JPH06237398A - リニアリティ補正回路 - Google Patents

リニアリティ補正回路

Info

Publication number
JPH06237398A
JPH06237398A JP4328093A JP4328093A JPH06237398A JP H06237398 A JPH06237398 A JP H06237398A JP 4328093 A JP4328093 A JP 4328093A JP 4328093 A JP4328093 A JP 4328093A JP H06237398 A JPH06237398 A JP H06237398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance signal
resistor
transistor
linearity correction
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4328093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanemoto
芳孝 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4328093A priority Critical patent/JPH06237398A/ja
Publication of JPH06237398A publication Critical patent/JPH06237398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号の平均映像レベルが変化した場合で
も、常に一定のリニアリティ補正をかけるようにする。 【構成】 入力端子1から入力された輝度信号は、第1
のアンプ2及びシンクチップ検出部5に供給される。第
1のアンプ2に供給された輝度信号は、第2のアンプ3
を介して非直線素子4に供給される。また、シンクチッ
プ検出部5では、輝度信号中のシンクチップレベルが検
出される。この検出結果は、バッファ6を介してDCシ
フト部7に供給される。DCシフト部7の出力信号は、
非直線素子4に供給される。非直線素子4では、DCシ
フト部7からの出力信号に基づいて、アンプ3から供給
された輝度信号に対する基準電圧のレベルのシフトが行
なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、8mmVT
R等のビデオ機器に用いられて好適なリニアリティ補正
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、VTRの再生系には、FM復調
回路の後に、図3に示されるような輝度信号のリニアリ
ティ補正回路が設けられている。このリニアリティ補正
回路によって、復調によって悪化した輝度信号のリニア
リティ特性が補正される。なお、リニアリティ補正量
は、1フレーム中の輝度信号レベルの平均値に基づいて
決められる。
【0003】図3に示される輝度信号のリニアリティ補
正回路において、電源端子51は、抵抗52、53、5
4、55、56のそれぞれの一端及びトランジスタ57
のコレクタに接続される。また、電源端子51からは、
例えば、5Vの電源電圧が入力される。入力端子58に
は、FM復調された輝度信号が供給される。入力端子5
8は、コンデンサ59及び抵抗60を介して、抵抗52
の他端、抵抗61の一端及びトランジスタ62のベース
に接続される。抵抗61の他端は接地される。トランジ
スタ62のコレクタは抵抗53の他端、抵抗63の一端
及びコンデンサ64の一端に接続される。また、トラン
ジスタ62のエミッタは抵抗65を介して接地される。
抵抗63の他端はコンデンサ66を介して接地される。
【0004】コンデンサ64の他端は、抵抗54の他
端、抵抗67の一端及びトランジスタ68のベースに接
続される。抵抗67の他端は接地される。トランジスタ
68のコレクタは、抵抗55の他端及びトランジスタ5
7のベースに接続される。トランジスタ68のエミッタ
は、抵抗69の一端、コンデンサ70の一端及びダイオ
ード71のカソード側に接続される。抵抗69の他端及
びコンデンサ70の他端は接地される。ダイオード71
のアノード側は、抵抗72を介して抵抗56の他端、抵
抗73の一端及びコンデンサ74の一端に接続される。
なお、ダイオード71により、輝度信号のリニアリティ
補正が行なわれる。抵抗73の他端及びコンデンサ74
の他端は接地される。トランジスタ57のエミッタは、
出力端子75及び抵抗76の一端に接続され、出力端子
75からは、輝度信号が出力される。抵抗76の他端は
接地される。
【0005】ここで、所定レベル以上の輝度信号が入力
端子58から入力されると、ダイオード71がオンし、
これにより、その白レベル部分にはリニアリティ補正が
かけられる。また、入力端子58から輝度の低い信号が
入力されると、ダイオード71がオフし、その白レベル
部分にはリニアリティ補正がかけられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4には、上述の回路
に入力される輝度信号の波形図が示される。1フレーム
目(F1)の白レベルとNフレーム目(FN)の白レベ
ルは同等ではあるが、図4からも明らかなように、F1
における輝度信号のシンクチップレベルとFNにおける
輝度信号のシンクチップレベルとは異なっている。
【0007】これは、入力端子58から入力される輝度
信号の平均画像レベルが変化した場合に発生してしま
う。すなわち、入力端子58から入力される映像信号の
直流成分は、コンデンサ64によりカットされる。これ
により、シンクチップレベルが異なった信号となってし
まう。また、入力映像信号の平均画像レベルが変化する
と、トランジスタ68のエミッタから出力される輝度信
号は、直流的に変動してしまう。このため、各フレーム
のシンクチップレベルが異なってしまう。なお、この平
均画像レベルとは、1フレームの有効走査期間内におい
て、ブランキングレベルを基準とした場合の映像信号の
平均信号レベルのことである。
【0008】また、リニアリティ補正を行なうダイオー
ド71の基準電圧Vref は、抵抗56及び73の分割に
よる固定バイアスにより決定される。このため、輝度信
号の平均画像レベルが直流的に変動すると、リニアリテ
ィ補正量が変化してしまう。すなわち、図4において、
一点鎖線で示されるような固定の基準電圧Vref を設定
すると、上述のように、F1とFNとは同じ白レベルを
有するにもかかわらず、F1の輝度信号にはリニアリテ
ィ補正がかけられず、一方、FNの輝度信号にはリニア
リティ補正がかけられる。従って、同じ白レベルを有す
る映像でも、そのフレームの映像信号に含まれる輝度信
号の平均値によってリニアリティ補正がかけられる場合
とかけられない場合とが発生してしまう。
【0009】従って、この発明の目的は、輝度信号の平
均画像レベルが変化した場合でも、常に一定のリニアリ
ティ補正をかけることが可能なリニアリティ補正回路を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力信号の
平均画像レベルを検出する平均画像レベル検出手段と、
平均画像レベルに応じて基準電圧を変化させる手段と、
基準電圧に基づいてリニアリティ補正を行なう非線形素
子とからなるリニアリティ補正回路である。
【0011】
【作用】シンクチップ検出部では、シンクチップレベル
が検出される。その検出値がDCシフト部に供給され
る。DCシフト部では、供給された信号に基づいてDC
シフト量を決める。DCシフト部の出力が非直線素子に
供給される。また、非直線素子には、輝度信号が入力さ
れる。この輝度信号のリニアリティ補正は、DCシフト
部の出力信号によって決定される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1には、この発明によるリニアリティ補正
回路のブロック図が示される。図1において、輝度信号
が入力端子1から入力される。この輝度信号は、第1の
アンプ2及びシンクチップ検出部5のそれぞれに供給さ
れる。第1のアンプ2で増幅された輝度信号は、第2の
アンプ3に供給される。第2のアンプ3の出力は、ダイ
オード等の非直線素子4に供給される。
【0013】一方、シンクチップ検出部5では、入力端
子1から供給された輝度信号からシンクチップレベルが
検出される。シンクチップ検出部5からの検出信号は、
バッファ6を介してDCシフト部7に供給される。DC
シフト部7では、アンプ3から非直線素子4に供給され
た輝度信号のDCレベルのシフト量が形成され、基準電
位とされる。この基準電位が非直線素子4に供給され
る。第2のアンプ3から供給された輝度信号は、DCシ
フト部7から供給された基準電圧のレベルだけシフトさ
れる。このように、シンクチップを検出し、各シンクチ
ップに対応する基準電圧を形成することができる。
【0014】図2には、この発明によるリニアリティ補
正回路の回路図が示される。図2におけるリニアリティ
補正回路は、リニアリティ補正部11及び基準電圧発生
部12からなる。
【0015】電源端子13は、各抵抗14、15、1
6、17の一端及びトランジスタ18のコレクタに接続
される。また、電源端子13からは、例えば、5Vの電
源電圧が入力される。入力端子19には、FM復調され
た輝度信号が供給される。入力端子19は、コンデンサ
20及び抵抗21を介して、抵抗14の他端、抵抗22
の一端及びトランジスタ23のベースに接続される。ト
ランジスタ23のコレクタは、抵抗15の他端、抵抗2
4の一端及びコンデンサ25の一端に接続される。ま
た、トランジスタ23のエミッタは抵抗26の一端に接
続される。抵抗24の他端はコンデンサ27の一端に接
続される。抵抗26の他端及びコンデンサ27の他端は
接地される。
【0016】コンデンサ25の他端は、抵抗16の他
端、抵抗28の一端、トランジスタ29のベース及び後
述する基準電圧発生部12に接続される。抵抗28の他
端は接地される。トランジスタ29のコレクタは、抵抗
17の他端及びトランジスタ18のベースに接続され
る。トランジスタ29のエミッタは、抵抗30の一端、
コンデンサ31の一端及びダイオード32のカソード側
に接続される。抵抗30及びコンデンサ31の他端は接
地される。ダイオード32のアノード側は、抵抗33を
介してコンデンサ34の一端及び後述する基準電圧発生
部12に接続される。なお、ダイオード32により、輝
度信号のリニアリティ補正が行なわれる。コンデンサ3
4の他端は接地される。トランジスタ18のエミッタ
は、出力端子35及び抵抗36の一端に接続され、出力
端子35からは、リニアリティ補正された輝度信号が出
力される。抵抗36の他端は接地される。
【0017】基準電圧発生部12において、トランジス
タ37のベースは、リニアリティ補正部11の抵抗28
の一端に接続される。トランジスタ37のコレクタは、
抵抗38、抵抗39のそれぞれの一端及び電源端子40
に接続される。電源端子40からは、例えば5Vの電源
電圧が供給される。
【0018】トランジスタ37のエミッタは、抵抗41
の一端、コンデンサ42の一端及びトランジスタ43の
ベースに接続される。抵抗41及びコンデンサ42の他
端は接地される。トランジスタ43のエミッタは、抵抗
38の他端及び抵抗44の一端に接続される。トランジ
スタ43のコレクタは接地される。
【0019】抵抗44の他端は、トランジスタ45のコ
レクタ及びリニアリティ補正部11のコンデンサ34の
一端に接続される。トランジスタ45のエミッタは接地
される。トランジスタ45のベースは、トランジスタ4
6のベースに接続される。トランジスタ46のコレクタ
は、抵抗39の他端及びベースに接続される。また、ト
ランジスタ46のエミッタは接地される。なお、トラン
ジスタ45及び46でカレントミラー回路が形成され
る。
【0020】以下、この構成のリニアリティ補正回路の
動作原理を説明する。入力端子19から輝度信号が入力
されると、このフレーム中のシンクチップの電圧がトラ
ンジスタ37のベースに入力される。トランジスタ37
のエミッタに接続されているコンデンサ42により、シ
ンクチップレベルがホールドされる(A点参照)。この
シンクチップの電圧は、トランジスタ43のベースに供
給される。トランジスタ37及び43によって、回路の
温度特性がキャンセルされる。トランジスタ43のエミ
ッタに接続されている抵抗38及び44の抵抗比によっ
てトランジスタ45のコレクタ(B点)に供給される電
圧が決定される。トランジスタ45及び46によって、
直流電圧のレベルシフトが行われ、これにより、ダイオ
ード32に供給される基準電圧Vref が変位される。
【0021】すなわち、コンデンサ42によりシンクチ
ップの電圧がホールドされ、これにより、ダイオード3
2に供給される基準電圧Vref が変位される。つまり、
そのシンクチップに関連する輝度信号に対して常に最適
な基準電圧Vref を設定することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、直流電圧により、シ
ンクチップレベルが異なってしまった場合でも、輝度信
号のレベルに応じて適切なリニアリティ補正をかけるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリニアリティ補正回路のブロッ
ク図である。
【図2】この発明によるリニアリティ補正回路の回路図
である。
【図3】従来のリニアリティ補正回路の回路図である。
【図4】リニアリティ回路に入力される輝度信号の波形
図である。
【符号の説明】
4 非直線素子 5 シンクチップ検出部 11 リニアリティ補正部 12 基準電圧発生部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の平均画像レベルを検出する平
    均画像レベル検出手段と、 上記平均画像レベルに応じて基準電圧を変化させる手段
    と、 上記基準電圧に基づいてリニアリティ補正を行なう非線
    形素子とからなるリニアリティ補正回路。
  2. 【請求項2】 上記基準電圧の変化は、上記入力信号の
    平均画像レベルの変化に比例するようにした請求項1記
    載のリニアリティ補正回路。
JP4328093A 1993-02-08 1993-02-08 リニアリティ補正回路 Pending JPH06237398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4328093A JPH06237398A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 リニアリティ補正回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4328093A JPH06237398A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 リニアリティ補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06237398A true JPH06237398A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12659401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4328093A Pending JPH06237398A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 リニアリティ補正回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06237398A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1154152A (en) Video signal processing circuit
JPH0795833B2 (ja) 映像表示装置の黒映像電流レベルを自動的に制御する装置
JPH0547026B2 (ja)
KR950008683B1 (ko) 비데오 신호 처리 시스템
JPH06237398A (ja) リニアリティ補正回路
JPH056444A (ja) 絶対値検出用信号処理回路装置
US4031547A (en) Noise reducing circuit for video signals
EP0298488B1 (en) Video signal processing circuit for VTR signal
JPS6214777Y2 (ja)
US5317414A (en) Drop out compensation circuit
JPH09331542A (ja) 原色映像信号出力回路と映像受像機とテレビジョン受像機
JPH0870395A (ja) リニアリティ補正回路
JPH0779449B2 (ja) ビデオ信号処理装置
US4600950A (en) Kinescope bias sensing circuit
US4764811A (en) Picture signal processing circuit
KR900004623B1 (ko) 비디오 신호재생장치의 fm휘도신호의 복조장치
JP2605128B2 (ja) 検波回路
JP2568568B2 (ja) 輝度信号補正回路
JPH06245100A (ja) 映像信号処理装置
JP2758009B2 (ja) ピークリミット回路
JP3329484B2 (ja) Apl検出回路
JP2725388B2 (ja) 映像信号平均レベル検出回路
JPS61196470A (ja) ビデオデイスクプレ−ヤにおける遅延回路への電源供給回路
JPH054369Y2 (ja)
JPH0666898B2 (ja) 映像管のバイアス制御装置