JPH0867811A - ジヒドロキシジフエニルシクロアルカンポリカーボネート及びポリイソブチレンの混合物 - Google Patents
ジヒドロキシジフエニルシクロアルカンポリカーボネート及びポリイソブチレンの混合物Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】特別なジヒドロキシジフェニルシクロアルカン
ポリカーボネート及びポリイソブチレンの混合物とその
製法。 【解決手段】A)少くとも10,000、好ましくは2
0,000〜300,000の分子量Mw(重量平均)
を有し且つ式(I) [式中、R1及びR2は水素、ハロゲン、好ましくは塩
素又は臭素、C1〜C8アルキル、C5〜C6シクロアル
キル、C6〜C10アリール、好ましくはフェニル、及び
C7〜C12アラルキル、好ましくはフェニル−C1〜C4
アルキル、特にベンジルを意味し、mは4〜7の整数、
R3及びR4は水素又はC1〜C6アルキルを意味し、
そしてXは炭素を意味し、但し少くとも1つのX原子上
では、R3及びR4が同時にアルキルを意味する]の二
官能性カーボネート構造単位を含む高分子量の熱可塑性
芳香族ポリカーボネート75〜99.5重量%、及び
B)ポリイソブチレン0.5〜25重量%、の混合物。
ポリカーボネート及びポリイソブチレンの混合物とその
製法。 【解決手段】A)少くとも10,000、好ましくは2
0,000〜300,000の分子量Mw(重量平均)
を有し且つ式(I) [式中、R1及びR2は水素、ハロゲン、好ましくは塩
素又は臭素、C1〜C8アルキル、C5〜C6シクロアル
キル、C6〜C10アリール、好ましくはフェニル、及び
C7〜C12アラルキル、好ましくはフェニル−C1〜C4
アルキル、特にベンジルを意味し、mは4〜7の整数、
R3及びR4は水素又はC1〜C6アルキルを意味し、
そしてXは炭素を意味し、但し少くとも1つのX原子上
では、R3及びR4が同時にアルキルを意味する]の二
官能性カーボネート構造単位を含む高分子量の熱可塑性
芳香族ポリカーボネート75〜99.5重量%、及び
B)ポリイソブチレン0.5〜25重量%、の混合物。
Description
【0001】本発明は、特別なジヒドロキシジフェニル
シクロアルカンポリカーボネートとポリイソブチレンの
混合物に関する。
シクロアルカンポリカーボネートとポリイソブチレンの
混合物に関する。
【0002】本発明による適当なジヒドロキシジフェニ
ルシクロアルカンポリカーボネートは、公知であり、ヨ
ーロッパ特許第395,953号に記述されている。特
に好適なものは、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンに基づ
くポリカーボネート並びにこのビスフェノールとビスフ
ェノールAのコポリカーボネートである。
ルシクロアルカンポリカーボネートは、公知であり、ヨ
ーロッパ特許第395,953号に記述されている。特
に好適なものは、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンに基づ
くポリカーボネート並びにこのビスフェノールとビスフ
ェノールAのコポリカーボネートである。
【0003】これらのポリカーボネートは高い熱歪温度
が特色であるが、その流動性、耐応力亀裂性及び靭性は
更に改善する余地がある。
が特色であるが、その流動性、耐応力亀裂性及び靭性は
更に改善する余地がある。
【0004】本発明は、該ポリカーボネートがポリイソ
ブチレンと混合できること、またその混合物が熱歪温度
を損わずに改良された靭性を示し且つ同様に改良された
溶融物の固有粘度を有しつつ改良された応力亀裂性を示
すことの発見に基づく。
ブチレンと混合できること、またその混合物が熱歪温度
を損わずに改良された靭性を示し且つ同様に改良された
溶融物の固有粘度を有しつつ改良された応力亀裂性を示
すことの発見に基づく。
【0005】本発明は、 A)少くとも10,000、好ましくは20,000〜
300,000の分子量Mw(重量平均)を有し且つ式
(I)
300,000の分子量Mw(重量平均)を有し且つ式
(I)
【0006】
【化2】
【0007】[式中、R1及びR2は互いに独立に水
素、ハロゲン、好ましくは塩素又は臭素、C1〜C8ア
ルキル、C5〜C6シクロアルキル、C6〜C10アリー
ル、好ましくはフェニル、及びC7〜C12アラルキル、
好ましくはフェニル−C1〜C4アルキル、特にベンジ
ルを意味し、mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を
意味し、R3及びR4は互いに独立に水素又はC1〜C6ア
ルキルを意味し且つ各Xに対して個々に選択でき、そし
てXは炭素を意味し、但し少くとも1つのX原子上で
は、R3及びR4が同時にアルキルを意味する]の二官能
性カーボネート構造単位を含む高分子量の熱可塑性芳香
族ポリカーボネート75〜99.5重量%、好ましくは
85〜97重量%、及び B)ポリイソブチレン0.5〜25重量%、好ましくは
3〜15重量%、の混合物を提供する。
素、ハロゲン、好ましくは塩素又は臭素、C1〜C8ア
ルキル、C5〜C6シクロアルキル、C6〜C10アリー
ル、好ましくはフェニル、及びC7〜C12アラルキル、
好ましくはフェニル−C1〜C4アルキル、特にベンジ
ルを意味し、mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を
意味し、R3及びR4は互いに独立に水素又はC1〜C6ア
ルキルを意味し且つ各Xに対して個々に選択でき、そし
てXは炭素を意味し、但し少くとも1つのX原子上で
は、R3及びR4が同時にアルキルを意味する]の二官能
性カーボネート構造単位を含む高分子量の熱可塑性芳香
族ポリカーボネート75〜99.5重量%、好ましくは
85〜97重量%、及び B)ポリイソブチレン0.5〜25重量%、好ましくは
3〜15重量%、の混合物を提供する。
【0008】ポリカーボネートA)及びその製造法はヨ
ーロッパ特許第359,953号に示されている。これ
にはそのポリカーボネート自体及びその製造法が詳細に
記述されている。
ーロッパ特許第359,953号に示されている。これ
にはそのポリカーボネート自体及びその製造法が詳細に
記述されている。
【0009】ポリカーボネートA)の製造に対する出発
物質は、従って式(Ia)
物質は、従って式(Ia)
【0010】
【化3】
【0011】[式中、X、R1、R2、R3、R4及びmは
式(I)に示した意味を有する]のジヒドロキシジフェ
ニルシクロアルカンである。
式(I)に示した意味を有する]のジヒドロキシジフェ
ニルシクロアルカンである。
【0012】好ましくは1又は2つのX原子上、特に1
つだけのX原子上では、R3及びR4が同時にアルキルで
ある。
つだけのX原子上では、R3及びR4が同時にアルキルで
ある。
【0013】好適なアルキル基はメチルであり;ジフェ
ニル置換C原子(C1)に対してα−位のX原子は好ま
しくはジアルキル置換されておらず、一方C1に対して
β−位のアルキル置換は好適である。
ニル置換C原子(C1)に対してα−位のX原子は好ま
しくはジアルキル置換されておらず、一方C1に対して
β−位のアルキル置換は好適である。
【0014】脂環族基において炭素数5及び6の環(式
Iaでm=4又は5)を有するジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば式(Ib)〜(Id)のジフェ
ノールは好適である:
Iaでm=4又は5)を有するジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば式(Ib)〜(Id)のジフェ
ノールは好適である:
【0015】
【化4】
【0016】1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(式(I
b)、但しR1及びR2は共にH)は特に好適である。
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(式(I
b)、但しR1及びR2は共にH)は特に好適である。
【0017】式(Ia)の1種のジフェノールはホモポ
リカーボネートの生成に関して、また式(Ia)の数種
のジフェノールはコポリカーボネートの生成に関して使
用することができる。
リカーボネートの生成に関して、また式(Ia)の数種
のジフェノールはコポリカーボネートの生成に関して使
用することができる。
【0018】更に式(Ia)のジフェノールは、他のジ
フェノールと、例えば式(Ie) HO−Z−OH (Ie) のものと混合して、高分子量の熱可塑性ポリカーボネー
トの製造に使用してもよい。
フェノールと、例えば式(Ie) HO−Z−OH (Ie) のものと混合して、高分子量の熱可塑性ポリカーボネー
トの製造に使用してもよい。
【0019】式(Ie)の他の適当なジフェノールは、
Zが炭素数6〜30の芳香族基で、1つ又はそれ以上の
芳香族基を含有することができる、置換されていてよい
且つ架橋基として式(Ia)のものと異った脂肪族基又
は脂環族基或いはヘテロ原子を含有することができるも
のである。
Zが炭素数6〜30の芳香族基で、1つ又はそれ以上の
芳香族基を含有することができる、置換されていてよい
且つ架橋基として式(Ia)のものと異った脂肪族基又
は脂環族基或いはヘテロ原子を含有することができるも
のである。
【0020】他の好適なジフェノールは、例えば4,
4′−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、2,4−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、α,
α−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプ
ロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、2,4−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−
メチルブタン、1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、α,α−ビス
−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、及び
2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパンである。
4′−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、2,4−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、α,
α−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプ
ロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、2,4−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−
メチルブタン、1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、α,α−ビス
−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、及び
2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパンである。
【0021】式(Ie)の特に好適なジフェノールは、
例えば2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、である。
例えば2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、である。
【0022】特に2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパンは好適である。上述した他のジフェノー
ルは個々に、また混合物として使用することができる。
ニル)プロパンは好適である。上述した他のジフェノー
ルは個々に、また混合物として使用することができる。
【0023】式(Ia)のジフェノールと、随時使用し
うる式(Ie)の他のジフェノールとのモル比は、従っ
て(Ia)100モル%:(Ie)0モル%〜(Ia)
2モル%:(Ie)98モル%、好ましくは(Ia)1
00モル%:(Ie)0モル%〜(Ia)5モル%:
(Ie)95モル%、特に(Ia)100モル%:(I
e)0モル%〜(Ia)10モル%:(Ie)90モル
%、最も特に(Ia)100モル%:(Ie)0モル%
〜(Ia)20モル%:(Ie)80モル%の範囲であ
る。
うる式(Ie)の他のジフェノールとのモル比は、従っ
て(Ia)100モル%:(Ie)0モル%〜(Ia)
2モル%:(Ie)98モル%、好ましくは(Ia)1
00モル%:(Ie)0モル%〜(Ia)5モル%:
(Ie)95モル%、特に(Ia)100モル%:(I
e)0モル%〜(Ia)10モル%:(Ie)90モル
%、最も特に(Ia)100モル%:(Ie)0モル%
〜(Ia)20モル%:(Ie)80モル%の範囲であ
る。
【0024】式(Ia)のジフェノールの高分子量ポリ
カーボネートは、随時他のジフェノールと組合せて、す
べての公知のポリカーボネートの製造法により製造する
ことができる。ここに異なるジフェノールは互いに統計
的に及びブロック的に結合することができる。
カーボネートは、随時他のジフェノールと組合せて、す
べての公知のポリカーボネートの製造法により製造する
ことができる。ここに異なるジフェノールは互いに統計
的に及びブロック的に結合することができる。
【0025】ポリカーボネートは公知の方法で分岐させ
ることができる。分岐が所望ならば、それは公知の方法
に従い、少量の、好ましくは0.05〜2.0モル%
(用いるジフェノール基準)の3官能性又はそれ以上の
官能性の化合物、特に3つ又はそれ以上のフェノール性
水酸基を有する化合物を縮合させることによって達成す
ることができる。3つ又はそれ以上のフェノール性水酸
基を有するいくつかの分岐鎖剤の例は、クロログルシノ
ール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−
2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、1,3,5−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ベン
ゼン、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、トリ(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、2,2−ビス[4,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキシル]プロパン、2,4−ビス(4−
ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノール、2,6
−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−
メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−
2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパン、ヘキ
サ[4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フ
ェニル]オルトテレフタレート、テトラ(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、テトラ[4−(4−ヒドロキシフ
ェニルイソプロピル)フェノキシ]メタン及び1,4−
ビス[4,4″−ジヒドロキシトリフェニル)メチル]
ベンゼンである。
ることができる。分岐が所望ならば、それは公知の方法
に従い、少量の、好ましくは0.05〜2.0モル%
(用いるジフェノール基準)の3官能性又はそれ以上の
官能性の化合物、特に3つ又はそれ以上のフェノール性
水酸基を有する化合物を縮合させることによって達成す
ることができる。3つ又はそれ以上のフェノール性水酸
基を有するいくつかの分岐鎖剤の例は、クロログルシノ
ール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−
2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、1,3,5−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ベン
ゼン、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、トリ(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、2,2−ビス[4,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキシル]プロパン、2,4−ビス(4−
ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノール、2,6
−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−
メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−
2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパン、ヘキ
サ[4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フ
ェニル]オルトテレフタレート、テトラ(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、テトラ[4−(4−ヒドロキシフ
ェニルイソプロピル)フェノキシ]メタン及び1,4−
ビス[4,4″−ジヒドロキシトリフェニル)メチル]
ベンゼンである。
【0026】いくつかの他の3官能性化合物は、2,4
−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シアヌル酸ク
ロライド、及び3,3−ビス(3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインド
ールである。
−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シアヌル酸ク
ロライド、及び3,3−ビス(3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインド
ールである。
【0027】単官能性化合物は、ポリカーボネートA)
の分子量の公知の調節のために連鎖停止剤として通常の
濃度で使用される。適当な化合物は、例えばフェノー
ル、tert−ブチルフェノール又は他のアルキル−C
1〜C7置換フェノールである。少量の式(If)
の分子量の公知の調節のために連鎖停止剤として通常の
濃度で使用される。適当な化合物は、例えばフェノー
ル、tert−ブチルフェノール又は他のアルキル−C
1〜C7置換フェノールである。少量の式(If)
【0028】
【化5】
【0029】[式中、Rは分岐鎖C8アルキル及び/又
はC9アルキル基を表わす]は分子量の調節に特に適当
である。
はC9アルキル基を表わす]は分子量の調節に特に適当
である。
【0030】アルキル基Rにおいて、CH3プロトンの
割合は好ましくは47〜89%であり、CH−及びCH
2プロトンの割合は好ましくは53〜11%である。ま
たRは好ましくはOH基に対してo−位及び/又はp−
位に存在し、特に好ましくはオルトの割合の上限は20
%である。連鎖停止剤は用いるジフェノールに対して、
一般に0.5〜10モル%、好ましくは1.5〜8モル
%の量で使用される。ポリカーボネートA)は公知の方
法で、好ましくは相界面法により製造することができる
「参照、H.シュネル(Schnell)、「ポリカー
ボネートの化学と物理」、ポリマー・レビュー(Pol
ymer Review)、第IX巻、33頁、インタ
ーサイエンス出版(Interscience Pub
l.)、1964年]。
割合は好ましくは47〜89%であり、CH−及びCH
2プロトンの割合は好ましくは53〜11%である。ま
たRは好ましくはOH基に対してo−位及び/又はp−
位に存在し、特に好ましくはオルトの割合の上限は20
%である。連鎖停止剤は用いるジフェノールに対して、
一般に0.5〜10モル%、好ましくは1.5〜8モル
%の量で使用される。ポリカーボネートA)は公知の方
法で、好ましくは相界面法により製造することができる
「参照、H.シュネル(Schnell)、「ポリカー
ボネートの化学と物理」、ポリマー・レビュー(Pol
ymer Review)、第IX巻、33頁、インタ
ーサイエンス出版(Interscience Pub
l.)、1964年]。
【0031】この関連では、式(Ia)のジフェノール
を水性アルカリ性相に溶解する。他のジフェノールを用
いるコポリカーボネートの製造に対しては、式(Ia)
のジフェノール及び他のジフェノール例えば式(Ie)
のものの混合物が使用される。連鎖停止剤例えば式(I
e)のものは、分子量を調節するために添加しうる。次
いでホスゲンとの反応は、不活性な有機相、好ましくは
ポリカーボネートが溶解するものの存在する相界面縮合
法で行われる。反応温度は0〜40℃である。随時使用
される分岐鎖剤(好ましくは0.05〜2.0モル%)
は、ジフェノールと一緒に水性相に導入する、或いはホ
スゲン化に先立って有機溶媒に溶解して添加することが
できる。式(Ia)のジフェノール及び随時他のジフェ
ノール(Ie)のほかに、モノ及び/又はビスクロロカ
ーボネートも有機溶媒に溶解して使用することもでき
る。この時連鎖停止剤及び分岐鎖剤の量は、式(Ia)
及び随時(Ie)に相当するジフェノレート基のモル量
に依存する。クロロカーボネートを同時に用いる場合、
ホスゲンの量は公知の方法に従い適当に減ずることがで
きる。
を水性アルカリ性相に溶解する。他のジフェノールを用
いるコポリカーボネートの製造に対しては、式(Ia)
のジフェノール及び他のジフェノール例えば式(Ie)
のものの混合物が使用される。連鎖停止剤例えば式(I
e)のものは、分子量を調節するために添加しうる。次
いでホスゲンとの反応は、不活性な有機相、好ましくは
ポリカーボネートが溶解するものの存在する相界面縮合
法で行われる。反応温度は0〜40℃である。随時使用
される分岐鎖剤(好ましくは0.05〜2.0モル%)
は、ジフェノールと一緒に水性相に導入する、或いはホ
スゲン化に先立って有機溶媒に溶解して添加することが
できる。式(Ia)のジフェノール及び随時他のジフェ
ノール(Ie)のほかに、モノ及び/又はビスクロロカ
ーボネートも有機溶媒に溶解して使用することもでき
る。この時連鎖停止剤及び分岐鎖剤の量は、式(Ia)
及び随時(Ie)に相当するジフェノレート基のモル量
に依存する。クロロカーボネートを同時に用いる場合、
ホスゲンの量は公知の方法に従い適当に減ずることがで
きる。
【0032】連鎖停止剤に対する及び分岐鎖剤及びクロ
ロカーボネートに対する適当な有機溶媒の例は、塩化メ
チレン、クロロベンゼン、アセトン、アセトニトリル並
びにこれらの溶媒の混合物、特に塩化メチレンとクロロ
ベンゼンの混合物である。同時に使用される連鎖停止剤
及び分岐鎖剤は随時同一の溶媒に溶解させてもよい。塩
化メチレン、クロロベンゼン及び塩化メチレンとクロロ
ベンゼンの混合物が、例えば相界面重縮合に対する有機
相として使用される。
ロカーボネートに対する適当な有機溶媒の例は、塩化メ
チレン、クロロベンゼン、アセトン、アセトニトリル並
びにこれらの溶媒の混合物、特に塩化メチレンとクロロ
ベンゼンの混合物である。同時に使用される連鎖停止剤
及び分岐鎖剤は随時同一の溶媒に溶解させてもよい。塩
化メチレン、クロロベンゼン及び塩化メチレンとクロロ
ベンゼンの混合物が、例えば相界面重縮合に対する有機
相として使用される。
【0033】用いる水性アルカリ性相は例えばNaOH
である。相界面法によるポリカーボネートA)の製造
は、常法に従い、触媒例えば第三級アミン、特に第三級
脂肪族アミン例えばトリブチルアミン又はトリエチルア
ミンを用いて接触させることができる。この触媒は用い
るジフェノールのモルに関して0.05〜10モル%の
量で使用することができる。触媒はホスゲン化の開始前
に或いはホスゲン化中又は更にはホスゲン化後でさえ添
加しうる。
である。相界面法によるポリカーボネートA)の製造
は、常法に従い、触媒例えば第三級アミン、特に第三級
脂肪族アミン例えばトリブチルアミン又はトリエチルア
ミンを用いて接触させることができる。この触媒は用い
るジフェノールのモルに関して0.05〜10モル%の
量で使用することができる。触媒はホスゲン化の開始前
に或いはホスゲン化中又は更にはホスゲン化後でさえ添
加しうる。
【0034】ポリカーボネートA)は、公知の方法に従
い均一相で、所謂「ピリジン法」により並びに例えばホ
スゲンの代りにジフェニルカーボネートを用いる公知の
溶融エステル交換法により製造できる。
い均一相で、所謂「ピリジン法」により並びに例えばホ
スゲンの代りにジフェニルカーボネートを用いる公知の
溶融エステル交換法により製造できる。
【0035】ポリカーボネートA)は、好ましくは少く
とも10,000、好ましくは20,000〜300,
000、特に20,000〜80,000の分子量Mw
(重量平均、予じめ補正したゲルクロマトグラフィーで
決定)を有する。
とも10,000、好ましくは20,000〜300,
000、特に20,000〜80,000の分子量Mw
(重量平均、予じめ補正したゲルクロマトグラフィーで
決定)を有する。
【0036】それ故に特に好適なポリカーボネートA)
は式(Ig)
は式(Ig)
【0037】
【化6】
【0038】[式中、R1及びR2は式(I)に対して
示した意味を有するが、特に好ましくは水素である]の
単位からなるものである。
示した意味を有するが、特に好ましくは水素である]の
単位からなるものである。
【0039】他のジフェノールとの、特に式(Ie)の
ものとの随意の組合せにより、ポリカーボネートの性質
は更に有利に変えることができる。この種のコポリカー
ボネートの場合、式(Ia)のジフェノールはジフェノ
ール100モル%の全量に対して100〜2モル%、好
ましくは100〜5モル%、特に100〜10モル%、
最も特に100〜20モル%の量でポリカーボネートに
含まれる。
ものとの随意の組合せにより、ポリカーボネートの性質
は更に有利に変えることができる。この種のコポリカー
ボネートの場合、式(Ia)のジフェノールはジフェノ
ール100モル%の全量に対して100〜2モル%、好
ましくは100〜5モル%、特に100〜10モル%、
最も特に100〜20モル%の量でポリカーボネートに
含まれる。
【0040】ポリイソブチレンB)は、イソブチレンを
少くとも85%含有するオレフィン及び随意ジエンのカ
チオン性重合体である。ポリイソブチレンは、レンプ・
ヘミー・レキシコン(Roempp Chemie L
exikon)、第9版、1992年、ジョージ・シー
メ出版(Georg Thieme Publishi
ng Co.)の第5巻、539頁における見出し「ポ
リイソブチレン」に記述されている。本発明で用いるポ
リイソブチレンの分子量は1,000〜5,000,0
00、好ましくは10,000〜1,200,000で
ある。この値は光散乱法によって決定される。
少くとも85%含有するオレフィン及び随意ジエンのカ
チオン性重合体である。ポリイソブチレンは、レンプ・
ヘミー・レキシコン(Roempp Chemie L
exikon)、第9版、1992年、ジョージ・シー
メ出版(Georg Thieme Publishi
ng Co.)の第5巻、539頁における見出し「ポ
リイソブチレン」に記述されている。本発明で用いるポ
リイソブチレンの分子量は1,000〜5,000,0
00、好ましくは10,000〜1,200,000で
ある。この値は光散乱法によって決定される。
【0041】イソブチレンに対する共単量体として適当
なジエンの例は、ブタジエン、イソプレン、2−クロロ
ブタジエン−(1,3)、2−ブロモブタジエン−
(1,3)、ペンタジエン、ヘキサジエン、2−エチル
ブタジエン−(1,3)、2−プロピルブタジエン−
(1,3)、2−フェニルブタジエン−(1,3)、2
−メチルペンタジエン−(1,3)又は3−プロピルヘ
キサジエンである。他の適当なオレフィン性共単量体は
スチレン、α−メチルスチレン、m/p−メチルスチレ
ン又はジビニルベンゼンである。
なジエンの例は、ブタジエン、イソプレン、2−クロロ
ブタジエン−(1,3)、2−ブロモブタジエン−
(1,3)、ペンタジエン、ヘキサジエン、2−エチル
ブタジエン−(1,3)、2−プロピルブタジエン−
(1,3)、2−フェニルブタジエン−(1,3)、2
−メチルペンタジエン−(1,3)又は3−プロピルヘ
キサジエンである。他の適当なオレフィン性共単量体は
スチレン、α−メチルスチレン、m/p−メチルスチレ
ン又はジビニルベンゼンである。
【0042】混合物は、混練り機又は押出し機中260
〜340℃の温度下に溶融物の形で、或いは各成分をク
ロロベンゼン及び/又は塩化メチレンに溶解し且つ16
0〜340℃の蒸発押出し機中で一緒に蒸発させること
により、製造することができる。
〜340℃の温度下に溶融物の形で、或いは各成分をク
ロロベンゼン及び/又は塩化メチレンに溶解し且つ16
0〜340℃の蒸発押出し機中で一緒に蒸発させること
により、製造することができる。
【0043】本発明の混合物は、大きい靭性、良好な応
力亀裂性及び固有粘度的に有利な溶融物が特色である。
力亀裂性及び固有粘度的に有利な溶融物が特色である。
【0044】この混合物は、射出成形或いは押出し又は
ブロー成形により成形部品又は半最終品或いは中空体に
加工することができる。ここにブロー成形は溶融物の固
有粘度のため容易である。
ブロー成形により成形部品又は半最終品或いは中空体に
加工することができる。ここにブロー成形は溶融物の固
有粘度のため容易である。
【0045】成形部品は、ヘッドランプ、電気又は電子
用のハウジング又は自動車用に使用しうる。
用のハウジング又は自動車用に使用しうる。
【0046】
【実施例】ビスフェノールA65モル%及び1,1−ビ
スヒドロキシフェニル−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン35モル%からなり、1.29の相対溶液粘度
(塩化メチレン中0.5%溶液、25℃で測定)を有し
且つクロロベンゼン3リットル及び塩化メチレン8リッ
トルに溶解したコポリカーボネート1800gを、共単
量体としてイソプレン2重量%を含み且つクロロベンゼ
ン1.7リットルに溶解した分子量400,000のポ
リイソブチレンゴム[ポリスター(Polystar)
PIB 401R]200gと一緒に、蒸発押出し機
(真空ドームを有するZSK 32)中において320
℃で蒸発させることにより濃縮した。
スヒドロキシフェニル−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン35モル%からなり、1.29の相対溶液粘度
(塩化メチレン中0.5%溶液、25℃で測定)を有し
且つクロロベンゼン3リットル及び塩化メチレン8リッ
トルに溶解したコポリカーボネート1800gを、共単
量体としてイソプレン2重量%を含み且つクロロベンゼ
ン1.7リットルに溶解した分子量400,000のポ
リイソブチレンゴム[ポリスター(Polystar)
PIB 401R]200gと一緒に、蒸発押出し機
(真空ドームを有するZSK 32)中において320
℃で蒸発させることにより濃縮した。
【0047】ノッチド棒試験により40kJ/m2の衝
撃強度を有する材料(100%延性破損)が得られ、一
方単味のコポリカーボネートは8kJ/m2のノッチド
棒衝撃強度(100%脆弱破損)を有した。
撃強度を有する材料(100%延性破損)が得られ、一
方単味のコポリカーボネートは8kJ/m2のノッチド
棒衝撃強度(100%脆弱破損)を有した。
【0048】円形テンプレートにより0.8%繊維伸張
まで応力をかけたこの混合物の棒は重量比1:1のトル
エンとイソオクタンの混合物の作用下に2分間破損しな
かった(コポリカーボネートそのものは予じめ応力をか
けなくても破損した)。
まで応力をかけたこの混合物の棒は重量比1:1のトル
エンとイソオクタンの混合物の作用下に2分間破損しな
かった(コポリカーボネートそのものは予じめ応力をか
けなくても破損した)。
【0049】溶融物の粘度(320℃で測定):100
sec-1で424Pa・s/1000sec-1で136
Pa・s/1500sec-1で110Pa・s。
sec-1で424Pa・s/1000sec-1で136
Pa・s/1500sec-1で110Pa・s。
【0050】PIBゴムを含まないコポリカーボネート
の対応する値は、比べると1359Pa・s/595P
a・s/458Pa・sであった。
の対応する値は、比べると1359Pa・s/595P
a・s/458Pa・sであった。
【0051】本発明による混合物の粘度は低く、純粋の
コポリカーボネートの場合よりも高剪断力において益々
顕著に低下した。
コポリカーボネートの場合よりも高剪断力において益々
顕著に低下した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リヒヤルト・バイダー ドイツ51381レーフエルクーゼン・インデ アダスラデン14 (72)発明者 トーマス・シヨル ドイツ51469ベルギツシユグラートバツ ハ・アルテビツペルフユルターシユトラー セ24アー
Claims (1)
- 【請求項1】 A)少くとも10,000、好ましくは
20,000〜300,000の分子量Mw(重量平
均)を有し且つ式(I) 【化1】 [式中、R1及びR2は互いに独立に水素、ハロゲン、
好ましくは塩素又は臭素、C1〜C8アルキル、C5〜C
6シクロアルキル、C6〜C10アリール、 好ましくはフェニル、及びC7〜C12アラルキル、好ま
しくはフェニル−C1〜C4アルキル、特にベンジルを
意味し、 mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を意味し、 R3及びR4は互いに独立に水素又はC1〜C6アルキ
ルを意味し且つ各Xに対して個々に選択でき、そしてX
は炭素を意味し、但し少くとも1つのX原子上では、R
3及びR4が同時にアルキルを意味する]の二官能性カ
ーボネート構造単位を含む高分子量の熱可塑性芳香族ポ
リカーボネート75〜99.5重量%、好ましくは85
〜97重量%、及び B)ポリイソブチレン0.5〜25重量%、の混合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4429698.3 | 1994-08-22 | ||
DE19944429698 DE4429698A1 (de) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | Mischungen aus speziellen Dihydroxydiphenylcycloalkan-polycarbonaten und Polyisobutylen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867811A true JPH0867811A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=6526249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23067695A Pending JPH0867811A (ja) | 1994-08-22 | 1995-08-17 | ジヒドロキシジフエニルシクロアルカンポリカーボネート及びポリイソブチレンの混合物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0703278A3 (ja) |
JP (1) | JPH0867811A (ja) |
DE (1) | DE4429698A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5959063A (en) * | 1997-05-15 | 1999-09-28 | General Electric Company | Polycarbonate polybutene blends |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57108151A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-06 | Teijin Chem Ltd | Polycarbonate resin composition |
DE3628258A1 (de) * | 1986-08-20 | 1988-02-25 | Bayer Ag | Mischungen aus polydiorganosiloxan-polycarbonat- blockcokondensaten und polyisobutylenen |
NO170326C (no) * | 1988-08-12 | 1992-10-07 | Bayer Ag | Dihydroksydifenylcykloalkaner |
DE3908447A1 (de) * | 1989-03-15 | 1990-09-20 | Bayer Ag | Thermoplastische formmassen aus polysiloxanblockcopolycarbonaten, polycarbonaten auf basis von speziellen dihydroxydiphenylcycloalkanen und gegebenenfalls kautschuk |
DE3913710A1 (de) | 1989-04-26 | 1990-10-31 | Rheinische Braunkohlenw Ag | Verfahren zur entfernung von hypohalogenit oder unterhalogeniger saeure aus waessrigen loesungen |
JPH05171026A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Toyobo Co Ltd | ポリカーボネート系樹脂組成物 |
ES2130459T3 (es) * | 1994-03-11 | 1999-07-01 | Bayer Ag | Policarbonatos aromaticos con grupos terminales cetocarboxilo poliolefinicos, mezclados con policarbonatos conocidos. |
-
1994
- 1994-08-22 DE DE19944429698 patent/DE4429698A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-08-09 EP EP95112504A patent/EP0703278A3/de not_active Withdrawn
- 1995-08-17 JP JP23067695A patent/JPH0867811A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0703278A3 (de) | 1998-01-07 |
DE4429698A1 (de) | 1996-02-29 |
EP0703278A2 (de) | 1996-03-27 |
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