JPH087019A - 比較装置及び比較方法及び部品搭載機 - Google Patents

比較装置及び比較方法及び部品搭載機

Info

Publication number
JPH087019A
JPH087019A JP6141883A JP14188394A JPH087019A JP H087019 A JPH087019 A JP H087019A JP 6141883 A JP6141883 A JP 6141883A JP 14188394 A JP14188394 A JP 14188394A JP H087019 A JPH087019 A JP H087019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
storage case
bar code
barcode
component storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6141883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2726385B2 (ja
Inventor
Mototsugu Hayashi
基次 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP6141883A priority Critical patent/JP2726385B2/ja
Publication of JPH087019A publication Critical patent/JPH087019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726385B2 publication Critical patent/JP2726385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者による例えば電子部品収納ケースのセ
ットミスの様な誤った作業を防止すること。 【構成】 ステップ110にて、バーコードリーダ3に
て読み取った電子部品収納ケースの第1のバーコードの
内容(データA)を、液晶表示装置7の上段に表示す
る。ステップ130にて、新たに読み取った次の電子部
品収納ケースの第2のバーコードの内容(データB)
を、液晶表示装置7の下段に表示する。ステップ140
にて、データAとデータBとを比較し、それらが一致し
ているか否かを判定する。ステップ150では、一致し
正しい電子部品収納ケースであると判定されたので、ブ
ザー音を1回鳴らすとともに、緑色のLED9aを点灯
する。ステップ160では、不一致で間違った電子部品
収納ケースであると判定されたので、ブザー11を断続
的に鳴らすとともに、赤色のLED9bを点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子部品搭載機
における搭載部品のセットミスによる不良基板の発生等
の不具合を防止することができる比較装置及び比較方法
及び部品搭載機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば電子部品を自動的に基
板に取り付ける装置として電子部品搭載機が使用されて
いる。この電子部品搭載機は、電子部品が多数収納され
た(例えばテープリールやバルクケース等の)電子部品
収納ケースを機器本体に装着して、電子部品収納ケース
から電子部品の供給を受けながら電子部品を自動的に基
板に取り付ける装置である。
【0003】この電子部品搭載機に電子部品収納ケース
を装着(セット)する場合には、作業者が電子部品収納
ケースに貼られたラベルの名称を見て、その収納された
電子部品の種類をチェックしてから、電子部品収納ケー
スを電子部品搭載機にセットしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子部
品収納ケースの形状はどれも同じか或は非常に類似した
ものであり、しかも電子部品の名称には似たものがある
ので、ラベルの読み違い等によって間違った電子部品収
納ケースを電子部品搭載機にセットしてしまうことがあ
る。その結果、間違った電子部品がそのまま基板に取り
付けられてしまうので、多数の不良基板が発生するとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、作業者による例えば電子部品収
納ケースのセットミスの様な、誤った作業を防止するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1の発明は、図1に例示する様に、各物品に対
応して設けられて各物品に関する情報内容を表示するバ
ーコードを読み取るバーコード読取手段M1と、該バー
コード読取手段M1によって読み取った第1の物品に関
する第1のバーコードと第2の物品に関する第2のバー
コードとが同じ情報内容を示すか否かを判定する判定手
