JPH0869483A - 部品表作成システム - Google Patents
部品表作成システムInfo
- Publication number
- JPH0869483A JPH0869483A JP6203387A JP20338794A JPH0869483A JP H0869483 A JPH0869483 A JP H0869483A JP 6203387 A JP6203387 A JP 6203387A JP 20338794 A JP20338794 A JP 20338794A JP H0869483 A JPH0869483 A JP H0869483A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- symbol
- parts table
- parts
- list
- basic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基本となる部品表に個別プリント基板に特有
な改訂を加えることで、簡便に部品表の改訂が行える部
品表作成システムを提供すること。 【構成】 回路素子と一対一に対応するシンボルを記憶
するシンボル部12と、回路素子の端子間の接続状態を
記憶するネットリスト部14と、回路素子の実装部品に
おける属性を記憶するシンボル属性表示部16とを有す
る回路設計部10の回路データと、基礎部品表20に記
載された各実装部品毎の記号と部品番号を含む行レコー
ドを参照して部品表を作成する部品表作成システムであ
って、実装部品の属性から当該実装部品に対応する記号
を抽出し、この記号が前記基礎部品表の記載された記号
と重複するか否か判断する新規記号抽出部32と、重複
すると判断された記号に属する行レコードを基礎部品表
より改訂部品表に複写する部品表複写部34と、新規と
判断された記号に属する行レコードをシンボル属性表示
部より抽出して改訂部品表に書き込むネットリスト引用
部36を有している。
な改訂を加えることで、簡便に部品表の改訂が行える部
品表作成システムを提供すること。 【構成】 回路素子と一対一に対応するシンボルを記憶
するシンボル部12と、回路素子の端子間の接続状態を
記憶するネットリスト部14と、回路素子の実装部品に
おける属性を記憶するシンボル属性表示部16とを有す
る回路設計部10の回路データと、基礎部品表20に記
載された各実装部品毎の記号と部品番号を含む行レコー
ドを参照して部品表を作成する部品表作成システムであ
って、実装部品の属性から当該実装部品に対応する記号
を抽出し、この記号が前記基礎部品表の記載された記号
と重複するか否か判断する新規記号抽出部32と、重複
すると判断された記号に属する行レコードを基礎部品表
より改訂部品表に複写する部品表複写部34と、新規と
判断された記号に属する行レコードをシンボル属性表示
部より抽出して改訂部品表に書き込むネットリスト引用
部36を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の製品構成を記
述する部品表に係り、特にプリント基板の改訂の際に簡
便に部品表が改訂できる改良に関する。
述する部品表に係り、特にプリント基板の改訂の際に簡
便に部品表が改訂できる改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の部品表作成手順の説明図で
ある。回路図CADは電子回路の設計を行うためのCA
Dであって、通常使用される論理素子等の電子部品のシ
ンボルを用いて結線図を作成する。部品表作成者は、こ
の回路図を用いて部品表を作成する。部品表には、項目
として記号、数量、部品番号並びに記事がある。記号は
個々の実装部品を識別するU1,R1等の記号で、回路
図から部品表へ転記する。数量はある特定の実装部品の
回路図中での数で、回路図上で数えて部品表へ記入す
る。部品番号は社内で使用対象として認可した部品に付
与されるもので、回路図に記載してあれば部品表へ転記
する。しかし、回路図に記載がなければ、回路図に記載
された制約を充足する範囲内にある部品を、部品仕様
書、データブック若しくは部品検索システムを参照して
選択する。記事は部品のメーカ型名や特性などを参考の
ため記載するもので、部品仕様書を検索して値を調べて
部品表へ記入する。
ある。回路図CADは電子回路の設計を行うためのCA
Dであって、通常使用される論理素子等の電子部品のシ
ンボルを用いて結線図を作成する。部品表作成者は、こ
の回路図を用いて部品表を作成する。部品表には、項目
として記号、数量、部品番号並びに記事がある。記号は
個々の実装部品を識別するU1,R1等の記号で、回路
図から部品表へ転記する。数量はある特定の実装部品の
回路図中での数で、回路図上で数えて部品表へ記入す
る。部品番号は社内で使用対象として認可した部品に付
与されるもので、回路図に記載してあれば部品表へ転記
する。しかし、回路図に記載がなければ、回路図に記載
された制約を充足する範囲内にある部品を、部品仕様
書、データブック若しくは部品検索システムを参照して
選択する。記事は部品のメーカ型名や特性などを参考の
