JPH0864301A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

Info

Publication number
JPH0864301A
JPH0864301A JP21797394A JP21797394A JPH0864301A JP H0864301 A JPH0864301 A JP H0864301A JP 21797394 A JP21797394 A JP 21797394A JP 21797394 A JP21797394 A JP 21797394A JP H0864301 A JPH0864301 A JP H0864301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
connector housing
terminal
molding
plug body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21797394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2785703B2 (ja
Inventor
Hirotaka Makino
浩貴 牧野
Masahiko Aoyama
雅彦 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP6217973A priority Critical patent/JP2785703B2/ja
Priority to US08/507,927 priority patent/US5580264A/en
Priority to DE69519608T priority patent/DE69519608T2/de
Priority to EP95305407A priority patent/EP0696827B1/en
Publication of JPH0864301A publication Critical patent/JPH0864301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2785703B2 publication Critical patent/JP2785703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線導出部を樹脂モールドするものにおい
て、そのモールド樹脂の端子金具側への漏れを防止す
る。 【構成】 コネクタハウジング10のキャビティ12の
端子挿入開口131に、電線22が接続された端子金具
40を挿入してモールド樹脂100にてモールドするも
のにおいて、前記端子金具40に引き続き、電線22を
貫通させた栓体50を端子挿入開口から挿入する。栓体
50は弾性材製であって、端子挿入開口131の内周面
に密着し、モールド成型時の樹脂の漏れを防止するとも
に、防水性を発揮し、仮に、モールド樹脂層100と電
線22との間に隙間が生じても、水の侵入を確実に防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタハウジングの電
線導出部にモールド樹脂層を一体化した防水コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】電線導出部をモールドしてなるコネクタ
の一種として、例えば実開平5−73871号公報に記
載された差し込みモールドプラグが公知である。これ
は、熱硬化性樹脂製の中子に一対の差し込み用端子を取
り付けるとともに、その端子に電線を接続し、電線及び
上記中子を熱可塑性樹脂にてモールドして製造したもの
である。かかる構成とすると、電線導出部が柔軟なモー
ルド樹脂層に覆われるので、防水性が高まる上に、機械
的にも丈夫になって対衝撃性も向上するという利点が得
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のモ
ールド構造をコネクタハウジングのキャビティ内に端子
金具を装着する構成のコネクタに適用しようとすると、
種々の成形上の問題を惹起させる。すなわち、単にコネ
クタハウジングの電線導出側をモールド樹脂にてモール
ドする構成とするだけでは、成形時にそのモールド樹脂
が注入圧力によってキャビティ内に侵入し、端子金具の
接続部内まで至ってしまうことがあるのである。これを
防ぐにはキャビティの端部をシールする必要があるが、
モールド樹脂の注入圧力は相当に高く、また、その部分
には電線が貫通しているという事情があって、そのシー
ルには苦慮し、また、モールド樹脂の漏れを防ぐべく注
入圧力を下げれば生産性が低下する等の問題を引き起こ
す。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
ある。従って、その目的は、コネクタハウジングのキャ
ビティ内に端子金具を装着するという構成でありなが
ら、モールド樹脂の漏れ等の問題を起こすことなく電線
導出部を樹脂モールドできるコネクタを提供するところ
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防水コネクタ
は、端子挿入開口を有するキャビティを備えたコネクタ
ハウジングと、電線が接続されて前記キャビティに前記
端子挿入開口から挿入された端子金具と、電線を貫通さ
せる電線貫通孔を有しその電線を貫通させてキャビティ
の端子挿入開口から収納された弾性材製の栓体と、キャ
ビティに前記端子金具及び栓体が収納された状態でコネ
クタハウジングの端子挿入開口側に電線を包囲してコネ
クタハウジングに連なるようにモールドされたモールド
樹脂層とを備えたところに特徴を有する(請求項1の発
明)。
【0006】また、栓体に、外周面から電線を電線貫通
孔に挿入するための切り込みを設けてもよい(請求項2
の発明)。
【0007】
【作用】請求項1の防水コネクタによれば、コネクタハ
ウジングの端子挿入開口から栓体が挿入されているか
ら、これにてモールド成形時にモールド樹脂がキャビテ
ィの奥方に漏れ出ることが効果的に防止される。しか
も、栓体は弾性材製であるから、収納部の内周面とよく
密着し、モールド樹脂の漏れが確実に防止されるだけで
なく、防水機能も発揮する。この結果、仮に、コネクタ
ハウジングとモールド樹脂層及び電線とモールド樹脂層
との間に隙間ができて、ここから水が侵入したとして
も、この栓体によって端子金具側への水の侵入は確実に
防止することができる。このことは、電線の外皮やコネ
クタハウジングの材質との親和性や熱膨張率差等を考慮
することなく、コストや成形性等の事情を優先的に考慮
してモールド樹脂層の材質を選定できることを意味す
る。また、栓体に切り込みを係止した請求項2の構成で
は、その切り込みを通して電線を電線貫通孔に挿通させ
ることができる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、弾性
材製の栓体がキャビティの内周面に密着するから、モー
ルド樹脂の漏れが確実に防止され、しかも注入圧力を大
きく下げる必要がないから生産性を高く維持できるとい
う効果が得られる。さらに、栓体が防水機能を発揮する
から、仮にモールド樹脂層と電線外皮やコネクタハウジ
ングとの間に隙間が生じても、端子金具側に水が侵入す
ることを確実に防止できるから、そのような隙間の発生
をおそれることなく、コスト上の事情等を考慮して各種
の材料を自由に選定することができ、低コストと高い防
水性とを両立させることが可能となるという効果が得ら
れる。
【0009】また、請求項2の構成では電線を栓体に挿
通させるという作業が簡単になって生産性が高くなり、
製造コストの低減化も可能になる。
【0010】
【実施例】
<第1実施例>以下、本発明を具体化した第1実施例に
ついて図1ないし図6を参照して説明する。
【0011】(実施例の構成)全体的構成を示す図1な
いし図3において、コネクタハウジング10は例えばP
BT製である。このコネクタハウジング10は、隔壁1
1によって区画形成された2つのキャビティ12を備え
た端子収納筒部13を中心に構成され、その端子収納筒
部13の後端側(図1において右側)の端子挿入開口1
31から後述する端子金具40が各キャビティ12に挿
入されるようになっている。この端子収納筒部13の後
端側(図1において右側)の内部には、キャビティ12
を区画する隔壁11が設けられておらず、ここに各キャ
ビティ12に連なる単一の栓体収納室14が形成されて
いる。また、端子収納筒部13の後端側の外周面には、
2本の環状リブ15,16が所定の間隔を隔てて突設さ
れている。この環状リブ15,16のうち先方側(図1
において左側)に位置する環状リブ15は、後方側(図
1において右側)に位置する環状リブ16に比べて外径
寸法が大きく設定されており、また両環状リブ15,1
6の前方面は平坦で、後方面には外周側が斜め前方に傾
く傾斜面151,161が形成されている。
【0012】一方、端子収納筒部13の先端側外周には
筒状のハウジング側防水シール17が嵌着されるととも
に、その端子収納筒部13の先端側に周囲を取り巻くフ
ード部18が設けられている。このフード部18内には
図示しない相手側のコネクタハウジングが嵌合されるよ
うになっており、フード部18に設けたロック片181
にてその相手側のコネクタハウジングが係止される。な
お、符号19は上記ハウジング側防水シール17の抜け
止めを行うとともに、端子収納筒部13のキャビティ1
2に挿入された端子金具40の抜け止めを行うリテーナ
である。
【0013】一方、このコネクタに接続されるケーブル
20は外皮21にて2本の電線22を一体化した2芯タ
イプであり、先端側は外皮21が除去されて2本の電線
22が分離して露出しており、さらに各電線22の先端
近くでは絶縁被覆221が除去されて芯線222が露出
されている。
【0014】端子金具40は各電線22の先端にそれぞ
れ接続されて2本ある。これらは周知の構造であり、雌
形の接続部41に引き続いて電線22の芯線222をか
しめるワイヤバレル42と、絶縁被覆221をかしめる
インシュレーションバレル43とを一体に備えている。
【0015】コネクタハウジング10のうち栓体収納室
14内には、端子挿入開口131から弾性材たる合成ゴ
ム製の栓体50が収納されている。これは図4及び図5
