JPH087021A - チェックアウト装置 - Google Patents

チェックアウト装置

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JPH087021A
JPH087021A JP6141306A JP14130694A JPH087021A JP H087021 A JPH087021 A JP H087021A JP 6141306 A JP6141306 A JP 6141306A JP 14130694 A JP14130694 A JP 14130694A JP H087021 A JPH087021 A JP H087021A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートを使用する顧客およびカートを使用し
ないで買い物籠を手持ちする顧客の両方に対し、同一の
カウンターにより、迅速なチェックアウトサービスを提
供するとともに、チェッカーが、いずれの顧客に対して
も同じ動作のチェックアウト業務を行うだけで良く、チ
ェッカーの労力を軽減させる。 【構成】 顧客Aが進行する通路イと平行に設置したカ
ウンター1を、進行方向aに沿い籠載せテーブル3と、
買い物籠2から取り出す商品のデータを読み取るスキャ
ナ装置4と、読み取り後の商品を収容する籠を載せる天
板5とを有するものとする。籠載せテーブル3は、荷台
6cの底部前面が開口したショッピング用カート6の荷
台底部よりも低い高さに設定することにより、カート6
の前部をスキャナ装置4側に接近可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケットな
どの店内で顧客が買い入れた商品のバーコードなどのデ
ータを、精算場所において読取って会計を行う場合に適
用するチェックアウト装置に係り、特に、買い物籠を手
持ちした顧客およびショッピング用カートを使用した顧
客の両方が、ともに使用することができるチェックアウ
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セルフサービスのスーパーマー
ケットなどにおいては、店内の精算場所に顧客が進行す
る通路と平行にカウンターが設置されている。このカウ
ンターは通常、顧客の進行方向に沿って順次に、買い物
籠を手持ちした顧客が買い物籠を載せる籠載せテーブル
と、この籠載せテーブル上に載せた籠から取り出す商品
のバーコードなどのデータを読み取るスキャナ装置と、
読み取り後の商品を収容するための籠を載せる天板とを
有するものとされている。
【0003】ところで、このようなカウンターを有する
チェックアウト装置においては、顧客がショッピング用
カートを使用する場合、買い入れた商品のデータを精算
場所で読取って会計を行うには、カウンターの通路側に
カートを横付けし、顧客自身が、買い入れた商品をカー
トの荷台から取り出してスキャナ装置の搬入側の籠載せ
テーブル上に置き、これを店員であるチェッカーが、ス
キャナ装置で商品データの読取り作業を行いながら、搬
出側の天板上の買い物籠に移し替えている。この商品を
移し替えた買い物籠を、キャッシュレジスタのある搬出
側で会計を終えた顧客が再びカートの荷台に載せ、カー
トをサッカー台まで移動した後に包装を行っていた。
【0004】しかし、このように、顧客自身に商品を荷
台から取り出す作業を行わせることは顧客サービス上か
ら疑問があり、また顧客が籠載せテーブル上に置いてか
ら、商品データの読取りを行うから、精算事務効率が悪
く、精算待ち時間の増加となって混雑の原因ともなり、
またチェッカーがカウンターを挟んだ搬送路側にあるカ
ートの遠い荷台から商品を取り出すのも困難である。
【0005】このことから、カウンターを使用せずに、
例えば特開平3−80381号公報に記載のように搬送
路内のカートの荷台の上位に、または特開平3−803
82号公報に記載のように搬送炉に面して、それぞれス
キャナ装置を独立して設け、搬入側のカートから搬出側
のカートに商品を移し替えながら、商品データの読取り
作業を行い、顧客が搬出側のカートを引き取った後に、
チェッカーが搬入側の空のカートを搬出側に送るように
した装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−80381
号公報に記載の従来例では、スキャナ装置を上昇させて
からカートを通過させ、下降させて商品データの読取り
を行うのが面倒であり、上昇させたままでの読取り作業
は、読取り窓が高くなって疲労の原因となる。特開平3
−80382号公報に記載の従来例では、チェッカー
は、カートを挟んでスキャナに向かうことになるので、
特に大型のカートの場合にはスキャナが遠くなり、作業
性を損なう。
【0007】また、これらの場合には、搬送路の搬入側
と搬出側とにカートがあるため、カートを使用した顧客
は、搬送路を通り抜けることができず、商品データの読
取り後に一旦後退し、搬送路の外側を大きく迂回して、
キャッシュレジスターのある精算場所まで移動しなけれ
ばならない。
【0008】さらに、いずれの従来例でも、顧客が搬出
側のカートを引き取った後に、チェッカーは搬入側の空
のカートを搬出側に送る作業を行なわなければならず、
チェッカーに余分な負担がかかる。さらにまた、カウン
ターテーブルを使用しないカート専用のチェックアウト
装置を設けた場合、カートを用いずに買い物籠を手で持
った顧客のために、カウンターテーブルを使用した精算
場所を別に設けなければならないが、いずれの精算場所
を選択するかなど顧客に混乱を生じる。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、カートを使用する顧客およびカートを使用し
ないで買い物籠を手持ちする顧客の両方に対し、同一の
カウンターにより迅速なチェックアウトサービスが提供
でき、顧客の利便性および精算事務効率の向上が図れる
とともに、チェッカーは、いずれの顧客に対しても同じ
動作のチェックアウト業務を行うだけで良く、チェッカ
ーの労力軽減にも有効なチェックアウト装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると上記課題
は、次のようにして解決される。 (1) 店内の精算場所に顧客が進行する通路と平行にカ
ウンターを設置し、このカウンターは、顧客の進行方向
に沿って順次に、買い物籠を載せる籠載せテーブルと、
この籠載せテーブル上に載せた籠から取り出す商品のデ
ータを読み取るスキャナ装置と、読み取り後の商品を収
容するための籠を載せる天板とを有するものとし、前記
籠載せテーブルは、荷台の底部前面が開口したショッピ
ング用カートの当該荷台の底部よりも低い高さに設定す
るとともに、前記スキャナ装置側の端部が支持された片
持ち梁構成とすることにより、この籠載せテーブルを越
えて、前記カートの前部を前記スキャナ装置側に接近可
能とすること。
【0011】(2) 上記(1)項において、籠乗せテーブ
ルを、複数個の買い物籠を載せることができる前後長さ
を有するものとする。
【0012】(3) 上記(1)項において、籠乗せテーブ
ルを、高さ調節可能に支持する。
【0013】(4) 上記(1)項において、カートを、台
車の後部より立設した支柱の上部に、後方を向く荷台を
前記籠乗せテーブルの上面よりやや上位として設けた片
持ち式構成とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、ショッピング用カートによる
顧客は、カウンターの搬入側で籠載せテーブルの上位に
カートの荷台を移動させることにより、カートをスキャ
ナ装置に接近させることができる。したがって、チェッ
カーはカートの荷台から商品を取り出しながら、籠載せ
テーブルに近接して設けられているスキャナ装置によ
り、商品データの読取り作業、および搬出側の買い物籠
に移し替えることができるので、迅速なチェックアウト
サービスを提供して、精算事務効率を向上させることが
できる。
【0015】また、カートを使用せずに、少量の商品を
買い物籠を用いて購入する顧客は、籠載せテーブル上に
買い物籠を載せて、通常のチェックアウトサービスを受
けることができる。
【0016】チェッカーは、買い物籠による顧客に対し
ても、カートによる顧客に対しても、同じ動作のチェッ
クアウト業務と、カウンターの搬出側に空の買い物籠を
補充するだけで良く、チェッカーにとって負担の少な
い、疲労しにくいチェックアウト業務を行うことができ
る。
【0017】なお、籠乗せテーブルを高さ調節可能に支
持する構成とすれば、種々の高さのカートに対応でき
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、チェックアウト装置をチェッカー側か
ら見た側面図、図2は、図1の平面図、図3は、ショッ
ピングカートを使用した客がチェックアウトするときの
状態を示す側面図、図4は、図3の平面図、図5は、籠
を手に持った客がチェックアウトする場合を示す平面図
である。
【0019】図1および図2に示すように、店内の精算
場所に顧客が進行する通路(イ)と並行にカウンター(1)
が設置されている。このカウンター(1)は、顧客の進行
方向(a)に沿って順次に、買い物籠(2)を載せる籠載せ
テーブル(3)と、この籠載せテーブル(3)上に載せた買
い物籠(2)から取り出す商品のデータを読み取るスキャ
ナ装置(4)と、読み取り後の商品を収容するための籠を
載せる天板(5)とを有している。
【0020】天板(5)は、棚(5a)および引出し(5b)な
どを有する基台(5c)の上に載置固定されており、この
天板(5)の籠搬入側端部上にスキャナ装置(4)が搭載さ
れている。そして天板(5)は、スキャナ装置(4)部位か
ら籠搬出側に沿って複数、例えば3個の買い物籠(2)を
載せることができる長さを有している。
【0021】スキャナ装置(4)は、天板(5)に載せた買
い物籠(2)の高さとほぼ同一高さに水平な読み取り窓
(4a)を有する構成となっている。したがって、チェッ
カーはカウンター(1)に接近して立ち、読み取り窓(4
a)の上方で商品を移動させることによって商品データの
読み取りを行うことができるとともに、読み取り後に、
そのままの高さから、商品を搬出側の買い物籠(2)に移
し替える動作が行えるようになっている。なお、スキャ
ナ装置(4)の読み取り窓(4a)の上方部位に、読み取り
補助用の入力等を行うためのキーボード(4b)が設けら
れている。
【0022】籠載せテーブル(3)は、スキャナ装置(4)
の籠搬入側に位置して天板(5)と略同一高さに水平に配
置され、スキャナ装置(4)側の端部が天板(5)の端部に
固定支持されて片持ち梁状に構成されている。この籠載
せテーブル(3)は、例えば複数本のパイプ材(3a)を接
合して平坦な格子状をなす構成とされており、その上に
搬出入方向に沿って複数、例えば2個の買い物籠(2)を
載せることができる長さを有している。なお、籠載せテ
ーブル(3)の搬出入方向中間位置が、天板(5)の基台
(5c)に、側面視でほぼく字状に折曲され平面視でほぼ
コ字状をなす支持パイプ(3b)によって連結され、これ
により、籠載せテーブル(3)が下方から支えられて搭載
される商品の重量あるいは人や物の接触時の荷重等に対
する水平維持用の補強がなされている。
【0023】このようにスキャナ装置(4)位置から搬入
側に片持ち梁状に突出して設けられた籠載せテーブル
(3)は、図3に示すように、荷台の底部前面が開口した
ショッピング用カート(6)の当該荷台の底部よりも低い
高さに設定され、これによりカート(6)の前進時に、そ
の前部が籠載せテーブル(3)を越えて、スキャナ装置
(4)側に接近可能とされている。
【0024】すなわち、ショッピング用カート(6)は図
3に示すように、台車(6a)の後部より立設した支柱(6
b)の上部に、後方を向く荷台(6c)を籠乗せテーブル
(3)の上面よりやや上位として設けた片持ち式構成とさ
れ、荷台(6c)の底部下方の前面側が開口した構成とさ
れている。この荷台(6c)の底部、詳細には荷台(6c)な
らびにその部位に収容される買い物籠(2)の底部が、籠
載せテーブル(3)の上面よりも高い位置に配置する構造
とされている。これにより、カート(6)の前部を籠載せ
テーブル(3)に向けて搬入側から移動させた場合、この
カート(6)が籠載せテーブル(3)に当接せずに、これを
越えてスキャナ装置(4)側に接近するようになってい
る。なお、本実施例のカート(6)は、荷台(6c)の底部
下方の前面から横方向までに亘って広範囲に開口してい
る。したがって、このカート(6)は、図3に示す対スキ
ャナ装置接近位置から横方向に向かっても、自由に移動
することが可能である。
【0025】なお、籠載せテーブル(3)の支持パイプ
(3b)下方に位置する基台(5c)の搬入側面には、カート
(6)の台車(6a)部分の前端部と当接して、その前進を
一定位置で阻止するカートストッパ(7)が設けられ、カ
ート(6)がスキャナ装置(4)に衝突することを防止する
ようになっている。また、天板(5)上には、スキャナ装
置(4)の前後面と通路(イ)側の側面とをコ字状に囲むス
キャナガード(8)が設けられており、このスキャナガー
ド(8)により、カート(6)の移動時に、カート(6)が直
接スキャナ装置(4)に当接するのが防止されるととも
に、籠載せテーブル(3)及び天板(5)上に載置した買い
物籠(2)は、このスキャナガード(8)の前後面に当接し
て停止するようになっている。カウンター(1)の搬出側
には、キャッシュレジスター(9)およびサッカー台(10)
(図4参照)が設置されている。
【0026】次に本実施例の作用を、図3〜図5によっ
て説明する。図3および図4は、ショッピング用カート
(6)を使用した顧客(A)がチェックアウトを行う場合を
示したものである。すなわち、ショッピング用カート
(6)を使用した顧客(A)は、図4の矢印(a1)の如く、
先ずカウンター(1)の搬入側において、籠載せテーブル
(3)に向かってカート(6)を前進移動させる。この籠載
せテーブル(3)の上面は片持ち梁状で、カート(6)の荷
台(6c)の底部よりも低いので、カート(6)は、籠載せ
テーブル(3)を乗り越える形でスキャナ装置(4)側に容
易に接近する。この場合、基台(5c)の搬入側面に設け
られたカートストッパ(7)により、カート(6)のスキャ
ナ装置(4)への衝突は確実に防止される。
【0027】チェッカー(B)は、カート(6)の荷台(6
c)またはこの荷台(6c)に乗せた買い物籠(2)から商品
を順次に取り出し、その各商品をスキャナ装置(4)の読
み取り窓(4a)の上方で移動させながら、商品データの
読み取りを行った後、天板(5)上に搭載された搬出側の
買い物籠(2)に移し替える。商品をカート(6)の荷台
(6c)に直接収納した場合は必要ないが、商品を荷台(6
c)に乗せた買い物籠(2)に収納した場合には、空になっ
た買い物籠(2)を荷台(6c)から下ろして、チェッカー
(B)の付近に設けた収容スペースに積載する。
【0028】こうして商品の移し替えが終ったら、顧客
(A)は、図4の矢印(a2)の如く、通路(イ)側に移動す
るとともに、カート(6)を、同図の矢印(a3)の如く後
退させる必要はなく、直接横方向に移動させて、通路
(イ)を前進し、商品の移し替えがなされた新たな買い物
籠(2)を受け取って、カート(6)の荷台(6c)に乗せ
る。その後、キャッシュレジスター(9)で精算を行った
後、同図の矢印(a4)の如く、カートカート(6)をサッ
カー台(10)まで移動して商品の包装を行う。
【0029】このような本実施例によるカート使用時の
チェックアウトにおいては、顧客(A)は、最初、カート
(6)をスキャナ装置(4)に衝突のおそれなく、容易に接
近させることができ、商品移し替え後は、後退の必要な
く、迅速にカートとともに通路側に横移動および前進を
行うことができ、買い物籠受け取り後は、円滑に精算お
よびサッカー台(10)までの移動ならびに商品包装作業が
行える。したがって、カート(6)を使用した顧客は、渋
滞のおそれなく、また面倒なあるいは不合理な動きを行
う必要なく、迅速かつ円滑にチェックアウトが行える。
【0030】また、この場合におけるチェッカー(B)の
作業は、スキャナ装置(4)に接近したカート(6)からの
商品の取り出し、およびその取り出した高さ位置での商
品移動による商品データの読み取り、さらに同高さから
の商品移し替えという、一連の短いルートによる極めて
効率よい作業となり、したがって迅速なチェックアウト
サービスを提供して、精算事務効率を向上させることが
できる。
【0031】一方、図5は、カート(6)を使用せずに、
買い物籠(2)を手持ちで使用して商品を購入した顧客
(A)が、チェックアウトを行う場合を示したものであ
る。この場合には、顧客(A)は、図5に示すように、通
路(イ)に並び、順番に従って籠載せテーブル(3)上に買
い物籠(2)を載せる。この状態で、チェッカー(B)によ
る買い物籠(2)からの商品の取り出し、スキャナ装置
(4)による商品データの読み取り、およびその後の商品
の移し替えの後、通路(イ)を前進して、キャッシュレジ
スター(9)での精算、商品の移し替えがなされた新たな
買い物籠(2)の受け取りを経て、サッカー台(10)まで移
動しての商品の包装等、通常のチェックアウトサービス
を受けることができる。
【0032】この場合においても、チェッカー(B)は、
買い物籠(2)のみを使用した顧客(A)に対して、カート
(6)による顧客(A)に対すると同様の動作でチェックア
ウト業務を行え、カウンター(1)の搬出側に空の買い物
籠(2)を補充する等の疲労の少ないチェックアウト業務
を行うことができる。
【0033】以上のように、本実施例によれば、ショッ
ピング用カート(6)による顧客(A)は、カウンター(1)
の搬入側より、天板(5)とほぼ等高とした籠載せテーブ
ル(3)の上位にカート(6)を移動させるだけで良く、チ
ェッカーが荷台(6c)から商品を取り出しながら、籠載
せテーブル(3)に近接して設けられているスキャナ装置
(4)により、商品データの読取り作業と搬出側の買い物
籠(2)に移し替える迅速なチェックアウトサービスを提
供して、精算事務効率を向上させることができる。ま
た、カート(6)を使用せずに、少量の商品を買い物籠
(2)を用いて購入する顧客(A)は、籠載せテーブル(3)
上に買い物籠を載せて、通常のチェックアウトサービス
を受けることができる。チェッカー(B)は、買い物籠
(2)による顧客に対しても、カート(6)による顧客に対
しても、同じ動作のチェックアウト業務と、カウンター
(1)の搬出側に空の買い物籠(2)を補充する業務等を行
うだけで良く、チェッカー(B)にとって負担の少ない、
疲労しにくいチェックアウト業務を行うことができる。
【0034】なお、前記実施例では、籠乗せテーブル
(3)を一定高さで固定した構成としたが、本発明はその
ような構成に限らず、籠乗せテーブル(3)を高さ調節可
能に支持する構成としてもよい。例えば図6に示すよう
に、籠乗せテーブル(3)を縦長のレールなどのガイド部
材(11)に昇降可能に支持させるとともに、モータ等の駆
動手段(12)にピニオン及びラック等の減速ならびに動力
伝達を行う連動手段(13)を設け、所定の操作手段によっ
てこれらを駆動し、籠乗せテーブル(3)を昇降させて高
さ調節を行うようにしてもよい。
【0035】このように、籠乗せテーブル(3)を高さ調
節可能に支持する構成とすれば、新カートを使用する場
合や、複数種類のカートを同一店舗で使用する場合等、
必要に応じて種々の高さのカートに対応できる利便性が
得られる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るチェックアウト装置によれ
ば、カートを使用する顧客、およびカートを使用しない
で買い物籠を手持ちする顧客の両方に対し、同一のカウ
ンターにより、迅速なチェックアウトサービスが提供で
き、顧客の利便性および精算事務効率の向上が図れると
ともに、チェッカーがいずれの顧客に対しても、同じ動
作のチェックアウト業務を行うだけで良く、チェッカー
の労力軽減にも有効なものとなる等の優れた効果が得ら
れる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチェックアウト装置の一実施例を
示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】前記実施例の作用を示すもので、ショッピング
カートを使用した客がチェックアウトするときの状態を
示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】前記実施例の作用を示すもので、籠を手に持っ
た客がチェックアウトする場合を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
(1)カウンター (2)買い物籠 (3)籠載せテーブル (4)スキャナ装置 (4a)読み取り窓 (5)天板 (6)カート (6a)台車 (6b)支柱 (6c)荷台 (7)カートストッパ (8)スキャナガード (9)キャッシュレジスター (10)サッカー台 (11)ガイド部材 (12)駆動手段 (13)連動手段 (A)顧客 (B)チェッカー (イ)通路 (a)顧客の進行方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店内の精算場所に顧客が進行する通路と
    平行にカウンターを設置し、このカウンターは、顧客の
    進行方向に沿って順次に、買い物籠を載せる籠載せテー
    ブルと、この籠載せテーブル上に載せた籠から取り出す
    商品のデータを読み取るスキャナ装置と、読み取り後の
    商品を収容するための籠を載せる天板とを有するものと
    し、前記籠載せテーブルは、荷台の底部前面が開口した
    ショッピング用カートの当該荷台の底部よりも低い高さ
    に設定するとともに、前記スキャナ装置側の端部が支持
    された片持ち梁構成とすることにより、この籠載せテー
    ブルを越えて、前記カートの前部を前記スキャナ装置側
    に接近可能としたことを特徴とするチェックアウト装
    置。
  2. 【請求項2】 籠乗せテーブルは、複数個の買い物籠を
    載せることができる前後長さを有する請求項1記載のチ
    ェックアウト装置。
  3. 【請求項3】 籠乗せテーブルは、高さ調節可能に支持
    されている請求項1記載のチェックアウト装置。
  4. 【請求項4】 カートは、台車の後部より立設した支柱
    の上部に、後方を向く荷台を前記籠乗せテーブルの上面
    よりやや上位として設けた片持ち式構成となっている請
    求項1記載のチェックアウト装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000050287A1 (fr) * 1999-02-25 2000-08-31 Fujitsu Limited Chariot a courses et couloir pour caisse de sortie

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000050287A1 (fr) * 1999-02-25 2000-08-31 Fujitsu Limited Chariot a courses et couloir pour caisse de sortie

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