JPH086795Y2 - 栓抜器 - Google Patents

栓抜器

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JPH086795Y2
JPH086795Y2 JP1988014056U JP1405688U JPH086795Y2 JP H086795 Y2 JPH086795 Y2 JP H086795Y2 JP 1988014056 U JP1988014056 U JP 1988014056U JP 1405688 U JP1405688 U JP 1405688U JP H086795 Y2 JPH086795 Y2 JP H086795Y2
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誠二郎 礒井
時夫 須田
正憲 奥田
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川嶋工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は栓抜器、特にシャンペンを入れた壜の口部に
挿入されている栓を抜くのに適した栓抜器に関するもの
である。
(従来の技術) シャンペンの入った壜を封じている栓は、それ自体壜
の口部にしっかりと挿入されているだけでなく、これを
抜くと中の気体の圧力によってポンと音を出して飛び出
す。このポンと音を出して飛び出すのがシャンペンの栓
の特徴であり、人々に好まれている理由でもある。
従来、このシャンペンの栓を抜くのは、一般的には単
に手指を使って行われていた。すなわち、栓を抜く人が
封を切った後に、この栓を少しづつ壜の口部から抜き出
して、ポンと音をさせるのに適したタイミングを計りな
がら、最後に指に大きく力を入れ、かつ中の気体の圧力
の力をも借りて一気に栓を抜くようにしていたのであ
る。
ところが、予定したタイミング通りに栓を抜いて音を
出すのは非常に難しく、特にタイミングを外すとそれを
見守っていた人々が白けてしまうことも度々あった。
また、このシャンペンの栓には、上述したように壜の
中の圧力がかかっているから、一旦飛び出せば大きく飛
ぶことになる。場合によっては、この飛び出した栓によ
り周囲にある物が破損することもあった。そうでなくて
も、このシャンペンの栓を抜くときには、物が破損しな
いように細心の注意を払わなければならないのである。
本考案者等は、このようなシャンペンの栓を専用に抜
くことのできる栓抜器を探したが適当なものが見当らな
かったので、自ら開発することにした。すなわち、この
種シャンペンの栓を確実に抜くことができることは勿
論、シャンペンの栓を抜くときの特有の音の発生を阻害
しないようにすることができる栓抜器を開発すべく鋭意
研究をしてきた結果、本考案を完成したのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもので、そ
の解決しようとする課題は、シャンペンの壜の口部に挿
入されている栓をタイミングを合わせながら抜き取るこ
との困難性であり、その栓が抜けて飛ぶときの危険性で
ある。
そして、本考案の目的とするところは、シャンペンの
栓をタイミングを合わせながら簡単に抜き取ることがで
きることは勿論、抜き取った栓が周囲に飛ばないように
することのできる栓抜器を、簡単な構成によって提供す
ることにある。また、本考案の更に他の目的は、収納に
便利なように折り畳むことのできる栓抜器を簡単な構成
によって提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、第1請求項に記載の栓抜
器(100)にあっては、 「壜(50)の口部(51)に挿入されている栓(60)を
抜くための栓抜器であって、 壜(50)の胴部に当接される支持部(11)と壜(50)
の口部(51)に係止される係止部(12)とを有する本体
(10)と、 この本体(10)に回動可能に連結した操作レバー(2
0)と、 この操作レバー(20)に一体的に設けられて、本体
(10)の係止部(12)に対向するとともに、栓(60)の
下縁(61)にのみ係止される作用部(21)と、 本体(10)の係止部(12)または操作レバー(20)の
作用部(21)に設けられて、栓(60)の上方を覆い、抜
かれた栓(60)が内面に当り得る空間を有したカバー
(30)とにより形成したことを特徴とする栓抜器(10
0)」 を主たる特徴とするものである。
すなわち、この第1請求項に係る栓抜器(100)は、
壜(50)の胴部に当接される支持部(11)と、壜(50)
の口部(51)に係止される係止部(12)とを一体的に有
する本体(10)と、この本体(10)に枢着部(13)を介
して回動可能に連結されて栓(60)の下縁(61)にのみ
係止される作用部(21)と、この作用部(21)を操作す
るレバー部(22)とを有した操作レバー(20)とにより
主として構成したもので、例えば第1図に示すようなも
のである。また、この栓抜器(100)は、本体(10)の
係止部(12)または操作レバー(20)の作用部(21)に
設けられて、栓(60)を抜く場合に、この栓(60)の上
方を覆い、抜かれた栓(60)が内面に当り得る空間を有
したカバー(30)を有したものでもある。
ここで、操作レバー(20)の作用部(21)が栓(60)
の下縁(61)にのみ係止されるとは、この作用部(61)
が栓(60)全体あるいはその栓本体を包み込むものでは
ないことを意味している。つまり、シャンペンの栓(6
0)は、例えば第5図に示すように、壜(50)の口部(5
1)内に嵌入されるコルク部と、このコルク部より大径
の栓本体とからなるものであるが、操作レバー(20)の
作用部(21)は、この栓(60)の下縁(61)にのみ係止
されて当該栓(60)を抜く作用をなすものであり、それ
以外の栓(60)に対する作用は行わない部分である。
この第1請求項に記載の栓抜器(100)は、最も基本
的な形態を有するものであり、次の第2請求項に記載の
栓抜器(100)が各本体(10)及び操作レバー(20)が
その中間部において折り畳みできるようにしたものであ
るのに対し、この第1請求項の本体(10)及び操作レバ
ー(20)はそのようにはしていないものである。しかし
ながら、各本体(10)及び操作レバー(20)が折り畳み
できるか否かは壜(50)に挿入されている栓(60)を取
り外すことに関しては殆ど問題はない。
第2請求項に記載の栓抜器(100)にあっては、上記
第1請求項の栓抜器(100)の基本的形態を踏襲しなが
ら、次の要件が加わったものである。すなわち、 「本体(10)を、その支持部(11)と係止部(12)と
の中間部にて折り曲げ自在とするとともに、 操作レバー(20)を、その作用部(21)とレバー部
(22)との中間部にて折り曲げ自在とし、 かつ、カバー(30)の略中央部に、折り曲げられた操
作レバー(20)のレバー部(22)が通過し得る開口(3
1)を設けたことを特徴とする第1請求項に記載の栓抜
器(100)」 である。
この第2請求項に記載の栓抜器(100)は、例えば第
6図に示すようなものであり、第1請求項に記載の構成
をそのまま有した上で、各本体(10)及び操作レバー
(20)を折り畳み可能としたものである。そのために、
この栓抜器(100)のカバー(30)にあっては、操作レ
バー(20)のレバー部(22)が通過し得る開口(31)を
形成してある。これにより、この栓抜器(100)は、必
要に応じて、例えば第7図のようにして折り畳まれ、収
納しておくのにそれ程スペースが必要ないものである。
更に、第3請求項に記載の栓抜器(100)は、第1請
求項または第2請求項に記載の栓抜器(100)に、 「カバー(30)の前方開口部側に、飛び出し防止片
(40)を設けた」 という要件を付加したものである。この飛び出し防止片
(40)を付加したのは、壜(50)から抜け出した栓(6
0)がカバー(30)の内面に当ってから外に飛び出さな
いようにするためである。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した各請求項に記載の栓抜器(10
0)にあっては、次のような作用を有するものである
が、これらの各作用については、各請求項の栓抜器(10
0)の使用の態様を述べながら説明する。
・第1請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)は通常第1図に示したような状態
にあり、これによって壜(50)から栓(60)を抜くに
は、第2図に示すように、まず本体(10)の支持部(1
1)を壜(50)の胴部の適宜箇所に当接させて、この本
体(10)の係止部(12)が壜(50)の口部(51)に上方
から係止できるように位置調整を行うのである。これと
同時に、第3図に示すように、操作レバー(20)の作用
部(21)が栓(60)の下縁(61)に係止するようにもし
て、栓抜器(100)全体の位置調整を行うのである。
このようにした状態から、操作レバー(20)のレバー
部(22)を押し下げれば、栓(60)は壜(50)から簡単
に抜けるのである。何故なら、レバー部(22)の反対側
に設けてある作用部(21)は、本体(10)の係止部(1
2)に対向するものであり、かつ栓(60)の下縁(61)
にのみ係止されるものであるから、操作レバー(20)の
レバー部(21)を押し下げれば、この作用部(21)が壜
(50)の口部(51)に係止された係止部(12)に対して
引き離され、栓(60)は壜(50)から簡単に抜けるので
ある。この操作は一気に行えるので、栓(60)を抜いて
ポンと音を出したいタイミングを簡単に図れるものであ
る。
つまり、作用部(21)は、栓(60)の下縁(61)にの
み係止されるものであって、抜け出た栓(60)の動きを
規制することがないし、しかも、カバー(30)は、抜か
れた栓(60)が内面に当り得る空間を有しているから、
栓(60)は、それまで掛かっていた壜(50)内の圧力に
よって、カバー(30)の空間の範囲内で壜(50)から勢
いよく抜け出るのであり、このとき、ポンと音がするこ
とになるのである。
そして、抜けた栓(60)には壜(50)内のそれまで掛
っていた圧力によって勢いがついており、そのままでは
遠くへ飛んで危険であるが、この栓抜器(100)にあっ
てはこの栓(60)の上方を覆うカバー(30)が設けてあ
るので、栓(60)はこのカバー(30)に進路をはばまれ
て遠くへは飛ぶことはない。すなわち、この栓(60)が
抜けたときポンと音はするが、この栓(60)が遠くへ飛
び出すことはないのである。
以上のようにして抜き終った栓(60)は、栓抜器(10
0)のカバー(30)内にあるため、これを取り出せばよ
いのであるが、後述するように、このカバー(30)には
その中を視認できる窓が形成してあるから、栓(60)の
取り出しは容易となっている。
・第2請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)にあっては、その栓(60)を抜く
作用については上記第1請求項の栓抜器(100)と実質
的に同じであるが、その不使用時の収納が便利となって
いる。すなわち、この栓抜器(100)にあっては、本体
(10)の支持部(11)と係止部(12)とがその枢着部
(13a)にて折り畳み可能となっており、また操作レバ
ー(20)の作用部(21)とレバー部(22)とがその枢着
部(13b)にて折り畳み可能となっているから、それぞ
れを第7図に示したように折り畳めば、栓抜器(100)
は全体としてコンパクトにまとめられ、収納のためのス
ペースは小さくてすむのである。
勿論、操作レバー(20)のレバー部(22)を折り畳む
とき、カバー(30)が第1図に示したような状態にある
と、折り畳むことができないから、このカバー(30)に
は、第6図あるいは第10図に示すように、操作レバー
(20)のレバー部(22)を通過させるための開口(31)
が形成してあるのである。
・第3請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)は、第1請求項または第2請求項
の栓抜器(100)の構成を踏襲していて、上記各作用を
有することは勿論であるが、この第3請求項の栓抜器
(100)はカバー(30)に飛び出し防止片(40)を設け
た構成を有しているので、上記作用の他に次の作用を有
するものである。
すなわち、カバー(30)の前方開口部に設けた飛び出
し防止片(40)は、壜(50)の口部(51)から抜かれた
栓(60)がカバー(30)の内面に当って反射することが
あるが、このような場合の栓(60)のその後のカバー
(30)外への飛び出しを防止しているのである。つま
り、カバー(30)の内面にてはね返った栓(60)がカバ
ー(30)内から外に飛び出そうとしても、飛び出し防止
片(40)がこれを阻止するのである。
(実施例) 次に、各請求項に記載した栓抜器(100)について、
図面を参照しながら詳細に説明する。
実施例1 第1図〜第5図には本考案の第1実施例が示してあ
り、これは第1請求項または第3請求項に記載の栓抜器
(100)に対応するものである。
この実施例における栓抜器(100)は、主として本体
(10)と、これに枢着部(13)によって回動可能に連結
した操作レバー(20)と、これら本体(10)または操作
レバー(20)の一方に設けたカバー(30)とからなって
いる。
本体(10)の下方部分は、第1図及び第4図に示すよ
うに、壜(50)の胴部の外表面に対応する凹部として形
成してあり、この凹部を含む枢着部(13)までの部分を
支持部(11)としたものである。この支持部(11)に対
しては、前方に延出する部分が一体的に形成してあり、
この部分の特に先端が壜(50)の口部(51)に係止し得
る係止部(12)となっているものである。
一方、操作レバー(20)は、本体(10)の内に対向し
て、第5図に示したように、その先端部にて栓(60)の
下縁(61)に係止し得る作用部(21)と、これと一体的
なレバー部(22)とからなっているものである。
そして、この操作レバー(20)の作用部(21)にはこ
れをその上方にてまたぐようにしたカバー(30)が設け
てあり、このカバー(30)には、その内部の状態を容易
に視認することができるように窓が形成してある。この
実施例にあっては、このカバー(30)を操作レバー(2
0)側に設けたが、本体(10)側に設けて実施してもよ
いものである。
カバー(30)を操作レバー(20)側に設けたのは次の
理由による。すなわち、この栓抜器(100)が第1図に
示した状態のままにあったのでは収納に不便であるか
ら、本体(10)と操作レバー(20)とを枢着部(13)に
て折り曲げるようにするとよい。ところが、この時カバ
ー(30)が操作レバー(20)と同時に動いてくれない
と、このカバー(30)に操作レバー(20)の一部が引っ
掛ることになる。従って、本実施例ではカバー(30)を
操作レバー(20)側に設けたのである。
また、この実施例においては、第1図の仮想線にて示
したように、カバー(30)の前方開口部(51)に飛び出
し防止片(40)が設けてある。この飛び出し防止片(4
0)は言わば「のれん」のようなものであり、栓(60)
のカバー(30)外への飛び出しを防止するものである。
この飛び出し防止片(40)としては、軟質材料によって
形成したのれん状のものをカバー(30)の開口部(51)
に単に固着したものとして実施してもよいが、第2図に
示したように、蝶番によって折り畳み自在な金属板を設
けて実施してもよいし、また第3図に示すように、合成
樹脂等によってカバー(30)と一体的に設けて実施して
もよいものである。
実施例2 第6図〜第14図には、本考案の第2実施例が示してあ
り、これらは第2請求項または第3請求項に記載の栓抜
器(100)に対応するものである。この実施例における
栓抜器(100)にあっては、上記第1実施例の栓抜器(1
00)と共通する部材が多いため、その共通する部材につ
いては上記実施例と同一の符号を図面中に付してその説
明を省略し、上記の第1実施例の説明にはない事項を中
心にして以下の説明を行う。
まず、この栓抜器(100)にあっては、第3図に示し
たように、その本体(10)が支持部(11)と係止部(1
2)とに分割されており、これら支持部(11)及び係止
部(12)は枢着部(13a)にて回動可能となっている。
一方、操作レバー(20)においても作用部(21)とレバ
ー部(22)とに分割されており、これら作用部(21)と
レバー部(22)とは枢着部(13c)にて回動可能となっ
ている。勿論、各支持部(11)と係止部(12)間及び作
用部(21)とレバー部(22)間には図示しないストッパ
部が形成してあって、支持部(11)については第6図に
示した係止部(12)に対する図示位置からの反時計方向
への回動規制がなされており、レバー部(22)について
は作用部(21)に対する図示位置からの時計方向への回
動規制がなされているものである。
以上のように構成した本体(10)と操作レバー(20)
とは次のようにして回動可能としてある。すなわち、本
体(10)の係止部(12)の上部には上方に突出する突出
部が形成してあり、この突出部に設けた枢着部(13b)
にて操作レバー(20)側の作用部(21)の後端部に対し
て回動可能に連結してある。これにより、本体(10)と
操作レバー(20)とは互いに回動可能となっているので
ある。
また、操作レバー(20)の作用部(21)にはカバー
(30)が設けてあるが、この実施例にあっては、その上
部に、栓(60)よりは小さいが操作レバー(20)のレバ
ー部(22)の幅よりは大きい開口(31)が形成してあ
る。この開口(31)は、操作レバー(20)を折り畳む時
の作用部(21)の回動を許容するものであり、これがあ
ることによって、操作レバー(20)を第7図に示したよ
うに折り畳むことができるのである。そして、このカバ
ー(30)の前端部分には飛び出し防止片(40)が一体的
に形成してある。
なお、第6図及び第7図に示した栓抜器(100)にあ
っては、その各枢着部として、(13a)、(13b)及び
(13c)の3つのものを採用した例について説明した
が、その内の枢着部(13b)と枢着部(13c)とは、第8
図〜第10図に示した栓抜器(100)のように、一つのも
のを共有するように構成して実施することは十分可能で
あり、このことは第11図と第12図に示した栓抜器(10
0)及び第13図と第14図に示した栓抜器(100)にあって
も同様に採用しているものである。
(考案の効果) 以上述べたような各栓抜器(100)は次のような効果
を有するものである。すなわち、 ・第1請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)は、 「壜(50)の口部(51)に挿入されている栓(60)を
抜くための栓抜器であって、 壜(50)の胴部に当接される支持部(11)と壜(50)
の口部(51)に係止される係止部(12)とを有する本体
(10)と、 この本体(10)に回動可能に連結した操作レバー(2
0)と、 この操作レバー(20)に一体的に設けられて、本体
(10)の係止部(12)に対向するとともに、栓(60)の
下縁(61)にのみ係止される作用部(21)と、 本体(10)の係止部(12)または操作レバー(20)の
作用部(21)に設けられて、栓(60)の上方を覆い、抜
かれた栓(60)が内面に当り得る空間を有したカバー
(30)とにより形成したこと」 にその特徴があり、これにより、シャンペンの栓をタイ
ミングを合わせながら簡単に抜き取ることができること
は勿論、抜き取った栓が周囲に飛ばないようにすること
のできる栓抜器を、簡単な構成によって提供することが
できるものである。
すなわち、この栓抜器(100)はその操作レバー(2
0)のレバー部(22)を押圧することにより、壜(50)
の口部(51)にしっかりと挿入されている栓(60)を簡
単に抜き取ることができることは勿論、カバー(30)に
よって抜き取った栓(60)の飛散を防止することができ
るので、シャンペンの入った壜(50)の栓(60)をタイ
ミングを合わせながら一気に抜くことができるのであ
る。
換言すれば、この栓抜器(100)を使用することによ
り、シャンペンの栓(60)を抜くときに出るポンという
景気付け音をタイミングを外すことなく出すことがで
き、しかもその際に栓(60)の飛散に全く注意する必要
がないのである。
・第2請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)は、上記第1請求項の栓抜器(10
0)の効果を有するとともに、 「本体(10)を、その支持部(11)と係止部(12)と
の中間部にて折り曲げ自在とするとともに、 操作レバー(20)を、その作用部(21)とレバー部
(22)との中間部にて折り曲げ自在とし、 かつ、カバー(30)の略中央部に、折り曲げられた操
作レバー(20)のレバー部(22)が通過し得る開口(3
1)を設け」 たので、その全体をコンパクトに折り畳んで収納するこ
とができるのである。
・第3請求項の栓抜器(100) この栓抜器(100)は、上記第1請求項または第2請
求項の栓抜器(100)の効果をそれぞれ有するととも
に、 「カバー(30)の前方開口部側に、飛び出し防止片
(40)を設けた」 ので、栓(60)のカバー(30)からの飛び出しを確実に
防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の第1実施例に係る栓抜器を示
すものであって、第1図はその斜視図、第2図は飛び出
し防止片の他の実施例を示すものであって第1図のII−
II線部に沿ってみた部分拡大断面図、第3図は飛び出し
防止片の更に他の例を示す第2図に対応した部分断面
図、第4図はこの栓抜器の側面図、第5図は壜の口部及
び栓に対する本体の係止部と操作レバーの作用部の位置
関係を示す側面図である。 第6図〜第14図は本考案の第2実施例に係る栓抜器を示
すものであって、その内の第6図はその斜視図、第7図
は第6図に示した栓抜器を折り畳んだ状態を示す斜視図
である。また、第8図〜第10図は他の例を示すものであ
って、第8図はその側面図、第9図は同正面図、第10図
は同平面図である。 更に、第11図〜第14図は更に他の二例を示すものであっ
て、第11図はその側面図、第12図は第11図の栓抜器を折
り畳んだ状態の側面図、第13図は他の側面図、第14図は
第13図の栓抜器を折り畳んだ状態の側面図である。 符号の説明 100……栓抜器、10……本体、11……支持部、12……係
止部、13・13a・13b・13c……枢着部、20……操作レバ
ー、21……作用部、22……レバー部、30……カバー、31
……開口、40……飛び出し防止片、50……壜、51……口
部、60……栓。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壜の口部に挿入されている栓を抜くための
    栓抜器であって、 前記壜の胴部に当接される支持部と前記壜の口部に係止
    される係止部とを有する本体と、 この本体に回動可能に連結した操作レバーと、 この操作レバーに一体的に設けられて、前記本体の係止
    部に対向するとともに、前記栓の下縁にのみ係止される
    作用部と、 前記本体の係止部または前記操作レバーの作用部に設け
    られて、前記栓の上方を覆い、抜かれた前記栓が内面に
    当り得る空間を有したカバーとにより形成したことを特
    徴とする栓抜器。
  2. 【請求項2】前記本体を、その支持部と係止部との中間
    部にて折り曲げ自在とするとともに、 前記操作レバーを、その作用部とレバー部との中間部に
    て折り曲げ自在とし、かつ、前記カバーの略中央部に、
    折り曲げられた前記操作レバーのレバー部が通過し得る
    開口を設けたことを特徴とする第1請求項に記載の栓抜
    器。
  3. 【請求項3】前記カバーの前方開口部側に、飛び出し防
    止片を設けたことを特徴とする第1請求項または第2請
    求項に記載の栓抜器。
JP1988014056U 1988-02-03 1988-02-03 栓抜器 Expired - Lifetime JPH086795Y2 (ja)

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JP1988014056U JPH086795Y2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03 栓抜器

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JP1988014056U JPH086795Y2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03 栓抜器

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