段M2と、該判定手段M2による判定結果を報知する報
知手段M3と、を備えたことを特徴とする比較装置を要
旨とする。
【0007】請求項2の発明は、部品収納ケースに収納
された部品の種類を示すバーコードを該部品収納ケース
に表示し、部品搭載機に取り付けられた前記部品収納ケ
ースを交換する際には、該取り付けられた部品収納ケー
スの第1のバーコードと、次に取り付けられる部品収納
ケースの第2のバーコードとを読み取り、該第1及び第
2のバーコードが同じ部品を示すか否かを判定すること
を特徴とする比較方法を要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、部品搭載機によって取
り付けられる部品の種類を示す第1のバーコードを機器
本体又は書類等の所定箇所に表示するとともに、部品収
納ケースに収納された部品の種類を示す第2のバーコー
ドを該部品収納ケースに表示し、前記部品搭載機に取り
付けられた前記部品収納ケースを交換する際には、前記
第1のバーコードと、次に取り付けられる部品収納ケー
スの第2のバーコードとを読み取り、該第1及び第2の
バーコードが同じ部品を示すか否かを判定することを特
徴とする比較方法を要旨とする。
【0009】請求項4の発明は、部品搭載機によって取
り付けられる部品の種類を示す第1のバーコードを機器
本体又は書類等の所定箇所に表示するとともに、部品収
納ケースに収納された部品の種類を示す第2のバーコー
ドを該部品収納ケースに表示し、前記部品搭載機に前記
部品収納ケースを取り付ける際には、前記第1のバーコ
ードと、前記取り付けられる部品収納ケースの第2のバ
ーコードとを読み取り、該第1及び第2のバーコードが
同じ部品を示すか否かを判定することを特徴とする比較
方法を要旨とする。
【0010】請求項5の発明は、前記請求項2〜4のい
ずれか記載の比較方法において、前記部品が電子部品で
あり、前記部品収納ケースが電子部品収納ケースであ
り、前記部品搭載機が電子部品搭載機であることを特徴
とする比較方法を要旨とする。
【0011】請求項6の発明は、前記請求項2〜5のい
ずれか記載の比較方法に使用される比較装置であって、
前記第1及び第2のバーコードを読み取るバーコード読
取手段と、該バーコード読取手段によって読み取った前
記第1及び第2のバーコードが示す部品が同じ種類であ
るか否かを判定する判定手段と、該判定手段によって前
記部品が同一又は異なるという判定結果が得られた場合
には、その判定結果のうち少なくとも一方を報知する報
知手段と、を備えたことを特徴とする比較装置を要旨と
する。
【0012】請求項7の発明は、前記請求項6記載の比
較装置を備えたことを特徴とする部品搭載機を要旨とす
る。ここで、上述した比較に用いられるバーコードが意
味する情報内容としては、例えば電子部品等の物品の種
類が挙げられるが、それ以外にも、例えば物品の色彩、
ケースに収納されている物品の数など、比較によって何
等かの利点があるものであればよく、特に限定されな
い。
【0013】また、例えば部品収納ケース等に表示され
るバーコードは、例えばケース本体表面に設けられてい
てもよいが、バーコードが読取可能な任意の位置に表示
されていればよく、例えばケースに取り付けられたタグ
等に形成されていてもよい。更に、前記機器本体又は書
類等の所定箇所とは、当該部品搭載機によって(例えば
基板に)搭載される部品の種類等を表示できる箇所であ
ればよく、例えば機器本体の表面や仕様書等に表示され
ていてもよい。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、予め物品に関する情報内
容を表示するバーコードが設けられている。そして、バ
ーコード読取手段M1によって読み取ったバーコードの
うち、判定手段M2によって第1のバーコードと第2の
バーコードとが同じ情報内容を示すか否かを判定し、報
知手段M3によってこの判定結果を報知する。従って、
直接に物品内容を確認しなくとも、単に例えば物品を収
納する容器やタグ等に設けられたバーコードを読み込む
だけで、例えば物品の色や寸法などの種類や数量等の各
種の情報内容が一致しているか否かを知ることが可能と
なる。
【0015】請求項2の発明では、予め部品収納ケース
に部品の種類を示すバーコードを表示しておく。そし
て、部品搭載機に取り付けられた部品収納ケースを交換
する際には、取り付けられた部品収納ケースの第1のバ
ーコードと、次に取り付けられる部品収納ケースの第2
のバーコードとを読み取り、この両バーコードが同じ部
品を示すか否かを判定する。これによって、部品収納ケ
ースの交換の際に、間違った部品収納ケースを部品搭載
機に取り付けることが防止されるので、間違った部品を
そのまま取り付ける対象である基板等に取り付けること
がなく、不良基板などの不良品の発生が防止される。
【0016】請求項3の発明では、予め部品搭載機によ
って取り付けられる部品の種類を示す第1のバーコード
を機器本体又は書類等の所定箇所に表示するとともに、
部品収納ケースに部品の種類を示す第2のバーコードを
表示しておく。そして、部品搭載機に取り付けられた部
品収納ケースを交換する際には、第1のバーコードと、
次に取り付けられる部品収納ケースの第2のバーコード
とを読み取り、両バーコードが同じ部品を示すか否かを
判定する。これによって、部品収納ケースの交換の際
に、間違った部品収納ケースを部品搭載機に取り付ける
ことが防止されるので、不良基板などの不良品の発生が
防止される。
【0017】請求項4の発明では、予め部品搭載機によ
って取り付けられる部品の種類を示す第1のバーコード
を機器本体又は書類等の所定箇所に表示するとともに、
部品収納ケースに部品の種類を示す第2バーコードを表
示しておく。そして、部品搭載機に部品収納ケースを取
り付ける際には、第1のバーコードと、取り付けられる
部品収納ケースの第2のバーコードとを読み取り、両バ
ーコードが同じ部品を示すか否かを判定する。これによ
って、新たに部品収納ケースを取り付ける際に、間違っ
た部品収納ケースを部品搭載機に取り付けることが防止
されるので、不良基板などの不良品の発生が防止され
る。
【0018】請求項5の発明は、前記請求項2〜4のい
ずれか記載の比較方法において、その部品が電子部品で
あり、部品収納ケースが電子部品収納ケースであり、部
品搭載機が電子部品搭載機であるので、電子部品を基板
に取り付ける際に、不良基板の発生が防止される。
【0019】請求項6の発明は、請求項2〜5のいずれ
か記載の比較方法に使用される比較装置であって、バー
コード読取手段によって第1及び第2のバーコードを読
み取り、判定手段によってこの読み取った両バーコード
が示す部品が同じ種類であるか否かを判定し、報知手段
によって部品が同一又は異なるという判定結果のうち少
なくとも一方を報知する。よって、この比較装置を用い
て、部品搭載機に取り付ける部品収納ケースの正誤が判
るので、不良基板などの不良品の発生が防止される。
【0020】請求項7の発明は、請求項6記載の比較装
置を備えた部品搭載機であり、この部品搭載機を用いて
部品搭載機に取り付ける部品収納ケースの正誤が判るの
で、不良基板などの不良品の発生が防止される。
【0021】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。尚、本実施例の搭載部品セットミス防
止装置は、電子部品搭載機に取り付けられる電子部品収
納ケースのセットミスを防止するものである。
【0022】図2は、搭載部品セットミス防止装置1の
構成例であり、バーコードを読み取るバーコードリーダ
3、バーコードリーダ3と接続された装置本体5、バー
コードリーダ3で読み取ったバーコードの内容を表示す
る液晶表示器7、読み取った2つのバーコードの一致・
不一致を光で報知する緑色のLED9a及び赤色のLE
D9b、2つのバーコードの一致・不一致を音で報知す
るブザー11、各種のキースイッチ13、装置本体5に
接続されたACアダプタ15、ACアダプタ15に設け
られたソケット17等を備えている。
【0023】前記液晶表示器7は、上下2段の表示面を
備えており、上段には最初に読み取ったバーコードが意
味する数字や記号を表示し、下段には次に読み取ったバ
ーコードが意味する数字や記号を表示する。前記ブザー
11は、読み取った2つのバーコードの内容が一致して
いる時には、ブザー音を1回だけ鳴らし、一致していな
い場合は、断続音を鳴らす。
【0024】前記緑色のLED9aは、読み取った2つ
のバーコードの内容が一致している時に点灯する。一
方、赤色のLED9bは、読み取った2つのバーコード
の内容が一致していない時に点灯する。前記キースイッ
チ13としては、液晶表示器7の表示及び表示内容のデ
ータを消去するクリアスイッチ13a、点灯した赤色の
LED9bを消灯するとともにブザー11の断続音を停
止する解除スイッチ13b、バーコードの読み取りだけ
を行ない両バーコードの一致の判定を中止する読取専用
スイッチ13c等を備えている。
【0025】図3に、上記搭載部品セットミス防止装置
1の電気的構成を示すが、搭載部品セットミス防止装置
1の装置本体5には、コンピュータとして機能する電子
制御装置21が設けられている。この電子制御装置21
は、周知のCPU21a、ROM21b、RAM21
c、I/Oインターフェース21d、RS232Cイン
ターフェース21e、及びそれらを接続するバスライン
21fを備えている。また、前記I/Oインターフェー
ス21dには、前記ブザー11、液晶表示器7、両LE
D9a,9b、キースイッチ13が接続されている。更
に、RS232Cインターフェース21eには、バーコ
ードリーダ3が接続されている。
【0026】また、図4(a),(b)に示す様に、本
実施例の搭載部品セットミス防止装置が適用される電子
部品収納ケースとしては、テープリール31やバルクケ
ース33が使用される。このテープリール31は、キャ
リヤテープ35に多数の電子部品Eが配置されたもので
あり、リール本体31aの外側表面には、電子部品Eの
種類を示すバーコードが印刷されたラベル37が貼付け
られている。一方、バルクケース33は、接続部33
a,シャッタ33b,ノブ33c,エアー抜き穴33d
等を備え、内部に図示しない多数の電子部品Eが収納さ
れた直方体のケースであり、その側面33eには、同様
に、電子部品Eの種類を示すバーコードが印刷されたラ
ベル39が貼付けられている。
【0027】次に、上述した構成を備えた本実施例の搭
載部品セットミス防止装置1の動作及びその使用方法に
ついて、図5のフローチャートに基づいて説明する。こ
こでは、(電子部品Eを自動的に基板に取り付ける)図
示しない電子部品搭載機に既にセットされた電子部品収
納ケースを、例えばケースが空になったので、次の電子
部品収納ケースに交換する場合を説明する。
【0028】まず、図5に示す様に、ステップ100に
て、電子部品搭載機にセットされている電子部品収納ケ
ースの(第1の)バーコードを、バーコードリーダ3に
て読み取って入力する。次に、ステップ110にて、読
み取った第1のバーコードの内容(データA)を、液晶
表示装置7の上段に表示する。
【0029】更に、ステップ120にて、交換のために
用意された次の電子部品収納ケースの(第2の)バーコ
ードを読み取って入力する。次に、ステップ130に
て、新たに読み取った第2のバーコードの内容(データ
B)を、液晶表示装置7の下段に表示する。
【0030】次に、ステップ140にて、データAとデ
ータBとを比較し、それらが一致しているか否かを判定
する。ここで一致していると判定されるとステップ15
0に進み、一方、不一致であると判定されるとステップ
160に進む。ステップ150では、一致していると判
定されたので、即ち、正しい電子部品収納ケースである
と判定されたので、その旨を作業者に報知するために、
ブザー音を1回鳴らすとともに、緑色のLED9aを点
灯する。この緑色のLED9aに関しては、所定時間後
に消灯する様にしてもよく、又はキースイッチ13によ
って消灯しても、或は次の第1のバーコードを読み取る
時点で自動的に消灯する様にしてもよい。
【0031】一方、ステップ160では、不一致である
と判定されたので、即ち、間違った電子部品収納ケース
であると判定されたので、その旨を作業者に報知するた
めに、ブザー11を断続的に鳴らすとともに、赤色のL
ED9bを点灯する。続く、ステップ170にて、解除
スイッチ13bがオンされたか否かを判定し、オンされ
た場合には、作業者によってその旨が確認されたので、
ステップ180にて、ブザー11をオフするとともに、
赤色のLED9bを消灯する。
【0032】その後、ステップ100に戻って同様な比
較判定の処理を繰り返す。この様に、本実施例では、セ
ットされた電子部品収納ケースに表示された第1のバー
コードと、次に取り付けられる電子部品収納ケースに表
示された第2のバーコードとを読み込み、それらが一致
しているかを比較することによって、次に取り付けるべ
き電子部品収納ケース、即ち、電子部品Eが正しいか否
かを容易に判定することができる。従って、非常に類似
した電子部品Eの名称が多くあっても、作業者は容易に
且つ確実にその異同が判るので、基板に誤った電子部品
Eを取り付けることがないという顕著な効果を奏する。
【0033】次に、他の実施例について説明する。ここ
では、仕様書に、電子部品搭載機に配置すべき電子部品
の種類を示すバーコードが表示されている場合を例にと
り、前記図5を用いて説明する。まず、図5に示す様
に、最初に電子部品搭載機に電子部品収納ケースを装着
(セット)する際には、ステップ100にて、仕様書に
表示された(第1の)バーコードを、バーコードリーダ
3にて読み取って入力する。
【0034】次に、ステップ110にて、読み取った第
1のバーコードの内容(データA)を、液晶表示装置7
の上段に表示する。更に、ステップ120にて、新たに
セットするために用意された電子部品収納ケースの(第
2の)バーコードを読み取って入力する。
【0035】次に、ステップ130にて、読み取った第
2のバーコードの内容(データB)を、液晶表示装置7
の下段に表示する。以下、前記実施例と同様に、ステッ
プ140〜180の処理を行なう。本実施例では、前記
実施例と異なり、仕様書の第1のバーコードと、電子部
品収納ケースの第2のバーコードとを比較している。こ
の方法によっても、前記実施例と同様な効果を奏すると
ともに、特に最初に電子部品搭載機に電子部品収納ケー
スがセットされていない場合に有効である。
【0036】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。例え
ば、仕様書等の書類に第1のバーコードを設けるのでは
なく、電子部品搭載機の本体にバーコードを印刷したラ
ベルを貼付けたり、或は本体にバーコードを設けたタグ
を取り付けてもよい。
【0037】また、最初に電子部品搭載機に電子部品収
納ケースをセットする場合だけでなく、既にセットされ
た電子部品収納ケースを交換する際にも、仕様書等の電
子部品収納ケース以外に設けられた第1のバーコードを
利用してよい。更に、前記各実施例の搭載部品セットミ
ス防止装置1は、電子部品搭載機と別体のものであって
もよいが、予め電子部品搭載機の内部に組み込まれてい
るものであってもよい。その場合は、作業者がバーコー
ドリーダを手に持って操作する構成、或は電子部品収納
ケースを装着すると自動的にバーコードを読み取ってそ
の異同を判定する構成を採用できる。
【0038】また、本発明は、電子部品だけではなく各
種の物品に応用でき、取り付ける対象となるものも、基
板だけではなく種々のものが考えられ、特に限定はな
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかな様に、請
求項1の発明では、読み取ったバーコードのうち、第1
のバーコードと第2のバーコードとが同じ情報内容を示
すか否かを判定し、この判定結果を報知する。従って、
直接に物品内容を確認しなくとも、単に例えば物品を収
納する容器やタグ等に設けられたバーコードを読み込む
だけで、例えば物品の色や寸法などの種類や数量等の各
種の情報内容が一致しているか否かを知ることができ
る。そのため、作業にミスが防止され、作業能率が向上
するという顕著な利点がある。
【0040】請求項2の発明では、部品搭載機に取り付
けられた部品収納ケースを交換する際には、取り付けら
れた部品収納ケースの第1のバーコードと、次に取り付
けられる部品収納ケースの第2のバーコードとを読み取
り、この両バーコードが同じ部品を示すか否かを判定す
るので、部品収納ケースの交換の際に、間違った部品収
納ケースを部品搭載機に取り付けることを防止できる。
その結果、間違った部品を基板等に取り付けることがな
くなるので、不良基板などの不良品の発生が防止でき
る。
【0041】請求項3の発明では、部品搭載機に取り付
けられた部品収納ケースを交換する際には、第1のバー
コードと、次に取り付けられる部品収納ケースの第2の
バーコードとを読み取り、両バーコードが同じ部品を示
すか否かを判定するので、部品収納ケースの交換の際
に、間違った部品収納ケースを部品搭載機に取り付ける
ことを防止できる。その結果、不良基板などの不良品の
発生を防止できる。
【0042】請求項4の発明では、部品搭載機に部品収
納ケースを取り付ける際には、第1のバーコードと、取
り付けられる部品収納ケースの第2のバーコードとを読
み取り、両バーコードが同じ部品を示すか否かを判定す
るので、新たに部品収納ケースを取り付ける際に、間違
った部品収納ケースを部品搭載機に取り付けることを防
止できる。その結果、不良基板などの不良品の発生を防
止できる。
【0043】請求項5の発明は、前記請求項2〜4のい
ずれか記載の比較方法において、その部品が電子部品で
あり、部品収納ケースが電子部品収納ケースであり、部
品搭載機が電子部品搭載機であるので、電子部品を基板
に取り付ける際に、不良基板の発生を防止できる。
【0044】請求項6の発明では、第1及び第2のバー
コードを読み取り、この読み取った両バーコードが示す
部品が同じ種類であるか否かを判定し、部品が同一又は
異なるという判定結果のうち少なくとも一方を報知する
ので、部品搭載機に取り付ける部品収納ケースの正誤を
判別することができる。その結果、不良基板などの不良
品の発生を防止できる。
【0045】請求項7の発明では、部品搭載機にて、部
品搭載機に取り付ける部品収納ケースの正誤が容易に判
るので、不良基板などの不良品の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図2】 本実施例の搭載部品セットミス防止装置を示
す外観図である。
【図3】 本実施例の搭載部品セットミス防止装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図4】 本実施例の電子部品収納ケースを示す説明図
である。
【図5】 本実施例の搭載部品セットミス防止装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…搭載部品セットミス防止装置、 3…バーコード
リーダ、7…液晶表示器、 9a,
9b…LED、11…ブザー、
13…キースイッチ、21…電子制御装置、
31…テープリール、33…バルクケース、
E…電子部品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各物品に対応して設けられて各物品に関
    する情報内容を表示するバーコードを読み取るバーコー
    ド読取手段と、 該バーコード読取手段によって読み取った第1の物品に
    関する第1のバーコードと第2の物品に関する第2のバ
    ーコードとが同じ情報内容を示すか否かを判定する判定
    手段と、 該判定手段による判定結果を報知する報知手段と、を備
    えたことを特徴とする比較装置。
  2. 【請求項2】 部品収納ケースに収納された部品の種類
    を示すバーコードを該部品収納ケースに表示し、 部品搭載機に取り付けられた前記部品収納ケースを交換
    する際には、該取り付けられた部品収納ケースの第1の
    バーコードと、次に取り付けられる部品収納ケースの第
    2のバーコードとを読み取り、該第1及び第2のバーコ
    ードが同じ部品を示すか否かを判定することを特徴とす
    る比較方法。
  3. 【請求項3】 部品搭載機によって取り付けられる部品
    の種類を示す第1のバーコードを機器本体又は書類等の
    所定箇所に表示するとともに、部品収納ケースに収納さ
    れた部品の種類を示す第2のバーコードを該部品収納ケ
    ースに表示し、 前記部品搭載機に取り付けられた前記部品収納ケースを
    交換する際には、前記第1のバーコードと、次に取り付
    けられる部品収納ケースの第2のバーコードとを読み取
    り、該第1及び第2のバーコードが同じ部品を示すか否
    かを判定することを特徴とする比較方法。
  4. 【請求項4】 部品搭載機によって取り付けられる部品
    の種類を示す第1のバーコードを機器本体又は書類等の
    所定箇所に表示するとともに、部品収納ケースに収納さ
    れた部品の種類を示す第2のバーコードを該部品収納ケ
    ースに表示し、 前記部品搭載機に前記部品収納ケースを取り付ける際に
    は、前記第1のバーコードと、前記取り付けられる部品
    収納ケースの第2のバーコードとを読み取り、該第1及
    び第2のバーコードが同じ部品を示すか否かを判定する
    ことを特徴とする比較方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項2〜4のいずれか記載の比較
    方法において、前記部品が電子部品であり、前記部品収
    納ケースが電子部品収納ケースであり、前記部品搭載機
    が電子部品搭載機であることを特徴とする比較方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項2〜5のいずれか記載の比較
    方法に使用される比較装置であって、 前記第1及び第2のバーコードを読み取るバーコード読
    取手段と、 該バーコード読取手段によって読み取った前記第1及び
    第2のバーコードが示す部品が同じ種類であるか否かを
    判定する判定手段と、 該判定手段によって前記部品が同一又は異なるという判
    定結果が得られた場合には、その判定結果のうち少なく
    とも一方を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする比較装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項6記載の比較装置を備えたこ
    とを特徴とする部品搭載機。
JP6141883A 1994-06-23 1994-06-23 比較装置 Expired - Fee Related JP2726385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6141883A JP2726385B2 (ja) 1994-06-23 1994-06-23 比較装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6141883A JP2726385B2 (ja) 1994-06-23 1994-06-23 比較装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH087019A true JPH087019A (ja) 1996-01-12
JP2726385B2 JP2726385B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=15302386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6141883A Expired - Fee Related JP2726385B2 (ja) 1994-06-23 1994-06-23 比較装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2726385B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100655246B1 (ko) * 1999-06-30 2006-12-08 후지쯔 가부시끼가이샤 바코드 판독 장치 및 그 제어 방법
WO2014175873A1 (en) * 2013-04-24 2014-10-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Validation in serialization flow

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661685A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Denshi Giken:Kk 電子部品実装機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661685A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Denshi Giken:Kk 電子部品実装機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100655246B1 (ko) * 1999-06-30 2006-12-08 후지쯔 가부시끼가이샤 바코드 판독 장치 및 그 제어 방법
WO2014175873A1 (en) * 2013-04-24 2014-10-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Validation in serialization flow
US9836750B2 (en) 2013-04-24 2017-12-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Validation in serialization flow

Also Published As

Publication number Publication date
JP2726385B2 (ja) 1998-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6027022A (en) Quality control apparatus and method using a bar code data entry system
US7894081B2 (en) Configuration recognizing system, configuration recognizing method, and computer readable medium storing configuration recognizing program of device
US20060219782A1 (en) Packaging inspection and verification system and method
US5334825A (en) System and method for monitoring barcode label quality
US8872661B2 (en) Closed loop location detection system
JP2007241755A (ja) 製造工程におけるネットワークシステム
JP2000068690A (ja) 電子部品誤実装防止方法
JP2726385B2 (ja) 比較装置
JP2011154015A (ja) 電子部品の分類装置および分類情報の読出装置
JP2000233809A (ja) 商品の仕分け発送装置
JP2007137528A (ja) 部品出荷管理システム
JP2008204122A (ja) Rfidによる作業指示システム
JP4733517B2 (ja) ピッキングシステム
JP2006071411A (ja) 重量確認装置および検品システム
EP1764729A1 (en) Equipment for handling article picking operations
JP2004037259A (ja) 大量生産製品の検査装置及び製品のチェックシステム
US20050225078A1 (en) Method for identification and registration of received items before storage in a factory stock
JPH11251800A (ja) 部品管理方法および部品実装機
JP2003079905A (ja) 遊技機、遊技機の検査装置および検査方法
JP2000016535A (ja) 出荷検品方法および出荷検品装置
JP2523999B2 (ja) 部品管理装置
JP2007055783A (ja) 製品物流管理システム
WO2024154419A1 (ja) 積み込み支援方法、出荷方法、積み込み支援サーバ、プログラム、記録媒体、積み込み支援システム及び情報端末
JP2006323655A (ja) 誤欠品検査装置および誤欠品検査方法
KR20040075798A (ko) 물류지원 시스템의 표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees