JPH0868754A - 内部現象の状況監視窓の透明度測定方法 - Google Patents

内部現象の状況監視窓の透明度測定方法

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JPH0868754A
JPH0868754A JP20394994A JP20394994A JPH0868754A JP H0868754 A JPH0868754 A JP H0868754A JP 20394994 A JP20394994 A JP 20394994A JP 20394994 A JP20394994 A JP 20394994A JP H0868754 A JPH0868754 A JP H0868754A
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JP
Japan
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transparency
monitoring window
monitor window
plasma
monitor
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Application number
JP20394994A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Yamamichi
泰明 山道
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0868754A publication Critical patent/JPH0868754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマエッチング装置の石英製監視窓の
「くもり」を処理室外から定量的に測定することにより
的確にその透明度を測定し、監視窓の交換時機や洗浄時
機を適正化することにより、処理室内のプラズマ発光強
度が正常であるか否かを確認できるようにすることを目
的とする。 【構成】 この発明の透明度測定方法は、交換可能な石
英製の監視窓6を備えた処理室2の内部で生じているプ
ラズマを前記監視窓を通じて監視できるプラズマエッチ
ング装置1において、石英製の監視窓6に対し処理室2
の外部の斜め方向から所定の光線を照射し、監視窓6の
内面に発生した「くもり」6aから反射した反射光をデ
ータ処理して、その監視窓6の透明度をモニタ15に表
示するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、半導体装置
の製造に使用されるプラズマエッチング装置やマイクロ
波エッチング装置などの監視窓の透明度測定方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在のプラズマエッチング装置を図2を
用いて説明する。図2は現在用いられているプラズマエ
ッチング装置の概念図である。このプラズマエッチング
装置1は被表面処理加工物である半導体ウエハが収容さ
れ、プラズマエッチングされる処理室2があり、エッチ
ング前にこの処理室2から真空ポンプ3でエアーを抜
き、その後、ガス供給源4からこの処理室2にそのエッ
チングしようとする半導体ウエハの表面の材質に応じた
ガスを供給し、高周波電源5から高周波電力を印加して
プラズマを発生させ、半導体ウエハの表面をエッチング
するものであるが、この処理室2にはその内部のプラズ
マの状態をモニタするための石英製の小さい監視窓6が
設けられていて、前記被表面処理加工物がエッチングさ
れている間、この石英製の監視窓6は、常時、プラズマ
に曝されているので、次第に失透と呼ばれる「くもり」
が発生するようになる。この「くもり」が発生すると、
処理室2内での半導体ウエハのエッチングの度合いが正
確に確認できなくなる。また、図示していないが、マイ
クロ波エッチング装置ではマイクロ波を透過させるため
に処理室が石英でできている。半導体ウエハがエッチン
グされている間、この処理室も、常時、プラズマに曝さ
れているので、次第に「くもり」が発生するようにな
る。
【0003】従って、この「くもり」が或る程度発生す
ると、この透明部品である石英製の監視窓や処理室その
ものを外し、洗浄するか、他のものと交換する必要があ
る。現在では、この「くもり」の程度の確認は監視窓か
ら処理室内のプラズマの発生状態を、或いは石英製の処
理室から直接、内部のプラズマの発生状態を目視で確認
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この目視による判断は
個人差があり、また、作業場の環境などにより定量的に
測定することが困難であったため、透明部品の交換時機
を適正に行えず、したがってプラズマが所望の状態で発
生しているかどうかも正確に確認できない状態であっ
た。この発明の透明度測定方法では、前記「くもり」を