に示すように、栓体収納室14内に挿入される縦断面が
長円形状となる栓体主部51の後端面部に、やはり長円
形状のフランジ部52を一体に形成した形状で、電線2
2の外周面に密着する内径の2本の電線挿通孔53が前
後に貫通して形成されている。また、栓体主部51の前
後方向の中間部は外径寸法を大きくして径大部511が
形成され、栓体50が栓体収納室14内に圧入されたと
きにその径大部511の前後領域が栓体収納室14の内
周壁に強く密着するようになっており、また、栓体主部
51の先端面は前後に延びる複数本の直線状突条512
が形成されている。そして、栓体主部51及びフランジ
部52の上部には、電線挿通孔53の延長方向に沿って
それぞれ電線挿通孔53まで達する切り込み54が形成
され、図4に示す状態から電線22を切り込み54を通
して電線挿通孔53内に圧入することができるようにな
っている。なお、電線挿通孔53の内周面には、図5に
示すように、間隔を空けてその電線挿通孔53と同心の
2本の環状溝531が形成されており、その2本の環状
溝531の前後及び相互間に電線22に密着する密着部
532が形成されている。
【0016】そして、上記コネクタハウジング10の後
端側には、柔軟な合成ゴム材料の射出成形により形成し
たモールド樹脂層100が一体に設けられている。この
モールド樹脂層100は、先端側が端子収納筒部13の
後端部を包囲するとともに、後端側が順次細くなってケ
ーブル20の外皮21の先端部分を包囲している。な
お、分かり易くするために図3ではコネクタハウジング
10から分離して描いてあるが、モールド樹脂層100
は端子収納筒部13の後端部を包囲してコネクタハウジ
ング10に固着状態にあり、実際にはコネクタハウジン
グ10から分離不能である。
【0017】本実施例は以上の構成であり、次にその製
造手順を本発明に関連する部分について説明する。ケー
ブル20の各電線22の先端に端子金具40を圧着によ
り接続し、各電線22の先端近くに栓体50を装着して
おく。栓体50の装着には、栓体50を電線22の下側
に位置させ、栓体50の切り込み54を電線22に沿わ
せるように宛がい、その状態で切り込み54を開くよう
に栓体50を弾性変形させつつ各電線22を電線挿通孔
53内に圧入すればよい。これにより、栓体50は図3
に実線で示すように電線22を貫通させた状態でこれに
装着される。
【0018】そして、各端子金具40をコネクタハウジ
ング10の各キャビティ12内に挿入し、リテーナ19
を係止位置に押し込んで端子金具40の抜け止めを行
い、栓体50をコネクタハウジング10の栓体収納室1
4内に押し込む。これにて栓体50はコネクタハウジン
グ10内に圧入されて固着状態となり、コネクタハウジ
ング10の端子挿入開口131が密閉された状態とな
る。そして、その状態のコネクタハウジング10を図6
に示すように成形型110にセットし、成形型110内
にモールド樹脂を所定の注入圧力で注入すれば、成形型
110内にモールド樹脂が充填されてモールド樹脂層1
00が成型される。このとき、栓体50はコネクタハウ
ジング10の端子挿入開口131を閉じた状態にしてい
るから、コネクタハウジング10のキャビティ12内に
モールド樹脂が侵入することは確実に防止できる。しか
も、栓体50にはフランジ部52が形成されているか
ら、栓体50が成形型110内に注入された樹脂注入圧
力によってコネクタハウジング10内側にさらに押し込
まれるようになったとき、フランジ部52がコネクタハ
ウジング10の端子挿入開口131の開口端面に密着す
るようになり、端子挿入開口131内外のシール性がい
っそう強くなってモールド樹脂のキャビティ12側への
漏出防止がより確実になる。
【0019】(実施例の効果)この実施例の効果は次の
ようである。
【0020】コネクタハウジング10からケーブル2
0の導出側はモールド樹脂層100によって覆われてい
るから、ここからの水の侵入を効果的に防止することが
でき、しかも柔軟なモールド樹脂層100にてケーブル
20の導出側をモールドするものであるから、ケーブル
20を屈曲させてもモールド樹脂層100が十分に追従
して変形して防水性を維持し、また、車両に装着されて
走行時に跳ね上げた石などが衝突するといった衝撃力が
作用しても、破損することが少なく、信頼性が高い。
【0021】本発明では、電線22を貫通させる栓体
50を端子挿入開口131内に配置したので、モールド
樹脂層100の成形時にモールド樹脂が端子金具40側
に強い圧力で流れ込むことを抑制することができる。し
かも、その栓体50は弾性材製であって栓体収納室14
の内周面と十分に密着するから、シール性が高くてモー
ルド樹脂の漏れを確実に防止することができる。
【0022】また、栓体50が弾性材製であってシー
ル性が高いことから、この部分で優れた防水機能も発揮
し、次のような予期しない利点も得られた。すなわち、
本実施例のようにコネクタハウジング10と一体モール
ドされたモールド樹脂層100を備えたコネクタでは、
に述べたように高い防水性を発揮する。しかし、その
防水性をより完璧にしようとすれば、コネクタハウジン
グ10とモールド樹脂層100の両材質を十分に考慮し
て選定することが必要であった。異種樹脂の境界部分で
