JPH0865490A - ジョブが作成される場所以外の場所で処理されるジョブをプログラミングする装置と方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷システムでクライアントユーザによって
実施される、スケーリング、回転、移動、網掛けといっ
た画像処理を可能にし、印刷システムをクライアントユ
ーザから離して設置することを可能にする。 【解決手段】 第一電子文書を処理するための複数の命
令で電子ジョブチケットをプログラムし、電子ジョブチ
ケットで、第一電子文書をページ記述言語で書かれた第
二電子文書に変換するために前記エミッタを利用し、ネ
ットワーク接続により、第二電子文書を印刷機に転送
し、出力可能な文書を作成するために印刷機で第二電子
文書を解釈し、印刷機で解釈済みの第二電子文書の表現
を出力する。前記解釈は第二電子文書の選択命令のペー
ジ記述言語表現を利用して選択電子ページのページ記述
言語表現について画像処理操作を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、概括的には印刷シ
ステムのネットワーク作業を処理する技術に関するもの
であり、更に詳しく述べると、ネットワーク作業を展開
する入力源と離れて配置されている印刷機でのネットワ
ーク作業の画像処理操作を実施する方法に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】合衆国特許出願第５，１３０，８０６号
は、遠隔ユーザが複写システムにプリントジョブと一緒
にメッセージを送る技術を開示している。一例におい
て、ジョブを印刷および／または終了する方法といった
ジョブに関する情報をシステムオペレータに提供するメ
ッセージが、複写システムのユーザインタフェースに表
示される。別の例では、システムオペレータがメッセー
ジの受信を承認するまでジョブの欠陥をさがすためにメ
ッセージが採用される。

【０００３】また、ＤｏｃｕＴｅｃｈ（登録商標）ネッ
トワーク印刷システムが所定の環境下でネットワークプ
リントジョブ用の画像処理機能を実施することに注意さ
れたい。例えば、遠方のクライアントが解像度３００ｓ
ｐｉのプリントジョブを転送すると、ＤｏｃｕＴｅｃｈ
（登録商標）は印刷用に解像度を自動的に６００ｓｐｉ
に変換する。更に、ＤｏｃｕＴｅｃｈ（登録商標）は、
遠隔クライアントからの画像を自動的に回転して、利用
する印刷媒体用紙に画像を合わせる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】合衆国特許出願第５，
１３０，８０６号は、ネットワークを介して電子プリン
タにメッセージを転送することによって、印刷システム
の操作を簡単にする方法を開示しているが、遠隔クライ
アントから受け取った指令を参照して画像処理が実施さ
れる方法を企図するものではない。また、ＤｏｃｕＴｅ
ｃｈ（登録商標）は、ネットワークのクライアントに分
かりやすい方法で自動的に画像処理を実施する。ネット
ワークのクライアントによって明示的にプログラムされ
たＰＤＬ命令によって、ネットワークのクライアントが
画像処理を要求できる装置を提供することが望ましい。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の開示実施例の一
態様では、第一電子文書を処理するための複数の命令で
電子ジョブチケットをプログラムするステップ、ここ
で、前記複数の命令から選択される一命令は複数の電子
ページから選択される一ページについて実施されるよう
に画像処理操作に対応する；電子ジョブチケットで、第
一電子文書をページ記述言語で書かれた第二電子文書に
変換するために前記エミッタを利用するステップ、前記
第二電子文書は選択命令と選択電子ページの各ページ記
述言語表現を含む；ネットワーク接続により、第二電子
文書を印刷機に転送するステップ；出力可能な文書を作
成するために印刷機で第二電子文書を解釈するステッ
プ、前記解釈は第二電子文書の選択命令のページ記述言
語表現を利用して選択電子ページのページ記述言語表現
について画像処理操作を実施することを含む；及び印刷
機で解釈済みの第二電子文書の表現を出力するステップ
からなる方法が提供される。

【０００６】本発明の開示実施例の他の態様により、、
第一電子文書を処理するための複数の命令で電子ジョブ
チケットをプログラムするステップ、ここで、前記複数
の命令から選択される一命令は複数の電子ページから選
択される一ページについて実施されるように画像処理操
作に対応する；電子ジョブチケットで、第一電子文書を
ページ記述言語で書かれた第二電子文書に変換するため
に前記エミッタを利用するステップ、前記第二電子文書
は選択命令と選択電子ページの各ページ記述言語表現を
含む；第１選択命令のページ記述言語表現を第２選択命
令のページ記述表現に変換するために第２電子文書を編
集する；ネットワーク接続により、第二電子文書を印刷
機に転送するステップ；出力可能な文書を作成するため
に印刷機で第二電子文書を解釈するステップ、前記解釈
は第二電子文書の第２選択命令のページ記述言語表現を
利用して選択電子ページのページ記述言語表現について
画像処理操作を実施することを含む；及び印刷機で解釈
済みの第二電子文書の表現を出力するステップからなる
方法が提供される。

【０００７】本発明の開示実施例の更に別の態様によ
り、ネットワーク接続によって印刷機と相互通信する入
力源を備えた印刷システムであって、前記印刷機は一種
類または複数種類の画像処理操作を実施するための画像
処理装置を具備し、前記入力源はエミッタを具備し且つ
複数電子ページが集められた第一電子文書を印刷機での
出力操作用に準備するものであり、前記印刷システムが
次のものを含む装置：第一電子文書を処理するための複
数の命令を利用して電子ジョブチケットをプログラムす
るためのユーザインタフェースであって、前記複数の命
令から選択される一命令は複数の電子ページから選択さ
れる一ページについて実施される画像処理操作に対応す
るもの；電子ジョブチケットを利用して、第一電子文書
をページ記述言語で書かれた第二電子文書に変換するた
めのエミッタであって、前記第二電子文書は選択命令と
選択電子ページの各ページ記述言語表現を含むもの；第
一選択命令のページ記述言語を第二選択命令のページ記
述表現に変更するためのストリームエディタ；前記エミ
ッタを印刷機に有効に連結する、前記エミッタからの第
二電子文書を印刷機に送信するための接続部；第二電子
文書の第二選択命令のページ記述言語表現を利用して、
選択電子ページのページ記述言語表現について、印刷機
で第二電子文書を解釈して出力可能な文書を作成するた
めの、画像処理操作を実施するジョブ分解器であって、
当該印刷機は解釈済みの第二電子文書の表現を出力する
もの、が提供される。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の印刷材料費用評
価方法を組込んだ電子印刷システムの斜視図である。図
２は、図１に図示された印刷システムの主な要素を説明
するブロック図である。図３は、図１に図示された印刷
システムの主要な機構構成要素を記載する正面図であ
る。図４は、図１に図示された印刷システムの文書スキ
ャナのはっきりした構造詳細を示す概略図である。図５
−７は、図１に図示された印刷システムの制御部の主要
部分を示す概略ブロック図である。図８は、図１に図示
された印刷システムの、オペレーティングシステムなら
びにプリント基板と共用回線接続のブロック図である。
図９は、図１に図示された印刷システムのユーザインタ
フェース（ＵＩ）タッチスクリーンに表示されるジョブ
プログラミングチケットとジョブスコアカードの一例を
示す図である。図１０は、ネットワーク環境での使用に
適合させた図２の印刷システムのブロック図である。図
１１は、エミッタから離れて配置される印刷システムで
入力文書を処理するために、１個または複数個の画像処
理関連命令により、エミッタが入力文書をぺージ記述言
語（ＰＤＬ）記述に変換する方法を説明する流れ図であ
る。図１２は、入力文書に対応する出力文書の印刷仕様
を選択するための、ダイアログ付き表示画面の正面図で
ある。図１３は、画像処理命令を利用して入力文書の一
ページまたは複数ページをプログラミングするための、
ダイアログ付き表示画面の正面図である。図１４は、画
像処理命令のＰＤＬ表現を編集する方法を説明する流れ
図である。図１５は、８．５×１１の印刷媒体用紙に対
応する画像を生成するために、倍率０．７８で同形にス
ケーリングされた８．５×１４の電子入力ページの正面
図である。図１６は、同形にスケーリングされた画像
の、印刷媒体用紙への印刷を最適化するための方法を説
明する流れ図である。図１７は、図１６のプロセスによ
り、画像処理命令を利用して、入力文書の一ページまた
は複数ページをプログラミングするための、ダイアログ
付き表示画面の正面図である。図１８は、８．５×１１
の印刷媒体用紙に対応する画像を生成するために、倍率
０．７８で同形にスケーリングされた１０．７６×１４
の電子入力ページの正面図である。

【０００９】図１と２を参照すると、本発明の教えに基
づいてプリントジョブを処理するための、レーザを利用
する印刷システム２の一例が記載されている。印刷シス
テム２は、説明のために、スキャナ部６とコントローラ
部７とプリンタ部に分けられている。特定の印刷システ
ムが図示および説明されているが、本発明はインクジェ
ット式、イオノグラフィック式等のような他タイプの印
刷システムで利用することもできる。

【００１０】特に図２−４を参照すると、スキャナ部６
には、走査される文書２２を置く透明プラテン２０を組
込んである。プラテンの下の往復走査動作のために、１
個または複数個のリニヤアレイ２４が支えられている。
レンズ２７とミラー２８、２９、３０は共に働き合って
プラテン２０の直線状の線分上にあるアレイ２４に焦点
を合わせ、文書はその上で走査される。アレイ２４は、
プロセッサ２５により適切な処理の後にコントローラ部
７に出力される走査画像を表す画像信号すなわち画素を
供給する。

【００１１】プロセッサ２５は、アレイ２４によって出
力されたアナログ画像信号をディジタルに変換し、必要
に応じて画像信号を処理して、プログラムされたジョブ
を実施するのに必要な形でシステム２が画像データを記
憶ならびに取り扱えるようする。プロセッサ２５は、フ
ィルタリング、しきい値処理、スクリーン処理、トリミ
ング、縮小／拡大等といった画像信号を向上し変更す
る。ジョブプログラムの何らかの変更および調節後、文
書は再走査されなくてはならない。

【００１２】図２と３を参照すると、プリンタ部８はラ
スタタイプのプリンタであり、説明のために、ラスター
出力スキャナ（ＲＯＳ）部８７、プリントモジュール部
９５、給紙部１０７、仕上装置１２０に分けられてい
る。

【００１３】図１、２、５を参照すると、コントローラ
部７は、説明のために、画像入力コントローラ５０と、
ユーザインタフェース（ＵＩ）５２と、システムコント
ローラ５４と、メインメモリ５６と、画像処理部５８
と、画像出力コントローラ６０とに分けれている。

【００１４】特に図５−７を参照すると、制御部７は複
数のプリント基板（ＰＷＢ）７０を具備しており、ＰＷ
Ｂ７０は一対のメモリバス７２、７４により、相互なら
びにシステムメモリ６１と結合されている。メモリコン
トローラ７６は、システムメモリ６１とバス７２、７４
を結合する。ＰＷＢ７０は、複数のシステムプロセッサ
７８を有するシステムプロセッサＰＷＢ７０−１と、デ
ータをＵＩ５２とやりとりするためのＵＩ通信コントロ
ーラ８０を有する低速Ｉ／ＯプロセッサＰＷＢ７０−２
と、データを、各々、メインメモリ５６のディスク９０
−１、９０−２、９０−３とやりとりするためのディス
クドライブコントローラ／プロセッサ８２を有するＰＷ
Ｂ７０−３、７０−４、７０−５（画像データを圧縮す
るための画像コンプレッサ／プロセッサ５１はＰＷＢ７
０−３上にある）と、画像処理部５８の画像処理プロセ
ッサを備えた画像処理ＰＷＢ７０−６と、プリンタ部８
により印刷のための画像データを処理する画像生成プロ
セッサ８６を備えた画像生成プロセッサＰＷＢ７０−
７、７０−８と、プリンタ部８とのデータのやりとりを
制御するためのディスパッチプロセッサ８８、８９を有
するディスパッチプロセッサＰＷＢ７０−９、ブート制
御アービトレーションスケジューラＰＷＢ７０−１０を
含む。

【００１５】スキャナ部６のプロセッサ２５からコント
ローラ部７に入力される走査画像データは、ＰＷＢ７０
−３上の画像入力コントローラ５０の画像コンプレッサ
／プロセッサ５１によって圧縮される。画像データがコ
ンプレッサ／プロセッサ５１を通過すると走査線幅Ｎの
スライスに分割され、各スライスはスライスポインタを
有している。圧縮画像データは、スライスポインタなら
びに（画素表現による文書の高さおよび幅、使用される
圧縮方法、圧縮画像データへのポインタ、画像スライス
ポインタへのポインタのような）画像特定情報を提供す
るいずれか関連画像記述子と共に、画像ファイルに入れ
られる。種々のプリントジョブを表す画像ファイルは、
データが使用審議状態に保持される、メインメモリ５６
への転送を審議するランダムアクセスメモリすなわちＲ
ＡＭから成るシステムメモリ６１に一時的に記憶され
る。

【００１６】図１が最も分かりやすいのだが、ＵＩ５２
は、対話型タッチスクリーン６２、キーボード６４、マ
ウス６６より成る、組合わせオペレータコントローラ／
ＣＲＴディスプレィを含む。ＵＩ５２はオペレータと印
刷システム２をインタフェースし、オペレータがプリン
トジョブ等の命令をプログラムして、システム操作情
報、命令、プログラミング情報、診断情報等を得られる
ようにする。ファイルやアイコンのような、タッチスク
リーン６２に表示される項目は、指で画面６２上の表示
アイテムに触れる、または、マウス６６を使ってカーソ
ル６７（図９）を選択項目にポイントしてマウスをキー
操作することによって、起動される。

【００１７】メインメモリ５６は、機械のオペレーティ
ングシステムソフトウェア、機械操作データ、および現
在処理されている走査画像データを記憶するための複数
のハードディスク９０−１、９０−２、９０−３を有す
る。

【００１８】メインメモリ５６の圧縮画像データが更な
る処理を要求する場合、あるいはＵＩ５２のタッチスク
リーン６２上での表示に要求される場合、あるいはプリ
ンタ部８によって要求される場合、データはメインメモ
リ５６でアクセスされる。プロセッサ２５によって提供
される以外の処理が要求される場合、データは丁合いの
ような追加処理ステップを用意し分解等が実施されるＰ
ＷＢ７０−６上の画像処理部５８にデータを転送する。
処理の後、データはメインメモリ５６に戻され、タッチ
スクリーン６２に表示のためにＵＩ５２に送られるか、
画像出力コントローラ６０に送られるかする。

【００１９】画像出力コントローラ６０に出力される画
像データは、ＰＷＢ７０−７、７０−８（図５Ａに記
載）の画像生成プロセッサ８６によって圧縮解除され、
印刷用に準備される。この後、データはＰＷＢ７０−９
上のディスパッチプロセッサ８８、８９によってプリン
タ部８に出力される。印刷のためにプリンタ部８に送ら
れた画像データは、新しい画像データの空間を作るため
に、通常はメモリ５６から消去される。

【００２０】特に図８を参照すると、システム制御信号
は複数のプリント基板（ＰＷＢ）を介して供給される。
これらは、ＥＤＮコアＰＷＢ１３０、マーク結像コアＰ
ＷＢ１３２、用紙処理コアＰＷＢ１３４、仕上装置バイ
ンダコアＰＷＢ１３６ならびにの入力／出力（Ｉ／Ｏ）
ＰＷＢ（１３８）を含む。システムバス１４０はコアＰ
ＷＢ１３０、１３２、１３４、１３７を相互ならびにコ
ントローラ部７と連結し、一方、ローカルバス１４２は
Ｉ／ＯＰＷＢ１３８を相互ならびにその関連コアＰＷＢ
と連結するのに役立つ。

【００２１】図９を参照すると、ジョブは、プログラム
しようとするジョブのジョブチケット１５０とジョブス
コアカード１５２がタッチスクリーン６２に表示される
ジョブプログラムモードでプログラムされる。ジョブチ
ケット１５０は、プログラムされる各種ジョブ選択を表
示するが、ジョブスコアカードはジョブを印刷するため
のシステムに対する基本的な命令を表示する。プリント
ジョブの料金１５４は図９ではデフォルトの料金になっ
ている。従って、請求金額に相当する特定料金がシステ
ムオペレータにより指定されなければ、特定プリントジ
ョブについて、種々機能の予めプログラムされた請求金
額が作表される。

【００２２】図１０を参照すると、コントローラ７はネ
ットワークインタフェース１７２によってネットワーク
端末装置１７０に連結される。ネットワークインタフェ
ース１７２は、コントローラ７のハードウェア／ソフト
ウェア構成要素をネットワーク端末装置１７０のハード
ウェア／ソフトウェア構成要素に関連付けるために必要
なすべてのハードウェアおよびソフトウェアを含む。例
えば、サーバーとネットワーク端末装置の間で種々プロ
トコルのインタフェースをとるために、数あるソフトウ
ェアの中で、ノベル社のＮｅｔｗａｒｅ（登録商標）を
ネットワークインタフェースに備えることもできる。

【００２３】ネットワーク端末装置１７０では、種々の
Ｉ／Ｏおよび記憶装置がバス１７４により相互接続され
ている。特に、装置は、数ある中で、Ｉ／Ｏ装置１７６
とプリントサービス１７８を含む。本例では、所定のＩ
／Ｏ装置は、いずれか適切なＰＣ互換装置またはゼロッ
クス社製造の６０８５ワークステーションのようなワー
クステーションを含む。

【００２４】一実施例において、印刷システム２は、い
ずれかのＩ／Ｏ装置１７６から転送されたジョブを印刷
するＤｏｃｕＴｅｃｈ（登録商標）ネットワーク印刷シ
ステム（「ネットワークプリンタ」）である。一実施例
では、ネットワークプリンタは、「インタープレス」と
して、および、ネットワークジョブの印刷の前提条件と
して知られるページ記述言語（「ＰＤＬ」）で書かれた
ネットワークジョブを処理し、ネットワークプリンタは
ジョブを高レベル基本形から定レベル基本形に分解す
る。別の実施例では、ネットワークプリンタは、Ｄｏｃ
ｕＴｅｃｈ（登録商標）ネットワークサーバー、プリン
トサービス１７８参照、と組み合わせて、数あるＰＤＬ
の中、Ｐｏｓｔｓｃｒｉｐｔ（登録商標）で書かれたジ
ョブを印刷するために使用される。分解されたジョブは
一般に、出力のために、ネットワークプリンタのジョブ
ファイルに格納され、後で印刷のために印刷待ち行列に
転送される。ジョブファイルならびに印刷待ち行列を備
えた印刷システムに関する詳しい論述は、ガウロンスキ
他による合衆国特許第５，２０６，７３５号に記載され
ている。

【００２５】図１１を参照すると、いずれかのＩ／Ｏ装
置のユーザに印刷システム２の画像処理機能を利用する
ことを許可する方法が詳しく述べられている。ステップ
２００で、好ましくは印刷システム２から離れて配置さ
れたクライアントユーザに、印刷システムから、一枚ま
たは複数枚の出力ページの属性に関する情報が提供され
る。一例では、かかる属性は、プリンタで利用できる用
紙トレイサイズを含む。この情報は種々の方法で入手で
きる。一例では、ヒューレットパッカード社によって販
売されているような市販のソフトウェアパッケージを利
用して、そのトレイに積載できる用紙トレイサイズにつ
いてプリンタに問い合わせる。別の例では、用紙トレイ
情報を入手するために現行バージョンのＤｏｃｕＴｅｃ
ｈ（登録商標）印刷システムが採用されているが、それ
は、かかるシステムが、そのトレイに積載された用紙ト
レイサイズに関する情報を遠隔クライアントに提供でき
るからである。更に別の例では、ネットワーク印刷シス
テムの用紙トレイ問い合わせ技術は、下記の印刷プロト
コルを参照することによって即座に実施される： ゼロックスシステム統合標準印刷プロトコル ＸＮＳＳ１１９００５ コネチカット州スタンフォード、ゼロックス社 １９９０年５月

【００２６】図１２を参照すると、一枚または複数枚の
出力ページの属性についての情報を入手するための画面
２０２が表示されている。図１２の記載ダイアログは、
文字のサイズであるように出力ページの全てを示してい
るが、「ページ」の「指定」ボックスを選択して、ある
ページ範囲について別のサイズを設定することも可能で
ある。

【００２７】好適実施例では、いずれかのワークステー
ション１７６にて、画像処理命令により、一ページまた
は複数ページの入力文書またはジョブがプログラムされ
る。特に、図１３を参照すると、画面２０４を利用し
て、一ページまたは複数ページがプログラムされる。図
１２と１３のダイアログは、当業者によって、好適実施
例が基礎を置く概念を換えることなく単一ダイアログに
組み合わせられることを理解されたい。画面２０４は複
数の入力ページをプログラムするのに利用できるのだ
が、説明を簡単にするために、この記述では、単一ペー
ジのプログラミングだけを説明する。図１１のステップ
を明瞭にするために使用される好適実施例の作業例で
は、必要に応じて、８．５×１４（図１３）でページサ
イズを設定し、「縮小」ボックスを選択することによっ
て、８．５×１４から８．５×１１への縮小のような、
単一ページについての画像処理操作がプログラムされ
る。見ての通り、このプログラミングは、ワークステー
ション１７６のエミッタに対し、ある重大な情報を提供
する。一例では、エミッタは、ゼロックス社によって製
造されたＧＶＸ（ＴＭ）エミッタ、またはＡｌｄｕｓ
Ｐａｇｅ−Ｍａｋｅｒ（ＴＭ）エミッタである。更に詳
しく説明されるように、エミッタは、画像処理操作に応
じて、命令をＰＤＬ指示語に変換できるようになってい
ることが好ましいが、本技術は、以下に明らかになるよ
うに、かかる変換を行わないエミッタにも対応できる。

【００２８】再び図１１、更に具体的に述べるとステッ
プ２０６を参照すると、入力文書の各ページについて、
好ましくはワークステーションまたは他の適切なネット
ワーク入力（例えば、図１０の走査サービス１８０）に
て開発された画像データ、ならびに、画面２０２と２０
４で入力された情報から得られるページフォーマットの
属性は、エミッタに転送される。画面２０２、２０４で
入力された情報のため、エミッタは、縮小／拡大、回
転、網掛けのような画像処理操作が遠隔プリンタ、例え
ば印刷システム２（図１０）、で必要か否か分かってい
る。

【００２９】ステップ２０８を参照すると、変換（例え
ば、縮小操作）が要求されているか否かについて、判定
が行われる。遠隔画像処理要求が入力されなかった（ス
テップ２１０）ページについては、エミッタは対応画像
データとパージフォーマット属性を単にページ記述言語
（「ＰＤＬ」）に変換する。前述のように、ＰＤＬは種
々の市販形式を考えることができる。遠隔画像処理が入
力された（ステップ２１２）ページについては、印刷シ
ステム２で利用のため、画像処理に対応する命令がＰＤ
Ｌ記述に変換される。

【００３０】作業例では、ステップ２０８にてプログラ
ムされたページに遭遇すると、エミッタは、画面２０
２、２０４で入力された情報から、８．５×１４の入力
ページから８．５×１１の出力ページへの縮小が要求さ
れていることを判定できる。従って、遠隔印刷システム
２にてかかる縮小を要求するＰＤＬ命令がエミッタで発
生される。この種の縮小を最適化するための方法は、以
下に更に詳しく述べる。

【００３１】ステップ２１４にて、入力文書のすべてが
ＰＤＬ記述に変換されたか、を判定するチェックが実施
される。入力文書に関する変換プロセスが完了するとす
ぐに、変換された入力文書は、その究極の処理のために
印刷システム２に転送される。ジョブは印刷システムに
て、ＰＤＬ記述が事前構文解析ならびに連合処理を受け
るように実施されることが好ましい。事前構文解析処理
の際、印刷／仕上命令は画像データから分離され、フォ
ントは文書すなわちジョブに束縛される。開示実施例を
縮小または拡大に使用する場合、かかる実施例を実施す
るのにアウトラインフォントを利用することが好ましい
ことを理解されたい。事前構文解析ならびに連合処理に
加え、ジョブは、マーカにより消耗に適したフォーマッ
トで置かれるように事後構文解析される。

【００３２】前述の図１１に記載の実施例では、クライ
アントは手動で一ページまたは複数ページの縮小および
／または拡大をプログラムする。図１２を参照すると、
縮小および／または拡大に関する、かかるプログラミン
グは、エミッタで自動的に達成することも可能であるこ
とを認識されたい。更に詳しく述べると、上に前提され
たように、エミッタは、出力文書属性に関する情報を求
めて図１２のダイアログにアクセスする。自動方法で
は、ダイアログは、「自動適合」として知られる選択可
能オプションを含む。このオプションは、選択または有
効にされると、エミッタに対し、図１１のアルゴリズム
でジョブが処理されることを通知する。すなわち、ジョ
ブをＰＤＬに変換しているとき、エミッタは、自動適合
プロンプトに応答して、図１２のダイアログで設定され
た出力文書属性（「サイズ」）に対して要求用紙トレイ
サイズの矛盾がないか、各ページを検証する。所定の入
力ページに関する指定の入力用紙トレイサイズがダイア
ログの設定と一致しなかった場合、エミッタは、遠隔プ
リンタでの解釈に拠る、その所定ページについて実施さ
れるべき最適スケーリング操作を要求するＰＤＬ命令を
発生する。かかるスケーリング操作は、当該所定入力ペ
ージのサイズを、図１２のダイアログで要求されたサイ
ズに適合させるものである。この自動適合方法の利益
は、クライアントの要求プログラミング量が少なくなる
ことである。

【００３３】図１１−１３の記載実施例は、クライアン
トユーザによって提供された画像処理命令にエミッタが
応答するように構成されていることを前提とする。かか
る前提を行わない実施例は、図１４に示されている。特
に、図１４の記載実施例では、クライアントユーザは遠
隔印刷に関するジョブを直接プログラムできない。従っ
て、いずれかのＩ／Ｏ装置１７６において、例えばイン
タープレスで書かれた、プログラムジョブは、ゼロック
ス社用に考案されたサンワークステーションに提供され
るＵＮＩＸ環境のような、適したオペレーティングシス
テム環境にコピーされる。次いで、エミッタはジョブを
デフォルトの画像処理属性を利用してＰＤＬ記述に変換
する。図１４の実施例では、画像処理命令の選択された
ＰＤＬ表現を変更するためにストリーム・エディタが利
用される。図１４の例では、編集される画像命令はスケ
ーリングに関連するものであるが、他の画像処理命令は
好適実施例が基礎を置く概念を変えることなく編集でき
る。

【００３４】ステップ２１８では、ストリームエディタ
は出力、即ちエミッタからのＰＤＬ記述、を入手する。
その後、クライアントユーザによってプログラムされた
属性を利用して、ジョブをＵＮＩＸ環境にコピーするこ
とにより、エディタは、ステップ２２０にて、出力文書
属性を入手する。これらの属性は、画面２０２（図１
２）の利用により得られることが好ましい。次に、エデ
ィタに、ステップ２２２にて、第一入力ページに関する
属性が提供される。これらの属性は、画面２０４（図１
３）の利用により得られることが好ましい。第一入力ペ
ージについて、遠隔画像処理操作が要求されない（ステ
ップ２２４）場合、ステップ２２６に進み、別の入力ペ
ージについて検討が必要か否かを判断するチェックが行
われる。

【００３５】一方、変形が要求される場合、ステップ２
２８にて変形が計算される。かかる計算には、倍率の展
開も含まれることが好ましい。これには、入力ページの
選択一辺を、出力ページの対応する一辺に対してスケー
リングするために必要な係数を計算することも含まれ
る。一例では、８．５×１４の入力ページを８．５×１
１の出力ページに縮小する場合、０．７８というのが入
力ページの長辺を縮小するのに必要なスケーリング量で
あるので、倍率は０．７８である。倍率が計算された
後、入力ページが走査され（ステップ２３０）、そのペ
ージの編集に適した一が求められる（ステップ２３
２）。ステップ２３４にて、そのページのＰＤＬ表現
が、遠隔画像処理に関する要求を反映するように編集さ
れる。編集には、第一インタープレス画像処理コマン
ド、例えば「１−１ ＳＣＡＬＥ２」、を、第二インタ
ープレス画像処理コマンド、例えば「０．７８−０．７
８ ＳＣＡＬＥ２」に交換することを含むこともでき
る。当業者に察知される通り、編集されるＰＤＬのタイ
プに応じて、挿入／削除のような、ＰＤＬ表現を変更す
るための他の編集走査も採用できる。

【００３６】ステップ２２６にて、入力文書すなわちジ
ョブの、いずれか他のページが検討を要するか否か判定
される。更にページが残っている場合、ステップ２３６
に進み、次の入力ページの属性が提供される。文書の最
後に達すると、編集された入力文書のＰＤＬ記述は、解
釈、処理、印刷のために印刷システム２に転送される。

【００３７】スケーリングの一例において、スケーリン
グされた出力ページを得るために、一入力ページの二寸
法に対して、一つの倍率が適用される。再び図１２と１
３を参照すると、一例において、８．５×１４のページ
を８．５×１１にスケーリングするために、８．５×１
４のページに倍率０．７８が適用される。０．７８とい
う数値は、１４”の辺を約１１”に縮小するために選択
されたものである。しかしながら、これを行うことで、
８．５”の辺が約６．６”に縮小される。従って、図１
５のように、結果として得られる出力ページ２３８は、
当初の画像で埋まらない。図１６−１８を参照して、出
力ページを入力画像で出力ページを満たすことにより、
遠隔スケーリング操作を最適化する技術を説明する。

【００３８】特に図１６を参照すると、始めに、クライ
アントユーザは、ステップ２４０、２４２にて、入力文
書属性と出力文書属性に関する情報を、Ｉ／Ｏ装置すな
わちワークステーションに提供する。かかる情報の提供
は、図１１−１４ならびに添付文書で上に述べられてい
る。かかる情報のゆえに、クライアントワークステーシ
ョンは、遠隔画像操作がいつ要求されるかを知ってい
る。遠隔スケーリング操作が要求されると（ステップ２
４４）、用紙を節約するオプションがクライアントユー
ザに提示される。図１６と１７を組み合わせて参照する
と、クライアントユーザが遠隔スケーリング技術（ステ
ップ２４８）を最適化することを所望すると（ステップ
２４８）、ページフォーマット属性シートの「ページサ
イズ」選択部のボックス「その他」が自動的に選択され
る。次に、これにより、出力ページが入力画像データで
埋められる方法を最適化する、他の入力用紙サイズが提
示される。例えば、８．５×１４の入力ページを８．５
×１１の出力ページに縮小する例では、ユーザに「１
０．７６×１４」という選択が提示される。この入力サ
イズの場合、出力ページ２５４上の画像は、約８．４×
１０．９であるので、図１８の記載実施例で示されるよ
うに、８．５×１１の出力ページは実質的に埋められ
る。察知される通り、入力ページのサイズは、実施され
る特定スケーリング操作の所望の出力マージンに基づい
て調整されることが好ましい。図１６のルーチンを終了
する際、クライアントは、ステップ２５０にて、図１１
のルーチンまたは図１４のルーチンのいずれかに向けら
れる。

【００３９】前述の技術を利用して、数ある中で、種々
オプションを実践できる。第一に、入力ジョブが二サイ
ズ以上の複数の入力ページを含んでいる場合、一種類の
出力サイズの文書を得るのに、少なくとも二通りの方法
が利用できる。一例として、各入力ページを、適当なプ
ログラミングによって、個々に、電子的に出力ページに
適合させることが可能である。それにより、一方のサイ
ズの入力ページについて倍率が選択され、他方のサイズ
の入力ページについて、別の対応倍率が選択される。別
の例として、一種類の倍率を利用して全部の入力ページ
を一サイズに電子的に適合させる。

【００４０】第二に、ｍ種類のサイズの入力文書を、ｎ
種類のサイズの出力文書スケーリングすることが可能で
ある。例えば、１８×２２のページと８．５×１４のペ
ージの両方の入力文書を、（「カバーサイズ」と呼ばれ
ることがある）９×１４のページと８．５×１１のペー
ジの両方の出力文書に縮小することを所望してもよい。
前述の技術により、かかる所望文書のプログラミング
は、図１２と１３の画面ですぐに実施できる。

【００４１】第三に、ある環境においては、入力ページ
の画像を出力ページの支持層に「自動適合」することが
望ましいであろう。これは、ＤｏｃｕＴｅｃｈ（登録商
標）印刷システムのような、各種電子印刷システムにあ
るタイプのスケーリングおよび変形操作で実施される。
当業者に察知されるように、縮小された入力画像が、出
力ページにふさわしく適合するように、移動操作を利用
して一方向に動かしてもよい。自動適合は、必要に応じ
て、入力画像を単に二方向に移動するだけでも達成され
る。

【００４２】最後に、好適実施例では、スケーリングは
同形に行われたが、本技術が基礎を置く概念を変更せず
に、異形スケーリングを採用できる。察知されるよう
に、異形スケーリングを最小する場合、図１２と１３の
画面に適切なプログラミングが組み込まれる。

【００４３】当業者には、前述の技術の数多の特徴が察
知されるであろう。当該技術は、第一に、印刷システム
でクライアントユーザによって実施される、例えば、ス
ケーリング、回転、移動、網掛けといった画像処理を可
能にし、印刷システムをクライアントユーザから離して
設置することを可能にする。この方法で画像処理を実施
することは、少なくとも三つの点で有利である。第一の
側面として、ユーザクライアントは、一般にクライアン
トユーザが利用できないとされる画像処理機能にアクセ
スできる。例えば、あるクライアントユーザは、彼／彼
女の入力またはワークステーションでスケーリングをす
ることができないが、本技術を利用することにより、遠
隔印刷システムでこのようなスケーリングを実施でき
る。別の側面では、ユーザクライアントは、遠隔印刷シ
ステムを活用することにより、卓越した画像処理にアク
セスできる。更に別の側面では、クライアントに、（入
力端末で）文字サイズに関する作業をし、（出力端末
で）別の文字サイズで印刷する機会を提供する。

【００４４】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の印刷材料費用評価方法を組込んだ電
子印刷システムの斜視図である。

【図２】 図１に図示された印刷システムの主な要素を
説明するブロック図である。

【図３】 図１に図示された印刷システムの主要な機構
構成要素を記載する正面図である。

【図４】 図１に図示された印刷システムの文書スキャ
ナのはっきりした構造詳細を示す概略図である。

【図５】図１に図示された印刷システムの制御部の主要
部分を示す概略ブロック図である。

【図６】図１に図示された印刷システムの制御部の主要
部分を示す概略ブロック図である。

【図７】図１に図示された印刷システムの制御部の主要
部分を示す概略ブロック図である。

【図８】 図１に図示された印刷システムの、オペレー
ティングシステムならびにプリント基板と共用回線接続
のブロック図である。

【図９】 図１に図示された印刷システムのユーザイン
タフェース（ＵＩ）タッチスクリーンに表示されるジョ
ブプログラミングチケットとジョブスコアカードの一例
を示す図である。

【図１０】 ネットワーク環境での使用に適合させた図
２の印刷システムのブロック図である。

【図１１】 エミッタから離れて配置される印刷システ
ムで入力文書を処理するために、１個または複数個の画
像処理関連命令により、エミッタが入力文書をぺージ記
述言語（ＰＤＬ）記述に変換する方法を説明する流れ図
である。

【図１２】 入力文書に対応する出力文書の印刷仕様を
選択するための、ダイアログ付き表示画面の正面図であ
る。

【図１３】 画像処理命令を利用して入力文書の一ペー
ジまたは複数ページをプログラミングするための、ダイ
アログ付き表示画面の正面図である。

【図１４】 画像処理命令のＰＤＬ表現を編集する方法
を説明する流れ図である。

【図１５】 ８．５×１１の印刷媒体用紙に対応する画
像を生成するために、倍率０．７８で同形にスケーリン
グされた８．５×１４の電子入力ページの正面図であ
る。

【図１６】 同形にスケーリングされた画像の、印刷媒
体用紙への印刷を最適化するための方法を説明する流れ
図である。

【図１７】 図１６のプロセスにより、画像処理命令を
利用して、入力文書の一ページまたは複数ページをプロ
グラミングするための、ダイアログ付き表示画面の正面
図である。

【図１８】 ８．５×１１の印刷媒体用紙に対応する画
像を生成するために、倍率０．７８で同形にスケーリン
グされた１０．７６×１４の電子入力ページの正面図で
ある。

【符号の説明】

２ 印刷システム、６ スキャナ部、７ コントローラ
部、８ プリンタ部、２０ プラテン、２４ リニヤア
レイ、２５ プロセッサ、２７ レンズ 、２８、２
９、３０ ミラー、５０ コントローラ、５１ コンプ
レッサ／プロセッサ、５２ ユーザインタフェース、５
４ システムコントローラ、５６ メインメモリ、５８
画像処理部、６０ 画像出力コントローラ、６１ シ
ステムメモリ、６２ 対話型タッチスクリーン、６４
キーボード、６６ マウス、６７ カーソル、７０ プ
リント基板、７２、７４ バス、７６ メモリコントロ
ーラ、７８ システムプロセッサ、８０ ＵＩ通信コン
トローラ、８２ ディスクドライブコントローラ／プロ
セッサ、８６ 画像生成プロセッサ、８７ ラスタ出力
スキャナ部、９０ ディスク、９５ プリントモジュー
ル部、１０７ 給紙部、１２０ 仕上装置、１３０ Ｅ
ＤＮコアＰＷＢ、１３２ マーク結像コアＰＷＢ、１３
４ 用紙処理コアＰＷＢ 、１３６ 仕上げ装置バイン
ダコアＰＷＢ、１３８ 入力／出力ＰＷＢ、１４０ シ
ステムバス、１４２ ローカルバス、１５０ ジョブチ
ケット、１５２ ジョブスコアカード、１５４ 料金、
１７０ ネットワーク端末装置、１７２ ネットワーク
インタフェース、１７４ バス、１７６ Ｉ／Ｏ装置、
１７８ プリントサービス、２０２、２０４ 画面、２
３８、２５４ 出力ページ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエイン・チェン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14450 フェアポート シルバーフォックスドラ イブ 17

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワーク接続により印刷機とやりと
   りする入力源を備えた印刷システムにおいて、前記印刷
   機は１種類または複数種類の画像処理操作を実施するた
   めの画像処理装置を含み、前記入力源は複数の電子ペー
   ジによって表現された第一電子文書を印刷機での出力操
   作用に準備するエミッタを含むものであって、次のステ
   ップを含む方法：第一電子文書を処理するための複数の
   命令で電子ジョブチケットをプログラムするステップ、
   ここで、前記複数の命令から選択される一命令は複数の
   電子ページから選択される一ページについて実施される
   ように画像処理操作に対応する；電子ジョブチケット
   で、第一電子文書をページ記述言語で書かれた第二電子
   文書に変換するために前記エミッタを利用するステッ
   プ、前記第二電子文書は選択命令と選択電子ページの各
   ページ記述言語表現を含む；ネットワーク接続により、
   第二電子文書を印刷機に転送するステップ；出力可能な
   文書を作成するために印刷機で第二電子文書を解釈する
   ステップ、前記解釈は第二電子文書の選択命令のページ
   記述言語表現を利用して選択電子ページのページ記述言
   語表現について画像処理操作を実施することを含む；及
   び印刷機で解釈済みの第二電子文書の表現を出力するス
   テップ。
2. 【請求項２】 ネットワーク接続によって印刷機と相互
   通信する入力源を備えた印刷システムであって、前記印
   刷機は一種類または複数種類の画像処理操作を実施する
   ための画像処理装置を具備し、前記入力源はエミッタを
   具備し且つ複数電子ページが集められた第一電子文書を
   印刷機での出力操作用に準備するものであり、前記印刷
   システムが次のものを含む装置：第一電子文書を処理す
   るための複数の命令を利用して電子ジョブチケットをプ
   ログラムするためのユーザインタフェースであって、前
   記複数の命令から選択される一命令は複数の電子ページ
   から選択される一ページについて実施される画像処理操
   作に対応するもの；電子ジョブチケットを利用して、第
   一電子文書をページ記述言語で書かれた第二電子文書に
   変換するためのエミッタであって、前記第二電子文書は
   選択命令と選択電子ページの各ページ記述言語表現を含
   むもの；第二電子文書を前記エミッタから印刷機に転送
   するための送信器；及び第二電子文書の選択命令のペー
   ジ記述言語表現を利用して、選択電子ページのページ記
   述言語表現について、印刷機で第二電子文書を解釈して
   出力可能な文書を作成するための、画像処理操作を実施
   するジョブ分解器であって、当該印刷機は解釈済みの第
   二電子文書の表現を出力するもの。
3. 【請求項３】 ネットワーク接続によって印刷機と相互
   通信する入力源を備えた印刷システムであって、前記印
   刷機は一種類または複数種類の画像処理操作を実施する
   ための画像処理装置を具備し、前記入力源はエミッタを
   具備し且つ複数電子ページが集められた第一電子文書を
   印刷機での出力操作用に準備するものであり、前記印刷
   システムが次のものを含む装置：第一電子文書を処理す
   るための複数の命令を利用して電子ジョブチケットをプ
   ログラムするためのユーザインタフェースであって、前
   記複数の命令から選択される一命令は複数の電子ページ
   から選択される一ページについて実施される画像処理操
   作に対応するもの；電子ジョブチケットを利用して、第
   一電子文書をページ記述言語で書かれた第二電子文書に
   変換するためのエミッタであって、前記第二電子文書は
   選択命令と選択電子ページの各ページ記述言語表現を含
   むもの；第一選択命令のページ記述言語を第二選択命令
   のページ記述表現に変更するためのストリームエディ
   タ；前記エミッタを印刷機に有効に連結する、前記エミ
   ッタからの第二電子文書を印刷機に送信するための接続
   部；第二電子文書の第二選択命令のページ記述言語表現
   を利用して、選択電子ページのページ記述言語表現につ
   いて、印刷機で第二電子文書を解釈して出力可能な文書
   を作成するための、画像処理操作を実施するジョブ分解
   器であって、当該印刷機は解釈済みの第二電子文書の表
   現を出力するもの。