処理室外から定量的に測定することにより、前記の諸問
題点を解決することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、この発明の透明
度測定方法では、交換可能な透明部品で構成されている
監視窓を備えた容器の内部で生じているプラズマなどの
現象を前記監視窓を通じて監視する装置において、前記
透明部品に対し前記容器の外部の斜め方向から所定の光
線を照射し、前記透明部品から反射した反射光をデータ
処理して、その透明部品の透明度をモニタに表示する方
法を採り、前記課題を解決している。
【0006】
【作用】従って、この発明の透明度測定方法によれば、
前記「くもり」の状態を光電変換することにより定量化
できるので、透明度を正確に把握することができる。
【0007】
【実施例】次に、図1を用いて、この発明の透明度測定
方法を説明する。図1はこの発明の透明度測定方法を説
明するための透明度測定装置の構成図である。この図1
では、図2に示したプラズマエッチング装置1を例に挙
げ、その一部分の監視窓6のみを図示し、これに透明度
測定装置10をセットした状態を示した。そして、その
監視窓6の内側には或る程度の「くもり」6aが発生し
た状態を示している。
【0008】前記透明度測定装置10は半導体レーザな
どの光源11と、この光源11を励起する電源12と、
前記光源11からの光線が前記「くもり」6aに当たっ
て反射してきた反射光を受光する光センサ13と、この
光センサ13で光電変換された電気信号と前記光源11
からの直接光とを受信するコンピュータ14と、このコ
ンピュータ14からの処理データを表示するモニタ15
とから構成されている。
【0009】次に、この透明度測定装置10を用いて前
記処理室2の透明度を測定する透明度測定方法を説明す
る。先ず、電源12で光源11を励起し、この光源11
からの光線を前記監視窓6に斜めに照射する。監視窓6
が透明な場合、光源11から発射された光線は反射され
ず、そのまま透過する。半導体ウエハのエッチング処理
枚数が多くなり、監視窓6の内側に「くもり」が発生し
てくると、その「くもり」の層で反射して光センサ13
に入射する反射光が増加してくる。この反射光に応じた
電気信号を前記光源11からの直接光に応じた電気信号
と比較し、その増加光量を透明度の失透の程度として前
記モニタ15の表示面に表示する。コンピュータ14で
のデータ処理は前記両電気信号をディジタル信号に変換
して行われる。
【0010】このようにしてモニタ15に表示された前
記監視窓6の透明度を知って、作業者は透明部品である
石英製の監視窓6を外し、洗浄するか、交換する。
【0011】以上の実施例ではプラズマエッチング装置
1における監視窓6を採り挙げ、その透明度を測定する
方法について説明したが、マイクロ波エッチング装置に
おいては透明部品である石英製の処理室そのものの透明
度を測定すればよく、また、プラズマに曝された石英板
の透明度の測定に限らず、透明部品として内側が白くく
もる透明板(例えば、プラスチック板、ポリカーボネー
ト板など)の透明度測定に応用することができる。更に
また、透明板でなくてもよく、透明管の中を流れる不透
明な液体の状態を知る場合にも、その透明管の透明度測
定に用いることができる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の透明
度測定方法によれば、的確に透明部品の透明度を測定す
ることができるので、その透明部品の交換時機や洗浄時
機を適正化でき、従って、処理室内のプラズマ発光が正
常に発生しているか否かを常時監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の透明度測定方法を説明するための
透明度測定装置の構成図である。
【図2】 現在用いられているプラズマエッチング装置
の概念図である。
【符号の説明】
1 プラズマエッチング装置 2 処理室 3 真空ポンプ 4 ガス供給源 5 高周波電源 6 監視窓 6a くもり 10 透明度測定装置 11 光源 12 電源 13 光センサ 14 コンピュータ 15 モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な透明部品で構成されている監
    視窓を備えた容器の内部で生じている現象を前記監視窓
    を通じて監視する装置において、前記透明部品に対し前
    記容器の外部の斜め方向から所定の光線を照射し、前記
    透明部品から反射した反射光をデータ処理して、その透
    明部品の透明度をモニタに表示することを特徴とする内
    部現象の状況監視窓の透明度測定方法。
JP20394994A 1994-08-29 1994-08-29 内部現象の状況監視窓の透明度測定方法 Pending JPH0868754A (ja)

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