は、両樹脂の親和性が悪いと密着し難く、また熱膨張率
が相違すると成形時の冷却過程や使用環境での温度変化
によって膨張・収縮差が生じて隙間が発生するため、そ
の隙間が防水性を低下させる原因になるからである。
【0023】ところが、一般に電線の外皮樹脂はポリエ
チレン、架橋ポリエチレン、或いは弗素樹脂が使用さ
れ、コネクタハウジングはPBT(ポリブチレンテレフ
タレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)等
が使用されることが多く、両者の材質は全く異なること
が一般的である。このため、両樹脂に適合するモールド
樹脂の選定には相当に苦慮し、勢い、防水性に完璧を期
すには、コスト的な不利を忍んでモールド樹脂材料を選
定したり、電線の外皮樹脂やコネクタハウジングの材質
を再考する等の必要があったのである。
【0024】この点、本実施例では、本来、モールド樹
脂のキャビティ12側への侵入を防止すべく設けた栓体
50が優れた防水性を発揮するから、仮にモールド樹脂
層100と電線22やコネクタハウジング10との間に
隙間が生じ、ここから水が侵入したとしても、栓体50
によって水が端子金具40側に侵入することを確実に防
止できる。従って、そのような隙間の発生をおそれるこ
となく、材料コスト上の事情等を考慮してコネクタハウ
ジング10や電線22、或いはモールド樹脂層100等
の各種の材料を自由に選定することができ、低コストと
高い防水性とを両立させることが可能となる。
【0025】また、栓体50には電線挿通孔53に対
応して切り込み54を形成したから、この切り込み54
を通して電線22を電線挿通孔53内に通すことがで
き、電線22をその先端から貫通孔に挿通させる構成に
比べて製造工程が簡単になって製造コスト上も有利にな
る。
【0026】コネクタハウジング10の後端部には2
本の環状リブ15,16が形成されているから、ここを
覆うように形成されたモールド樹脂層100とコネクタ
ハウジング10との結合性が高まり、モールド樹脂層1
00の抜けを防止できる。
【0027】さらに、その環状リブ15,16のうち
樹脂の注入ゲートに近い側を突出寸法が低く、遠い側が
高くなる関係に設定し、しかも各環状リブ15,16の
外周側に傾斜面151,161を形成したから、注入ゲ
ートから注入されたモールド樹脂が隅々まで十分に流れ
ることになり、成型不良の発生を抑えることができる。
【0028】<他の実施例>本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、例えば次のような実施態様も可能
であり、これらも本発明の技術的範囲に含まれる。な
お、以下に述べる各実施例において特に説明する部分以
外の構成は第1実施例と同様であるから、重複する説明
を省略し、必要に応じて同一部分に同一符号を付してあ
る。
【0029】(1)図7はモールド樹脂層100とコネ
クタハウジング10との結合性を高めた第2実施例を示
す。この実施例では、コネクタハウジング10に1本の
環状リブ15を設けるとともに、その環状リブ15にモ
ールド樹脂が進入可能な複数の貫通孔152を形成して
おり、これにてモールド樹脂層100がコネクタハウジ
ング10から抜けてしまうことをより確実に防止できる
という効果が得られる。なお、図示はしないが第1実施
例のようにコネクタハウジング10に2本の環状リブ1
5,16を突設し、これらにそれぞれ貫通孔を設ける構
成としてもよいことは勿論である。
【0030】(2)また、必ずしもコネクタハウジング
10に環状リブ15,16を突設しなくとも、例えば図
8に示す第3実施例のように、コネクタハウジング10
の後端部に複数の貫通孔101を形成し、ここにモール
ド樹脂が進入するようにしてもモールド樹脂層100の
抜け止めを図ることが可能であり、必要とされる抜け止
め力によっては図9の第4実施例に示すように環状リブ
15,16及び貫通孔101を省略した構成でも良いこ
とは勿論である。
【0031】(3)栓体の形状としては上記各実施例に
示したものに限らず、図示はしないが、先細のテーパ状
としたり、段付き形状としたりしてもよく、また、栓体
収納室の内周面を栓体の形状に合致させてテーパ状或い
は段付き形状としてもよい。その他、本願発明は上記記
述及び図面によって説明した実施例に限定されるもので
はなく、例えば、栓体の外周面に接着剤、膨張剤、或い
はシール剤を塗布して栓体収納室内に収納してもよい
等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す全体の縦断面図
【図2】 同じく全体の横断面図
【図3】 同じく全体の分解斜視図
【図4】 同じく栓体を示す斜視図
【図5】 同じく栓体の縦断面図
【図6】 同じくモールド樹脂層の成型時の様子を示す
横断面図
【図7】 本発明の第2実施例を示す部分縦断面図
【図8】 本発明の第3実施例を示す部分縦断面図
【図9】 本発明の第4実施例を示す部分縦断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 100…モールド樹脂層 12…キャビティ 131…端子収納開口 14…栓体収納室 20…ケーブル 22…電線 40…端子金具 50…栓体 53…電線挿通孔 54…切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子挿入開口を有するキャビティを備え
    たコネクタハウジングと、電線が接続されて前記キャビ
    ティに前記端子挿入開口から挿入された端子金具と、前
    記電線を貫通させる電線貫通孔を有しその電線を貫通さ
    せて前記キャビティの前記端子挿入開口から収納された
    弾性材製の栓体と、前記キャビティに前記端子金具及び
    前記栓体が収納された状態で前記コネクタハウジングの
    前記端子挿入開口側に前記電線を包囲して前記コネクタ
    ハウジングに連なるようにモールドされたモールド樹脂
    層とを備えてなる防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 栓体には、外周面から電線を電線貫通孔
    に挿入するための切り込みが設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の防水コネクタ。
JP6217973A 1994-08-09 1994-08-18 防水コネクタ Expired - Fee Related JP2785703B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217973A JP2785703B2 (ja) 1994-08-18 1994-08-18 防水コネクタ
US08/507,927 US5580264A (en) 1994-08-09 1995-07-27 Waterproofed connector
DE69519608T DE69519608T2 (de) 1994-08-09 1995-08-02 Wasserdichter Verbinder
EP95305407A EP0696827B1 (en) 1994-08-09 1995-08-02 Waterproofed connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217973A JP2785703B2 (ja) 1994-08-18 1994-08-18 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0864301A true JPH0864301A (ja) 1996-03-08
JP2785703B2 JP2785703B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=16712638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6217973A Expired - Fee Related JP2785703B2 (ja) 1994-08-09 1994-08-18 防水コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2785703B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017079151A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
US9893454B2 (en) 2015-11-24 2018-02-13 Hitachi Metals, Ltd. Connector, method of manufacturing connector, and wire harness
JP2019041010A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 樹脂封止型車載電子制御装置
WO2019188162A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
WO2019188514A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
WO2019239910A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 住友電装株式会社 多芯電線の防水構造
JP2020025416A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 日立金属株式会社 ケーブルの止水構造及びワイヤハーネス

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223391U (ja) * 1975-08-09 1977-02-18
JPS601775A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 日産自動車株式会社 ダイオ−ド内蔵コネクタ及びその製造方法
JPH0218532U (ja) * 1988-07-21 1990-02-07

