JPH0869004A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH0869004A
JPH0869004A JP20324294A JP20324294A JPH0869004A JP H0869004 A JPH0869004 A JP H0869004A JP 20324294 A JP20324294 A JP 20324294A JP 20324294 A JP20324294 A JP 20324294A JP H0869004 A JPH0869004 A JP H0869004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
liquid crystal
crystal display
display device
frame portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20324294A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Takada
尚美 高田
Katsuhiko Kumakawa
克彦 熊川
Aya Kawaji
彩 河路
Yoneji Takubo
米治 田窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20324294A priority Critical patent/JPH0869004A/ja
Publication of JPH0869004A publication Critical patent/JPH0869004A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度むらの低減を保持しつつ額縁部と駆動領
域のリタデーション差を解消し、有効領域において、光
抜けがなく表示品位の向上を図る。 【構成】 液晶層が介在し電極を設けた2枚の基板10
6,108の駆動領域101の周囲に、引出し部10
2,110を介して外部駆動回路に接続される実装部1
05,111が形成され、駆動領域101と引出し部1
02,110の内周縁に位置する額縁部104とで有効
領域103が形成された液晶表示装置であって、額縁部
104の電極残存率を駆動領域101と略同一にして、
引出し部102の額縁部104以外の電極形状を変化さ
せたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサ、
パーソナルコンピューター等各種電子機器に使用される
液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドットマトリクス型の液晶表示素子は低
消費電力や小型軽量といった特徴があり、幅広い用途に
使用されている。最近では、大容量高視認性表示が可能
となり、パソコンやワープロ用等の用途がますます拡大
している。従来のドットマトリクス型の液晶表示素子
は、図4に示すように、平面構成からなっている。片方
の透明な基板301の一側面にはストライプ状の透明な
信号用本電極(信号電極)302が設けられ、他方の透
明な基板303上には同様にストライプ状の透明な走査
用本電極(走査電極)304が形成されている。 前記
本電極302、304は、図8に示すように、引出し部
306,307で数十本から百数十本の単位でブロック
化され、実装部308、309を介して、外部駆動回路
と接続されている。また前記本電極302、304は駆
動領域305の全面にわたって直交に配置されている。
図4のAは駆動領域305の一部拡大図を示し、本電極
302、304の交わった部分A1 ……An-1 ,An
それぞれ表示ドットとなる。画像を表示する領域は上記
した表示ドットが存在する駆動領域305であるが、実
際に液晶表示素子の画面となる部分は引出し部306,
307を含む有効領域310となっているのが一般的で
ある。特に有効領域310に含まれる引出し部306,
307は額縁部311と呼ばれている。
【0003】ところで、上記液晶表示素子では、走査電
極304に電圧を供給する駆動回路は、一般的には片側
基板303の電極端から実装部309を介して配置され
る。このため走査電極304の信号は電圧供給端から終
端にかけて減衰が起こり、液晶への印加電圧差による輝
度差が生じる。これを補正するために、例えば図5に示
すように、信号電極302側の引出し部306で電極の
幅等の形状を変化させて抵抗を調節することにより信号
電極302側で信号減衰を生じさせて、走査電極信号の
信号減衰を補償し、駆動領域305の輝度むらを低減す
る方法が提案されている(特開平5−50726号公
報)。
【0004】図6は信号電極302の引出し部306の
電極形状の従来例を示すもので、左側は走査電極304
の給電側、右側はその終電側である。走査電極304の
給電側に近づくほど、信号電極302の引出し部306
の抵抗を大きくするために信号電極302の引出し部3
06の幅は右側から左側にかけて順に細くなっている。
【0005】また、図7は信号電極302の引出し部3
06の電極形状の従来例を示すもので、左側は走査電極
304の給電側、右側はその終電側である。この例にお
いては、引出し部306の電極幅が細い場合の電極間隙
にダミー電極601が配置されている(実開平1ー85
779号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな液晶表示素子の構成では、額縁部311は電極が片
側基板301上にしかない部分と電極の存在しない部分
により構成されるので、駆動領域305の各表示ドット
との間には電極の膜厚分のセル厚違いによるリタデーシ
ョン差が生じる。これによって、駆動領域305と額縁
部311とで光学補償構成条件がずれて液晶の光学特性
が変化し、額縁部311では透過率が高くなるという問
題があった。その結果、有効領域310において額縁部
311の光抜けが生じ、パネルの品位が損なわれる。さ
らに、信号電極302の引出し部306では、図5に示
したように電極抵抗に傾斜をつけているため、電極面積
の割合(電極残存率)にも傾斜が生じ、この電極残存率
の差によりリタデーション差が生じていた。また、図6
に示した引出し部306の電極構成では、駆動領域30
5における輝度むら(透過率のむら)を改善することは
できるが、引出し部306の電極幅の細い所では電極の
存在しない部分が多くなるため、額縁部311の透過率
が高くなり、有効領域310の光抜けが増加するという
問題が生じる。また、図7に示すように引出し部306
の電極の細くなった部分にダミー電極601を設けるこ
とによりこの問題を軽減できるが、問題を解決するには
不十分であり、電極パターンが複雑になるという問題も
生じる。
【0007】したがって、この発明の目的は、輝度むら
の低減を保持しつつ額縁部と駆動領域のリタデーション
差を解消し、有効領域において、光抜けがなく表示品位
が良好な液晶表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の液晶表示装置
は、額縁部の電極残存率を駆動領域と略同一にして、引
出し部の額縁部以外の電極形状を変化させることにより
電極抵抗を調整したことを特徴とするものである。請求
項2の液晶表示装置は、請求項1において、一側の基板
に形成された引出し部の電極と略同一形状のダミー電極
を、対向側の他側の基板に設けたものである。
【0009】請求項3の液晶表示装置は、請求項1また
は2において、単純マトリクス型構成としたものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、額縁部の電極残存率
を駆動領域と略同一にすることにより、額縁部の液晶層
のリタデーションが駆動領域に近づく。その結果、有効
領域において透過率が均一になり額縁部の光抜けの発生
が防止され、表示品位の良好な液晶表示装置を得ること
ができる。かつ引出し部の額縁部以外の電極形状を変化
させることにより電極抵抗を調整したので従来通り輝度
むらの低減が図れる。
【0011】請求項2の構成によれば、額縁部の液晶層
のリタデーションが駆動領域とほぼ同じになり、額縁部
の光抜けがより効果的に防止できる。請求項3の構成に
よれば、単純マトリクス型構成で請求項1または請求項
2の作用が得られる。
【0012】
【実施例】この発明の第1の実施例の液晶表示装置を図
1および図2に基づいて説明する。この液晶表示装置
は、図2に示すように、液晶層が介在し信号電極10
7、走査電極109をそれぞれ設けた2枚の基板10
6,108の駆動領域101の周囲に、引出し部10
2,110を介して外部駆動回路に接続される実装部1
05,111が形成されており、その構成は従来例と同
様である。また、駆動領域101と引出し部102,1
10の内周縁に位置する額縁部104とで実際の画面と
なる有効領域103が形成されている。
【0013】図1は引出し部102の信号電極107の
形状を示し、左側は走査電極109の給電側、右側はそ
の終電側である。そして、引出し部102の額縁部10
4以外の電極形状を変化させることにより電極抵抗を調
整している。この場合、引出し部102の額縁部104
の電極の幅を一定にして駆動領域101の電極の幅とほ
ぼ同じにして、額縁部104以外の電極の幅を右側から
左側にかけて順に細くして抵抗を大きくしている。これ
は従来例で記載したように、走査電極の109の信号は
電圧供給端から終端にかけて減衰が起こるため、これを
補正するため信号電極107側で信号減衰を生じさせて
駆動領域101の輝度むらを低減するためである。その
他の構成は従来例と同様である。
【0014】この実施例によれば、表1に示すように、
従来例では額縁部の電極残存率が89%〜59%に傾斜
配分していたものが、89%均一となり、額縁部の透過
率の分布が0.8%程度であったものが解消される。こ
のように、額縁部の電極残存率を駆動領域と略同一にす
ることにより、額縁部104で電極残存率の差によるリ
タデーションの不均一が解消する。その結果、有効領域
103において透過率が均一となり、有効領域103の
光抜けが低減され、表示品位が良好な液晶表示装置を得
ることができた。また、引出し部102の額縁部104
以外の電極形状を上記のように変化させることにより電
極抵抗を調整したので従来通り輝度むらの低減が図れ
る。
【0015】
【表1】
【0016】第2の実施例を図3に基づいて説明する。
同図は引出し部202の信号電極107の形状を示し、
左側は走査電極109の給電側、右側はその終電側であ
る。第1の実施例と比較して引出し部202の電極形状
が異なる。すなわち、引出し部202の額縁部104以
外の電極を右側から左側にかけて順に細くするととも
に、左側では曲折した形状にしてある。なお、その他の
構成は、第1の実施例と同様であり、同一部分には同一
符号を付す。この実施例の効果は第1の実施例と同様で
ある。
【0017】第3の実施例を説明する。この実施例で
は、液晶表示素子の構成は第1の実施例または第2の実
施例と同様であるが、一側の基板に形成された引出し部
の電極と略同一形状のダミー電極を、対向側の他側の基
板にも設けるというものである。この実施例によれば表
1に示すように、従来例では引出し部の電極残存率が8
9%〜59%に傾斜配分していたものが、89%均一と
なり、額縁部の透過率の分布が0.8%程度であったも
のが解消される。このように、額縁部の電極残存率を駆
動領域と略同一にすることにより、額縁部で電極残存率
の差によるリタデーションの不均一が解消し、第1の実
施例と同様の効果が得られる。かつ対向側の基板に略同
一形状のダミー電極を設けることにより、額縁部の液晶
層のリタデーションが駆動領域とほぼ同じになり、額縁
部の光抜けがなく、表示品位の良好な液晶表示装置を得
ることができた。
【0018】なお、引出し部の電極形状は上記実施例に
示されるものに限らない。また、上記2つの実施例にお
いては単純マトリクス型構成を用いて説明を行ったが、
これは単純マトリクス型構成に限られるものではなく、
配線のある液晶表示素子全てに対して用いることができ
る。
【0019】
【発明の効果】請求項1の液晶表示装置によれば、額縁
部の電極残存率を駆動領域と略同一にすることにより、
額縁部の液晶層のリタデーションが駆動領域に近づく。
その結果、有効領域において透過率が均一になり額縁部
の光抜けの発生が防止され、表示品位の良好な液晶表示
装置を得ることができる。かつ引出し部の額縁部以外の
電極形状を変化させることにより電極抵抗を調整したの
で従来通り輝度むらの低減が図れる。
【0020】請求項2では、額縁部の液晶層のリタデー
ションが駆動領域とほぼ同じになり、額縁部の光抜けを
より効果的に防止できる。請求項3では、単純マトリク
ス型構成で請求項1または請求項2の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の引出し部の信号電極
の概念図である。
【図2】第1の実施例の液晶表示装置の概念図である。
【図3】第2の実施例の引出し部の信号電極の概念図で
ある。
【図4】従来例の概念図である。
【図5】信号電極の引出し部抵抗と走査電極の電圧供給
端からの位置との関係を示すグラフである。
【図6】従来例の引出し部の信号電極の概念図である。
【図7】別の従来例の引出し部の信号電極の概念図であ
る。
【図8】電極がブロック化されていることを示す概念図
である。
【符号の説明】
101 駆動領域 102 引出し部 103 有効領域 104 額縁部 105 実装部 106 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田窪 米治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層が介在し電極を設けた2枚の基板
    の駆動領域の周囲に、引出し部を介して外部駆動回路に
    接続される実装部が形成され、前記駆動領域と前記引出
    し部の内周縁に位置する額縁部とで有効領域が形成され
    た液晶表示装置であって、前記額縁部の電極残存率を前
    記駆動領域と略同一にして、前記引出し部の前記額縁部
    以外の電極形状を変化させたことを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 一側の基板に形成された引出し部の電極
    と略同一形状のダミー電極を、対向側の他側の基板に設
    けた請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 単純マトリクス型構成である請求項1ま
    たは2記載の液晶表示装置。
JP20324294A 1994-08-29 1994-08-29 液晶表示装置 Pending JPH0869004A (ja)

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JP20324294A JPH0869004A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 液晶表示装置

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JP20324294A JPH0869004A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 液晶表示装置

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JP20324294A Pending JPH0869004A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 液晶表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087474A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 パナソニック株式会社 表示パネル装置および電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087474A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 パナソニック株式会社 表示パネル装置および電子機器

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