JP3570928B2 - 家畜の給餌機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家畜に飼料を与える給餌機に関するもので、詳しくは定量排出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラックの荷台に乗せたりフォークリフトで搬送して家畜に飼料を与える給餌機がよく知られているが、このような給餌機の場合、飼料を排出する方法としては、円筒管の中を螺旋状の部材を回転させながら搬送させたり、無端回動ベルト上を搬送させたりする方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の給餌機では、飼料を一定量ずつ与えるのが困難であり、もし一定量を量る必要がある場合には別に計量器を備えなければならないため、高価になってしまうという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、飼料を一定量ずつ排出することにより必要量の飼料を供給できる給餌機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、底面が下方に向かって狭まるすり鉢状に形成された家畜用の飼料タンクと、 一定量の飼料が入る分配室を有すると共に、前記飼料タンクの底斜面部に該斜面を回転面として回転自在に取り付けた定量分配ロータと、 該定量分配ロータの回動量を検出し回転回数を制御する回転回数制御手段とを具備し さらに、前記飼料タンクの底斜面部に前記定量分配ロータへの飼料供給口を設け、該飼料供給口より前記定量分配ロータの分配室に供給された飼料を定量分配ロータの回転とともに上方に移送して、前記飼料供給口より高い位置から飼料を排出するようにしたことを特徴としている。
【0005】
また、請求項2の発明は、前記飼料供給口を前記分配室の開口よりも大きくし、かつその形状を互いに角度を持たせたことを特徴としている。
【0006】
また、請求項3の発明は、前記定量分配ロータの回転軸を前記飼料タンク内に延設して、その回転軸に撹拌手段を取り付けたことを特徴としている。 また、請求項の発明は、前記分配室の回転方向後側の壁は変形又は後退自在に構成したことを特徴としている
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る家畜の給餌機の正面図、図2は同給餌機の側面図、図3は同給餌機の平面図、図4は定量分配ロータの斜視図である。
【0008】
本発明に係る家畜の給餌機は、家畜の飼料を入れて移動手段を用いて畜舎内を移動しながら給餌する家畜の給餌機であり、家畜の飼料を入れる飼料タンク1と、該タンク1から飼料を一定量ずつ排出する定量分配ロータ3と、図示はしないが、該定量分配ロータ3の回動量を検出し回転回数を制御する回転回数制御手段とを具備している。
【0009】
飼料タンク1は、飼料を投入する上部は大きく開口し、底面が下方に向かって狭まるすり鉢状に形成されている。そして、飼料タンク1の底斜面部11の一番底の位置に、定量分配ロータ3への飼料供給口2を設けている。この飼料供給口2は、後述する定量分配ロータ3の分配室31の開口部よりも大きく穿いており、その形状は分配室31の法線方向の形状に対してやや開いた(角度を持たせた)ほぼ台形状に形成されている。また、飼料タンク1の四方にはそれぞれ脚部12を有しており、載置可能になっている。
【0010】
定量分配ロータ3は、円盤状の底面の外周部に一定量の飼料が入る複数のマスに区画された分配室31を有している。分配室31は1マスおきに形成され、分配室31の隣り合うマスは弾性材34(図中、斜線で示した部分)で上部開口が塞がれている。分配室31は、上部下部ともに開口しており、分配室31の内方端には上記弾性材34が設けられている。この弾性材34は、分配室31の回りの隙間を塞いで餌がもれないようにするためのもので、材質は特に限定されない。また、円盤状底面の中央に回転軸32を有している。
【0011】
定量分配ロータ3は、前記飼料タンク1の底斜面部11に該斜面を回転面として回転自在に取り付けられている。すなわち、図2に示すように、飼料タンク1の底斜面部11とこれに取り付けた分配ロータケース6内に定量分配ロータ3が収容され、その回転軸32の一端は上記底斜面部11に設けた軸受を介して飼料タンク1内に延設され、他端は上記分配ロータケース6に設けた軸受を介して下方に延設され、モータMの回転駆動がベルト7、適当なギア手段等を介して定量分配ロータ3の回転軸32に付与されるようになっている。
【0012】
なお、定量分配ロータ3の分配室31と分配室31の間に合計6個のローラ33を設け(図4参照)、これにより定量分配ロータ3の重量を支えるとと同時に定量分配ロータ3の回転が軽くなるようにしている。
また、分配ロータケース6の上部には排出口4が設けられ、分配室31内の飼料がここから排出され、シュータ5上を滑って餌箱に供給される。
【0013】
次に、上記回転回数制御手段について説明する。図5はこの制御フローチャートを示したものである。
つまり、定量分配ロータ3の分配室31のそれぞれを検出するセンサを設けて、分配室31が排出口4を何回通過したかを計数し、それにより駆動モータMを停止させる。上記センサは、分配室31を直接検出するのではなく、分配室31に相当するもの(1対1対応させたプレート)を検出する。本実施形態では、計数して、設定回数になるとモータ停止の信号を出すカウンタを3個設け、このカウンタの設定数は使用者が自由に変更可能である。
【0014】
以上の構成に係る給餌機の動作について説明する。
まず、飼料タンク1内に飼料を投入する。定量分配ロータ3を例えば15rpm程度でゆっくりと回転させる。定量分配ロータ3の分配室31が飼料タンク1の一番底の飼料供給口2の位置に来たとき、飼料タンク1内の飼料は、飼料供給口2から分配室31内に入る。そして、定量分配ロータ3の回転にともなって、飼料の入った分配室31は上方に移動していき、その分配室31が丁度分配ロータケース6の排出口4の位置に到達したとき、分配室31に入っていた飼料がここから排出され、シュータ5を通って餌箱に供給される。
【0015】
本発明の家畜の給餌機は、上記のように、定量分配ロータ3の1マスに相当する1つの分配室31で一定量の飼料を排出できるため、その排出回数(前述のカウンタの設定数)を制御することにより、必要量の飼料を供給できる。
【0016】
また、定量分配ロータ3への飼料供給口2を飼料タンク1の一番底の位置に設け、飼料供給口2の大きさが分配室31の開口よりも大きくしているので、飼料タンク1内の飼料が底に残らずに最後までほぼ定量で排出することが可能となる。
【0017】
また、飼料タンク1内に延設した定量分配ロータ3の回転軸32に攪拌棒や攪拌羽根等の攪拌手段(図示せず)を設け、飼料タンク1内の周辺部に堆積して残りがちの飼料をこの撹拌手段でくずして飼料供給口2付近に落として排出できるようにすることにより、飼料タンク1内の飼料を残らず排出することができる。
【0018】
図6乃至図8は上記定量分配ロータ3の他の実施形態を示すもので、分配室31の回転方向後側の壁を変形又は後退自在に構成したものである。
粉末状の飼料だけでなく、立方体状(1辺約4cm程)の飼料を用いる場合がある。この立方体状の飼料を用いる場合、飼料供給口2と分配室31の回転方向後側壁との間に飼料が挟まり、メカロックの状態になることがある。
【0019】
そこで、図7に示すように、分配室31の後側の壁35に弾性材8を取り付け、立方体状飼料9が飼料供給口2と分配室31の後側壁35との間に挟まれそうになると、弾性材8が変形することで、定量分配ロータ3がスムースに回転を続けることができる。
なお、弾性材8を取り付けることで分配室31の容積が小さくなるので、取り付ける前の容積をその分だけ大きくするか、小さくなることを考慮して回転回数の制御を行う必要がある。
また、図8に示すように、過負荷がかかると分配室31の後側壁35がスプリング36の作用により後退自在とする構成であってもよい。
【0020】
また、図9及び図10は、上記定量分配ロータ3のその他の実施形態を示すもので、分配室37の回転方向後側の壁と飼料タンクに設けた飼料供給口38の端部は、タンク上方より見ると互いに角度を有し、それぞれに切断刃45、46を設けて前記の立方体状の飼料等が挟まった場合、強制的に切断することができる。
【0021】
また、図11は、本発明の他の実施形態を示すものである。
すなわち、同図に示すように、2個所の回転軸を介して分配ケース42内を分配升40が移動可能に構成されている。そして、飼料タンク39内に飼料を投入し、分配升40が飼料タンク39の一番底の飼料供給口41の位置に来たとき、飼料タンク39内の飼料は、飼料供給口41から分配升40内に入る。そして、分配升40の移動に伴って、飼料の入った分配升40は上方に移動していき、丁度分配ケース42の排出口43の位置に到達したとき、分配升40に入っていた飼料はここから排出され、シュータを通って餌箱に供給される。本給餌機は、その排出回数を制御することにより、必要量の飼料を供給できる。
【0022】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の家畜の給餌機によれば、定量分配ロータの1マス(分配室)で一定量の飼料を排出できるため、その排出回数を制御することにより、必要量の飼料を供給できる。したがって、家畜の飼育状態や1つの餌箱に居る家畜の頭数に合わせた適量の飼料を供給でき、さらに移動しながら一定量ずつ排出可能なため、餌箱全体にまんべんなく飼料を供給できる。
【0023】
また、定量分配ロータへの飼料供給口を飼料タンクの一番底の位置に設け、飼料供給口の形状が分配室の開口部よりも大きくすることにより、飼料タンク内の飼料が底に残らないように最後までほぼ定量で排出可能である。そして、飼料タンクの位置を低くできるので、タンクへの飼料投入が容易であり、給餌作業を安全に行える。さらに、飼料を供給口よりも高い位置から排出するため、餌箱が高い位置にあっても供給可能である。
【0024】
また、飼料タンク内の周辺部に堆積して残りがちの飼料を撹拌棒等の撹拌手段でくずして、定量分配ロータへの飼料供給口付近に落として排出できるようにすることにより、飼料タンク内の飼料を残らず排出できる。
【0025】
さらに、分配室の回転方向後側の壁を変形又は後退自在に構成することにより、立方体状の飼料が投入された場合にも、飼料供給口と分配室の後側の壁との間に飼料が挟まれるような不具合が起こらず、スムースに定量分配ロータが回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家畜の給餌機の正面図である。
【図2】同給餌機の側面図である。
【図3】同給餌機の平面図である。
【図4】定量分配ロータの斜視図である。
【図5】同給餌機の制御フローチャートである。
【図6】分配室の斜視図である。
【図7】定量分配ロータの他の実施形態を示す断面図である。
【図8】定量分配ロータの別の実施形態を示す断面図である。
【図9】定量分配ロータのその他の実施形態を示す斜視図である。
【図10】同断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 飼料タンク
2 飼料供給口
3 定量分配ロータ
4 排出口
5 シュータ
6 分配ロータケース
7 ベルト
8 弾性材
9 立方体状飼料
11 底斜面部
12 脚部
31 分配室
32 回転軸
33 ローラ
34 弾性材
35 分配室後側壁
36 スプリング
37 分配室
38 飼料供給口
39 飼料タンク
40 分配升
41 飼料供給口
42 分配ケース
43 排出口
45 切断刃
46 切断刃

Claims (4)

  1. 底面が下方に向かって狭まるすり鉢状に形成された家畜用の飼料タンクと、 一定量の飼料が入る分配室を有すると共に、前記飼料タンクの底斜面部に該斜面を回転面として回転自在に取り付けた定量分配ロータと、 該定量分配ロータの回動量を検出し回転回数を制御する回転回数制御手段とを具備し さらに、前記飼料タンクの底斜面部に前記定量分配ロータへの飼料供給口を設け、該飼料供給口より前記定量分配ロータの分配室に供給された飼料を定量分配ロータの回転とともに上方に移送して、前記飼料供給口より高い位置から飼料を排出するようにしたことを特徴とする家畜の給餌機
  2. 記飼料供給口を前記分配室の開口よりも大きくし、かつその形状を互いに角度を持たせたことを特徴とする請求項記載の家畜の給餌機。
  3. 前記定量分配ロータの回転軸を前記飼料タンク内に延設して、その回転軸に撹拌手段を取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の家畜の給餌機。
  4. 前記分配室の回転方向後側の壁は変形又は後退自在に構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の家畜の給餌機
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