JPH0865502A - 欠陥検出方法 - Google Patents

欠陥検出方法

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JPH0865502A
JPH0865502A JP7211225A JP21122595A JPH0865502A JP H0865502 A JPH0865502 A JP H0865502A JP 7211225 A JP7211225 A JP 7211225A JP 21122595 A JP21122595 A JP 21122595A JP H0865502 A JPH0865502 A JP H0865502A
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pixel
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detection method
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Application number
JP7211225A
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English (en)
Inventor
Piaasu Maaku
ピアース マーク
Efu Karen Jiyon
エフ カレン ジョン
Deii Aren Jieimusu
ディー アレン ジェイムス
Jii Sutooku Deibitsudo
ジー ストーク ディビッド
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナの欠陥によるデジタル画像中の欠陥
画素位置を自動的に検出する。 【解決手段】 仮欠陥位置のリストがバッファ40に保
存される。コントローラ34は、文書がスキャンされる
都度、リストにエントリーを追加し、同じ位置に同色の
画素を持つ文書が続く時に当該仮欠陥位置のカウントを
増加させ、当該位置の画素の色が変化すると該カウント
を減らすか0にする。カウントが閾値を超えたときに、
その仮欠陥を実欠陥42として出力する。メモリの大き
さの制約があるときには、欠陥リストのエントリー数は
ある最大サイズまでに制限され、仮欠陥位置はエントリ
ーを使用可能なときだけリストに追加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデジタ
ル画像処理の分野に係り、特に、スキャナの欠陥により
画素色値が疑わしい画素位置を識別する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】文書は、その画像を画素位置に分解し、
各画素位置に、その周囲領域の色に対応した1つの画素
色を割り当てることによってデジタル化される。普通、
デジタイザは全ての文書を同じ画素位置に分解する。例
えば、300DPI(ドット/インチ)のデジタイザ
は、8 1/2 インチ×11インチの文書を、毎回、同じ
2550×3300の画素位置に分解する。ある種のア
プリケーションにおいては、文字認識アプリケーション
で行なわれるような画素パターンの認識プロセスもデジ
タル化に含まれる。しかし、本明細書において注目され
るデジタル化プロセスは、スキャン/デジタル化された
文書を表現するデジタル画像を構成する画素配列を得る
プロセスだけである。
【0003】デジタルコピアあるいはコンピュータスキ
ャナのスキャン機構の欠陥で、該機構によって生成され
るデジタル画像にエラーが生じることがある。例えば、
コピアのガラスプラテンに、埃が溜るほど、あるいは透
過光の屈折に影響するほどの深い引っ掻き傷がついた場
合、デジタル画像中に暗い線として現われるであろう。
これらの欠陥に関係した画素位置を決定できるならば、
画像修復手法を利用し、欠陥位置としてフラグが立てら
れた画素位置における画素の画素色値を調整することに
より、エラーを修正できる。なお、欠陥位置の画素の色
値は、間違いであるとは限らず、その位置に欠陥がある
ために疑わしいというに過ぎない。
【0004】欠陥のある位置が分かっているデジタル画
像を修復するための優れたシステムが1993年4月1
2日に受理され、本出願人に譲渡された米国特許出願第
08/045,954号「Restration of Images with
Undefined Pixel Values」に開示されている。
【0005】1993年5月25日発行の米国特許第
5,214,470号は欠陥を分離する方法を述べてい
るが、この方法においては、白紙が読取プラテンにセッ
トされ、スキャンされた白紙のデジタル画像中の暗い色
値を持つ画素の位置が欠陥位置としてフラグを立てられ
る。この方法は非常に不便で、ユーザの手介入を要す
る。この方法は、不便であるばかりか、欠陥リストに欠
陥位置が過剰にカウントされたりカウント不足となるこ
ともある。
【0006】欠陥の過剰カウントは白紙上にゴミまたは
暗い汚れがある時に起こり、これがスキャナ自体の欠陥
であると解釈される。欠陥のカウント不足は、スキャン
プラテン上に、修正液がこぼれて付着した時のように白
い欠陥がある場合に起こる。白紙のスキャン画像から白
い欠陥は検出できないからである。
【0007】別の欠陥修正機構では欠陥位置を手入力す
るが、この手入力はさらに煩わしく、また、しばしば文
書のスキャン前に済まされなければならない。もう一つ
の面倒な欠陥修正プロセスは、画像ソフトを利用するこ
とにより、ユーザがデジタル画像中の欠陥を”ブラシ
(brush)”除去できるようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、スキャンされたデジタル画像中の欠陥の検出に関す
る前記問題点を解決し、欠陥位置を自動的に検出できる
改良された手段を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段について、後述の実施例との関連を考慮し、やや
具体的に説明する。
【0010】本発明の方法によれば、一実施例におい
て、欠陥を検出しようとしているスキャナを用いてスキ
ャンされた大量の文書のデジタル画像から、欠陥画素位
置を自動検出することができる。より具体的には、仮欠
陥位置のリストが保持され、文書がスキャンされる都
度、このリストにエントリーが追加される。暗欠陥だけ
を問題にするときには、暗画素の位置だけがリストに記
録される。次の文書がリストに存在する仮欠陥位置に暗
画素を含んでいるときには、その仮欠陥位置に対するカ
ウントがインクリメントされるが、その位置に明画素が
あるときには、そのカウントが減らされ、あるいは、そ
の位置に対するエントリーが削除される。ある位置に対
するカウントが、ある閾値を超えてインクリメントされ
るときには、その仮の欠陥は欠陥としてフラグを立てら
れ、欠陥検出器が、その画素位置を実欠陥位置であると
して記録しあるいはフラグを立てる。
【0011】本発明のいくつかの変形例においては、暗
欠陥とともに明欠陥も検出される。特殊ケースである白
黒2値デジタル化の場合、暗欠陥は常に(あるいは、量
子化・アライメントノイズがある場合には、ほぼ常
に)、その欠陥位置で、そこでの文書の色に関係なく黒
画素を生じさせる。同様に、明欠陥は文書と関係なく白
画素を生じさせる。本発明は、画素値が任意の2色であ
ったり、画素値が多くの色及び/または濃淡から選ばれ
る、より一般的なケースでも有効である。説明上、しば
しば画素色は暗及び明と呼ばれるのが一般的である。
【0012】いくつかの実施例では、欠陥リストのサイ
ズを減らすためメモリ節約手法が用いられる。欠陥リス
ト中にデジタル画像の各仮欠陥位置毎に1つのエントリ
ーを持つ代わりに、欠陥リストのエントリー数を特定の
最大サイズに制限し、エントリーが使用可能な場合に限
って仮欠陥位置がリストに追加される。スキャンされた
文書の初めの部分だけの画素位置によって欠陥リストが
一杯になるという偏りを避けるため、欠陥全部がそのま
まリストに入れられるわけではない。カーソルレジスタ
に格納されているカーソルが、可能性のある欠陥位置の
全部より少ない範囲をカバーするローリング(rollin
g)ウインドウを定義する。欠陥が検出されても、それ
がローリングウインドウの範囲内でなければ、その欠陥
は欠陥リストに入れられない。しかし、ローリングウイ
ンドウは文書がスキャンされる度に移動し最終的に文書
スペース全体をカバーするため、あらゆる欠陥が結局は
欠陥リストへの追加候補になる。
【0013】手操作で白紙をスキャンする従来技術に対
するもう一つの利点は、閾値を適切に調整することによ
り、間欠的なエラーをも検出できることである。例え
ば、CCDアレイのあるエレメントが、一連のスキャン
にわたり、黒画素または白画素どちらかを等確率でラン
ダムに報告する場合、本発明はそのエレメント検出でき
るが、従来技術は、それを検出する可能性が50パーセ
ントしかない、すなわち、白紙のスキャン中に黒画素が
出現するにちがいない。
【0014】白エラーと黒エラーを両方検出する他の方
法においては、多数の画像の累積よりエラーマップがで
き上がるまで、各ページ画像すなわち各フレームが累積
される。コピアやスキャナが用いられる殆どの画像は白
画素が大部分であるので、ページフレームは圧縮性がよ
い。黒エラー画素を検出する場合、フレームのセットを
閾値検出器に通して閾値に達しない画素を白に変えるこ
とにより、フレームの圧縮性をさらに高めることができ
る。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による欠陥検出機能を備えた
デジタル文書イメージングシステム10のブロック図で
ある。このシステム10はスキャナ12、欠陥検出シス
テム14、画像修復システム16を有し、また必要に応
じて原画像記憶装置18を有する。スキャナ12の出力
はデジタル画像であり、これは欠陥検出システム14と
画像修復システム16へ供給され、また、記憶装置18
が用いられるならば、それにも供給される。このデジタ
ル画像はデジタイズされた入力画像である。修正された
出力文書画像すなわち画像22が、画像修復システム1
6によって提供される。欠陥検出システム14は、欠陥
位置を与えるべく画像修復システム16に接続される。
【0016】動作について述べれば、欠陥検出システム
14は一般的にスキャナ12のスキャン機構に存在する
欠陥に関し累積された知識を持っている。当然のことな
がら、リセット、再構成または初期化の後に初めて使用
する時には、欠陥検出システム14は欠陥の位置を知ら
ないであろうから、いくつかの文書によって、この知識
を累積しなければならない。
【0017】欠陥検出システム14が、スキャナ12の
欠陥位置を累積するに足るだけの長期間動作してきたと
仮定すれば、文書20はスキャナ12の読取機構によっ
てスキャンされ、文書20のデジタル画像が欠陥検出シ
ステム14及び記憶装置18または画像修復システム1
6へ供給される。欠陥検出システム14は、受け取った
デジタル画像に基づいて欠陥位置に関する知識を累積
し、より良いものにする。画像修復システム16は、こ
の欠陥位置に関する情報を利用して、スキャナ12から
供給されたデジタル画像を自動的に修正し、修正後の文
書画像を画像22として提供する。ある実施例では画像
22は電子的に伝送されるデジタルデータ系列であり、
別の実施例では画像22は印刷文書に変換される。前者
の実施例はコンピュータアプリケーションで有用である
が、後者の実施例はオリジナル文書の修正されたコピー
の出力が要求されるオフィスコピーアプリケーションで
有用である。
【0018】図2は、欠陥検出システム14をさらに詳
細に示すブロック図である。図2はデジタル画像30、
暗画素識別器32、欠陥記憶コントローラ34、カーソ
ルレジスタ38、欠陥履歴バッファ40及び欠陥位置の
出力ブロック42を示している。図2は、画素識別器3
2の入力がデジタル画像30を受け取るように接続さ
れ、出力が暗画素位置をコントローラ34へ与えるよう
に接続される、というような各種ブロックの相互接続を
も示す。コントローラ34は、欠陥履歴バッファ40の
エントリーのリード、修正及び削除をし、またカーソル
レジスタ38をリードする。コントローラ34は、ブロ
ック42の出力もする。コントローラ34とバッファ4
0は2つの単一方向データパス44,46を通じて接続
されるように表わされているが、これはバッファ40の
効率的な詰め込み(packing)をもたらすコントローラ
34とバッファ40の相互作用を強調するためである。
これについては図6及び図7に関連して後述する。
【0019】概ね、欠陥検出システム14の動作は以下
のとおりである。暗画素識別器32はデジタル画像30
中の全ての暗画素を識別し、それらの位置をコントロー
ラ34へ送る。バッファ40は、全ての仮欠陥画素位置
のリストを格納している。欠陥リストの1つのエントリ
ーは、1つの欠陥位置の識別情報とデジタル画像30の
ような特定画像中の仮の欠陥画素とを含む。1つのエン
トリーは、一連の文書中において当該位置で連続的に見
つかった暗画素数のカウントと、後述する他のフラグ及
びフィールドも含む。コントローラ34は、エントリー
のカウントを、当該位置の画素が暗であるならばインク
リメントし、該画素が明ならばカウントをゼロにするか
該欠陥をリストより完全に削除する。別の実施例では、
カウントは、明画素が出現した時に、ゼロではなく、減
らされるだけである。表1は典型的な欠陥リストの内容
を示す。
【0020】
【表1】 位置フィールドの値は、スカラー位置値または行/列座
標として格納することができる。メモリを特に効率的に
利用するためには、位置フィールドに前エントリーの位
置に対するオフセットだけを格納する必要がある。
【0021】ある特定の実施例では、バッファ40は最
大60,000個の仮欠陥エントリーを保持し、各エン
トリーは20ビットのメモリに格納される。1つのエン
トリーに割り付けられた20ビット中で、15ビットが
位置オフセットの格納のために割り当てられ、残りの5
ビットがステータスフィールドの格納のために割り当て
られ、このステータスフィールドからカウントとステー
タスフラグを引き出すことができる。表2に、32の可
能なステータスフィールド値の各値の意味を示す。
【0022】文書がスキャンされる都度、バッファ40
よりエントリーがデータパス44を通じてコントローラ
34へ送られ、コントローラ34によって修正されまた
は削除された後、データパス46によりバッファ40へ
お送り返される。こうすることにより、図6及び図7に
関連して説明するように、バッファ40を、エントリー
が削除される時でさえ詰まった状態(packed)に維持す
ることができる。ある実施例においては、コントローラ
34は、バッファ40内のデータをコントローラ34へ
実際に転送せずに、バッファ40内でのデータ移動を制
御するだけである。
【0023】
【表2】 ステータス0はリストの最初のエントリーに用いられ
る。この最初のエントリーは、実は欠陥ではなく、オフ
セットから欠陥エントリーの絶対位置を計算するプロセ
スが参照すべき前レコードを常に持つようにするための
場所取りである。ステータス値が1と24の間ならば、
そのステータスはカウントとして働く。本例において
は、欠陥閾値は暗画素が25個連続することであり、2
5なるステータス値は仮欠陥位置が実欠陥のステータス
へ引き上げられていることを示す。ある実施例では、仮
欠陥が実欠陥であると一旦判定されたならば、その後、
明画素になっても、その位置のカウントを減らさず、別
の実施例では、明画素になってもカウントを減らすだけ
で、該位置はカウントが再び25になるまで仮欠陥位置
とされるが、ここで述べる実施例においては、明画素が
一度発生したら、そのエントリーは削除される。
【0024】ステータス26は215を超えるオフセット
に備えるために利用される。ステータス26のエントリ
ーは、オフセットが215画素位置より大きい2つの欠陥
エントリーの間に置かれる。しかして、ステータス26
のエントリーが間に入った2画素間のオフセットは、1
ライン中の画素の数にステータス26のエントリーのオ
フセットフィールドを掛け合わせた値に、後者の欠陥エ
ントリー中に示されたオフセットを足したものである。
【0025】ステータス27のエントリーはアクティブ
なエントリーの終わりを示すために用いられる。60,
000より少ない仮または実欠陥が検出されている場合
には、アクティブでないエントリーが存在する。
【0026】コントローラ34は、値が25のエントリ
ーに出会うと、そのエントリーを1つの欠陥位置として
ブロック42に出力する。このように、欠陥検出システ
ム14は、各デジタル画像中に生じた暗画素の位置を記
録し、連続した25文書中の各文書における、それら暗
画素の位置のリストを作成することによって文書のデジ
タル画像に関する欠陥情報を累積し、それらの位置を欠
陥位置ブロック42として出力する。このプロセスの論
理の概要と、その作用については図3に関連して説明す
る。図3は、欠陥検出システム14がどのようにして画
素を認識し加算することにより欠陥を決定するかの概略
を模式的に示す。
【0027】図3(a)は、どのように4つの文書50
a〜50d及びそれらの画素が加算され和画像50sが
作られるかを表わしている。デジタル画像50sはグレ
ースケールで表わされ、各画素のグレースケールは、デ
ジタル画像50a〜50dにおいて当該位置で見つかっ
た黒画素の合計数をほぼ示している。
【0028】図3(b)において、デジタル画像52a
〜52dは、読取プラテン上の引っ掻き傷による共通し
た欠陥を含んでいることを別にすれば、デジタル画像5
0a〜50dと同様の画像である。これらの画像が加算
されてデジタル画像52sが作られる時に、様々なデジ
タル画像の文字及び図形のランダムな累積からなるグレ
ーを背景に、引っ掻き傷の画素の累積によって暗い線が
できる。このグレーに黒でコントラストがついた画像
は、グレーとして表わされた画素位置は画像が変化する
時にリセットされるが、黒の画素位置はリセットされな
いことを例証している。
【0029】図3(c)は、引っ掻き傷のあるスキャン
機構を使って多数の文書及びデジタル画像を累積したと
きに予期される結果を模式的に表わしている。デジタル
画像54は白い余白領域56、暗い引っ掻き傷58、グ
レーの画像領域60及び白い欠陥62を有する。図3
(c)で明らかになるように、文書自体の文字及び/ま
たは図形は背景ノイズに埋もれてしまうが、スキャナの
欠陥は明瞭に現われる。欠陥検出システム14は上述の
ように黒欠陥だけを検出するが、図9において論じる装
置(後述)は白欠陥と黒欠陥の両方を扱う。
【0030】白い余白領域56は、文書がランダムな文
字及び図形を含むが全文書が同じ余白を持っている場合
にできると予想される。よって、図3(c)が示すよう
に、領域60のグレーと引っ掻き傷58の黒または欠陥
62の白との間に、ある閾値を適用して引っ掻き傷58
または欠陥62に関係した画素を識別することは簡単な
事である。スキャン機構に欠陥がある場合に文書の和を
求める実験の結果が図5に示されている。
【0031】図4は欠陥画素の識別方法のフローチャー
トである。図4に示すプロセスは、特に指示しない限
り、小さな番号が付けられたブロックより大きな番号が
付けられたブロックへと進む。このプロセスは、”白”
画素または”黒”画素のいずれかにラベル付けされた画
素からなる入力画像を、”黒”画素、”白”画素及び”
欠陥”画素にラベル付けされた画素からなる出力画像へ
変換するために用いられる。このプロセスは、前にスキ
ャンされた文書より得られた累積情報を用いて欠陥を判
定し、また入力画像から得られた情報をその後の欠陥検
出に利用するため累積情報に組み込む。
【0032】ブロック102で、1つの文書画像が受け
取られる。文書画像の形式は一般に画素の集合であっ
て、各画素は文書上の1つの位置と1つの色値(このケ
ースでは明または暗の値)を持つ。一具体例では、明と
暗は白と黒に対応する。勿論、図4によって記述された
方法は、検出しようとする欠陥が2つの可能色の中の頻
度が少ないほうの色と同じ色である限り、明の値と暗の
値が逆になった場合にも同様に有効である。
【0033】ボックス104で、入力デジタル画像の最
初の画素が取り出される。普通、最初の画素は画像の左
上画素で、次の画素はその右側の画素であり、画素は一
番上の行に沿って進み、続いて次の行の左端の画素へ進
み、これが画像の右下画素まで続く。
【0034】ブロック106で、必要ならば、欠陥リス
トが初期化される。
【0035】ブロック108で、最初の画素の画素色が
判定される。この判定ブロックにおいて、画素色が明な
らばフローはブロック130へ進むが、画素色が暗なら
ばフローはブロック110へ進む。
【0036】判定ブロック110で、コントローラ34
は、該画素が欠陥リスト中にあるか、より正確には、該
画素の位置が欠陥リスト中にあるか調べる。その位置が
欠陥リスト中にないときにはプロセスはブロック112
へ進むが、そうでないときにはプロセスはブロック12
2(詳細は後述)へ進む。
【0037】ブロック112において、該画素は暗画素
として出力される。言い換えると、該画素は修正された
出力文書22中に黒画素として出現し、該画素の位置は
欠陥位置42(図2参照)としては出力されない。
【0038】判定ブロック114で、コントローラ34
はカーソルレジスタ38をチェックして該画素がカーソ
ル領域内にあるか調べる。該画素がカーソル領域内にあ
るときには、プロセスは判定ブロック116へ進むが、
そうでないときにはプロセスは判定ブロック118へ進
む。
【0039】判定ブロック116において、コントロー
ラ34は欠陥リストに空の欠陥エントリーがあるか調べ
る。空の欠陥エントリーがあるならば、プロセスはブロ
ック117へ進み、1つの新しい欠陥エントリーを欠陥
リスト中に作る。そしてプロセスは判定ブロック118
へ進む。空のエントリーを得られない場合、プロセスは
ブロック116から直ちにブロック118へ進む。
【0040】判定ブロック118で、欠陥検出システム
14は処理すべき別の画素を得られるか調べる。それが
得られないときにはプロセスは終了する。別の画素が得
られるときには、プロセスはブロック120へ進んで次
の画素が取り出され、判定ブロック108に続く。
【0041】該画素の位置が欠陥リスト中にないときに
はプロセスは判定ブロック110からブロック122へ
進む。ブロック122において、コントローラ34は、
該画素位置について暗画素のカウントが最大値に達した
かチェックする。最大値に達していなければ、該画素位
置の画素カウントはブロック124でインクリメントさ
れ、1つの暗画素がブロック126で出力され、そして
プロセスはブロック118へ進む。カウントが最大値に
達したときには、プロセスはブロック128へ進んで1
つの欠陥画素が出力され、プロセスはブロック118へ
進む。
【0042】欠陥画素はコントローラ34の論理的結果
として出力され、コントローラ34はその出力に当該画
素位置を欠陥位置42の1つとして出す。欠陥位置42
は、それが発生した時に、あるいは1ブロック単位で、
このプロセスの出力を受け取る装置のプロセスへ出力さ
れる。
【0043】ブロック108で画素色が明であると判定
されたときには、プロセスはブロック130へ進み、1
つの明画素が出力される。そしてプロセスはブロック1
32へ進む。
【0044】ブロック132において、コントローラ3
4は該明画素の位置が欠陥リスト中にあるか調べる。な
ければプロセスはブロック118へ進むが、あればプロ
セスはブロック134へ進んでからブロック118へ進
む。ブロック134において、当該明画素の位置が欠陥
リストより削除される。
【0045】要するに、図4のフローチャートは、明画
素と暗画素を含む入力文書の画素を処理して、欠陥画素
としてマークされた画素のほかに明画素と暗画素を含む
出力文書を得るプロセスを示している。欠陥画素を欠陥
明画素と欠陥暗画素とに分離できるかもしれないが、一
般的に画像修復システム16は欠陥画素の色が分からな
くとも、その修復の動作が可能である。連続的にしか黒
画素が欠陥画素としてフラグを立てられないのであれ
ば、欠陥画素の色は常に同一色つまり黒である。図4か
ら分かるように、入力画像はその後の文書の処理を遂行
するためにも利用される。
【0046】図5は、欠陥のあるスキャン機構を使って
スキャンした文書の累積を実際に表示したものである。
図5中の各画素は、累積された文書において、当該画素
位置に黒画素がある文書の数に相当したグレーレベルを
持つ。それら文書の大部分はスキャナプラテン上の引っ
掻き傷という人為的なものを含んでおり、それは暗い斜
線として文書の文字と明瞭に区別可能である。勿論、欠
陥リストで示されるコントラストは、図5に表わされた
コントラストよりも大きい。何故なら、図5中の黒画素
は欠陥リストに高カウントの対応エントリーを持ってい
るであろうが、それに対し図5中のグレー画素の多く
は、連続する文書のどれかで黒画素がなかった時に欠陥
リストから削除されたであろうからである。
【0047】図6は欠陥リストのために使用されるよう
なスキャンリストの一般的な更新の仕方を示している。
図6は偶数スキンFIFO(先入れ先出しレジスタ)2
00、奇数スキャンFIFO202及びマルチプレクサ
204を示している。図6における配線は偶数スキャン
用に示されている。名前が示唆する如く、それぞれのF
IFOの役割はスキャン毎に切り換わる。偶数スキャン
期間には、偶数スキャンFIFO200からリスト要素
が読み出されて奇数スキャンFIFO202へ書き込ま
れ、それに続く奇数スキャン期間には、奇数スキャンF
IFO202からリスト要素が読み出されて偶数スキャ
ンFIFO200へ書き込まれる。リスト要素は一方の
FIFOから順に読み出されて他方のFIFOへまた順
に書き込まれるが、この際に、マルチプレクサ204に
よってレコードがストリームから削除され、また新しい
レコードがストリームに挿入される。こうすることの効
果は、リストが常に正しい順序で一方または他方のFI
FOへ詰め込まれることである。FIFOが1つだけで
も、削除されたエントリーにより解放されたスペースが
新レコードのため必要かつ十分であるならば、同じ効果
を得られよう。しかし、このようなことは普通有り得な
いから、2つのFIFOが用いられる。
【0048】図7は、同じ効果を達成するための、すな
わち、リストのエントリーの追加、削除、詰め込みをシ
ングルパスで行なうための、より効率的なメモリの使い
方を示す。図7にメモリ配列250を示すが、これは例
えばバッファ40(図2参照)内に置かれる。このメモ
リ配列250は、カーソルレジスタ38に格納された3
つのポインタによって指し示される。その3つのポイン
タとは、読み出しポインタ(RP)、新リスト開始ポイ
ンタ(NEWSOP)、書き込みポインタ(WP)であ
る。RPとNWESOPの間のメモリ配列250のエレ
メントは古いリストであり、新リストはNEWSOPと
WPの間である。これらのポインタはメモリ配列250
を循環配列にするようなものである。すなわち、あるポ
インタがインクリメントされてメモリ配列250のボト
ムを過ぎた時に、そのポインタは配列250のトップに
ある最初のエントリーを指す。
【0049】1スキャン中、RPによって指された配列
の位置よりリストのエントリーが読み出され、また、W
Pにより指された位置へエントリーが書き込まれ、そし
てRPとWPがともにインクリメントされる。新しいエ
ントリーの追加は、WPにより指されたエントリーへエ
ントリーを書き込み、RPをインクリメントしないこと
によって、達成される。エントリーの削除は、WPに指
されたエントリーへのエントリーの書き込みもWPのイ
ンクリメントもすることなく、RPをインクリメントす
ることで為される。このようにして、リストは常に詰ま
った状態となる。RPがNEWSOPと等しくなると、
これはリストの終わりに達したという合図である(欠陥
検出システムのコントローラ34へ送られる)。この時
点では、読むべきエントリーが残っていないから古いデ
ータからエントリーは全然読み出されず、スキャンされ
た画像の終わりに達するまでエントリーが追加されるだ
けである。これにより、詰まったリストを、Fig.6に示
したスペースの半分のスペースに保存できる。
【0050】図3とその説明によって、欠陥検出のため
のグレースケールマップの概念を提示した。図4に述べ
た方法は、非常に少ないメモリを用いて、このマップを
得るが、暗画素(より一般的には頻度が多くないほうの
画素色と同色の欠陥)だけしか検出しない。フレームバ
ッファを用いて白,黒両方の画素の異常なランを累積す
ることにより、両方の色の欠陥を検出することができ
る。当然、フレームバッファの記憶のために相当のメモ
リを必要とする。例えば、今日のパーソナルコンピュー
タでさえ1,000行×1,000列つまり100万画
素台の画面解像度を持つ。よって、各ページをスキャン
する毎に、新たな100万画素相当のデータを累積する
必要がある。その結果、少数のページをスキャンする時
でさえ画素数が莫大になる。1画素につき多数のビット
が必要とされるのが普通であるので、そのようなシステ
ムに要求されるメモリ量は、たちまち巨大なものになり
かねない。
【0051】本発明のフレームバッファの実施例におい
ては、文書フレームの累積を段階的に行なってフレーム
バッファを圧縮することにより、そのような巨大なフレ
ームバッファは必要でなくなる。かかる方法でフレーム
バッファを累積するため、大きな圧縮率が容易に達成さ
れる。これについて図8及び図9により説明する。
【0052】図8は、暗画素がフレーム中の画素の少数
派であると予期される場合に、暗エラーを検出するため
に文書フレームを累積するプロセスを示す。各文書フレ
ームが受け取られる毎に、それは3フレーム得られるま
で蓄積される。これらの3フレームが票決(voting)方
法により結合されて1つの第1次フレーム結合が生成さ
れる。この票決方法は第1次フレームを生成するが、第
1次フレーム中の各画素の色は受け取った3フレーム中
の対応位置の画素により決定される、すなわち、該画素
は、対応画素中の2個または3個が暗ならば暗、そうで
なければ明、である。当然、結合されるフレーム数及び
票決の閾値は変更可能である。
【0053】第1次フレームが蓄積され、3つの第1次
フレームが得られた時に、それらは同様に1つの第2次
フレームへと結合される。なお、フレーム中の暗画素が
明画素より少ない時には、フレーム中の暗画素の数はフ
レームの次数が上がるほど減少することは明らかであ
る。このように、圧縮によって、高次のフレームほど、
それを格納するためのメモリが少なくて済み、特にLS
Wのような圧縮手法を用いれば、格納フレーム及び高次
フレームを、実にバイナリフレームバッファに必要とさ
れるスペースの何分の一のスペースに格納可能である。
【0054】図9は、これらのフレームを蓄積するため
に設計された装置のブロック図である。蓄積システム3
00は、デジタルフレーム301を受けとって、暗欠陥
及び明欠陥の両方を示す欠陥リスト306を出力する。
システム300はアキュムレータ302、圧縮器30
4、暗欠陥フレーム記憶装置308及び明欠陥フレーム
記憶装置310からなる。なお、フレーム中の暗画素の
ほうが明画素より多い画像では、暗画素と明画素の役割
が入れ替えられることを理解されたい。
【0055】アキュムレータ302は圧縮器304に接
続され、圧縮器304は暗欠陥フレーム記憶装置308
及び明欠陥フレーム記憶装置310に接続される。動作
であるが、アキュムレータ302はフレームを受け取
り、圧縮器304に格納フレームを要求し、また、フレ
ームを格納エリアの一つへ格納するため圧縮器304へ
送る。圧縮器304は、フレームを取り出す時には伸長
器として働き、フレームを格納する時には圧縮器として
働く。このように、アキュムレータ302は圧縮されな
いフレームを扱うが、フレームは常に圧縮された形で格
納される。圧縮器304は、記憶装置308からの暗欠
陥フレームを伸長し、暗欠陥フレームを圧縮して記憶装
置308へ格納し、また、記憶装置310からの明欠陥
フレームを伸長し、明欠陥フレームを圧縮して記憶装置
310へ格納する。
【0056】好適な実施例においては、現在(カレン
ト)フレームと格納フレームについて、スキャンライン
を別々に伸長、加算、再圧縮することにより、累積と圧
縮/伸長が1行ずつ行なわれるため、圧縮されないフレ
ーム全体に対してメモリを割り当てる必要がない。図9
は3次の文書を示しているが、格納されるフレームの次
数はアプリケーションの条件に応じて可変である。多数
の文書がスキャンされて十分高次のフレームが生成され
たならば、そのフレームが欠陥リストとして出力され
る。
【0057】この方法を用いれば、文書の中身は高次フ
レームから直ぐに消え、付け加わった欠陥だけが残る。
例えば、各次でフレームが3つ結合され、かつ、閾値が
3つの中の2つということであれば、81フレームが結
合されて1つの第4次フレームができる。第4次フレー
ム中の画素が暗画素であるためには、第1次フレーム中
の少なくとも16フレームで、当該画素位置に暗画素が
存在しなければならないであろう。欠陥が全然なく、か
つフレームがそれぞれ10%の暗画素と90%の明画素
からなると仮定した場合、第4次フレームに含まれる暗
画素は1014画素あたり1個未満であろう。したがっ
て、第4次フレーム中に存在する暗画素は欠陥であると
看做すことができる。
【0058】白欠陥は、ずっと簡単に検出できる。全て
の画像を論理和することにより、白欠陥を検出できる。
明欠陥フレーム記憶装置に格納されているフレームは、
最初は全白画像である。各画像がアキュムレータ302
に与えられた時に、その画像は明欠陥フレームと画素毎
に論理和される。画像が与えられるにしたがって、フレ
ームは、各文書が同様の余白を持つ場所及び白欠陥が存
在する場所を除き、だんだんと暗画素で占められてい
く。十分多数の画像がアキュムレータ302で処理され
た後には、一般に、余白の内側に白欠陥だけが残る。ア
キュムレータ302は、各辺が少なくとも99.9%暗
画素からなる最大の四辺形を捜し出すことにより、画像
の白余白を検出する。この四辺形の内部の白画素が欠陥
として識別され、欠陥リスト306の一部として出力さ
れる。
【0059】以上の説明から理解されるように、次に列
挙する方法は全て本発明の範囲に含まれるものである。
【0060】(1) それぞれ1つの画素色値を持つ複
数の画素位置からなるデジタル画像を文書の画像より生
成するために用いられるデジタル化手段の欠陥に起因す
るところの、該デジタル画像中の欠陥位置の集合を自動
的に識別する、次のステップからなる方法: 多数の文書をスキャンして複数のデジタル画像を生成す
るステップ;該複数のデジタル画像中の各デジタル画像
の各画素位置に画素色値を割り当てるステップ、ここに
おいて、画素は位置及び色によって特徴付けられる;注
目される領域内の各画素位置について、該各画素位置が
ある共通の色値の画素を含んでいる文書のカウントを累
積するステップ; 及びカウントがある閾値を超えた画
素位置を該位置の集合に加えるステップ。
【0061】(2) ある特定の画素位置が該スキャン
のステップでスキャンされた該多数の文書中の文書上に
存在していることが分かっている画素パターンと関連し
ている時に、該特定の画素位置を該集合より取り除くス
テップをさらに有する前記(1)の方法。
【0062】(3) 該共通の色値が黒色または白色い
ずれかに関連した色値である前記(1)の方法。
【0063】(4) 該注目される領域が画像全体であ
る前記(1)の方法。
【0064】(5) 該注目される領域が該累積のステ
ップで利用可能なメモリ量によって制限される前記
(1)の方法。
【0065】(6) 該注目される領域が文書の可能画
素位置上を変化するコラムである前記(1)の方法。
【0066】(7) 該累積のステップが、連続した文
書中の画素位置が、ある画素位置において、ある共通の
色値の画素を持つときにだけ実行され、かつ、連続した
文書において色が異なる画素の画素位置を取り除くステ
ップをさらに有する前記(1)の方法。
【0067】(8) 疑わしい画素値がその旨マークさ
れたデジタル画像を供給するステップをさらに有する前
記(1)の方法。
【0068】(9) 画像連続プロセス(immage conti
nuation process)を用い該集合中の画素位置に対し画
素値を修復するステップをさらに有する前記(8)の方
法。
【0069】(10) 仮欠陥位置のリストを保持する
ステップ(ただし、該リストのエントリーは画素色値と
カウントを指示する);画素位置を、その画素色が欠陥
色である時に、該リストに追加するステップ;欠陥位置
に対するカウントを、該指示された画素色と該欠陥位置
の画素色とが同一色である時に、インクリメントするス
テップ; 及び仮欠陥位置を、それに対するカウント
が、ある閾値を超えてインクリメントされる時に、欠陥
位置として表示するステップをさらに有する前記(1)
の方法。 (11) 該カウントを、該指示された画素色と該位置
に対する画素色とが同一色でない時に減少させるステッ
プをさらに有する前記(10)の方法。
【0070】(12) 該減少させるステップが該カウ
ントを0まで減らす前記(11)の方法。
【0071】(13) 仮欠陥位置を、該指示された画
素色と該欠陥位置に対する画素色とが同一色でない時に
該リストより除去するステップをさらに有する前記(1
0)の方法。
【0072】(14) 該リストのエントリーがある固
定数までに制限され、画素位置はエントリーを得られる
ときにのみ該リストに追加される前記(10)の方法。
【0073】(15) 画素位置が、それがカーソル領
域内にあるときにのみ該リストに追加される前記(1
0)の方法。
【0074】(16) 該カーソル領域が様々な領域を
カバーするように変化させられる前記(15)の方法。
【0075】(17) 該文書が文字及び図形からなる
前記(1)の方法。
【0076】(18) 該欠陥が、デジタル化手段の欠
陥、または、デジタル化手段とスキャンされてデジタル
化される文書との間に介在するプラテンの欠陥のいずれ
かに起因する前記(1)の方法。
【0077】(19) 該累積のステップが当該ステッ
プの結果を保持するために様々な次数の記憶画像フレー
ムを用い、さらに次のステップを有する前記(1)の方
法: 少なくとも1つの記憶画像フレームを伸長するステッ
プ;累積しようとする画像を該少なくとも1つの記憶画
像フレームと結合して第1次の記憶画像フレームを生成
するステップ;該第1次記憶画像フレームを再圧縮する
ステップ;該第1次記憶画像フレームを他の第1次記憶
画像フレームと結合して第2次画像フレームを生成する
ステップ;必要ならば、該結合のステップを繰り返し
て、より高次のフレームを生成するステップ; 及び第
2次画像フレームまたはより高次の画像フレームを欠陥
リストとして提供するステップ。
【0078】(20) 該伸長、結合及び再圧縮のステ
ップが、1度に1スキャンラインずつ行なわれる前記
(19)の方法。
【0079】(21) 該伸長、結合及び再圧縮のステ
ップが、明画素及び暗画素の両方について行なわれる前
記(19)の方法。
【0080】(22) 該結合のステップが、頻度の低
いほうの画素色については票決による結合であり、頻度
の高いほうの画素色については論理和による結合である
前記(21)の方法。
【0081】なお、以上の記述は、本発明の説明のため
のものであって、本発明を限定するためのものではな
い。開示内容を見直すことにより、当業者には本発明の
多くの変形が明らかになろう。例えば、本発明は、専用
ハードウエア、プログラムされたデジタルコンピュー
タ、あるいはその両方によって実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明より明らかな如く、本発明に
よれば、前述した従来技術の問題点を解決し、欠陥を検
出しようとするスキャナによって読み取ったデジタル画
像に基づき、スキャナの欠陥による欠陥画素位置を自動
的に検出することが可能になる。暗欠陥も明欠陥も、間
欠的欠陥も検出可能になる。欠陥検出に関連した欠陥リ
ストのためのメモリ量並びに画像フレームを蓄積するの
ためのメモリ量を削減できる、等々の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による欠陥検出システムを用いる文書イ
メージングシステムのブロック図である。
【図2】図1中の欠陥検出システムの詳細に示すブロッ
ク図である。
【図3】(a)欠陥のないスキャン機構により読み取ら
れたデジタル画像と、それを加算した画像の例を示す。 (b)プラテン上に引っ掻き傷があるスキャナ機構によ
り読み取られたデジタル画像と、それを加算した画像の
例を示す。 (c)プラテン上に引っ掻き傷があるスキャナ機構によ
り読み取られた多数のデジタル画像の累積結果の例を示
す。
【図4】本発明による欠陥検出プロセスの例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】欠陥のあるスキャン機構に対する欠陥検出実験
の結果を示す図である。
【図6】FIFOの非効率な使い方を示すブロック図で
ある。
【図7】欠陥リストを格納するための循環スタックのメ
モリマップである。
【図8】累積された文書画像を基づいて欠陥を検出する
本発明による他の方法を示す図である。
【図9】本発明により白欠陥と黒欠陥を両方とも自動検
出するための蓄積システムのブロック図である。
【符号の説明】
10 デジタル文書イメージングシステム 12 スキャナ 14 欠陥検出システム 16 画像修復システム 18 原画像記憶装置 20 文書 22 修正出力文書画像 30 デジタル画像 32 暗画素識別器 34 欠陥記憶コントローラ 38 カーソルレジスタ 40 欠陥履歴バッファ 42 欠陥位置(のブロック) 54 デジタル画像 56 白余白領域 58 暗い引っ掻き傷 60 グレー画像領域 62 白欠陥 250 メモリ配列 RP 読み出しポインタ NEWSOP 新リスト開始ポインタ WP 書き込みポインタ 300 蓄積システム 301 フレーム 302 アキュムレータ 304 圧縮器 306 欠陥リスト 308 暗欠陥フレーム記憶装置 310 明欠陥フレーム記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/20 9061−5H G06F 15/70 310 9061−5H 400 (72)発明者 ジョン エフ カレン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025 メンローパーク サンド ヒル ロード 2882 リコー コーポレーション 内 (72)発明者 ジェイムス ディー アレン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025 メンローパーク サンド ヒル ロード 2882 リコー コーポレーション 内 (72)発明者 ディビッド ジー ストーク アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025 メンローパーク サンド ヒル ロード 2882 リコー コーポレーション 内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ1つの画素色値を持つ複数の画
    素位置からなるデジタル画像を文書の画像より生成する
    ために用いられるデジタル化手段の欠陥に起因するとこ
    ろの、該デジタル画像中の欠陥位置の集合を自動的に識
    別する欠陥検出方法であって、 多数の文書をスキャンして複数のデジタル画像を生成す
    るステップ、 該複数のデジタル画像中の各デジタル画像の各画素位置
    に画素色値を割り当てるステップ、 注目される領域内の各画素位置について、該各画素位置
    がある共通の色値の画素を含んでいる文書のカウントを
    累積するステップ、及びカウントがある閾値を超えた画
    素位置を該位置の集合に加えるステップ、を有すること
    を特徴とする欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の欠陥検出方法において、
    該注目される領域は該累積のステップで利用可能なメモ
    リ量によって制限されることを特徴とする欠陥検出方
    法。
  3. 【請求項3】 該注目される領域は文書の可能画素位置
    上を変化するコラムであるところの請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の欠陥検出方法において、
    該累積のステップは、連続した文書中の画素位置が、あ
    る画素位置において、ある共通の色値の画素を持つとき
    にだけ実行され、 かつ、連続した文書において色が異なる画素の画素位置
    を取り除くステップをさらに有することを特徴とする欠
    陥検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の欠陥検出方法において、
    疑わしい画素値がその旨マークされたデジタル画像を供
    給するステップをさらに有することを特徴とする欠陥検
    出方法。
  6. 【請求項6】 仮欠陥位置のリストを保持するステッ
    プ、ただし該リストのエントリーは画素色値とカウント
    を指示する、 画素位置を、その画素色が欠陥色である時に該リストに
    追加するステップ、 欠陥位置に対するカウントを、該指示された画素色と該
    欠陥位置の画素色とが同一色である時に、インクリメン
    トするステップ、及び仮欠陥位置を、それに対するカウ
    ントが、ある閾値を超えてインクリメントされる時に欠
    陥位置として表示するステップ、をさらに有することを
    特徴とする請求項1記載の欠陥検出方法。
  7. 【請求項7】 該カウントを、該指示された画素色と該
    位置に対する画素色とが同一色でない時に減少させるス
    テップをさらに有することを特徴とする請求項6記載の
    欠陥検出方法。
  8. 【請求項8】 仮欠陥位置を、該指示された画素色と該
    欠陥位置に対する画素色とが同一色でない時に該リスト
    より除去するステップをさらに有することを特徴とする
    請求項6記載の欠陥検出方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の欠陥検出方法において、
    該リストはエントリーがある固定数までに制限され、画
    素位置はエントリーが使用可能であるときにのみ該リス
    トに追加されることを特徴とする欠陥検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の欠陥検出方法におい
    て、画素位置は、それがカーソル領域内にあるときにの
    み該リストに追加されることを特徴とする欠陥検出方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の欠陥検出方法におい
    て、該カーソル領域は、様々な領域をカバーするように
    変化させられることを特徴とする欠陥検出方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の欠陥検出方法におい
    て、該累積のステップは当該ステップの結果を保持する
    ために様々な次数の記憶画像フレームを用い、かつ、 少なくとも1つの記憶画像フレームを伸長するステッ
    プ、 累積しようとする画像を該少なくとも1つの記憶画像フ
    レームと結合して第1次の記憶画像フレームを生成する
    ステップ、 該第1次記憶画像フレームを再圧縮するステップ、 該第1次記憶画像フレームを他の第1次記憶画像フレー
    ムと結合して第2次画像フレームを生成するステップ、 必要ならば、該結合のステップを繰り返して、より高次
    のフレームを生成するステップ、及び第2次画像フレー
    ムまたはより高次の画像フレームを欠陥リストとして提
    供するステップ、をさらに有することを特徴とする欠陥
    検出方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の欠陥検出方法におい
    て、該伸長、結合及び再圧縮のステップは、1度に1ス
    キャンラインずつ行なわれることを特徴とする欠陥検出
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の欠陥検出方法におい
    て、該伸長、結合及び再圧縮のステップは、明画素及び
    暗画素の両方について行なわれることを特徴とする欠陥
    検出方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の欠陥検出方法におい
    て、該結合のステップは、頻度の低いほうの画素色につ
    いては票決による結合を行ない、頻度の高いほうの画素
    色については論理和による結合を行なうことを特徴とす
    る欠陥検出方法。
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