JPH086866B2 - 迅速管継手及び迅速管継手用固着エレメント - Google Patents

迅速管継手及び迅速管継手用固着エレメント

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JPH086866B2
JPH086866B2 JP63047693A JP4769388A JPH086866B2 JP H086866 B2 JPH086866 B2 JP H086866B2 JP 63047693 A JP63047693 A JP 63047693A JP 4769388 A JP4769388 A JP 4769388A JP H086866 B2 JPH086866 B2 JP H086866B2
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JP
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annular
box
tubular
tubular element
quick
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シー.ピーターソン フランシス
エム.ズビック ダニエル
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ビュエル インダストリーズ,インコーボレーテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば自動車用の油圧系統といつたよう
な、流体輸送配管を接続するための迅速管継手及び迅速
管継手用固着エレメントに関するものである。
在来技術の概要とその問題点 最も新しく公知となつた在来技術としては、アーヴイ
ン・イー・マクウエジーによる、迅速管継手に関する米
国特許第4,055,359号があるが、この迅速管継手は、そ
の管胴部に一つの箱状の部分をもつていて、かつその中
に一つのリング状ないしは靴下どめ型のスプリングを内
蔵している、一つの雄型管状継手部を含んでいる。この
靴下どめ型のスプリングは、その両端をつなぎ合わせて
ドーナツ型に作り上げられた、一つのコイル・スプリン
グからなつている。雌雄双方の端部がつなぎ合わされる
際、雌型管状継手部のらつぱ状の端部がこのリング状ス
プリングとはまり合うのである。継手の結合作用は、こ
の雌型管状継手部の先端部を前述の箱の中に押しつける
ことによつて生ずるが、その際、この靴下どめ型スプリ
ングは、らつぱ状の先端部がスプリングのところをすり
抜けることができるように、充分伸びて広がるのであ
る。その後、この靴下どめ型スプリングは雌型管状継手
部の管胴部の周囲に乗り上げた形になる。長手方向に引
き抜き力がかかると、らつぱ状の先端部がまず靴下どめ
型スプリングに当たり、更にそれが前述の箱の壁面に当
たるので、継手が外れるのを防ぐことができるのであ
る。
しかしながら実際問題としては、このマクウエジーの
特許第4,055,359号によるリング状ないしは靴下どめ型
のスプリングは、前述のマクウエジーの箱状の部分の中
にぴつたり納まるようにするために、そのコイルを細か
く密に巻いて、しかも正確に作つておく必要があるの
で、その製作費が高くつくことが判つてきたのである。
本発明の目的 本発明の目的は、在来技術の欠点を取り除いた一つの
迅速管継手及び迅速管継手用固着エレメントを提供する
ことにある。更に詳しくいえば、本発明は、一つの流体
輸送配管接続用迅速管継手に用いるための固着エレメン
トであつて、しかも容易に、かつ安価に製作することが
できるような、一つの固着エレメントを提供することに
ある。
目的達成のための手段と問題点の解決方法 本発明による固着エレメントは、一つの環状の部分
と、この環状の部分の周囲に分散配置されていて、か
つ、一つの内挿管状継手部の一方の端の外周面上にこれ
と一体に形成されている一つの環状の箱の中に丁度ぴつ
たりはまり込むように作られていて、先が円くカールし
ている複数個の爪とからなつている。前述の環状の箱は
その内部が一つの環状の小部屋になつていると同時に、
前述の内挿管状継手部のもう一方の端の方に向けて開い
ている一つの環状の開口部をもつている。この固着エレ
メントはこの環状の開口部の中に押し込まれるような寸
法に作られていると同時に、同じくこの環状の開口部の
中に丁度差し込まれるような寸法に作られている、一つ
の外套管状継手部のらつぱ状に開いた端部を受け入れる
ようになつている。
固着エレメントの爪は、前述のらつぱ状の端部が前述
の環状の箱の中に入り込んで、この固着エレメントの環
状の部分を前述の箱の壁面に押しつけて着座させること
ができるよう、外向きに弾力的に逃げるように作られて
いる。これらの爪はらつぱ状の端部をのり越えるとぱち
んと元に戻り、らつぱ状の端部を正しい位置に保持する
のである。
本発明による迅速管継手は、内挿管状継手部の管胴部
を外套管状継手部のらつぱ状端部の中に、この第2の管
状継手部のらつぱ状端部が前述の環状の箱の中に入り込
むところまで差し込んで、このらつぱ状端部はこの固着
エレメントの環状の部分を前述の環状の箱の底面にぴつ
たり押しつけることができるよう、充分な力を加えて爪
を弾力的に変形させることによつて、簡単につなぐこと
ができるのである。その後、これらの爪はまた元に戻
り、らつぱ状端部としつかりはまり合うのである。一旦
接続されてしまうと、この第1の継手部と第2の継手部
は、配管およびこの継手の内部を流れる流体の圧力によ
つて生ずる、管継手を外そうとする力に打ち勝つことが
できると同時に、また外から加わる機械的な力に基ずく
同様な力にも耐えることができるのである。
以上述べた如く、本発明による固着エレメントは、そ
れによつて、継手の信頼性ないしは効用を一切損なうこ
となく、一つの迅速管継手用の簡単で安価な固着エレメ
ントが得られるので、在来の技術に優る、一つの本質的
な改良と見なされるべきものである。
本発明の、これまで説明してきたこと以外の、目的や
特徴については、以下の図面による詳しい説明の中で指
摘されるであろうし、また充分理解されるはずである。
図面による本発明の構造と特徴の説明 以下、図面を参照しながら、本発明による固着エレメ
ントの実施例について、その構造と特徴を更に詳しく説
明しよう。
第1図および第2図に示されている如く、本発明によ
る固着エレメントは全体として参照番号10で表されてお
り、一つの環状の部分12と、この部分の周囲に分散配置
されている、弾力性をもつた複数個の、先が円くカール
した爪14とを含んでいる。この固着エレメント10は、第
3図に示されているように、一つの環状の部分12の周囲
に2個ないし8個の平たい爪16が、均等に分散配置され
て、外向きに放射状に延びて付いている形で、一枚の金
属の平板から打ち抜いて作られる。爪の幅は色々変える
こともできる。しかしながら、最も効果的な固着エレメ
ントが得られるような、この爪の個数と幅との組合わせ
は、爪が環状の部分の外周の長さの25%ないし50%を占
めるような組合わせである。そうはいいながらこの固着
エレメントは、その占める長さの割合が前記の外周の長
さの10ないし85%という広い範囲において、有効に機能
するのである。ここに挙げた実施例では、第1図に示す
如く、6個の爪が設けられており、固着エレメントの外
周の長さの50%を占めている。
まず最初に打ち抜かれた平らな爪は、公知の金属加工
技術によつて、第1図および第2図に示されているよう
な形に円くカールさせられる。ここに挙げた実施例で
は、第1図に示す如く、これらの爪はそれぞれ一つの二
重にカールしたコイル17を含んでいる。この二重にカー
ルしたコイル17は充分な強度をもつていながら、しかも
この設計では、直角に立ち上がる部分18を一重の薄い金
属にしているので、充分な弾力性をも期待できるのであ
る。また、第1図に見られるように、前述の環状の部分
12はほぼ六角形にしておけばよい。
また爪16には、第2図および第3図に示されているよ
うに、それらが環状の部分12につながる部分の両側にそ
れぞれ切欠さ19を設けておいて、爪を一層容易にカール
させることができるようにしておいても差し支えない。
本発明のもう一つの実施例では、この固着エレメント
の平らな爪が、第2図に示されているように環状の部分
から外側に向かつて放射状に延びている代わりに、環状
の部分から逆に内側に向かつて延びている平たい爪で形
成されているのである。
ところで、この固着エレメント10は、第4図に参照番
号20および21で示されている二つの管状継手部とともに
用いられるように設計されたものである。
内挿管状エレメント21ならびに外套管状エレメント20
は、それぞれの継手部の配管22の絞つた部分24と26とに
それぞれ取り付けられている。内挿管状エレメント21は
一つの管胴部28と一つの環状の箱30とからなつている。
環状の箱30は内挿環状エレメント21の一方の端の外周面
上に設けられており、かつ管胴部28と一体に作られてい
る。この環状の箱30は一つの環状の小部屋32を作つてい
る。この環状の箱30は、箱の底面部34、湾曲側壁部36、
ならびにフランジ部38からなつている。底面部34は管胴
部28と一体につながつており、この管胴部から半径方向
外側に向かつて延びている。湾曲側壁部36は、環状の箱
30が取り付けられている方の管胴部28の端と反対側の管
胴部先端37の方に向かつて湾曲していて、環状の小部屋
の最大径の部分を形成しており、更に管胴部28の方に向
かつて傾斜している環状フランジ38に続いている。環状
の小部屋32への入口となるべき、一つの環状開口部40を
管胴部28の周りに形成するために、環状フランジ38は管
胴部28の外周面から外側に向かつてある距離を残したと
ころで終わつている。
固着エレメント10の環状の部分12および爪14は、前述
の環状開口部40を経て環状の小部屋32の内部に押し込む
ことができるような寸法に作られている。できれば、環
状の部分12の直径は環状開口部40の最大内径よりも僅か
に小さいことが望ましい。固着エレメント10の直径に
は、その外側に更に爪14が加わるので、全体の直径は環
状開口部40の最大内径よりもやや大きくなるが、しかし
ながらこのことは、爪14が、固着エレメント10が環状の
箱30の中に入ることができるように、半径方向内側に向
かつて幾らか撓むので、固着エレメント10を環状の箱30
の中に挿入することの妨げとはならないのである。
固着エレメント10が環状の箱30の中に一旦挿入されて
しまうと、爪14は弾力で原形に戻つてしまう。本発明で
は、製作公差の精度にそれ程の厳密さを要しない上に、
爪14は環状の小部屋32の壁面から、更に詳しくいえば、
環状フランジ38から充分な間隙をもつて離れているの
で、外套管状エレメント20のらつぱ状の端部42を受け入
れるに際して、これらの爪14は外側に充分広がり得るの
である。
内挿管状エレメント21は外套管状エレメント20の内側
へ、軸方向から差し込まれる形で受け止められる。双方
の管状エレメントが接続された際、配管22の中を流れる
流体が漏れないようにシールを確実にするために、内挿
管状エレメント21の管胴部28には2本の溝48および50が
設けられており、その中に2本のO−リング44および46
がそれぞれはめ込まれている。
外套管状エレメント20にはらつぱ状の端部42が設けら
れており、双方の管状エレメントが互いにつなぎ合わさ
れる際、この部分が前述の環状開口部40の中に入り込
み、爪14とはまり合うのである。
継手の双方の管状エレメント21および20の組立て、お
よび配管22の接続は次のように行われる。まず、内挿管
状エレメント21の管胴部先端37が外套管状エレメント20
のらつぱ状端部42の中に差し込まれる。双方の部分が互
いに押し込まれてゆくにつれて、らつぱ状端部42が内挿
管状エレメント21の環状開口部40を通り抜け、らつぱ状
端部42が爪14の先端部52に当たるところまで入り込んで
ゆく。更に続いて、この爪の先端部52に外向きの撓みを
生ぜしめるに足る軸方向の力が加えられることによつ
て、らつぱ状端部42は爪14の部分を通り抜け、環状の箱
30の底面部34に密着している環状の部分12に突き当たつ
て止まるのである。
爪14はそこで再び弾力で元に戻つてらつぱ状端部42の
上に被され、らつぱ状端部42、ひいては外套管状エレメ
ント20が抜け出さないように押さえるのである。
環状の箱30には、らつぱ状端部42が爪14の部分を通り
抜けるのに充分なだけ、爪14が外側に向かつて撓み得る
よう、充分な空隙をもたせてある。
本発明による設計を採用することによつて、殆ど力を
要しないで簡単に配管継手を結合することができ、しか
も継手が外れて抜けることに対して、強い抵抗力をもつ
た継手が得られるのである。双方の継手部分を切り離そ
うとする力は爪14のばね力による抵抗を受けると同時
に、継手を引き抜こうとする力がかかると、らつぱ状端
部42が爪14を押し、それが更に環状フランジ38に当たつ
て、双方の継手部の分離に抵抗するので、この迅速管継
手は抜けて外れる恐れがないのである。
本発明による設計、ないしは組立て構造を採用するこ
とによつて、迅速管継手の構成要素部品を更に一層経済
的に製作することができるようになり、しかも在来の技
術に比べて遥かに優る、一つの確実で信頼性の高い管継
手システムが得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による固着エレメントの実施例の透視
図であり、 第2図は、固着エレメントのもう一つの実施例の透視図
であり、 第3図は、固着エレメントの曲げ加工前の材料の、一つ
の実施例の平面図であり、 第4図は、本発明による固着エレメントの一つの実施例
を使用した、一つの迅速管継手の組立て品の長手方向断
面図である。 10…固着エレメント、12…環状の部分 14…カールした爪、16…平たい爪 17…二重にカールしたコイル 18…直角に立ち上がる部分 19…切欠き 20…外套管状エレメント(継手部) 21…内挿管状エレメント(継手部) 22…配管、24,26…空洞 28…管胴部、30…環状の箱 32…環状の小部屋、34…底面部 36…湾曲側壁部、37…管胴部先端 38…環状フランジ、40…環状開口部 42…らつぱ状端部、44,46…O−リング 48,50…溝、52…爪の先端部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの内挿管状エレメントと一つの外套管
    状エレメントとによって構成されている、一つの迅速管
    継手であって、その内挿管状エレメントの管胴部の寸法
    が、外套管状エレメントの内側に丁度適合してシールし
    得るようになされており、かつ該内挿管状エレメントに
    はその一端に、外側に向って張り出した一つの環状の箱
    が形成されており、かつその際、この箱は、該内挿管状
    エレメントのこの端部から立ち上がり、該エレメントの
    他端に向って、該エレメントの外周表面に対してある角
    度をなすところまで反転して延び、かつこの外周表面か
    ら半径方向にある距離だけ離れたところで終わって、環
    状の開口部を形成している一つの環状フランジによって
    取り囲まれた、一つの環状の小部屋の形をなしており、
    更に該外套管状エレメントにはその一端に、前述の箱の
    方へ向かって外向きに反り返っており、かつ前述の開口
    部を通って前述の箱の中にはまり込むようになされた、
    一つのらっぱ状端部が設けられているような、迅速管継
    手に用いるための固着エレメントであって、 該固着エレメントが、一つの環状の部分と、この環状の
    部分の周囲に分散配置されて外向きに延びており、かつ
    その先端が円くカールしている、複数個の弾力性をもっ
    た爪とを有する、一枚のワッシャーからなっており、か
    つその際、前述の環状の部分とこの爪が、爪を後ろにし
    ながら、前述の箱の中に丁度ぴったり納まるように作ら
    れている、 ことを特徴とする迅速管継手用固着エレメント。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の固着エレメン
    トであって、 前述の外套管状エレメントの先端のらっぱ状端部を前述
    の環状の箱に差し込む際に、この固着エレメントの前述
    の環状の部分を前述の箱の内側にぴったり押しつけて着
    座させるために、前述のらっぱ状端部が前述の爪を通り
    抜けることを可能ならしめるよう、爪が外側に向かって
    逃げ得るような形に前述の環状の箱が作られていると同
    時に、前述の外套管状エレメントを前述の内挿管状エレ
    メント上で、軸方向の正しい位置に確実に保持するため
    に、前述の爪が弾力で内側に戻って前述のらっぱ状端部
    としっかりはまり合うよう、これらの爪に充分な弾力性
    をもたせてある、 ことを特徴とする固着エレメント。
  3. 【請求項3】前述の爪が前述の環状の部分から放射状に
    外側に向かって延びているような、特許請求の範囲第1
    項記載の固着エレメント。
  4. 【請求項4】前述の爪が前述の環状の部分から放射状に
    内側に向かって延びているような、特許請求の範囲第1
    項記載の固着エレメント。
  5. 【請求項5】前述の爪が6個ついているような、特許請
    求の範囲第1項記載の固着エレメント。
  6. 【請求項6】前述の爪が前述の環状の部分の外周の長さ
    の25ないし50%を占めているような、特許請求の範囲第
    1項記載の固着エレメント。
  7. 【請求項7】前述の爪がそれぞれ、一つの直角に立ち上
    がる部分と一つの二重にカールしたコイルとからなって
    いるような、特許請求の範囲第1項記載の固着エレメン
    ト。
  8. 【請求項8】前述の環状の部分が六角形であるような、
    特許請求の範囲第1項記載の固着エレメント。
  9. 【請求項9】一つの内挿管状エレメントと一つの外套管
    状エレメントとによって構成されている、一つの迅速管
    継手であって、この内挿管状エレメントの管胴部の寸法
    が、外套管状エレメントの内側に丁度適合してシールし
    得るようになされており、かつ該内挿管状エレメントに
    はその一端に、外側に向って張り出した一つの環状の箱
    が形成されており、かつその際、この箱は、該内挿管状
    エレメントのこの端部から立ち上がり、該内挿管状エレ
    メントの前述の管胴部あるいは他端に向かって、該エレ
    メントの外周表面に対してある角度をなすところまで反
    転して延び、かつこの外周表面から半径方向にある距離
    だけ離れたところで終わって、環状の開口部を形成して
    いる一つの環状フランジによって取り囲まれた、一つの
    環状の小部屋の形をなしており、更に該外套管状エレメ
    ントにはその一端に、前述の箱の方へ向かって外向きに
    反り返っており、かつ前述の開口部を通って前述の箱の
    中にはまり込むようになされた、一つのらっぱ状端部が
    設けられているような、迅速管継手に用いるための固着
    エレメントであって、 該固着エレメントが、一つの環状の部分と、この環状の
    部分の周囲に分散配置されていて放射状に外向きに延び
    ており、かつその先端が円くカールしている、6個の弾
    力性をもった爪とを有する、一枚のワッシャーからなっ
    ており、かつこれらの爪がそれぞれ、前述の環状の部分
    から直角に立ち上がって延びている一つの部分と二重に
    カールした一つのコイルとからなっており、かつその
    際、前述の環状の部分とこの爪が、爪を前述の管胴部の
    方に向けながら、後ろ向きになって前述の箱の中に丁度
    ぴったり納まるように作られている、 ことを特徴とする迅速管継手用固着エレメント。
  10. 【請求項10】2本の管を接続するための迅速管継手で
    あって、 該迅速管継手が、一つの外套管状継手部の内側に丁度適
    合してシールし得るような寸法に作られている一つの管
    胴部と、その一方の端部にこの管胴部と一体に形成され
    ている、外側に向かって張り出した一つの環状の箱とを
    有する、一つの内挿管状継手部を含んでおり、かつその
    際、前述の箱が、該管胴部のこの端部から立ち上がり、
    そのもう一方の端に向かって、該管胴部の外周表面に対
    してある角度をなすところまで反転して延び、かつこの
    外周表面から半径方向にある距離だけ離れたところで終
    わって、該管胴部の他端にむかって開いている一つの環
    状の開口部を形成している一つの環状フランジによって
    取り囲まれた、一つの環状の小部屋の形をなしており、
    更にこの環状の箱の中には、一つの環状の部分と、この
    環状の部分の周囲に分散配置されていて、そこから外向
    きに延びており、かつその先端が円くカールしている、
    複数個の弾力性をもった爪とを有するとともに、この爪
    を前述の管胴部のもう一方の端の方に向けながら、前述
    の箱の中にはめ込まれるような寸法に作られている、一
    つの固着エレメントが納められており、それによって、
    前述の外套管状継手部のらっぱ状に開いた端部を前述の
    環状の開口部の中に差し込む際に、この固着エレメント
    の前述の環状の部分を前述の箱の内面にぴったり押しつ
    けて着座させるために、前出のらっぱ状の端部が前述の
    爪を通り抜けることを可能ならしめるよう、爪が外側に
    向かって逃げ得るようになっていると同時に、前述の外
    套管状継手部を前述の内挿管状継手部上で、軸方向に正
    しい位置に確実に保持するため、前述の爪が弾力で内側
    に戻って前述のらっぱ状の端部の外周面としっかりはま
    り合うよう、これらの爪に充分な弾力性をもたせてあ
    る、 ことを特徴とする迅速管継手。
  11. 【請求項11】前述の固着エレメントが6個の爪を有す
    るような、特許請求の範囲第10項記載の迅速管継手。
  12. 【請求項12】前述の爪が前述の環状の部分の外周の長
    さの25ないし50%を占めているような、特許請求の範囲
    第10項記載の迅速管継手。
JP63047693A 1987-05-20 1988-03-02 迅速管継手及び迅速管継手用固着エレメント Expired - Lifetime JPH086866B2 (ja)

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US52691 1987-05-20
US07/052,691 US4783101A (en) 1987-05-20 1987-05-20 Locking element

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JPS63293393A JPS63293393A (ja) 1988-11-30
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