JP2000196973A - ディスプレイ・システムにおけるパルス補正装置 - Google Patents

ディスプレイ・システムにおけるパルス補正装置

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JP2000196973A
JP2000196973A JP11320470A JP32047099A JP2000196973A JP 2000196973 A JP2000196973 A JP 2000196973A JP 11320470 A JP11320470 A JP 11320470A JP 32047099 A JP32047099 A JP 32047099A JP 2000196973 A JP2000196973 A JP 2000196973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルスの振幅全体に著しい影響を及ぼすこと
なく受像管のビーム電流測定パルスのオーバシュートを
除去すること。 【解決手段】 負荷回路(200)からスイッチ(Q3
00)を介して基準電位源(Gr)に結合される第1の
コンデンサ(Ca)と、オーバシュードの存在に応答し
て、前記スイッチを所定の長さの時間にわたり閉じそれ
以外のときに開く制御回路とから成るパルス補正回路
(300)により、パルスのオーバシュートが抑制され
る。前記スイッチは、基準電位源に結合されるエミッタ
(E)と第1のコンデンサ(Ca)を介して負荷回路に
交流結合されるコレクタ(C)を有するバイポーラ・ト
ランジスタ(Q300)から成り、制御回路は、負荷回
路をバイポーラ・トランジスタのベース(B)に交流結
合させる第2のコンデンサ(Cb)と、ベース(B)を
基準電位源に直流結合させる抵抗(Ra)とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンのデ
ィスプレイ・システムに関し、特に、受像管のビーム電
流測定パルスのオーバシュートの抑制に関する。
【0002】
【従来の技術】高精細度テレビジョン受像機およびコン
ピュータまたはマルチ−メディア・モニタを含む、ティ
ジタル・テレビジョン受像機は、従来のNTSC方式、
PAL方式およびSECAM方式の映像伝送標準に従う
1H走査周波数よりも(例えば、2.14倍)高い水平
走査周波数を使用し、1つまたはそれ以上のモードを有
する。このような通常よりも高い走査周波数のモニタ/
受像機のディスプレイ・システムにおいて、AKB(a
utomatic kinescope bias:自
動受像管バイアス)装置は、従来の基準に従って動作す
るディスプレイ・システムと比較して、カソードのカッ
トオフ電流の測定時間が短い。従来の自動受像管バイア
ス装置は、以下の理由で、通常よりも高い走査周波数の
ディスプレイ・システムでは適正に動作しないことが認
識される。
【0003】自動受像管バイアス・システムは帰還(f
eedback)を使用して、受像管のビーム・カット
オフ・レベルを調節する。典型的に、自動受像管バイア
ス・システムは、受像管のカソードに印加されるビーム
・カットオフ・テスト・パルスを発生する。1水平ライ
ン(典型的に、垂直期間の間の1ライン)を使用して、
カラー受像管(CRT)の各銃のビーム・カットオフ電
流を測定する。カソード電流センサは、テスト・パルス
に応答して発生されるビーム・カットオフ電流を検出
し、負荷抵抗の両端にパルス電圧を発生する。負荷抵抗
両端の測定パルス電圧は、測定期間の間、基準レベルと
比較される。次に、各CRT銃に対するバイアス電圧を
システムで調節して、カットオフ・バイアス電圧の誤差
を補正する。
【0004】各銃をオン/オフすると、受像管の静電容
量が充電/放電される。そのため、赤、緑、青の自動受
像管バイアス測定パルスは、各遷移でオーバシュートを
呈し、これはパルスの振幅の正確な測定を妨げ、従っ
て、カットオフ・バイアス電圧の調節を妨げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常の1H(すなわ
ち、標準の水平走査周波数)動作に対するこのようなオ
ーバシュートの存在は重要な問題ではない。何故なら、
自動受像管バイアス・パルスの測定期間は、オーバシュ
ートの幅と比較して割合に長く、且つ走査速度が比較的
遅いので割合に大きいコンデンサが負荷抵抗の両端に配
置されるからである。しかしながら、通常の1Hよりも
高い走査周波数での自動受像管バイアス測定の持続期間
は割合に限られている。比較的大きなコンデンサを負荷
抵抗の両端に使用すると、シュートの振幅を減少させる
傾向があるが、望ましくない傾きまたは傾斜が各パルス
に生じることも判明している。このような通常よりも高
い走査周波数のシステムでは、このようなパルスのひず
み(傾きまたは傾斜)は、自動受像管バイアス・パルス
の測定値に誤差を生じることが認識される。更に具体的
に言うと、基準値と比較されているとき、パルスの振幅
が一定しないと、自動受像管バイアス・システムは、自
動受像管バイアス期間の間、バイアスを変化させ、安定
したレベルに調節(サーボ:servo)されない。そ
れに加えて、種々の走査モードの間に色温度の誤差また
は不一致が生じることもある。
【0006】本発明は、受像管のカソード電流測定パル
スに及ぼす高速走査の影響に関してこれまで認識されて
いなかった上記の問題を認識することに一部ある。
【0007】本発明は、パルスの振幅全体に著しい影響
を及ぼすことなく受像管のビーム電流測定パルスのオー
バシュートを除去するために、ディスプレイ・システム
におけるパルス補正装置の必要性を満たすことに向けら
れる。
【0008】有利なことに、本発明の測定パルス補正回
路は、パルスの振幅に著しく影響を及ぼさずにカソード
電流測定パルスの過度のオーバシュート(何れの方向に
おいても)を除去する。ここで説明する本発明の具体的
な例において、カソード電流測定パルス補正回路が、例
示的な自動受像管バイアス構成に付加されている。補正
回路はオーバシュートを感知し、コンデンサをスイッチ
・イン(switchin)し、シュート期間の間にシ
ュートを抑制する。コンデンサは、パルス測定期間の残
りの間スイッチ・アウト(switch out)され
る。自動受像管バイアス測定パルスは、シュート期間の
間を除いて、著しく変更されない。レベルに敏感な従来
のクリッパ回路はこの目的に使用できない。何故なら、
各パルスのレベルは、構成要素の許容誤差と共に且つ色
温度の調節と共に変動するからである。すなわち、各パ
ルスの正確なレベルは予測できない。
【0009】本発明は、自動受像管バイアス・システム
において電流測定パルスの補正を行うことに加え、他の
用途にも使用できる。自動利得調節装置は、自動受像管
バイアス動作と同様な動作の間、テスト電圧パルスに応
答して発生されるカソード電流をも測定するので、本発
明のパルス補正回路は、例えば、後で述べるように、自
動白レベルまたは利得(ドライブ:drive)装置と
協同して使用することもできる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるパルス補正
装置は、受像管(24)のカソード(K1)に結合され
且つビーム電流測定期間の間にビーム電流測定パルス
(RP)を供給する出力(28)を有するカソード電流
感知手段(18)と、測定パルスに応答して、オーバシ
ュートを呈する傾向のある出力パルス電圧(RP)を発
生する負荷回路(200)を備える。このようなオーバ
シュートはパルス補正回路(300)により補正され
る。補正回路(300)は、スイッチ(Q300)を介
して負荷回路(200)から基準電位源(Gr)に結合
されるコンデンサ(Ca)と;オーバシュートの存在に
応答し、所定の長さの時間にわたりスイッチを閉じ且つ
それ以外のときにスイッチを開く制御回路(Ca、R
a、Rb)とから成る。
【0011】有利なことに、ここで説明する発明の例示
的な応用において、スイッチはバイポーラ型または電界
効果型のトランジスタを含み、パルス抑制機能を備える
と共に、制御回路のために閾値検出を行う。
【0012】本発明の第1の実施例において、スイッチ
は、基準電位源(Gr)に結合されるエミッタ(E)と
前記第1のコンデンサ(Ca)を介して負荷抵抗(20
0)に交流結合されるコレクタ(C)を有するバイポー
ラ・トランジスタ(Q300)から成り;制御回路は、
バイポーラトランジスタのベース(B)に負荷回路を交
流結合させる第2のコンデンサと、基準電位源(Gr)
にベース(B)を直流結合させる抵抗(Ra)とから成
る。
【0013】本発明の更に別の実施例においては、スイ
ッチは、基準電位源(Gr)に結合されるソース(S)
と、第1のコンデンサ(Ca)を介して負荷抵抗(20
0)に交流結合されるドレイン(D)を備える電界効果
トランジスタ(Q300A)とから成り;制御回路は、
電界効果トランジスタ(300A)のゲート(G)に負
荷回路を交流結合させる第2のコンデンサ(Cb)と、
基準電位源(Gr)にゲート(G)を直流結合させる抵
抗(Ra)と、電界効果トランジスタのゲート(G)と
ドレイン(D)間に結合される閾値デバイス(D1)と
から成る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1のテレビジョン受像機/モニ
タは、例えば、東芝のTA1276N型ICあるいはフ
ィリップス(Philips)のTDA4780型IC
のような、信号処理集積回路12(以下、ICと称す)
を含み、これはビデオ信号源14に結合されて、表示用
のビデオ信号を受信し、出力部16のそれぞれの段にお
いてR、G、Bカラー信号を発生する。R、G、B信号
は、例えば、フィリップスで製作されるTDA6120
Q型の集積回路から成るそれぞれの受像管ドライバ増幅
器18、20、22に結合される。ドライバICの増幅
されたR、G、B出力信号は受像管24のそれぞれのカ
ソードK1、K2、K3に結合される。信号処理IC1
2は、出力部16に結合される自動受像管バイアス部
(26)を含み、出力部16は、垂直帰線消去期間内あ
るいはその近くで、連続的な水平ラインの間に信号処理
IC12のそれぞれのR、G、B出力において自動受像
管バイアス・テスト電圧パルスを発生する。
【0015】自動受像管バイアス・テスト・パルスのタ
イミングは、受像機/モニタ10の動作モードに依り異
なる。例えば、NTSC動作の場合、自動受像管バイア
ス・テスト・パルスは、R、G、B信号に対してそれぞ
れ、19、20、21番目のラインの間に起こる。コン
ピュータVGA(Video Graphics Ad
apter)モードの場合、パルスは、垂直帰線消去期
間の終了後約1ラインで始まるか、または画像期間の開
始中に始まる。また、垂直帰線消去期間の持続期間は、
モードが異なると異なる。
【0016】通常のビデオ情報は、自動受像管バイアス
・テスト・パルスの発生の間に消去される。自動受像管
バイアス・テスト電圧パルスは、それぞれの自動受像管
バイアス測定電流パルス(RP、BP、GP)を、受像
管ドライバ増幅器18、20、22のそれぞれのカソー
ド電流感知出力28、30、32において発生させる。
測定電流パルスは、カソードK1、K2、K3のそれぞ
れのカソード電流に対応する。測定電流パルスは連続的
に(すなわち、次々に)起こり、自動受像管バイアス負
荷200のそれぞれの入力端子T1、T2、T3に結合
され、ここで、測定電流パルスは負荷200における共
通の負荷抵抗R16により、自動受像管バイアス測定電
圧パルスに変換される。負荷抵抗R16の一方の端は端
子T1、T2、T3に接続され、他方の端は基準電圧源
34に接続される。フィルタ・コンデンサC2は負荷抵
抗R16の両端に結合される。負荷抵抗R16の両端に
発生する自動受像管バイアス測定電圧パルスは、自動受
像管バイアス・インタフェース回路100を介して、信
号処理IC12の自動受像管バイアス部の入力27に結
合される。自動受像管バイアス部26は、連続的に発生
される自動受像管バイアス測定電圧パルスを基準電圧と
比較し、その比較に応答して、出力29において、出力
部16のR、G、B段のためにバイアス電圧を発生す
る。
【0017】本発明に従い、自動受像管バイアス測定パ
ルス補正回路300は、自動受像管バイアス負荷回路2
00に結合され、以下に詳しく説明するように、測定パ
ルスのひずみを阻止する。ディスプレイ・システム10
で使用される信号処理IC/受像管ドライバICのタイ
プに依り、自動受像管バイアス測定電圧パルスの発生を
助けるための自動受像管バイアス・インタフェース回路
100が、図1に示すように、使用される。しかしなが
ら、このインタフェース回路100は、或る種の用途で
は、例えば、インタフェース回路100により行われる
信号の調整を必要としない別のドライバまたは信号処理
ICが使用される場合には、必要とされない。換言すれ
ば、本発明は、インタフェース回路100を使用して実
施され、または使用せずに実施される。
【0018】本発明が目指している、新しく見出された
問題、および本発明により達成される有利な効果は、図
2のA、図2のB、図2のCの信号波形で示す。図2の
Aは、オーバシュートで生じるひずみを有するR、G、
Bの自動受像管バイアス・パルス波形、および(i)補
正回路300が接続されていない;(ii)フィルタ・コ
ンデンサC2が比較的高い値(例えば、100pF)で
ある、(iii)走査周波数が従来のNTSC方式、PA
L方式、またはSECAM方式の周波数である1Hより
も相当に高い(例えば、1Hの2.14倍)場合につい
てのフィルタ処理を示す。図に示すように、負荷回路2
00で発生される自動受像管バイアス測定電圧パルス
(赤、青、緑)はオーバシュートを呈し、測定パルスの
顕著な傾斜または傾きが明らかである。図2のBに示す
ように、負荷200におけるフィルタ・コンデンサC2
の値を100pFから10pFに減少させると、シュー
ト後にパルスの傾斜または傾きは減少するが、オーバシ
ュートの振幅は増加する。図2のCの波形が示すよう
に、本発明の有利な効果は、補正回路300は、パルス
を著しくひずませずにオーバシュートの振幅を相当に減
少させる。特に、何れの極性のシュート(増加または減
少する電圧)も減少され、補正されたパルスに傾きまた
は傾斜がほとんど生じないことに注目されたい。
【0019】図3は、本発明を具体化する自動受像管バ
イアス・パルス補正回路300、自動受像管バイアス負
荷および自動受像管バイアス・インタフェース100
を、概略図で(例示的な要素値と共に)示す。図解およ
び説明の目的で、自動受像管バイアス負荷200および
自動受像管バイアス・パルス補正回路300はそれぞれ
破線で輪郭を示す。この回路の残りの部分は、自動受像
管バイアス・インタフェース100(破線で輪郭を示し
ていない)から成る。前述したように、ディスプレイ・
システム10で使用されるビデオ処理ICおよび/また
は受像管ドライバのタイプに依り、インタフェース回路
100は使用されることもあり、使用されないこともあ
る。特定のインタフェース回路100の詳細は以下に説
明する。
【0020】パルス補正回路300は、基準電位源(G
r)に結合されるエミッタ(E)および第1のコンデン
サ(Ca)を介して負荷回路(200)に交流結合され
るコレクタ(C)を有するバイポーラ・トランジスタ
(Q300)を含む。第2のコンデンサCbは負荷回路
をバイポーラ・トランジスタのベース(B)に交流結合
させ、抵抗(Ra)はベース(B)を基準電位源(G
r)に直流結合させる。更に別の抵抗Rbがコンデンサ
Cbと直列に結合され、回路のターン・オン閾値を調節
する。
【0021】図3の自動受像管バイアス・パルス補正回
路300の動作を説明すると、トランジスタQ300は
通常、非導通(オフ)状態にあり、従って、負荷200
に発生される自動受像管バイアス・パルスに何の影響も
及ぼさない。閾値電圧(ここでは、トランジスタQ30
0のベース・エミッタ導通電圧)以上の立上り遷移を有
するオーバシュートが起こると、トランジスタは、コン
デンサCbから供給される電流に応答して、ターン・オ
ンする。その結果、コンデンサCaは、導通するトラン
ジスタQ300のコレクタ−エミッタ経路を通って大地
に結合され、オーバシュートの振幅は著しく制限され
る。ベース導通電圧より高い振幅の上昇を許す閾値レベ
ルは、ゼロ・オームより大きい抵抗Rbの値を選択する
ことにより調節することができる。具体的に言うと、抵
抗RaとRbは減衰器を形成する。Rbを増加すること
により、減衰が増加され、従って、検出閾値(Q300
のターン・オン)が増加される。例えば、もしトランジ
スタQ300の閾値電圧がVtボルトであり、Rbの値
をRaの値と均しく選ぶと、閾値は2倍に増加される。
【0022】トランジスタQ300がターン・オンする
時間の長さは、コンデンサCbの時定数と抵抗RaとR
bの値により定められる。本発明の特徴に従い、この時
間はシュートの持続期間とほぼ等しく選ばれる(図2の
Bを参照)。本発明のこの特徴のために、シュートの抑
制は主として、シュート期間の間に起こり、従って、パ
ルス補正回路300は、測定期間の間、パルスの上部を
劣化させず、それにより、比較的平坦な上部が得られ、
傾斜または傾きはほとんど見られない。
【0023】コンデンサCaの値は特に重要でない。こ
のコンデンサは、負荷200に発生する電圧パルスの振
幅を変える直流導通を阻止し、負方向のシュートの間に
トランジスタQ300のコレクタ−ベース接合部と抵抗
Raの直列接続を通って電流Ib(逆方向の導通)を導
く。この逆方向の導通はコンデンサCbの電圧を回復さ
せ、トランジスタQ300は後に続く正方向のオーバシ
ュートの間にコレクタ電流を発生することができる。図
2のCに示すように、この逆方向の導通(ベース−コレ
クタ接合部を経由する)は、トランジスタQ300がオ
ンにされる期間の間に抑制される正方向のシュートに加
えて、負方向のシュートも抑制する。
【0024】さらに、パルス補正回路300には、直流
電流を負荷回路200から除去する直流電流経路が全く
ないことが注目される。具体的に言うと、トランジスタ
Q300のコレクタは、コンデンサCaにより負荷20
0に結合され、トランジスタQ300のベースも、コン
デンサCbにより負荷200結合される。本発明のこれ
らの特徴により、シュートが存在する期間を除いて、パ
ルス上部の正味の減少はなくなる。そしてこの期間は、
Cb、Ra、Rbで定められる時定数により定められ
る。従って、パルスの上部は、傾きや傾斜がなく平坦な
ままである。
【0025】図4は、図3の補正回路300の変更例を
示し、バイポーラ・トランジスタQ300の代りに電界
効果トランジスタ(FET)Q300Aが使用されてい
る。FET300Aのソース、ゲート、ドレインは、図
3におけるQ300のエミッタ、ベース、コレクタとし
て接続される。この変更例ではさらに、トランジスタQ
300Aのゲートにアノードが接続されトランジスタQ
300Aのドレインにカソードが接続されるダイオード
D1が付加されている。ダイオードD1の機能は、抵抗
RaとダイオードD1を通ってコンデンサCaにいたる
直流経路を提供することである。これは、機能におい
て、バイポーラ・トランジスタQ300のコレクタ−ベ
ース接合部により与えられるダイオードに相当する。特
に、負方向のシュートは、ダイオードD1を順バイアス
するので、抑制される。
【0026】測定パルス補正回路を自動受像管バイアス
構成に関して説明してきたが、このようなパルス補正回
路は、自動白レベル/利得(ドライブ)調節回路と協同
して役に立つ。何故なら、自動利得調節回路もまた、自
動受像管バイアス動作と同様な動作の間にテスト電圧パ
ルスに応答して発生されるカソード電流を測定するから
である。このような自動利得調節回路はしばしば、自動
受像管バイアス回路と同じ信号処理IC内に含まれ、典
型的に、同じカソード電流感知/測定パルス負荷回路を
使用する。フィリップスのTDA4680信号処理IC
は、自動受像管バイアスおよび自動ドライブ調節装置を
含んでいる。
【0027】さらに、本発明の測定パルス補正回路は自
動ドライブ調節装置と関連して使用されるが、以下の点
が注目される。サンプル・パルス電流が増加するにつれ
て、測定パルスからオーバシュートを除去する必要性は
減少する。測定パルスのオーバシュートは、自動受像管
バイアス測定のような低電流の測定のために重要な問題
であるが、比較的高い電流の測定のためにはそれほど重
要な問題ではないかもしれない。
【0028】ここで、図3に示す自動受像管バイアス・
インタフェース回路100を詳細に説明する。インタフ
ェース回路100は、1998年7月の米国仮出願第6
0/094,338号の主題であることが注目される。
【0029】インタフェース回路100に関する背景と
して、高精細度テレビジョン受像機およびコンピュータ
またはマルチメディア・モニタは、比較的広い帯域幅の
受像管ドライバを必要とする。例えば、図1のモニタ/
受像機10は、フィリップスのTDA6120Q型受像
管ドライバIC 18、20、22(R、G、B信号の
各々について1個づつ、3個使用されている)を含んお
り、これはICの比較的広く大きい信号帯域幅のためで
ある。しかしながら、フィリップスのTDA6120Q
のような受像管ドライバICは、東芝のTA1276N
またはフィリップスのTDA4780のような、従来の
ビデオ信号処理ICの自動受像管バイアス部分とインタ
フェースすることが困難であることが判明している。こ
れは受像管ドライバICの電流測定出力の特性および制
約のためである。TDA6120Q受像管ドライバIC
に関するフィリップスのApplication No
te AN96073は、或る特性/制約について述べ
ている。これらのうち、以下のものが重要である:
【0030】(i)ICの公称オフセット電流は20μ
Aである。都合の悪いことに、受像管の望ましいカット
オフ電流は20μA以下であることを考慮すると、この
公称オフセット電流は高い;そして (ii)オフセット電流の可能な範囲は−40μAから+
120μAまでである。これは、図に示すような並列の
3個の増幅器に対して非常に高い値になる。しかしなが
ら、このオフセット電流は一定であり、もし自動受像管
バイアス装置(前述のApplication Not
eでは、「自動黒電流安定化装置またはABS(Aut
omatic Black−Current Stab
ilization)装置」と呼ばれる)のダイナミッ
ク・レンジが十分に大きければ、このオフセット電流は
大きい漏れ電流と見なされる。オフセット電流を安定化
させることができれば、ABS(または自動受像管バイ
アス)ループは満足に働くであろう。 (iii)TDA6120Qの電流測定出力が信頼できる
のは、電流が4ボルト〜20ボルトの電圧で測定される
場合に限られる。東芝のTA1276N、フィリップス
のTDA4780および知られている同様なビデオ処理
ICは、その自動受像管バイアス入力において、より低
い電圧レベルを受け入れるように設計されている。
【0031】インタフェース回路100を簡単に説明す
ると、3個のTDA6120Q受像管ドライバIC1
8、20、22(負荷200の端子T1、T2、T3で
接続されている)の、3つの合計された自動受像管バイ
アス電流感知出力28、30、32の総合漏れ電流は、
サーボ機構により補償される。サーボ機構はキード(k
eyed)比較器(Q5、Q6、Q7)を含む帰還回路
であり、キード比較器は負荷電圧Voを受け取り、それ
を垂直リトレース期間の間に基準レベルと比較し、差動
電流源は、正味の漏れ補正電流Ioを負荷回路200に
帰還させる可変電流源Q3とQ固定電流源Q1とから成
る、差動電流源(Q13)を制御する。これにより、漏
れ電流が補正され、直流レベルの変換とスケーリング
を、受像管ドライバICと信号処理IC間で行うことが
できる。
【0032】この直流レベルの変換とスケーリングは、
負荷電圧の直流レベルを移動させ且つ負荷電圧の振幅を
適正にスケール化することにより、受像管ドライバIC
とビデオ・プロセッサIC間で、許容できる直流信号レ
ベルの整合が得られる。直流レベルの移動は、3.0ボ
ルトの基準電圧を負荷回路200に印加する基準電圧源
におけるトランジスタQ4により行われ、スケーリング
は一対のトランジスタQ8とQ9により行なわれ、Q8
とQ9は負荷200両端の電圧を感知して、スケールさ
れた負荷電圧を負荷抵抗R20に発生し、この電圧はエ
ミッタ・フォロワQ10を介してIC12の自動受像管
バイアス部の入力27に結合される。
【0033】有利なことに、自動受像管バイアス・イン
タフェース回路により、東芝のTA1276Nあるいは
フィリップスのTDA4780のような信号処理IC
を、フィリップスのTDA6120Q型のような受像管
トライバICと共に使用することができる。
【0034】自動受像管バイアス・インタフェース回路
の実施例は、東芝のTA1276Nビデオ処理ICおよ
びフィリップスのTDA6120Q受像管ドライバIC
に関して、以下に説明する。TA1276N信号処理I
Cは、自動受像管バイアス・パルスの公称振幅が1.6
ボルトであることを予期する。自動受像管バイアス・イ
ンタフェース回路は、4.8〜5.6ボルトの範囲のレベ
ルで自動受像管バイアス感知パルスを検出する。この電
圧の範囲は、フィリップスのTDA6120Q受像管ド
ライバICの正確な測定出力の範囲内にある。パルスの
基準レベル(直流+4.8V)はキード(keyed)
サーボ機構によって維持される。キード・サーボ機構
(帰還調整器)は、受像管ICからの信号を直流4.8
Vの基準レベルと比較し、電流源のバイアスを変更し、
−120μA から+360μAまでの範囲にあるオフ
セット電流とは無関係に、3個のドライバICのために
その公称電圧レベルを維持する。直流レベルの移動およ
びスケーリング回路を使用して、4.8〜5.6ボルトの
レベルにあるパルスを、0.8〜1.6ボルトのレベルに
変換する。TA1276Nにおける自動受像管バイアス
装置は、R、G、Bのバイアス電圧を調節して、自動受
像管バイアス測定パルスを1.6ボルトの公称レベルに
維持する。
【0035】ここで、図3におけるインタフェース回路
100の詳細を考察すると、共通に接続された入力端子
T1、T2、T3に印加される電流測定パルスRP、G
P、BPは合計され、比較的小さいサージ電流制限抵抗
R1を介して、自動受像管バイアス負荷200に印加さ
れ、自動受像管バイアス負荷200は、負荷200の負
荷抵抗R16の両端に負荷電圧Voを発生する。負荷電
圧Voは、トランジスタQ1、Q3、Q5、Q6、Q7
から成る漏れ補正回路または「サーボ機構」に印加され
る。トランジスタQ5〜Q7はキード比較器を形成し、
負荷電圧Voを、トランジスタQ4から成る基準電圧回
路(以下に述べる)から供給される一定の基準電圧(+
4.8V)と比較する。キード比較器を形成するには、
Q5とQ7のエミッタおよびQ6のコレクタを電源端
子、T4に結合させ、Q5のベースを基準電圧源(+
4.8V)に結合させ、Q7のベースを負荷200の出
力に結合させ、垂直帰線期間の間にキーイング(key
ing)パルスを抵抗R15を介してQ6のエミッタに
印加する、端子T6におけるキーイング・パルスは適当
な偏向タイミング回路より供給される。Q7のコレクタ
は接地され、キード比較器の出力はQ5のコレクタから
取られる。動作を説明すると、キード比較器は、受像管
ドライバICからの信号が電流感知接続線上に存在しな
い垂直帰線期間の間にプルダウン(pull−dow
n)電流源バイアス(Q3)を変更することにより、検
出基準電圧を4.8ボルトに維持する。トランジスタQ
6は飽和され、垂直キーイング・パルスの期間を除い
て、Q5とQ7の導通を防止する。コンデンサC1はQ
5からのコレクタ電流により充電され、抵抗R7により
放電される。可変電流源トランジスタQ3のバイアスは
本来一定であるか、または、コンデンサC1が比較的大
きく且つC1の充電/放電電流が比較的小さいので、非
常にゆっくりと変化する。従って、キード比較器Q5〜
Q7の動作によりQ3の電流が突然に変化することはな
い。
【0036】キード比較器の出力(Q5のコレクタ)
は、可変電流源Q3および平滑/積分コンデンサC1に
結合される。コンデンサC1は、固定電流源Q1から供
給される固定出力電流と加算される平滑された可変出力
電流を発生する。固定電流源Q1は、そのエミッタが電
源端子T4に結合され、抵抗R3〜R5から成る分圧器
からベース・バイアスを受け取る。可変電流源は、大地
に結合されるエミッタ抵抗R8を有し平滑コンデンサC
1と抵抗R7を介して大地に結合されるベースを有する
トランジスタQ3から成り、コンデンサC1に放電路を
提供し、従って、コンデンサの放電時定数を設定する。
可変電流源への入力は抵抗R9から供給され、抵抗R9
はキード電流源の出力(Q5のコレクタ)を、可変電流
源Q1のベースと積分/平滑コンデンサC1に結合させ
る。
【0037】固定電流源Q1と可変電流源Q2から供給
される2つの電流の差(Io)は、漏れ電流を補正する
ために負荷回路に帰還される。例えば、もし受像管の漏
れ電流が増加する傾向にあるならば、キード比較器はコ
ンデンサC1の電荷を増加させ、それにより、トランジ
タQ3により導かれる電流を増加させる。この電流は固
定電流源Q1より供給される電流から差し引かれるの
で、負荷200への正味出力電流Ioは減少し、従っ
て、負荷電圧を減少させ、基準電圧トランジスタQ4の
コレクタより供給される+4.8ボルトの基準電圧レベ
ルに負荷電圧を安定化させる。換言すると、漏れ電流が
減少するならば、負荷電圧も減少する傾向にあり、キー
ド比較器Q5〜Q7は、可変電流源Q3より供給される
電流を減少させる。その結果、可変電流源Q3と固定電
流源Q1との差は増加し、従って、増加する正味出力電
流Ioを負荷200に送り、従って、減少した漏れ電流
を相殺し、基準電圧供給トランジスタQ4から供給され
る4.8ボルトの基準レベルに負荷電圧を安定化させ
る。本発明のこの例において注目されるのは、プルアッ
プ(pull−up)電流源Q1は約135μAを供給
する必要があることである。この値は少なくとも120
μAである必要があり、本発明の実施例で使用されてい
る3個の受像管ドライバのための負の最大オフセット電
流である。プルダウン(pull−down)電流源Q
3については、出力電流は、例えば、0〜500mAの
範囲にわたり変えられる必要がある。この値は少なくと
も360μAである必要があり、正のオフセット電流
に、プルアップ電流源Q1の135μAをプラスしたも
のである。
【0038】インタフェース100の更に別の特徴は、
走査期間の間にビーム電流が最大値に増加するとき、入
力信号(負荷200両端のVo)が+8.2ボルトを超
えるのを防止する電圧クランプ・トランジスタを含む。
これを実施するには、PNPトランジスタQ2のエミッ
タを負荷200に接続し、コレクタを出力端子T5に、
且つ負荷抵抗R6を介して大地に結合させ、電源端子T
4と大地間に接続される抵抗R3〜R5から成る分圧器
によりトランジスタのベースをバイアスする。抵抗R3
とR4の共通接続により、固定電流源トランジスタQ1
のベースにバイアスが供給され、抵抗R4とR5の共通
接続により、リミッタ/クランプ・トランジスタQ2の
ベースにバイアスが供給される。過大な負荷電圧のため
にクランプ/リミッタ・トランジスタQ5がオンになる
と、負荷抵抗R6と出力端子T5は出力電圧を発生す
る。本発明のこの例では使用されないが、この出力は、
もし望ましいことであれば、以下に説明するように、ピ
ーク電流制限を行うために使用される。
【0039】負荷抵抗R16両端に発生する負荷電圧の
レベル移動とスケーリングは、抵抗R19によりエミッ
タが共に結合されベースがそれぞれのベース結合抵抗R
17とR18を介して負荷200に結合されるトランジ
スタQ8とQ9により行われる。これにより、負荷抵抗
16を通る電流に比例するQ9のコレクタ電流が抵抗R
20に発生される。抵抗R21は、Q10のベースとR
20に結合されるプルアップ抵抗であり、パルス基準電
圧を0ボルトから+0.8ボルトに移動させる。これに
より、TA1276N信号処理ICは大地を基準として
公称レベル1.6ボルトを受けるように設計されている
ので、インタフェース回路から要求されるパルスの振幅
は0.8ボルト(ピーク・ピーク)に減らされる。
【0040】負荷200のための+3.0ボルト、およ
びキード比較器Q5〜Q7の基準入力(Q5のベース)
のための+4.8ボルトの直流基準電圧は、「Vbe乗
算器」の構成で接続されるトランジスタQ4から供給さ
れる。具体的に言うと、Q4はコレクタ抵抗R10とエ
ミッタ抵抗R13を介して電源端子T4と大地にそれぞ
れ結合され、抵抗R11とR2から成る分圧器は、Q4
のコレクタ−エミッタ電圧をそのベースに印加するよう
に結合される。抵抗R11とR12はコレクタ−エミッ
タ電圧の約1/3をQ4に帰還させ、そのため、正味の
コレクタ−エミッタ電圧は、ベース−エミッタ閾値電圧
の約3倍(すなわち、3Vbe)に調節され、これは約
1.8ボルト(すなわち、0.6ボルトVbeの3倍)に
等しい。電源電圧(+12V)をコレクタに結合させる
抵抗R10と、エミッタを大地に結合させる抵抗R13
により、Q4のエミッタ電圧は+3.0ボルトに上昇ま
たは移動される。この基準電圧供給の特徴は、そのVb
eの変動が、トランジスタQ8、Q9、Q10のVbe
の変動に対し温度補償を与えることである。
【0041】前述したように、出力端子T5に結合され
る抵抗R6は、トランジスタQ2が負荷電圧を約+8ボ
ルトに制限またはクランプしているとき、最大カソード
電流についての尺度を与える。これは、もし望ましいこ
とであれば、最大ビーム電流制限のために使用される。
最大ビーム電流は、カソードのカットオフ電流と比較す
ると大きく、電流かける抵抗に等しい電圧をR6両端に
発生する、すなわち、R6が100オームのとき、6m
Aのカソード電流は出力T5において0.6ボルトを発
生する。この発生された電圧は、最大カソード電流が特
定のレベル以上に増加できないように受像管のドライブ
信号を制限するために使用することができる。その目的
のために、抵抗R6両端に発生される電圧は、例えば、
信号処理ICのコントラスト制御部に、あるいは受像管
のドライバ増幅器のような他の適当な地点に、結合する
ことができる。この最大ビーム電流制限機能は投射型デ
ィスプレイ・システムにおいて特に有用である。
【0042】投写型ディスプレイ・システムでは、3個
の別々の受像管が使用される。その場合、3個の受像管
とそれぞれ関連する3個の受像管ドライブICの各々に
対し、上述したような自動受像管バイアス・インタフェ
ース回路を1つ備えることができる。3個の自動受像管
バイアス・インタフェース回路はそれぞれ、受像管ソケ
ット・コネクタに取り付けられるそれぞれの受像管ドラ
イブ・ボード上にそれぞれの受像管ドライブICと共に
配置することができる。このような構成で、トランジス
タQ9に対応する3個のトランジスタは、それぞれの受
像管ドライブ・ボード上に配置されるそれぞれの自動受
像管バイアス・インタフェース回路の一部となり、バッ
ファ・トランジスタQ10および関連するベース抵抗
は、第4のボード上に配置され、そして3個の各受像管
ドライブ・ボードのQ9からのコレクタ電流信号を受信
するように結合される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化するパルス補正回路を含むディ
スプレイ・システムのブロック図を、一部概略図の形式
で示す。
【図2】図1のパルス補正回路の動作の或る特徴を示す
ための波形図である。
【図3】本発明によるパルス補正回路を含む図1の装置
の一部の詳細な回路図である。
【図4】本発明を具体化するパルス補正回路の変更例を
示す回路図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイ・システム 12 信号処理集積回路(IC) 16 出力部 18 受像管ドライバ増幅器 20 受像管ドライバ増幅器 22 受像管ドライバ増幅器 24 受像管 26 信号処理IC12の自動受像管バイアス部 27 信号処理IC12の自動受像管バイアス部の入力 28 受像管ドライバ増幅器18のカソード電流感知出
力 29 出力 30 受像管ドライバ増幅器20のカソード電流感知出
力 32 受像管ドライバ増幅器22のカソード電流感知出
力 34 基準電圧源 100 自動受像管バイアス・インタフェース回路 200 自動受像管バイアス負荷回路 300 自動受像管バイアス測定パルス補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダル フランク グリーペントログ アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス モスウッド・コート 5204 エヌ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像管のカソードに結合され、ビーム電
    流測定期間の間にビーム電流測定パルスを発生する出力
    を有するカソード電流感知手段と、 前記測定パルスに応答し、オーバシュートを呈する傾向
    のある出力電圧パルスを発生する負荷回路と、 前記負荷回路からスイッチを介して基準電位源に結合さ
    れる第1のコンデンサと、 前記オーバシュートの存在に応答して所定の長さの時間
    にわたり前記スイッチを第1の状態におき、それ以外の
    ときには前記スイッチを第2の状態におく制御回路とか
    ら成る、ディスプレイ・システムにおけるパルス補正装
    置。
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