JPH0867002A - 呼出しローラ - Google Patents
呼出しローラInfo
- Publication number
- JPH0867002A JPH0867002A JP6206817A JP20681794A JPH0867002A JP H0867002 A JPH0867002 A JP H0867002A JP 6206817 A JP6206817 A JP 6206817A JP 20681794 A JP20681794 A JP 20681794A JP H0867002 A JPH0867002 A JP H0867002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- calling
- shaft
- bearing
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 設置スペースを少なくでき、ローラの径
に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧を調整できる
上に、ニップ圧の調整を容易に行うことができ、イン
キローラの洗浄時等に呼出しローラをインキ元ローラか
ら離すことができる。 【構成】 共通の揺動中心上に距離を置いて配設した一
対の揺動軸22、23と、同各揺動軸22、23の間に
配設したローラ支持軸25と、同ローラ支持軸25によ
り回転可能に支持された呼出しローラ本体26と、ロー
ラ支持軸25の両端部に取付けた一対の軸受24a、2
4bとを有し、同軸受24a、24bにより呼出しロー
ラ本体26のローラ中心を上記揺動中心に対して平行移
動可能に支持しておる。
に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧を調整できる
上に、ニップ圧の調整を容易に行うことができ、イン
キローラの洗浄時等に呼出しローラをインキ元ローラか
ら離すことができる。 【構成】 共通の揺動中心上に距離を置いて配設した一
対の揺動軸22、23と、同各揺動軸22、23の間に
配設したローラ支持軸25と、同ローラ支持軸25によ
り回転可能に支持された呼出しローラ本体26と、ロー
ラ支持軸25の両端部に取付けた一対の軸受24a、2
4bとを有し、同軸受24a、24bにより呼出しロー
ラ本体26のローラ中心を上記揺動中心に対して平行移
動可能に支持しておる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機の印刷ユニット
に設けられたインキング装置の呼出しローラに関するも
のである。
に設けられたインキング装置の呼出しローラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の印刷ユニットに設けられ
たインキング装置の呼出しローラの平面図、図7は、同
呼出しローラの側面図である。図6では、呼出しローラ
の両端部の構造が同一なので、一方の端部のみを示し、
他方の端部は図示を省略している。
たインキング装置の呼出しローラの平面図、図7は、同
呼出しローラの側面図である。図6では、呼出しローラ
の両端部の構造が同一なので、一方の端部のみを示し、
他方の端部は図示を省略している。
【0003】従来の呼出しローラ1は、操作側フレーム
及び駆動側フレームに回転可能に支持された揺動軸2
と、同揺動軸2に固定された一対のレバー3と、上記揺
動軸2に回動可能に取付けられた一対のレバー4と、同
各レバー4に回転可能に支持されたローラ5とにより構
成されている。上記レバー4の二又部4aには、調整ね
じ6a、6bが螺合し、レバー3に固定した軸7の先端
ブロック7aの両面に当接するように移動する。
及び駆動側フレームに回転可能に支持された揺動軸2
と、同揺動軸2に固定された一対のレバー3と、上記揺
動軸2に回動可能に取付けられた一対のレバー4と、同
各レバー4に回転可能に支持されたローラ5とにより構
成されている。上記レバー4の二又部4aには、調整ね
じ6a、6bが螺合し、レバー3に固定した軸7の先端
ブロック7aの両面に当接するように移動する。
【0004】またレバー3の一方の側部3aには、エア
シリンダ8により支点Pを中心に揺動するストッパ9が
実線で示すように係合する。またレバー3の他方の側部
3bには、ばね10が取付けられている。上記エアシリ
ンダ8が作動して、ストッパ9が一点鎖線のように傾く
と、ストッパ9が一方の側部3aから外れて、ローラ5
が揺動軸2の他方の軸端部に固定された揺動装置のレバ
ー(図示せず)により、揺動軸2を支点として揺動軸2
→レバー3→調整ねじ6a、6b→レバー4を経て揺動
し、低速回転するインキ元ローラ11と高速で回転する
受渡しローラ(あるいはインキ往復ローラ)12との間
を往復移動して、インキ元ローラ11によりインキつぼ
から取出されたインキが受渡しローラ12に供給され
る。
シリンダ8により支点Pを中心に揺動するストッパ9が
実線で示すように係合する。またレバー3の他方の側部
3bには、ばね10が取付けられている。上記エアシリ
ンダ8が作動して、ストッパ9が一点鎖線のように傾く
と、ストッパ9が一方の側部3aから外れて、ローラ5
が揺動軸2の他方の軸端部に固定された揺動装置のレバ
ー(図示せず)により、揺動軸2を支点として揺動軸2
→レバー3→調整ねじ6a、6b→レバー4を経て揺動
し、低速回転するインキ元ローラ11と高速で回転する
受渡しローラ(あるいはインキ往復ローラ)12との間
を往復移動して、インキ元ローラ11によりインキつぼ
から取出されたインキが受渡しローラ12に供給され
る。
【0005】このとき、ローラ5は、調整ねじ6a、6
bによりインキ元ローラ11に軽く当接するように調整
されている。ローラ5と受渡しローラ12との当接圧は
受渡しローラ12により調整される。なおエアシリンダ
8によりストッパ9が実線に示すように一方の側部3a
に係合すると、ローラ5は、インキ元ローラ11から離
れて、受渡しローラ12に接触した位置で停止する。
bによりインキ元ローラ11に軽く当接するように調整
されている。ローラ5と受渡しローラ12との当接圧は
受渡しローラ12により調整される。なおエアシリンダ
8によりストッパ9が実線に示すように一方の側部3a
に係合すると、ローラ5は、インキ元ローラ11から離
れて、受渡しローラ12に接触した位置で停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図6、図7に示す
従来の呼出しローラには、次の問題があった。即ち、イ
ンキ元ローラ1の周辺には、インキ隙間調整装置等が設
けられている上に、揺動軸2が操作側フレーム、駆動側
フレームの間に渡されているので、インキ元ローラ11
と呼出しローラ1側ローラ5との当接圧を調整すると
き、揺動軸2が邪魔になって、調整がやり難くなってい
る。またローラ5と受渡ローラ12と間の当接圧の調整
時にも揺動軸2が邪魔になる。
従来の呼出しローラには、次の問題があった。即ち、イ
ンキ元ローラ1の周辺には、インキ隙間調整装置等が設
けられている上に、揺動軸2が操作側フレーム、駆動側
フレームの間に渡されているので、インキ元ローラ11
と呼出しローラ1側ローラ5との当接圧を調整すると
き、揺動軸2が邪魔になって、調整がやり難くなってい
る。またローラ5と受渡ローラ12と間の当接圧の調整
時にも揺動軸2が邪魔になる。
【0007】また揺動軸2、レバー3、4等がローラ5
を揺動させるために設けられており、揺動軸2とローラ
5の間が離れているので、呼出しローラ1の全体が大き
くなって、広いスペースが必要になるという問題があっ
た。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、
その目的とする処は、設置スペースを少なくでき、
ローラの径に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧を
調整できる上に、ニップ圧の調整を容易に行うことがで
き、インキローラの洗浄時等に呼出しローラをインキ
元ローラから離すことができる呼出しローラを提供しよ
うとする点にある。
を揺動させるために設けられており、揺動軸2とローラ
5の間が離れているので、呼出しローラ1の全体が大き
くなって、広いスペースが必要になるという問題があっ
た。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、
その目的とする処は、設置スペースを少なくでき、
ローラの径に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧を
調整できる上に、ニップ圧の調整を容易に行うことがで
き、インキローラの洗浄時等に呼出しローラをインキ
元ローラから離すことができる呼出しローラを提供しよ
うとする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の呼出しローラは、共通の揺動中心上に距
離を置いて配設した一対の揺動軸と、同各揺動軸の間に
配設したローラ支持軸と、同ローラ支持軸により回転可
能に支持された呼出しローラ本体と、上記ローラ支持軸
の両端部に取付けた一対の軸受とを有し、同各軸受によ
り上記呼出しローラ本体のローラ中心を上記揺動中心に
対して平行移動可能に支持している。
めに、本発明の呼出しローラは、共通の揺動中心上に距
離を置いて配設した一対の揺動軸と、同各揺動軸の間に
配設したローラ支持軸と、同ローラ支持軸により回転可
能に支持された呼出しローラ本体と、上記ローラ支持軸
の両端部に取付けた一対の軸受とを有し、同各軸受によ
り上記呼出しローラ本体のローラ中心を上記揺動中心に
対して平行移動可能に支持している。
【0009】
【作用】本発明の呼出しローラは前記のように共通の揺
動中心上に距離を置いて配設した一対の揺動軸と、同各
揺動軸の間に配設したローラ支持軸と、同ローラ支持軸
により回転可能に支持された呼出しローラ本体と、上記
ローラ支持軸の両端部に取付けた一対の軸受とを有し、
同各軸受により上記呼出しローラ本体のローラ中心を上
記揺動中心に対して平行移動可能に支持しており、
(1)呼出しローラがあたかも一本のローラのように一
体化され、呼出しローラが小型化されて、設置スペース
が節減される。(2)インキ元ローラとのニップ圧調整
時、揺動軸が邪魔にならなくて、ニップ圧の調整が容易
になる。(3)各軸受により呼出しローラ本体が揺動中
心に対して平行移動可能に支持されており、ローラ支持
軸の偏心量(または間隔)が変更可能で、呼出しローラ
の径に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧が調整さ
れる上に、インキング装置のインキ元ローラを除くイン
キローラを洗浄するときなどに呼出しローラがインキ元
ローラから離せる。
動中心上に距離を置いて配設した一対の揺動軸と、同各
揺動軸の間に配設したローラ支持軸と、同ローラ支持軸
により回転可能に支持された呼出しローラ本体と、上記
ローラ支持軸の両端部に取付けた一対の軸受とを有し、
同各軸受により上記呼出しローラ本体のローラ中心を上
記揺動中心に対して平行移動可能に支持しており、
(1)呼出しローラがあたかも一本のローラのように一
体化され、呼出しローラが小型化されて、設置スペース
が節減される。(2)インキ元ローラとのニップ圧調整
時、揺動軸が邪魔にならなくて、ニップ圧の調整が容易
になる。(3)各軸受により呼出しローラ本体が揺動中
心に対して平行移動可能に支持されており、ローラ支持
軸の偏心量(または間隔)が変更可能で、呼出しローラ
の径に応じてインキ元ローラとの間のニップ圧が調整さ
れる上に、インキング装置のインキ元ローラを除くイン
キローラを洗浄するときなどに呼出しローラがインキ元
ローラから離せる。
【0010】
【実施例】次に本発明の呼出しローラを図1〜図5に示
す一実施例により説明する。図1は、同呼出しローラの
側面図、図2(a)は、同呼出しローラの正面図、図2
(b)は、同呼出しローラの拡大正面図、図3は、同呼
出しローラの分解斜視図、図4は、図3の矢印X部分の
平面図、図5は、図3の矢印X部分の側面図である。
す一実施例により説明する。図1は、同呼出しローラの
側面図、図2(a)は、同呼出しローラの正面図、図2
(b)は、同呼出しローラの拡大正面図、図3は、同呼
出しローラの分解斜視図、図4は、図3の矢印X部分の
平面図、図5は、図3の矢印X部分の側面図である。
【0011】図2(a)の11がインキ元ローラ、12
がインキが受渡しローラ、図1及び図2(a)(b)の
21がこれらインキ元ローラ11とインキが受渡しロー
ラ12との間に位置する呼出しローラである。次に同呼
出ローラ21の詳細を図1〜図5により説明すると、2
2、23が操作側フレーム及び駆動側フレームのそれぞ
れにベアリング30を介して共通の揺動中心を中心とす
る揺動(回転)を可能に取付けた揺動軸、22a、23
aが揺動軸22、23の対向端部に固定したブロック2
2a、23aである。なおブロック23a及び軸受24
bは、ブロック22a及び軸受24aと同様に構成され
ているので、以下では、ブロック22a及び軸受24a
側について説明する。
がインキが受渡しローラ、図1及び図2(a)(b)の
21がこれらインキ元ローラ11とインキが受渡しロー
ラ12との間に位置する呼出しローラである。次に同呼
出ローラ21の詳細を図1〜図5により説明すると、2
2、23が操作側フレーム及び駆動側フレームのそれぞ
れにベアリング30を介して共通の揺動中心を中心とす
る揺動(回転)を可能に取付けた揺動軸、22a、23
aが揺動軸22、23の対向端部に固定したブロック2
2a、23aである。なおブロック23a及び軸受24
bは、ブロック22a及び軸受24aと同様に構成され
ているので、以下では、ブロック22a及び軸受24a
側について説明する。
【0012】22bがブロック22aの端面に設けた
溝、22cがブロック22aの上面に設けたねじ孔、2
2dがブロック22aの端面に設けた一対のねじ孔であ
る。24aが軸受、24bが軸受24aの呼出しローラ
側の側面に設けた軸孔、24cが軸受24aに取付けて
軸孔24b内に突出したキー、24dが軸受24aの反
対面に設けた突起、24eが軸受24aの上部に設けた
ボルト孔で、軸受24aの突起24dがブロック22a
の溝22bに上下方向への摺動が可能に嵌挿されてい
る。
溝、22cがブロック22aの上面に設けたねじ孔、2
2dがブロック22aの端面に設けた一対のねじ孔であ
る。24aが軸受、24bが軸受24aの呼出しローラ
側の側面に設けた軸孔、24cが軸受24aに取付けて
軸孔24b内に突出したキー、24dが軸受24aの反
対面に設けた突起、24eが軸受24aの上部に設けた
ボルト孔で、軸受24aの突起24dがブロック22a
の溝22bに上下方向への摺動が可能に嵌挿されてい
る。
【0013】26がゴムローラ(呼出しローラ本体)、
25がベアリングを介してゴムローラ21を回転可能に
支持するローラ支持軸、25bがローラ支持軸25の端
部に設けたキー溝で、ローラ支持軸25の端部が軸受2
4aの軸孔24bに挿入されて、軸受24aのキー24
cが軸25のキー溝25bに係合し、ボルト32により
軸受24aの下部に設けた半割り状部が締付けられて、
軸受24aとローラ支持軸25とが一体的に固定され
る。
25がベアリングを介してゴムローラ21を回転可能に
支持するローラ支持軸、25bがローラ支持軸25の端
部に設けたキー溝で、ローラ支持軸25の端部が軸受2
4aの軸孔24bに挿入されて、軸受24aのキー24
cが軸25のキー溝25bに係合し、ボルト32により
軸受24aの下部に設けた半割り状部が締付けられて、
軸受24aとローラ支持軸25とが一体的に固定され
る。
【0014】A、Aがボルトで、このボルトAが軸受2
4aに設けた逆U字状溝を貫通し、このボルトAの先端
ねじ部がブロック22aのねじ孔22dに螺合して、軸
受24aがブロック22aに上下方向への移動を可能に
支持されている。Bがダブルナット31(図5参照)に
より軸受24aの上部に回転可能に支持されたボルト
で、このボルトBが軸受24aのボルト孔24eを経て
ブロック22aのねじ孔22cに螺合される。
4aに設けた逆U字状溝を貫通し、このボルトAの先端
ねじ部がブロック22aのねじ孔22dに螺合して、軸
受24aがブロック22aに上下方向への移動を可能に
支持されている。Bがダブルナット31(図5参照)に
より軸受24aの上部に回転可能に支持されたボルト
で、このボルトBが軸受24aのボルト孔24eを経て
ブロック22aのねじ孔22cに螺合される。
【0015】前記のようにブロック23a及び軸受24
b側も上記ブロック22a及び軸受24a側と同様に構
成されている。そして揺動軸23の外端部には、レバー
27が固定され、このレバー27がカムフォロア28を
有し、揺動軸23及びレバー27がカムフォロア28を
介してカム(図示せず)により揺動する。次に前記図1
〜図5に示す呼出しローラの作用を具体的に説明する。
b側も上記ブロック22a及び軸受24a側と同様に構
成されている。そして揺動軸23の外端部には、レバー
27が固定され、このレバー27がカムフォロア28を
有し、揺動軸23及びレバー27がカムフォロア28を
介してカム(図示せず)により揺動する。次に前記図1
〜図5に示す呼出しローラの作用を具体的に説明する。
【0016】軸受24aの突起24dを揺動軸22のブ
ロック22aの溝22bに嵌挿し、同様に軸受24bの
突起を揺動軸23のブロック23aの溝に嵌挿し、ボル
トAの先端ねじ部を軸受24aの逆U字孔を経てブロッ
ク22aのねじ孔22dに螺合し、同様にボルトの先端
ねじ部を軸受24bの逆U字孔を経てブロック23aの
ねじ孔に螺合して、軸受24a、24bをブロック22
aに移動を可能に支持する。
ロック22aの溝22bに嵌挿し、同様に軸受24bの
突起を揺動軸23のブロック23aの溝に嵌挿し、ボル
トAの先端ねじ部を軸受24aの逆U字孔を経てブロッ
ク22aのねじ孔22dに螺合し、同様にボルトの先端
ねじ部を軸受24bの逆U字孔を経てブロック23aの
ねじ孔に螺合して、軸受24a、24bをブロック22
aに移動を可能に支持する。
【0017】またゴムローラ26のローラ支持軸25の
一端部を軸受24aの軸孔24bに挿入して、軸受24
aのキー24cをローラ支持軸25のキー溝25bに係
合し、ボルト32により軸受24aの下部に設けた半割
り状部を締付けて、軸受24aとローラ支持軸25の一
端部とを一体的に固定し、同様に軸受24bとローラ支
持軸25の他端部とを一体的に固定する。
一端部を軸受24aの軸孔24bに挿入して、軸受24
aのキー24cをローラ支持軸25のキー溝25bに係
合し、ボルト32により軸受24aの下部に設けた半割
り状部を締付けて、軸受24aとローラ支持軸25の一
端部とを一体的に固定し、同様に軸受24bとローラ支
持軸25の他端部とを一体的に固定する。
【0018】この状態で、インキ元ローラ11とゴムロ
ーラ(呼出しローラ本体)26との間の当接圧(ニップ
圧)を調整するときには、ボルトAを緩める。またダブ
ルナット32を緩めて、ボルトBを回す。図2でボルト
Bを右にまわすと、ニップ圧が大きくなり、左にまわす
と、小さくなる。即ち、ボルトBを回すと、ゴムローラ
26が上下方向(図1、図2の矢印方向)に移動し、揺
動軸22及び23の揺動中心とローラ中心との間隔、即
ち、偏心量eが変るので、ゴムローラ26が摩耗のため
再研磨されて径が減少しても、ゴムローラ26のインキ
元ローラ11に対するニップ圧が調整されるし、インキ
ング装置のインキ元ローラを除くインキローラを洗浄す
るとき等にゴムローラ26がインキ元ローラ11から離
すことが可能になる。ニップ圧を調整したら、ボルトA
を締める。
ーラ(呼出しローラ本体)26との間の当接圧(ニップ
圧)を調整するときには、ボルトAを緩める。またダブ
ルナット32を緩めて、ボルトBを回す。図2でボルト
Bを右にまわすと、ニップ圧が大きくなり、左にまわす
と、小さくなる。即ち、ボルトBを回すと、ゴムローラ
26が上下方向(図1、図2の矢印方向)に移動し、揺
動軸22及び23の揺動中心とローラ中心との間隔、即
ち、偏心量eが変るので、ゴムローラ26が摩耗のため
再研磨されて径が減少しても、ゴムローラ26のインキ
元ローラ11に対するニップ圧が調整されるし、インキ
ング装置のインキ元ローラを除くインキローラを洗浄す
るとき等にゴムローラ26がインキ元ローラ11から離
すことが可能になる。ニップ圧を調整したら、ボルトA
を締める。
【0019】またゴムローラ26とインキ元ローラ11
とのニップ圧を調整したら、ゴムローラ6を揺動軸23
により揺動させて、ゴムローラ6を受渡しローラ12に
接触させ、この状態で、受渡しローラ12とのニップ圧
を調整する。
とのニップ圧を調整したら、ゴムローラ6を揺動軸23
により揺動させて、ゴムローラ6を受渡しローラ12に
接触させ、この状態で、受渡しローラ12とのニップ圧
を調整する。
【0020】
【発明の効果】本発明の呼出しローラは前記のように共
通の揺動中心上に距離を置いて配設した一対の揺動軸
と、同各揺動軸の間に配設したローラ支持軸と、同ロー
ラ支持軸により回転可能に支持された呼出しローラ本体
と、上記ローラ支持軸の両端部に取付けた一対の軸受と
を有し、同各軸受により上記呼出しローラ本体のローラ
中心を上記揺動中心に対して平行移動可能に支持してお
り、呼出しローラをあたかも一本のローラのように一体
化でき、呼出しローラを小型化できて、設置スペースを
節減できる。
通の揺動中心上に距離を置いて配設した一対の揺動軸
と、同各揺動軸の間に配設したローラ支持軸と、同ロー
ラ支持軸により回転可能に支持された呼出しローラ本体
と、上記ローラ支持軸の両端部に取付けた一対の軸受と
を有し、同各軸受により上記呼出しローラ本体のローラ
中心を上記揺動中心に対して平行移動可能に支持してお
り、呼出しローラをあたかも一本のローラのように一体
化でき、呼出しローラを小型化できて、設置スペースを
節減できる。
【0021】またインキ元ローラとのニップ圧調整時、
揺動軸が邪魔にならなくて、ニップ圧の調整を容易に行
うことができる。また各軸受により呼出しローラ本体の
ローラ中心を揺動中心に対して平行移動可能に支持して
おり、ローラ支持軸の偏心量(または間隔)を変えるこ
とができるので、ローラの径に応じてインキ元ローラと
の間のニップ圧を調整できる上に、インキング装置のイ
ンキ元ローラを除くインキローラを洗浄するとき等に呼
出しローラをインキ元ローラから離すことができる。
揺動軸が邪魔にならなくて、ニップ圧の調整を容易に行
うことができる。また各軸受により呼出しローラ本体の
ローラ中心を揺動中心に対して平行移動可能に支持して
おり、ローラ支持軸の偏心量(または間隔)を変えるこ
とができるので、ローラの径に応じてインキ元ローラと
の間のニップ圧を調整できる上に、インキング装置のイ
ンキ元ローラを除くインキローラを洗浄するとき等に呼
出しローラをインキ元ローラから離すことができる。
【図1】本発明の呼出しローラの一実施例を示す側面図
である。
である。
【図2】(a)は同呼出しローラの正面図、(b)は同
呼出しローラの拡大正面図である。
呼出しローラの拡大正面図である。
【図3】同呼出しローラの分解斜視図である。
【図4】図3の矢印X部分の平面図である。
【図5】図3の矢印X部分の側面図である。
【図6】従来の呼出しローラの側面図である。
【図7】同呼出しローラの正面図である。
11 インキ元ローラ 12 受渡しローラ 21 呼出しローラ 22、23 揺動軸 22a、23a ブロック 24a、24b 軸受 25 ローラ支持軸 26 ゴムローラ(呼出しローラ本体) 27 レバー 28 カムフォロア A、B ボルト e 偏心量
Claims (1)
- 【請求項1】 共通の揺動中心上に距離を置いて配設し
た一対の揺動軸と、同各揺動軸の間に配設したローラ支
持軸と、同ローラ支持軸により回転可能に支持された呼
出しローラ本体と、上記ローラ支持軸の両端部に取付け
た一対の軸受とを有し、同各軸受により上記呼出しロー
ラ本体のローラ中心を上記揺動中心に対して平行移動可
能に支持したことを特徴とする呼出しローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206817A JPH0867002A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 呼出しローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206817A JPH0867002A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 呼出しローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867002A true JPH0867002A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16529585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6206817A Withdrawn JPH0867002A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 呼出しローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0867002A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206817A patent/JPH0867002A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |