JPH0864968A - プリント配線板のヴィアホールの形成方法とそれを用いた多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板のヴィアホールの形成方法とそれを用いた多層プリント配線板の製造方法

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JPH0864968A
JPH0864968A JP19887594A JP19887594A JPH0864968A JP H0864968 A JPH0864968 A JP H0864968A JP 19887594 A JP19887594 A JP 19887594A JP 19887594 A JP19887594 A JP 19887594A JP H0864968 A JPH0864968 A JP H0864968A
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forming
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abrasive
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Minoru Nakakuki
穂 中久木
Yoshiro Takahashi
良郎 高橋
Yutaka Karasuno
ゆたか 烏野
Susumu Ozawa
進 小澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削剤を水流と共に高圧力で吹き付けて絶縁
層の膜減りを極力抑えながらオーバーハング部の除去を
行うことにより、上層・下層の接続を確実にすることが
できるプリント配線板におけるヴィアホールの形成方法
とそれを用いた多層プリント配線板の製造方法を提供す
る。 【構成】 信号配線層と絶縁樹脂層を順次形成するビル
ドアップ工法によるプリント配線板のヴィアホールの形
成方法において、前記ヴィアホール14を形成する際に
生じるオーバーハング部13aに、ノズル15より研削
剤を含んだ水流(ジェット)16を吹き付けることによ
り、オーバーハング部13aを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板におけ
るヴィアホールの形成方法とそれを用いた多層プリント
配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、“表層プリント配線板「SLC」とその応
用”,プリント回路学会,1991,塚田 裕著,9頁
〜15頁に記載されるものがあった。図3は従来のヴィ
アホールの形成方法を用いたプリント配線板の製造工程
断面図である。
【0003】それによると、ビルドアップ工法によるプ
リント配線板におけるヴィアホール形成は、基板1上に
下層配線2をエッチングなどで形成し、絶縁層となり得
る感光性を付与された樹脂3を塗布・乾燥し、ヴィアホ
ールとなるべき部分をマスクし露光をする。その後、現
像することにより、図3(a)に示すように、ヴィアホ
ール4が形成される。
【0004】ここで、そのヴィアホール4の上部にはオ
ーバーハング部3aが形成される。そこで、このオーバ
ーハング部3aを除去するため、樹脂を完全硬化させた
後、バフ研磨などを施し、過マンガン酸塩などを用いて
樹脂を粗化した後、図3(b)に示すように、めっきレ
ジストのホトリソ工程と無電解銅めっき5、電解銅めっ
き6(上層配線)を行って、上層配線6と下層配線2の
接続がなされる。多層化にあたっては、これらの工程を
繰り返して行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた方法では、ヴィアホールを形成した後、樹脂の感光
特性からオーバーハングが生じ、そのまま後のウエット
工程を行った場合、ヴィアホール内の気泡は、オーバー
ハングがあるために十分排出されないので、処理液の液
まわりが悪く、めっき工程で不良となる場合があった。
【0006】また、そのオーバーハングを除去するた
め、バフ研磨などを行う場合には、塗布した絶縁層がオ
ーバーハングの厚み以上失われるため、予め厚く塗布し
なければならないことや、バフ研磨の際にオーバーハン
グ部がヴィアホール内部に折れ込んでしまって、確実な
オーバーハング除去ができない等の問題があった。本発
明は、上記問題点を解決するために、研削剤を水流と共
に高圧力で吹き付けて絶縁層の膜減りを極力抑えながら
オーバーハング部の除去を行うことにより、上層・下層
の接続を確実にすることができるプリント配線板におけ
るヴィアホールの形成方法とそれを用いた多層プリント
配線板の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)信号配線層と絶縁樹脂層を順次形成するビルドア
ップ工法によるプリント配線板のヴィアホールの形成方
法において、前記ヴィアホールを形成する際に生じるオ
ーバーハング部に研削剤を含んだ水流を吹き付けること
により、該オーバーハング部を除去するようにしたもの
である。
【0008】(2)上記(1)記載のプリント配線板の
ヴィアホールの形成方法において、前記ヴィアホール内
の信号配線層上に保護膜を被覆し、前記オーバーハング
部を除去する。 (3)上記(1)又は(2)記載のプリント配線板のヴ
ィアホールの形成方法において、水に対する前記研削剤
の濃度が20%である。
【0009】(4)上記(1)又は(2)記載のプリン
ト配線板のヴィアホールの形成方法において、前記研削
剤がアルミナ質である。 (5)上記(1)又は(2)記載のプリント配線板のヴ
ィアホールの形成方法において、前記研削剤がシリコン
カーバイドを主体としたものである。 (6)上記(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)
記載のプリント配線板のヴィアホールの形成方法を用い
て多層プリント配線板を製造するようにしたものであ
る。
【0010】(7)信号配線層と絶縁樹脂層を順次形成
するビルドアップ工法によるプリント配線板のヴィアホ
ールの形成方法において、前記ヴィアホールを形成する
際に生じるオーバーハング部に研削剤を乾式で吹き付け
ることにより、該オーバーハング部を除去するようにし
たものである。 (8)上記(7)記載のプリント配線板のヴィアホール
の形成方法において、前記ヴィアホール内の信号配線層
上に保護膜を被覆し、前記オーバーハング部を除去する
ようにしたものである。
【0011】(9)上記(7)又は(8)記載のプリン
ト配線板のヴィアホールの形成方法において、前記研削
剤がシリコンカーバイドを主体としたものである。 (10)上記(7)、(8)又は(9)記載のプリント
配線板のヴィアホールの形成方法を用いて多層プリント
配線板を製造するようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、上記したように、ビルトアッ
プ工法によるプリント配線板におけるヴィアホールの形
成において、ヴィアホールを露光・現像・樹脂硬化した
後、ジェットスクラブにより研削剤を水流と共に高圧力
で吹き付けるか、又は研削剤を乾式で吹き付けることに
より、ヴィアホールのオーバーハング部を確実かつ選択
的に除去できる。
【0013】また、絶縁樹脂層の膜減りも極端に少ない
ため、膜減り分を見込んで、必要以上の膜厚を持って塗
布する必要がなくなる。更に、ヴィアホール径が異なる
場合においても、研削剤の番手を変更するだけで対応で
きるなどの利点がある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1実施例を示すヴィアホー
ルの形成方法を用いたプリント配線板の製造工程断面図
である。 (1)図1(a)に示すように、ベースとなるガラスエ
ポキシ基板11(FR−4、厚さ0.9mm)に対し、
予め接着されている銅箔をエッチングにより下層配線1
2(信号配線層)を形成した。
【0015】(2)図1(b)に示すように、感光性エ
ポキシ樹脂(日本チバガイギー:PR52)をバーコー
ト法により下層配線12の形成面一面に塗布し、80℃
で30分間乾燥させ、厚さ40μmの絶縁樹脂層13を
形成した。 (3)図1(c)に示すように、ヴィアホールとするべ
き部分をマスクしたホトマスクを使用し、超高圧水銀灯
を光源とする露光機を持って、露光エネルギー3000
mJ/cm2 で露光した。現像液(日本チバガイギー:
DY90)で現像後、90℃,30分間、次いで、14
0℃,60分間の熱処理を施し、樹脂を完全硬化させ、
ヴィアホール径80μm,70μm,60μmのヴィア
ホール14を形成した。ここで、ヴィアホール14には
オーバーハング部13aが形成される。
【0016】(4)この作製した基板に対し、図1
(d)に示すように、ノズル15からのジェット16
(研削剤を含んだ水流)による、つまり、表1に示すジ
ェットスクラブ(水+粉)条件によりオーバーハング部
13aの除去を試みた。その結果、研削剤番手♯22
0,スラリー濃度20%,圧力5kg/cm2 ,ノズル
距離45mm,吹き付け時間240秒とした場合、基板
のオーバーハング部13aの除去を完全に行うことがで
きた。
【0017】
【表1】
【0018】(5)この基板に対し、図1(e)に示す
ように、無電解銅めっきでカレントフィルム17を形成
した。 (6)次に、図1(f)に示すように、ポジ型液状レジ
ストを持ってめっきレジスト18を形成し、パターン銅
めっき19を施した。 (7)次に、図1(g)に示すように、前記めっきレジ
スト18を剥離した。
【0019】(8)次に、図1(h)に示すように、パ
ターン銅めっき19以外のカレントフィルム17のみを
選択的に除去することにより、上層配線20を得た。こ
のようにして、下層配線12と上層配線20とをヴィア
ホール14を持って接続し得る配線板を得た。なお、ジ
ェットスクラブにおいて、表1に示すように、水に対す
る研削剤の濃度を20%にすることが望ましく、また、
研削剤としては、例えば、アルミナ質又はシリコンカー
バイドを主体としたものが望ましい。
【0020】作製した配線板の層間接続性を確認するた
め、各ヴィアホール径それぞれ81個、730個、15
39個で接続されている配線間の接続抵抗を4端子法に
より測定した。結果は、表2のようであり、その接続性
は、オーバーハング部を除去せずに上層配線を形成した
比較例に比べ大きく向上した。
【0021】
【表2】
【0022】上記実施例では、絶縁樹脂層13として感
光性エポキシ樹脂を用いた場合について述べたものであ
るが、絶縁樹脂層13はエポキシ樹脂に限定されるもの
でなく、また、感光性を有するものである必要はない。
さらに、上記実施例の接続性評価は、オーバーハング部
除去が完全であったものについてのみ行ったものである
が、研削剤として♯400を選択した場合においても、
ノズル距離を20〜40mmに設定すること、あるいは
圧力を5.5〜7.0kg/cm2 に設定すること、あ
るいは吹き付け時間を300〜480秒とすることによ
り、オーバーハング部除去が完全に行えるため、層間接
続信頼性は向上する。
【0023】また、研削剤が♯220で圧力を3.0〜
5.0kg/cm2 の範囲に設定した場合でも、ノズル
距離を20〜40mmに設定すること、あるいは吹き付
け時間を240秒以上とすることにより、オーバーハン
グ除去を完全に行うことができる。以上のように、ジェ
ットスクラブ法によるオーバーハング部除去は、研削剤
の番手、圧力、ノズル距離、吹き付け時間の各条件を適
正に設定することで可能となる。
【0024】図2は本発明の第2実施例を示すヴィアホ
ールの形成方法を用いたプリント配線板の製造工程断面
図である。この第2実施例では、図2(a)〜図2
(c)に示すように、ヴィアホール14を形成するま
で、第1実施例と同様である。そこで、図2(c)にお
いて、ヴィアホール14内の下層配線12上に、ネガ型
液状レジストをヴィアホール内部を含め、絶縁樹脂層1
3一面に塗布し、ヴィアホール14内部に対してのみ露
光し、レジスト硬化させた保護膜21でヴィアホール1
4内に露出している下層配線12を被覆する。
【0025】その後、第1実施例1と同様に、図2
(d)に示すように、ジェットスクラブ法によりオーバ
ーハング部13aを除去した後、下層配線12上の保護
膜21を剥離する。次いで、第1実施例と同様にめっき
により、上層配線20を形成し、上層配線20と下層配
線12とを接続し得る配線板を得る。
【0026】この第2実施例では下層配線12を被覆す
る手段として、ネガ型液状レジストを用いたが、オーバ
ーハング部除去時における下層配線のダメージを防ぐこ
とができ、かつ選択的に被覆ができるものであれば、こ
れに限定されるものではない。図4は本発明の第3実施
例を示すヴィアホールの形成方法を用いたプリント配線
板の製造工程断面図である。
【0027】(1)図4(a)に示すように、ベースと
なる基板31(厚さ0.9mm,12μm銅箔両面板,
利昌工業社製)に対して、エッチングで下層配線32
(信号配線層)を形成する。 (2)図4(b)に示すように、感光性エポキシ樹脂
(プロビマーPR52,日本チバガイギー社製)をバー
コート法により基板一面に塗布し、乾燥させ、厚さ40
μmの絶縁樹脂層33を得る。
【0028】(3)図4(c)に示すように、ヴィアホ
ールとなる部分をマスクしたホトマスクを使用し、超高
圧水銀灯を光源とする平行光露光機で露光後、現像を行
い、ヴィアホール34を形成する。この時に、ヴィアホ
ール34にはオーバーハング部33aが形成される。 (4)図4(d)に示すように、絶縁樹脂層を完全硬化
させた後、ノズル41よりサンドブラスト(エア+粉)
42により研削剤4,♯600,圧力3〜5kg/cm
2 でブラスト処理する。
【0029】(5)この後、図4(e)に示すように、
無電解銅めっきでカレントフィルム37を形成する。 (6)次いで、図4(f)に示すように、ポジ型液状レ
ジストを持ってめっきレジスト38を形成後、パターン
銅めっき39を施した。 (7)次いで、図4(g)に示すように、前記めっきレ
ジスト38を剥離した後、パターン銅めっき39以外の
カレントフィルム37を選択的に除去し、上層配線40
を得た。
【0030】図5は本発明の第4実施例を示すヴィアホ
ールの形成方法を用いたプリント配線板の製造工程断面
図である。この第4実施例では、図5(a)〜図5
(c)に示すように、ヴィアホール34を形成するま
で、第3実施例と同様である。そこで、図5(c)にお
いて、ヴィアホール34内の下層配線32上に、ネガ型
液状レジストをヴィアホール34内部を含め、絶縁樹脂
層33一面に塗布し、ヴィアホール34内部に対しての
み露光し、レジスト硬化させた保護膜51でヴィアホー
ル34内に露出している下層配線32を被覆する。
【0031】その後、第3実施例と同様に、図5(d)
に示すように、ノズル41よりサンドブラスト42によ
りブラスト処理し、オーバーハング部33aを除去した
後、下層配線32上の保護膜51を剥離する。次いで、
第1実施例と同様にめっきにより、上層配線40を形成
し、上層配線40と下層配線32とを接続し得る配線板
を得る。
【0032】なお、サンドブラストにおいて、例えば、
研削剤がシリコンカーバイドを主体とするのが望まし
い。この第4実施例では下層配線32を被覆する手段と
して、ネガ型液状レジストを用いるが、オーバーハング
部除去時における下層配線のダメージを防ぐことがで
き、かつ選択的に被覆ができるものであれば、これに限
定されるものではない。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1,3〜6記載の発明によれば、絶縁樹脂
層、例えば、感光性樹脂に対してヴィアホール形成をし
た際に生じるオーバーハングを除去するため、研削剤を
水流と共に高圧力で吹き付けるようにしたので、ヴィア
ホールのオーバーハング部を確実かつ選択的に除去でき
る。
【0035】また、絶縁樹脂層の膜減りも極端に少ない
ため、膜減り分を見込んで、必要以上の膜厚を持って塗
布する必要がなくなる。更に、ヴィアホール径が異なる
場合においても、研削剤の番手を変更するだけで対応で
きるなどの利点がある。 (2)請求項2記載の発明によれば、下層配線がジェッ
トスクラブによって影響を受けることが全くなくなるた
め、下層配線厚が非常に薄い場合にも適用可能である。
【0036】(3)請求項7,9,10記載の発明によ
れば、絶縁樹脂層、例えば、感光性樹脂に対してヴィア
ホール形成をした際に生じるオーバーハング部を除去す
るため、研削剤を高圧力で吹き付けるようにしたので、
ヴィアホールのオーバーハング部を確実に除去できる。
また、絶縁樹脂層の膜減りも極端に少ないため、膜減り
分を見込んで、必要以上の樹脂を前もって塗布する必要
がなくなる。さらに、ヴィアホール径が著しく異なる場
合においても、研削剤の番手を変更するだけで対応でき
るなどの利点がある。
【0037】(4)請求項8記載の発明によれば、下層
配線がサンドブラストによって影響を受けることが全く
なくなるため、下層配線厚が非常に薄い場合にも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すヴィアホールの形成
方法を用いたプリント配線板の製造工程断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すヴィアホールの形成
方法を用いたプリント配線板の製造工程断面図である。
【図3】従来のヴィアホールの形成方法を用いたプリン
ト配線板の製造工程断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すヴィアホールの形成
方法を用いたプリント配線板の製造工程断面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示すヴィアホールの形成
方法を用いたプリント配線板の製造工程断面図である。
【符号の説明】
11 ガラスエポキシ基板 12,32 下層配線(信号配線層) 13,33 絶縁樹脂層 13a,33a オーバーハング部 14,34 ヴィアホール 15,41 ノズル 16 ジェット 17,37 カレントフィルム 18,38 めっきレジスト 19,39 パターン銅めっき 20,40 上層配線 21,51 保護膜 31 基板 42 サンドブラスト(エア+粉)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 進 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号配線層と絶縁樹脂層を順次形成する
    ビルドアップ工法によるプリント配線板のヴィアホール
    の形成方法において、 前記ヴィアホールを形成する際に生じるオーバーハング
    部に研削剤を含んだ水流を吹き付けることにより、前記
    オーバーハング部を除去することを特徴とするプリント
    配線板のヴィアホールの形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント配線板のヴィア
    ホールの形成方法において、前記ヴィアホール内の信号
    配線層上に保護膜を被覆し、前記オーバーハング部を除
    去することを特徴とするプリント配線板のヴィアホール
    の形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリント配線板の
    ヴィアホールの形成方法において、水に対する前記研削
    剤の濃度が20%であることを特徴とするプリント配線
    板のヴィアホールの形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のプリント配線板の
    ヴィアホールの形成方法において、前記研削剤がアルミ
    ナ質であることを特徴とするプリント配線板のヴィアホ
    ールの形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のプリント配線板の
    ヴィアホールの方法において、前記研削剤がシリコンカ
    ーバイドを主体としたものであることを特徴とするプリ
    ント配線板のヴィアホールの形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載のプリ
    ント配線板のヴィアホールの形成方法を用いることを特
    徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 信号配線層と絶縁樹脂層を順次形成する
    ビルドアップ工法によるプリント配線板のヴィアホール
    の形成方法において、 前記ヴィアホールを形成する際に生じるオーバーハング
    部に研削剤を乾式で吹き付けることにより、前記オーバ
    ーハング部を除去することを特徴とするプリント配線板
    のヴィアホールの形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプリント配線板のヴィア
    ホールの形成方法において、前記ヴィアホール内の信号
    配線層上に保護膜を被覆し、前記オーバーハング部を除
    去することを特徴とするプリント配線板のヴィアホール
    の形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載のプリント配線板の
    ヴィアホールの形成方法において、前記研削剤がシリコ
    ンカーバイドを主体としたものであることを特徴とする
    プリント配線板のヴィアホールの形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項7、8又は9記載のプリント配
    線板のヴィアホールの形成方法を用いることを特徴とす
    る多層プリント配線板の製造方法。
JP19887594A 1994-08-24 1994-08-24 プリント配線板のヴィアホールの形成方法とそれを用いた多層プリント配線板の製造方法 Pending JPH0864968A (ja)

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