ため記載するもので、部品仕様書を検索して値を調べて
部品表へ記入する。
【0003】しかしながら、このような部品表は回路設
計者が手書きで作成していたので、データの不一致等の
ケアレスミスが発生しやすく、また他の用途に用いる際
のデータの再入力作業が負担になっているという課題が
あった。そこで、本発明者はこれらの課題を解決する為
に、特願平5−251663号明細書で、部品表を電子
化されたデータベースを用いて作成することにより、デ
ータの入力作業が一回で汎用的に利用できる部品表作成
システムを提案している。
計者が手書きで作成していたので、データの不一致等の
ケアレスミスが発生しやすく、また他の用途に用いる際
のデータの再入力作業が負担になっているという課題が
あった。そこで、本発明者はこれらの課題を解決する為
に、特願平5−251663号明細書で、部品表を電子
化されたデータベースを用いて作成することにより、デ
ータの入力作業が一回で汎用的に利用できる部品表作成
システムを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した発
明では部品表を新規に作成する場合を念頭に置いていた
が、現実に使用してみると既存の部品表に僅かな変更を
加えるだけで部品表の改訂が行えるという用途があるこ
とが判明した。このような用途は、例えばプリント基板
の改訂で発生し、入出力信号に応じてシリーズ化した製
品や同一機能を安価な別部品をもちいて構成するような
場合に発生する。この用途では、一々新規に部品表を作
成する場合には、類似の部品表が多数用意されることに
なり、もっと簡便な手法が望まれていた。
明では部品表を新規に作成する場合を念頭に置いていた
が、現実に使用してみると既存の部品表に僅かな変更を
加えるだけで部品表の改訂が行えるという用途があるこ
とが判明した。このような用途は、例えばプリント基板
の改訂で発生し、入出力信号に応じてシリーズ化した製
品や同一機能を安価な別部品をもちいて構成するような
場合に発生する。この用途では、一々新規に部品表を作
成する場合には、類似の部品表が多数用意されることに
なり、もっと簡便な手法が望まれていた。
【0005】本発明は上述の課題を解決したもので、基
本となる部品表に個別プリント基板に特有な改訂を加え
ることで、簡便に部品表の改訂が行える部品表作成シス
テムを提供することを目的とする。
本となる部品表に個別プリント基板に特有な改訂を加え
ることで、簡便に部品表の改訂が行える部品表作成シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、回路素子と一対一に対応するシンボルを記
憶するシンボル部12と、このシンボル部に定められた
回路素子の端子間の接続状態を記憶するネットリスト部
14と、このシンボル部に定められた回路素子の実装部
品における属性を記憶するシンボル属性表示部16とを
有する回路設計部10の回路データと、基礎部品表20
に記載された各実装部品毎の記号と部品番号を含む行レ
コードを参照して部品表を作成する部品表作成システム
であって、次の構成としたものである。
る本発明は、回路素子と一対一に対応するシンボルを記
憶するシンボル部12と、このシンボル部に定められた
回路素子の端子間の接続状態を記憶するネットリスト部
14と、このシンボル部に定められた回路素子の実装部
品における属性を記憶するシンボル属性表示部16とを
有する回路設計部10の回路データと、基礎部品表20
に記載された各実装部品毎の記号と部品番号を含む行レ
コードを参照して部品表を作成する部品表作成システム
であって、次の構成としたものである。
【0007】即ち、部品表改訂部30として、このシン
ボル属性表示部に記載された実装部品の属性から当該実
装部品に対応する記号を抽出し、この記号が前記基礎部
品表の記載された記号と重複するか否か判断する新規記
号抽出部32と、この新規記号抽出部で重複すると判断
されたときは当該記号に属する行レコードを基礎部品表
より改訂部品表に複写する部品表複写部34と、この新
規記号抽出部で新規と判断されたときは当該記号に属す
る行レコードをシンボル属性表示部より抽出して改訂部
品表に書き込むネットリスト引用部36とを有し、これ
らから抽出された実装部品の記号並びに部品番号を改訂
部品表に記入している。
ボル属性表示部に記載された実装部品の属性から当該実
装部品に対応する記号を抽出し、この記号が前記基礎部
品表の記載された記号と重複するか否か判断する新規記
号抽出部32と、この新規記号抽出部で重複すると判断
されたときは当該記号に属する行レコードを基礎部品表
より改訂部品表に複写する部品表複写部34と、この新
規記号抽出部で新規と判断されたときは当該記号に属す
る行レコードをシンボル属性表示部より抽出して改訂部
品表に書き込むネットリスト引用部36とを有し、これ
らから抽出された実装部品の記号並びに部品番号を改訂
部品表に記入している。
【0008】
【作用】部品表改訂部は、基礎部品表に記載されている
内容については改訂部品表に複写をし、プリント基板の
改訂により新規に実装された部品については回路設計部
の回路データを用いて改訂部品表を埋めていく。基礎部
品表と回路データの実装部品に重複があるか否かは、記
号を用いて定める。重複していれば部品表複写部が基礎
部品表から行レコードが得られるので、回路データから
の読み込みは不要になる。新規であれば回路データ側か
らしか行レコードが得られないので、ネットリスト引用
部が働く。このようにして改訂部品表が得られる。
内容については改訂部品表に複写をし、プリント基板の
改訂により新規に実装された部品については回路設計部
の回路データを用いて改訂部品表を埋めていく。基礎部
品表と回路データの実装部品に重複があるか否かは、記
号を用いて定める。重複していれば部品表複写部が基礎
部品表から行レコードが得られるので、回路データから
の読み込みは不要になる。新規であれば回路データ側か
らしか行レコードが得られないので、ネットリスト引用
部が働く。このようにして改訂部品表が得られる。
【0009】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。図に
おいて、回路設計部10は、回路設計用CADで作成さ
れた改訂部品表40の作成対象となる電子機器の回路図
の回路データを有するものである。シンボル部12は、
回路素子と一対一に対応するシンボルを記憶するもの
で、例えば抵抗・コンデンサ・インダクタ・トランジス
タ・論理素子等がある。ネットリスト部14は、シンボ
ル部12に定められた回路素子の端子間の接続状態を記
憶するもので、いわゆる結線情報となっている。シンボ
ル属性表示部16は、シンボル部12に定められた回路
素子の実装部品における属性を記憶するもので、実装部
品と対応する記号、この実装部品の部品番号、この実装
部品の特性などが記述されている。例えば、実装部品に
複数の回路素子を収容しているものについては、シンボ
ル12は実装部品中のいずれの回路素子を用いているか
の指定を含んでおり、具体的には、1パッケージに4個
の論理素子を内蔵している実装部品に対しては、ある論
理素子として1パッケージのいずれの論理素子を使用す
るか記述している。また、論理素子としてはNAND,
NOR,INV等の機能の情報と、CMOS,TTL,
ECL等の製造プロセスの情報も必要に応じて記載され
る。また、コンデンサの場合には、セラミック,アルミ
電解,フィルム,タンタル等の素子の分類と、容量・耐
電圧・誤差等の素子の特性や定格が用いられる。
は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。図に
おいて、回路設計部10は、回路設計用CADで作成さ
れた改訂部品表40の作成対象となる電子機器の回路図
の回路データを有するものである。シンボル部12は、
回路素子と一対一に対応するシンボルを記憶するもの
で、例えば抵抗・コンデンサ・インダクタ・トランジス
タ・論理素子等がある。ネットリスト部14は、シンボ
ル部12に定められた回路素子の端子間の接続状態を記
憶するもので、いわゆる結線情報となっている。シンボ
ル属性表示部16は、シンボル部12に定められた回路
素子の実装部品における属性を記憶するもので、実装部
品と対応する記号、この実装部品の部品番号、この実装
部品の特性などが記述されている。例えば、実装部品に
複数の回路素子を収容しているものについては、シンボ
ル12は実装部品中のいずれの回路素子を用いているか
の指定を含んでおり、具体的には、1パッケージに4個
の論理素子を内蔵している実装部品に対しては、ある論
理素子として1パッケージのいずれの論理素子を使用す
るか記述している。また、論理素子としてはNAND,
NOR,INV等の機能の情報と、CMOS,TTL,
ECL等の製造プロセスの情報も必要に応じて記載され
る。また、コンデンサの場合には、セラミック,アルミ
電解,フィルム,タンタル等の素子の分類と、容量・耐
電圧・誤差等の素子の特性や定格が用いられる。
【0010】基礎部品表20には、対象となる製品の実
装部品毎の記号と部品番号を含む行レコードが記載され
ている。部品表改訂部30は、基礎部品表20の行レコ
ードと回路設計部10の回路データを用いて改訂部品表
40を作成している。改訂部品表40は、基礎部品表2
0の対象となる製品のプリント基板を改訂し、この改訂
されたプリント基板を用いて製品を製造するものであ
る。
装部品毎の記号と部品番号を含む行レコードが記載され
ている。部品表改訂部30は、基礎部品表20の行レコ
ードと回路設計部10の回路データを用いて改訂部品表
40を作成している。改訂部品表40は、基礎部品表2
0の対象となる製品のプリント基板を改訂し、この改訂
されたプリント基板を用いて製品を製造するものであ
る。
【0011】新規記号抽出部32は、シンボル属性表示
部16に記載された実装部品の属性から当該実装部品に
対応する記号を抽出し、この記号が基礎部品表20に記
載された記号と重複するか否か判断する。部品表複写部
34は、新規記号抽出部32で重複する記号と判断され
たときは、この記号に属する行レコードを基礎部品表2
0より改訂部品表40に複写する。即ち、基礎部品表2
0のみに記載され、シンボル属性表示部16に対応する
記号のない実装部品については、回路データ側を尊重し
て、改訂部品表40には掲載されない。ネットリスト引
用部36は、新規記号抽出部32で新規な記号と判断さ
れたときは、当該記号に属する行レコードをシンボル属
性表示部14より抽出して改訂部品表40に書き込む。
この行レコードには、実装部品の記号並びに部品番号が
含まれている。
部16に記載された実装部品の属性から当該実装部品に
対応する記号を抽出し、この記号が基礎部品表20に記
載された記号と重複するか否か判断する。部品表複写部
34は、新規記号抽出部32で重複する記号と判断され
たときは、この記号に属する行レコードを基礎部品表2
0より改訂部品表40に複写する。即ち、基礎部品表2
0のみに記載され、シンボル属性表示部16に対応する
記号のない実装部品については、回路データ側を尊重し
て、改訂部品表40には掲載されない。ネットリスト引
用部36は、新規記号抽出部32で新規な記号と判断さ
れたときは、当該記号に属する行レコードをシンボル属
性表示部14より抽出して改訂部品表40に書き込む。
この行レコードには、実装部品の記号並びに部品番号が
含まれている。
【0012】このように構成された装置の動作について
説明する。図2は基礎部品表20、回路データ(ネット
リスト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の
機能を説明するブロック図である。部品表改訂部30の
機能は、基礎部品表20に存在する記号と比較すると、
改訂部品表40では記号の複写・追加・削除が行われる
と共に、場合によっては同一記号について部品番号の変
更がなされる。例えば記号”C1”については複写が行
われ、記号”C2”についてはネットリストに同一記号
のないことから削除が行われ、記号”C3”については
ネットリストに新規に加えられたことから追加が行われ
る。ここで、『複写』とは基礎部品表20の部品番号を
改訂部品表40でも用いることを言う。『追加』とは基
礎部品表20に存在しない記号を改訂部品表40に掲載
することを言う。『削除』とは基礎部品表20に存在す
る記号とこの記号に対応する部品番号を改訂部品表40
には掲載しないことを言う。『変更』とは基礎部品表2
0に存在する記号とこの記号に対応する部品番号につい
て、改訂部品表40では当該記号と同一の記号を掲載す
るが、部品番号については変更することを言う。
説明する。図2は基礎部品表20、回路データ(ネット
リスト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の
機能を説明するブロック図である。部品表改訂部30の
機能は、基礎部品表20に存在する記号と比較すると、
改訂部品表40では記号の複写・追加・削除が行われる
と共に、場合によっては同一記号について部品番号の変
更がなされる。例えば記号”C1”については複写が行
われ、記号”C2”についてはネットリストに同一記号
のないことから削除が行われ、記号”C3”については
ネットリストに新規に加えられたことから追加が行われ
る。ここで、『複写』とは基礎部品表20の部品番号を
改訂部品表40でも用いることを言う。『追加』とは基
礎部品表20に存在しない記号を改訂部品表40に掲載
することを言う。『削除』とは基礎部品表20に存在す
る記号とこの記号に対応する部品番号を改訂部品表40
には掲載しないことを言う。『変更』とは基礎部品表2
0に存在する記号とこの記号に対応する部品番号につい
て、改訂部品表40では当該記号と同一の記号を掲載す
るが、部品番号については変更することを言う。
【0013】尚、変更については、部品番号についてネ
ットリスト優先の処理を行う場合に発生する。例えば、
記号”C1”について基礎部品表20の部品番号は”A
0001CA”で、回路データ側では”A1111C
A”である場合、回路設計者の意向を尊重して改訂部品
表40では基礎部品表20の部品番号”A0001C
A”に代えて”A1111CA”を用いる場合を変更と
呼ぶ。これに対して、複写の場合は基礎部品表20の部
品番号を回路データに優先して使用するものである。
ットリスト優先の処理を行う場合に発生する。例えば、
記号”C1”について基礎部品表20の部品番号は”A
0001CA”で、回路データ側では”A1111C
A”である場合、回路設計者の意向を尊重して改訂部品
表40では基礎部品表20の部品番号”A0001C
A”に代えて”A1111CA”を用いる場合を変更と
呼ぶ。これに対して、複写の場合は基礎部品表20の部
品番号を回路データに優先して使用するものである。
【0014】図3は本発明の第2の実施例を示す構成ブ
ロック図である。図1の実施例では、部品表改訂部30
で記号・部品番号の複写・追加に加えて削除・変更も行
っていたが、この実施例では複写・追加のみを行い、削
除・変更については別途編集機能により対処するという
考え方を採用している。図において、基礎部品表複写部
31は、基礎部品表20の全ての行レコードを基礎部品
表20より改訂部品表40に複写する。追加記号抽出部
