JPH086778Y2 - 詰替液用容器 - Google Patents
詰替液用容器Info
- Publication number
- JPH086778Y2 JPH086778Y2 JP976090U JP976090U JPH086778Y2 JP H086778 Y2 JPH086778 Y2 JP H086778Y2 JP 976090 U JP976090 U JP 976090U JP 976090 U JP976090 U JP 976090U JP H086778 Y2 JPH086778 Y2 JP H086778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air supply
- container
- supply port
- plug body
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、詰替液用容器に係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、詰替液用容器には、合成樹脂製の袋、チューブ
容器、スクイズ容器等が用いられているが、 詰替えが容易でない。
容器、スクイズ容器等が用いられているが、 詰替えが容易でない。
息継ぎを生じて、スムーズな注出が得られない。
詰替えに時間がかかる。
無駄な残液を生じて、全量の詰替えができない。
薄く、柔かい合成樹脂製容器のため、空気中の酸素
を透過して、内容物を酸化変質させる。
を透過して、内容物を酸化変質させる。
機械的強度が弱いため、取扱い、運搬に気遣いを要
する。
する。
などの問題点があった。
本考案は、斯る従来の問題点を解決しようとするもの
である。
である。
「課題を解決するための手段」 本考案は、筒状の容器本体１の後端部に給気口４を設
けて、該給気口を突込み可能な栓体５で閉口し、容器本
体１内適所に突込まれた栓体５を受ける支片６…を設
け、また、栓体５の背後に栓体を突込む押釦７を装着す
るとともに、給気口４へと外気を導入する給気路８を設
け、容器本体１の先端部に開口可能に閉塞した注出筒10
を設けたことを特徴とする。
けて、該給気口を突込み可能な栓体５で閉口し、容器本
体１内適所に突込まれた栓体５を受ける支片６…を設
け、また、栓体５の背後に栓体を突込む押釦７を装着す
るとともに、給気口４へと外気を導入する給気路８を設
け、容器本体１の先端部に開口可能に閉塞した注出筒10
を設けたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、容器本体１内に詰替液を充填して
市販するが、これを購入した消費者は、注出筒10を開口
させ、かつ、下向させて、該注出筒を所要の被詰替容器
Ｂの口部Baへと挿入し、押釦７を押し下げる（第２
図）。これにより、給気口４を閉じていた栓体５が突込
まれて給気口４が開口し、該給気口及び給気路８を通じ
て容器本体１内の液面上に上方から直接的に外気が導入
される。したがって、容器本体１内の詰替液は、自重で
流下して、注出筒８から被詰替容器Ｂ内へと流入する。
そして、この際には、上述の外気の導入により、容器本
体１内は負圧化せず、また、その外気は詰替液内を通過
せず、詰替液のスムーズで迅速な流下を可能ならしめ
る。なお、突込まれた栓体５は、支片６…で保持され、
詰替液の流下に支障をきたすことはない。
市販するが、これを購入した消費者は、注出筒10を開口
させ、かつ、下向させて、該注出筒を所要の被詰替容器
Ｂの口部Baへと挿入し、押釦７を押し下げる（第２
図）。これにより、給気口４を閉じていた栓体５が突込
まれて給気口４が開口し、該給気口及び給気路８を通じ
て容器本体１内の液面上に上方から直接的に外気が導入
される。したがって、容器本体１内の詰替液は、自重で
流下して、注出筒８から被詰替容器Ｂ内へと流入する。
そして、この際には、上述の外気の導入により、容器本
体１内は負圧化せず、また、その外気は詰替液内を通過
せず、詰替液のスムーズで迅速な流下を可能ならしめ
る。なお、突込まれた栓体５は、支片６…で保持され、
詰替液の流下に支障をきたすことはない。
更に、構造上、操作容易性の向上、全量完全流出、機
械的強度の増大、酸素の透過阻止等を可能ならしめる。
械的強度の増大、酸素の透過阻止等を可能ならしめる。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示し、図において、Ａは、
本考案に係る詰替液用容器、Ｂは、被詰替容器である。
本考案に係る詰替液用容器、Ｂは、被詰替容器である。
詰替液用容器Ａは、筒状の容器本体１の後端部に蓋体
２を嵌着し、更に、その外側にて案内筒３を嵌着固定
し、その蓋体２の中央に給気口４を設けて、該給気口を
突込み可能な栓体５で閉口し、蓋体２の内面に、突込ま
れた栓体５を保持する複数の支片６…を突設し、案内筒
３内に栓体５を突込む押釦７を可動に内装するととも
に、給気口４へと外気を導入する給気路８を設け、か
つ、案内筒３の適所に一対の指入れ用の切欠き9,9を設
けている。
２を嵌着し、更に、その外側にて案内筒３を嵌着固定
し、その蓋体２の中央に給気口４を設けて、該給気口を
突込み可能な栓体５で閉口し、蓋体２の内面に、突込ま
れた栓体５を保持する複数の支片６…を突設し、案内筒
３内に栓体５を突込む押釦７を可動に内装するととも
に、給気口４へと外気を導入する給気路８を設け、か
つ、案内筒３の適所に一対の指入れ用の切欠き9,9を設
けている。
また、容器本体１の先端部に２段で細くなる注出筒10
を設け、該注出筒の基太部11に螺条12を周設して、該基
太部に注出筒10を覆うキャップ13を着脱自在に螺合さ
せ、該キャップの内面中央に栓部14を設けて、該栓部14
を注出筒10の先端へ嵌合させ、更に、注出筒10の先細部
15の外周面に複数本の段付き縦突条16…を付設して、そ
れらの段付き縦突条間を通気路17…に形成している。
を設け、該注出筒の基太部11に螺条12を周設して、該基
太部に注出筒10を覆うキャップ13を着脱自在に螺合さ
せ、該キャップの内面中央に栓部14を設けて、該栓部14
を注出筒10の先端へ嵌合させ、更に、注出筒10の先細部
15の外周面に複数本の段付き縦突条16…を付設して、そ
れらの段付き縦突条間を通気路17…に形成している。
如上の構成であるから、上述の作用を生ずることは言
うまでもないが、特に、この実施例では、注出筒10は、
キャップ13の螺脱で開口し、先細部15にある通気路17…
は、詰替え中に被詰替容器Ｂ内から排出される空気を適
確に誘導し、円滑な流入を可能ならしめる。
うまでもないが、特に、この実施例では、注出筒10は、
キャップ13の螺脱で開口し、先細部15にある通気路17…
は、詰替え中に被詰替容器Ｂ内から排出される空気を適
確に誘導し、円滑な流入を可能ならしめる。
「考案の効果」 本考案によれば、詰替えの際には、注出筒10を開口さ
せ、下向させて、所要の被詰替容器Ｂの口部Baへと挿入
し、押釦７を押し込めばよいので、その操作がきわめて
容易であり、その押し込みにより栓体５が突込まれて給
気口４が開口し、該給気口及び給気路８を通じて容器本
体１内の液面上に上方から直接的に外気が導入されて、
外気が詰替液中を通過しないので、詰替液の流出が流入
する外気で阻害されることがなく、その外気の流入で詰
替液は自重により息継ぎもなくスムーズに流出して迅速
に詰替えでき、そして、突込まれた栓体５は、支片６…
に支えられてその流出の邪魔とならず、加えて、先端に
注出筒10を有するので、詰替液は一部の残留もなく全量
を確実に詰替えできる。
せ、下向させて、所要の被詰替容器Ｂの口部Baへと挿入
し、押釦７を押し込めばよいので、その操作がきわめて
容易であり、その押し込みにより栓体５が突込まれて給
気口４が開口し、該給気口及び給気路８を通じて容器本
体１内の液面上に上方から直接的に外気が導入されて、
外気が詰替液中を通過しないので、詰替液の流出が流入
する外気で阻害されることがなく、その外気の流入で詰
替液は自重により息継ぎもなくスムーズに流出して迅速
に詰替えでき、そして、突込まれた栓体５は、支片６…
に支えられてその流出の邪魔とならず、加えて、先端に
注出筒10を有するので、詰替液は一部の残留もなく全量
を確実に詰替えできる。
また、構造上、柔かく薄い部材を用いなくてよいの
で、機械的強度を増大でき、取扱い、運搬における気遣
いを低減でき、空気中の酸素の透過を排して、内容物の
酸化、変質を防止できる。
で、機械的強度を増大でき、取扱い、運搬における気遣
いを低減でき、空気中の酸素の透過を排して、内容物の
酸化、変質を防止できる。
図面は、本考案の実施例で、第１図は、截断側面図、第
２図は、詰替え状態における截断側面図である。 Ａ……詰替液用容器、Ｂ……被詰替容器 １……容器本体、２……蓋体 ３……案内筒、４……給気口 ５……栓体、６……支片 ７……押釦、８……給気路 ９……切欠き、10……注出筒 11……基太部、12……螺条 13……キャップ、14……栓部 15……先細部、16……段付き縦突条 17……通気路
２図は、詰替え状態における截断側面図である。 Ａ……詰替液用容器、Ｂ……被詰替容器 １……容器本体、２……蓋体 ３……案内筒、４……給気口 ５……栓体、６……支片 ７……押釦、８……給気路 ９……切欠き、10……注出筒 11……基太部、12……螺条 13……キャップ、14……栓部 15……先細部、16……段付き縦突条 17……通気路
Claims (1)
- 【請求項１】筒状の容器本体１の後端部に給気口４を設
けて、該給気口を突込み可能な栓体５で閉口し、容器本
体１内適所に突込まれた栓体５を受ける支片６…を設
け、また、栓体５の背後に栓体を突込む押釦７を装着す
るとともに、給気口４へと外気を導入する給気路８を設
け、容器本体１の先端部に開口可能に閉塞した注出筒10
を設けたことを特徴とする詰替液用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP976090U JPH086778Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 詰替液用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP976090U JPH086778Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 詰替液用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126882U JPH03126882U (ja) | 1991-12-20 |
| JPH086778Y2 true JPH086778Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31513348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP976090U Expired - Fee Related JPH086778Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 詰替液用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086778Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5143710B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-02-13 | 株式会社吉野工業所 | 詰め替え用容器 |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP976090U patent/JPH086778Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126882U (ja) | 1991-12-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |