JPH086791Y2 - サイロの支持構造 - Google Patents

サイロの支持構造

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JPH086791Y2
JPH086791Y2 JP1991089193U JP8919391U JPH086791Y2 JP H086791 Y2 JPH086791 Y2 JP H086791Y2 JP 1991089193 U JP1991089193 U JP 1991089193U JP 8919391 U JP8919391 U JP 8919391U JP H086791 Y2 JPH086791 Y2 JP H086791Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
silo
load cell
cutouts
load
wall body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991089193U
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English (en)
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JPH0595897U (ja
Inventor
忠雄 福田
広之 林
Original Assignee
株式会社日本アルミ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サイロを重量計測可能
に支持する構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、サイロを重量計測可
能に支持する構造としては、図4に示すように、サイロ
1の高さ方向略中間部に支持部2を設け、一方では架台
3を建設し、サイロ1の支持部2を架台3に設置したロ
ードセル4に当接させるようにしたものが知られてい
る。
【0003】しかし上記構成では、架台3を建設すると
いう面倒から作業性が悪く、コスト高ともなっていた。
また架台3の分だけ大きな設置スペースを必要としてい
た。更に架台3があるため、見映えが悪かった。またロ
ードセル4が架台3上にあるため、その保守、点検等が
面倒であった。
【0004】
【考案の目的】本考案は、架台を用いない簡素な構成で
サイロを支持でき、設置スペースも小さくでき、ロード
セルの保守、点検等を容易に行なうことができ、見映え
も良好にでき、更にはサイロを安定して正確に計重でき
るサイロの支持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】本考案は、サイロを重量
計測可能に支持する構造において、サイロの下部に、サ
イロの排出口を囲んで下方に延びる筒状の壁体をサイロ
と一体に形成し、その壁体の下縁の少なくとも3箇所に
切欠きを形成し、一方、サイロを設置する基盤上に、上
記切欠きと同数のロードセルを固定し、上記切欠きの上
縁がロードセルに当接するようサイロをロードセル上に
載置し、上記基盤と上記切欠き周縁の壁体との間に、僅
かな引張強度を持たせた状態で水平挿通ボルトを渡して
設けるとともに、一端を上記基盤に固定し他端を壁体に
負荷をかけない状態で挿通させた垂直挿通ボルトを設け
たことを特徴とするサイロの支持構造である。
【0006】
【作用】サイロの重量は基盤上のロードセルにより計測
される。サイロの円周方向への動きは水平挿通ボルトに
より防止され、サイロの倒れは垂直挿通ボルトにより防
止される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本考案の支持構造を採用したサイロの下部を
示す斜視図、図2は図1のII矢視部分拡大図、図3は図
2のIII −III 断面図である。11はサイロであり、内
部に粉体等が貯留されるようになっている。サイロ11
は円筒状の本体11aと下端が排出口11bとなってい
る円錐状の部分11cとからなり、更に本考案の特徴と
する壁体20を備えている。
【0008】壁体20は、部分11cを囲んで排出口1
1bより下方へ延びた筒状のものであり、本体11aと
同一周面を有するよう本体11aと一体に設けられてい
る。壁体20の下縁部はリブ30により補強されてお
り、その補強部40の下縁には円周方向等間隔の3箇所
に同じ大きさの矩形の切欠き50が形成されている。
【0009】リブ30は、補強部40の上縁を構成する
水平リブ31と、切欠き50の上縁を構成する水平リブ
32と、補強部40の下縁を構成する水平リブ33と、
水平リブ31と水平リブ33との間に等間隔に設けられ
た垂直リブ34と、水平リブ31と水平リブ32との間
に等間隔に設けられた垂直リブ35とからなっている。
なお水平リブ31、32、33は壁体20の外側だけで
なく内側にも設けられており、垂直リブ34、35は壁
体20の外側のみに設けられている。90は壁体20内
を点検するための人の入口である。
【0010】切欠き50において、水平リブ32の下面
には更に補強のための板材41、42が設けられてい
る。板材42は板材41の中央部に設けられている。
【0011】各切欠き50内にはサイロ11の重量を計
測するためのロードセル60が位置している。ロードセ
ル60は、地面に固定されており、板材42に下から当
接してサイロ11を支持している。即ち、サイロ11は
ロードセル60に板材42を当接させてロードセル60
上に載置されている。切欠き50において、補強部40
の下縁の水平リブ33と板材42の下面との垂直距離
は、ロードセル60上に載置されたサイロ11が粉体等
で満杯となって最も重くなっている状態であっても水平
リブ33が地面に接触しないよう設定されている。
【0012】ロードセル60は、地面にアンカーボルト
70で固定された基板80上にボルト72により固定さ
れている。また基板80上には、基台61がロードセル
60の円周方向両側に2個固定されており、各基台61
と切欠き50の両側縁を構成する垂直リブ34との間に
は水平挿通ボルト73が渡されている。水平挿通ボルト
73は、サイロ11の円周方向への動きを防止するよう
僅かな引張強度を持った状態で基台61と垂直リブ34
とに固定されている。またロードセル60の円周方向両
側には2本ずつの垂直挿通ボルト74が基板80を貫通
して地面と水平リブ32との間に渡されている。垂直挿
通ボルト74は地面に固定されるとともに、水平リブ3
2を貫通し、水平リブ32に負荷をかけない状態で固定
されている。垂直挿通ボルト74の水平リブ32上に出
ている部分74aはグリスキャップ75で覆われてお
り、グリスキャップ75内は潤滑剤であるグリスで満た
されている。
【0013】上記構成のサイロ11の支持構造では、地
上にてロードセル60を見ることにより、サイロ11の
重量の変化、即ちサイロ11内の粉体等の流出量や流入
量等を知ることができる。ロードセル60は地上にある
ので、その保守、点検は容易である。
【0014】ロードセル60の周囲には、水平挿通ボル
ト73及び垂直挿通ボルト74が設けられおり、水平挿
通ボルト73によりサイロ11の円周方向への動きが防
止され、垂直挿通ボルト74によりサイロ11の倒れが
防止され、サイロ11の支持は安定したものとなってい
る。このため、従来のような架台を用いることなくサイ
ロ11を安定して支持でき、従ってサイロ11を簡素な
構成で支持できる。また架台を用いないので、見映えも
良好となり、設置スペースも小さくて済むこととなる。
【0015】垂直挿通ボルト74の部分74aを覆うグ
リスキャップ75の中が潤滑剤であるグリスで満たされ
ていることにより、垂直挿通ボルト74と水平リブ32
との間の錆止めがなされている。従って、垂直挿通ボル
ト74から水平リブ32に錆による負荷がかかることに
よってロードセル60で検出されるサイロ11の重量が
不正確なものとなるのが防止される。
【0016】なお上記構成では、切欠き50を3箇所に
設けたが、円周方向等間隔に4箇所以上設けてもよい。
また上記構成では、壁体20に補強部40を形成してい
るが、壁体20がサイロ11の重量に耐え得る厚いもの
であれば、補強部40は形成しなくてもよい。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案のサイロの支持構造
によれば、サイロ11の下部に、サイロ11の排出口1
1bを囲んで下方に延びる筒状の壁体20をサイロ11
と一体に形成し、その壁体20の下縁の少なくとも3箇
所に切欠き50を形成し、一方、サイロ11を設置する
基盤(地面)上に、上記切欠き50と同数のロードセル
60を固定し、上記切欠き50の上縁がロードセル60
に当接するようサイロ11をロードセル60上に載置し
たので、架台を用いない簡素な構成でサイロ11を支持
でき、設置スペースも小さくでき、ロードセル60の保
守、点検等を容易に行なうことができ、見映えも良好に
できる。しかも、水平挿通ボルト73によりサイロ11
の円周方向への動きを防止でき、垂直挿通ボルト74に
よりサイロ11の倒れを防止できるので、サイロ11を
安定して正確に計重できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の支持構造を採用したサイロの下部を
示す斜視図である。
【図2】 図1のII矢視部分拡大図である。
【図3】 図2のIII −III 断面図である。
【図4】 従来のサイロの支持構造を示す略図である。
【符号の説明】
11 サイロ 11b 排出口 20 壁体 50 切欠き 60 ロードセル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイロを重量計測可能に支持する構造に
    おいて、サイロの下部に、サイロの排出口を囲んで下方
    に延びる筒状の壁体をサイロと一体に形成し、その壁体
    の下縁の少なくとも3箇所に切欠きを形成し、一方、サ
    イロを設置する基盤上に、上記切欠きと同数のロードセ
    ルを固定し、上記切欠きの上縁がロードセルに当接する
    ようサイロをロードセル上に載置し、上記基盤と上記切
    欠き周縁の壁体との間に、僅かな引張強度を持たせた状
    態で水平挿通ボルトを渡して設けるとともに、一端を上
    記基盤に固定し他端を壁体に負荷をかけない状態で挿通
    させた垂直挿通ボルトを設けたことを特徴とするサイロ
    の支持構造。
JP1991089193U 1991-10-30 1991-10-30 サイロの支持構造 Expired - Lifetime JPH086791Y2 (ja)

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JP1991089193U JPH086791Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 サイロの支持構造

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JP1991089193U JPH086791Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 サイロの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPH0595897U JPH0595897U (ja) 1993-12-27
JPH086791Y2 true JPH086791Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=13963883

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JPS61260127A (ja) * 1985-05-14 1986-11-18 Kubota Ltd 飼料サイロ用スケ−ル建設方法
JPH0784811B2 (ja) * 1988-12-26 1995-09-13 三菱マテリアル株式会社 鋼板製ホッパを有するコンクリート製サイロの構築方法

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