JPH086502Y2 - エアースプレイガンへの塗料供給装置 - Google Patents
エアースプレイガンへの塗料供給装置Info
- Publication number
- JPH086502Y2 JPH086502Y2 JP9307189U JP9307189U JPH086502Y2 JP H086502 Y2 JPH086502 Y2 JP H086502Y2 JP 9307189 U JP9307189 U JP 9307189U JP 9307189 U JP9307189 U JP 9307189U JP H086502 Y2 JPH086502 Y2 JP H086502Y2
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- Japan
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- air
- flow rate
- paint
- pilot
- pressure
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エアースプレイガンに塗料を一定の流量に
制御して供給する装置に関する。
制御して供給する装置に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来、エアースプレイガンに一定流量の塗料を供給す
る装置としては、簡単なもので、塗料の供給路にニード
ル式の絞り弁を介設したものが知られているが、ニード
ルや弁シートが早期に摩耗して流量変動が生じやすいば
かりでなく、塗料が詰まりやすくて頻繁に洗浄を行う必
要がある欠点があり、また、これとは別に、ばね圧と二
次圧のバランスにより弁口の開度を調整して一次圧の変
動にかかわらず二次圧を略一定に保つようにしたばね式
減圧弁を用いたものも知られているが、応答性が必ずし
も良くないために塗料の吹き初めに流量がばらつき、ま
た、ガンの移動時等に減圧弁に衝撃力が作用した場合、
バランス用のばねが伸縮して同じく流量変動を招く欠点
があつた。
る装置としては、簡単なもので、塗料の供給路にニード
ル式の絞り弁を介設したものが知られているが、ニード
ルや弁シートが早期に摩耗して流量変動が生じやすいば
かりでなく、塗料が詰まりやすくて頻繁に洗浄を行う必
要がある欠点があり、また、これとは別に、ばね圧と二
次圧のバランスにより弁口の開度を調整して一次圧の変
動にかかわらず二次圧を略一定に保つようにしたばね式
減圧弁を用いたものも知られているが、応答性が必ずし
も良くないために塗料の吹き初めに流量がばらつき、ま
た、ガンの移動時等に減圧弁に衝撃力が作用した場合、
バランス用のばねが伸縮して同じく流量変動を招く欠点
があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するための手段として、本考案の
エアースプレイガンへの塗料供給装置は、塗料供給源か
らエアースプレイガンへ塗料を供給する供給路の途中
に、空気圧調整弁を介して一定圧力のパイロツトエアー
が供給されるパイロツト式減圧弁を介設した構成とし
た。
エアースプレイガンへの塗料供給装置は、塗料供給源か
らエアースプレイガンへ塗料を供給する供給路の途中
に、空気圧調整弁を介して一定圧力のパイロツトエアー
が供給されるパイロツト式減圧弁を介設した構成とし
た。
また、供給路のパイロツト式減圧弁の下流側に塗料の
流量を検出する流量センサを設けるとともに、その流量
センサの検出値と塗料の設定流量値との差に基づいてパ
イロツト式減圧弁のパイロツトエアーの圧力の補正値を
演算し、その補正値のパイロツトエアーを送出するよう
に空気圧調整弁を制御する制御器を設けても良い。
流量を検出する流量センサを設けるとともに、その流量
センサの検出値と塗料の設定流量値との差に基づいてパ
イロツト式減圧弁のパイロツトエアーの圧力の補正値を
演算し、その補正値のパイロツトエアーを送出するよう
に空気圧調整弁を制御する制御器を設けても良い。
考案の作用及び効果 本考案は上記構成になり、パイロツト式減圧弁に空気
圧調整弁を介して常に一定圧力のパイロツトエアーが供
給され、塗料の二次圧とパイロツト圧とのバランスによ
り弁口の開度が調整されて一次圧の変動にかかわらず二
次圧が略一定に保たれ、エアースプレイガンに一定流量
の塗料が供給されるのであり、パイロツト式減圧弁は、
ニードル式絞り弁のように摩耗により流量変動をきたす
おそれがなくて耐用性に優れるとともに、塗料が途中で
詰まるおそれがなくて頻繁な洗浄が不要であり、また、
ばね式減圧弁に比べて応答性に優れることから吹き初め
の流量変動も少なく、衝撃力等が加わってもパイロツト
圧が変動することがなくて塗料の二次圧に悪影響を及ぼ
すおそれがないのであつて、格別のメンテナンスを行う
ことなく、長期間にわたつてばらつきのない一定流量の
塗料を確実に供給し得る効果がある。
圧調整弁を介して常に一定圧力のパイロツトエアーが供
給され、塗料の二次圧とパイロツト圧とのバランスによ
り弁口の開度が調整されて一次圧の変動にかかわらず二
次圧が略一定に保たれ、エアースプレイガンに一定流量
の塗料が供給されるのであり、パイロツト式減圧弁は、
ニードル式絞り弁のように摩耗により流量変動をきたす
おそれがなくて耐用性に優れるとともに、塗料が途中で
詰まるおそれがなくて頻繁な洗浄が不要であり、また、
ばね式減圧弁に比べて応答性に優れることから吹き初め
の流量変動も少なく、衝撃力等が加わってもパイロツト
圧が変動することがなくて塗料の二次圧に悪影響を及ぼ
すおそれがないのであつて、格別のメンテナンスを行う
ことなく、長期間にわたつてばらつきのない一定流量の
塗料を確実に供給し得る効果がある。
また、供給路のパイロツト式減圧弁の下流側に塗料の
流量を検出する流量センサを設けるとともに、その流量
センサの検出値と塗料の設定流量値との差に基づいてパ
イロツト式減圧弁のパイロツトエアーの圧力の補正値を
演算し、その補正値のパイロツトエアーを送出するよう
に空気圧調整弁を制御する制御器を設けると、スプレイ
ガンに供給される塗料の流量が何らかの事情で変動した
場合に、流量センサにより塗料の実際の流量値が検出さ
れて、制御器により、その検出値と、予め定めた設定流
量値の差が０となるような新たなパイロツト圧の補正値
が演算され、その補正されたパイロツト圧を送出するよ
うに空気圧調整弁が制御されてパイロツト式減圧弁に供
給され、塗料が設定流量と一致した流量でスプレイガン
に供給されるのであつて、予め定めた一定流量の塗料を
より確実にスプレイガンに供給することができる。
流量を検出する流量センサを設けるとともに、その流量
センサの検出値と塗料の設定流量値との差に基づいてパ
イロツト式減圧弁のパイロツトエアーの圧力の補正値を
演算し、その補正値のパイロツトエアーを送出するよう
に空気圧調整弁を制御する制御器を設けると、スプレイ
ガンに供給される塗料の流量が何らかの事情で変動した
場合に、流量センサにより塗料の実際の流量値が検出さ
れて、制御器により、その検出値と、予め定めた設定流
量値の差が０となるような新たなパイロツト圧の補正値
が演算され、その補正されたパイロツト圧を送出するよ
うに空気圧調整弁が制御されてパイロツト式減圧弁に供
給され、塗料が設定流量と一致した流量でスプレイガン
に供給されるのであつて、予め定めた一定流量の塗料を
より確実にスプレイガンに供給することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本考案の第１実施例を示し、本実施例は、塗
料供給源１からの塗料が塗料通路２を通つて詳しくは後
記するように一定の流量でエアースプレイガン３のノズ
ルに供給されるとともに、空気供給源５からエアー通路
６に圧送されたエアーが、圧力センサ９からのフイード
バツク信号を受けつつ空圧制御器８によりパイロツト圧
が制御される空気圧調整弁７を通つて、一定圧力の霧化
エアー及びパターンエアーとしてノズルの回りに供給さ
れて、塗料が霧化エアーで霧化され、パターンエアーに
よりパターンを整えられて噴出するようになつており、
上記の塗料通路２には、パイロツト圧と二次圧のバラン
スにより弁口の開度を調整して一次圧の変動にかかわら
ず二次圧を略一定に保つようにしたパイロツト式減圧弁
11が介設されているとともに、空気供給源５から分岐し
てパイロツト式減圧弁11に接続されたパイロツトエアー
通路12に、上記のエアー通路６に介設したと同様の、圧
力センサ15からのフイードバツク信号を受けつつ空圧制
御器14によりパイロツト圧が制御される空気圧調整弁13
が介設されている。
料供給源１からの塗料が塗料通路２を通つて詳しくは後
記するように一定の流量でエアースプレイガン３のノズ
ルに供給されるとともに、空気供給源５からエアー通路
６に圧送されたエアーが、圧力センサ９からのフイード
バツク信号を受けつつ空圧制御器８によりパイロツト圧
が制御される空気圧調整弁７を通つて、一定圧力の霧化
エアー及びパターンエアーとしてノズルの回りに供給さ
れて、塗料が霧化エアーで霧化され、パターンエアーに
よりパターンを整えられて噴出するようになつており、
上記の塗料通路２には、パイロツト圧と二次圧のバラン
スにより弁口の開度を調整して一次圧の変動にかかわら
ず二次圧を略一定に保つようにしたパイロツト式減圧弁
11が介設されているとともに、空気供給源５から分岐し
てパイロツト式減圧弁11に接続されたパイロツトエアー
通路12に、上記のエアー通路６に介設したと同様の、圧
力センサ15からのフイードバツク信号を受けつつ空圧制
御器14によりパイロツト圧が制御される空気圧調整弁13
が介設されている。
すなわち、パイロツト式減圧弁11には、空気圧調整弁
13により一定の二次圧に制御されたパイロツトエアーが
供給され、塗料の二次圧がパイロツト圧とバランスを取
りつつ略一定に保たれて、エアースプレイガン３に一定
流量の塗料が供給される。
13により一定の二次圧に制御されたパイロツトエアーが
供給され、塗料の二次圧がパイロツト圧とバランスを取
りつつ略一定に保たれて、エアースプレイガン３に一定
流量の塗料が供給される。
本実施例では、塗料の流量制御用にパイロツト式減圧
弁11が用いられており、このパイロツト式減圧弁11は、
ニードル式絞り弁のように摩耗により流量変動をきたす
おそれがなくて耐用性に優れるとともに、塗料が途中で
詰まるおそれがなくて頻繁な洗浄が不要であり、また、
ばね式減圧弁に比べて応答性に優れることから吹き初め
の流量変動も少なく、衝撃力等が加わつてもパイロツト
圧が変動することがなくて塗料の二次圧に悪影響を及ぼ
すおそれがないから、格別のメンテナンスを行うことな
く、長期間にわたつてばらつきのない一定流量の塗料を
確実に供給することができる。
弁11が用いられており、このパイロツト式減圧弁11は、
ニードル式絞り弁のように摩耗により流量変動をきたす
おそれがなくて耐用性に優れるとともに、塗料が途中で
詰まるおそれがなくて頻繁な洗浄が不要であり、また、
ばね式減圧弁に比べて応答性に優れることから吹き初め
の流量変動も少なく、衝撃力等が加わつてもパイロツト
圧が変動することがなくて塗料の二次圧に悪影響を及ぼ
すおそれがないから、格別のメンテナンスを行うことな
く、長期間にわたつてばらつきのない一定流量の塗料を
確実に供給することができる。
第２図に示す第２実施例は、前記した第１実施例の塗
料通路２のパイロツト式減圧弁11の下流側に、塗料の流
量を検出する流量センサ17を設けるとともに、その流量
センサ17の検出値と塗料の設定流量値との差に基づいて
パイロツト式減圧弁11のパイロツトエアーの圧力の補正
値を演算し、空気圧調整弁13からその補正値のパイロツ
トエアーを送出するように、空圧制御器14に対して空気
圧調整弁13自体のパイロツト圧を指示する信号を出す流
量制御器18を設けたものであつて、スプレイガン３に供
給される塗料の流量が何らかの事情で変動した場合に、
流量センサ17により塗料の実際の流量値が検出されて、
流量制御器18により、その検出値と、予め定めた設定流
量値の差が０となるようなパイロツト式減圧弁11の新た
なパイロツト圧の補正値が演算され、空圧制御器14に指
示信号が送られて空気圧調整弁13のパイロツト圧が制御
されることによつて、空気圧調整弁13から上記の補正さ
れた圧力値のパイロツトエアーが送出されてパイロツト
式減圧弁11に供給され、塗料が設定流量と一致した流量
でスプレイガン３に供給される。
料通路２のパイロツト式減圧弁11の下流側に、塗料の流
量を検出する流量センサ17を設けるとともに、その流量
センサ17の検出値と塗料の設定流量値との差に基づいて
パイロツト式減圧弁11のパイロツトエアーの圧力の補正
値を演算し、空気圧調整弁13からその補正値のパイロツ
トエアーを送出するように、空圧制御器14に対して空気
圧調整弁13自体のパイロツト圧を指示する信号を出す流
量制御器18を設けたものであつて、スプレイガン３に供
給される塗料の流量が何らかの事情で変動した場合に、
流量センサ17により塗料の実際の流量値が検出されて、
流量制御器18により、その検出値と、予め定めた設定流
量値の差が０となるようなパイロツト式減圧弁11の新た
なパイロツト圧の補正値が演算され、空圧制御器14に指
示信号が送られて空気圧調整弁13のパイロツト圧が制御
されることによつて、空気圧調整弁13から上記の補正さ
れた圧力値のパイロツトエアーが送出されてパイロツト
式減圧弁11に供給され、塗料が設定流量と一致した流量
でスプレイガン３に供給される。
第１図は本考案の第１実施例のブロツク図、第２図は第
２実施例のブロツク図である。 1:塗料供給源、2:塗料通路、3:エアースプレイガン、5:
空気供給源、11:パイロツト式減圧弁、12:パイロツトエ
アー通路、13:空気圧調整弁、14:空圧制御器、17:流量
センサ、18:流量制御器
２実施例のブロツク図である。 1:塗料供給源、2:塗料通路、3:エアースプレイガン、5:
空気供給源、11:パイロツト式減圧弁、12:パイロツトエ
アー通路、13:空気圧調整弁、14:空圧制御器、17:流量
センサ、18:流量制御器
Claims (2)
- 【請求項１】塗料供給源からエアースプレイガンへ塗料
を供給する供給路の途中に、空気圧調整弁を介して一定
圧力のパイロツトエアーが供給されるパイロツト式減圧
弁を介設したことを特徴とするエアースプレイガンへの
塗料供給装置 - 【請求項２】前記供給路の前記パイロツト式減圧弁の下
流側に塗料の流量を検出する流量センサを設けるととも
に、該流量センサの検出値と塗料の設定流量値との差に
基づいて前記パイロツト式減圧弁の前記パイロツトエア
ーの圧力の補正値を演算し、該補正値のパイロツトエア
ーを送出するように前記空気圧調整弁を制御する制御器
を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載のエアースプレイガンへの塗料供給装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307189U JPH086502Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | エアースプレイガンへの塗料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307189U JPH086502Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | エアースプレイガンへの塗料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0334853U JPH0334853U (ja) | 1991-04-05 |
| JPH086502Y2 true JPH086502Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31642468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9307189U Expired - Fee Related JPH086502Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | エアースプレイガンへの塗料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086502Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP9307189U patent/JPH086502Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0334853U (ja) | 1991-04-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |