JPH0868626A - 光検出装置 - Google Patents

光検出装置

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JPH0868626A
JPH0868626A JP20782794A JP20782794A JPH0868626A JP H0868626 A JPH0868626 A JP H0868626A JP 20782794 A JP20782794 A JP 20782794A JP 20782794 A JP20782794 A JP 20782794A JP H0868626 A JPH0868626 A JP H0868626A
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plate
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Eiji Iwanaga
英治 岩永
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守 渋谷
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めが容易であり、しかも着脱も容易で
ある光検出装置を提供する。 【構成】 太陽の位置をおおまかに検出する相検出用セ
ンサ部と、太陽の位置を高精度に検出する微検出用セン
サ部とが在る。微検出用センサ部2は、プレート87,
162に、フォトセンサ88〜88dが収納してある。
プレート87の表面には、テーパ面160aを有する開
口部が形成してあり、この開口部からフォトセンサ88
a〜88dに外部からの光に入射する。フォトセンサ8
8a〜88dは、スポンジなどの弾性部材を用いたプレ
ート168を介してプレート160によってプレート1
62に向かって押圧されている。プレート87には、ネ
ジ163によって継手86が固定してあり、継手86の
先端には遮光部70が固定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光検出装置に関し、特
に、センサの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、本出願人による平成5年特許願
第272611号に開示される太陽光採光装置において
は、粗検出用センサ部と微検出用センサ部とを用いて太
陽の位置を検出している。粗検出用センサ部は、所定の
位置に固定して取り付けられた複数の光センサを有し、
これらの光センサのうち太陽光の検出光量が最大の光セ
ンサを特定することで太陽位置を粗検出する。また、微
検出用センサ部は、太陽光がほぼ正面から入射されると
きに遮光部による影がそれぞれ一部の領域に投影され、
太陽の仰角方向を検出する一対の光センサを用いて太陽
の仰角方向の位置を特定する。また、微検出用センサ部
は、同様に、太陽の方位方向を検出する一対の光センサ
を有し、この一対の光センサを用いて太陽の方位方向の
位置を特定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た粗検出用センサ部および微検出用センサ部では、太陽
の位置を高精度に検出するためには、光センサを高精度
に位置決めして配置する必要がある。また、粗検出用セ
ンサ部および微検出用センサ部を太陽光採光装置に容易
に着脱できるようにしたいという要請がある。
【0004】本発明は上述した従来技術の背景に鑑みて
なされ、位置決めが容易であり、しかも着脱も容易であ
る光検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の光
検出装置は、光検出手段と、前記光検出手段の一端を第
1の方向に位置決めする第1の凸部を有する取付手段
と、前記取付手段に装着され、前記光検出手段の検出側
に相当する他端を前記第1の方向に位置決めする第2の
凸部と、前記第1の方向と直交する第2の方向に前記光
検出手段を位置決めする案内部とを有する装着手段とを
有する。
【0006】また、本発明の光検出装置の前記光検出手
段は、好ましくは、所定の扁平面を有する略円柱型をし
ており、前記装着手段を前記取付手段に装着したとき
に、前記扁平面と前記取付手段の所定の面とを接合して
位置決めされる。
【0007】また、本発明の光検出装置は、前記取付手
段に設けられた係合部と前記装着手段に設けられた被係
合部とを係合させることで位置決めを行って、前記取付
手段に前記装着手段を装着する。
【0008】また、本発明の光検出装置は、光検出手段
と、所定の位置に固定され、前記光検出手段を弾性部材
を介して正面から押圧して固定するフレームとを有す
る。
【0009】また、本発明の光検出装置の前記光検出手
段は、好ましくは、所定の扁平面を有する略円柱型をし
ており、前記フレームに固定されたときに、前記扁平面
と前記フレームの所定の面とを接合して位置決めされ
る。
【0010】また、本発明の光検出装置は、好ましく
は、遮光部と、前記遮光部を支持する継手とをさらに有
し、前記光検出手段は、光がほぼ正面から入射されると
きに前記遮光部による影がそれぞれ一部の領域に投影さ
れ、光が入射する仰角方向を検出するための一対の第1
の光検出部と、光がほぼ正面から入射されるときに前記
遮光部による影がそれぞれ一部の領域に投影され、光が
入射する方位方向を検出する一対の第2の光検出部とで
構成され、前記フレームは、前記継手を固定すると共
に、前記第1の光検出部および前記第2の光検出部を弾
性部材を介して正面から押圧して固定する。
【0011】さらに、本発明の光検出装置は、好ましく
は、正面側に向かって内径が拡大するテーパ状の開口部
を有する第2のフレームが前記フレームの正面側に設け
てあり、前記第1の光検出部および第2の光検出部は、
前記第2のフレームの開口部を介して前記正面側に露出
している。
【0012】
【作用】本発明の光検出装置では、光検出手段および装
着手段を取付手段に装着するときに、先ず、取付手段の
第1の凸部に光検出手段の一端を当接させて光検出手段
を第1の方向に位置決めする。次に、前記光検出手段を
前記取付手段に固定して状態で、装着手段を前記取付手
段に装着する。このとき、装着手段の第2の凸部を前記
光検出手段の検出側に相当する他端に当接させることで
前記光検出手段を第1の方向に位置決めする。それと同
時に、装着手段の案内部によって前記光検出手段を前記
第2の方向に位置決めする。
【0013】また、本発明の光検出装置では、弾性部材
を介して光検出手段をフレームに押圧した状態で、光検
出手段をフレームに固定する。
【0014】
【実施例】第1実施例 以下、本発明の第1実施例に係わる光検出装置を用いた
太陽位置検出装置について説明する。本実施例では、光
検出装置を用いて検出した太陽の位置に基づいて、シャ
ッター開閉動作駆動部を制御する場合について例示す
る。図1は太陽位置検出装置の正面側の構成を説明する
ための図、図2は太陽位置検出装置の側面側の構成を説
明するための図、図3は太陽位置検出装置の仰角方向回
転駆動部の平面側の構成を説明するための図、図4は太
陽位置検出装置の方位方向回転駆動部の平面側の構成お
よびリミットスイッチおよびリターンスイッチの配置を
説明するための図、図5は太陽位置検出装置の制御系を
説明するための図である。
【0015】図1,5に示すように、太陽位置検出装置
1は、主に、光検出装置としての微検出用光センサ部
2、光検出装置としての粗検出用光センサ部4、仰角方
向回転駆動部6、方位方向回転駆動部8、方位方向回転
領域規定部9および制御部125で構成される。微検出
用光センサ部2は、太陽の位置を高精度に検出できる
が、方位方向の検出範囲は比較的狭い。粗検出用光セン
サ部4は、図3に示すように、光センサ80a,80
b,80cで構成され、太陽の位置を粗くしか検出でき
ないが、方位方向の検出範囲は広い。方位方向回転駆動
部8は、微検出用光センサ部2の方位方向の回転を駆動
する。
【0016】仰角方向回転駆動部6は、方位方向回転駆
動部8の上部に固定され、方位方向回転駆動部8からの
駆動によって方位方向に回転すると共に、微検出用光セ
ンサ部2の仰角方向の回転を駆動する。方位方向回転領
域規定部9は、リターンスイッチおよびリミットスイッ
チを有し、微検出用光センサ部2が予め規定された方位
方向回転領域を越えて回転したときに、これらのスイッ
チをオンする。制御部125は、図5に示すように、仰
角方向回転駆動部6および方位方向回転駆動部8からの
角度データに基づいて、太陽の位置を算出し、かかる算
出結果に基づいて、シャッター開閉駆動部5に制御信号
S125を出力する。シャッター開閉駆動部5は、制御
信号S125に基づいてシャッターの開閉動作を駆動す
る。
【0017】太陽位置検出装置1では、粗検出用光セン
サ部4を用いて太陽の位置を粗く検出する。そして、粗
検出用光センサ部4の検出結果に基づいて、仰角方向回
転駆動部6および方位方向回転駆動部8からの駆動によ
って、検出範囲内に太陽が位置するように、微検出用光
センサ部2を仰角および方位方向に回転させる。その
後、微検出用光センサ部2の検出結果に基づいて、仰角
方向回転駆動部6および方位方向回転駆動部8からの駆
動によって微検出用光センサ部2が移動し、微検出用光
センサ部2が太陽に高精度に向かい合う。そして、その
時の微検出用光センサ部2の仰角および方位方向の角度
データが仰角方向回転駆動部6および方位方向回転駆動
部8から制御部125に出力される。制御部125で
は、当該角度データに基づいて太陽の位置が検出され、
当該検出結果に基づいて制御信号S125がシャッター
開閉動作駆動部5に出力され、シャッターの開閉動作が
制御される。この場合、当該角度とは、使用目的に合わ
せ入力した角度データであり、方位角データ 仰角
データ 方位角データおよび仰角データである。
【0018】以下、太陽位置検出装置1の各構成要素に
ついて詳細に説明する。先ず、方位方向回転駆動部8に
ついて図1,2,4を参照しながら説明する。方位方向
回転駆動部8はモータ10を有し、モータ10の駆動軸
には歯車12が固定してある。回転軸17には歯車14
とウォーム19とが固定してある。回転軸17はフレー
ム56に設けられた軸受け72,73によって軸受けし
てある。歯車14は歯車12と噛み合っており、ウォー
ム19はホイール18と噛み合っており、ホイール18
は回転軸11に固定してある。回転軸11の上部には仰
角方向回転駆動部6が固定してあり、回転軸11の回転
に応じて仰角方向回転駆動部6と共に微検出用センサ部
2が方位方向に回転する。
【0019】方位方向回転駆動部8では、図5に示すよ
うに、微検出用センサ部2および粗検出用センサ部4か
ら方位駆動信号S2a,S4aを入力し、これらの信号
に基づいてモータ10の駆動軸が所定の回転向きに所定
の回転速度で回転する。モータ10の駆動軸の回転は、
歯車12、歯車14、回転軸17、ウォーム19および
ホイール18を順次に介して、回転軸11に伝達され、
回転軸11の回転に応じて仰角方向回転駆動部6が回転
する。このように、方位方向回転駆動部8では、モータ
10の駆動軸の回転を回転軸11に伝達する経路の最終
減速部にウォーム19とホイール18とを用いているた
め、回転を伝達する際に生じるバックラッシュの影響を
低減でき、回転軸11の回転角度のズレを抑制できる。