33は、シンボル属性表示部16に記載された実装部品
の属性から当該実装部品に対応する記号を抽出し、この
記号が基礎部品表20の記載された記号と同一であるか
否か判断する。ネットリスト引用部35は、追加記号抽
出部33で同一でないと判断されたときは当該記号に属
する行レコードをシンボル属性表示部16より抽出して
改訂部品表40に書き込む。尚、追加記号抽出部33で
同一と判断されたときは当該記号に属する行レコードは
基礎部品表複写部31により手当てされるので、重複を
避けるためネットリスト引用部35は処理を担当しな
い。
ロック図である。図1の実施例では、部品表改訂部30
で記号・部品番号の複写・追加に加えて削除・変更も行
っていたが、この実施例では複写・追加のみを行い、削
除・変更については別途編集機能により対処するという
考え方を採用している。図において、基礎部品表複写部
31は、基礎部品表20の全ての行レコードを基礎部品
表20より改訂部品表40に複写する。追加記号抽出部
33は、シンボル属性表示部16に記載された実装部品
の属性から当該実装部品に対応する記号を抽出し、この
記号が基礎部品表20の記載された記号と同一であるか
否か判断する。ネットリスト引用部35は、追加記号抽
出部33で同一でないと判断されたときは当該記号に属
する行レコードをシンボル属性表示部16より抽出して
改訂部品表40に書き込む。尚、追加記号抽出部33で
同一と判断されたときは当該記号に属する行レコードは
基礎部品表複写部31により手当てされるので、重複を
避けるためネットリスト引用部35は処理を担当しな
い。
【0015】このように構成された装置の動作を具体的
に説明する。図4は基礎部品表20、回路データ(ネッ
トリスト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30
の機能を説明するブロック図である。部品表改訂部30
の機能は、基礎部品表20に存在する記号と比較する
と、改訂部品表40では記号の複写・追加のみが行われ
る。そして、削除・変更については別途起動される編集
機能により特別の注意を払って行われる。そこで、改訂
部品表40の記号”C1,C2”については基礎部品表
20より部品番号も含めて複写が行われ、改訂部品表4
0の記号”C3”についてはネットリスト側より部品番
号も含めて書込みがなされる。
に説明する。図4は基礎部品表20、回路データ(ネッ
トリスト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30
の機能を説明するブロック図である。部品表改訂部30
の機能は、基礎部品表20に存在する記号と比較する
と、改訂部品表40では記号の複写・追加のみが行われ
る。そして、削除・変更については別途起動される編集
機能により特別の注意を払って行われる。そこで、改訂
部品表40の記号”C1,C2”については基礎部品表
20より部品番号も含めて複写が行われ、改訂部品表4
0の記号”C3”についてはネットリスト側より部品番
号も含めて書込みがなされる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば回
路設計部10で作成された回路データと基礎部品表20
を用いて部品表改訂部30により改訂部品表40を作成
しているので、基礎となるプリント基板に個別的な改訂
を加えてプリント基板を製作する場合に、これに付随し
て製作される部品表が簡便且つ正確に製作できるという
効果がある。
路設計部10で作成された回路データと基礎部品表20
を用いて部品表改訂部30により改訂部品表40を作成
しているので、基礎となるプリント基板に個別的な改訂
を加えてプリント基板を製作する場合に、これに付随し
て製作される部品表が簡便且つ正確に製作できるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】基礎部品表20、回路データ(ネットリス
ト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の機能
を説明するブロック図である。
ト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の機能
を説明するブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す構成ブロック図で
ある。
ある。
【図4】基礎部品表20、回路データ(ネットリス
ト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の機能
を説明するブロック図である。
ト)、改訂部品表40に対する部品表改訂部30の機能
を説明するブロック図である。
【図5】従来の部品表作成手順の説明図である。
10 回路設計部 20 基礎部品表 30 部品表改訂部 40 改訂部品表
Claims (2)
- 【請求項1】回路素子と一対一に対応するシンボルを記
憶するシンボル部(12)と、このシンボル部に定めら
れた回路素子の端子間の接続状態を記憶するネットリス
ト部(14)と、このシンボル部に定められた回路素子
の実装部品における属性を記憶するシンボル属性表示部
(16)とを有する回路設計部(10)の回路データ
と、基礎部品表(20)に記載された各実装部品毎の記
号と部品番号を含む行レコードを参照して部品表を作成
する部品表作成システムであって、 このシンボル属性表示部に記載された実装部品の属性か
ら当該実装部品に対応する記号を抽出し、この記号が前
記基礎部品表の記載された記号と重複するか否か判断す
る新規記号抽出部(32)と、この新規記号抽出部で重
複すると判断されたときは当該記号に属する行レコード
を基礎部品表より改訂部品表に複写する部品表複写部
(34)と、この新規記号抽出部で新規と判断されたと
きは当該記号に属する行レコードをシンボル属性表示部
より抽出して改訂部品表に書き込むネットリスト引用部
(36)とを有する部品表改訂部(30)を具備し、 当該行レコードには、実装部品の記号並びに部品番号が
含まれることを特徴とする部品表作成システム。 - 【請求項2】回路素子と一対一に対応するシンボルを記
憶するシンボル部(12)と、このシンボル部に定めら
れた回路素子の端子間の接続状態を記憶するネットリス
ト部(14)と、このシンボル部に定められた回路素子
の実装部品における属性を記憶するシンボル属性表示部
(16)とを有する回路設計部(10)の回路データ
と、基礎部品表(20)に記載された各実装部品毎の記
号と部品番号を含む行レコードを参照して部品表を作成
する部品表作成システムであって、 前記基礎部品表の全ての行レコードを基礎部品表より改
訂部品表に複写する基礎部品表複写部(31)と、この
シンボル属性表示部に記載された実装部品の属性から当
該実装部品に対応する記号を抽出し、この記号が前記基
礎部品表の記載された記号と同一であるか否か判断する
追加記号抽出部(33)と、この追加記号抽出部で同一
でないと判断されたときは当該記号に属する行レコード
をシンボル属性表示部より抽出して改訂部品表に書き込
むネットリスト引用部(35)とを有する部品表改訂部
(30)を具備し、 当該行レコードには、実装部品の記号並びに部品番号が
含まれることを特徴とする部品表作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203387A JPH0869483A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 部品表作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203387A JPH0869483A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 部品表作成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0869483A true JPH0869483A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16473204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6203387A Pending JPH0869483A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 部品表作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0869483A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019079112A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社オービック | 品番構成チェック装置、品番構成チェック方法および品番構成チェックプログラム |
JP2023504070A (ja) * | 2019-11-29 | 2023-02-01 | ユニグループ スプレッドトラム コミュニケーションズ (ホイチョウ) カンパニー,リミテッド | 回路原理図のチェック方法、装置及びシステム |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203387A patent/JPH0869483A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019079112A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社オービック | 品番構成チェック装置、品番構成チェック方法および品番構成チェックプログラム |
JP2023504070A (ja) * | 2019-11-29 | 2023-02-01 | ユニグループ スプレッドトラム コミュニケーションズ (ホイチョウ) カンパニー,リミテッド | 回路原理図のチェック方法、装置及びシステム |
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