JPH0871165A - リニアック装置 - Google Patents

リニアック装置

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Publication number
JPH0871165A
JPH0871165A JP21599094A JP21599094A JPH0871165A JP H0871165 A JPH0871165 A JP H0871165A JP 21599094 A JP21599094 A JP 21599094A JP 21599094 A JP21599094 A JP 21599094A JP H0871165 A JPH0871165 A JP H0871165A
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JP
Japan
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bed
head
angle
contact
radiation
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Application number
JP21599094A
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English (en)
Inventor
Kyojiro Nanbu
恭二郎 南部
Masatoshi Tomura
正俊 戸村
Takayuki Kuwabara
孝之 桑原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集光照射動作中の安全性を高めることが可能
なリニアック装置を提供する。 【構成】 放射線を射出し、ヘッドAH を中心として回
動可能なヘッド103と、寝台回転軸AV を中心に回動
可能な寝台107と、ヘッドの回転角度を検出するヘッ
ド角度検出部9と、寝台107の回転角度を検出する寝
台角度検出部7と、寝台103の回転角度に応じたヘッ
ド107の回動可能範囲に応じた寝台の回動可能範囲を
設定する設定手段13と、ヘッド103と寝台107の
検出結果と、設定部13に設定されている情報を基に、
ヘッドの回動可能範囲を決定するコントローラ11と、
から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌等の病変部の放射線
治療に用いられるリニアック装置に係わり、特に、集光
照射動作中の安全性を高めることが可能なリニアック装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、癌等の病変部の放射線治療に用い
られるリニアック装置では、細い放射線ビームを一点に
集光させ、前記病変部分のみを破壊する集光照射による
放射線治療が行われるようになっている。
【0003】図7に集光照射による放射線治療可能なリ
ニアック装置の構成を示す。また、図8は前記リニアッ
ク装置の正面図であり、図9は前記リニアック装置を上
部から見たときの図である。
【0004】図7〜図9に示すようにリニアック装置1
00は、放射線を集光するコリメータ101が設けら
れ、ヘッド回転軸AH を中心に回動可能なヘッド103
と、ヘッド103を保持するガントリ105と、患者P
が載置され、寝台回転軸AV を中心に回動可能な寝台1
07とを備える。
【0005】このリニアック装置100では、図10に
示すように、ヘッド103をある角度θに固定して寝台
を回動させる、という動作(図10中の曲線一本に対
応)を前記角度θを変えて繰り返すことによってアイソ
センタにのみ放射線照射が集中するようにする集光照射
と、図11に示すように、寝台107をある角度φに固
定してヘッド103を回動させる、という動作(図11
中の曲線一本に対応)を前記角度φを変えて繰り返すこ
とによってアイソセンタにのみ放射線が集中するように
する集光照射が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
リニアック装置では、寝台もしくはヘッドを回動させる
ため、患者や寝台とヘッドとが接触する可能性がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、集光照射動作中の安全性を高めるこ
とが可能なリニアック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、放射線を射出する放射線射出部を所定の
回転軸を中心として回動可能な放射線射出手段と、所定
の回転軸を中心に回動可能な寝台と、エンコーダや傾斜
計等の角度検出手段から成り前記放射線射出手段の回転
角度を検出する放射線射出角度検出手段と、エンコーダ
や傾斜計等の角度検出手段から成り前記寝台の回転角度
を検出する寝台角度検出手段と、入力装置とCPUとメ
モリ等から成り、前記寝台の回転角度に応じた放射線射
出手段の回動可能範囲もしくは放射線射出手段の回転角
度に応じた寝台の回動可能範囲を設定する設定手段と、
CPUとメモリ等から成り、前記放射線射出角度検出手
段と寝台角度検出手段の検出結果と、前記設定手段に設
定されている情報を基に、前記放射線射出手段の回動可
能範囲もしくは寝台の回動可能範囲を決定する制御手段
と、を具備することを特徴としている。
【0009】また、放射線を射出する放射線射出部を所
定の回転軸を中心として回動可能な放射線射出手段の寝
台もしくは被検体と接触する部分に弾性体、例えばコイ
ルスプリング、コイルスプリングを有するリンクを介し
て保持された接触板と、前記接触板に寝台もしくは被検
体が接触したことを検出する、例えばマイクロスイッチ
から成る接触検出手段と、CPUとメモリ等から成り、
前記接触検出手段により、前記接触板に寝台もしくは被
検体が接触したことが検出されたとき、前記放射線射出
手段の回動を停止させる回動制御手段と、を具備するこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、放射線射出角度検出手段
は、放射線を射出する放射線射出手段の回転角度を検出
し、寝台角度検出手段は、寝台の回転角度を検出する。
設定手段は、寝台の回転角度に応じた放射線射出手段の
回動可能範囲もしくは放射線射出手段の回転角度に応じ
た寝台の回動可能範囲を設定する。そして、制御手段
は、前記放射線射出角度検出手段と寝台角度検出手段の
検出結果と、前記設定手段に設定されている情報を基
に、前記放射線射出手段の回動可能範囲もしくは寝台の
回動可能範囲を決定する。このため、寝台に載置される
被検体や寝台と患者放射線射出手段との接触を防止する
ことができる。
【0011】また、接触板は、放射線を射出する放射線
射出部を所定の回転軸を中心として回動可能な放射線射
出手段の寝台もしくは被検体と接触する部分に、弾性体
を介して保持される。また、接触検出手段は、前記接触
板に寝台もしくは被検体が接触したことを検出する。そ
して、回動制御手段は、前記接触検出手段により前記接
触板に寝台もしくは被検体が接触したことが検出された
とき、前記放射線射出手段の回動を停止させる。このた
め、放射線射出手段の誤動作等により寝台に載置される
被検体や寝台と放射線射出手段とが接触しても寝台に載
置される被検体や寝台に大きな衝撃を与えることなく、
放射線射出手段を停止させることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係るリニアック装置の一実
施例の集光照射干渉防止装置1を示す機能ブロック図で
ある。なお、図7に示すリニアック装置100と同一部
材には同一符号を付して説明は省略する。
【0013】集光照射干渉防止装置1は、図7に示すリ
ニアック装置100のヘッド103、ガントリ105、
寝台107または外部装置(図示せず)内に備えられ、
図1に示すように、寝台107を寝台回転軸AV を中心
に回動させる寝台回転駆動部3と、ヘッド103をヘッ
ド回転軸AH を中心に回動させるヘッド回転駆動部5
と、エンコーダや傾斜計等の角度検出手段から成り、寝
台107の回転角度φを検出する寝台角度検出部7と、
エンコーダや傾斜計等の角度検出手段から成り、ヘッド
103の回転角度θを検出するヘッド角度検出部9と、
CPUとメモリ等から成り、寝台107とヘッド103
の回動を制御するコントローラ11と、入力装置とCP
Uとメモリ等から成り、寝台107の回転角度φに応じ
たヘッド103の回動可能範囲を設定する設定部13と
から成る。
【0014】次に、前記寝台107の回転角度φに応じ
たヘッド103の回動可能範囲を設定する動作を図2を
用いて説明する。
【0015】ここで集光照射を行う場合、寝台107も
しくはヘッド103を回動させるため、患者Pや寝台1
07とヘッド103とが接触する可能性がある。例え
ば、図7〜図9に示すように寝台107をヘッド回転軸
H を中心に約40〜60度プラス側(図7〜8中、左
回転をプラス側とする)に回動させて固定し、さらにヘ
ッド103を図8に示すように寝台107の下側に位置
させた場合、ヘッド103をプラス側に回動させるとヘ
ッド103は寝台107に接触する。また、この状態で
ヘッド103をマイナス側に270度以上回動させると
ヘッド103は患者Pに接触する。
【0016】このため、本実施例の集光照射干渉防止装
置1では、寝台107の回転角度φに応じたヘッド10
3の回動可能範囲を予め設定部13に設定しておき、前
記回動可能範囲以外はヘッド103の回動を不可とする
ようにコントローラ11で制御するものである。
【0017】ここで寝台107を固定してヘッド103
を回動させることにより行う集光照射(図11参照)で
は、ヘッド103を一度に360度回動できれば効率が
高いが、寝台107をヘッド回転軸AH 上に位置させた
場合以外は、前述したようにヘッド103が寝台107
もしくは患者Pに接触する。このため、寝台107の向
きを変えて180度ずつ2回に分けて集光照射を行って
いる。
【0018】従って、寝台107の回転角度φに応じた
ヘッド103の回動可能範囲を設定する場合、寝台10
7がヘッド回転軸AH 上に位置しているとき(条件
1)、寝台107がヘッド回転軸AH よりプラス側に位
置しているとき(条件2,図2(a)(b)参照)、寝
台107がヘッド回転軸AH よりマイナス側に位置して
いるとき(条件3,図2(c)(d)参照)、の三つの
条件に分けることが必要である。
【0019】このとき寝台107の回転角度をφ、ヘッ
ド103の回転角度をθとして前記条件に対するヘッド
103の回動可能範囲を式に表すと以下に示すようにな
る(図2参照)。ここで、寝台107をヘッド回転軸A
H に完全に一致させなくても、ヘッド103を360度
回動させることが可能なヘッド回転軸AH からの所定の
角度をδとする。また、ヘッド103の機械的誤差を考
慮し、ヘッド103の回動の初めと終りにそれぞれ所定
の角度範囲の余分を持たせてこの角度をαとする。
【0020】 |φ|≦δ(条件1)…制限なし φ>δ (条件2)…−α≦θ≦180+α(図2(a)参照) φ<−δ (条件3)…α≧θ≧180−α (図2(c)参照) この寝台107の回転角度φに応じたヘッド103の回
動可能範囲を予め設定部13に設定する。なお、上記の
例では、寝台107の回転角度φに応じたヘッド103
の回動可能範囲を設定部13に設定しているが、ヘッド
103の回転角度に応じた寝台107の回動可能範囲を
設定部13に設定するようにしても良い。
【0021】次に、本実施例の集光照射干渉防止装置1
の動作を説明する。なお、予め寝台107の回転角度φ
に応じたヘッド103の回動可能範囲を設定部13に設
定しておく。また、初期状態として寝台107をヘッド
回転軸AH 上に位置させるとともにヘッド103を寝台
107に対して最上(θ=0)に位置させておく。
【0022】この状態で寝台107を固定してヘッド1
03を回動させることにより集光照射を行うため、まず
寝台107を図2(b)に示す位置(φ>δ)に固定し
た場合、寝台角度検出部7は寝台107の回転角度φを
検出し、それをコントローラ11に送信する。また、ヘ
ッド角度検出部9はヘッド103の回転角度θを検出
し、それをコントローラ11に送信する。
【0023】コントローラ11では、寝台角度検出部7
から寝台107の回転角度φが送信されてくるととも
に、ヘッド角度検出部9からヘッド103の回転角度θ
が送信されてくると、この送信されてきた寝台107の
回転角度φと設定部13に設定された情報を基にヘッド
103の回動可能範囲を決定する。この場合、寝台10
7の回転角度φは、角度δより大きいのでヘッド103
の回動可能範囲は−α≦θ≦180+αと決定される。
【0024】また、寝台107を図2(a)(b)に示
す状態(φ>δ)から図2(c)(d)に示す状態(φ
<−δ)にする場合、まず、ヘッド103を寝台107
に対して最上(θ=0)に位置させ、寝台107の位置
を図2(a)(b)に示す状態(φ>δ)から図2
(c)(d)に示す状態(φ<−δ)に回動して固定す
る。以下前述と同様にしてヘッド103の回動可能範囲
が決定される。
【0025】また、コントローラ11は、ヘッド103
を固定して寝台107を回動させることにより集光照射
を行う場合も、ヘッド角度検出部9により検出されるヘ
ッド103の回転角度θと、設定部13に設定された情
報を基にヘッド103の回動可能範囲を決定する。例え
ば、ヘッド103の位置が−α≦θ≦180+αの範囲
(図2(a)参照)にある場合、寝台107の回動可能
範囲は、ヘッド回転軸AH から角度δよりプラス側すな
わちφ>δと決定される。また、ヘッド103の位置が
α≧θ≧180−αの範囲(図2(c)参照)にある場
合、寝台107の回動可能範囲は、ヘッド回転軸AH
ら角度−δよりプラス側すなわちφ<−δと決定され
る。
【0026】なお、前述の三つの条件を図に表すと図3
に示すようになる。図3中、横軸はヘッド103の回転
角度θ、縦軸は寝台107の回転角度φを示し、斜線で
示す範囲のみヘッド103、寝台107が回動可能とな
る。例えば、図3に示すようにヘッド103が約−17
0度、寝台107が約−80度の位置(R1 )にあると
き、これをヘッド103が約+170度、寝台107が
約−80度の位置に回動する場合、まず、寝台107の
みをヘッド回転軸AH 上の位置に回動する(R2 )。次
いで、ヘッド103のみを約+170度の位置に回動す
る(R3 )。その後、寝台107のみをヘッド回転軸A
H 上の位置から−80度の位置に回動する(R4 )。こ
のとき、図3の点線で示すように前記R1 から寝台10
7のみを−80度の位置に回動させ(R5 )、その後、
ヘッド103のみを約+170度の位置に回動する(R
4 )、という動作が効率的であるように見えるが、前記
5 でヘッド103が寝台107に接触するためこの動
作は行われない。
【0027】このように、本実施例の集光照射干渉防止
装置1では、寝台107の回転角度φに応じたヘッド1
03の回動可能範囲を予め設定部13に設定し、寝台角
度検出部7とヘッド角度検出部9により検出された寝台
107の回転角度φとヘッド103の回転角度θと、設
定部13に設定された情報を基に、ヘッド103の回動
可能範囲または寝台107の回動可能範囲を決定してい
るので、患者Pや寝台107とヘッド103との接触を
防止することができる。
【0028】なお、本実施例の集光照射干渉防止装置1
に加えて図4に示すように、ヘッド103の周囲に、コ
イルスプリング21で付勢された接触板23を備え、接
触板23に寝台107もしくは患者Pが接触してからヘ
ッド103が止められるまでの衝撃を吸収する接触安全
スイッチ25を設けるようにしても良い。この接触安全
スイッチ25は、図5に示すように、ヘッド103の寝
台107側の所望の位置(接触板23の略四隅に対応す
る位置)に設けられた孔27に挿入され、ヘッド103
の内側から寝台107側に突出するピン29と、前記ピ
ン29の突出部分に挿入され、孔27の径より若干大き
い径のコイルスプリング21と、ピン29の寝台107
側先端に接続された接触板23とから成る。また、ピン
29のヘッド103側端部には孔27の径より若干大き
い径の皿状のストッパー31が各々設けられている。さ
らに、コイルスプリング21は、通常状態より若干縮め
られた状態でピン29に挿入される。
【0029】また、接触板23に寝台107もしくは患
者Pが接触し、ピン29がヘッド103の内側へ押され
たときスイッチがONまたはOFFするマイクロスイッ
チ33が設けられている。なお、コイルスプリング21
の外側にコイルスプリングを覆う樹脂等から成る蛇腹3
5を設けても良い。
【0030】この接触安全スイッチ25の接触板23に
寝台107もしくは患者Pが接触するとマイクロスイッ
チ33がONまたはOFFになる。これによりコントロ
ーラ11はヘッド103の回動を停止する。ここで、接
触板23に患者Pもしくは寝台107が接触してからヘ
ッド103が停止されるまでの間にヘッド103が回動
する距離より、接触板23が通常状態から最もヘッド1
03に近接するまでのストローク(図5参照)の方を若
干長く取る。これにより、接触板23に患者Pもしくは
寝台107が接触してからヘッド103が停止される間
の衝撃をコイルスプリング21の付勢力により吸収する
ことができる。このため、ヘッド103が誤動作して患
者Pもしくは寝台107に接触しても患者Pもしくは寝
台107に大きな衝撃を与えることなく、ヘッド103
を停止させることができる。
【0031】なお、図5に示す接触安全スイッチ25に
限らず、図6に示すように、コイルスプリング41によ
り付勢されるリンク43を用いた接触安全スイッチ45
を使用しても良い。この接触安全スイッチ45も前述の
接触安全スイッチ25と同様に寝台107もしくは患者
Pが接触したときスイッチがONまたはOFFするマイ
クロスイッチ47が設けられている。また、このリンク
43の片側(図6では右側)のヘッド103との接合部
と、接触板23との接合部は摺動可能とする。さらに、
接触安全スイッチ25同様、接触板23に寝台107も
しくは患者Pが接触してからヘッド103が停止される
までの間にヘッド103が回動する距離より、接触板2
3が通常状態から最もヘッド103に近接するまでのス
トロークの方を若干長く取る。このため、接触板23に
寝台107もしくは患者Pが接触すると、前記接合部が
摺動し、接触板23はコイルスプリング41により付勢
されながらヘッド103側に移動する。これにより前述
の接触安全スイッチ25同様、ヘッド103が誤動作し
ても寝台107もしくは患者Pに大きな衝撃を与えるこ
となく、ヘッド103を停止させることができる。な
お、接触安全スイッチ25同様、リンク43の外側にリ
ンク43を覆う樹脂等から成る蛇腹49を設けても良
い。
【0032】なお前述の例では、集光照射干渉防止装置
1に加えて接触安全スイッチ25または接触安全スイッ
チ45を設けた場合を説明したが、これに限らず、接触
安全スイッチ25または接触安全スイッチ45のみを設
けるようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、寝
台の回転角度に応じた放射線射出手段の回動可能範囲も
しくは前記放射線射出手段の回転角度に応じた寝台の回
動可能範囲を予め設定手段に設定し、放射線射出角度検
出手段と寝台角度検出手段の検出結果と、前記設定手段
に設定されている情報を基に、前記放射線射出手段の回
動可能範囲もしくは寝台の回動可能範囲を決定している
ので、寝台に載置される被検体や寝台と患者放射線射出
手段との接触を防止することができ、集光照射動作中の
安全性を高めることが可能となる。
【0034】また、放射線射出手段の寝台もしくは被検
体と接触する部分に、弾性体を介して保持される接触板
を設け、前記接触板に寝台もしくは被検体が接触したと
き、前記放射線射出手段の回動を停止させるようにして
いるので、放射線射出手段の誤動作等により寝台に載置
される被検体や寝台と放射線射出手段とが接触しても寝
台に載置される被検体や寝台に大きな衝撃を与えること
なく、放射線射出手段を停止させることができ、集光照
射動作中の安全性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニアック装置の一実施例の集光
照射干渉防止装置1を示す機能ブロック図である。
【図2】寝台の回転角度に応じたヘッドの回動可能範囲
を設定する場合を説明するための図である。
【図3】ヘッドと寝台の回転の制限を示す説明図であ
る。
【図4】接触安全スイッチの一例を示す説明図である。
【図5】図4に示す接触安全スイッチの構成を示す図で
ある。
【図6】接触安全スイッチの他の構成を示す図である。
【図7】集光照射による放射線治療可能なリニアック装
置の構成を示す図である。
【図8】図9に示すリニアック装置の正面図である。
【図9】図9に示すリニアック装置を上面から見たとき
の図である。
【図10】ヘッドをある角度に固定して寝台を回動させ
る、という動作を繰り返すことによって行う集光照射の
例を示す説明図である。
【図11】寝台をある角度に固定してヘッドを回動させ
る、という動作を繰り返すことによって行う集光照射の
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 集光照射干渉防止装置 3 寝台回転駆動部 5 ヘッド回転駆動部 7 寝台角度検出部 9 ヘッド角度検出部 11 コントローラ 13 設定部 21 コイルスプリング 23 接触板 25,45 接触安全スイッチ 27 孔 29 ピン 31 ストッパー 33,47 マイクロスイッチ 35,49 蛇腹 41 コイルスプリング 43 リンク 100 リニアック装置 101 コリメータ 103 ヘッド 105 ガントリ 107 寝台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線を射出する放射線射出部を所定の
    回転軸を中心として回動可能な放射線射出手段と、 所定の回転軸を中心に回動可能な寝台と、 前記放射線射出手段の回転角度を検出する放射線射出角
    度検出手段と、 前記寝台の回転角度を検出する寝台角度検出手段と、 前記寝台の回転角度に応じた放射線射出手段の回動可能
    範囲もしくは放射線射出手段の回転角度に応じた寝台の
    回動可能範囲を設定する設定手段と、 前記放射線射出角度検出手段と寝台角度検出手段の検出
    結果と、前記設定手段に設定されている情報を基に、前
    記放射線射出手段の回動可能範囲もしくは寝台の回動可
    能範囲を決定する制御手段と、 を具備することを特徴とするリニアック装置。
  2. 【請求項2】 放射線を射出する放射線射出部を所定の
    回転軸を中心として回動可能な放射線射出手段の寝台も
    しくは被検体と接触する部分に弾性体を介して保持され
    た接触板と、 前記接触板に寝台もしくは被検体が接触したことを検出
    する接触検出手段と、 前記接触検出手段により、前記接触板に寝台もしくは被
    検体が接触したことが検出されたとき、前記放射線射出
    手段の回動を停止させる回動制御手段と、 を具備することを特徴とするリニアック装置。
  3. 【請求項3】 放射線を射出する放射線射出部を所定の
    回転軸を中心として回動可能な放射線射出手段と、 所定の回転軸を中心に回動可能な寝台と、 前記放射線射出手段の回転角度を検出する放射線射出角
    度検出手段と、 前記心台の回転角度を検出する寝台角度検出手段と、 前記寝台の回転角度に応じた放射線射出手段の回動可能
    範囲もしくは放射線射出手段の回転角度に応じた寝台の
    回動可能範囲を設定する設定手段と、 前記放射線射出角度検出手段と寝台角度検出手段の検出
    結果と、前記設定手段に設定されている情報を基に、前
    記放射線射出手段の回動可能範囲もしくは寝台の回動可
    能範囲を決定する制御手段と、 前記放射線射出手段の寝台もしくは被検体と接触する部
    分に、弾性体を介して保持された接触板と、 前記接触板に寝台もしくは被検体が接触したことを検出
    する接触検出手段と、 前記接触検出手段により、前記接触板に寝台もしくは被
    検体が接触したことが検出されたとき、前記放射線射出
    手段の回動を停止させる回動制御手段と、 を具備することを特徴とするリニアック装置。
JP21599094A 1994-09-09 1994-09-09 リニアック装置 Pending JPH0871165A (ja)

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JP21599094A JPH0871165A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 リニアック装置

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ID=16681583

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016214273A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 株式会社日立製作所 粒子線照射システム

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