JPH086871A - 障害検出システム - Google Patents

障害検出システム

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JPH086871A
JPH086871A JP6137580A JP13758094A JPH086871A JP H086871 A JPH086871 A JP H086871A JP 6137580 A JP6137580 A JP 6137580A JP 13758094 A JP13758094 A JP 13758094A JP H086871 A JPH086871 A JP H086871A
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知明 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水平パリティの障害の原因を容易に判別できる
ようにする。 【構成】水平パリティエラー検出回路7は、外部から与
えられるデータを該データに含まれるエラーチェックコ
ードでチェックしデータ破壊を検出する。バッファメモ
リ3および4は外部から与えられるデータを格納する。
水平パリティエラー検出回路7がデータ破壊を検出した
ときバッファアクセスコントローラ8はバッファメモリ
3および4に対する新たなデータの書込みを抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル通信用インタ
フェース装置における障害検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルブロックデータのエラー検出
技術が特開昭58−168346号公報に示されてい
る。この公報には、以下のことが記載されている。
【0003】図3Aは、1ブロックの構成を示し、連続
する35のワードのPCMデータからなるマトリクスの
横方向のW0 〜W4 の5ワードのPCMに対して、パリ
ティPが付加され、縦方向の7ワードのPCMデータに
対して、パリティQが付与されている。パリティPは、
次式の(mod.2)の演算で表わされる偶数パリティ
である。
【0004】
【0005】また、横方向の他のパリティQは、同様の
演算によって発生される。これらのパリティP,Qは、
単純パリティであってエラーポインタにより指示される
1ワードのエラーを訂正することができる。
【0006】この例におけるエラー訂正符号は、1ブロ
ック中の横方向のパリティPを生成する系列の2個に夫
々2ワードのエラーが含まれると共に、縦方向のパリテ
ィQを生成する系列の2個が上述の4ワードのエラーワ
ードの2個ずつを含むようなエラーパターンの場合に訂
正が不可能となる。また、エラー訂正は、横方向に関す
るものと、縦方向に関するものとを交互に繰り返して行
なわれる。
【0007】上述のように、縦方向に7ワードのPCM
データと1ワードのパリティQとの計8ワード、横方向
に5ワードのPCMデータと1ワードのパリティPとの
計6ワードによって1ブロックが構成され、1ブロック
は、(6×8=48ワード)となる。そして、図3Aに
おいて、1から48までの数字に従ってインターリーブ
されて記録される。この48ワードのブロックの30個
を単位とし、最初のブロックB1 から順番に対応する数
字(アドレス)のものが記録される。この場合、同期信
号(SYNC)と1ブロック内の48個のアドレスを示
すアドレスコード(AD)とが付加される。つまり、図
3Bに示すように、アドレスコードB1〜B30の30ブ
ロックの1から48までの各々で対応する計30ワード
のデータに対してリードソロモン符号の冗長コードR1
〜R4 が付加される。図3Cは、ひとつのアドレスのデ
ータ構成を示し、一例として、同期信号が3ビット、ア
ドレスコードが7ビットとされ、その後に(8×34=
272ビット)のデータが位置する。
【0008】上述のリードソロモン符号は、下記のよう
なH行列を用いるものである。
【0009】
【0010】そして、図3Bにおける縦方向のアドレス
コード、各ブロックに含まれる30ワードのPCMデー
タ及び4ワードの冗長コードR1 〜R4 の計35ワード
の再生データの行ベクトルをWとし、その転置行列をW
T とすると
【0011】
【0012】の演算によってシンドロームS1 〜S4
形成される。エラーが全く無い場合には、シンドローム
1 〜S4 は0である。このシンドロームS1 〜S4
用いて、1ワードエラー及び2ワードエラーを訂正する
ことができ、3ワード以上のエラーを検出することがで
きる。
【0013】上述の一実施例の説明から理解されるよう
に、この発明では、1ブロックの縦及び横方向の両方向
パリティを付加すると共に、複数ブロックの対応する位
