JPH0595897U - サイロの支持構造 - Google Patents
サイロの支持構造Info
- Publication number
- JPH0595897U JPH0595897U JP8919391U JP8919391U JPH0595897U JP H0595897 U JPH0595897 U JP H0595897U JP 8919391 U JP8919391 U JP 8919391U JP 8919391 U JP8919391 U JP 8919391U JP H0595897 U JPH0595897 U JP H0595897U
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- Japan
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- support structure
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- load cells
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架台を用いない簡素な構成でサイロを支持で
き、設置スペースも小さくでき、ロードセルの保守、点
検等を容易に行なうことができ、見映えも良好にできる
サイロの支持構造を提供することである。 【構成】 サイロを重量計測可能に支持する構造におい
て、サイロの下部に、サイロの排出口を囲んで下方に延
びる筒状の壁体をサイロと一体に形成し、その壁体の下
縁の少なくとも3箇所に切欠きを形成し、一方、サイロ
を設置する基盤上に、上記切欠きと同数のロードセルを
固定し、上記切欠きの上縁がロードセルに当接するよう
サイロをロードセル上に載置したことを特徴とするサイ
ロの支持構造である。
き、設置スペースも小さくでき、ロードセルの保守、点
検等を容易に行なうことができ、見映えも良好にできる
サイロの支持構造を提供することである。 【構成】 サイロを重量計測可能に支持する構造におい
て、サイロの下部に、サイロの排出口を囲んで下方に延
びる筒状の壁体をサイロと一体に形成し、その壁体の下
縁の少なくとも3箇所に切欠きを形成し、一方、サイロ
を設置する基盤上に、上記切欠きと同数のロードセルを
固定し、上記切欠きの上縁がロードセルに当接するよう
サイロをロードセル上に載置したことを特徴とするサイ
ロの支持構造である。
Description
【0001】
本考案は、サイロを重量計測可能に支持する構造に関するものである。
【0002】
従来、サイロを重量計測可能に支持する構造としては、図4に示すように、サ イロ1の高さ方向略中間部に支持部2を設け、一方では架台3を建設し、サイロ 1の支持部2を架台3に設置したロードセル4に当接させるようにしたものが知 られている。
【0003】 しかし上記構成では、架台3を建設するという面倒から作業性が悪く、コスト 高ともなっていた。また架台3の分だけ大きな設置スペースを必要としていた。 更に架台3があるため、見映えが悪かった。またロードセル4が架台3上にある ため、その保守、点検等が面倒であった。
【0004】
本考案は、架台を用いない簡素な構成でサイロを支持でき、設置スペースも小 さくでき、ロードセルの保守、点検等を容易に行なうことができ、見映えも良好 にできるサイロの支持構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、サイロを重量計測可能に支持する構造において、サイロの下部に、 サイロの排出口を囲んで下方に延びる筒状の壁体をサイロと一体に形成し、その 壁体の下縁の少なくとも3箇所に切欠きを形成し、一方、サイロを設置する基盤 上に、上記切欠きと同数のロードセルを固定し、上記切欠きの上縁がロードセル に当接するようサイロをロードセル上に載置したことを特徴とするサイロの支持 構造である。
【0006】
サイロの重量は基盤上のロードセルにより計測される。
【0007】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案の支持構造を採 用したサイロの下部を示す斜視図、図2は図1のII矢視部分拡大図、図3は図2 のIII −III 断面図である。11はサイロであり、内部に粉体等が貯留されるよ うになっている。サイロ11は円筒状の本体11aと下端が排出口11bとなっ ている円錐状の部分11cとからなり、更に本考案の特徴とする壁体20を備え ている。
【0008】 壁体20は、部分11cを囲んで排出口11bより下方へ延びた筒状のもので あり、本体11aと同一周面を有するよう本体11aと一体に設けられている。 壁体20の下縁部はリブ30により補強されており、その補強部40の下縁には 円周方向等間隔の3箇所に同じ大きさの矩形の切欠き50が形成されている。
【0009】 リブ30は、補強部40の上縁を構成する水平リブ31と、切欠き50の上縁 を構成する水平リブ32と、補強部40の下縁を構成する水平リブ33と、水平 リブ31と水平リブ33との間に等間隔に設けられた垂直リブ34と、水平リブ 31と水平リブ32との間に等間隔に設けられた垂直リブ35とからなっている 。なお水平リブ31、32、33は壁体20の外側だけでなく内側にも設けられ ており、垂直リブ34、35は壁体20の外側のみに設けられている。90は壁 体20内を点検するための人の入口である。
【0010】 切欠き50において、水平リブ32の下面には更に補強のための板材41、4 2が設けられている。板材42は板材41の中央部に設けられている。
【0011】 各切欠き50内にはサイロ11の重量を計測するためのロードセル60が位置 している。ロードセル60は、地面に固定されており、板材42に下から当接し てサイロ11を支持している。即ち、サイロ11はロードセル60に板材42を 当接させてロードセル60上に載置されている。切欠き50において、補強部4 0の下縁の水平リブ33と板材42の下面との垂直距離は、ロードセル60上に 載置されたサイロ11が粉体等で満杯となって最も重くなっている状態であって も水平リブ33が地面に接触しないよう設定されている。
【0012】 ロードセル60は、地面にアンカーボルト71で固定された基板80上にボル ト72により固定されている。また基板80上には、基台61がロードセル60 の円周方向両側に2個固定されており、各基台61と切欠き50の両側縁を構成 する垂直リブ34との間には水平挿通ボルト73が渡されている。水平挿通ボル ト73は、サイロ11の円周方向への動きを防止するよう僅かな引張強度を持っ た状態で基台61と垂直リブ34とに固定されている。またロードセル60の円 周方向両側には2本ずつの垂直挿通ボルト74が基板80を貫通して地面と水平 リブ32との間に渡されている。垂直挿通ボルト74は地面に固定されるととも に、水平リブ32を貫通し、水平リブ32に負荷をかけない状態で固定されてい る。垂直挿通ボルト74の水平リブ32上に出ている部分74aはグリスキャッ プ75で覆われており、グリスキャップ75内は潤滑剤であるグリスで満たされ ている。
【0013】 上記構成のサイロ11の支持構造では、地上にてロードセル60を見ることに より、サイロ11の重量の変化、即ちサイロ11内の粉体等の流出量や流入量等 を知ることができる。ロードセル60は地上にあるので、その保守、点検は容易 である。
【0014】 ロードセル60の周囲には、水平挿通ボルト73及び垂直挿通ボルト74が設 けられおり、水平挿通ボルト73によりサイロ11の円周方向への動きが防止さ れ、垂直挿通ボルト74によりサイロ11の倒れが防止され、サイロ11の支持 は安定したものとなっている。このため、従来のような架台を用いることなくサ イロ11を安定して支持でき、従ってサイロ11を簡素な構成で支持できる。ま た架台を用いないので、見映えも良好となり、設置スペースも小さくて済むこと となる。
【0015】 垂直挿通ボルト74の部分74aを覆うグリスキャップ75の中が潤滑剤であ るグリスで満たされていることにより、垂直挿通ボルト74と水平リブ32との 間の錆止めがなされている。従って、垂直挿通ボルト74から水平リブ32に錆 による負荷がかかることによってロードセル60で検出されるサイロ11の重量 が不正確なものとなるのが防止される。
【0016】 なお上記構成では、切欠き50を3箇所に設けたが、円周方向等間隔に4箇所 以上設けてもよい。また上記構成では、壁体20に補強部40を形成しているが 、壁体20がサイロ11の重量に耐え得る厚いものであれば、補強部40は形成 しなくてもよい。
【0017】
以上のように本考案のサイロの支持構造によれば、サイロ11の下部に、サイ ロ11の排出口11bを囲んで下方に延びる筒状の壁体20をサイロ11と一体 に形成し、その壁体20の下縁の少なくとも3箇所に切欠き50を形成し、一方 、サイロ11を設置する基盤(地面)上に、上記切欠き50と同数のロードセル 60を固定し、上記切欠き50の上縁がロードセル60に当接するようサイロ1 1をロードセル60上に載置したので、架台を用いない簡素な構成でサイロ11 を支持でき、設置スペースも小さくでき、ロードセル60の保守、点検等を容易 に行なうことができ、見映えも良好にできる。
【図1】 本考案の支持構造を採用したサイロの下部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】 図1のII矢視部分拡大図である。
【図3】 図2のIII −III 断面図である。
【図4】 従来のサイロの支持構造を示す略図である。
11 サイロ 11b 排出口 20 壁体 50 切欠き 60 ロードセル
Claims (1)
- 【請求項1】サイロを重量計測可能に支持する構造にお
いて、サイロの下部に、サイロの排出口を囲んで下方に
延びる筒状の壁体をサイロと一体に形成し、その壁体の
下縁の少なくとも3箇所に切欠きを形成し、一方、サイ
ロを設置する基盤上に、上記切欠きと同数のロードセル
を固定し、上記切欠きの上縁がロードセルに当接するよ
うサイロをロードセル上に載置したことを特徴とするサ
イロの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089193U JPH086791Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | サイロの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089193U JPH086791Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | サイロの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595897U true JPH0595897U (ja) | 1993-12-27 |
JPH086791Y2 JPH086791Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=13963883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991089193U Expired - Lifetime JPH086791Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | サイロの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086791Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020065746A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社ハイテム | スケール付きタンク |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260127A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-18 | Kubota Ltd | 飼料サイロ用スケ−ル建設方法 |
JPH02171473A (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-03 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 鋼板製ホッパを有するコンクリート製サイロの構築方法 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP1991089193U patent/JPH086791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260127A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-18 | Kubota Ltd | 飼料サイロ用スケ−ル建設方法 |
JPH02171473A (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-03 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 鋼板製ホッパを有するコンクリート製サイロの構築方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020065746A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社ハイテム | スケール付きタンク |
JPWO2020065746A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2021-08-30 | 株式会社ハイテム | スケール付きタンク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086791Y2 (ja) | 1996-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |