JPH087089B2 - 重量式バッチ計量装置 - Google Patents

重量式バッチ計量装置

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JPH087089B2
JPH087089B2 JP21889291A JP21889291A JPH087089B2 JP H087089 B2 JPH087089 B2 JP H087089B2 JP 21889291 A JP21889291 A JP 21889291A JP 21889291 A JP21889291 A JP 21889291A JP H087089 B2 JPH087089 B2 JP H087089B2
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JP
Japan
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discharge port
weight
powder
hopper
rotary shaft
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JP21889291A
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JPH0552639A (ja
Inventor
節夫 志垣
Original Assignee
株式会社メモリー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置内の粉粒体の重量
の変化を検出することで、装置から排出された粉粒体を
計量する重量式バッチ計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉粒体を貯留するホッパと、
このホッパの排出口に連結されたスクリューコンベア
と、これらの内部の粉粒体の重量を検出する重量センサ
とを備えた重量式バッチ計量装置が知られている。この
重量式バッチ計量装置では、粉粒体の吐出量に相応する
重量の減少を検出し、所定の減少値を検知した時点で、
スクリューコンベアの稼働を停止して、粉粒体の吐出を
停止する。このとき検出された重量の減少値を粉粒体の
吐出量として計量している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の重量式バッチ計量装置では、スクリューコンベ
アを停止した後に、吐出口から粉粒体が流れ落ちる「後
だれ」と呼ばれる現象が生じる。そして、例えば、スク
リューコンベアで粉粒体を断続的に移送・吐出する脈動
が生じると、後だれ量が一定せず、毎回の計量値にばら
つきが生じ、この後だれ量の変動による計量誤差が問題
となっていた。
【0004】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、後だれの変動が少なく、計量誤差の小さい
重量式バッチ計量装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、本発明の重量式バッチ計量装置は、粉
粒体を貯留するホッパを備えると共に、該ホッパの排出
口に連結されて該ホッパから排出される前記粉粒体を移
送し、移送方向に略直交し下方に向かって開口した吐出
口から吐出する、回転軸と該回転軸の外周面に固着され
た螺旋状の回転翼及び前記回転軸に同芯の円筒状の胴管
とを有するスクリューコンベアを備え、かつ、これらの
内部の粉粒体の重量を検出する重量センサを備えた重量
式バッチ計量装置において、前記回転翼の吐出側端より
も下流側の前記回転軸の外周面に長手方向に固着され、
前記吐出口の径よりも大きな幅を有し、前記胴管の内面
を摺動回転可能な複数の羽根を、前記吐出口の上方に設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】前記構成を有する重量式バッチ計量装置におい
ては、ホッパは、粉粒体を貯留し、粉粒体を排出口に連
結されているスクリューコンベアに投入する。粉粒体を
投入されたスクリューコンベアは、排出口から吐出口に
向かって、回転翼により粉粒体を移送する。移送された
粉粒体は、吐出口の上方に設けられた羽根と羽根の間隙
に充填される。各羽根は回転軸の回転に伴って回転し、
羽根と羽根の間隙が吐出口に接した時に粉粒体は吐出口
から落下、吐出される。吐出された粉粒体の重量は、重
量センサにより、重量の減少値として検出される。回転
軸の回転が停止されると、スクリューコンベアは粉粒体
の移送をやめ、粉粒体の吐出口方向への移動は停止す
る。そして、羽根が吐出口をふさぎ、後だれを防止す
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例である重量式バッチ
計量装置の構成図、図2は実施例の重量式バッチ計量装
置のスクリューコンベア部分の断面図、図3は図2のA
−A端面図である。
【0008】ホッパ1は、上部はほぼ直方体で、その下
方部分はほぼ逆四角錐形である形状であり、逆四角錐の
頂点に相当する部分に排出口3が設けられている。ホッ
パ1の容量は、本実施例では約3,870リットルで、
セメント約5トンを貯留できる。ホッパ1には、移動可
能な蓋5が載置されており、蓋5を移動するとホッパ1
に粉粒体の投入が可能なようになっている。
【0009】ホッパ1は、中央部に設けられたサポート
7及び重量センサ9を介して、架台11に支承されてい
る。架台11には制御盤13が取り付けられている。本
実施例の重量センサ9は、ロードセルを組み込んだ形式
である。この形式のものは、荷重に対応するロードセル
の歪量によって荷重を検出する。重量センサ9の出力は
制御盤13へ伝達され、その値が読み取られるようにな
っている。
【0010】排出口3は排出ノズル15を介して旋回機
構17と連結されている。旋回機構17には投入ノズル
19が、所定の範囲内で周方向に回動可能なように連結
されている。投入ノズル19には胴管21が接合されて
いる。胴管21には、投入ノズル19との接合部23に
添って、投入ノズル19の内径よりもわずかに径が小さ
い、投入口25が設けられている。
【0011】胴管21の両端にはフランジ31及び33
が取り付けられている。胴管21の管内部35には、回
転軸37が挿通されている。回転軸37は、フランジ3
1及び33に取り付けられたベアリング39及び41に
よって、回転可能に支承されている。
【0012】回転軸37の外周面43には、螺旋状の回
転翼45が取り付けられている。回転翼45の外縁部4
7は胴管21の内面49を摺動回転可能なようになって
いる。回転軸37の投入ノズル19側の軸端部51は、
カップリング53を介してモータ55に連結されてい
る。モータ55への電力供給は、制御盤13を介してな
されるようになっている。
【0013】胴管21には、フランジ33から所定の距
離に、下方に向かって開口した吐出口59が設けられ、
吐出口59の径よりもわずかに大きい内径を有する吐出
ノズル61が接合されている。ここで下方に向かって開
口するとは、胴管21内の粉粒体が重力の作用により、
吐出口59を経て落下可能であるように吐出口59を設
けることをいう。
【0014】回転軸37の回転翼45の吐出側端57よ
りも下流側部分には、吐出口59の上方で、吐出口59
の径よりも幅が大きい6枚の板状の羽根63a,63
b,63c,63d,63e及び63fが、周方向に等
間隔で、かつ、羽根63a〜63fの外縁部71が胴管
21の内面49を摺動回転可能なように、長手方向に取
り付けられている。羽根63a〜63fの隣接する2枚
の間には、それぞれ間隙65a、65b、65c、65
d、65e及び65fが形成される。
【0015】ここで吐出口59の上方とは、吐出口59
から回転軸37に向かう方向をいう。また、羽根63a
〜63fの幅とは、外縁部71の軸方向長さをいい、外
縁部71が吐出口59と接する際にも、外縁部71の両
端は常に内面49と摺接するようにされている。このと
きに、外縁部71の各端につき、そこから吐出口までの
外縁部71の長さが最短となるときの長さを「摺接代」
と呼ぶ。
【0016】羽根63a〜63fの枚数は、本実施例で
は6枚であるが、粉粒体の種類及び胴管21の内径に応
じて、2以上の適当な枚数としてよい。また摺接代は、
粉粒体の種類、胴管21の内径及び吐出口59の径に応
じて決めてよい。次に、本実施例の重量式バッチ計量装
置の作動について、粉粒体としてセメントを用いて説明
する。
【0017】ホッパ1の蓋5が移動され、セメントがホ
ッパ1に投入される。セメントの投入が終わると、蓋5
は元の位置に戻される。ホッパ1へ投入されたセメント
は、ホッパ1から排出ノズル15、旋回機構17及び投
入ノズル19を経てスクリューコンベア73に供給され
る。ここでモータ55が運転され、回転軸37及び回転
翼45が回転され、スクリューコンベア73が稼働され
る。スクリューコンベア73は、前記経路にて供給され
たセメントを移送し、胴管21の管内部35が、吐出口
59付近までセメントで満たされる。
【0018】移送されたセメントは、羽根63a〜63
fのそれぞれの間隙65a〜65fに充填されていく。
羽根63a〜63fは、回転軸37の回転に伴って、間
隙65a〜65f内のセメントと共に回転する。羽根6
3a〜63fの回転につれて、間隙65a〜65fが吐
出口59に接すると、間隙65a〜65f内のセメント
が吐出口59を経て落下し、吐出ノズル61から吐出さ
れる。ここで、間隙65a〜65fが吐出口59に接し
た部分のセメントの重量はいずれの部材によっても支え
られておらず、重量センサ9では、既に吐出されたもの
として検出されることになる。
【0019】重量センサ9により、セメントの吐出量が
重量の減少値として検出され、重量減少値が所定の値に
なったときに、モータ55への制御盤13からの電力供
給が断たれ、モータ55は停止する。そして、スクリュ
ーコンベア73は稼働をやめ、セメントの移送は止ま
る。モータ55への電力供給の停止は、自動的になされ
ても手動操作によってもよい。
【0020】スクリューコンベア73が稼働をやめた後
も、吐出口59と接している間隙65a〜65fに残っ
ているセメントは、なお落下する。しかし、このとき吐
出されるセメントの大部分の重量は、前述したように、
重量センサ9にては、既に吐出されたものとして検出済
みであるので、この部分は計量誤差には関与しない。
【0021】また、羽根63a〜63fの回転も止ま
り、吐出口59は、羽根63a〜63fにより塞がれ、
吐出口59からの、回転停止後の更なるセメントの落下
を防止する。以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の重量式バッ
チ計量装置は、スクリューコンベアの吐出口の上方で、
スクリューコンベアの回転軸に複数の羽根をを設けたの
で、スクリューコンベアで移送された粉粒体は、羽根と
羽根の間隙に充填された後、羽根の回転に伴って吐出さ
れる。このため、例えば、スクリューコンベアの移送量
に脈動があっても、吐出される粉粒体の量はほぼ一定で
あり、スクリューコンベア停止後の後だれの変動は少な
い。よって、後だれの変動を原因とする計量誤差は小さ
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の重量式バッチ計量装置の構
成図である。
【図2】実施例の重量式バッチ計量装置のスクリューコ
ンベア部分の断面図である。
【図3】図2のA−A端面図である。
【符号の説明】
1・・・ホッパ、3・・・排出口、9・・・重量セン
サ、21・・・胴管、37・・・回転軸、43・・・外
周面、45・・・回転翼、49・・・内面、57・・・
吐出側端、59・・・吐出口、63a〜63f・・・羽
根、73・・・スクリューコンベア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を貯留するホッパを備えると共
    に、該ホッパの排出口に連結されて該ホッパから排出さ
    れる前記粉粒体を移送し、移送方向に略直交し下方に向
    かって開口した吐出口から吐出する、回転軸と該回転軸
    の外周面に固着された螺旋状の回転翼及び前記回転軸に
    同芯の円筒状の胴管とを有するスクリューコンベアを備
    え、かつ、これらの内部の粉粒体の重量を検出する重量
    センサを備えた重量式バッチ計量装置において、 前記回転翼の吐出側端よりも下流側の前記回転軸の外周
    面に長手方向に固着され、前記吐出口の径よりも大きな
    幅を有し、前記胴管の内面を摺動回転可能な複数の羽根
    を、前記吐出口の上方に設けたことを特徴とする重量式
    バッチ計量装置。
JP21889291A 1991-08-29 1991-08-29 重量式バッチ計量装置 Expired - Lifetime JPH087089B2 (ja)

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JP21889291A JPH087089B2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 重量式バッチ計量装置

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JPH0552639A JPH0552639A (ja) 1993-03-02
JPH087089B2 true JPH087089B2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200446489Y1 (ko) * 2009-06-26 2009-11-04 이재주 스크류 자동계량장치

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Publication number Publication date
JPH0552639A (ja) 1993-03-02

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