JPH0729510U - 太陽光採光装置 - Google Patents

太陽光採光装置

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JPH0729510U
JPH0729510U JP058742U JP5874293U JPH0729510U JP H0729510 U JPH0729510 U JP H0729510U JP 058742 U JP058742 U JP 058742U JP 5874293 U JP5874293 U JP 5874293U JP H0729510 U JPH0729510 U JP H0729510U
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JP
Japan
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rotation
light
elevation
sun
sunlight
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JP058742U
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英治 岩永
守 渋谷
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射ミラーの回転位置を検出するためのスイ
ッチ機構を縮小することが可能な太陽光採光装置を提供
する。 【構成】 反射ミラーの方位方向の回転と共に回転する
回転軸9に、突起物95が設けられた円板94が取り付
けられている。突起物95は、円板94の回転が正逆い
ずれの方向であってもリミットスイッチ93の被押圧部
93aを押圧できるテーパが設けられている。そのた
め、リミットスイッチ93を1つ用いれば、回転軸9の
正逆いずれの方向に対しても適切なスイッチ動作を行う
ことができ、スイッチの規模を縮小できる。リミットス
イッチ93は、反射ミラーの回転の異常を検出するため
に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、太陽光の入射方向を高精度に検出し、屋内や日照条件の悪い場所に 太陽光を反射して照射させる太陽光採光装置に関し、特に光センサおよび反射ミ ラーの回転角度を検出するセンサブロックの小規模化を図ることができる太陽光 採光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から屋内や日照条件の悪い場所に太陽からの光を導く太陽光採光装置が知 られている。 このような太陽光採光装置としては、例えば図31に示すように、光検出部2 01で太陽光を検出し、この検出結果に基づいて、太陽光を所定位置に適切に反 射させるように、レンズ200を方位方向および仰角方向に回転させるものが知 られている。 このような太陽光採光装置には通常、レンズ200の異常な回転により、装置 が破損されることを防止するために、レンズ200が方位方向および仰角方向の 所定の回転位置を達したときにオンになるリミットスイッチが設けられており、 このリミットスイッチがオンになるとモータ駆動の電源が強制的に停止される。 図32は、リミットスイッチを説明するための図であり、図33はリミットス イッチの外観図である。 図32に示すように、例えば、図31に示すレンズ200の方位方向の回転を 駆動する回転軸131と共に回転する円板133に突起物130が設けられてお り、円板133の周囲には、リミットスイッチ132a、132bおよびリター ンスイッチ134a、134bが設けられている。 リターンスイッチ134a、134bは、レンズ200の回転領域を規定する ためのスイッチであり、突起物130が進入してオンになると、モータはレンズ 200を逆の方向に回転させる駆動を行う。 リミットスイッチ132a、132bおよびリターンスイッチ134a、13 4bは、図33に示すような形状をしたマイクロスイッチであり、突起物が矢印 の方向から進入すると、突起物によってレバー137が押されてスイッチ136 が押圧され、オンとなる。このような、マイクロスイッチでは、通常、突起物の 一方向の進入に対してのみ動作可能である。 従来の太陽光採光装置では、図32に示すような配置で、円板133のA方向 の回転による突起物130の進入に対して動作するリミットスイッチ132aお よびリターンスイッチ134aと、円板133のB方向の回転による突起物13 0の進入に対して動作するリミットスイッチ132bおよびリターンスイッチ1 34bとが設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した太陽光採光装置では、2つのリミットスイッチ132a、1 3bを用いる必要があり、その規模は比較的大きくなることから、軸受けなどス ペースの余裕のない場所に取り付けることが困難であるという問題がある。 また、リターンスイッチ134a、134bの間に、2つのリミットスイッチ 132a、132bを配置するため、リターンスイッチ134a、134bを近 接して配置できず、レンズ200の回転領域θを広くすることができないという 問題がある。
【0004】 本考案は、上述した従来技術の問題に鑑みてなされ、反射ミラーの回転位置を 検出するためのスイッチ機構を小規模化にすることができ、装置の小規模化を図 ることが可能な太陽光採光装置を提供することを目的とする。 また、本考案は、リターンスイッチによって規定される反射ミラーの回転領域 を広範囲にすることができる太陽光採光装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題を解決し、上述した目的を達成するために本考案の太 陽光採光装置は、予め区分けされた複数の検出範囲のうち、最大の太陽光量が検 出された検出範囲を特定する第1の光検出手段と、前記第1の光検出手段によっ て特定された検出範囲を基準として太陽の方位方向および仰角方向の位置を検出 する第2の光検出手段と、太陽光を反射する光反射手段と、前記第2の光検出手 段によって検出された太陽の方位方向の位置に応じて、前記光反射手段を方位方 向に回転させる第1の駆動手段と、前記第2の光検出手段によって検出された太 陽の仰角方向の位置に応じて、前記光反射手段を仰角方向に回転させる第2の駆 動手段と、押圧されることでスイッチを切り換える被押圧部と、前記光反射手段 の回転に応じて回転し、この回転が正逆方向いずれの方向であっても前記被押圧 部を押圧可能なテーパ面を有する突起部とを有し、前記スイッチの切り換えに基 づいて、所定の回転領域内において前記光反射手段の回転が行われるように前記 光反射手段の回転を制御するための回転角度検出手段とを有する。
【0006】
【作用】
本考案の太陽光採光装置では、第1の光検出手段によって予め区分けされた複 数の検出範囲のうち、最大の太陽光量が検出された検出範囲が特定される。 そして、第1の光検出手段によって特定された検出範囲を基準として例えば、 第2の光検出手段が検出可能な範囲に太陽が位置するように、第2の光検出手段 が移動される、第2の光検出手段によって太陽の方位方向および仰角方向の位置 が検出される。 そして、第2の光検出手段によって検出された太陽の方位方向および仰角方向 の位置に応じて、第1の駆動手段および第2の駆動手段によって光反射手段が方 位方向および仰角方向に回転される。 このとき、回転角度検出手段によって、光反射手段の回転角度が検出され、こ の検出された回転角度に基づいて、例えば、光反射手段に異常な回転が生じてい ると判断した場合に、光反射手段の回転駆動を強制的に停止する。 回転角度検出手段では、光反射手段の回転に応じて突起部が回転し、この突起 部のテーパ面が被押圧部に接触すると、被押圧部が押圧されてスイッチが切り換 えられ、このスイッチの切り換えをトリガーとして光検出手段の回転が制御され る。 この回転角度検出手段は、単体で、光反射手段の回転が正逆方向いずれの方向 であっても前記被押圧部を押圧可能であるため、正方向および逆方向それぞれの 回転に応じた回転角度検出手段を設ける必要がなく、その規模を縮小することが できる。 その結果、例えば、軸受けなど比較的取り付けスペースに余裕のない場所にも 回転角度検出手段を容易に取り付けることが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に係わる太陽光採光装置について説明する。 図1は、本実施例に係わる太陽光採光装置1の取り付け例を説明するための図 である。 図1に示すように、太陽光採光装置1は、例えば一般家屋の屋上に取り付けら れ、後述するように太陽光を検出することで反射ミラーの方位および仰角方向の 姿勢を制御し、太陽光を反射ミラーにて反射して屋内に照射する。
【0008】 図2は太陽光採光装置1の正面側の構成について説明するための図、図3は太 陽光採光装置1の側面側の構成について説明するための図、図4は太陽光採光装 置1の平面側の構成について説明するための図である。 太陽光採光装置1は、図2〜図4に示すように、L字型の支持台2の上部に方 位方向回転駆動部10および光センサ11が設けられており、方位方向回転駆動 部10によって回転される回転軸9にミラー把持部8が取り付けられており、仰 角方向回転駆動部7および軸受け部6を介して円盤状の反射ミラー4がミラー把 持部8に対して仰角方向に回転自在に取り付けられている。 また、太陽光採光装置1には、反射ミラー4、ミラー把持部8、仰角方向回転 駆動部7および軸受け部6を覆うようにケース3が設けられ、ケース3はケース 把持部5を介して支持台2に固定されている。さらに、支持台2は、例えば一般 家屋の屋上に設けられた支柱90に留め具91によって固定されている。
【0009】 太陽光採光装置1は、光センサ11によって太陽光の入射する方向を検出し、 この検出方向からの太陽光を反射ミラー4で反射し、窓12を介して屋内に照射 するように、方位方向回転駆動部10および仰角方向回転駆動部7の駆動を制御 する。 このとき、方位方向回転駆動部10の回転駆動によって回転軸9およびミラー 把持部8が方位方向に回転し、この回転に連動して仰角方向回転駆動部7および 軸受け部6と共にミラー把持部8が方位方向に回転する。 また、仰角方向回転駆動部7の回転駆動によって反射ミラー4が仰角方向に回 転する。
【0010】 以下、太陽光採光装置1の各構成要素のそれぞれについて詳細に説明する。 方位方向回転駆動部10について説明する。 図5は方位方向回転駆動部10における回転駆動動作を説明するための正面図 であり、図6は図5における方向Aからの方位方向回転駆動部10の側面図であ る。 方位方向回転駆動部10は、図5および図6に示すように、モータ20によっ て回転駆動される回転軸21にウォーム22が取り付けられ、回転軸21に直交 する回転軸9にウォーム22と噛み合うホイール23が取り付けられている。ま た、回転軸9はその先端でネジ25によってミラー把持部8に固定され、回転軸 9の回転に連動してミラー把持部8が方位方向に回転する。 方位方向回転駆動部10では、光センサ11の検出に応じて生成された方位駆 動信号によってモータ20の回転駆動が制御され、モータ20の駆動によって回 転軸21およびウォーム22が回転される。ウォーム22の回転に連動して回転 軸21と直交する回転軸9を中心としてホイール23が回転され、ホイール23 の回転に連動して回転軸9と共にミラー把持部8が方位方向に回転される。
【0011】 ホイール23には、図6に示すように、留め具26が設けられており、留め具 26で一端が留められ、他端が例えば支持台2に固定された留め具(図示せず) で留められ、回転軸9の周囲に巻き付けられたバネ27が取り付けられている。 バネ27はホイール23の回転に応じて変形し、この変形応じた弾性力を生じ る。このバネ27の弾性力は、ホイール23が一方向に回転するようにホイール 23に対して働くことで、ホイール23の回転を安定させ、回転時に生じるバッ クラッシュを緩和する。さらに、バネ27の弾性力によって、例えば、ウォーム 22が一方向に押圧され、これによってベアリング(軸受け)のスラスト方向の がたも抑制される。その結果、反射ミラー4の方位方向の高精度な位置決めが可 能となる。
【0012】 図7は、方位方向回転駆動部10に設けられた回転角度検出用のセンサを説明 するための図であり、図5における方向Bからの方位方向回転駆動部10の平面 図である。 図7に示すように、方位方向回転駆動部10には、リターンスイッチ92a、 92bおよびリミットスイッチ93が設けられている。回転軸9に取り付けられ た円板94上に設けられた突起物(図示せず)によって、これらがオン/オフさ れる。
【0013】 リターンスイッチ92a、92bは、反射ミラー4の方位方向回転領域を限定 する。具体的には、反射ミラー4の方位方向の回転角度が上記方位方向回転領域 を越えるような回転角度に回転軸9が達したときにオンになり、このオンをトリ ガーとして反射ミラー4の方位方向の回転を行うモータ20の回転方向を逆にす る。 リミットスイッチ93は、リターンスイッチ92a、92bによる上記モータ 20の制御が適切に機能せず、反射ミラー4が方位方向回転領域を越えて回転す る非常事態が発生した場合に、上記モータ20の供給電源を強制的に切ることで 太陽光採光装置1の破損を防止する。
【0014】 図8は、リターンスイッチ92a、92bを説明するための図である。 図8に示すように、円板94には突起物97が設けられ、回転軸9に連動した 円板94の回転に応じて突起物97が回転し、この突起物97がリターンスイッ チ92a、92bのレバー92a1、92b1を押し込むことで、リターンスイ ッチ92a、92bがオンになる。 レバー92a1、92b1は、一端が固定されており、例えば、レバー92a 1は円板94の正回転時における突起物97の進入によってのみ押し込まれ、レ バー92b1は円板94の逆回転時における突起物97の進入によってのみ押し 込まれる。 これにより、回転軸9は、突起物97が方位方向回転領域96に位置するよう な回転角度で回転する。
【0015】 図9は、リミットスイッチ93を説明するための図であり、(A)は正面図、 (B)は側面図である。 図9(A)に示すように、円板94には突起物95が設けられ、回転軸9に連 動した円板94の回転により突起物95がリミットスイッチ93の例えば半球形 状の被押圧部93aを押し込むことで、リミットスイッチ93がオンになる。 突起物95は、例えば図10に示すようなテーパ面95a、95bを有する形 状をしている。突起物95は、図9(A)に示すように、例えば、円板94の正 方向の回転によってテーパ面95aが被押圧部93aを押圧し、円板94の逆方 向の回転によってテーパ面95bが被押圧部93aを押圧し、突起物95が正逆 いずれの回転方向からリミットスイッチ93に進入しても、リミットスイッチ9 3を適切にオン(押圧)できる。
【0016】 このように、リミットスイッチ93によれば、正逆いずれか一方の回転方向か らのみ突起物が進入する場合にのみスイッチがオンされる前述したリターンスイ ッチ92a、92bとは異なり、単体の機構で正逆いずれの方向から突起物95 が進入してもスイッチをオンできるため、スイッチの数の低減、および、スイッ チ機構の小規模化を図ることが可能となる。 また、リミットスイッチ93によれば、比較的動作の不安定なレバーを用いず にオン/オフ動作を行うことができ、動作の信頼性を高めることが可能となる。 さらに、リミットスイッチ93によれば、その小規模化を図れるため、リター ンスイッチ92a、92bを近接して配置することができ、リターンスイッチ9 2a、92bによって規定される反射ミラー4の回転領域を広くすることが可能 となる。 尚、リミットスイッチ93における突起部95の形状は、上述したように、円 板94が正逆いずれの方向から被押圧部93aに進入した場合にも、被押圧部9 3aを押圧することができるテーパ面を有すれば、図10に示す形状に限定され ず、例えば、先端部が円形状のものを用いてもよい。
【0017】 図9(B)に示すように、リミットスイッチ93は弾性の継手140を介して 例えば方位方向回転駆動部10の固定部99に固定され、突起物95は弾性の継 手141を介して円板94に固定されている。そのため、突起物95とリミット スイッチ93とが接触すると、継手140、141が変形し、接触の衝撃による 破損が抑制される。
【0018】 尚、方位方向回転駆動部10では、リターンスイッチ92a、92bをさらに 近接して配置することができるようにリミットスイッチ93を図7に示す位置に 設け、回転軸9が所定の回転角度に達したときにリミットスイッチ93がオンと なる円板94上の位置に突起部95を設けている。
【0019】 図11は仰角方向回転駆動部7を説明するための図であり、(A)は図4にお ける方向Aからの仰角方向回転駆動部7の正面図であり、(B)は(A)におけ る方向Aからの平面図である。図12は図11(A)の方向Bからの仰角方向回 転駆動部7の側面図である。 仰角方向回転駆動部7は、図11および図12に示すように、反射ミラー4を 保持する反射ミラー受板4a上に固定されたモータ30によって回転駆動される 回転軸31には歯車32が設けられ、回転軸31と並行して設けられ反射ミラー 受板4aに固定された回転軸37には歯車33が歯車32と噛み合うように設け られている。 回転軸37には、歯車33の上方に位置するようにウォーム35が設けられて いる。 ミラー把持部8には、反射ミラー4を仰角方向に回転させるための回転軸38 が軸受けされ、ウォーム35と噛み合うホイール36が固定して設けられている 。
【0020】 仰角方向回転駆動部7では、光センサ11の検出に応じた仰角駆動信号によっ て、反射ミラー4を仰角方向に回転させるための駆動を行い、モータ30からの 駆動によって回転軸31および歯車32が回転され、この回転に応じて歯車33 、回転軸37およびウォーム35が回転される。 このとき、ウォーム35およびホイール36はミラー把持部8に固定されてい るため、ウォーム35はその回転に応じてホイール36の周囲に沿って移動し、 ウォーム35の移動に伴い回転軸37および回転軸37に一体となって固定され た反射ミラー受板4a、反射ミラー4が回転軸38を中心として仰角方向に回転 される。
【0021】 太陽光採光装置1では、比較的重量のある仰角方向回転駆動部7が、反射ミラ ー4の反射面の裏面における仰角方向の回転軸付近の多少下側に重心が位置する ように取り付けられており、仰角方向回転駆動部7の重量によって仰角方向回転 領域では一方向に回転させようとする力が反射ミラー4に常に加わっている。そ のため、反射ミラー4は比較的安定した状態で仰角方向に回転させることができ 、ウォーム35とホイール36との間に生じるバックラッシュが緩和される。さ らに、仰角方向回転駆動部7の重量によって、ウォーム35が一方向に押圧され 、これによってベアリング(軸受け)のスラスト方向のがたも抑制される。その 結果、反射ミラー4の仰角方向の回転位置決めを高精度に行うことが可能となる 。
【0022】 軸受け部6について説明する。 図13(A)は図4における方向Bからの軸受け部6の正面図であり、(B) は(A)における方向Aからの軸受け部6の平面図である。図14は図13(A )における方向Bからの軸受け部6の側面図である。 軸受け部6は、図13(A)、(B)に示すように、ミラー把持部8に対して 軸40が固定して設けられており、反射ミラー受板4aに固定して設けられた継 手43(斜線を付した部分)がベアリング42を介して軸40に回転自在に取り 付けられている。 軸受け部6には、図14に示すようにリターンスイッチ100a、100bお よびリミットスイッチ101が設けられ、これらのスイッチのオン/オフにより 、反射ミラー4の仰角方向の回転を行うためのモータ30の駆動が制御される。 リターンスイッチ100a、100bは前述したリターンスイッチ92a、9 2bと同様の機能を有し、リミットスイッチ101は前述したリミットスイッチ 93と同様の機能を有している。これらのスイッチにより、反射ミラー4の仰角 方向回転領域内において回転が維持され、また、反射ミラー4の仰角方向の異常 な回転による太陽光採光装置1の破壊が防止される。
【0023】 光センサ11について説明する。 図15は光センサ11の正面側の構成を説明するための図であり、図16は光 センサ11の側面側の構成を説明するための図であり、図17は光センサ11の 平面側の構成を説明するための図である。 光センサ11は、図16に示すように、主に微検出用光センサ部50、粗検出 用光センサ部62、仰角方向回転駆動部60および方位方向回転駆動部61によ って構成されており、支持台68に方位方向回転駆動部61および粗検出用光セ ンサ部62が固定して設けられ、方位方向回転駆動部61の上方に仰角方向回転 駆動部60および微検出用光センサ部50が順に設けられている。
【0024】 光センサ11では、太陽光を入射する方位方向が粗検出用光センサ部62によ って大まかに検出される。そして、粗検出用光センサ部62の検出結果に基づい て、微検出用光センサ部50の遮光板70が太陽の方位方向に向くように方位方 向回転駆動部61の駆動が制御され、仰角方向回転駆動部60と共に微検出用光 センサ部50が方位方向に回転される。 次に、太陽光を入射する方位方向および仰角方向に、遮光板70が正確に向か い合うように、微検出用光センサ部50からの出力信号に基づいて、仰角方向回 転駆動部60および方位方向回転駆動部61の駆動が制御される。
【0025】 仰角方向回転駆動部60は、微検出用光センサ部50の仰角方向の回転を駆動 し、図15および図16に示すように、モータ54を有し、モータ54によって 回転駆動されるウォーム53が回転軸52に取り付けられたホイール58と噛み 合わされており、回転軸52にはさらに継手51を介して微検出用光センサ部5 0が取り付けられている。 方位方向回転駆動部61は、微検出用光センサ部50の方位方向の移動を駆動 し、図15および図16に示すように、モータ55を有し、モータ55によって 回転駆動されるウォーム56が回転軸69に取り付けられたホイール57と噛み 合わされており、回転軸69にはさらに仰角方向回転駆動部60が固定して取り 付けられている。
【0026】 また、仰角方向回転駆動部60では、一端が仰角方向回転駆動部60に固定さ れた留め具64で留められ、他端が継手51に固定され、回転軸52に巻き付け れたバネ63が取り付けられており、微検出用光センサ部50の仰角方向に回転 したときウォーム53とホイール57との間に生じるバックラッシュおよびベア リング(軸受け)のスラスト方向のがたがバネ63の弾性力によって緩和され、 微検出用光センサ部50の仰角方向の高精度な位置決めを可能としている。 さらに、一端が仰角方向回転駆動部60に固定された留め具66で留められ、 他端が方位方向回転駆動部61に固定された留め具67で留められ、回転軸69 の周囲に巻き付けれたバネ65が取り付けられ、微検出用光センサ部50の方位 方向に回転したときウォーム56とホイール57との間に生じるバックラッシュ およびベアリング(軸受け)のスラスト方向のがたがバネ65の弾性力によって 緩和され、微検出用光センサ部50の方位方向の高精度な位置決めを可能として いる。
【0027】 粗検出用光センサ部62について説明する。 粗検出用光センサ部62は、図17に示すように、点Oから方位方向にそれぞ れ約70度の間隔で、光センサ80a、80b、80cが設けられており、これ らの光センサのうち太陽光を最も強く検出した光センサに対応した方位方向に太 陽が位置すると判断する。
【0028】 図18は、図17に示す光センサ80a、80b、80cの外観図である。 図18(A)に示すように、光センサ80aは、所定の厚みを有する「コ」字 型の光遮断部82bの内部にフォトセンサ81aが埋め込まれた構成となってい る。 図18(B)、(C)に示すように、光センサ80b、80cは、所定の厚み を有するL字型の光遮断部82b、82cにそれぞれフォトセンサ81a、81 bが埋め込まれた構成となっている。
【0029】 フォトセンサ81の方位方向の検出範囲は、図19(A)に示す検出範囲83 であるが、光センサ80a、80b、80cの検出範囲はそれぞれ、光遮断部8 2a、82b、82cにより方位方向からの光が遮断される結果、図19(B) 、(C)、(D)に示す検出範囲84a、84b、84cとなる。
【0030】 このように、光遮断部82a、82b、82cを設けたことにより、光遮断部 82a、82b、82cの形状を調整することで、光センサ80a、80b、8 0cに方位方向において重複した検出範囲を縮小することができ、太陽光が入射 される方位方向を適切に検出することができる。 すなわち、例えば、2つの光センサが方位方向において非常に広い重複した検 出範囲を有すると、この重複した範囲に太陽光が位置したとき2つの光センサの いずれもが同程度の強さで太陽光を感知してしまうため、いずれの光センサに対 応した位置に太陽が位置するのかを判別できなくなが、粗検出用光センサ部62 によればこのような重複した検出範囲の大きさを縮小することができる。 また、光遮断部82a、82b、82cでは、仰角方向には光遮断部材は設け られていないため、仰角方向に対しては広範囲に光を検出することができる。
【0031】 このような重複した検出範囲に太陽が位置する場合には、重複した検出範囲に 対応する光センサの中間位置が太陽の位置であると判断する。例えば、図20に 示す検出範囲85では、光センサ80aと光センサ80cとの中間位置が太陽の 位置であると判断する。
【0032】 図21は、フォトセンサ81a、81b、81cから出力される信号の処理を 説明するための図である。 図21に示すように、フォトセンサ81a、81b、81cからの出力信号は 増幅器120にて増幅され、出力信号S81a、S81b、S81cとしてA/ D変換器121に出力される。 A/D変換器121において、出力信号S81a、S81b、S81cがディ ジタル変換され、変換された出力信号S121a、S121b、S121cが比 較器122に出力される。 比較器122において、出力信号S121a、S121b、S121cに基づ いて、光を一番強く検出したフォトセンサが特定され、その結果を示す信号S1 22が判定器123に出力される。
【0033】 判定器123において、信号S122に基づいて、微検出用光センサ部50が 上記光を一番強く検出したフォトセンサに対応した方位方向を向くように方位駆 動信号S62aが生成され、この方位駆動信号S62aがモータ55に出力され る。 このとき、判定器123では、上記特定されたフォトセンサ、および、特定さ れたフォトセンサに対応したデータとして予め記憶された太陽の仰角方向の位置 を示すデータに基づいて、微検出用光センサ部50が太陽の仰角方向の位置に向 くように仰角駆動信号S62bが生成され、この仰角駆動信号S62bがモータ 54に出力される。
【0034】 例えば、判定器123は、光を一番強く検出したフォトセンサが81aである 場合には微検出用光センサ部50の仰角が40度となるように仰角駆動信号S6 2bを生成し、光を一番強く検出したフォトセンサが81b、81cである場合 には微検出用光センサ部50の仰角が30度となるように仰角駆動信号S62b を生成する。 また、判定器123は、フォトセンサ81aと81bとが同程度の強さの光を 検出した場合、および、フォトセンサ81aと81cとが同程度の強さの光を検 出した場合には、微検出用光センサ部50の仰角が35度となるように仰角駆動 信号S62bを生成する。
【0035】 このような粗検出用光センサ部62を設けることで、微検出用光センサ部50 による検出範囲外に太陽が位置する場合にも、粗検出用光センサ部62による検 出結果に基づいてモータ54、55を駆動して微検出用光センサ部50を回転さ せ、微検出用光センサ部50の検出範囲内に太陽が位置するようにすることがで きる。
【0036】 微検出用光センサ部50について説明する。 図22は、微検出用光センサ部50を説明するための図である。 微検出用光センサ部50は、図22に示すように、基板87に支持棒86が設 けられ、支持棒86の先端には正方形状の遮光板70が取り付けられている。 基板87には、遮光板70の各辺の中心に対応する位置に、照射された光の強 度に応じた出力信号を出力するフォトセンサ88a、88b、88c、88dが 設けられている。 すなわち、太陽の位置と遮光板70とが正確に向かい合っている場合には、フ ォトセンサ88a、88b、88c、88dの全てについて内側の半分に遮光板 70による影が投影される。 このとき、例えば、フォトセンサ88a、88cの検出光量の差分は太陽の位 置の遮光板70に対する方位方向のずれに対応し、フォトセンサ88b、88d の検出光量の差分は太陽の位置の遮光板70に対する仰角方向のずれに対応する 。
【0037】 図23は、フォトセンサ88a、88b、88c、88dから出力される出力 信号の処理を説明するための図である。 図23に示すように、フォトセンサ88a、88b、88c、88dからの出 力信号S88a、S88b、S88c、S88dは、増幅器89にて増幅され、 A/D変換器110に出力される。 A/D変換器110において、出力信号S88a、S88b、S88c、S8 8dがディジタル変換され、変換された出力信号S110a、S110cが比較 器111aに出力され、出力信号S110b、S110dが比較器111bに出 力される。 比較器111aにおいて、出力信号S110a、S110cが比較され、例え ば、フォトセンサ88a、88cのいずれが強い光を感知したかの判断が行われ 、また、両フォトセンサの出力値の差分が求められ、これらの比較結果を示す信 号S111aが判定器112aに出力される。 比較器111bにおいて、出力信号S110b、S110dが比較され、比較 器111aと同様に、比較結果を示す信号S111bが判定器112bに出力さ れる。
【0038】 判定器112aにおいて、信号S111aに基づいて、遮光板70が太陽と正 確に向かい合うように、微検出用光センサ部50の方位方向の回転を駆動する方 位駆動信号が生成され、この方位駆動信号がモータ55に出力される。 判定器112bにおいて、信号S111bに基づいて、遮光板70が太陽と正 確に向かい合うように、微検出用光センサ部50の仰角方向の回転を駆動する仰 角駆動信号が生成され、この仰角駆動信号がモータ54に出力される。 上述したA/D変換器110、比較器111a、111b、判定器112a、 112bにおける処理は、例えばマイコンなどを用いて行われる。
【0039】 上述した処理は、遮光板70が太陽と正確に向かい合うまで、つまり、フォト センサ88aと88c、および、フォトセンサ88bと88dからの出力信号の 値が等しくなるまで行われる。 すなわち、上述した処理が終了した時点では、遮光板70は太陽と正確に向か い合っており、このときの微検出用光センサ部50の姿勢に基づいて、反射ミラ ー4の移動量が制御部(図示せず)にて算出される。 そして、この算出結果に基づいて、反射ミラー4が太陽光を室内に適切に反射 するような姿勢になるように、前述した方位方向回転駆動部10のモータ20お よび仰角方向回転駆動部7のモータ30に出力される駆動信号が生成される。
【0040】 図24は、太陽の位置と微検出用光センサ部50の姿勢との関係に応じた、微 検出用光センサ部50のフォトセンサ88a、88b、88c、88dに投影さ れる遮光板70の影を説明するための図である。 微検出用光センサ部50では、遮光板70が太陽の方向を正確に指していると きに、フォトセンサ88a、88b、88c、88dの全てにおいて、その半分 の領域に遮光板70による影が投影される。
【0041】 例えば、図24(A)および図24(B)は遮光板70に対して太陽が方位方 向にずれている場合であり、図24(C)および図24(D)は遮光板70に対 して太陽が仰角方向にずれている場合である。
【0042】 図24(A)は、遮光板70に対して太陽がフォトセンサ88a寄りの位置に ある場合における遮光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88 cにはフォトセンサ88aに比べて影が投影される面積が大きくなっている。 この場合には、フォトセンサ88aからの出力値は、太陽の仰角方向のずれの 程度に応じた大きさで、フォトセンサ88cの出力値より大きくなる。 図24(B)は、遮光板70に対して太陽がフォトセンサ88c寄りの位置に ある場合における遮光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88 aにはフォトセンサ88cに比べて影が投影される面積が大きくなっている。 図24(C)は、遮光板70に対して太陽がフォトセンサ88d寄りの位置に ある場合における遮光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88 bにはフォトセンサ88dに比べて影が投影される面積が大きくなっている。 この場合には、フォトセンサ88dからの出力値は、太陽の仰角方向のずれの 程度に応じた大きさで、フォトセンサ88bの出力値より大きくなる。 図24(D)は、遮光板70に対して太陽がフォトセンサ88b寄りの位置に ある場合における遮光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88 dにはフォトセンサ88bに比べて影が投影される面積が大きくなっている。
【0043】 微検出用光センサ部50によれば、太陽と遮光板70とに微小な位置のずれが ある場合にも、対向する位置に設けられたフォトセンサからの出力値の差分は従 来の場合に比べて大きくなり、太陽の位置を高精度に検出することができる。
【0044】 以下、上述した太陽光採光装置1のシステムおよび処理について簡単にまとめ る。 図25は太陽光採光装置1の基本的システムを説明するための図であり、図2 6は太陽光採光装置1における処理のフローチャートである。 ステップS1:ユーザによって、所定の照射位置に太陽の照射を行う照射モー ド、および、照射位置の設定を行う設定モードの選択が行われる。 ステップS2:ステップS1における選択によって照射モードが選択された場 合に実行され、ユーザによって、太陽光を反射して照射する照射位置が入力され る。
【0045】 ステップS3:粗検出用光センサ部62によって太陽の方向をおおまかに検出 され、この検出結果に応じた方位駆動信号S62aおよび仰角駆動信号S62b (図21参照)が方位方向回転駆動部61および仰角方向回転駆動部60に出力 され、微検出用光センサ部50は太陽の方向に回転される。 ステップS4:微検出用光センサ部50において太陽の方位方向および仰角方 向が高精度に検出され、この検出結果および予め入力された照射位置に応じた方 位駆動信号S50aおよび仰角駆動信号S50b(図23参照)が方位方向回転 駆動部61および仰角方向回転駆動部60にそれぞれ出力され、微検出用光セン サ部50は方位方向および仰角方向にさらに回転される。 この処理は、遮光板70が太陽に正確に向かい合うまで行われ、処理が終了す ると、方位方向回転駆動部61から方位方向の回転位置を示す信号S61、仰角 方向回転駆動部60から仰角方向の回転位置を示す信号S60が制御部125に 出力される。
【0046】 ステップS5:制御部125において、上記信号S61、S60に基づいて、 反射ミラー受板4aの移動量が算出され、反射ミラー受板4aの移動量が算出さ れる。そしてこの算出結果に基づいて、太陽光を室内に適切に反射するような姿 勢に反射ミラー4にするための方位駆動信号S125aおよび仰角駆動信号S1 25bが生成され、それぞれ方位方向回転駆動部10および仰角方向回転駆動部 7に出力される。 そして、方位駆動信号S125aおよび仰角駆動信号S125bに応じて、方 位方向回転駆動部10および仰角方向回転駆動部7による回転駆動が行われ、太 陽光を室内に適切に反射する姿勢に反射ミラー4が回転される。
【0047】 以下、太陽光採光装置1の利用態様について説明する。 上述した実施例では、太陽光採光装置1を図1に示すように屋上に取り付ける 場合について例示したが、太陽光採光装置1の取り付け形態は、例えば、図27 (A)に示すように壁に取り付けたり、図27(B)に示すように突出部に取り 付けたり、図28のように図27(A)に比べて長い支持柱に取り付けるように してもよい。 図29は複数の太陽光採光装置1を一般家屋に取り付けた例である。 上述したように、太陽光採光装置1は、その構造から多様な取り付け形態を有 し、様々な場所に取り付けが可能である。また、照射位置の設定により太陽光を 照射可能な範囲は非常に広く実用性に富んでいる。 図30は複数の太陽光採光装置1をビルおよび一般家屋に取り付けた例である 。 図30のように太陽光採光装置1を利用すれば、高層ビルを建築した場合で も、周囲の一般家屋における太陽光の照射環境を良くすることができる。 図29および図30に示すように、複数の太陽光採光装置1を用いる場合には 、複数の太陽光採光装置1のうち1つについて上述したような方法によって反射 ミラー4の方位方向および仰角方向の回転を駆動するための方位駆動信号および 仰角駆動信号を生成し、この方位駆動信号および仰角駆動信号を残りの太陽光採 光装置1で利用するようにしてもよい。
【0048】
【考案の効果】
本考案の太陽光採光装置によれば、光反射手段の回転が正逆方向いずれの方向 であっても回転角度検出手段(リミットスイッチ)は動作可能であるため、光反 射手段の回転方向に応じた回転角度検出手段を設ける必要がなく、その規模を縮 小することができる。その結果、本考案の太陽光採光装置によれば、例えば、軸 受けなど比較的取り付けスペースに余裕のない場所にも回転角度検出手段(リミ ットスイッチ)を容易に取り付けることができる。 また、本考案の太陽光採光装置によれば、光反射手段の異常な回転を検出する ための回転角度検出手段(リミットスイッチ)を小型化することができ、その周 囲に設けられた正方向および逆方向の回転に対応した回転角度検出手段(リター ンスイッチ)を近接して配置することが可能となり、回転角度検出手段(リター ンスイッチ)によって規定される光反射手段の回転領域を広くすることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる太陽光採光装置の取
り付け例を説明するための図である。
【図2】図1に示す太陽光採光装置の正面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図3】図1に示す太陽光採光装置の側面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図4】図1に示す太陽光採光装置の平面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図5】方位方向回転駆動部における回転駆動動作を説
明するための正面図である。
【図6】図5における方向Aからの方位方向回転駆動部
の側面図である。
【図7】図5における方向Bからの方位方向回転駆動部
の平面図である。
【図8】リターンスイッチを説明するための図である。
【図9】(A)はリミットスイッチを説明するための正
面図、(B)は側面図である。
【図10】リミットスイッチに利用される突起物を説明
するための図である。
【図11】仰角方向回転駆動部を説明するための図であ
り、(A)は図4における方向Aからの仰角方向回転駆
動部の正面図であり、(B)は(A)における方向Aか
らの平面図である。
【図12】図11(A)の方向Bからの仰角方向回転駆
動部の側面図である。
【図13】(A)は図4における方向Bからの軸受け部
の正面図であり、(B)は(A)における方向Aからの
軸受け部の平面図である。
【図14】図13(A)における方向Bからの軸受け部
の側面図である。
【図15】光センサの正面側の構成を説明するための図
である。
【図16】光センサの側面側の構成を説明するための図
である。
【図17】光センサの平面側の構成を説明するための図
である。
【図18】光センサの外観図である。
【図19】フォトセンサおよび光センサの検出範囲を説
明するための図である。
【図20】隣接する光センサの重複した検出範囲を説明
するための図である。
【図21】粗検出用光センサ部のフォトセンサから出力
される出力信号の処理を説明するための図である。
【図22】微検出用光センサ部を説明するための図であ
る。
【図23】微検出用光センサ部のフォトセンサから出力
される出力信号の処理を説明するための図である。
【図24】太陽の位置と微検出用光センサ部の姿勢との
関係に応じた、微検出用光センサ部のフォトセンサに投
影される影を説明するための図である。
【図25】太陽光採光装置のシステム構成図である。
【図26】太陽光採光装置の処理のフローチャートであ
る。
【図27】太陽光採光装置の取り付け形態例を説明する
ための図である。
【図28】太陽光採光装置の取り付け形態例を説明する
ための図である。
【図29】一般家屋における太陽光採光装置の利用例を
説明するための図である。
【図30】高層ビルおよび一般家屋における太陽光採光
装置の利用例を説明するための図である。
【図31】従来の太陽光採光装置の外観を説明するため
の図である。
【図32】図31に示す太陽光採光装置に用いられるリ
ミットスイッチを説明するための図である。
【図33】マイクロスッチの外観図である。
【符号の説明】
1・・・太陽光採光装置 2・・・支持台 3・・・ケース 4・・・反射ミラー 5・・・ケース把持部 6・・・軸受け部 7・・・仰角方向回転駆動部(鏡) 8・・・ミラー把持部 9・・・回転軸 10・・・方位方向回転駆動部(鏡) 11・・・光センサ 12・・・窓 22・・・ウォーム 23・・・ホイール 27・・・バネ 50・・・微検出用光センサ部 60・・・仰角方向回転駆動部(センサ) 61・・・方位方向回転駆動部(センサ) 62・・・粗検出用光センサ部 80a、80b、80c・・・光センサ 88a、88b、88c、88d・・・フォトセンサ 93・・・リミットスイッチ 93a・・・被押圧部 95・・・突起物 95a、95b・・・テーパ面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽光を反射して所定位置に照射する太陽
    光採光装置において、 予め区分けされた複数の検出範囲のうち、最大の太陽光
    量が検出された検出範囲を特定する第1の光検出手段
    と、 前記第1の光検出手段によって特定された検出範囲を基
    準として太陽の方位方向および仰角方向の位置を検出す
    る第2の光検出手段と、 太陽光を反射する光反射手段と、 前記第2の光検出手段によって検出された太陽の方位方
    向の位置に応じて、前記光反射手段を方位方向に回転さ
    せる第1の駆動手段と、 前記第2の光検出手段によって検出された太陽の仰角方
    向の位置に応じて、前記光反射手段を仰角方向に回転さ
    せる第2の駆動手段と、 押圧されることでスイッチを切り換える被押圧部と、前
    記光反射手段の回転に応じて回転し、この回転が正逆方
    向いずれの方向であっても前記被押圧部を押圧可能なテ
    ーパ面を有する突起部とを有し、前記スイッチの切り換
    えに基づいて、所定の回転領域内において前記光反射手
    段の回転が行われるように前記光反射手段の回転を制御
    するための回転角度検出手段とを有する太陽光採光装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1の光検出手段によって特定された
    検出範囲を基準に、前記第2の光検出手段が太陽の位置
    を検出できるように、前記第2の光検出手段を回転する
    第3の駆動手段と、 押圧されることでスイッチを切り換える被押圧部と、前
    記第2の光検出手段の回転に応じて回転し、この回転が
    正逆方向いずれの方向であっても前記被押圧部を押圧可
    能なテーパ面を有する突起部とを有し、前記スイッチの
    切り換えに基づいて、所定の回転領域内において前記第
    2の光検出手段の回転が行われるように前記第2の光検
    出手段の回転を制御するための回転角度検出手段とをさ
    らに有する請求項1記載の太陽光採光装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153661A (ja) * 1974-05-30 1975-12-10
JPS59104615A (ja) * 1982-12-06 1984-06-16 Sanki Eng Kk 太陽光受光伝送装置の受光装置

Patent Citations (2)

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