JPH11297629A - 半導体製造装置のセルフクリーニング方法及びセルフクリーニング終了判定装置 - Google Patents

半導体製造装置のセルフクリーニング方法及びセルフクリーニング終了判定装置

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JPH11297629A
JPH11297629A JP9757698A JP9757698A JPH11297629A JP H11297629 A JPH11297629 A JP H11297629A JP 9757698 A JP9757698 A JP 9757698A JP 9757698 A JP9757698 A JP 9757698A JP H11297629 A JPH11297629 A JP H11297629A
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JP
Japan
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self
cleaning
reaction tube
film thickness
quartz reaction
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JP9757698A
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English (en)
Inventor
Junichi Machida
純一 町田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフクリーニングの終了を高い信頼度をも
って判定することができる半導体製造装置のセルフクリ
ーニング方法等を得る。 【解決手段】 石英反応管1の内面に付着した反応生成
膜5をエッチングすることにより、半導体製造装置のセ
ルフクリーニングを行うようにした半導体製造装置のセ
ルフクリーニング方法において、セルフクリーニングの
終了を石英反応管1内のパーティクル数を測定すること
によって、または、石英反応管1内壁に形成された反応
生成物5の膜厚を測定することによって判定するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、枚葉式
CVD装置のような半導体製造装置において、石英反応
管内面に付着した反応生成膜を取り除くため行われるセ
ルフクリーニングの終了判定を行う方法、及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の枚葉式CVD装置の反応室
周辺を示す概略図である。図3において、1は石英反応
管、2は石英反応管1の近傍に設けられたヒータ、3は
石英反応管1内を排気するための真空ポンプ、4は石英
反応管1内に載置されるウェーハ、5は石英反応管1内
壁に付着した反応生成膜である。
【0003】従来、枚葉式CVD装置でのセルフクリー
ニングは、図3に示される構成において、例えばClF
3 ,Cl2 ガス等のエッチングガスを用いて、石英反応
管1の内壁面に付着した反応生成膜5をエッチングする
ことにより行っている。エッチングガスによりエッチン
グされた反応生成膜5は気体となり、真空ポンプ3によ
り外部へ排気される。このエッチングを連続的に行うこ
とにより石英反応管1内壁に付着した反応生成膜4を取
り除く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法では、エッチング(クリーニング)終了の確
認方法が無いために、石英反応管1内壁に付着している
累積膜厚を経験的に予想し、実験的に求めた反応膜のエ
ッチング速度からエッチング時間を決めている。このた
め、エッチング(セルフクリーニング)が完全に終了せ
ず、反応管1の内壁に反応膜4が残る場合や、エッチン
グ時間が長すぎて石英反応管1内壁をエッチングしてし
まうことがあった。又、反応管1内壁に残った反応膜4
がはがれ反応管1内に大量のパーティクルが発生するこ
とがあった。
【0005】この発明は、かかる従来の問題点を解決す
るためになされたもので、セルフクリーニングの終了を
高い信頼度をもって判定することができる半導体製造装
置のセルフクリーニング方法及びセルフクリーニング終
了判定装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係る半導体製造装置のセルフクリーニ
ング方法は、石英反応管の内面に付着した反応生成膜を
エッチングすることにより、半導体製造装置のセルフク
リーニングを行うようにした半導体製造装置のセルフク
リーニング方法において、前記セルフクリーニングの終
