JPH086479Y2 - 寿 司 - Google Patents

寿 司

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Publication number
JPH086479Y2
JPH086479Y2 JP1991113488U JP11348891U JPH086479Y2 JP H086479 Y2 JPH086479 Y2 JP H086479Y2 JP 1991113488 U JP1991113488 U JP 1991113488U JP 11348891 U JP11348891 U JP 11348891U JP H086479 Y2 JPH086479 Y2 JP H086479Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
natto
sushi
film
weight
packaged
Prior art date
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Application number
JP1991113488U
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JPH0553489U (ja
Inventor
享一 大津
良直 田中
Original Assignee
大阪化学合金株式会社
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Publication date
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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は可食性のフィルムで被覆
し棒状などに包装成型した調理用の納豆を具とする寿司
に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】納豆は大豆を納豆菌により醗
酵させた食品であり、糸引性のある大豆タンパク分解物
を含む。このため、調理加工時、大豆タンパク分解物が
手や容器に糸を引き調理加工が行いづらい。また、納豆
の表面を海苔やギョウザの皮などの膜状のまたはシート
状の食品で被覆し調理加工を行ったものもあるが、この
ような加工食品は、機械化し連続生産を行うことが困難
である。また、納豆を通常の合成フィルムにより機械で
連続的に成形する方法もあるが、調理中のいずれかの段
階で被覆した合成フィルムを除去する必要があり作業が
繁雑となる。
【0003】として納豆を用いた納豆巻きの寿司を作
るには、寿司海苔の上に寿司飯を広げ、その中央に適量
の納豆を絞り袋を用いて細長く引き伸ばしこれを包み込
む。このような納豆巻きの調理は、いわゆる糸引きのた
め作業効率がよくない。また、機械巻による納豆巻きの
製造もやはり糸引きのために困難である。
【0004】本考案の目的は、各種の食品に納豆を包み
込む場合に調理加工性、取り扱い性に優れ、機械を用い
た連続調理加工にも適した納豆巻きの寿司を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は可食性フィルム
で被覆した包装納豆を具とする寿司を提供するものであ
る。図2に本考案の寿司に用いられる棒状の包装納豆の
概略斜視図を示す。図2に示すように、包装納豆1は可
食性フィルム2の内部に納豆3が包み込まれている。
【0006】納豆は従来公知のものがいずれも好適に用
いられる。また、可食性フィルムは通常の合成樹脂フィ
ルムのようにロール状に巻き取ることができ、機械的特
性に優れたフィルムあるいはシート(以下、両者を単に
フィルムという)が用いられる。
【0007】このようなフィルムとしては、例えばプル
ラン、カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム、キ
サンタンガム、アラビアガム、グアガム、ペクチン、ジ
ェランガム、タンマリンド種子、カラヤガム、ファンセ
レラン、セルロース、デキストリン、ゼラチン、コラー
ゲン、カゼイン、カゼインナトリウム塩、大豆タンパ
ク、アルギン酸、アルギン酸塩、カードランキチン、キ
トサンなどの天然高分子のフィルムが挙げられる。これ
らのフィルムのうち引張強度0.7 kgf/15mm以上、
厚さ10〜100μmで水に対して難溶性または不溶性
のフィルムが好ましい。
【0008】特に好ましいフィルムの主成分としては、
プルラン、カラギーナン、寒天、タンマリンド種子、ジ
ェランガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、
アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、カゼイ
ン、カゼインナトリウム塩の中から選ばれた2種以上の
成分を用いるのが好ましい。
【0009】また、前記フィルムに柔軟性を与えるため
プロピレングリコール、グリセリン、ソルビット、キシ
リトール、マンニトール、マルチトール、還元澱粉糖化
物などを単独で、あるいは混合して配合するのが好まし
い。
【0010】このようなフィルムにより連続式自動巻寿
司成形機などの食品加工機械を用いて連続的に納豆を包
むことができる。納豆はこのようなフィルムにより特に
棒状などの形状に成形することができる。
【0011】棒状の包装納豆の場合は、直径5〜30
程度、長さが直径の10倍以上の適宜の形態に成形す
るのが好ましい。このようにして得られた包装納豆は、
手巻き寿司、あるいは機械巻の食材として用いられる。
すなわち、図1に示すように、包装納豆1は寿司4の外
側の海苔6および寿司飯5の中心に、そのまま具として
用いられる。
【0012】
【作用】可食性シートまたはフィルムを使用し納豆を被
覆成型することにより、納豆の糸引きがない。
【0013】
【実施例】つぎに本考案を実施例にもとづきさらに具体
的に説明する。
【0014】[実施例1] プルラン60重量%、ローカストビーンガム15重量
%、キサンタンガム15重量%およびマルチトール10
重量%からなる可食性フィルム(長さ15cm、幅3.
5cm、厚さ20μm)の上に約10gの納豆を直径1
cm長さ15cmとして乗せた。ついで、この棒状の納
豆を前記可食性フィルムで巻いて包装納豆を成形した。
つぎに、これを巻寿司の具として用いて寿司を作ったと
ころ、糸引きがなく、調理加工が容易であった。
【0015】[実施例2] カラギーナン40重量%、ローカストビーンガム40重
量%およびソルビット20重量%からなる可食性フィル
ム(長さ15cm、幅3.5cm、厚さ15μm)を用い
て実施例1と同様にして包装納豆を成形し、これを用い
て巻寿司を作った。
【0016】[実施例3] ゼラチン40重量%、プルラン50重量%およびソルビ
ット10重量%からなる可食性フィルム(長さ15c
m、幅3.5cm、厚さ30μm)を用いて実施例1と
同様にして包装納豆を成形し、これを用いて巻寿司を作
った。[実施例4] カラギーナン40重量%、大豆タンパク40重量%、プ
ルラン10重量%、グリセリン10重量%からなる可食
性フィルム(長さ15cm、幅3.5cm、厚さ30μ
m)を用いて実施例1と同様にして包装納豆を成形し、
これを用いて巻寿司を作った。
【0017】
【考案の効果】本考案の寿司は包装納豆を用いるため
引きがなく機械巻き、手巻きにより作製が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】装納豆を調理加工した本考案の寿司を示す概
略斜視図である。
【図2】本考案に用いる包装納豆の一具体例を示す概略
斜視図である。
【符号の説明】
1 包装納豆 2 可食性フィルム 3 納豆 4 寿司 5 寿司飯 6 海苔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可食性フィルムで被覆した包装納豆を具
    とする寿司
  2. 【請求項2】 可食性フィルムが水に難溶性または不溶
    性である前記請求項1記載の寿司
  3. 【請求項3】 包装納豆の直径が5〜30mmであり、
    長さが直径の10倍以上の棒状である前記請求項1また
    は2に記載の寿司
JP1991113488U 1991-12-27 1991-12-27 寿 司 Expired - Lifetime JPH086479Y2 (ja)

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JPH0553489U JPH0553489U (ja) 1993-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2673999B2 (ja) * 1994-10-25 1997-11-05 株式会社あづま食品 可食容器入り納豆及びその製造方法
NL1016018C2 (nl) * 2000-08-25 2002-03-01 Ruitenberg Czn N V Werkwijze voor het bereiden van een eetbaar omhuld voedingsmiddel.

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JPH03198754A (ja) * 1989-12-27 1991-08-29 Japan Happy:Kk 可食性フイルムとそれを用いた食品・薬品包装フィルム

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JPH0553489U (ja) 1993-07-20

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