JPH08317193A - ディジタル化画像の縦横ラインを検知し修正する方法および装置 - Google Patents

ディジタル化画像の縦横ラインを検知し修正する方法および装置

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JPH08317193A
JPH08317193A JP8101752A JP10175296A JPH08317193A JP H08317193 A JPH08317193 A JP H08317193A JP 8101752 A JP8101752 A JP 8101752A JP 10175296 A JP10175296 A JP 10175296A JP H08317193 A JPH08317193 A JP H08317193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル化文書における縦横のラインをま
っすぐに修正する方法を提供する。 【解決手段】 ビットマップのディジタル化文書の部分
を高速なキャッシュバッファに書込み、そのキャッシュ
バッファをスキャンして、所定数の横に連続する有色ピ
クセルを含み且つ所定の最大値を超えない縦方向の幅を
有し更にその幅の変動が所定量を超えていない領域を、
横向きのラインセグメントとして検出する。同様にして
縦向きのラインセグメントも検出する。そして、検出し
た各ラインセグメントをまっすぐに修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル文書処
理、詳細には、ディジタル化表現の文書における横のラ
インおよび縦のラインを検知しまっすぐに修正する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル化画像、特に光電式スキャナ
によってソース文書から直接取得したものは、不完全に
描かれたラインを有することが多い。こうした状況は、
例えばテキスト情報と画像情報とを含む文書がスキャナ
に正しく位置合せされなかった時などに生じる可能性が
あり、その文書で正しく描かれていたラインが傾いたり
“ギザギザ”に見えるディジタル化画像をもたらす。ま
た、これは正常ではあば不完全なスキャナの動作の結果
として生じることもある。
【0003】スキャナは、入力される文書上にあるテキ
ストおよび/または画像パターンを光電式に電気信号に
変換する。適切なソフトウエアが、これらの電気信号を
画素すなわち“ピクセル”の“ラスタ”に処理し、多数
の行と列を有する格子に構成された記憶アレイに格納す
る。ラスタでのピクセルパターンは元のスキャンされた
文書の外観に対応する。例えば、現在のファクシミリ機
は、たいてい、200ドット/インチでスキャンするの
で、1ポイント(1/72インチ)の太さのラインは2
個又は3個のピクセルで表現されることになる。
【0004】ラスタ形式の最も単純な形態では、各ピク
セルは、そのディジタル表現での有色または無色の点に
対応する単一の二レベルビットである。プリンタなどの
バイナリ出力装置へ転送されると、各ピクセルは出力媒
体における一意の幾何学位置を指定し、そのピクセルが
無色(値=1)または有色(値=0)であるかに応じ
て、プリンタは、その位置に有色の小点を付けるか、ま
たは、空白のまま残すかのいずれかを行う。さらに複雑
なシステムでは、各ピクセルは、原画像からの色調値を
数値化している複数のビットによって表現される。
【0005】スキャナがソース文書に対し正しく位置合
せされなかった場合、本来はまっすぐなラインがピクセ
ルの行および/または列に明らかに一致しなくなる。し
かし、たとえ文書が正しく位置合せされた場合でも、文
書の折り目、ごみ、しみ、汚れなどがラインのスキャニ
ングを妨げ、不完全なビットマップを生じる原因となる
ことがある。さらに、ほとんどすべてのスキャナは、何
らかの不安定な挙動を示しがちであり、スキャン中に無
作為の隙間やラインの太さの変動を生じることがある。
スキャナにおいてもっと深刻な光学的不完全は、偽の変
形をもたらす可能性がある。
【0006】ディジタル化文書からこうした不要な変動
を除去し、まっすぐなラインを元通りに再現するため
に、様々な技法が開発されている。そうした技法は、ラ
インをまっすぐに修正するだけでなく、スキャンされた
ページの諸要素を完全に類別し、ピクセルを、直線、曲
線および図形を構成する有意なオブジェクトにまとめる
ことも行うソフトウエアパッケージにおいて頻繁に利用
されている。別の例では、ライン修正技法は、ラインを
削除してテキスト情報の認識を容易にするために用いら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、現在の多
くのラインの認識および修正技法は、大型システムの一
部として存在する傾向にあるので、ラインだけに関して
はいくぶん非効率的に動作するかもしれない。例えば、
そのようなシステムは通常、ラインに加え、様々な基本
要素についてディジタル化文書を反復的に解析するマル
チプルパス法を採用している。さらに、そうした一般的
なシステムは、それぞれのまさに一般性の結果、ライン
に固有のある種の指示を無視することがある。例えば、
ディジタル化画像をテキストに変換する光学式文字認識
システムは、傾いたラインを正しい曲線と誤って類別し
たり、または、特定の異形文字や通常のスキャナによる
文書のディジタル化に付随する偽の副産的ノイズを認識
するようにプログラムされないことがある。
【0008】従って、本発明の目的は、ディジタル化文
書の縦又は横のラインをまっすぐに修正できるようにす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦および横の
ラインを検知し、それらの長さ方向の範囲を判定し、そ
れらをまっすぐに修正するために、ディジタル化文書を
効率的にスキャンするように設計されている。本発明は
ディジタル化文書の処理をわずか2度で済ませることが
できる。1度は横のラインに対応するピクセルの集合を
検知し消去するためであり、いま1度は縦のラインに対
応するピクセルの集合を検知し消去するためである。ラ
インが検知されると、本発明は、ラインに関するデータ
(例えば平均太さおよび端点)を蓄積し、それらのデー
タを利用して、文書に入るそのラインのまっすぐに修正
されたものを再構成する。それによって、検知されたラ
インは一様に横向きまたは縦向きに修正される。
【0010】そのオペレーションにおいて、本発明はま
ず、少なくとも3つの判定基準に従って横または縦のラ
インセグメント(すなわち、長いラインの一部分を表現
している要素)を識別する。第1の基準はセグメントら
しき対象が一定の最小数の有色ピクセルの連続を含むか
否か、第2の基準はそのラインが所定の太さの範囲内に
納まっているか、第3の基準はそのセグメントらしき対
象が太さに関してわずかな程度の変動しか示していない
かどうか、である。第2および第3の判定基準は、文書
が取得される方法に応じて変更することができる。例え
ば、過剰な太さのごく小さな連続であっても、一部の形
式のスキャナでは問題ないであろう。ラインの詳細な仕
様を生成する前にラインの部分をなすラインセグメント
を識別するという本発明の方法を用いれば、ラインを含
む可能性の高い画像領域だけに限定して精巧な計算集約
的ライン修正ルーチンを使用できるようになるので、明
らかに効率上の利益が得られる。
【0011】本発明によれば、従来のラインスキャニン
グ技法(すなわち、所定のスレッショルド長さを超える
連続した有色ピクセルの並びについて、ラスタの行また
は列の個々のピクセルを調べるという方法)に代えて、
ラインセグメントを含む可能性の高い領域だけについて
ピクセルごとのスキャニングを行う、というより効率的
な方法を採用できる。詳細には、最小のラインセグメン
トを規定するピクセルのスレッショルド数が与えられる
と、本発明は、初期ピクセルから始めて、そのピクセル
のライン上でスレッショルドに等しい距離だけ離れたピ
クセルを検査する。その離れたピクセルが無色であれ
ば、初期ピクセルと離れたピクセルとの間には、連続し
たスレッショルド長さの有色ピクセルの連続は存在し得
ない。従って、それらのピクセルの全部が評価されたも
のとみなされ、その離れたピクセルが新しい初期ピクセ
ルになる。初期ピクセルおよび離れたピクセルの両者が
実際に有色であれば、本発明は、初期ピクセルに漸次近
づく一連のピクセルを検査する。それらのピクセルのい
ずれかが無色であるとわかれば、それが新しい初期ピク
セルとして規定され、再度、中間にあるピクセルをスキ
ップする。この方法は、縦のラインの検知に特に有効で
ある。
【0012】ライン修正ルーチンは、ラインに属する全
部のピクセルの位置を見つけ、それらを消去し、検知さ
れたラインの寸法を引続く再描画のために報告する。検
知された横のラインセグメントは、好ましくは、高速の
キャッシュメモリまたはレジスタバンクで処理される。
ラインセグメントの一部を含むソース文書の個々の部分
は、バイト長単位でキャッシュにロードされ処理され、
処理された後、そのラインセグメントの後続部分を表し
た新しいデータがキャッシュに入ると同時に、同様にし