了を前記石英反応管内のパーティクル数を測定すること
によって、または前記石英反応管の内面に付着した反応
生成物の膜厚を測定することによって判定するようにし
たものである。
【0007】ここで、セルフクリーニングの終了判定
は、パーティクル数の測定結果と、膜厚の測定結果のい
ずれか一方のみを用いて、その値が所定値以下となるこ
とを条件として行うようにしても良いし、或いは両者を
共に用いて、測定結果が共にそれぞれの所定値以下とな
ることを条件として行うようにしても良い。
【0008】また、この発明に係る半導体製造装置のセ
ルフクリーニング終了判定装置は、石英反応管内にある
パーティクル数を測定するパーティクルモニタ(パーテ
ィクル測定器)、または石英反応管壁に形成された反応
生成物の膜厚を測定する膜厚モニタ(膜厚測定器)と、
これらパーティクルモニタ、または膜厚モニタのモニタ
値に基づいて、前記石英反応管内のセルフクリーニング
の終了を判定するセルフクリーニング終了判定部(判定
部13)を備えてなるものである。
【0009】ここで、セルフクリーニング終了判定部に
よる判定は、パーティクル測定器の測定結果と、膜厚測
定器の測定結果のいずれか一方のみを用いて、その値が
所定値以下となることを条件として行うようにしても良
いし、或いは両者を共に用いて、測定結果が共にそれぞ
れの所定値以下となることを条件として行うようにして
も良い。
【0010】このような構成によれば、セルフクリーニ
ングの終了を定量的に検出することができるため、セル
フクリーニングの終了を高い信頼度をもって判定するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態に
係る枚葉式CVD装置の反応管周辺を示す概略図であ
る。図1において、1は石英反応管、2は石英反応管1
の近傍に設けられたヒータ、3は石英反応管1内を排気
するための真空ポンプ、4は石英反応管1内に載置され
るウェーハ、5は石英反応管1内壁に付着した反応生成
膜である。
【0012】また、図1において、6は石英反応管1と
真空ポンプ3とを接続する配管14の石英反応管1出口
近傍にエッチングガス遮断用のエア弁9を介して取り付
けられたパーティクル測定器(検出部)、7は石英反応
管1の内壁面に付着した膜厚を測定するための膜厚測定
器(検出部)である。この膜厚測定器7は、石英反応管
1よりその斜め上方に伸びる配管15の端部にエッチン
グガス遮断用のエア弁9を介して取り付けられる。一
方、石英配管1に対して膜厚測定器7と反対側の斜め上
方には、ウェーハ4が搬入されていない膜厚測定時に、
石英反応管1の内壁面にレーザを照射し、その反射光が
膜厚測定器7に入射されるように照射角度が定められた
レーザ発振器17が配設されている。このレーザ発振器
17は石英反応管1のウェーハ搬送室19側より斜め上
方に伸びる配管16の端部にエッチングガス遮断用のエ
ア弁18を介して取り付けられている。以上の構成にお
いて、レーザ17及び膜厚測定器7は膜厚測定器を構成
している。
【0013】さらに、図1において、10はエッチング
ガスを導入するエッチングガス導入管、11はパージ用
ガスを導入するパージ用ガス導入管である。また、12
はウェーハ4を石英反応管1内に搬入するためのロボッ
ト、13はパーティクル測定器6及び膜厚測定器7の出
力側に設けられ、それらの測定結果が所定値内にあるこ
とを判定することにより、セルフクリーニングの終了を
判定し、その判定結果をロボット12側(ロボット12
の制御部側)に出力する判定部である。
【0014】ここで、パーティクル測定器6及び膜厚測
定器7は市販されている測定器を使用している。図2
は、パーティクル測定器6によるパーティクル数の測定
原理を示す構成図である。このパーティクル測定器6は
レーザビーム27を通過したパーティクルを計数するも
ので、半導体レーザ20より照射されたレーザ光をレン
ズ21、絞り22を介して、絞り22とビームストップ
23内に形成された測定雰囲気24内に入射させ、パー
ティクルにより散乱されたレーザビーム27をフィルタ
25を介してフォトセル26にて検出するものである。
【0015】測定雰囲気24はエア弁8を所定時間(数
分間)開くことにより、石英反応管1内の雰囲気がパー
ティクル測定器6内に導入されて形成される。
【0016】膜厚測定器7は、エリプソメータとして市
販されている。レーザ発振器17より出力されたレーザ
ビームは、以下図示しない、45度に設定されたポララ
イザーにより直線偏向になり、1/4波長板を通り、円
偏向になる。そのビームは正確に設定された入射角で反
応管1の内壁面に入射され、内壁面で反射されて回転ア
ナライザに入射され膜厚測定器(検出部)7で、その偏
向状態を検出することにより膜厚が測定される。
【0017】以上の構成において、ウェーハ処理時に
は、反応ガスを反応管内に導入し、ヒータ2による加熱
により、ウェーハ4を加熱し、ウェーハ4表面に反応膜
を生成する。このとき同時に石英反応管内壁に反応膜5
が付着する。次にウェーハ4をロボット9で反応室から
搬出する。ウェーハ搬送後エッチングガス導入管10よ
りエッチングガスを導入し、一定時間エッチングを行
い、次にパージ用ガス導入管11よりパージ用ガスを導
入する。
【0018】この際、石英反応管1内壁に反応生成膜5
が付着していないことを膜厚測定器を用いて確認し、次
にパーティクル測定器6を用いて石英反応管1のパーテ
ィクル数が所定基準以下になったときに、セルフクリー
ニングが終了したとして、新しいウェーハを石英反応管
内へ搬入する。
【0019】膜厚測定器7を用いた反応生成膜5の付着
検出判定は、判定部13により、膜厚が約1μm以上あ
る場合に行われる。また、パーティクル測定器6を用い
たパーティクル数の検出判定は、判定部13により、パ
ーティクル測定器6の出力データ値が実験的に求められ
た値(所定基準)と比較されて行われる。判定部13
は、パーティクル測定器6の測定結果と膜厚測定器7の
測定結果に基づく、上記判定により、反応生成膜が付着
していないこと(膜厚測定結果が所定値以下である)及
びパーティクル数が所定値以下であることを判定するこ
とにより、ロボット12に次のウェーハの搬入指令を出
力する。
【0020】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、従来経験に頼っていたセルフクリーニングの終了判
定を、膜厚またはパーティクルを測定することにより行
うようにしたので、セルフクリーニングの終了を定量的
に検出することができ、信頼性のあるセルフクリーニン
グの終了判定を行うことができる。したがって、この発
明によれば、エッチング過大による石英反応管内面の傷
を防ぐことができ、また、エッチング不完全による反応
膜はがれによるパーティクル増加を防止できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る枚葉式CVD装置
の反応管周辺を示す概略図である。
【図2】パーティクル測定器の測定原理を示す概略構成
図である。
【図3】従来の枚葉式CVD装置の反応管周辺を示す概
略図である。
【符号の説明】
1 石英反応管 2 ヒータ 3 真空ポンプ 4 ウェーハ 5 反応生成膜 6 パーティクル測定器 7 膜厚測定器 12 ロボット 13 判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英反応管の内面に付着した反応生成膜
    をエッチングすることにより、半導体製造装置のセルフ
    クリーニングを行うようにした半導体製造装置のセルフ
    クリーニング方法において、 前記セルフクリーニングの終了を、前記石英反応管内の
    パーティクル数を測定することによって、または、前記
    石英反応管の内面に付着した反応生成物の膜厚を測定す
    ることによって判定するようにしたことを特徴とする半
    導体製造装置のセルフクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 石英反応管内にあるパーティクル数を測
    定するパーティクルモニタ、または石英反応管の内面に
    付着した反応生成物の膜厚を測定する膜厚モニタと、こ
    れらパーティクルモニタ、または膜厚モニタのモニタ値
    に基づいて、前記石英反応管内のセルフクリーニングの
    終了を判定するセルフクリーニング終了判定部を備えて
    なる半導体製造装置のセルフクリーニング終了判定装
    置。
JP9757698A 1998-04-09 1998-04-09 半導体製造装置のセルフクリーニング方法及びセルフクリーニング終了判定装置 Withdrawn JPH11297629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326212A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Hitachi Ltd リアクタ内堆積膜厚モニタ装置およびドライプロセス処理方法
US7282111B2 (en) * 2004-01-02 2007-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for monitoring particles contamination in semiconductor manufacturing facilities

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