その結果、微検出用センサ部2の方位方向の位置決めを
高精度に行うことができ、太陽位置を高精度に検出する
ことができる。
【0020】次に、方位方向回転領域規定部9について
図1,2,4,6を参照しながら説明する。土台70に
固定してあるフレーム56の上部には、図1,2,4,
6に示すように、回転軸11の周囲の所定の位置にリミ
ットスイッチ13とリターンスイッチ15a,15bと
が固定して設けてある。回転軸11には地板52を介し
て突起物50が固定してあり、突起物50が微検出用光
センサ部2の方位方向の回転に応じて回転し、突起物5
0によってリミットスイッチ13およびリターンスイッ
チ15a,15bがオン/オフされる。
【0021】図6に示すように、リターンスイッチ15
a,15bは、微検出用光センサ部2の方位方向回転領
域を規定するためのスイッチである。リターンスイッチ
15a,15bは、微検出用光センサ部2が予め決めら
れた方位方向回転領域を越えるような方位方向の回転角
度に達したときにオンになり、このオンをトリガーとし
て制御部125からモータ10に対して回転方向を逆向
きにする制御信号が出力される。
【0022】リターンスイッチ15aは、一端が固定さ
れたレバー15a1を有し、回転軸11が正方向に回転
する際の突起物50の進入によってのみレバー15a1
が押し込まれてオンになる。突起物50は、テーパ面5
0a,50bを有し、テーパ面50bによって、レバー
15b1を押し込む。突起物50の材質としては例えば
ステンレスなどの弾性部材が用いられている。このよう
に突起物50の材質として弾性部材を用いることで、突
起物50によってリターンスイッチ15aのレバー15
a1が押し込まれるときに、突起物50あるいはレバー
15a1が破壊されることを抑制できる。リターンスイ
ッチ15bは、一端が固定されたレバー15b1を有
し、回転軸11が逆方向に回転する際の突起物50の進
入によってのみレバー15b1が押し込まれてオンにな
る。このとき、突起物50はテーパ面50bによってレ
バー15a1を押し込む。
【0023】リミットスイッチ13は、リターンスイッ
チ15a,15bによるモータ10の制御が適切に機能
せず、微検出用光センサ部2が方位方向回転領域を越え
て回転する非常事態が発生したときにモータ10の供給
電源を強制的に切ることで太陽位置検出装置1の破壊が
防止される。
【0024】リミットスイッチ13は半球形状の被押圧
部13aを有し、回転軸11の正方向の回転によって突
起物50が進入したときに、突起物50のテーパ面50
bによって被押圧部13aが押圧されてオンになる。ま
た、リミットスイッチ13は、回転軸11の逆方向の回
転によって突起物50が進入したときに、突起物50の
テーパ面50aによって被押圧部13aが押圧されてオ
ンになる。
【0025】上述したように、本実施例では、リミット
スイッチ13およびリターンスイッチ15a,15bの
双方が突起物50によってオン/オフされるため、その
構成は簡単であり、経済性に優れ、しかも装置の小規模
化が図れる。
【0026】次に、仰角方向回転駆動部6について図
1,2,3を参照しながら説明する。仰角方向回転駆動
部6は、回転軸11の上部に固定してあり、回転軸11
に応じて方位方向に回転する。仰角方向回転駆動部6の
フレーム52には、バネ53の一端が固定してあり、バ
ネ53の他端は方位方向回転駆動部8のフレーム56に
固定してある。バネ53は、微検出用光センサ部2が南
向きに位置するときに仰角方向回転駆動部6を東向きに
付勢するように取り付けられている。
【0027】モータ26の駆動軸には歯車28が固定し
てある。回転軸60には歯車22と歯車24とが固定し
てある。歯車28と歯車24とは噛み合っている。回転
軸61には歯車20とウォーム30とが固定してある。
歯車20は歯車22と噛み合っている。回転軸34には
ホイール32と継手38とが固定してあり、回転軸34
はフレーム41に軸受けしてある。ホイール32とウォ
ーム30とが噛み合っている。
【0028】仰角方向回転駆動部6では、図5に示すよ
うに、微検出用センサ部2および粗検出用センサ部4か
ら仰角駆動信号S2b,S4bを入力し、これらの信号
に基づいてモータ26の駆動軸が所定の回転向きに所定
の回転速度で回転する。モータ26の駆動軸の回転は、
歯車28、歯車24、歯車22、歯車20、ウォーム3
0、ホイール32を順次に介して、回転軸34に伝達さ
れる。微検出用光センサ部2は回転軸34に応じて仰角
方向に回転する。このように、仰角方向回転駆動部6で
は、モータ26の駆動軸の回転を回転軸34に伝達する
経路の最終減速部にウォーム30とホイール32とを用
いているため、回転を伝達する際に生じるバックラッシ
ュによる回転軸34の回転角度のズレを低減できる。そ
の結果、微検出用センサ部2の仰角方向の位置決めを高
精度に行うことができ、太陽位置を高精度に検出するこ
とができる。
【0029】回転軸34にはバネ36が巻き付けられて
おり、バネ36の一端は継手38に固定してあり、バネ
36の他端はフレーム41に固定してある。バネ36に
よって回転軸34の回転が一方の向き、例えば図2に示
す矢印Cの向きに付勢してある。
【0030】回転軸34には突起物65a,65b,6
5cが固定してあり、突起物65cによってリターンス
イッチ64a,64bのレバーがそれぞれ押し込まれ、
それによってリターンスイッチ64a,64bがオン/
オフされる。リターンスイッチ64a,64bを適切に
配置して設けることで、微検出用光センサ部2の仰角方
向回転領域を規定している。すなわち、リターンスイッ
チ64a,64bは、微検出用光センサ部2が予め決め
られた仰角方向回転領域を越えるような仰角方向の回転
角度に達したときにオンになり、このオンをトリガーと
して制御部125からモータ26に対して回転方向を逆
向きにする制御信号が出力される。リミットスイッチ1
3は、突起物65a,65bの進入により、被押圧部が
押圧されてオンになる。
【0031】次に、粗検出用光センサ部4について説明
する。粗検出用光センサ部4は、図7に示すように、点
Oから方位方向にそれぞれ約70度の間隔で、光センサ
80a、80b、80cが設けられており、これらの光
センサのうち太陽光を最も強く検出した光センサに対応
した方位方向に太陽が位置すると判断する。
【0032】光センサ80aの構造について説明する。
図8は図7に示す光センサ80aの取付具130を説明
するための図であり、(A)は平面図、(B)は側面図
である。図8(B)に示すように、取付具130は、中
央部付近が略「ク」の字型をした取付板131に2個の
穴131bと2個の穴131cとが形成してある。取付
具130は、図10(B)に示すように、穴131cを
貫通するネジ134によって図1に示すフレーム70に
固定される。また、取付具130には、図10に示すよ
うに、穴131bと図9に示す装着具140の穴144
aとを貫通するネジ151によって、装着具140が固
定される。取付板131には、図8に示すように、くり
抜き部131aが形成してあると共に、第1の凸部とし
てのボス133および所定間隔を置いて位置する凸部1
32が形成してある。ボス133は、図8(B)および
図10に示すように、取付具130に装着具140を装
着したときに、フォトセンサ81aの図10(B)に示
すX軸方向についての位置決めを行い、フォトセンサ8
1aの受光範囲を決定する。
【0033】図9は光センサ80aの装着具140を説
明するための図であり、(A)は正面図、(B)は
(A)に示す矢印Bの方向から見た図、(C)は(A)
に示す矢印Cの方向から見た図である。図9に示すよう
に、装着具140は、略「U」の字型のプレート141
と、プレート141に直交して位置するプレート144
とが一体構造で形成してある。
【0034】プレート144には、装着具140を図8
に示す取付具130に装着したときに取付板131の穴
131bと一致して位置する2個の穴144aが形成し
てある。プレート141には、内側に向かって突出し、
フォトセンサ81aの位置決めを行う第2の凸部として
の凸部143が形成してある。プレート141の底部に
は、フォトセンサ81aの位置決め用の案内部としての
プレート142が固定してある。プレート142の先端
は「V」字型のテーパ面142aになっており、テーパ
面142aに沿ってフォトセンサ81aを配置すること
で、フォトセンサ81aを図10に示すY軸方向に位置
合わせし、フォトセンサの受光範囲を決定する。また、
テーパ面142aの弾性を利用してフォトセンサ81a
を適当な強さで固定している。フォトセンサ81aの保
持部材には、一部の側面に扁平面を形成するDカット1
50が施してあり、Dカット150と対向する側面がテ
ーパ面142aに沿って置かれる。フォトセンサ81a
のDカット150は、図9(A)に示すように装着具1
40を取付具130に装着したときに、取付具130の
取付板131と面着し、フォトセンサ81aを安定した
状態で位置合わせし、フォトセンサ81aの受光範囲を
決定する。
【0035】図10は、図8に示す取付具130に図9
に示す装着具140を装着したときの光センサ80aの
構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図であ
る。装着具140は、図8に示すようにフォトセンサ8
1aを装着した状態で、図8(A),(B)および図9
(B),(C)に示す矢印の方向から取付具130の凸
部132の間に位置するように挿入される。そして、図
10(B)に示すように、プレート141の先端部とく
り抜き部131aとを凹凸を用いて組み合わせること
で、プレート141が開いた場合でも必要寸法を確保で
き、受光範囲を一定に保つことが可能である。そして、
穴144aと穴131bとにネジ151を貫通させて止
め、プレート144と取付板131とを固定すること
で、装着具140を取付具130に装着する。
【0036】装着具140を取付具130に固定した状
態では、フォトセンサ81aは、図8に示すボス133
と、図9および図10に示す凸部143とによって、図
10(B)に示すX軸方向について位置決めされてい
る。このように、本実施例の光センサ80aによれば、
装着具140の取付具130に対しての着脱を容易に行
うことができる。また、本実施例の光センサ80aによ
れば、位置決めを高精度に行うことができるため、太陽
位置を検出を比較的高精度に行うことができる。尚、光
センサ80b,80cの構造は、上述した光センサ80
aの構造と基本的に同じである。
【0037】図11は、フォトセンサ81a、81b、
81cから出力される信号の処理を説明するための図で
ある。尚、フォトセンサ81b,81cは、光センサ8
0b,80cに設けられたフォトセンサである。図11
に示すように、フォトセンサ81a、81b、81cか
らの出力信号は増幅器120にて増幅され、出力信号S
81a、S81b、S81cとしてA/D変換器121
に出力される。A/D変換器121において、出力信号
S81a、S81b、S81cがディジタル変換され、
変換された出力信号S121a、S121b、S121
cが比較器122に出力される。比較器122におい
て、出力信号S121a、S121b、S121cに基
づいて、光を一番強く検出したフォトセンサが特定さ
れ、その結果を示す信号S122が判定器123に出力
される。
【0038】判定器123において、信号S122に基
づいて、微検出用光センサ部2が上記光を一番強く検出
したフォトセンサに対応した方位方向を向くように方位
駆動信号S4aが生成され、この方位駆動信号S4aが
モータ10に出力される。このとき、判定器123で
は、上記特定されたフォトセンサ、および、特定された
フォトセンサに対応したデータとして予め記憶された太
陽の仰角方向の位置を示すデータに基づいて、微検出用
光センサ部2が太陽の仰角方向の位置に向くように仰角
駆動信号S4bが生成され、この仰角駆動信号S4bが
モータ26に出力される。
【0039】例えば、判定器123は、光を一番強く検
出したフォトセンサが81aである場合には微検出用光
センサ部2の仰角が40度となるように仰角駆動信号S
4bを生成し、光を一番強く検出したフォトセンサが8
1b、81cである場合には微検出用光センサ部2の仰
角が30度となるように仰角駆動信号S4bを生成す
る。また、判定器123は、フォトセンサ81aと81
bとが同程度の強さの光を検出した場合、および、フォ
トセンサ81aと81cとが同程度の強さの光を検出し
た場合には、微検出用光センサ部2の仰角が35度とな
るように仰角駆動信号S4bを生成する。
【0040】このような粗検出用光センサ部4を設ける
ことで、微検出用光センサ部2による検出範囲外に太陽
が位置する場合にも、粗検出用光センサ部4による検出
結果に基づいてモータ26、10を駆動して微検出用光
センサ部2を回転させ、微検出用光センサ部2の検出範
囲内に太陽が位置するようにすることができる。
【0041】次に、微検出用光センサ部2について説明
する。図12は、微検出用光センサ部2を説明するため
の図である。微検出用光センサ部2は、図12に示すよ
うに、基板87に支持棒86が設けられ、支持棒86の
先端には正方形状あるいは丸形状の遮光板70が取り付
けられている。基板87には、遮光板70の各辺の中心
に対応する位置に、照射された光の強度に応じた出力信
号を出力するフォトセンサ88a、88b、88c、8
8dが設けられている。すなわち、太陽の位置と遮光板
70とが正確に向かい合っている場合には、フォトセン
サ88a、88b、88c、88dの全てについて内側
の半分に遮光板70による影が投影される。このとき、
例えば、フォトセンサ88a、88cの検出光量の差分
は太陽の位置の遮光板70に対する方位方向のずれに対
応し、フォトセンサ88b、88dの検出光量の差分は
太陽の位置の遮光板70に対する仰角方向のずれに対応
する。
【0042】図13は、微検出用センサ部2の断面構造
を説明するための断面図である。微検出用センサ部2
は、図13に示すように、プレート87が継手38にネ
ジ167によって固定してある。プレート87,162
には、中心から所定距離だけ隔てた位置に4つの穴が設
けてあり、この穴にフォトセンサ88a、88b、88
c、88dが収納してある。また、図13に示すよう
に、プレート87,162には支持棒86の一端が貫通
可能な穴が設けてあり、この穴を介して、ネジ溝が形成
してある支持棒86の一端86aがプレート162の左
側に突出し、ネジ163によって止められている。この
とき、プレート160は支持棒86によってプレート8
7に向かって押圧して固定され、同時に、フォトセンサ
88a〜88dを固定する。また、フォトセンサ88a
〜88dは、スポンジなどの弾性部材プレート168を
介して、プレート160に向かって押圧されている。フ
ォトセンサ88a〜88dは、図9を参照して説明した
フォトセンサ81aと同じであり、フォトセンサ88a
〜88dの保持部材にも、一部の側面に扁平面を形成す
るDカットが施してある。このDカットの面とフレーム
87の内面とを面着させることで、フォトセンサ88a
〜88dがフレーム87に高精度に位置決めして固定さ
れる。
【0043】プレート160には、支持棒86を貫通さ
せる穴と、フォトセンサ88a、88b、88c、88
dを露出させるためのテーパ面を有する開口部としての
穴160aが設けてある。このように、穴160aをテ
ーパ面を用いて形成することで、外部からの太陽光を広
範囲の方向から受光部88a1,88c1に入射でき、
フォトセンサ88a〜88dに広い受光範囲を持たせる
ことができる。支持棒86の他端には、遮光板70がネ
ジ166を用いて固定してある。
【0044】図14は、フォトセンサ88a、88b、
88c、88dから出力される出力信号の処理を説明す
るための図である。図14に示すように、フォトセンサ
88a、88b、88c、88dからの出力信号S88
a、S88b、S88c、S88dは、増幅器89にて
増幅され、A/D変換器110に出力される。A/D変
換器110において、出力信号S88a、S88b、S
88c、S88dがディジタル変換され、変換された出
力信号S110a、S110cが比較器111aに出力
され、出力信号S110b、S110dが比較器111
bに出力される。比較器111aにおいて、出力信号S
110a、S110cが比較され、例えば、フォトセン
サ88a、88cのいずれが強い光を感知したかの判断
が行われ、また、両フォトセンサの出力値の差分が求め
られ、これらの比較結果を示す信号S111aが判定器
112aに出力される。比較器111bにおいて、出力
信号S110b、S110dが比較され、比較器111
aと同様に、比較結果を示す信号S111bが判定器1
12bに出力される。
【0045】判定器112aにおいて、信号S111a
に基づいて、遮光板70が太陽と正確に向かい合うよう
に、微検出用光センサ部2の方位方向の回転を駆動する
方位駆動信号S2aが生成され、この方位駆動信号S2
aがモータ10に出力される。判定器112bにおい
て、信号S111bに基づいて、遮光板70が太陽と正
確に向かい合うように、微検出用光センサ部2の仰角方
向の回転を駆動する仰角駆動信号S2bが生成され、こ
の仰角駆動信号S2bがモータ26に出力される。上述
したA/D変換器110、比較器111a、111b、
判定器112a、112bにおける処理は、例えばマイ
コンなどを用いて行われる。
【0046】上述した処理は、遮光板70が太陽と正確
に向かい合うまで、つまり、フォトセンサ88aと88
c、および、フォトセンサ88bと88dからの出力信
号の値が等しくなるまで行われる。すなわち、上述した
処理が終了した時点では、遮光板70は太陽と正確に向
かい合っており、このときの微検出用光センサ部2の姿
勢に基づいて、制御部125において太陽の位置が算出
される。
【0047】図15は、太陽の位置と微検出用光センサ
部2の姿勢との関係に応じた、微検出用光センサ部2の
フォトセンサ88a、88b、88c、88dに投影さ
れる遮光板70の影を説明するための図である。微検出
用光センサ部2では、遮光板70が太陽の方向を正確に
指しているときに、フォトセンサ88a、88b、88
c、88dの全てにおいて、その半分の領域に遮光板7
0による影が投影される。
【0048】例えば、図15(A)および図15(B)
は遮光板70に対して太陽が方位方向にずれている場合
であり、図15(C)および図15(D)は遮光板70
に対して太陽が仰角方向にずれている場合である。
【0049】図15(A)は、遮光板70に対して太陽
がフォトセンサ88a寄りの位置にある場合における遮
光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ
88cにはフォトセンサ88aに比べて影が投影される
面積が大きくなっている。この場合には、フォトセンサ
88aからの出力値は、太陽の方位方向のずれの程度に
応じた大きさで、フォトセンサ88cの出力値より大き
くなる。図15(B)は、遮光板70に対して太陽がフ
ォトセンサ88c寄りの位置にある場合における遮光板
70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88
aにはフォトセンサ88cに比べて影が投影される面積
が大きくなっている。
【0050】図15(C)は、遮光板70に対して太陽
がフォトセンサ88d寄りの位置にある場合における遮
光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ
88bにはフォトセンサ88dに比べて影が投影される
面積が大きくなっている。この場合には、フォトセンサ
88dからの出力値は、太陽の仰角方向のずれの程度に
応じた大きさで、フォトセンサ88bの出力値より大き
くなる。図15(D)は、遮光板70に対して太陽がフ
ォトセンサ88b寄りの位置にある場合における遮光板
70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88
dにはフォトセンサ88bに比べて影が投影される面積
が大きくなっている。
【0051】微検出用光センサ部2によれば、太陽と遮
光板70とに微小な位置のずれがある場合にも、対向す
る位置に設けられたフォトセンサからの出力値の差分は
従来の場合に比べて大きくなり、太陽の位置を高精度に
検出することができる。
【0052】以下、上述した太陽位置検出装置1の作用
について簡単にまとめる。図16は太陽位置検出装置1
における処理のフローチャートである。 ステップS1:ユーザによる操作によって、シャッタの
開閉位置が決定される。 ステップS2:粗検出用光センサ部4によって太陽の方
向をおおまかに検出され、この検出結果に応じた方位駆
動信号S4aおよび仰角駆動信号S4b(図11参照)
が方位方向回転駆動部8および仰角方向回転駆動部6に
出力され、微検出用光センサ部2は太陽の方向に回転す
る。
【0053】ステップS3:微検出用光センサ部2にお
いて太陽の方位方向および仰角方向が高精度に検出さ
れ、この検出結果に応じた方位駆動信号S2aおよび仰
角駆動信号S2b(図14参照)が方位方向回転駆動部
8および仰角方向回転駆動部6にそれぞれ出力され、微
検出用光センサ部2は方位方向および仰角方向にさらに
回転する。この処理は、遮光板70が太陽に正確に向か
い合うまで行われ、方位方向回転駆動部8から方位方向
の回転位置を示す信号S8、仰角方向回転駆動部6から
仰角方向の回転位置を示す信号S6が制御部125に出
力される。
【0054】ステップS4:上記処理が終了すると、制
御部125において、方位方向回転駆動部8および仰角
方向回転駆動部6から入力した信号S8、S6に基づい
て、太陽の位置が算出される。
【0055】ステップS5:制御部125において、ス
テップS4で算出された太陽の位置に基づいて、前もっ
て入力されたデータにより、シャッターを開閉する必要
があるか否かが判断され、必要であれば、開閉指示信号
S125をシャッター開閉動作駆動部5に出力する。シ
ャッター1閉動作駆動部5は、開閉指示信号S125を
入力すると、当該信号S125に基づいて、シャッター
の開動作あるいは閉動作を駆動する。
【0056】第2実施例 以下、本発明の第2実施例に係わる光検出装置を用いた
太陽光採光装置について説明する。図17は太陽光採光
装置201の正面側の構成について説明するための図、
図18は太陽光採光装置201の側面側の構成について
説明するための図、図19は太陽光採光装置201の平
面側の構成について説明するための図である。図17〜
19に示す太陽光採光装置201は、例えば一般家屋の
屋上に取り付けられ、太陽光を検出することで反射ミラ
ーの方位および仰角方向の姿勢を制御し、太陽光を反射
ミラーにて反射して屋内に照射する。
【0057】太陽光採光装置201は、図17〜19に
示すように、L字型の支持台202の上部に方位方向回
転駆動部210が設けられており、方位方向回転駆動部
210によって回転される回転軸209にミラー把持部
208が取り付けられており、仰角方向回転駆動部20
7および軸受け部206を介して円盤状の反射ミラー2
04がミラー受板220を介してミラー把持部208に
対して仰角方向に回転自在に取り付けられている。ミラ
ー受板220にはくり抜き部220aが形成してあり、
このくり抜き部220aに図20に示すような断面構造
をした微検出用センサ部302が固定される。
【0058】また、太陽光採光装置201には、反射ミ
ラー204、ミラー把持部208、仰角方向回転駆動部
207および軸受け部206を覆うようにケース203
が設けられ、ケース203はケース把持部205を介し
て支持台202に固定されている。さらに、支持台20
2は、例えば一般家屋の屋上に設けられた支柱290に
留め具291によって固定されている。
【0059】太陽光採光装置201は、図7〜11を参
照して説明した粗検出用センサ部4を用いて太陽の位置
を粗検出し、この粗検出の結果に基づいて反射ミラー2
04を移動する。そして、光検出装置としての鏡微検出
用センサ部302を用いて太陽光の入射する方向を検出
し、この検出結果に基づいて方位方向回転駆動部210
および仰角方向回転駆動部207の駆動を制御し、太陽
を対向させ、図1に示す太陽位置検出装置1と太陽採光
装置201の方位角データおよび仰角データの位置合わ
せを行う。
【0060】太陽光を反射ミラー204で反射して窓2
12を介して屋内に照射させる。このとき、方位方向回
転駆動部210の回転駆動によって回転軸209および
ミラー把持部208が方位方向に回転し、この回転に連
動して仰角方向回転駆動部207および軸受け部206
と共にミラー把持部208が方位方向に回転する。ま
た、仰角方向回転駆動部207の回転駆動によって反射
ミラー204が仰角方向に回転する。
【0061】微検出用センサ部302の断面構造につい
て説明する。図20は微検出用センサ部302の断面構
造を説明するための断面図である。微検出用センサ部3
02は、図15を参照して説明した微検出用センサ部2
と同一の機能を有するが、その取り付け構造が異なる。
微検出用センサ部302は、図20に示すように、ミラ
ー受板220に形成されたくり抜き部220aにプレー
ト234を嵌め込んで固定してある。反射ミラー204
には穴204aが形成してあり、穴204aにプラスチ
ックなどを用いたプレート232が嵌め込まれている。
プレート234,233,204,230は、それぞれ
重ね合うようにネジ231によって4箇所で止められて
いる。
【0062】また、プレート230,232には、4箇
所に所定形状の穴が形成してあり、この穴に図12,2
0に示すように、フォトセンサ88a、88b、88
c、88dが収納してある。フォトセンサ88a〜88
dとプレート232との間にはスポンジなどの弾性部材
を用いたプレート235が設けてある。
【0063】プレート230の表面にはプレート160
が設けてある。プレート160には、支持棒86支持棒
86を貫通させる穴と、フォトセンサ88a、88b、
88c、88dを露出させるためのテーパ面を有する穴
160aとが設けてある。このように、穴160aをテ
ーパ面を用いて形成することで、外部からの太陽光を広
範囲の方向から受光部88a1,88c1に入射でき、
フォトセンサ88a〜88dに広い受光範囲を持たせる
ことができる。
【0064】支持棒86の一方の先端86aにはネジ溝
が形成してあり、図20に示すように、この先端86a
がプレート160,230,232を貫通し、プレート
232の左側においてナット236によって止められて
いる。支持棒86の他方の先端には、遮光板70がネジ
166を用いて固定してある。
【0065】図20に示す鏡微検出用センサ部302
は、その構成からミラー受板220への着脱が容易であ
る。また、ネジ231による押圧力によって、フォトセ
ンサ88a〜88dをスポンジなどを用いたプレート2
35を介して、プレート232に向かって押圧している
ため、フォトセンサ88a〜88dの位置決めを高精度
に行うことができる。
【0066】
【発明の効果】本発明の光検出装置によれば、太陽位置
検出装置や太陽光採光装置などの装置への着脱を容易に
行うことができる。また、本発明の光検出装置によれ
ば、光検出部を高精度に位置決めすることができ、その
結果、受光範囲を高精度に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる太陽位置検出装置
の正面側の構成を説明するための図である。
【図2】図1に示す太陽位置検出装置の側面側の構成を
説明するための図である。
【図3】図1に示す太陽位置検出装置の仰角方向回転駆
動部の平面側の構成を説明するための図である。
【図4】図1に示す太陽位置検出装置の方位方向回転駆
動部の平面側の構成およびリミットスイッチおよびリタ
ーンスイッチの配置を説明するための図である。
【図5】図1に示す太陽位置検出装置の制御系を説明す
るための図である。
【図6】リターンスイッチおよびリミットスイッチを説
明するための図である。
【図7】粗検出用センサ部を説明するための図である。
【図8】粗検出用センサ部の取付具を説明するための図
であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図9】粗検出用センサ部の光センサの装着具を説明す
るための図であり、(A)は正面図、(B)は(A)に
示す矢印Bの方向から見た図、(C)は(A)に示す矢
印Cの方向から見た図である。
【図10】図8に示す取付具に図9に示す装着具を装着
したときの光センサ80aの構成図であり、(A)は平
面図、(B)は側面図である。
【図11】粗検出光センサ部のフォトセンサから出力さ
れる出力信号の処理を説明するための図である。
【図12】微検出用光センサ部を説明するための図であ
る。
【図13】微検出用センサ部の断面構造を説明するため
の図である。
【図14】微検出用光センサ部のフォトセンサから出力
される出力信号の処理を説明するための図である。
【図15】太陽の位置と微検出用光センサの姿勢との関
係に応じた、微検出用光センサ部のフォトセンサに投影
される影を説明するための図である。
【図16】太陽位置検出装置にける処理のフローチャー
トである。
【図17】本発明の第2実施例に係わる太陽光採光装置
の正面側の構成を説明するための図である。
【図18】図17に示す太陽光採光装置の側面側の構成
を説明するための図である。
【図19】図17に示す太陽光採光装置の仰角方向回転
駆動部の平面側の構成を説明するための図である。
【図20】図17に示す太陽光採光装置に装着される微
検出用センサ部の断面構造を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・太陽位置検出装置 2・・・微検出用センサ部 4・・・粗検出用センサ部 5・・・シャッター開閉動作駆動部 6・・・仰角方向回転駆動部 8・・・方位方向回転駆動部 9・・・方位方向回転領域規定部 13・・・リミットスイッチ 15a,15b・・・リターンスイッチ 50・・・突起物 81a〜81c,88a〜88d・・・フォトセンサ 130・・・取付具 140・・・装着具 201・・・太陽光採光装置 204・・・反射ミラー 220・・・ミラー受板 220a・・・くり抜き部 302・・・鏡微検出用センサ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 3/12 H W 305 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出手段と、 前記光検出手段の一端を第1の方向に位置決めする第1
    の凸部を有する取付手段と、 前記取付手段に装着され、前記光検出手段の検出側に相
    当する他端を前記第1の方向に位置決めする第2の凸部
    と、前記第1の方向と直交する第2の方向に前記光検出
    手段を位置決めする案内部とを備えた装着手段とを有す
    る光検出装置。
  2. 【請求項2】前記光検出手段は、所定の扁平面を有する
    略円柱型をしており、前記装着手段を前記取付手段に装
    着したときに、前記扁平面と前記取付手段の所定の面と
    を接合して位置決めされる請求項1に記載の光検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記扁平面は、弾性部材を用いて形成され
    る請求項2に記載の光検出装置。
  4. 【請求項4】前記取付手段に設けられた係合部と前記装
    着手段に設けられた被係合部とを係合させることで位置
    決めを行って、前記取付手段に前記装着手段を装着する
    請求項1〜3のいずれかに記載の光検出装置。
  5. 【請求項5】光検出手段と、 所定の位置に固定され、前記光検出手段を弾性部材を介
    して正面から押圧して固定するフレームとを有する請求
    項1〜4のいずれかに記載の光検出装置。
  6. 【請求項6】前記光検出手段は、所定の扁平面を有する
    略円柱型をしており、前記フレームに固定されたとき
    に、前記扁平面と前記フレームの所定の面とを接合して
    位置決めされる請求項5に記載の光検出装置。
  7. 【請求項7】遮光部と、 前記遮光部を支持する継手とをさらに有し、 前記光検出手段は、光がほぼ正面から入射されるときに
    前記遮光部による影がそれぞれ一部の領域に投影され、
    光が入射する仰角方向を検出するための一対の第1の光
    検出部と、光がほぼ正面から入射されるときに前記遮光
    部による影がそれぞれ一部の領域に投影され、光が入射
    する方位方向を検出する一対の第2の光検出部とで構成
    され、 前記フレームは、前記継手を固定すると共に、前記第1
    の光検出部および前記第2の光検出部を弾性部材を介し
    て正面から押圧して固定する請求項5または6に記載の
    光検出装置。
  8. 【請求項8】正面側に向かって内径が拡大するテーパ状
    の開口部を有する第2のフレームが前記フレームの正面
    側に設けてあり、 前記第1の光検出部および第2の光検出部は、前記第2
    のフレームの開口部を介して前記正面側に露出している
    請求項7に記載の光検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009038312A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Shinko Seisakusho Co Ltd 光入射方向センサ

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JP2009038312A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Shinko Seisakusho Co Ltd 光入射方向センサ

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