てメインメモリに戻される。このようにして、キャッシ
ュはメインメモリの特定の部分の“窓”として動作し、
それにより、中央処理装置がライン修正ルーチンをそれ
らの部分に対してのみ実行できるようにし、相対的に低
速なメインメモリでのピクセル単位のオペレーションを
回避する。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明に適する代表的なハ
ードウエア環境を例示した図1について説明する。示さ
れたコンピュータシステムは、各種オペレーションを実
行し、かつ、システムメモリ117およびキャッシュメ
モリ119を含むコンピュータメモリにアクセスする中
央処理装置(CPU)115を有する。システムメモリ
117は通常、コンピュータの基本オペレーティングシ
ステム121の部分を含め、情報の一時記憶用の揮発性
またはランダムアクセスメモリ(RAM)を有する。シ
ステムはまた、コンピュータの機器構成および基本オペ
レーティングシステム121の補助部分の永久記憶用の
リードオンリメモリ(ROM)および、特に処理される
画像を記憶するためのハードディスクおよび/またはC
D−ROMドライブといった1個以上の大容量記憶装置
123も含む。
【0014】このシステムは、ユーザとの間で情報を受
け取り、また、提示するための複数の周辺装置も含む。
これらには、入力文書上にあるテキストおよび/または
画像パターンを光電式に電気信号に変換するスキャナ1
25、ビデオディスプレイ127、およびプリンタ12
9がある。これらの構成要素のオペレーションは、シス
テムメモリ117に含まれる一連のアプリケーションプ
ログラム135によって制御される。例えば、スキャナ
125によって生成された電気信号は光学文字認識パッ
ケージまたは画像処理プログラムによって処理され、プ
リンタ129はメモリ117に記憶されたドライバプロ
グラムによって動作されるであろう。ここで使用される
用語“アプリケーションプログラム”は、ユーザにとっ
て関心のある情報を処理するためのいずれかの機能体を
広範に指し、ピクセルオペレーションをも含むものであ
る。キャッシュメモリ119以外のシステムのすべての
構成要素は、双方向システムバス137によって通信す
る。キャッシュメモリ119は、ローカルバス140に
よってCPU115と直接通信する。別の設計では、キ
ャッシュメモリ119の機能は、CPU115にアクセ
ス可能な十分に大きな一群のローカルレジスタによって
実行される。
【0015】本発明に関して最も重要なのは、(例えば
スキャナ125から取得した)テキスト、グラフィック
スまたは画像をコンピュータメモリに記憶するためにデ
ィジタルフォーマットに変える画像処理プログラムであ
る。単純にするために、以下の説明では、画像は、空白
または単色の点のいずれか一方を指定する二値ピクセル
として存在するものと仮定する。実際、このオペレーシ
ョンモードは本発明の最適な具体化であり、最も有意義
な性能の改善を付与する。例示したシステムにおいて、
アプリケーションプログラム135によって定義された
“ビットマップ”ラスタは、文書バッファ137に格納
される。文書バッファ137は通常、ラスタを収容する
ために“ビット形の”格子に編成されたシステムメモリ
の1パーティションである。
【0016】代表的なオペレーションモードでは、ソー
ス文書がスキャナ125によってスキャンされ、アプリ
ケーションプログラム135によってラスタに処理さ
れ、文書バッファ137に格納される。スキャナもしく
はアプリケーションプログラムまたは両者の不正確さゆ
えに、ソース文書で直線に見えるはずのものが、文書バ
ッファ137では不完全に表現されることがある。この
作用を図2に例示する。図では、ソース文書の一部21
2に存在する直線210がスキャニングの後、ゆがんで
しまった。詳細には、文書バッファ137に格納された
対応するラスタ化されたライン214は、平均して4ピ
クセル分の太さで表現されているが、この太さが不規則
に変化し、ラインはバッファのフィールドごとに上方に
ずれている。特異的な太さの変動は不安定なスキャナの
性能に起因する可能性があるが、ラインのずれは、スキ
ャナに対する文書のわずかな位置不整合の結果として生
じ得る。他にも、連続したラインとなるはずのものを妨
げる偽の隙間、無作為の太さの変動といったノイズも存
在する。
【0017】本発明は、例示したコンピュータシステム
において実施した場合、解析エンジン139において、
図3に概説した3段階プロセスでラインを修正する。各
プロセスステップに責務を負う解析エンジン139の各
構成要素を図4に示す。両図に関して、第1のステップ
310では、文書バッファ137に存在する画像がプレ
スキャニングモジュール350によってスキャンされ、
所定の判定基準に従って横のラインに一致する連続した
有色ピクセルの各群が提示される。次のステップ312
では、アイソレーションモジュール352が、上記基準
を満足するピクセルの格子位置をテーブル化し、それら
のピクセルを“消去”する(すなわち、それらをゼロ値
にリセットすることによりピクセルを無色にする)。こ
のテーブル化はそのラインの両端および平均太さのテー
ブル化も含み、それらはメモリパーティションつまりバ
ッファ354に蓄積され格納される。縦のラインと交わ
る可能性のあるすべての横のラインが消去されたことが
認識されると、このスキャニングルーチンのピクセル間
隔に関する許容量が増加され、同様の一連の手続きが、
ステップ314および316において縦のラインについ
て繰り返される。最終ステップ318では、ライン描画
モジュール356が、適切な行のピクセルを値=1に設
定することによって、テーブル化された平均スキャンラ
イン太さに一致する太さで、バッファ354に格納され
たテーブル化された両端の間に完全にまっすぐな(すな
わち、余白調整された)ラインを描く。
【0018】ステップ310は、それほど厳密に実行す
る必要はない。所定値よりも太くなく(すなわち、縦の
行の所定数以下にしか広がってなく)且つ太さが所定数
以下で変化している、横方向に連続した有色ピクセルの
並びを検知するための、いずれかの標準のライン追跡ア
ルゴリズムで十分である。最大太さは通常、スキャニン
グ周波数によって決まり、それにより、その最大値が任
意のピクセル数ではなく本物のソース文書の線の太さに
一致する。最大値を超えて連続する(すなわち、数ピク
セルの並びを上回る)太さを有する領域は、たぶん、ラ
インに相当するのではなく、例えば英数字または画像成
分を表現する。同様に、ラインの太さの著しい変動は、
恐らく、そのレンジが予測可能な許容限界値に納まるよ
うになっているスキャナのノイズによって生じるのでは
なく、そのような変動はたぶん、画像の色調領域の変動
によるものである。
【0019】横のラインを位置決めし識別するための適
切な手順を図5に示す。最初のステップ410で、プレ
スキャニングモジュール350が、(CPU115のオ
ペレーションによって)、スレッショルド数tを超える
連続した有色ピクセルの並びを見つけるために、バッフ
ァ139のピクセルの行を順次スキャンする。スキャニ
ングステップによりそのような並びが見つかると(ステ
ップ412)、それは予備的にラインの一部とみなさ
れ、そのビットマップロケーションが解析エンジン13
9によりシステムメモリ117のテーブル化パーティシ
ョンに記録される(ステップ414)。そしてバッファ
137の全部のピクセルが調べられる(ステップ41
6)まで、スキャニングが続行される(ステップ41
4)。この手順は一般に、実行速度を最大にするために
アセンブリ言語で符号化される。さらに、ラスタは二レ
ベルのビットマップであるとみなされるので、そのスキ
ャニング手順は、各命令サイクルで複数ビットバイトの
データを調べることができる。例えばシステムが8ビッ
トバイトを用いていれば、ピクセル単位で調査する方式
に比べて8の因数分だけ処理速度が加速される。
【0020】解析エンジン139はその後、位置決めさ
れ記録された各ラインセグメントを所定の太さの判定基
準に照らして、その絶対太さおよび太さの変動を確認す
る。ステップ420で、アイソレーションモジュール3
52は、各ラインセグメントの長さに沿った幾つかのま
たは全部の点で各ラインセグメントの太さ(すなわち、
連続した有色ピクセルの縦の広がり)を調べて、それが
許容可能な境界内に入っているかどうかを判定する。許
容可能な太さおよび変動を指定する判定基準は、ある程
度複雑になることがある。例えば、(過剰な太さの極め
て短い並びが正当であることも、偽であることもあり得
るから)最大太さを超える連続ピクセル数に関してこの
基準は変化し得、また過剰な太さ変動の長さ方向の範囲
に関しても変化し得る。しかしながら、そのような判定
基準は、当業者にとっては公知であり、容易に実施でき
るであろう。
【0021】ラインセグメントが判定基準を満たすこと
ができない場合(ステップ422)、そのラインセグメ
ントはテーブル化パーティションから削除され、次のラ
インセグメントが評価される(ステップ424)。他
方、ラインセグメントが判定基準を満たした場合、その
両端が位置決めされ、後述する左方向(ステップ42
6)および右方向(ステップ428)で横のラインの修
正手順を実行することにより、ラインはまっすぐに修正
される。新たに確定されたラインの両端および統一され
た太さが、以後の描画のためにテーブル化パーティショ
ンに記録され(ステップ430)、次のラインが評価さ
れる。格納されたラインのリスト全体が調査された後、
この手順は終了する(ステップ432)。
【0022】本実施形態のライン修正手順は、図1のハ
ードウエア機器構成、および、著しく短いアクセス時間
をもつキャッシュメモリ119(またはローカルレジス
タ)に対するシステムメモリ117のアクセス時間の相
違を考慮したものである。従って、本実施形態は、アク
セスが低速であるバッファ137に存在するピクセルを
反復的に処理することを避け、代わって、各々バッファ
137の内容の一部を有したキャッシュメモリ119内
の1個又はそれ以上の“ローリング”バッファ上で動作
する。これは図2に示されている。図2では、表現上、
ピクセルは、バッファ137における有色または無色の
領域として、かつ、キャッシュメモリにおける数値とし
て示されている。バッファ137の図示部分は10個の
24ビット行(すなわち、各々が24列のビットを有す
る10個の行)より成る。この情報量を収容するために
利用されるローリングバッファの数は1バイトの大きさ
によって異なる。ローリングバッファは、1バイトのビ
ット数に等しい列数を有することが好ましく、それによ
り、単一のメモリ転送命令によって全部のビット列がロ
ードできる。バッファの行数は、ラインのビット単位で
の最大許容太さに依存するが、バッファの“高さ”(す
なわち、列の大きさ)はこの最大太さに等しくするべき
である。8ビットバイトおよび5ビットの最大平均ライ
ン太さを限定すれば、ローリングバッファR1,R2およ
びR3は、それぞれ8ビット(1バイト)の行を10行
を有する80ビットメモリとして定義される。数個のバ
ッファを同時に処理することは(例えば複数のグラフィ
ックスプロセッサを用いて)可能であるが、以下の説明
は、単純にするために、R1,R2およびR3がそのバッ
ファの逐次的状態を表現している、単一のバッファを用
いることを前提する。
【0023】本実施形態の横のラインの修正オペレーシ
ョンは、図6、図7および図8によって理解されるであ
ろう。図7および図8はキャッシュメモリ119の状態
R1を示している。表現の都合上、図7および図8には
有色のピクセルだけが示されている。基本的に、10個
の1バイト画像データの集合は、バッファ137からロ
ーリングバッファR1に複写される。このデータは、処
理されてから、その複写元のバッファ137の部分に複
写し戻され、未処理のソースデータに取って代わる。従
って、本質的に低速アクセスのバッファ137に対する
80回の個別のリード/ライトが、20回のオペレーシ
ョン(バッファR1への充填に10回、そのフラッシュ
に10回)で済む。さらに、そのピクセル処理オペレー
ションは、バッファ137にあるものよりも、キャッシ
ュメモリ119にあるピクセルに対するほうがはるかに
高速に実行される。こうした特長は、標準システムに対
して約5倍の全処理の改善を付与することにつながる。
【0024】図6に示した処理シーケンスに関して、ア
イソレーションモジュール352は、処理の方向を指定
する内容を有するシングルビットの方向レジスタDX、
ローカルマスクとして機能するバイト長レジスタLX、
および、現在のローリングバッファ列のトップピクセル
およびボトムピクセルをそれぞれ指示する1組のポイン
タLTOPおよびLBOTを利用する。これらのレジス
タは、キャッシュメモリ119のロケーション、また
は、CPU115の内部にある。
【0025】ライン修正オペレーションはステップ51
0から始まり、プレループ設定ルーチンが、文書バッフ
ァ137からローリングバッファR1へロードし、ロー
リングバッファの処理すべき最初の列を選択するように
LXを設定し、その最初の列にLTOPおよびLBOT
の値を置き、その他の必要な初期値を設定する。例え
ば、修正すべきラインが、バッファR1の第3列に対応
するメモリロケーションから始まっていると仮定しよ
う。この場合、図7に示すように、LTOPはバッファ
R1の第4行を、LBOTバッファはR1の第7行を指示
する。ローカルマスクLKでは、第3列に対応する第3
ビットが設定され、残りのビットは未設定のまま残され
る。
【0026】ステップ512において、そのラインの最
初の列の太さは消去される。これは、LTOPからLB
OTまでに存在する全部のビットについて、LXとバッ
ファR1とを連続的にNAND論理演算することによっ
て遂行される。(この場合4ビットである)消去される
列の太さ(すなわち高さ)はメモリに記録され、ステッ
プ514において、LXの設定されたビットはDXで指
定された方向に従ってシフトされる。この消去オペレー
ションがバッファR1の最終列まで行われると、そのバ
ッファの内容は、その初期内容が取得された出所のメモ
リロケーションに書き戻され、そして、そのバッファに
は、文書バッファ137から新しいメモリ内容セットが
再ロードされる。
【0027】ステップ516では、LTOPおよびLB
OTが次のピクセル列(そのロケーションはDXによっ
て指定される)の内容に従って調整される。しかし、消
去されるラインは、縦の各方向で太さが1ピクセルだけ
しか大きくならないように制約される。この抑制機能に
より、偽のスキャニングノイズに対する即時的な応答が
予防される。つまり、ラインが最大許容ライン太さを超
える地点まで増大し続けた場合、アイソレーションモジ
ュール352は、後述の通り、端点を宣言する。従っ
て、次の列のLTOPおよびLBOTの値をサーチする
際に、アイソレーションモジュール352は、たとえ有
色ピクセルがLTOP又はLBOTの縦方向位置を越え
たところにあったとしても、LTOPは上に、LBOT
は下に、1ピクセル以上動かすことはしない。しかし、
モジュール352は、逆方向ではそのように制約されな
い。つまり、有色ピクセルを見つけるために必要な数だ
け縦方向位置を、LTOPを下に、LBOTを上に、自
由に動かすことができる。有色ピクセルをサーチする際
に、ステップ518に示したように、LTOPおよびL
BOTが相互に交差した場合、空白の縦列が指示され、
処理はその後、後述の通り継続する。
【0028】他方、有色ピクセルがこの状態を引き起こ
さずに見つかった場合、ラインは図8に示したように連
続するものとみなされる。この時、LXは第4列を指示
し、LTOPおよびLBOTの両者は1ピクセル上にシ
フトされる。バッファR1は本質的に文書バッファ13
7に対して横方向に並進するローカルウィンドウである
から、太さが変動するまたは縦方向にずれる正当なライ
ンでも事実上そのウィンドウ外に出ることがある。モジ
ュール139は、LTOPが第0行に達した時(ステッ
プ520)またはLBOTがバッファR1の最後の行ま
で沈んだ時(ステップ522)にこの状態を検出する。
このいずれかの状態が生じると、LTOPが第0行に達
し且つLBOTが第9行に達した場合(ステップ52
4)以外は、バッファは“ロール”される。この場合、
バッファR1の行数がラインの最大許容太さを超えると
すぐに、モジュール139は、太すぎるラインであると
認識し、この状態が後述のように続いた場合、端点を宣
言する。バッファのローリングでは、後続するラインが
バッファの横方向または縦方向のレンジをそれ以上超え
ないように、その内容が再構成される。これを図9およ
び図10に示す。図9では、バッファR1の内容が、図
7および図8におけるような中央部分でなく、R’1と
して例示したようなバッファの上部に存在している。第
3列の消去が完了し、第4列に移ると、アイソレーショ
ンモジュール352は、第4列のトップピクセルが第0
行を占有しているどうかを判定する。従って、ボトムピ
クセルが第9行にないので、ステップ526で下方ロー
ルが開始される。このロールでは第4列のボトムピクセ
ルを第9行まで下方へシフトすると次に上方ロールの必
要が生じる可能性があるので、第4列のボトムピクセル
がバッファR’1の下から2番目の行(すなわち第8
行)まで下方シフトされるように(文書バッファ137
に書き戻すことによって)バッファR’1から十分な数
の行がフラッシュされる。内容の下方シフトによって新
しく空いた上部の行には、文書バッファ137の対応す
る部分が充填される。言い換えれば、ローリングバッフ
ァが表すローカルウィンドウの位置は文書バッファ13
7に対し上方へ動かされ、その結果、その以前の内容は
下方へシフトされる。
【0029】このように、図10に示す通り、第5行〜
第9行はメモリに書き戻され、R’1の内容は下方へシ
フトされ、メモリから新しいデータが第0行〜第4行に
ロードされる。尚、その新しいデータがたまたま空白で
あったり、また、いずれの有色ピクセルも実際はR’1
からメモリに書き戻されないこともある。
【0030】バッファR’1の最初の3列のうちのいず
れかのボトムピクセル(図7)が第9行の位置にあった
とすれば、そのバッファは、下方ではなく、上方へロー
ルされる(ステップ528)。上方ロールの場合、上述
の動作が逆になる。つまり、バッファは、アクティブ列
(そのボトムピクセルが第9行を占めていた)の最上位
のピクセルが第1行まで上方にシフトされるように再構
成される。いずれか一方の縦方向のロールの後、ステッ
プ512の列の消去に始まる先の処理ステップが繰り返
される。
【0031】ステップ518は、好ましくは、前述の通
り、LTOPおよびLBOTの交差に注目することによ
って、端点の可能性のある点を検出する。あるいはま
た、スキャニング装置の分解能が十分に高ければ、(正
当なラインに相当するには小さすぎる太さに一致する)
最小距離未満にあたるLTOPとLBOT間の距離を検
出することが可能である。端点と想定される点が検出さ
れると、それが本当に端点であって、スキャナのエラー
の結果ではないことを確認するための手順が実行され
る。この手順は、ステップ514〜528の若干変更さ
れたものである。最初のステップ532において、DX
によって指定された方向の次の列が識別され、その列が
バッファレンジを超えている場合にはローリングバッフ
ァが再ロードされる。ステップ534で、最初に検出さ
れた空白ピクセルから縦方向へ延びている狭い帯のピク
セル位置において、有色ピクセルの存在が調べられる。
その帯の幅(列数)は、最大許容間隙、つまり、スキャ
ナの動作に帰着し得る最大距離に一致し、一般にその距
離は2又は3ピクセルである。スキャニングは、その最
大間隙幅(またはその中の有色ピクセル)に達するま
で、横方向の隣接ピクセルを反復的に調査することによ
って遂行される(ステップ538)。
【0032】有色ピクセルがこの間隙内にあると(ステ
ップ536)、検出されたピクセルの上下のピクセルが
ステップ540で調査される。この点における有色ピク
セルの太さ(列高さ)が検出された間隙に先行するライ
ンの太さと矛盾しなければ、主処理ループはステップ5
20に再入する。そうでなければ、たとえラインの終わ
りの近くであっても、新しいピクセルはたぶんそのライ
ンの連続を表現することなく、代わって、その間隙は単
に文字または図形からラインの終わりを分離するにすぎ
ない。この場合、モジュール139は、有色ピクセルの
最後の列(すなわち、空白列または不満足なライン太さ
が検出されたその前の列)を端点として記録する。
【0033】同様に、有色ピクセルがいっさいその間隙
内になければ(ステップ538)、端点の可能性のある
点が本当に端点であることが確認される。ステップ54
4において、図5に示した横方向スキャニング手順に制
御が移り、その点におけるラインの太さとともに文書バ
ッファ137にその端点の位置が記録される。また、平
均ライン太さ(すなわち、消去されたピクセルの高さ)
も記録される。ステップ428で、DXは反対方向に設
定され、図6に例示されたプロセスが元のラインセグメ
ントにおける第1列に始まり逆方向に繰り返され、それ
によって、そのラインセグメントを一部とするラインの
処理を完了し、その両端点を識別する。
【0034】全部のラインセグメントが処理された後、
その画像は、横のラインに対応する全部のピクセルが消
去された状態で残される。図3に示したように、本発明
は、ステップ314で縦のラインをスキャンすることに
より継続する。
【0035】縦のラインは、図11に示す縦方向のスキ
ャニング手順によって検知される。しかし、このルーチ
ンは縦のラインの場合に特に効率上の利益を提供する
が、横のラインの検知にも同等に適用可能であることに
留意すべきである。この手順は、上述の横のラインの修
正手順のような1度にバイト処理できる効率をもたらす
ことはできないが、従来技術の逐次的なビットごとの調
査特性は十分に改善する。このラインスキャニング手順
はスレッショルド技法を採用し、この技法によれば、所
定の最小値(一般に1/20インチ。これは300ドッ
ト/インチのスキャンで15ピクセルに相当する)未満
にあたる縦方向のピクセルの並びが縦のラインの一部を
構成するには不十分であるとみなされる。本実施例は、
第1のピクセルが無色であり、その第1のピクセルから
少なくとも所定の最小値に等しい距離だけ縦方向に離れ
ている第2のピクセルも無色であれば、その最小値を超
えて縦方向に連続した有色ピクセルの並びは第1のピク
セルと第2のピクセルの間に存在できないと認識する。
従って、その手順は、下方スキャニングの場合、縦方向
位置yにおけるピクセルが無色であるとき、yの下の、
スレッショルド長tの有色ピクセルの並びはyの上の縦
方向のピクセルの並びにまったく含まれないという、基
本不変式を採用する(横のラインの場合、この不変式
は、横方向位置xにおけるピクセルが無色のとき、スキ
ャニング方向でより先方のスレッショルド長tの有色ピ
クセルの並びはスキャニング方向でx以前のピクセルの
並びにまったく含まれないというものになる)。
【0036】最初のステップ810において、縦方向の
初期開始位置yが識別され、この位置に対応するピクセ
ルに関係する値が−1に設定される。これは、解析のた
めに、そのピクセルは存在しないということを意味し、
これが上記基本不変式の初期条件の満足を保証する。ス
テップ812で、yから距離tだけ縦方向に離れたピク
セルについて、まずそれがそのページの下端より下にあ
たるかどうかを判定するために調べられる。そうであれ
ば、現在の列について全部の可能性のあるラインセグメ
ントが識別され、そして、処理手順は、それが開始され
た場所の反対側の横方向のページ端に到達しない限り
(ステップ816)、次の列に移動する(ステップ81
4)。到達した場合、その文書は縦のラインについて完
全にスキャンされたことになり、手順は終了する。
【0037】一方、位置y+tが画像枠内にあれば、そ
の位置のピクセルが有色か無色かを判定するために調べ
られる(ステップ820)。有色でなければ、縦の長さ
tの有色セグメントはyとy+tの間には存在しないこ
とになり、yはy+tへ移動し(ステップ822)、ス
テップ812からの処理が再び開始される。他方、位置
y+tのピクセルが有色であれば、必要な最小長さの有
色ピクセルの縦方向の並びがセグメントy+tに含まれ
るという可能性が存在する。プレスキャニングモジュー
ル350は、ループの反復をやめた方が効率の観点から
最適となるまで逐次的なピクセル調査を延期するように
前述の論理を拡張した反復ループを用いて、その可能性
を検査する。ステップ824で、位置y+t/2のピク
セルが調査される。それが無色であれば、yはy+t/
2に移され、ステップ812からの処理が再び開始され
る。この反復プロセスは、各位置y+t/2n が連続し
て調査されるように、n回繰り返され、無色のピクセル
が識別された時に値t/2n がyに加算される。好まし
い実施例では、例えば15ピクセルのスレッショルドが
与えられた場合、n=2の値が望ましい。従って、y+
t,y+t/2およびy+t/4のピクセルがすべて調
べられ(ステップ820、824および828)、有色
であると判明した場合、逐次的なピクセルの反復検査は
y+1から開始される。ステップ832で最初に1に設
定されるローカル変数iは、この反復検査の進行を指示
する。y+iに相当する位置のピクセルが無色であれば
(ステップ834)、yはy+iに移され(ステップ8
36)、処理はステップ812から継続される。y+i
のピクセルが有色であれば、iがtを上回る(ステップ
840)まで、iは1ずつ増分される(ステップ83
8)。しかし、y+1に始まる単一方向でピクセルを反
復的に評価することが必要なければ、代わりに、例え
ば、その位置を超えた地点から(例えばy+t/4か
ら)y+1へ逆方向にスキャンしてから、y+tへ順方
向のスキャンを再開することも可能である。
【0038】yからtまでの全部のピクセルが有色であ
ると判明した場合、そうして識別された連続した有色ピ
クセルの縦方向の並びは、可能性のある縦のラインセグ
メントとして適する。ステップ844において、そのラ
インセグメントの太さ(すなわち、連続した有色ピクセ
ルの横方向の範囲)が数個の点で検査され、さらに、最
大精度が望まれる場合は全部の点で検査される。ライン
セグメントが十分な数の点で太さの判定基準を満たさな
ければ(例えば、平均値からの二乗平均の差が1/4
0”、つまり200ドット/インチで5,6ピクセルを
超えた場合)、それは図形または文字の一部であるとみ
なされ、処理はステップ812へ戻る。基準を満たして
いれば、そのラインを上方(ステップ848)および下
方(ステップ850)へたどるライン修正手順に制御が
移り、さらに、両端点や平均太さといったライン情報を
記録する(ステップ852)。その後、縦方向スキャニ
ングは、新しいラインセグメントが識別されるか、また
は、画像が完全にスキャンされるまで継続する。
【0039】アイソレーションモジュール352によっ
て実施される適切な縦のラインの修正手順は、図12に
示されている。各々の識別された縦のラインセグメント
について、アイソレーションモジュール352はまず、
ステップ910において、縦方向で連続する各ピクセル
でラインの左右の境界を識別する。これらの境界によっ
て規定されたそのラインの横方向の太さが所定の最小値
を超えており、また、その超過がそのラインセグメント
の所定の範囲にわたって(すなわち、数個の縦方向の連
続したピクセルの並びについて)続いている場合(ステ
ップ912)、その領域はたぶん縦のラインに相当せ
ず、制御は縦方向スキャニングルーチン(これは、ライ
ン修正を逆方向に進めさせるか、または、その方向がす
でに修正されていれば、ライン情報を記録する)に移
る。しかし、検知された太さが許容限界値の範囲内にあ
れば、境界によって規定された縦のラインセグメントは
消去され(ステップ914)、現在の方向で次のピクセ
ルが識別される(ステップ916)。このピクセルがそ
のページの下端に一致しない限り(その場合、制御はス
テップ918で縦方向スキャニング手順に戻る)、それ
は有色か無色であるかを判定するために調べられる(ス
テップ922)。そのピクセルが有色であれば、そのラ
インの可能性のある成分として扱われ、ステップ910
以下に従って処理される。ピクセルが無色であれば、ア
イソレーションモジュール352は、その間隙が偽もの
でないことを確かめるために後続のピクセルを評価す
る。特に、全部の横のラインはすでに消去されているの
で、偽の間隙の可能性は増大する。さらに、偽の間隙
は、消去された横のラインとの交差だけでなく、スキャ
ナのエラーによっても生じ得るので、許容すべき間隙の
大きさは通常、横のラインの最大許容太さまで大きくさ
れる。従って、ステップ924で、アイソレーションモ
ジュール352は、そのラインセグメントの連続を表現
するかもしれない有色ピクセルを現在の方向で縦にサー
チする。そのようなピクセルが見つかり(ステップ92
6)、その太さが間隙前のセグメントの太さに似ている
場合、解析エンジン139はそれがラインの連続である
と仮定する。その間隙は無視され、処理はステップ91
0に始まる識別されたピクセルに進む。そうでない場合
は、制御は縦方向スキャニング手順に戻る。
【0040】図3に戻って、全部の縦横のラインのスキ
ャニング、消去およびテーブル化の後、テーブル化され
た情報はラインを再描画するために使用される。一般
に、各ラインについて、記録された平均太さが、2つの
端点の間にその太さのライン(すなわち有色ピクセルの
連続する帯)を描くために使用される。ライン修正プロ
セスは、両端点を、そのラインの各終端の境界間の途中
のピクセルとして識別する。このようにして、横方向の
修正手順において、両端点は、ラインの終端列のLTO
PとLBOT間の途中にある。
【0041】それらの点が相互に整列されていなけれ
ば、それらをつなぐラインは余白調整されない。従っ
て、適正に整列された点、すなわち縦のラインに対して
同じ横の位置にあり、かつ、横のラインに対して同じ縦
の位置にある点が、整列されていない点の位置の間の途
中に規定される。あるいはまた、ラインセグメントの端
点のではなく、ライン全体に関して両端点の位置を規定
し、各ラインセグメントの中間点を求め、ライン上の中
間点の平均位置を求めることによって、不整列の可能性
を除去することができる。
【0042】以上、上述の説明はディジタル画像におけ
るラインを位置決めしまっすぐに修正するための高度に
効率的で有利な方法を提示していることがわかるはずで
ある。ここで用いた用語および表現は、説明に関して用
いたものであり、何ら制約的なものではなく、そうした
用語および表現の使用において、図示および説明した特
徴のいずれの等価物またはその一部を排除する意図はな
く、本発明の請求の範囲内で各種の修正が可能であるこ
とが認められる。例えば、本発明の各種モジュールは、
適切なソフトウエア命令を用いる汎用コンピュータにお
いても、または、ハードウエア回路においても実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のための代表的なハードウ
エア環境を示す略図。
【図2】横方向の直線がラスタバッファで誤って表現さ
れている様子、および、そのようなバッファを本実施形
態が処理する方法を示す略図。
【図3】本実施形態の基本動作を示す流れ図。
【図4】図3に示されている、本実施形態の解析部分の
構成要素の詳細図。
【図5】ディジタル化文書中の横のラインを検知するた
めに本実施形態によって利用される手続きを例示する流
れ図。
【図6】横のラインの配向を確定し、検知された線を再
描画に備えて消去するために本実施形態によって利用さ
れる手続きを例示する流れ図。
【図7】ローリングバッファに含まれたラインの処理を
示す略図。
【図8】ローリングバッファに含まれたラインの処理を
示す略図。
【図9】バッファのレンジを超えたラインを収容するた
めにローリングバッファのシフトを示す略図。
【図10】バッファのレンジを超えたラインを収容する
ためにローリングバッファのシフトを示す略図。
【図11】ディジタル化文書中の縦のラインを検知する
ために本実施形態によって利用される手続きを例示する
流れ図。
【図12】縦のラインの配向を確定し、検知された線を
再描画に備えて消去するために本実施形態によって利用
される手続きを例示する流れ図。
【符号の説明】
115 CPU 117 システムメモリ 119 キャッシュメモリ 121 オペレーティングシステム 123 画像記憶装置 125 スキャナ 127 ディスプレイ 129 プリンタ 135 アプリケーション 137 ソース文書バッファ 139 解析エンジン

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのメモリで有色および無色
    のピクセルの二レベルのアレイとして表現された画像に
    おける横向きのラインをまっすぐに修正する方法におい
    て、 a.前記コンピュータメモリの一部を、一定の記憶容量
    を有し且つ複数の行および列を含む格子として編成され
    ているローリングバッファとして規定する過程と、 b.前記アレイをスキャンして、横に連続する所定のス
    レッショルド数の有色ピクセルを含み且つ所定の最大値
    を超えない有色ピクセルの縦方向の範囲を有し且つその
    範囲の変動が所定の量を超えないような横向きのライン
    セグメントを見つける過程と、 c.前記横向きのラインセグメントの各々をまっすぐに
    修正する過程とを備え、前記修正する過程c.が、 i. 横向きのラインセグメントを含む画像の部分に相当
    するデータを前記コンピュータメモリから前記ローリン
    グバッファに入れる過程と、 ii. 前記バッファの第1の列および後続の各列につい
    て、(a)連続的な有色ピクセルの縦方向の範囲を識別
    し、(b)前記識別した範囲の最上位および最下位の有
    色ピクセルを識別して両ピクセル間の距離を記録し、そ
    して、(c)前記連続した縦方向の範囲の有色ピクセル
    を無色のピクセルで置換する過程と、 iii.前記バッファの内容を前記コンピュータメモリに戻
    す過程と、 iv. 前記コンピュータメモリの第1の横方向に連続する
    部分を用いて、前記ラインセグメントの第1の端点に到
    達するまで、前記過程i〜iiiを繰り返す過程と、 v. 前記コンピュータメモリの第2の横方向に連続する
    部分を用いて、前記ラインセグメントの第2の端点に到
    達するまで、前記過程i〜iiiを繰り返す過程と、 vi. 最上位ピクセルと最下位ピクセルとの間の平均距離
    と、ラインの第1および第2の端点に対応するコンピュ
    ータメモリ内のロケーションとを記録する過程と、 vii.前記コンピュータメモリ内の前記第1および第2の
    端点に対応するロケーション間に、前記平均距離に等し
    い太さを有するラインを描画する過程とを有することを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記ライ
    ンセグメントの先行する列に続く各列が、その最上位の
    有色ピクセルが前記先行する列の最上位の有色ピクセル
    よりも1ピクセルを越えては高くならず、且つその最下
    位の有色ピクセルが前記先行する列の最下位の有色ピク
    セルよりも1ピクセルを越えては低くならないように、
    制約されていることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、前記縦方
    向の範囲を識別する過程ii(a)が、前記後続の各列に
    ついて、 a.前記最上位ピクセルが所定の上限ピクセルであるか
    否かを判定する副過程と、 b.前記副過程aの結果が肯定的ならば、縦方向で上位
    にある画像部分に対応するデータをコンピュータメモリ
    からバッファに複写することにより、バッファを下方へ
    ロールさせる副過程と、 c.最下位ピクセルが所定の下限ピクセルであるか否か
    を判定する副過程と、 d.前記副過程cの結果が肯定的ならば、縦方向で下位
    にある画像部分に対応するデータをコンピュータメモリ
    からバッファに複写することにより、バッファを上方へ
    ロールさせる副過程とを含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、 e.前記コンピュータメモリがピクセルの複数の行およ
    び列を有する格子として編成されており、前記バッファ
    の内容は前記コンピュータメモリの行の第1の集合およ
    び列の第1の集合に対応しており、 f.前記バッファを下方にロールさせる副過程bが、
    (i) 前記バッファの内容を前記コンピュータメモリに
    戻す過程と、(ii)前記列の第1の集合と、前記バッフ
    ァの縦方向のピクセルの高さより1だけ少ない高さに等
    しい距離だけ前記行の第1の集合より上位にある行の第
    2の集合とから、データを前記バッファに転送する過程
    とを含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の方法であって、 a.前記コンピュータメモリがピクセルの複数の行およ
    び列を有する格子として編成されており、前記バッファ
    の内容は前記コンピュータメモリの行の第1の集合およ
    び列の第1の集合に対応しており、 b.前記バッファを下方にロールさせる副過程dが、
    (i) 前記バッファの内容を前記コンピュータメモリ
    に戻す過程と、(ii)前記列の第1の集合と、前記バッ
    ファの縦方向のピクセルの高さより1だけ少ない高さに
    等しい距離だけ前記行の第1の集合より下位にある行の
    第2の集合とから、データを前記バッファに転送する過
    程とを含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、前記コン
    ピュータメモリの異なる部分が異なるアクセス時間を有
    しており、かつ、前記ローリングバッファとして規定さ
    れる前記コンピュータメモリの部分が、前記画像を含む
    前記メモリの部分よりも高速なアクセス時間を有するこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法において、少なくと
    も所定数の列について前記最上位ピクセルと最下位ピク
    セルとの間の距離が所定の最小値未満である場所に前記
    端点が規定されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法において、少なくと
    も所定数の列について前記最上位ピクセルと最下位ピク
    セルとの間の距離が所定の最大値を超える場所に前記端
    点が規定されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法において、前記画像
    の縁に前記端点が規定されることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の方法において、前記バ
    ッファの列数が1バイトに等しいことを特徴とする方
    法。
  11. 【請求項11】 コンピュータのメモリで有色および無
    色のピクセルの二レベルのアレイとして表現された画像
    における縦向きのラインを位置決めする方法であって、
    縦方向の第1および後続のピクセル列をスキャンして、
    縦に連続する所定のスレッショルド数の有色ピクセルを
    含み且つ有色ピクセルの所定の最大値を超えない横方向
    の範囲を有し且つその範囲の変動が所定の量を超えない
    ような縦のラインセグメントを見つける過程を含むもの
    において、 a.現在の列において縦のピクセル位置yに初期有色ピ
    クセルを位置決めする過程と、 b.位置yからのスレッショルド縦方向距離tが前記メ
    モリの最上位または最下位のピクセル行を超えるかどう
    かを判定し、超える場合、前記現在の列でのスキャニン
    グを終了する過程と、 c.超えない場合、位置yから距離tだけ縦方向に離れ
    たピクセルが有色であるかどうかを判定する過程と、 d.有色でない場合、位置yを位置y+tに置き換え
    て、前記過程b〜dを繰り返す過程と、 e.有色である場合、位置yと位置y+tとの間に存在
    するいずれかのピクセルが無色であるかどうかを判定す
    る過程と、 f.無色である場合、位置yを中間の無色ピクセルの位
    置に置き換えて前記過程d〜fを繰り返す過程と、 g.無色でない場合、位置yから位置y+tまでの各ピ
    クセルから横方向に離れたピクセルをスキャンして、有
    色ピクセルが横方向に所定長さで連続した範囲を見つけ
    る過程と、 h.前記横方向のスキャンにより、スレッショルド最大
    値を超える長さをもち且つ前記長さの変動が許容可能な
    微小であるような有色ピクセルの連続範囲を所定数より
    少ない個数見つけた場合、前記位置yから位置y+tま
    でを縦方向のラインセグメントとして記録し、前記現在
    の列におけるスキャニングを終了する過程と、 i.後続の各列について過程a〜hを繰り返す過程とを
    備えることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、前記
    過程eが前記中間のピクセルを連続的に検査する過程を
    含むことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法において、前記
    中間のピクセルを連続的に検査する過程が、 j.n回の反復について、i. 位置y+t/2n のピク
    セルが有色であるかどうかを判定する過程と、ii. 有色
    でなければ、位置yを位置y+t/2n に置き換え、前
    記過程b〜dを繰り返す過程と、iii.有色であれば、前
    記過程i〜iiを繰り返す過程と、 k.その後、いずれの無色ピクセルも識別されなけれ
    ば、位置yと位置y+tとの間のピクセルを連続的に検
    査する過程と、 l.無色ピクセルが識別された場合、その識別された無
    色ピクセルの位置に位置yを置き換える過程とを含むこ
    とを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、n=
    2であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の方法において、前記
    記録された縦向きのラインセグメントの各々について、
    その縦向きのラインセグメントと少なくとも同程度に長
    く且つ一対の端点をもつラインを特徴づける過程をさら
    に含むことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法であって、前記
    ラインを特徴づける過程が、 j.前記記録された縦向きのラインセグメントの初期有
    色ピクセルより開始して、i. 無色のラインセグメント
    ピクセル、または、横向きに連続して並んだ所定の最大
    値より多い若しくは所定の最小値より少ない数の有色ピ
    クセルに隣接した有色のラインセグメントピクエルを、
    第1の縦方向にサーチする過程と、ii. 前記ラインセグ
    メントピクセルをラインの端点として規定する過程とを
    含む過程と、 k.前記初期有色ピクセルから縦に連続して並ぶ全部の
    有色ピクセルについて前記過程jを繰り返す過程とを含
    むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の方法において、前記
    特徴づけられたラインの各々をまっすぐに修正する過程
    であって、 l.前記ラインの端点間の各有色ピクセルに隣接して横
    向き連続して並ぶ有色ピクセルの平均数を記録する過程
    と、 m.前記第1および第2の端点に相当するロケーション
    間に、前記平均数に等しい太さを有するラインを描画す
    る過程とを含む過程をさらに含むことを特徴とする方
    法。
  18. 【請求項18】 コンピュータのメモリで有色および無
    色のピクセルの二レベルのアレイとして表現された画像
    における横向きのラインを位置決めする方法であって、
    横方向の第1および後続のピクセルの行をスキャンし
    て、横に連続する所定のスレッショルド数の有色ピクセ
    ルを含み且つ有色ピクセルの所定の最大値を超えない縦
    方向の範囲を有し且つその範囲の変動が所定の量を超え
    ないような横のラインセグメントを見つける過程を含む
    ものにおいて、 a.現在の行において横のピクセル位置xに初期有色ピ
    クセルを位置決めする過程と、 b.位置xからのスレッショルド横方向距離tが前記画
    像の片側を超えるかどうかを判定し、超える場合、前記
    現在の行におけるスキャニングを終了する過程と、 c.超えない場合、位置xから距離tだけ横方向に離れ
    たピクセルが有色であるかどうかを判定する過程と、 d.有色でない場合、位置xを位置x+tに置き換え
    て、前記過程b〜dを繰り返す過程と、 e.有色である場合、位置xと位置x+tとの間に位置
    するいずれかのピクセルが無色であるかどうかを判定す
    る過程と、 f.無色である場合、位置xを中間の無色ピクセルの位
    置に置き換え、前記過程d〜fを繰り返す過程と、 g.無色でない場合、位置xから位置x+tまでのピク
    セルの各々から縦方向に離れたピクセルをスキャンし
    て、有色ピクセルが縦方向にある長さで連続した範囲を
    見つける過程と、 h.前記縦方向のスキャンにより、スレッショルド最大
    値を超える長さをもち且つ前記長さの変動が許容可能な
    微小であるような有色ピクセルの範囲を所定数より少な
    い個数見つけた場合、前記位置xから位置x+tまでを
    横方向のラインセグメントとして記録し、前記現在の行
    におけるスキャニングを終了する過程と、 i.後続の各行について過程a〜hを繰り返す過程と有
    することを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の方法において、前記
    過程eが、前記中間のピクセルを連続的に検査する過程
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において、前記
    中間のピクセルを連続的に検査する過程が、 j.n回の反復について、i. 位置x+t/2n のピク
    セルが有色であるかどうかを判定する過程と、ii. 有色
    でなければ、位置xを位置x+t/2n に置き換えて、
    前記過程b〜dを繰り返す過程と、iii.有色であれば、
    前記過程i〜iiを繰り返す過程と、 k.その後、いずれの無色ピクセルも識別されなけれ
    ば、位置xと位置x+tとの間のピクセルを連続的に検
    査する過程と、 l.無色ピクセルが識別された場合、その識別された無
    色ピクセルの位置に位置xを置き換える過程とを含むこ
    とを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の方法において、n=
    2であることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項18記載の方法において、前記
    記録された横向きのラインセグメントの各々について、
    その横向きのラインセグメントと少なくとも同程度の長
    さであり且つ一対の端点を有するラインを特徴づける過
    程をさらに含むことを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータのメモリで有色および無
    色のピクセルの二レベルのアレイとして表現された画像
    における横向きおよび縦向きのラインを検知しまっすぐ
    に修正する方法において、 a.ピクセルの横方向の第1および後続の行をスキャン
    して、横に連続する所定のスレッショルド数の有色ピク
    セルを含み且つ縦方向の有色ピクセルの所定の最大値を
    超えない範囲を有し且つその範囲の変動が所定の量を超
    えないような横のラインセグメントを見つける過程と、 b.ピクセルの縦方向の第1および後続の列をスキャン
    して、縦に連続する所定のスレッショルド数の有色ピク
    セルを含み且つ有色ピクセルの所定の最大値を超えない
    横方向の範囲を有し且つその範囲の変動が所定の量を超
    えないような縦のラインセグメントを見つける過程と、 c.前記縦向きおよび横向きのラインセグメントの各々
    について、そのラインセグメントと少なくとも同程度の
    長さであり且つ一対の端点を有するラインを特徴づける
    過程と、 d.各特徴づけられたラインをまっすぐに修正する過程
    とを有することを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法において、各縦
    向きのラインをまっすぐに修正するために、 e.前記縦向きのラインの端点の間の各有色ピクセルに
    隣接した横方向に連続する有色ピクセルの平均数を記録
    する過程と、 f.前記第1および第2の端点に相当するロケーション
    の間に、前記平均数に等しい太さを有するラインを描画
    する過程とを含むことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の方法において、各横
    向きのラインをまっすぐに修正するために、 e.前記横向きのラインの端点の間の各有色ピクセルに
    隣接する縦方向に連する有色ピクセルの平均数を記録す
    る過程と、 f.前記第1および第2の端点に相当するロケーション
    の間に、前記平均数に等しい太さを有するラインを描画
    する過程とを含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 画像をディジタルで表現し、前記画像
    を解析して横向きのラインを見つけ、前記横向きのライ
    ンをまっすぐに修正する画像処理装置において、 a.プロセッサと、 b.有色および無色のピクセルの二レベルのアレイとし
    て前記画像を記憶するための、前記プロセッサにアクセ
    ス可能な第1のコンピュータメモリと、 c.一定の記憶容量を有し且つ複数の行および列を含む
    格子として編成されている、前記画像の可変部分を記憶
    するための、前記プロセッサにアクセス可能な第2のコ
    ンピュータメモリであってと、 d.前記横向きのラインセグメントを検知するように構
    成されたプレスキャニングモジュールと、 e.前記プレスキャニングモジュールによって検知され
    たラインセグメントを含む横向きのラインを特徴づける
    ように構成されたものあって、前記プロセッサに対し
    て、 i. 横向きのラインセグメントを含む前記画像の一部に
    相当するデータを前記第1のコンピュータメモリから前
    記第2のコンピュータメモリに入れることと、 ii. 第1のバッファ列および後続の各バッファ列につい
    て、(a)有色ピクセルが縦方向に連続した範囲を識別
    し、(b)前記範囲の最上位および最下位の有色ピクセ
    ルを識別し、両ピクセル間の距離を記録し、(c)前記
    範囲の有色ピクセルを無色のピクセルで置換すること
    と、 iii.前記第1のコンピュータメモリの内容を前記第2の
    コンピュータメモリに戻すことと、 iv. 第1の横方向で連続する前記第2のコンピュータメ
    モリの部分を用いて、前記横向きのラインセグメントの
    第1の端点に到達するまで、前記過程i〜iiiを繰り返す
    ことと、 v. 第2の横方向で連続する前記第2のコンピュータメ
    モリの部分を用いて、前記横向きのラインセグメントの
    第2の端点に到達するまで、前記過程i〜iiiを繰り返す
    ことと、 vi. 最上位ピクセルと最下位ピクセルとの間の平均距離
    および各ラインの端点に対応する前記第1のコンピュー
    タメモリのロケーションを、前記第1のコンピュータメ
    モリに記録することとを行わせしめるアイソレーション
    モジュールと、 f.前記アイソレーションモジュールによって特徴づけ
    られた各ラインについて、前記特徴づけられたラインの
    前記第1および第2の端点に対応する前記第1のコンピ
    ュータメモリ内のロケーション間に、前記最上位ピクセ
    ルと最下位ピクセルとの間の前記平均距離に等しい太さ
    を有するまっすぐなラインを描画するライン描画モジュ
    ールとを有することを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の装置において、前記
    第1のコンピュータメモリはシステムバスを介して前記
    プロセッサがアクセス可能であり、かつ、前記第2のコ
    ンピュータメモリは直接的に前記プロセッサがアクセス
    可能であることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の装置において、前記
    アイソレーションモジュールは、所定の列数について前
    記最上位ピクセルと最下位ピクセルとの間の前記距離が
    少なくとも所定の最小値未満である場所に前記端点を規
    定することを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の装置において、前記
    アイソレーションモジュールは、所定の列数について前
    記最上位ピクセルと最下位ピクセルとの間の前記距離が
    少なくとも所定の最大値より大きい場所に前記端点を規
    定することを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の装置であって、前記
    アイソレーションモジュールは、前記画像の縁に前記端
    点を規定することを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項26記載の装置であって、前記
    バッファの列数が1バイトであることを特徴とする装
    置。
  32. 【請求項32】 画像をディジタルで表現し、前記画
    像を解析して縦向きのラインを見つける装置において、 a.プロセッサと、 b.有色および無色のピクセルの二レベルのアレイとし
    て画像を記憶するための、前記プロセッサにアクセス可
    能な第1のコンピュータメモリと、 c.前記プロセッサに縦方向の第1および後続のピクセ
    ル列をスキャンさせることによって、縦に連続する所定
    のスレッショルド数の有色ピクセルを含み且つ有色ピク
    セルの所定の最大値を超えない横方向の範囲を有し且つ
    その範囲の変動が所定の量を超えないような縦向きのラ
    インを位置決めするものであって、前記プロセッサに対
    し、i. 現在の列において縦のピクセル位置yに初期
    有色ピクセルを位置決めすることと、ii. 位置yから
    のスレッショルド縦方向距離tが前記第1のコンピュー
    タメモリの最上位または最下位のピクセル行を超えるか
    どうかを判定し、超える場合、前記現在の列におけるス
    キャニングを終了することと、iii. 超えない場合、位
    置yから距離tだけ縦方向に離れたピクセルが有色であ
    るかどうかを判定することと、iv. 有色でない場合、
    位置yを位置y+tに置き換えて、前記過程ii〜ivを繰
    り返すこととv. 有色である場合、位置yと位置y+
    tとの間に位置するいずれかのピクセルが無色であるか
    どうかを判定することと、vi. 無色である場合、位置
    yを中間の無色ピクセルの位置に置き換えて、前記過程
    iv〜viを繰り返すことと、vii. 無色でない場合、有色
    ピクセルが横方向にある長さで連続した範囲について、
    位置yから位置y+tまでのピクセルの各々から縦方向
    に離れたピクセルをスキャンすることと、viii. 前記横
    方向のスキャンにより、スレッショルド最大値を超える
    長さをもち且つ前記長さの変動が許容可能な微小である
    ような有色ピクセルの範囲を所定数より少ない数見つか
    った場合、前記位置yから位置y+tまでを縦方向のラ
    インセグメントとして記録し、前記現在の列におけるス
    キャニングを終了することと、ix. 後続の各列につい
    て前記過程i〜iiiをり返すことによって、スキャンさせ
    る解析エンジンとを備えることを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の装置において、前記
    解析エンジンが、前記プロセッサに、位置yと位置y+
    tとの間に位置するピクセルを連続的に検査させて、そ
    れらのピクセルのいずれかが無色であるかどうかを判定
    することを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項32記載の装置において、前記
    解析エンジンによって位置決めされた縦のラインをまっ
    すぐに修正するために、 (a)各位置決めされた縦のラインについて、一対の端
    点および平均太さを識別し、 (b)前記第1および第2の端点に相当する前記コンピ
    ュータメモリのロケーション間に、前記平均太さに等し
    いピクセル単位の太さを有する有色ピクセルのラインを
    描画するライン描画モジュールをさらに含むことを特徴
    とする装置。
  35. 【請求項35】 画像をディジタルで表現し、前記画像
    を解析して横向きのラインを見つける装置において、 a.プロセッサと、 b.有色および無色のピクセルの二レベルのアレイとし
    て画像を記憶するための、前記プロセッサにアクセス可
    能なコンピュータメモリと、 c.前記プロセッサに第1および後続の横方向のピクセ
    ル列をスキャンさせることによって、横に連続する所定
    のスレッショルド数の有色ピクセルを含み且つ有色ピク
    セルの所定の最大値を超えない縦方向の範囲を有し且つ
    その範囲の変動が所定の量を超えないような横向きのラ
    インセグメントを見つけるものであって、前記プロセッ
    サに対し、i. 現在の行において横のピクセル位置xに
    初期有色ピクセルを位置決めすることと、ii. 位置xか
    らのスレッショルド横方向距離tが前記画像の片側を超
    えるかどうかを判定し、超える場合、前記現在の行にお
    けるスキャニングを終了することと、iii.超えない場
    合、位置xから距離tだけ横方向に離れたピクセルが有
    色であるかどうかを判定することと、iv. 有色でない場
    合、位置xを位置x+tに置き換えて、前記過程ii〜iv
    を繰り返すことと、v. 有色である場合、位置xと位置
    x+tとの間に位置するいずれかのピクセルが無色であ
    るかどうかを判定することと、vi. 無色である場合、位
    置xを中間の無色ピクセルの位置に置き換えて、前記過
    程iv〜viを繰り返すことと、vii.無色でない場合、位置
    xから位置x+tまでの各ピクセルから縦方向に離れた
    ピクセルをスキャンして、有色ピクセルが縦方向にある
    長さ連続している範囲を見つけることと、viii.前記縦
    方向のスキャンにより、スレッショルド最大値を超える
    長さをもち且つ前記長さの変動が許容可能な微小である
    ような有色ピクセルの範囲を所定数より少ない数見つけ
    た場合、前記位置xから位置x+tまでを横方向のライ
    ンセグメントとして記録し、前記現在の行におけるスキ
    ャニングを終了することと、ix. 後続の各行について過
    程i〜viiiを繰り返すこととを行わせしめる解析エ
    ンジンとを有することを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の装置において、前記
    解析エンジンが、前記プロセッサに、位置xと位置x+
    tとの間に位置するピクセルを連続的に検査させて、そ
    れらのピクセルのいずれかが無色であるかどうかを判定
    することを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項35記載の装置であって、前記
    解析エンジンによって位置決めされた縦のラインをまっ
    すぐに修正するために、 (a)各位置決めされた横のラインについて、一対の端
    点および平均太さを識別し、 (b)前記第1および第2の端点に相当する前記コンピ
    ュータメモリのロケーション間に、前記平均太さに等し
    いピクセル単位の太さを有する有色ピクセルのラインを
    描画するライン描画モジュールをさらに含むことを特徴
    とする装置。
  38. 【請求項38】 画像をディジタル化し、その縦横ライ
    ンを検知し修正するシステムにおいて、 a.プロセッサと、 b.有色および無色のピクセルの二レベルのアレイとし
    て画像を記憶するための、前記プロセッサにアクセス可
    能なコンピュータメモリと、 c.入力画像を電気信号に変換するスキャナと、 d.前記スキャナと接続され、前記プロセッサに、前記
    電気信号に従って前記画像を有色および無色のピクセル
    の二レベルのアレイとして前記コンピュータメモリ上に
    表現せしめる手段と、 e.前記プロセッサに第1および後続の横方向のピクセ
    ル列をスキャンさせることによって、横に連続する所定
    のスレッショルド数の有色ピクセルを含み且つ有色ピク
    セルの所定の最大値を超えない横方向の範囲を有し且つ
    その範囲の変動が所定の量を超えないような横向きのラ
    インセグメントを見つける手段と、 f.前記プロセッサに第1および後続の縦方向のピクセ
    ル行をスキャンさせることによって、縦に連続する所定
    のスレッショルド数の有色ピクセルを含み且つ有色ピク
    セルの所定の最大値を超えない横方向の範囲を有し且つ
    その範囲の変動が所定の量を超えないような縦向きのラ
    インセグメントを見つける手段と、 g.前記縦向きおよび横向きのラインセグメントの各々
    について、そのラインセグメントと少なくとも同程度の
    長さであり且つ一対の端点を有するラインを特徴づける
    手段と、 h.各々の特徴づけられたラインをまっすぐに修正する
    手段とを備えることを特徴とするシステム。
  39. 【請求項39】 請求項38記載のシステムにおいて、
    前記ライン修正手段が、 a.前記ラインの端点の間の各有色ピクセルに隣接した
    横方向に連続する有色ピクセルの平均数を記録し、 b.前記第1および第2の端点に相当するロケーション
    の間に、前記平均数に等しい太さを有するラインを描画
    することによって、縦のラインをまっすぐに修正するこ
    とを特徴とするシステム。
  40. 【請求項40】 請求項38記載のシステムにおいて、
    前記ライン修正手段が、 a.前記ラインの端点の間の各有色ピクセルに隣接した
    縦方向に連続する有色ピクセルの平均数を記録し、 b.前記第1および第2の端点に相当するロケーション
    の間に、前記平均数に等しい太さを有するラインを描画
    することによって、横のラインをまっすぐに修正するこ
    とを特徴とするシステム。
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