JPH0870395A - リニアリティ補正回路 - Google Patents

リニアリティ補正回路

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JPH0870395A
JPH0870395A JP6225678A JP22567894A JPH0870395A JP H0870395 A JPH0870395 A JP H0870395A JP 6225678 A JP6225678 A JP 6225678A JP 22567894 A JP22567894 A JP 22567894A JP H0870395 A JPH0870395 A JP H0870395A
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JP
Japan
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transistor
emitter
resistor
linearity correction
capacitor
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JP6225678A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanemoto
芳孝 金本
Katsuya Kondo
克哉 近藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適なリニアリティ補正をかけるようにする
と共に、回路規模を縮小する。 【構成】 エミッタ接地のトランジスタ22は、映像信
号を増幅する。トランジスタ22のエミッタに、映像信
号中のシンクチップレベルを検出するトランジスタ25
が接続される。検出されたシンクチップレベルの電位が
コンデンコ27で蓄えられる。コンデンサ27の一端と
トランジスタ22のエミッタとの間にトランジスタ28
が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、8mmVT
R等のビデオ機器に用いられて好適なリニアリティ補正
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、VTRの再生系には、FM復調
回路の後に、輝度信号のリニアリティ補正回路が設けら
れている。このリニアリティ補正回路によって、復調時
に精度の落ちた輝度信号のリニアリティ特性が補正され
る。なお、リニアリティ補正量は、1フレーム中の輝度
信号レベルの平均値(APL(Average Picture Level))
に基づいて決められる。このAPLとは、1フレームの
有効走査期間内において、ブランキングレベルを基準と
した場合の映像信号の平均信号レベルのことである。
【0003】図7は、リニアリティ補正回路の一例を示
す回路図である。電源端子111は、抵抗112、11
3、114、115、116のそれぞれの一端及びトラ
ンジスタ117のコレクタに接続される。また、電源端
子111からは、例えば、5Vの電源電圧が入力され
る。入力端子118には、FM復調された輝度信号が供
給される。入力端子118は、コンデンサ119及び抵
抗120を介して、抵抗112の他端、抵抗121の一
端及びトランジスタ122のベースに接続される。抵抗
121の他端は接地される。トランジスタ122のコレ
クタは抵抗113の他端、抵抗123の一端及びコンデ
ンサ124の一端に接続される。また、トランジスタ1
22のエミッタは抵抗125を介して接地される。抵抗
123の他端はコンデンサ126を介して接地される。
【0004】コンデンサ124の他端は、抵抗114の
他端、抵抗127の一端及びトランジスタ128のベー
スに接続される。抵抗127の他端は接地される。トラ
ンジスタ128のコレクタは、抵抗115の他端及びト
ランジスタ117のベースに接続される。トランジスタ
128のエミッタは、抵抗129の一端、コンデンサ1
30の一端及びダイオード131のカソード側に接続さ
れる。抵抗129の他端及びコンデンサ130の他端は
接地される。ダイオード131のアノード側は、抵抗1
32を介して抵抗116の他端、抵抗133の一端及び
コンデンサ134の一端に接続される。なお、ダイオー
ド131により、輝度信号のリニアリティ補正が行なわ
れる。抵抗133の他端及びコンデンサ134の他端は
接地される。トランジスタ117のエミッタは、出力端
子135及び抵抗136の一端に接続され、出力端子1
35からは、輝度信号が出力される。抵抗136の他端
は接地される。
【0005】ここで、所定レベル以上の輝度信号が入力
端子118から入力されると、ダイオード131がオン
し、これにより、その白レベル部分にはリニアリティ補
正がかけられる。また、入力端子118から輝度の低い
信号が入力されると、ダイオード131がオフする。従
って、その白レベル部分にはリニアリティ補正がかけら
れない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8には、上述の回路
に入力される輝度信号の波形図が示される。1フレーム
目(F1)の白レベルとNフレーム目(FN)の白レベ
ルは同等ではあるが、図8からも明らかなように、F1
における輝度信号のシンクチップレベルとFNにおける
輝度信号のシンクチップレベルとは異なっている。
【0007】これは、入力端子118から入力される輝
度信号のAPLが変化した場合に発生してしまう。すな
わち、入力端子118から入力される映像信号の直流成
分は、コンデンサ124によりカットされる。これによ
り、シンクチップレベルが異なった信号となってしま
う。また、入力映像信号のAPLが変化すると、トラン
ジスタ128のエミッタから出力される輝度信号は、直
流的に変動してしまう。このため、各フレームのシンク
チップレベルが異なってしまう。
【0008】さらに、リニアリティ補正を行なうダイオ
ード131のDCレベルは、抵抗116及び113の分
割による固定バイアスにより決定される。このため、輝
度信号のAPLが直流的に変動すると、リニアリティ補
正量が変化してしまう。すなわち、図8において、一点
鎖線で示されるような固定のDCレベルを設定すると、
上述のように、F1とFNとは同じ白レベルを有するに
もかかわらず、F1の輝度信号にはリニアリティ補正が
かけられず、一方、FNの輝度信号にはリニアリティ補
正がかけられる。従って、同じ白レベルを有する映像で
も、そのフレームの映像信号に含まれる輝度信号の平均
値によってリニアリティ補正がかけられる場合とかけら
れない場合とが発生してしまう。そこで、本願出願人
は、特開平5−43280号において、リニアリティ補
正回路に関して開示した。特開平5−43280号に開
示される構成のリニアリティ補正回路では、構成が複雑
になってしまう。
【0009】従って、この発明の目的は、輝度信号のA
PLが変化した場合でも、常に一定のリニアリティ補正
をかけることができる共に、簡単な構成で実現できるリ
ニアリティ補正回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、映像信号を
増幅するエミッタ接地のトランジスタ22と、トランジ
スタ22のエミッタに接続され、映像信号のシンクチッ
プレベルを検出するためのトランジスタ25と、トラン
ジスタ25で検出されたシンクチップレベルの電位を蓄
えるコンデンサ27と、トランジスタ22のエミッタと
コンデンサ27の一端との間に接続されたトランジスタ
28とからなり、シンクチップレベルに応じて、トラン
ジスタ22のゲインを変化させるようにしたリニアリテ
ィ補正回路である。
【0011】また、この発明は、映像信号を増幅するベ
ース接地のトランジスタ66と、映像信号のシンクチッ
プレベルを検出するためのトランジスタ56と、トラン
ジスタ66のベースに接続され、トランジスタ56で検
出されたシンクチップレベルの電位を蓄えるコンデンサ
61と、一端がトランジスタ66のエミッタに接続され
る非直線素子58とからなり、非直線素子58を介して
トランジスタ66に映像信号を供給し、映像信号のシン
クチップレベルに応じて、トランジスタ66のゲインを
変化させるようにしたリニアリティ補正回路である。
【0012】
【作用】トランジスタ28により映像信号のリニアリテ
ィ補正が行われる。また、トランジスタ25によりシン
クチップレベルが検出される。このシンクチップレベル
の電位がコンデンサ27に蓄えられる。トランジスタ2
8がオン方向となると、トランジスタ21のゲインが増
加する。これにより、シンクチップレベルが伸ばされ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は第1の実施例を示す、この発明に
よるリニアリティ補正回路の原理図である。1は入力端
子であり、輝度信号が入力される。2は電荷結合素子
(CCD)であり、輝度信号が供給されると共に、3.
58MHzのクロックが供給される。CCD2からは、
1H分の輝度信号が出力される。この輝度信号は、アン
プ3で増幅された後、ローパスフィルタ(LPF)4に
供給される。LPF4では、供給された信号のうちクロ
ック等の不要な信号成分が落とされると共に所定の周波
数成分以下の信号が抜き出される。LPF4からの出力
信号は、バッファ5を介して出力される。
【0014】アンプ3には、シンクチップ検出部6が接
続される。このシンクチップ検出部6により、輝度信号
中のシンクチップ検出が行われる。また、アンプ3に
は、一端が接地された可変抵抗7と、ダンピング抵抗8
の一端とが接続される。可変抵抗7によりアンプ3のゲ
インが変えられる。ダンピング抵抗8は、その抵抗値が
大きくなるのに対応してリニアリティ補正量を低下させ
るものである。ダンピング抵抗8の他端は、非直線素子
9の一端に接続される。非直線素子9は、リニアリティ
補正を行うものである。非直線素子9の他端は、シンク
チップ検出部6及び時定数回路10に接続される。時定
数回路10により、シンクチップの最大値がホールドさ
れる。
【0015】図2は、リニアリティ補正回路の回路図で
ある。入力端子21には、CCD2から出力される1H
分の輝度信号が供給される。入力端子21は、エミッタ
接地されたトランジスタ22のベースに接続される。ト
ランジスタ22のコレクタは、抵抗33を介して電源端
子32に接続される。トランジスタ22のエミッタは、
コンデンサ23及び抵抗24を介して接地される。コン
デンサ23は、トランジスタ22を介して入力された信
号の周波数補正のために用いられる。また、トランジス
タ22のエミッタは、NPN型トランジスタ25のベー
スに接続される。トランジスタ25のコレクタは、電源
端子32に接続される。トランジスタ25のエミッタ
は、並列接続された抵抗26及びコンデンサ27の一端
に接続される。抵抗26の他端及びコンデンサ27の他
端はそれぞれ接地される。また、トランジスタ25のエ
ミッタは、NPN型トランジスタ28のエミッタに接続
される。トランジスタ28のベースは、そのコレクタに
接続されると共に、ダンピング抵抗29、可変抵抗30
及び抵抗31を介して接地される。なお、トランジスタ
25とトランジスタ28とは、共にNPN型トランジス
タなので、温度変化に対してはお互いにキャンセルしあ
い、温度特性の影響を受けない構成とされている。
【0016】トランジスタ22のコレクタと抵抗33と
の接続点には、ローパスフィルタ(LPF)34の入力
端子が接続される。LPF34の出力端子は、トランジ
スタ35のベースに接続されると共に、抵抗36を介し
て電源端子32に接続される。トランジスタ35のコレ
クタは、電源端子32に接続される。トランジスタ35
のエミッタは、抵抗37を介して接地されると共に出力
端子38に導出される。
【0017】以下、図2に示される回路の動作を説明す
る。入力端子21から入力された1H分の輝度信号のシ
ンクチップ電位は、コンデンサ27によりホールドされ
る。トランジスタ25のコレクタ−エミッタ間の抵抗は
小さいので、コンデンサ27はすぐに充電される。ま
た、抵抗26とコンデンサ27からなる時定数回路の放
電時定数は長く設定されている。このため、コンデンサ
27は、シンクチップ電位より0.7V(トランジスタ
25のVBE)だけ低い直流電位に設定される。
【0018】トランジスタ28のエミッタがコンデンサ
27に接続されているため、トランジスタ28のベース
電位がシンクチップ電位に近づく程、トランジスタ28
はオンしやすくなる。これにより、トランジスタ22の
ゲインが増加し、シンク電位が伸びる。なお、上述のよ
うに、ダンピング抵抗29の抵抗値が大きい程、リニア
リティ補正量が低下する。また、トランジスタ22のコ
レクタはLPF34に接続されており、これにより、輝
度信号がLPF34に供給される。LPF34からは所
定の周波数以下の信号が出力され、トランジスタ35を
介して出力端子38から出力される。
【0019】ところで、入力端子21に供給される信号
は、CCD2の1H分の輝度信号であり、CCD2の入
力でクランプをかけている。このため、シンクチップ電
位は、信号のAPLの影響がなく一定である。例えば、
トランジスタ22のベースの前段にコンデンサがある場
合には、シンクチップ電位がAPLにより変化する可能
性がある。しかしながら、トランジスタ25及び28の
ベースは、同じ電位(ダンピング抵抗29と可変抵抗3
0との交点)に接続されているので、コンデンサ27の
電位は、シンクチップ電位に追従して変化する。従っ
て、トランジスタ28によるリニアリティ補正量は一定
となる。また、入力端子21に供給される映像の極性が
反転した時には、トランジスタ25及び28にPNP型
トランジスタを用いればよい。このような構成とするこ
とにより、回路規模を縮小することが可能となる。
【0020】図3は第2の実施例を示す、この発明によ
るリニアリティ補正回路の原理図である。41は入力端
子であり、図示せずも前段のCCDから出力される1H
分の輝度信号が入力される。入力端子41を介された輝
度信号は、エミッタホロワ42に供給される。エミッタ
ホロワ42の出力は、ダンピング抵抗43を介してダン
ピング抵抗44及び非直線素子45に供給される。非直
線素子45により、リニアリティ補正が行われる。ダン
ピング抵抗44及び非直線素子45の出力がアンプ46
に供給される。また、エミッタホロワ42の出力は、シ
ンクチップ検出部47に供給される。このシンクチップ
検出部47により、輝度信号中のシンクチップ検出が行
われる。シンクチップ検出部47には、時定数回路48
が接続される。この時定数回路48によりシンクチップ
電位の最大値がホールドされ、これから直流成分が形成
される。シンクチップ検出部47は、DCシフト部49
に接続される。DCシフト部49では、輝度信号の基準
電圧シフト量が求められる。DCシフト部49はアンプ
46に接続される。アンプ46では、リニアリティ補正
された輝度信号のDCレベルがDCシフト部49で形成
された基準電圧シフト量だけ変位される。アンプ46の
出力がエミッタホロワ50を介して出力される。
【0021】図4は、図3に示されるリニアリティ補正
回路の回路図である。入力端子51には、1H分の輝度
信号が供給される。入力端子51は、エミッタホロワの
トランジスタ52のベースに接続される。トランジスタ
52のコレクタは、電源端子53に接続される。トラン
ジスタ52のエミッタは、抵抗54を介して接地され
る。これと共に、トランジスタ52のエミッタは、抵抗
55を介してトランジスタ56のベースと、ダンピング
抵抗57を介して非直線素子58(互いに逆方向に接続
された2つのダイオード)の一端及びダンピング抵抗5
9の一端とに、それぞれ接続される。トランジスタ56
のコレクタは接地され、エミッタは抵抗60を介して電
源端子53に接続される。電源端子53にコンデンサ6
1の一端が、トランジスタ56のエミッタにコンデンサ
61の他端が接続される。コンデンサ61の他端は、抵
抗62及びコンデンサ63を介して接地される。
【0022】抵抗62とコンデンサ63との接続点に
は、トランジスタ64のコレクタ及びベース接地された
トランジスタ66のベースが接続される。トランジスタ
64のエミッタはトランジスタ65のエミッタと電源端
子53とに接続される。トランジスタ64のベースは、
トランジスタ65のベース及びコレクタに接続される。
トランジスタ65のコレクタは、抵抗67を介して接地
される。トランジスタ66のコレクタは、抵抗68を介
して電源端子53に接続されると共に、エミッタホロワ
のトランジスタ70のベースに接続される。トランジス
タ66のエミッタは、抵抗69を介して接地されると共
に、非直線素子58及びダンピング抵抗59の他端に接
続される。トランジスタ70のコレクタは電源端子53
に接続され、そのエミッタは出力端子71に導出される
と共に、抵抗72を介して接地される。
【0023】以下、図4に示される回路の動作を説明す
る。入力端子51から入力された1H分の輝度信号のシ
ンクチップ電位の最大値は、コンデンサ61によりホー
ルドされる。これにより直流成分が形成される。この直
流成分に基づいて、トランジスタ64及び65で基準電
圧シフト量が求められる。この基準電圧シフト量は、ト
ランジスタ66のベースに印加される。トランジスタ6
6では、非直線素子58によりリニアリティ補正された
輝度信号のDCレベルが上述の基準電圧シフト量だけ変
位され、トランジスタ70のエミッタから出力される。
【0024】ところで、図4に示されるリニアリティ補
正回路において、小振幅の輝度信号の場合、非直線素子
58が非導通状態となる。従って、トランジスタ66の
ゲインGは、抵抗68を(抵抗57+抵抗59)で割っ
た値になる。一方、大振幅の輝度信号の場合には、非直
線素子58が導通状態となる。従って、トランジスタ6
6のゲインGは、抵抗68を抵抗57で割った値にな
る。これにより、小振幅と大振幅とで適切なリニアリテ
ィ補正をかけることができる。
【0025】図5は、図4に示されるリニアリティ補正
回路の変形例を示す図である。入力端子81には、1H
分の輝度信号が供給される。入力端子81は、エミッタ
ホロワのトランジスタ82のベースに接続される。トラ
ンジスタ82のコレクタは、電源端子83に接続され
る。トランジスタ82のエミッタは、抵抗84を介して
接地される。これと共に、トランジスタ82のエミッタ
は、抵抗85を介して抵抗86の一端及びトランジスタ
87のベースに接続される。抵抗86の他端は、電源端
子83に接続される。また、トランジスタ81のエミッ
タは、ダンピング抵抗88を介して非直線素子89(互
いに逆方向に接続された2つのダイオード)の一端及び
ダンピング抵抗90の一端にそれぞれ接続される。トラ
ンジスタ87のコレクタは接地され、エミッタは抵抗9
1を介して電源端子83に接続される。電源端子83に
コンデンサ92の一端が、トランジスタ87のエミッタ
にコンデンサ92の他端が接続される。また、コンデン
サ92の他端は、コンデンサ93を介して接地される。
【0026】コンデンサ92とコンデンサ93との接続
点には、ベース接地されたトランジスタ94のベースが
接続される。トランジスタ94のエミッタは抵抗95を
介して接地されると共に、非直線素子89の他端及びダ
ンピング抵抗90の他端に接続される。トランジスタ9
4のコレクタは、エミッタホロワのトランジスタ96の
ベースに接続されると共に、抵抗97を介して電源端子
83に接続される。トランジスタ96のエミッタは、出
力端子98に導出されると共に抵抗99を介して接地さ
れる。トランジスタ96のコレクタは、電源端子83に
接続される。
【0027】以下、図5に示される回路の動作を説明す
る。入力端子81から入力された1H分の輝度信号は、
トランジスタ82を介してトランジスタ87のベースに
供給される。ここで、抵抗85及び86の抵抗比により
輝度信号をDCシフトさせるための基準電圧シフト量が
求められる。この基準電圧シフト量からシンクチップ検
出がなされる。検出されたシンクチップは、コンデンサ
92によりホールドされ、直流の基準電圧シフト量が形
成される。この基準電圧シフト量がトランジスタ94の
ベースに印加される。トランジスタ94では、非直線素
子89によりリニアリティ補正された輝度信号のDCレ
ベルが上述の基準電圧シフト量だけ変位される。そし
て、トランジスタ96のエミッタから出力端子98を介
して出力される。図5に示されるリニアリティ補正回路
においても、図4で説明したのと同様に、最適なリニア
リティ補正をかけることができる。
【0028】図6は、上述のリニアリティ補正回路をド
ロップアウト補償回路に適用した場合のブロック図であ
る。入力端子101を介された映像信号は、スイッチ1
02を介して出力端子103から出力される。映像信号
中にドロップアウトが検出されると、映像信号は1HC
CD104に供給され、1ライン分遅延される。その
後、リニアリティ補正回路105において、1HCCD
104から供給される映像信号に対してリニアリティ補
正がかけられる。なお、可変抵抗106により、リニア
リティ補正回路105のゲインが変化される。リニアリ
ティ補正回路105から出力される映像信号は、LPF
107、エミッタホロワ108及びスイッチ102を介
して出力端子103に供給される。
【0029】
【発明の効果】この発明に依れば、アンプゲインを可変
とすることにより、常に適切なリニアリティ補正をかけ
ることができる。また、回路を同一系統で構成できるた
め、簡単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリニアリティ補正回路の第一実
施例の原理図である。
【図2】第一実施例の回路図である。
【図3】この発明によるリニアリティ補正回路の第二実
施例の原理図である。
【図4】第二実施例の回路図である。
【図5】第二実施例の変形例の回路図である。
【図6】この発明によるリニアリティ補正回路をドロッ
プアウト検出回路に適用した場合のブロック図である。
【図7】従来のリニアリティ補正回路のブロック図であ
る。
【図8】従来のリニアリティ補正回路の回路図である。
【符号の説明】
3、46 アンプ 9、45 非直線素子 49 DCシフト部 105 リニアリティ補正回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を増幅するエミッタ接地の第1
    のトランジスタと、 上記第1のトランジスタのエミッタに接続され、上記映
    像信号のシンクチップレベルを検出するための第2のト
    ランジスタと、 上記第2のトランジスタで検出されたシンクチップレベ
    ルの電位を蓄える手段と、 上記第1のトランジスタのエミッタと上記手段の一端と
    の間に接続された非直線素子とからなり、 上記シンクチップレベルに応じて、上記第1のトランジ
    スタのゲインを変化させるようにしたリニアリティ補正
    回路。
  2. 【請求項2】 上記非直線素子は、上記第2のトランジ
    スタと同様のトランジスタで構成される請求項1記載の
    リニアリティ補正回路。
  3. 【請求項3】 映像信号を増幅するベース接地の第3の
    トランジスタと、 上記映像信号のシンクチップレベルを検出するための第
    4のトランジスタと、 上記第3のトランジスタのベースに接続され、上記第4
    のトランジスタで検出されたシンクチップレベルの電位
    を蓄える手段と、 一端が上記第3のトランジスタのエミッタに接続される
    非直線素子とからなり、 上記非直線素子を介して上記第3のトランジスタに映像
    信号を供給し、上記映像信号のシンクチップレベルに応
    じて、上記第3のトランジスタのゲインを変化させるよ
    うにしたリニアリティ補正回路。
  4. 【請求項4】 上記手段と上記第3のトランジスタのベ
    ースとの間に、直流シフト回路を設けるようにした請求
    項3記載のリニアリティ補正回路。
  5. 【請求項5】 上記第4のトランジスタのベースに直流
    シフト回路を設けるようにした請求項3記載のリニアリ
    ティ補正回路。
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