置にかかわらず玉計数器１１
の第１及び第２の玉通路１２，１３と連通している。

【００６８】また、支持部材５７の上面には第１実施例
と同一の板バネ３４が固着されており、その板バネ３４
が支持部材５７に挿入された玉案内アーム５３の基端部
の上面に形成された円筒状部６２の内面に位置してい
る。

【００６９】そして、支持部材５７及び玉案内アーム５
３の基端部全体はカバー６３により覆われている。尚、
玉受部４１、玉計数器１１は第１実施例のものと同一構
造に構成されている。

【００７０】この第２実施例の場合、玉計数器１１の外
径寸法を所定寸法に設定することにより棚板４の下面に
設置するようにしたので、第１実施例と同様に、玉計数
器１１までの玉通路を極力短く設定して玉詰りを防止す
ることができる。

【００７１】本発明は、上記実施例のみに限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。カード
挿入口８ａは玉計数機１１或いは呼出ランプユニットに
一体に設けるようにしてもよい。玉計数器１１と台間玉
貸機５とをユニット化するようにしてもよい。玉計数機
１１とカードリーダ８とをユニット化するようにしても
よく、カードリーダ８の位置は任意に設定することがで
きる。玉案内アーム３１，５３の高さ調整を基端部で行
えるようにしてもよい。玉受部４１の周壁４６にカバー
を被着してパチンコ玉の飛散を防止するようにしてもよ
い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示すパチンコ玉計数装置
の分解斜視図

【図２】パチンコゲーム機の斜視図

【図３】パチンコ玉計数装置の正面図

【図４】パチンコ玉計数装置の縦断側面図

【図５】パチンコ玉計数装置の横断面図

【図６】玉計数器の玉通路を示す概略図

【図７】パチンコ玉の連続した通過状態で示す図６相当
図

【図８】玉計数器の要部を示す斜視図

【図９】玉計数器の電気的構成を示す概略図

【図１０】制御回路による異常判定時のＬＥＤの点灯状
態を示す図

【図１１】玉案内アームの回転節度機構を示す斜視図

【図１２】制御回路の動作を示すフローチャート

【図１３】制御回路の動作を示すフローチャート

【図１４】制御回路の動作を示すフローチャート

【図１５】本発明の第２実施例を示す図２相当図

【図１６】玉計数器と玉案内アームとの連結部分を示す
分解斜視図

【図１７】図３相当図

【図１８】図４相当図

【図１９】図５相当図

【符号の説明】

１はパチンコゲーム機、４は棚板、６はパチンコ玉計数
装置、１１は玉計数器、１２は第１の玉通路、１３は第
２の玉通路、２９は支持部材、３１は玉案内アーム、４
１は玉受部、１５はスプロケット歯車、４２は第１の玉
案内溝部、４３は第２の玉案内溝部、５２はパチンコ玉
計数装置、５３は玉案内アーム、５４，５７は支持部材
である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 パチンコゲーム機に１対１で対応するよ
   うに当該パチンコゲーム機の側方に配設された玉計数器
   と、 この玉計数器に設けられ前記パチンコゲーム機の前面位
   置から突出した支持部材と、 基端部側が前記支持部材に回動可能に設けられた玉案内
   アームと、 この玉案内アームの先端側に設けられ当該玉案内アーム
   の回動に応じて前記パチンコゲーム機の玉受皿の下方に
   位置される容器状の玉受部とを備え、 前記玉案内アーム及び前記支持部材は、前記玉受部で受
   けられたパチンコ玉を２列の整列状態で前記玉計数器に
   案内するように構成されていることを特徴とするパチン
   コ玉計数装置。
2. 【請求項２】 パチンコゲーム機に１対１で対応するよ
   うに当該パチンコゲーム機の下方に位置する棚板の下面
   側に配設された玉計数器と、 この玉計数器に設けられ前記棚板を貫通した支持部材
   と、 基端部側が前記支持部材に回動可能に設けられた玉案内
   アームと、 この玉案内アームの先端側に設けられ当該玉案内アーム
   の回動に応じて前記パチンコゲーム機の玉受皿の下方に
   位置される容器状の玉受部とを備え、 前記玉案内アーム及び前記支持部材は、前記玉受部で受
   けられたパチンコ玉を２列の整列状態で前記玉計数器に
   案内するように構成されていることを特徴とするパチン
   コ玉計数装置。
3. 【請求項３】 前記玉計数器には、パチンコ玉が通過す
   る玉通路の上方となる位置に当該玉通路を通過するパチ
   ンコ玉を案内するスプロケット歯車が設けられていると
   共に、 前記玉通路には、前記スプロケット歯車の下方となる部
   位に当該スプロケット歯車の回転軌跡に沿った傾斜面部
   が設けられていることを特徴とする請求項１または２記
   載のパチンコ玉計数装置。
4. 【請求項４】 前記玉受部には、その内底面全体を横断
   するようにパチンコ玉の排出方向に沿って第１の玉案内
   溝部及び第２の玉案内溝部が設けられていることを特徴
   とする請求項１または２記載のパチンコ玉計数装置。
5. 【請求項５】 前記第１及び第２の玉案内溝部は、その
   深さ寸法がパチンコ玉の直径よりも小さく設定されてい
   ることを特徴とする請求項３記載のパチンコ玉計数装
   置。
6. 【請求項６】 前記第１及び第２の玉案内溝部は仕切壁
   により仕切られていると共に、 前記仕切壁には、前記第１及び第２の玉案内溝部の出口
   部に対応した所定範囲に端部が傾斜した立上り部が設け
   られていることを特徴とする請求項３記載のパチンコ玉
   計数装置。
7. 【請求項７】 前記玉受部は、内底面を囲繞する周壁が
   パチンコ玉の排出方向に沿って階段状に幅狭となるよう
   に形成されていることを特徴とする請求項１または２記
   載のパチンコ玉計数装置。