JPH0868238A - 電柱用y支線ガードのアダプター - Google Patents

電柱用y支線ガードのアダプター

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JPH0868238A
JPH0868238A JP22555294A JP22555294A JPH0868238A JP H0868238 A JPH0868238 A JP H0868238A JP 22555294 A JP22555294 A JP 22555294A JP 22555294 A JP22555294 A JP 22555294A JP H0868238 A JPH0868238 A JP H0868238A
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branch
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Toshio Kato
寿夫 加藤
Toshio Umeda
俊雄 梅田
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Meishin Electric Co Inc
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Meishin Electric Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電柱用Y支線の分岐部を嵩張りを少なくして
直接に被覆できるようにする。 【構成】 アンカーボルトによって支持された2本の支
線11a,11bのY字状分岐部の一部を被覆するアダ
プターAであって、円筒体1の長手方向の上端を軸方向
に分割すると共にその分割部2の一方に重合片3を延設
して該重合片3と該重合片3に重合する個所に一対をな
す結合部を形成し、前記円筒体1は重合片3の下方部分
を斜めに切り落とすことにより開口7を形成し、該開口
7の下端で円筒体1の内側面に断面T字形をなす係止部
8を突設して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱の上部に上下に間
隔を隔ててそれぞれ上端を止着した2本の支線の下端
と、地上に植設したアンカーボルトの上端とをY字状に
接続する接続部の被覆構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電柱が架設配電線の張力や風圧に
耐えるように、電柱の上部に1本の支線を止着し、この
支線の下端を地上に植設したアンカーボルトの上端に接
続していたが、この場合は簡単な筒状のカバーで被覆す
ることで足りていた。ところが近時は送電容量の増加、
送電損失の減少或いは電圧変動率の向上等の要請から架
空配電線が太径になる傾向が有り、そのために1本の支
線では足りず、2本の支線で電柱を引っ張って支えるよ
うになってきている。この場合、2本の支線とアンカー
ボルトとの接続部がY字状(以下、Y支線と表現する)
となる。従来、このようなY支線は、2本の支線は2本
の直管状の支線カバーで被覆し、アンカーボルトは結合
個所で結合部材が露出して見栄えを損ねたり、風雨に曝
されて劣化したり、人が接触して怪我をしたりすること
があった。
【0003】そこで、例えば実公昭61−29897号
公報に見られるように、内部が空洞に形成されたカバー
本体の長手方向一方端に2つの支線挿通孔を開設し、ま
た、長手方向他方端にアンカーボルト挿通孔を開設する
と共に、これらの各挿通孔を切り開く分割線をカバー本
体の一側に設け、このカバー本体をY支線に被着して、
アンカーボルト挿通孔にアンカーボルトに被着したボル
トカバーの上端を嵌入させ、2つの支線挿通孔にそれぞ
れの支線に被着した支線カバーの下端を嵌入させるよう
にしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に見られるカバー本体は、Y支線に被着したカバー本
体が嵩張って見栄えが悪く、嵩張ったカバー本体に人や
物が引っ掛ったりするといった問題が有る。 それ故に
本発明の目的は、このような従来技術の課題を解決した
電柱用Y支線ガードのアダプターを提供することにあ
り、1本の支線とアンカーボルトとに被着する1本の直
管カバーの側面から突出するもう1本の支線の接続部を
このアダプターで被覆することでY支線の分岐部を直接
にカバーしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、アンカーボルトによって支持された2本
の電柱用支線のY字状分岐部の一部を被覆するアダプタ
ーであって、円筒体の長手方向の上端を軸方向に分割す
ると共にその分割部の一方に重合片を延設して該重合片
と該重合変に重合する個所に一対をなす結合部を形成
し、前記円筒体は重合片の下方部分を斜めに切り落とす
ことにより開口を形成し、該開口の下端で円筒体の内側
面に断面T字形をなす係止部を突設して構成した。
【0006】
【作用】本発明の電柱用Y支線ガードのアダプターは、
アンカーボルトと1本の支線とに被着した1本の直管カ
バーの側面に突出するもう1本の支線の接続部に被せ
て、下端に設けたT字形の係止部を直管カバーの分割部
に嵌挿させて取り付け、該アダプターの上端にもう1本
の支線に被着した支線カバーを接続させて、アンカーボ
ルトの分岐結合部を被覆する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図において1は合成樹脂材で形成される円筒体であ
り、該円筒体1は長手方向の上端を軸方向に分割して、
この分割部2の一方端に他方の上面に重合する重合片3
延設している。そして、この重合片3にだるま型の係合
孔4を開設すると共に、この係合孔4に対向する重合片
3の下面位置にくびれ部5を備えてボス6を突設し、こ
のボス6を係合孔4の大径孔4aに嵌挿して小径孔4b
に移動させ、くびれ部5を小径孔4bに挟持させて結合
させるようにしている。円筒体1は重合片3を設けた部
分を除いた全体に、分割部2を中心に位置させて、長い
放物線を描く形の開口7を形成し、この開口7の下端で
内側面に軸部8aを立設し、該軸部8aの上端に水平状
の係止片8bを設けた断面T字形をなす係止部8を形成
している。
【0008】このように形成した本発明に係わるアダプ
ターAの使用について説明する。図6に示すY支線9は
次のように構成されている。電柱10の上部に上下に所
定の間隔を隔てて上端をそれぞれ止着した支線11a,
11bの下端と、地上に植設したアンカーボルト12の
上端をそれぞれ結合環13及び締付金具14,14を介
して連結金具15に連結し、締付金具14,14は連結
金具15に締付けて展張させる。前記した連結金具15
を中心にする支線11a,11bとアンカーボルト12
の3者がY字状に接続される。
【0009】このY支線9の接続部を具体的に説明する
と、図4に示すように1本の支線11aとアンカーボル
ト12に、半割り円筒体で形成される直管カバー16を
被着する。この際に、直管カバー16は分割部17がも
う1本の支線11bに対向する向きに被着する。このよ
うにしてY支線9を中心にして1本の支線11aとアン
カーボルト12および連結金具15の一部に被着した直
管カバー16の分割部17から突出しているもう1本の
支線11bと締付金具14および連結金具15の一部に
対して、アダプターAの開口7を対向させて被着し、そ
の下端に突設した係止部8の係止片8bを直管カバー1
6の分割部17より直管カバー16内に挿入して係止片
8bの両側端を直管カバー16で係止させると共に係止
部8の軸部8aを分割部17に挟着させる。
【0010】次にこのアダプターAの上部の結合を解放
した状態で、アンカーボルト12の上端に引張されたも
う1本の支線11bに被着した支線カバー18の下端を
アダプターAの上端に嵌挿させた後、アダプターAの上
端の重合片3に設けた係合孔4と重合した円筒体1、重
合片3に突設したボス6に係合することによりアダプタ
ーAの上端と支線11bに被着した支線カバー18が止
着されてY支線の分岐した線接部が図5に示すように被
覆される。
【0011】図7に示すアダプターAは上端に設ける結
合部を図1に示すものと異ならせた実施例である。この
実施例では分割部2の一方に締付バンド19の基端を固
着すると共に、分割部2の他方に締付バンド19を締め
止めさせる締止具20を配置している。この実施例の締
付バンド19と締止具20とで構成される結合部は、例
えば、アダプターAに対して支線カバー18の径が大小
異なるような場合でも何れもしっかりと締め止めするこ
とができる融通性がある。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように本発明のアダプター
は、一方の支線とアンカーボルトに被着した直管カバー
に開口を対向させて接続し、このアダプターにもう一方
の支線に被着した支線カバーを接続するものであるか
ら、Y支線の分岐部を確実に被覆して不要に突出する嵩
張りがないから、見栄えがよく、人や物が引っ掛ること
はない。しかも、極く簡単にY支線の接続部および支線
を被覆することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電柱用Y支線ガードのアダプターの斜
視図。
【図2】同上平面図。
【図3】同上側面図。
【図4】Y支線にアダプターを被着する状態の斜視図。
【図5】使用状態の要部側面図。
【図6】同上全体斜視図。
【図7】アダプターの他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 円筒体 2,17 分割部 7 開口 8 係止部 9 Y支線 10 電柱 11a,11b 支線 12 アンカーボルト A アダプター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカーボルトによって支持された2本
    の電柱用支線のY字状分岐部の一部を被覆するアダプタ
    ーであって、円筒体の長手方向の上端を軸方向に分割す
    ると共にその分割部の一方に重合片を延設して該重合片
    と該重合変に重合する個所に一対をなす結合部を形成
    し、前記円筒体は重合片の下方部分を斜めに切り落とす
    ことにより開口を形成し、該開口の下端で円筒体の内側
    面に断面T字形をなす係止部を突設して構成したことを
    特徴とする電柱用Y支線ガードのアダプター。
JP22555294A 1994-08-26 1994-08-26 電柱用y支線ガードのアダプター Expired - Fee Related JP2684520B2 (ja)

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