JP2555239Y2 - 太陽光採光装置 - Google Patents

太陽光採光装置

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JP2555239Y2
JP2555239Y2 JP1993070171U JP7017193U JP2555239Y2 JP 2555239 Y2 JP2555239 Y2 JP 2555239Y2 JP 1993070171 U JP1993070171 U JP 1993070171U JP 7017193 U JP7017193 U JP 7017193U JP 2555239 Y2 JP2555239 Y2 JP 2555239Y2
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sun
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reflection mirror
elevation
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守 渋谷
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太陽光の入射方向を高
精度に検出し、屋内や日照条件の悪い場所に太陽光を適
切に反射して照射させる太陽光採光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から屋内や日照条件の悪い場所に太
陽からの光を導く太陽光採光装置が知られている。本出
願人は、例えば特願平5−272611号において、太
陽の位置を高精度かつ確実に検出し、太陽光を適切に反
射して所定位置に照射できる太陽採光装置を提案した。
この太陽採光装置では、粗検出用光センサ部を用いて予
め区分けされた複数の検出範囲のうち最大の太陽光を検
出する検出範囲を特定し、その特定結果に応じて方位お
よび仰角方向に回転される微検出用光センサ部を用いて
太陽の位置を高精度に検出する。そして、検出された太
陽の位置に基づいて、太陽光を目標位置に適切に反射す
るように、反射ミラーを方位および仰角方向に回転す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た太陽光採光装置では、上記微検出用光センサおよび反
射ミラーを仰角および方位方向に回転させる上記モータ
の機械的な位置決めが正確に行われないと、目標位置と
ずれた位置に太陽光が照射されてしまうという問題があ
る。また、微検出光センサと反射ミラーとの間で、回転
位置を特定するための基準にずれが生じている場合にも
同様の問題が生じる。
【0004】例えば、方位方向に微検出用光センサ部お
よび反射ミラーを移動させるモータの機械的な位置決め
に誤差がある場合や、当該モータの回転位置を特定する
ための上記基準にずれが生じている場合には、図21
(A)、(B)に示すように、反射ミラー101は本来
あるべき実線で示される位置から角度θだけ傾いた点線
で示される位置にずれ、実線で示される本来の反射光の
光路103は、点線で示される光路103になる。その
結果、図1(C)、(D)に示すように、太陽光の反射
ミラー101による反射光は、本来の照射位置であるA
点からずれた位置となり、太陽位置100aの場合には
照射位置102a、太陽位置100bの場合には照射位
置102b、および、太陽位置100cの場合には照射
位置102cとなる。このように、方位方向に微検出用
光センサ部および反射ミラーを移動させるモータの機械
的な位置決めに誤差がある場合や、当該モータの回転位
置を特定するための基準にずれが生じている場合には、
太陽光を反射ミラーで反射して適切に目標位置に照射で
きない。
【0005】仰角方向に微検出用光センサ部および反射
ミラーを移動させるモータの機械的な位置決めに誤差が
ある場合や、当該モータの回転位置を特定するための基
準にずれが生じている場合には、図22(A)〜(D)
に示すようになり、方位方向の場合と同様に、太陽光を
反射ミラーで反射して適切に目標位置に照射できない。
【0006】本考案は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされ、太陽光を目標位置に適切に照射できる太陽光
採光装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
を解決し、上述した目的を達成するために本考案の太陽
光採光装置は、反射ミラーと、太陽を追尾して太陽の位
置を検出する第1の光検出手段と、前記第1の光検出手
段の前記移動を駆動する第1の駆動手段と、前記反射ミ
ラーに設けられ、前記反射ミラーと太陽との位置関係を
検出する第2の光検出手段と、前記第1の光検出手段に
よって検出された太陽の位置に基づいて太陽光を目標位
置に照射するように前記反射ミラーを移動し、前記第2
の光検出手段によって検出された前記位置関係に基づい
て前記反射ミラーを太陽に向かい合うように移動する第
2の駆動手段と、前記第1の光検出手段および前記第2
の光検出手段からの検出結果に基づいて、前記第1の駆
動手段による前記第1の光検出手段の移動に用いられる
位置決めの基準と、前記第2の駆動手段による前記反射
ミラーの移動に用いられる位置決めの基準とを調整する
調整手段とを有する。
【0008】また、本考案の太陽光採光装置における前
記第2の光検出手段は、特定的には、所定領域を覆うよ
うに前記反射ミラーに固定され、前記反射ミラーと向か
い合う位置に開口部を有する遮光手段と、前記遮光手段
における前記反射ミラーと向かい合う面に、前記開口部
を中心としてその周囲に設けられた複数の第3の光検出
手段と、前記複数の第3の光検出手段からの検出結果に
基づいて、前記反射ミラーと太陽との位置関係を検出す
る検出手段とを有する。
【0009】
【作用】本考案の太陽光採光装置では、例えば調整モー
ドにおいて、第1の駆動手段からの駆動により第1の光
検出手段が太陽を追尾するように移動され、この移動に
基づいて太陽の位置が検出される。また、第2の光検出
手段によって反射ミラーと太陽との位置関係が検出さ
れ、当該検出された位置関係に基づく第2の駆動手段か
らの駆動により反射ミラーが太陽に向かい合うように移
動される。そして、例えば第1の光検出手段および第2
の光検出手段からの検出結果に基づいて第1の光検出手
段および第2の光検出手段の上記移動が終了したと判断
されると、前記第1の駆動手段による前記第1の光検出
手段の移動に用いられる位置決めの基準と、前記第2の
駆動手段による前記反射ミラーの移動に用いられる位置
決めの基準とが調整手段によって調整される。当該調整
が終了した後に行われる例えば照射モードにおいては、
第1の駆動手段による第1の光検出手段の移動および第
2の駆動手段による反射ミラーの移動は、当該調整され
た基準に基づいて行われる。照射モードでは、第1の光
検出手段によって検出された太陽の位置に基づいた第2
の駆動手段からの駆動により、反射ミラーは太陽光を目
標位置に適切に照射するように移動される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係わる太陽光採光
装置について説明する。図1は、本実施例に係わる太陽
光採光装置1の取り付け例を説明するための図である。
図1に示すように、太陽光採光装置1は、例えば一般家
屋の屋上に取り付けられ、後述するように太陽光を検出
することで反射ミラーの方位および仰角方向の姿勢を制
御し、太陽光を反射ミラーにて反射して屋内に照射す
る。
【0011】図2は太陽光採光装置1の正面側の構成に
ついて説明するための図、図3は太陽光採光装置1の側
面側の構成について説明するための図、図4は太陽光採
光装置1の平面側の構成について説明するための図であ
る。太陽光採光装置1は、図2〜図4に示すように、L
字型の支持台2の上部に方位方向回転駆動部10および
光センサ11が設けられており、方位方向回転駆動部1
0によって回転される回転軸9にミラー把持部8が取り
付けられており、仰角方向回転駆動部7および軸受け部
6を介して円盤状の反射ミラー4がミラー把持部8に対
して仰角方向に回転自在に取り付けられている。また、
太陽光採光装置1には、反射ミラー4、ミラー把持部
8、仰角方向回転駆動部7および軸受け部6を覆うよう
にケース3が設けられ、ケース3はケース把持部5を介
して支持台2に固定されている。さらに、支持台2は、
例えば一般家屋の屋上に設けられた支柱90に留め具9
1によって固定されている。
【0012】太陽光採光装置1は、光センサ11によっ
て太陽光の入射する方向を検出し、この検出方向からの
太陽光を反射ミラー4で反射し、窓12を介して屋内に
照射するように、方位方向回転駆動部10および仰角方
向回転駆動部7の駆動を制御する。このとき、方位方向
回転駆動部10の回転駆動によって回転軸9およびミラ
ー把持部8が方位方向に回転し、この回転に連動して仰
角方向回転駆動部7および軸受け部6と共にミラー把持
部8が方位方向に回転する。また、仰角方向回転駆動部
7の回転駆動によって反射ミラー4が仰角方向に回転す
る。本実施例の太陽光採光装置1は、図2〜4に示すよ
うに、調整用光センサ部130を反射ミラー4の例えば
外縁付近に固定して設けたことを特徴とする。調整用光
センサ部130は、後述するように、反射ミラー4で太
陽光を反射させて目標位置に照射する照射モードの前に
ユーザからの指示に応じて選択的に行われる調整モード
において用いられる。
【0013】以下、太陽光採光装置1の各構成要素のそ
れぞれについて詳細に説明する。方位方向回転駆動部1
0について説明する。図5は方位方向回転駆動部10に
おける回転駆動動作を説明するための正面図であり、図
6は図5における方向Aからの方位方向回転駆動部10
の側面図である。方位方向回転駆動部10は、図5およ
び図6に示すように、モータ20によって回転駆動され
る回転軸21にウォーム22が取り付けられ、回転軸2
1に直交する回転軸9にウォーム22と噛み合うホイー
ル23が取り付けられている。また、回転軸9はその先
端でネジ25によってミラー把持部8に固定され、回転
軸9の回転に連動してミラー把持部8が方位方向に回転
する。方位方向回転駆動部10では、光センサ11の検
出に応じて生成された方位駆動信号によってモータ20
の回転駆動が制御され、モータ20の駆動によって回転
軸21およびウォーム22が回転される。ウォーム22
の回転に連動して回転軸21と直交する回転軸9を中心
としてホイール23が回転され、ホイール23の回転に
連動して回転軸9と共にミラー把持部8が方位方向に回
転される。
【0014】ホイール23には、図6に示すように、留
め具26が設けられており、留め具26で一端が留めら
れ、他端には例えば支持台2に固定された留め具(図示
せず)で留められ、回転軸9の周囲に巻き付けられたバ
ネ27が取り付けられている。バネ27はホイール23
の回転に応じて変形し、この変形に応じた弾性力を生じ
る。このバネ27の弾性力は、ホイール23が一方向ん
い回転するようにホイール23に対して働くことで、ホ
イール23の回転を安定させ、回転時に生じるバックラ
ッシュを緩和する。さらに、バネ27の弾性力によっ
て、例えばウォーム22が一方向に押圧され、これによ
ってベアリング(軸受け)のスラスト方向のがたも抑制
される。その結果、反射ミラー4の方位方向の高精度な
位置決めが可能となる。
【0015】図7は仰角方向回転駆動部7を説明するた
めの図であり、(A)は図4における方向Aからの仰角
方向回転駆動部7の正面図であり、(B)は(A)にお
ける方向Aからの平面図である。図8は図7(A)の方
向Bからの仰角方向回転駆動部7の側面図である。仰角
方向回転駆動部7は、図7および図8に示すように、反
射ミラー4を保持する反射ミラー受板4a上に固定され
たモータ30によって回転駆動される回転軸31には歯
車32が設けられ、回転軸31と並行して設けられ反射
ミラー受板4aに固定された回転軸37には歯車33が
歯車32と噛み合うように設けられている。回転軸37
には、歯車33の上方に位置するようにウォーム35が
設けられている。ミラー把持部8には、反射ミラー4を
仰角方向に回転させるための回転軸38が軸受けされ、
ウォーム35と噛み合うホイール36が固定して設けら
れている。
【0016】仰角方向回転駆動部7では、光センサ11
の検出に応じて仰角駆動信号によって、反射ミラー7を
仰角方向に回転させるための駆動を行い、モータ30か
らの駆動によって回転軸31および歯車32が回転さ
れ、この回転に応じて歯車33、回転軸37およびウォ
ーム35が回転される。このとき、ウォーム35および
ホイール36はミラー把持部8に固定されているため、
ウォーム35はその回転に応じてホイール36の周囲に
沿って移動し、ウォーム35の移動に伴い回転軸37お
よび回転軸37に一体となって固定された反射ミラー受
板4a、反射ミラー4が回転軸38を中心として仰角方
向に回転される。
【0017】光センサ11について説明する。図9は光
センサ11の正面側の構成を説明するための図であり、
図10は光センサ11の側面側の構成を説明するための
図であり、図11は光センサ11の平面側の構成を説明
するための図である。光センサ11は、図10に示すよ
うに、主に微検出用光センサ部50、粗検出用光センサ
部62、仰角方向回転駆動部60および方位方向回転駆
動部61によって構成されており、支持台68に方位方
向回転駆動部61および粗検出用光センサ部62が固定
して設けられ、方位方向回転駆動部61の上方に仰角方
向回転駆動部60および微検出用光センサ部50が順に
設けられている。
【0018】光センサ11では、太陽光を入射する方位
方向が粗検出用光センサ部62によって大まかに検出さ
れる。そして、粗検出用光センサ部62の検出結果に基
づいて、微検出用光センサ部50の遮光板70が太陽の
方位方向に向くように方位方向回転駆動部61の駆動が
制御され、仰角方向回転駆動部60と共に微検出用光セ
ンサ部50が方位方向に回転される。次に、太陽光を入
射する方位方向および仰角方向に、遮光板70が正確に
向かい合うように、微検出用光センサ部50からの出力
信号に基づいて、仰角方向回転駆動部60および方位方
向回転駆動部61の駆動が制御される。
【0019】仰角方向回転駆動部60は、微検出用光セ
ンサ部50の仰角方向の回転を駆動し、図9および図1
0に示すように、モータ54を有し、モータ54によっ
て回転駆動されるウォーム53が回転軸52に取り付け
られたホイール58と噛み合わされており、回転軸52
にはさらに継手51を介して微検出用光センサ部50が
取り付けられている。方位方向回転駆動部61は、微検
出用光センサ部50の方位方向の移動を駆動し、図9お
よび図10に示すように、モータ55を有し、モータ5
5によって回転駆動されるウォーム56が回転軸69に
取り付けられたホイール57と噛み合わされており、回
転軸69にはさらに仰角方向回転駆動部60が固定して
取り付けられている。
【0020】また、仰角方向回転駆動部60では、一端
が仰角方向回転駆動部60に固定された留め具64で留
められ、他端が継手51に固定され、回転軸52に巻き
付けれたバネ63が取り付けられており、微検出用光セ
ンサ部50の仰角方向に回転したときウォーム53とホ
イール57との間に生じるバックラッシュおよびベアリ
ング(軸受け)のスラスト方向のがたがバネ63の弾性
力によって緩和され、微検出用光センサ部50の仰角方
向の高精度な位置決めを可能としている。さらに、一端
が仰角方向回転駆動部60に固定された留め具66で留
められ、他端が方位方向回転駆動部61に固定された留
め具67で留められ、回転軸69の周囲に巻き付けれた
バネ65が取り付けられ、微検出用光センサ部50の方
位方向に回転したときウォーム56とホイール57との
間に生じるバックラッシュおよびベアリング(軸受け)
のスラスト方向のがたがバネ65の弾性力によって緩和
され、微検出用光センサ部50の方位方向の高精度な位
置決めを可能としている。
【0021】粗検出用光センサ部62について説明す
る。粗検出用光センサ部62は、図11に示すように、
点Oから方位方向にそれぞれ約70度の間隔で、光セン
サ80a、80b、80cが設けられており、これらの
光センサのうち太陽光を最も強く検出した光センサに対
応した方位方向に太陽が位置すると判断する。光センサ
80a、80b、80cは、所定形状の光遮光部82
a、82b、82cとフォトセンサ81a、81b、8
1cとで構成される。
【0022】図12は、フォトセンサ81a、81b、
81cから出力される信号の処理を説明するための図で
ある。図12に示すように、フォトセンサ81a、81
b、81cからの出力信号は増幅器120にて増幅さ
れ、出力信号S81a、S81b、S81cとしてA/
D変換器121に出力される。A/D変換器121にお
いて、出力信号S81a、S81b、S81cがディジ
タル変換され、変換された出力信号S121a、S12
1b、S121cが比較器122に出力される。比較器
122において、出力信号S121a、S121b、S
121cに基づいて、光を一番強く検出したフォトセン
サが特定され、その結果を示す信号S122が判定器1
23に出力される。
【0023】判定器123において、信号S122に基
づいて、微検出用光センサ部50が上記光を一番強く検
出したフォトセンサに対応した方位方向を向くように方
位駆動信号S62aが生成され、この方位駆動信号S6
2aがモータ55に出力される。このとき、判定器12
3では、上記特定されたフォトセンサ、および、特定さ
れたフォトセンサに対応したデータとして予め記憶され
た太陽の仰角方向の位置を示すデータに基づいて、微検
出用光センサ部50が太陽の仰角方向の位置に向くよう
に仰角駆動信号S62bが生成され、この仰角駆動信号
S62bがモータ54に出力される。
【0024】例えば、判定器123は、光を一番強く検
出したフォトセンサが81aである場合には微検出用光
センサ部50の仰角が40度となるように仰角駆動信号
S62bを生成し、光を一番強く検出したフォトセンサ
が81b、81cである場合には微検出用光センサ部5
0の仰角が30度となるように仰角駆動信号S62bを
生成する。また、判定器123は、フォトセンサ81a
と81bとが同程度の強さの光を検出した場合、およ
び、フォトセンサ81aと81cとが同程度の強さの光
を検出した場合には、微検出用光センサ部50の仰角が
35度となるように仰角駆動信号S62bを生成する。
【0025】このような粗検出用光センサ部62を設け
ることで、微検出用光センサ部50による検出範囲外に
太陽が位置する場合にも、粗検出用光センサ部62によ
る検出結果に基づいてモータ54、55を駆動して微検
出用光センサ部50を回転させ、微検出用光センサ部5
0の検出範囲内に太陽が位置するようにすることができ
る。
【0026】微検出用光センサ部50について説明す
る。図13は、微検出用光センサ部50を説明するため
の図である。微検出用光センサ部50は、図13に示す
ように、基板87に支持棒86が設けられ、支持棒86
の先端には正方形状の遮光板70が取り付けられてい
る。基板87には、遮光板70の各辺の中心に対応する
位置に、照射された光の強度に応じた出力信号を出力す
るフォトセンサ88a、88b、88c、88dが設け
られている。すなわち、太陽の位置と遮光板70とが正
確に向かい合っている場合には、フォトセンサ88a、
88b、88c、88dの全てについて内側の半分に遮
光板70による影が投影される。このとき、例えば、フ
ォトセンサ88a、88cの検出光量の差分は太陽の位
置の遮光板70に対する方位方向のずれに対応し、フォ
トセンサ88b、88dの検出光量の差分は太陽の位置
の遮光板70に対する仰角方向のずれに対応する。
【0027】図14は、フォトセンサ88a、88b、
88c、88dから出力される出力信号の処理を説明す
るための図である。図14に示すように、フォトセンサ
88a、88b、88c、88dからの出力信号S88
a、S88b、S88c、S88dは、増幅器89にて
増幅され、A/D変換器110に出力される。A/D変
換器110において、出力信号S88a、S88b、S
88c、S88dがディジタル変換され、変換された出
力信号S110a、S110cが比較器111aに出力
され、出力信号S110b、S110dが比較器111
bに出力される。比較器111aにおいて、出力信号S
110a、S110cが比較され、例えば、フォトセン
サ88a、88cのいずれが強い光を感知したかの判断
が行われ、また、両フォトセンサの出力値の差分が求め
られ、これらの比較結果を示す信号S111aが判定器
112aに出力される。比較器111bにおいて、出力
信号S110b、S110dが比較され、比較器111
aと同様に、比較結果を示す信号S111bが判定器1
12bに出力される。
【0028】判定器112aにおいて、信号S111a
に基づいて、遮光板70が太陽と正確に向かい合うよう
に、微検出用光センサ部50の方位方向の回転を駆動す
る方位駆動信号が生成され、この方位駆動信号がモータ
55に出力される。判定器112bにおいて、信号S1
11bに基づいて、遮光板70が太陽と正確に向かい合
うように、微検出用光センサ部50の仰角方向の回転を
駆動する仰角駆動信号が生成され、この仰角駆動信号が
モータ54に出力される。上述したA/D変換器11
0、比較器111a、111b、判定器112a、11
2bにおける処理は、例えばマイコンなどを用いて行わ
れる。
【0029】上述した処理は、遮光板70が太陽と正確
に向かい合うまで、つまり、フォトセンサ88aと88
c、および、フォトセンサ88bと88dからの出力信
号の値が等しくなるまで行われる。すなわち、上述した
処理が終了した時点では、遮光板70は太陽と正確に向
かい合っており、このときの微検出用光センサ部50の
姿勢に基づいて、反射ミラー4の移動量が制御部(図示
せず)にて算出される。そして、この算出結果に基づい
て、反射ミラー4が太陽光を室内に適切に反射するよう
な姿勢になるように、前述した方位方向回転駆動部10
のモータ20および仰角方向回転駆動部7のモータ30
に出力される駆動信号が生成される。
【0030】図15は、太陽の位置と微検出用光センサ
部50の姿勢との関係に応じた、微検出用光センサ部5
0のフォトセンサ88a、88b、88c、88dに投
影される遮光板70の影を説明するための図である。微
検出用光センサ部50では、遮光板70が太陽の方向を
正確に指しているときに、フォトセンサ88a、88
b、88c、88dの全てにおいて、その半分の領域に
遮光板70による影が投影される。例えば、図15
(A)および図15(B)は遮光板70に対して太陽が
方位方向にずれている場合であり、図15(C)および
図15(D)は遮光板70に対して太陽が仰角方向にず
れている場合である。
【0031】図15(A)は、遮光板70に対して太陽
がフォトセンサ88a寄りの位置にある場合における遮
光板70の影を説明するための図であり、フォトセンサ
88cにはフォトセンサ88aに比べて影が投影される
面積が大きくなっている。この場合には、フォトセンサ
88aからの出力値は、太陽の仰角方向のずれの程度に
応じた大きさで、フォトセンサ88cの出力値より大き
くなる。図15(B)は、遮光板70に対して太陽がフ
ォトセンサ88c寄りの位置にある場合における遮光板
70の影を説明するための図であり、フォトセンサ88
aにはフォトセンサ88cに比べて影が投影される面積
が大きくなっている。図15(C)は、遮光板70に対
して太陽がフォトセンサ88d寄りの位置にある場合に
おける遮光板70の影を説明するための図であり、フォ
トセンサ88bにはフォトセンサ88dに比べて影が投
影される面積が大きくなっている。この場合には、フォ
トセンサ88dからの出力値は、太陽の仰角方向のずれ
の程度に応じた大きさで、フォトセンサ88bの出力値
より大きくなる。図15(D)は、遮光板70に対して
太陽がフォトセンサ88b寄りの位置にある場合におけ
る遮光板70の影を説明するための図であり、フォトセ
ンサ88dにはフォトセンサ88bに比べて影が投影さ
れる面積が大きくなっている。
【0032】微検出用光センサ部50によれば、太陽と
遮光板70とに微小な位置のずれがある場合にも、対向
する位置に設けられたフォトセンサからの出力値の差分
は従来の場合に比べて大きくなり、太陽の位置を高精度
に検出することができる。
【0033】調整用光センサ部130について説明す
る。図2〜図4に示すように調整用光センサ部130は
反射ミラー4の外縁付近に固定されている。図16
(A)は調整用光センサ部130の断面図、図16
(B)は調整用光センサ部130の内側における反射ミ
ラー4と対抗する面を説明するための図である。調整用
光センサ部130は、図16(A)に示すように、反射
ミラー4の所定の領域を覆うように反射ミラー4に固定
され、外部からの光を遮光する円筒型の遮光部131を
有する。遮光部131の内側に位置する反射ミラー4に
対抗する面には、太陽光を入射するための十字型の開口
部としてのスリット131aが形成されている。この十
字型のスリット131aで区分けられた4つの領域には
フォトセンサ133a、133b、133c、133d
が固定されている。このとき、フォトセンサ133a、
133cは反射ミラー4の仰角移動方向に沿って位置
し、フォトセンサ133b、133dは反射ミラー4の
方位移動方向に沿って位置する。
【0034】調整用光センサ部130では、図16
(C)に示すように、反射ミラー4が仰角方向に関して
太陽の方向を正確に向いている場合には、スリット13
1aを介して入射された太陽光は反射ミラー4にて反射
され、この反射光はスリット131aを介して射出さ
れ、フォトセンサ133a、133bには照射されな
い。また、図16(D)に示すように、反射ミラー4が
仰角方向に関して太陽の方向から下方にずれている場合
には、スリット131aを介して入射された太陽光は反
射ミラー4にて反射され、この反射光は例えばフォトセ
ンサ133cに照射される。また、反射ミラー4が仰角
方向に関して太陽の方向から上方にずれている場合に
は、スリット133aを介して入射された太陽光は反射
ミラー4にて反射され、この反射光は例えばフォトセン
サ133aに照射される。従って、フォトセンサ133
a、133cで検出される光量から太陽の方向に対する
反射ミラー4の仰角方向のずれを検出することができ
る。同様に、フォトセンサ133b、133dで検出さ
れる光量から太陽の方向に対する反射ミラー4の方位方
向のずれを検出することができる。
【0035】図17は調整用光センサ部130の制御系
の構成を説明するための図である。図17に示すよう
に、フォトセンサ133a、133b、133c、13
3dからの出力信号S133a、S133b、S133
c、S133dは、増幅器134にて増幅され、A/D
変換器135に出力される。A/D変換器135におい
て、出力信号S133a、S133b、S133c、S
133dがディジタル変換され、変換された出力信号S
135a、S135cが比較器136aに出力され、変
換された出力信号S135b、S135dが比較器13
6bに出力される。比較器136aにおいて、出力信号
S135a、S135cが比較され、例えば、フォトセ
ンサ133a、133cのいずれが強い光を感知したか
の判断が行われ、また、両フォトセンサの出力値の差分
が求められ、これらの比較結果を示す信号S136aが
判定器137aに出力される。比較器136bにおい
て、出力信号S135b、S135dが比較され、比較
器136aにおける場合と同様に、比較結果を示す信号
S136bが判定器137bに出力される。
【0036】判定器137aにおいて、信号S136a
に基づいて、反射ミラー4と太陽とが仰角方向について
正確に向かい合うように、すなわちフォトセンサ133
a、133cにおける検出結果が同じになるように、反
射ミラー4の仰角方向の回転を駆動する仰角駆動信号S
130aが生成され、この仰角駆動信号S130aが仰
角方向回転駆動部7に出力される。同様に、判定器13
7bにおいて、信号S136bに基づいて、反射ミラー
4と太陽とが方位方向について正確に向かい合うよう
に、すなわちフォトセンサ133b、133dにおける
検出結果が同じになるように、反射ミラー4の方位方向
の回転を駆動する方位駆動信号S130bが生成され、
この方位駆動信号S130bが方位方向回転駆動部10
に出力される。上述したA/D変換器135、比較器1
36a、136b、判定器137a、137bにおける
処理は、例えばマイコンなどを用いて行われる。
【0037】上述した判定器137a、137bから仰
角方向回転駆動部7および方位方向回転駆動部10への
仰角駆動信号S130aおよび方位駆動信号S130c
の出力は、フォトセンサ133a、133b、133
c、133dの検出光量が一致するまで行われ、反射ミ
ラー4は最終的に太陽に平衡した姿勢、すなわち太陽に
正確に向かい合う姿勢になる。調整用光センサ部130
は、後述するように調整モードにおいて、上述したよう
に反射ミラー4を太陽に正確に向かい合う姿勢にし、そ
の後、基準合わせ信号を微検出用光センサ部50の回転
を駆動する方位方向回転駆動部61および仰角方向回転
駆動部60と、反射ミラー4の回転を駆動する方位方向
回転駆動部10および仰角方向回転駆動部7とに出力す
る。
【0038】以下、上述した太陽光採光装置1のシステ
ムおよび処理について簡単に説明する。図18は太陽光
採光装置1の制御系の全体システムを説明するための
図、図19は太陽光採光装置1における処理のフローチ
ャートである。 ステップS1:ユーザによって、照射位置設定モードを
行うか否か選択される。 ステップS2:ユーザによって、調整モードを行うか否
かが選択される。
【0039】ステップS3:粗検出用光センサ部62に
よって太陽の方向が粗く検出され、この検出結果に応じ
た方位駆動信号S62aおよび仰角駆動信号S62b
(図12参照)が方位方向回転駆動部61および仰角方
向回転駆動部60に出力され、微検出用光センサ部50
は太陽の方向に回転される。 ステップS4:微検出用光センサ部50において太陽の
方位方向および仰角方向が高精度に検出され、この検出
結果および予め入力された照射位置に応じた方位駆動信
号S50aおよび仰角駆動信号S50b(図14参照)
が方位方向回転駆動部61および仰角方向回転駆動部6
0にそれぞれ出力され、微検出用光センサ部50は方位
方向および仰角方向にさらに回転される。この処理は、
遮光板70が太陽に正確に向かい合うまで行われ、処理
が終了すると、方位方向回転駆動部61から方位方向の
回転位置を示す信号S61、仰角方向回転駆動部60か
ら仰角方向の回転位置を示す信号S60が制御部125
に出力される。
【0040】ステップS5:制御部125において、上
記信号S61、S60に基づいて、反射ミラー受板4a
の移動量が算出される。そして、この算出結果に基づい
て、太陽光を室内に適切に反射するような姿勢に反射ミ
ラー4にするための方位駆動信号S125aおよび仰角
駆動信号S125bが生成され、それぞれ方位方向回転
駆動部10および仰角方向回転駆動部7に出力される。
そして、方位駆動信号S125aおよび仰角駆動信号S
125bに応じて、方位方向回転駆動部10および仰角
方向回転駆動部7による回転駆動が行われ、太陽光を室
内に適切に反射する姿勢に反射ミラー4が回転される。
【0041】ステップS6:ステップS1において照射
位置設定モードを行うと判断された場合に実行され、ユ
ーザによって、太陽光を反射して照射する目標位置であ
る照射位置が入力される。
【0042】ステップS7:ステップS2において調整
モードを行うと判断された場合に実行される。図20は
ステップ7における処理を説明するためのフローチャー
トである。 ステップS71:光センサ11による太陽位置の検出が
行われる。このとき、微検出光センサ部50の遮光板7
0(図10、図13参照)は、仰角方向回転駆動部60
および方位方向回転駆動部61によって回転され、太陽
に向かい合う姿勢になる。
【0043】ステップS72:前述したように、調整用
光センサ部130による方位方向回転駆動部10および
仰角方向回転駆動部7の制御に基づいて、反射ミラー4
は、図17に示す調整用光センサ部130のフォトセン
サ133a、133b、133c、133dにおいて検
出される光量が等しくなるように方位および仰角方向に
回転され、最終的に太陽に正確に向かい合う姿勢にな
る。
【0044】ステップS73:調整用光センサ部130
から基準合わせ信号S130cが方位方向回転駆動部1
0、61および仰角方向回転駆動部7、60に出力され
る。基準合わせ信号S130cを入力すると、方位方向
回転駆動部10、61および仰角方向回転駆動部7、6
0は回転位置の基準合わせを行い、この基準に基づいて
以後の回転制御を行う。具体的には、当該基準に基づい
て、モータ20、30、54、55の回転制御が行われ
る。その結果、モータ20、30、54、55に機械的
な位置決め誤差が生じている場合にも、上記基準合わせ
を行うことで、上記ステップS3〜5における処理を行
えば太陽光を適切に目標位置に照射できる。また、同様
に、上記基準合わせを行うことで、当該モータ間におい
て回転位置を特定するための基準にずれが生じている場
合にも、太陽光を適切に目標位置に照射できる。当該基
準合わせを行うときにおける例えばモータ20、30、
54、55の回転位置を計測するカウンタの値は、例え
ば磁気テープやEEPROMに記憶される。
【0045】上述したように、本実施例の太陽光採光装
置によれば、モータ20、30、54、55の機械的な
位置決めが正確に行われていない場合にも、上記調整モ
ードを行うことで、太陽光を目標位置に正確に照射させ
ることができる。また、本実施例の太陽光採光装置によ
れば、微検出光センサと反射ミラーとの間で、回転位置
を特定するための基準にずれが生じている場合にも、上
記調整モードを行うことで、太陽光を目標位置に正確に
照射させることができる。また、本実施例の太陽光採光
装置によれば、例えば、単数の光センサ11を用いて複
数の反射ミラー4を制御する場合のように、各々の反射
ミラー4について、その配置に応じた調整が必要な場合
に、各々の反射ミラー4において調整モードを行うよう
な構成にすれば、複数の反射ミラー4全てについて太陽
光を適切に反射する姿勢を持たすことができる。さら
に、本実施例の太陽光採光装置によれば、自動調整機能
を有することから、太陽光採光装置の取り付けに伴う取
付者の負担を軽減できる。
【0046】本考案の太陽光採光装置は、上述した実施
例に限定されない、例えば、調整用光センサ部130と
して例えば微検出用光センサ部50と同様の構成のもの
を用いても同様の効果を得ることができる。
【0047】
【考案の効果】本考案の太陽光採光装置によれば、第1
の光検出手段の移動を駆動する第1の駆動手段と、反射
ミラーの移動を駆動する第2の駆動手段との機械的な位
置決めが生じている場合でも、調整手段を用いて調整を
行うことで、太陽光を目標位置に正確に照射できる。ま
た、本考案の太陽光採光装置によれば、第1の駆動手段
と第2の駆動手段との間で、回転位置を特定するための
基準がずれている場合でも、調整手段による上記調整に
より太陽光を目標位置に正確に照射できる。また、本考
案の太陽光採光装置によれば、例えば、単数の第1の光
検出手段を用いて複数の反射ミラーを制御する場合のよ
うに、各々の反射ミラーについて、その配置に応じた調
整が必要な場合に、各々の反射ミラーにおいて調整手段
による上記調整を行うような構成にすれば、複数の反射
ミラー全てについて太陽光を適切に反射する姿勢を持た
すことができる。さらに、本考案の太陽光採光装置によ
れば、自動調整機能を有することから、太陽光採光装置
の取り付けに伴う取付者の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる太陽光採光装置の取
り付け例を説明するための図である。
【図2】図1に示す太陽光採光装置の正面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図3】図1に示す太陽光採光装置の側面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図4】図1に示す太陽光採光装置の平面側の構成につ
いて説明するための図である。
【図5】方位方向回転駆動部における回転駆動動作を説
明するための正面図である。
【図6】図5における方向Aからの方位方向回転駆動部
の側面図である。
【図7】仰角方向回転駆動部を説明するための図であ
り、(A)は図4における方向Aからの仰角方向回転駆
動部の正面図であり、(B)は(A)における方向Aか
らの平面図である。
【図8】図7(A)の方向Bからの仰角方向回転駆動部
の側面図である。
【図9】光センサの正面側の構成を説明するための図で
ある。
【図10】光センサの側面側の構成を説明するための図
である。
【図11】光センサの平面側の構成を説明するための図
である。
【図12】粗検出用光センサ部のフォトセンサから出力
される出力信号の処理を説明するための図である。
【図13】微検出用光センサ部を説明するための図であ
る。
【図14】微検出用光センサ部のフォトセンサから出力
される出力信号の処理を説明するための図である。
【図15】太陽の位置と微検出用光センサ部の姿勢との
関係に応じた、微検出用光センサ部のフォトセンサに投
影される影を説明するための図である。
【図16】(A)は調整用光センサ部の断面図、(B)
は調整用光センサ部の内側における反射ミラーと対抗す
る面を説明するための図、(C)は反射ミラーが太陽に
正確に向かい合っているときの入射光およひ反射光を光
路を説明するための図、(D)は反射ミラーが太陽に正
確に向かい合っていないときの入射光およひ反射光を光
路を説明するための図である。
【図17】調整用光センサ部の制御系の構成図である。
【図18】太陽光採光装置の制御系の全体システム図で
ある。
【図19】太陽光採光装置における処理のフローチャー
トである。
【図20】図19の調整モードにおける処理のフローチ
ャートである。
【図21】従来の太陽光採光装置の外観を説明するため
の図である。
【図22】従来の太陽光採光装置の問題点を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1・・・太陽光採光装置 2・・・支持台 3・・・ケース 4・・・反射ミラー 5・・・ケース把持部 6・・・軸受け部 7・・・仰角方向回転駆動部(鏡) 8・・・ミラー把持部 9・・・回転軸 10・・・方位方向回転駆動部(鏡) 11・・・光センサ 50・・・微検出用光センサ部 60・・・仰角方向回転駆動部(センサ) 61・・・方位方向回転駆動部(センサ) 62・・・粗検出用光センサ部 80a、80b、80c・・・光センサ 88a、88b、88c、88d・・・フォトセンサ 130・・・調整用光センサ部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射ミラーと、 太陽を追尾して太陽の位置を検出する第1の光検出手段
    と、 前記第1の光検出手段の前記移動を駆動する第1の駆動
    手段と、 前記反射ミラーに設けられ、前記反射ミラーと太陽との
    位置関係を検出する第2の光検出手段と、 前記第1の光検出手段によって検出された太陽の位置に
    基づいて太陽光を目標位置に照射するように前記反射ミ
    ラーを移動し、前記第2の光検出手段によって検出され
    た前記位置関係に基づいて前記反射ミラーを太陽に向か
    い合うように移動する第2の駆動手段と、 前記第1の光検出手段および前記第2の光検出手段から
    の検出結果に基づいて、前記第1の駆動手段による前記
    第1の光検出手段の移動に用いられる位置決めの基準
    と、前記第2の駆動手段による前記反射ミラーの移動に
    用いられる位置決めの基準とを調整する調整手段とを有
    する太陽光採光装置。
  2. 【請求項2】前記第2の光検出手段は、 所定領域を覆うように前記反射ミラーに固定され、前記
    反射ミラーと向かい合う位置に開口部を有する遮光手段
    と、 前記遮光手段における前記反射ミラーと向かい合う面
    に、前記開口部を中心としてその周囲に設けられた複数
    の第3の光検出手段と、 前記複数の第3の光検出手段からの検出結果に基づい
    て、前記反射ミラーと太陽との位置関係を検出する検出
    手段とを有する請求項1記載の太陽光採光装置。
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