置のデータに対してエラー検出及び訂正用の符号を付加
しているので、エラー訂正能力が高く、また、複数ブロ
ックの対応する位置のデータが全てエラーと判定されて
も、各ブロック毎にみれば1ワードのエラーとなり、エ
ラー訂正が不可能となる場合をより少なくすることがで
きる。
【0014】これらのエラーチェック機能を持つ回路に
おいて、エラーチェックコードによるエラーの検出がな
される要因は、実際にデータの破壊が発生した場合と、
エラーチェック回路の故障などのデータ破壊以外の原因
が考えられる。しかし、上述の例で示されるように、5
バイトのデータに対して1バイトの垂直パリティが対応
するのに対し、水平パリティは7バイトに対し、1バイ
トが対応している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】水平パリティ以外でも
一般にエラーチェックコードは垂直パリティと異なり、
関連する情報が多く、このため従来はエラーチェックコ
ードのエラーが検出された場合、エラーの原因がデータ
破壊にあるか、データ破壊以外の障害によるかを判別す
るのは困難であった。
【0016】水平パリティなどによるエラーが検出され
た場合、その要因がデータ破壊によるものか、そのほか
の要因によるものかを調べる方法としては、エラーが検
出されたデータと、元データとを比較する方法が簡単か
つ確実である。しかし、データ伝送路に接続されたイン
ターフェース機器などにおいては、元のデータがすでに
存在しない場合や、存在するとしても物理的に距離の隔
たりがあるという原因により、上記手段を用いることが
できない場合がある。また、エラーが検出されたデータ
は通常廃棄されてしまうため、該データの検証は不可能
であり、エラーが検出された要因の特定をするのが困難
であった。
【0017】本発明の目的は、インタフェース装置にお
ける水平パリティエラーの障害の原因を容易に判別でき
るようにした障害検出システムを提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、水平パリティ発生回
路自身の故障や水平パリティエラーチェック回路自身の
故障も障害の原因として分類できるようにした障害検出
システムを提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、データ入力とデータ
出力をインタフェース装置に対し並行して行なえるよう
にした障害検出システムを提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、インタフェース装置
に対して連続して有効なデータ転送要求が与えられたと
き連続したデータ受信をできるようにした障害検出シス
テムを提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、バッファに格納され
ているエラーデータに対する重ね書きを防止し、通常動
作時におけるエラーデータの送出を防止するようにした
障害検出システムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のシステム
は、外部から与えられる複数ワードに対するエラーチェ
ックコードを含むデータを格納するバッファメモリ手段
と、このバッファメモリ手段に格納されるべきデータの
エラーを該エラーチェックコードで検出する水平パリテ
ィエラー検出手段と、この水平パリティエラー検出手段
でデータのエラーを検出したとき前記バッファメモリ手
段への新たなデータの格納を抑止する格納抑止手段(以
下バッファアクセスコントローラ)とを含む。
【0023】本発明の第2のシステムは、第1のシステ
ムにおいて、前記水平パリティエラー検出手段がデータ
エラーを検出したとき、前記バッファアクセスコントロ
ーラは前記バッファメモリ手段への全てのデータ格納を
抑止することを特徴とする。
【0024】本発明の第3のシステムは第1のシステム
において前記水平パリティエラー検出手段がデータエラ
ーを検出したとき前記バッファメモリ手段のエラーデー
タの格納領域を制御する手段にエラーフラグをたてるこ
とにより、このエラーフラグのたてられた対応する格納
領域のみに対する新たなデータの書込を格納抑止手段が
抑止することを特徴とする。
【0025】本発明の第4のシステムは、第5のシステ
ムにおいて、エラーフラグの立てられた対応する格納領
域のみに新たなデータの書込を抑止するとともに該格納
領域からエラーデータを通常時読出すのを抑止すること
を特徴とする。
【0026】本発明の第5のシステムは第1のシステム
において前記バッファメモリ手段を複数有し、一方のバ
ッファメモリ手段に外部からのデータを格納する動作
と、他方のバッファメモリ手段に格納されたデータを外
部へ出力する動作とを並行して行なうことを特徴とす
る。
【0027】本発明の第6のシステムは、第1のシステ
ムにおいて前記バッファメモリ手段を複数有し外部から
の連続したデータ転送要求とともに送られてくる連続し
たデータを前記複数のバッファメモリ手段の格納先を切
替えられることにより受信すことを特徴とする。
【0028】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0029】図1を参照すると、本発明の一実施例は入
力例データ転送路20を介して与えられるデータを入力
レジスタ1に入力する。線41を介して与えられる入力
例データ転送要求信号は1つの水平パリティに対応する
データブロック(以下バーストと称す)の転送開始から
転送終了までの間有効になる信号である。
【0030】この実施例では、1バーストは最大256
ワード以下であり、1ワードは4バイトで構成される。
1バーストを格納するためのバッファはバーストの大き
さにかかわらず1キロバイトの空間を使用する。また、
バッファを構成するメモリは1系統につき4112バイ
トの空間を持ち、4セットのバーストおよび付随するエ
ラーチェックコードを蓄積できるものである。このた
め、バーストのリードライトのスタートアドレスは、4
種類だけに限定され、2ビットのアドレスレジスタから
解読可能である。
【0031】図1および図2を参照すると、線41を介
して与えられる入力側データ転送要求信号が有効になる
と、入力例データ転送路20を介して与えられるデータ
が、図2に示される転送同期用クロックに同期して入力
レジスタ1に格納される。
【0032】本発明の一実施例では、複数ワードからな
るデータの整合性を検証するためのエラーチェックコー
ドを含むデータを蓄積する一対のバッファメモリ3およ
び4を有する。
【0033】入力レジスタ1へのデータ入力と同期して
与えられる入力側データ転送要求信号に応答して、バッ
ファ切替コントローラ9は入力レジスタ1から線21を
介して与えられるデータの一時的格納用バッファメモリ
3および4を選択する。選択されたバッファメモリ3に
対してバッファ切替コントローラ9は書込バッファ指定
線51を介して書込バッファ指定信号をバッファアクセ
スコントローラ8に伝達する。バッファアクセスコント
ローラ8は、指定されたバッファメモリ3にデータを格
納するため線46を介してバッファメモリ3にデータ書
込バッファメモリであることを指定する。この他、バッ
ファアクセスコントローラ8は、線61を介してメモリ
ライトアドレス発生回路10にバッファメモリ3へのデ
ータ書込用開始アドレスよびアドレス発生開始タイミン
グを伝える。
【0034】図1および図2を参照すると、線20を介
して入力レジスタ1にはまずデータが格納される。この
データの供給に同期して線41を介して与えられる入力
側データ転送要求信号の要求取下に応答して線20を介
して与えられるデータは、データ検証用水平パリティビ
ット群に切替えられる。しかし、この切替前に、入力レ
ジスタ1に格納されたデータは、排他的論理和回路5お
よびレジスタ6からなる水平パリティ発生回路に与えら
れ、水平パリティ発生回路は水平パリティを発生する。
【0035】線41を介して与えれる入力側転送要求信
号の取下によりデータ転送終了が検出される。この検出
に応答して、水平パリティエラーチェック回路7はエラ
ーの有無をチェックする。
【0036】本発明の一実施例の特徴は、水平パリティ
エラー検出回路7がエラーを検出した場合の動作にあ
る。
【0037】すなわち、水平パリティエラー検出回路7
はエラーを検出すると、線50を介してバッファアクセ
スコントローラ8、バッファ切替コントローラ9および
装置外部へエラー検出通報信号を出力する。
【0038】このエラー検出通報信号に応答してバッフ
ァアクセスコントローラ8およびバッファ切替コントロ
ーラ9はバッファメモリへのデータ入力を抑止し、エラ
ーが検出された1バースト分のデータおよび該データに
対応する水平パリティを確保することにある。
【0039】以下説明する本発明の第1の実施例および
第2の実施例で重要な役割を果すバッファアクセスコン
トローラ8について図3および図4を参照して詳細に説
明する。
【0040】図3を参照すると、バッファアクセスコン
トローラ8は第1系統のメモリを制御するためのレジス
タ群31,32,33および34、および第2系統のメ
モリを制御するためのレジスタ群73,74,75およ
び76を備えている。これらレジスタ群のうち1つのレ
ジスタが1つのメモリ空間を制御するデータを保持す
る。
【0041】各レジスタの詳細な内容について図4を参
照して詳細に説明する。81は格納されているデータが
エラーデータであることを示す。フラグを格納するフリ
ップフロップまたは、レジスタの一部(以下フラグ8
1)である。82は書込まれたデータが読出されたか否
かを示すレジスタである。83は書込まれているデータ
が同一系統のメモリの前ブロックに格納されているデー
タと連続しているか否かを表すフラグを格納するフリッ
プフロップまたはレジスタの一部(以下フラグ83)で
ある。
【0042】いま、レジスタ群31−34の内容により
制御される系統のメモリが書込対象メモリとして指定さ
れていたと仮定する。
【0043】1つのバースト転送終了に応答してレジス
タコントローラ71は線133を介してレジスタ選択信
号をサイクリックカウンタ38に与える。この信号に応
答してサイクリックカウンタ38の内容はインクリメン
トされ制御レジスタはシフトされる。シフトされた直後
にレジスタコントローラ71は該制御レジスタの内容に
より制御されるバッファ領域のデータが既に読出されて
おり、該バッファ領域上にデータが上書き可能であると
を確認する。図1に示されるバッファ切替コントローラ
9により書込側のメモリ切替えが通知されない限り、図
1に示される線41、すなわち図4に示される線118
を介して入力側データ転送要求信号が与えられると、レ
ジスタコントローラ71は現在選択されているレジスタ
から開始アドレスを送出す。これと同時に、レジスタコ
ントローラ71はワードカウンタ72にカウント開始を
指令し、線41、すなわち線118を介して与えられる
データ転送要求信号の取下げに応答してデータ流入の停
止を待つ。データ転送要求信号の取下げに応答してワー
ドカウンタ72により計数されたデータ長がデータ長伝
送線路104を介して、現在選択されているレジスタの
うちデータレングス保持エリアに保存される。保存され
たデータがエラーをおこしていない場合、レジスタコン
トローラ71は図4に示されるリードフラグ82に
“0”をセットしこのエリアへのデータの上書きを禁止
する。また、この例のように連続して片側のメモリにデ
ータを書込んだ場合2つ目以降のエリアを制御するレジ
スタでは図4に示されるデータチェーンフラグ83に
“1”がセットされ、連続したデータの存在を示す。
【0044】上記データを読出す場合、書込側バッファ
指定線路119を介して与えられる値が切替わりレジス
タ61−64の内容により制御されるバッファが読出側
に切替わるのを待ち、サイクリックカウンタ38の内容
がインクリメントされ、リードフラグ82が初めて
“0”になるレジスタが検索される。このようなレジス
タが存在する場合、アドレスレジスタおよびデータレン
グスレジスタからバッファアドレスおよびデータワード
数がリードアドレス発生回路11に通知され、データ送
出後リードレジスタ82に“1”がセットされ、データ
チェーンフラグ83に“0”がセットされた後、カウン
タ38の内容がインクリメントされる。カウンタ38の
インクリメント後、選択されたレジスタ内にデータチェ
ーンフラグ83が“1”になっていれば、続いてこのレ
ジスタに対応するデータが送出される。線110および
線113にはエラーフラグが伝送され、線111および
線114にはリードフラグが伝送され、線112および
線115にはデータチェーンフラグが伝送される。図3
に示される線111および線114は図1に示される線
53および線54に対応し、図3に示される線112お
よび115は図1に示される線55および線56に対応
する。これらの線53−56は図1に示されるバッファ
切替コントローラ9と接続され、バッファアクセスコン
トローラ8からのリードフラグ82およびデータチェー
ンフラグ83はバッファ切替コントローラ9に伝送され
る。
【0045】図1に示されるバッファ切替コントローラ
9はリードデータの存在の有無、データチェーンフラグ
83の状態および線41を介して与えられる入力側デー
タ転送要求信号に応答してバッファ切替のタイミングを
決定する。
【0046】本発明の第1の実施例および以下説明する
第2の実施例においても、データをバッファに書込んだ
あと、エラー検出回路7によりエラーの存在が通知され
た場合、図3に示されるレジスタコントローラ71は、
該データを保持するバッファ領域を制御するレジスタの
うち、図4に示されるエラーフラグ81に“1”がセッ
トされる。
【0047】図3を参照すると、線118に与えられる
信号は、図1に示される線41を介して与えられる入力
側データ転送要求信号である。図3に示される線121
に与えられる信号は、図1に示される線45を介して与
えられる出力側データ転送要求信号である。図3に示さ
れる線122に与えられる信号は、図1に示される線4
7を介して与えられるエラーデータ転送要求信号が与え
られる。
【0048】図1および図3を参照すると、通常動作
時、線118を介して与えられる入力側データ転送要求
信号および線121を介して与えられる出力側データ転
送要求信号に応答してバッファアクセスコントローラ8
は図4に示されるエラーフラグ81をチェックする。こ
のチェックによりバッファアクセスコントローラ8は、
エラーデータ格納バッファ領域をコントロールしている
レジスタへのチェックをスキップでき、エラーデータに
対する重ね書きを防止し、通常動作時におけるエラーデ
ータの送出を防止できる。
【0049】このような方法により保護されているエラ
ーデータは、線122を介して与えられるエラーデータ
転送要求信号122に応答して出力される。線122を
介して与えられるエラーデータ転送要求信号に応答し
て、レジスタコントローラ71は、カウンタ38および
70をインクリメントして、レジスタ群31−34,7
3−76の中から図4に示されるエラーフラグのセット
されているレジスタをスキャンする。このエラーフラグ
が“1”にセットされたレジスタの検出により、バッフ
ァアクセスコントローラ8はエラーの検出されたデータ
の格納場所およびデータレングスを呼出し、エラーデー
タの出力ができる。このエラーデータ出力の終了に応答
してバッファアクセスコントローラ8は出力されたエラ
ーデータを格納していたバッファを制御するレジスタの
エラーフラグを“1”から“0”にリセットし、リード
フラグ82をリード終了にする。これらの動作により、
以後の正常動作時においてエラーデータを格納していた
バッファは使用可能状態となる。
【0050】このようなバッファアクセスコントローラ
8の制御の下で、本発明の第1の実施例は以下のような
動作をする。
【0051】図1を参照すると、エラーの検出されたデ
ータおよびこのデータに対応する水平パリティの出力
は、線47を介して与えられるエラー情報転送要求信号
が与えられることにより行なわれる。このエラー情報転
送要求信号に応答して、バッファアクセスコントローラ
8は、エラーデータを格納しているバッファおよびバッ
ファ内アドレスを指定し、バッファメモリからエラーデ
ータを読出す指示をメモリリードアドレス発生回路11
に通知する。これとともに、バッファアクセスコントロ
ーラ8はセレクタ12の入力をデータ転送線路24側に
切替え、出力レジスタ13を介してエラー情報採取用転
送線路29にエラーの検出されたデータおよび該当する
水平パリティを出力する。これらデータおよび水平パリ
ティの出力後、セレクタ12の入力を転送線路27側に
切替え、装置内で生成された水平パリティをエラー情報
採取用転送線路29に出力する。
【0052】本発明の第1の実施例では、エラーが検出
されたデータを確保するため、バッファメモリへの書込
みを全て抑止する技術が示されており、この技術では図
1に示される装置はインタフェースとしての全ての機能
を停止することになる。
【0053】これに対し本発明の第2の実施例の特徴
は、図1に示される装置のように論理的に複数のバッフ
ァ3および4を有する装置を前提として、第1の実施例
のように全てのバッファメモリへの書込みを禁止せず、
エラーの検出されたデータおよび対応する水平パリティ
を含むバッファのみ新たなデータの書込みを抑止し、エ
ラーデータを含まないバッファメモリを使用することに
ある。この技術により、インタフェース装置としての機
能を維持することもできる。さらに、本発明の第2の実
施例では、エラー検出時、装置内で生成された水平パリ
ティを、エラー情報転送要求に応答した水平パリティの
読出しまで、レジスタ14が保持し、かつバッファアク
セスコントローラ8がエラーの検出されたデータの保存
領域を記憶するよう制御することにより以下の効果をも
たらす。すなわち、エラーの検出されたデータおよび該
データの対応エラーチェックコードが蓄積されている領
域のみを確保し、同一バッファメモリ上でも該領域以外
にはデータ書込みを行なえるようにすることもできる。
本発明の一実施例では確保されたエラー検出のデータに
より水平パリティを別途生成し、入力側データ転送路2
0を介して得られた水平パリティと水平パリティ発生回
路5および6により発生された水平パリティとを比較す
る。これらの動作により、本発明の一実施例は、エラー
の原因を、データ破壊による場合、水平パリティ発生回
路の故障による場合および水平パリティエラーチェック
回路の故障による場合の3通りに分類できる。
【0054】図1を参照すると、線41を介して与えら
れる入力側転送要求信号の取下げに応答してデータ転送
の終了が検出されると、水平パリティエラーチェック回
路7はエラーの有無をチェックする。
【0055】ここでエラーが検出されないときの動作に
ついて以下説明する。
【0056】エラーが検出されなければ、入力されたデ
ータは出力可能なデータとして保存され、線45を介し
て与えられる有効な出力側データ転送要求信号に応答し
て保存されたデータが線24、出力レジスタ2および線
25を介して外部に出力される。エラーのないことが確
定した場合、バッファアクセスコントローラ8は、線4
2および43を介してレジスタリセット信号をレジスタ
6および14に与えレジスタおよび14の内容をリセッ
トし次のバースト入力に備える。以上の動作によりバッ
ファメモリ3または4に入力された1バースト分のデー
タおよびバーストに対応する水平パリティは、線45に
介して有効な出力側データ転送要求信号が与えられて該
データおよび水平パリティが出力されるまで保証され
る。しかし該データおよび水平パリティが一度出力され
た後は、該データおよび水平パリティの格納されたいた
バッファエリアは、新たに入力されてくるデータの格納
のため用いられる。
【0057】図1に示される装置では、メモリのリード
アドレス発生回路生11とライトアドレス発生回路10
を個別に有しているため、入力側からデータの入力中で
あっても、出力すべきデータが入力データを格納すべき
バッファメモリとは異なるメモリにある場合には入力動
作と同時にデータの出力動作が可能である。
【0058】また、線41を介して連続して有効な入力
側データ転送要求信号が与えられた場合、バッファ切替
コントローラ9は、使用可能なバッファメモリのエリア
を捜し切替を行うため、連続したデータ受信が可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】本発明はインタフェース装置における水
平パリティエラーの障害の原因を容易に判別できるとい
う効果がある。本発明は水平パリティ発生回路や水平パ
リティエラーチェック回路自身の故障も発見できるとい
う効果がある。本発明は、さらにデータ入力およびデー
タ出力をインタフェース装置に対し並行して行なうこと
ができるという効果がある。本発明はバッファに格納さ
れているエラーデータに対する重ね書きを防止し、通常
動作時におけるエラーデータの送出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図3】図1におけるバッファアクセスコントローラ8
の詳細な構成を示す図である。
【図4】図3におけるレジスタ31−34および73−
76の内容を説明するための図である。
【符号の説明】
1 入力レジスタ 2 出力レジスタ 3,4 バッファメモリ 5 排他的論理和 6 レジスタ 7 水平パリティエラー検出回路 8 バッファアクセスコントローラ 9 バッファメモリ切替コントローラ 10 メモリライトアドレス発生回路 11 メモリリードアドレス発生回路 12 セレクタ 13 出力レジスタ 14,31,32,33,34,73,74,75,7
6 レジスタ 35,36 セレクタ 37,39 デコーダ 38,70 カウンタ 71 レジスタコントローラ 72 ワードカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる複数ワードに対する
    垂直パリティ以外のエラーチェックコードを含むデータ
    を格納するバッファメモリ手段と、 このバッファメモリ手段に格納されるべきデータのエラ
    ーを該エラーチェックコードで検出する水平パリティエ
    ラー検出手段と、 この水平パリティエラー検出手段でデータのエラーを検
    出したとき前記バッファメモリ手段への新たなデータの
    格納を抑止する格納抑止手段とを含むことを特徴とする
    障害検出システム。
  2. 【請求項2】 前記水平パリティエラー検出手段がデー
    タエラーを検出したとき、前記格納抑止手段が前記バッ
    ファメモリ手段への全てのデータ格納を抑止することを
    特徴とする請求項1記載の障害検出システム。
  3. 【請求項3】 前記水平パリティエラー検出手段がデー
    タエラーを検出したとき前記バッファメモリ手段のエラ
    ーデータの格納領域を制御する手段にエラーフラグをた
    てることにより、このエラーフラグのたてられた対応す
    る格納領域のみに対する新たなデータの書込を前記格納
    手段が抑止することを特徴とする請求項1記載の障害検
    出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60205765A (ja) * 1984-03-30 1985-10-17 Fujitsu Ltd 障害デ−タ保持方式
JPH0546580A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Fujitsu Ltd 拡張記憶の高信頼性データ更新方式

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