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223391U (ja) * 1975-08-09 1977-02-18
JPS601775A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 日産自動車株式会社 ダイオ−ド内蔵コネクタ及びその製造方法
JPH0218532U (ja) * 1988-07-21 1990-02-07

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017079151A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
US9893454B2 (en) 2015-11-24 2018-02-13 Hitachi Metals, Ltd. Connector, method of manufacturing connector, and wire harness
US10305215B2 (en) 2015-11-24 2019-05-28 Hitachi Metals, Ltd. Connector, method of manufacturing connector, and wire harness
JP2019041010A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 樹脂封止型車載電子制御装置
WO2019188162A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
WO2019188514A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
JP2019179738A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
JP2019179736A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
US11183791B2 (en) 2018-03-30 2021-11-23 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness with elastic tube
WO2019239910A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 住友電装株式会社 多芯電線の防水構造
JP2019220251A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 住友電装株式会社 多芯電線の防水構造
JP2020025416A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 日立金属株式会社 ケーブルの止水構造及びワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2785703B2 (ja) 1998-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5580264A (en) Waterproofed connector
US5278357A (en) Electric wire holding case preventing of oil leak
KR101332041B1 (ko) 방수형 전기 커넥터
JP5390838B2 (ja) フラットケーブル及びフラットケーブルのコネクタ
JPH0553155U (ja) 防水コネクタ
US8529278B2 (en) Waterproof electrical connector and waterproof electrical connector assembly method
JP2003234144A (ja) コネクタ
JP6924387B2 (ja) 電線の保持構造
JP2002134220A (ja) 防水コネクタの防水部構造
JP2011028853A (ja) モールドコネクタ
JPH0864301A (ja) 防水コネクタ
JP4491738B2 (ja) 防水コネクタ
JP2785704B2 (ja) 防水コネクタ
JP2003234138A (ja) コネクタ
JP3721054B2 (ja) シールドコネクタ
JP5056574B2 (ja) コネクタ
JP2000133370A (ja) 電気接続器の防水構造
JP2785700B2 (ja) 防水コネクタ
JP2980154B2 (ja) 防水コネクタハウジング、その製造方法および成形用金型
JP3262305B2 (ja) 防水コネクタプラグ及びソケット
WO2019239910A1 (ja) 多芯電線の防水構造
JP2009110685A (ja) 防水コネクタ
US11469540B2 (en) Molding method of waterproof member
JPS6110308Y2 (ja)
JP2002270281A (ja) 防水型シールドコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees