JPH086425A - 加圧力調整が可能な定着器 - Google Patents
加圧力調整が可能な定着器Info
- Publication number
- JPH086425A JPH086425A JP13758294A JP13758294A JPH086425A JP H086425 A JPH086425 A JP H086425A JP 13758294 A JP13758294 A JP 13758294A JP 13758294 A JP13758294 A JP 13758294A JP H086425 A JPH086425 A JP H086425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- pressure roller
- spring
- pressure
- contact force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真記録装置においてトナーを印刷用紙
に定着させる際、加圧ローラの圧接力を印刷用紙に適切
な値にすることで、定着不良や用紙しわ、用紙カール等
の問題点を軽減する。 【構成】 本発明の電子写真記録装置におけるトナー定
着器は、加圧ローラ2を熱ローラ1に押しつけるバネ4
の使用長をカムローラ5とモータ6を設置することによ
り調整し、印字する用紙に適した圧接力を得る。
に定着させる際、加圧ローラの圧接力を印刷用紙に適切
な値にすることで、定着不良や用紙しわ、用紙カール等
の問題点を軽減する。 【構成】 本発明の電子写真記録装置におけるトナー定
着器は、加圧ローラ2を熱ローラ1に押しつけるバネ4
の使用長をカムローラ5とモータ6を設置することによ
り調整し、印字する用紙に適した圧接力を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録装置にお
けるトナー定着器に関し、特にプリンター、ファクシミ
リ、複写機およびプロッターの定着器に関する。
けるトナー定着器に関し、特にプリンター、ファクシミ
リ、複写機およびプロッターの定着器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置は、感光ドラム
上に付着したトナーを転写ローラによって用紙に転写
し、その後転写済用紙を図3に示すように熱定着器の熱
定着ローラ1と加圧ローラ2の間に送り、熱定着ローラ
1の発する熱と加圧ローラ2の圧力によって用紙上のト
ナーを溶融させ、用紙の繊維間に滲み込ませ定着させ
る。図4は図3の側面図である。
上に付着したトナーを転写ローラによって用紙に転写
し、その後転写済用紙を図3に示すように熱定着器の熱
定着ローラ1と加圧ローラ2の間に送り、熱定着ローラ
1の発する熱と加圧ローラ2の圧力によって用紙上のト
ナーを溶融させ、用紙の繊維間に滲み込ませ定着させ
る。図4は図3の側面図である。
【0003】加圧ローラ2は、加圧ローラベアリング3
をバネ4で加圧することにより、熱定着ローラ1に押し
つけられる。このとき、加圧ローラ2の圧接力を決める
バネの使用長は、装置により一定である。
をバネ4で加圧することにより、熱定着ローラ1に押し
つけられる。このとき、加圧ローラ2の圧接力を決める
バネの使用長は、装置により一定である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の定着器は、加圧
ローラの圧接力が一定であるので、種類や厚さ等の印刷
用紙の特性に関らず一定の圧力を用紙に加えるため、そ
の印刷用紙にあった圧接力が得られず、用紙しわが生じ
たり、定着率が厚紙の場合悪くなる等の問題点があっ
た。
ローラの圧接力が一定であるので、種類や厚さ等の印刷
用紙の特性に関らず一定の圧力を用紙に加えるため、そ
の印刷用紙にあった圧接力が得られず、用紙しわが生じ
たり、定着率が厚紙の場合悪くなる等の問題点があっ
た。
【0005】また、加圧ローラの加圧力を変えるため、
加圧ローラの軸を両端で加圧するスプリングの一端に調
整ネジを設け、調整ネジの回転量に応じてスプリングに
よる加圧力を可変する方式が実開昭62−4768号公
報に開示されている。しかし、この方式は、操作者が加
圧ローラ両端の調整ネジを均等に回さないと、ローラ面
の加圧力が均等にならず、定着が一様に行われなくな
る。
加圧ローラの軸を両端で加圧するスプリングの一端に調
整ネジを設け、調整ネジの回転量に応じてスプリングに
よる加圧力を可変する方式が実開昭62−4768号公
報に開示されている。しかし、この方式は、操作者が加
圧ローラ両端の調整ネジを均等に回さないと、ローラ面
の加圧力が均等にならず、定着が一様に行われなくな
る。
【0006】本発明の目的は、加圧ローラの加圧力を容
易に可変できる定着器を提供することにある。
易に可変できる定着器を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、印刷用紙の厚さに応
じて加圧ローラの加圧力を可変できる定着器を提供する
ことにある。
じて加圧ローラの加圧力を可変できる定着器を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の定着器は、加圧
ローラを熱定着ローラに押しつけるバネと、そのバネの
押圧力を回転位置に応じて変えるためのカムローラと、
そのカムローラの回転位置を適切に調整するための駆動
手段とを備えている。
ローラを熱定着ローラに押しつけるバネと、そのバネの
押圧力を回転位置に応じて変えるためのカムローラと、
そのカムローラの回転位置を適切に調整するための駆動
手段とを備えている。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の実施例の電子写真記録装置
におけるトナー定着器の機構部の斜視図である。図にお
いて、熱を発する熱定着ローラ1と加圧ローラ2が互い
に平行に接するように配置され、加圧ローラ2の両端の
軸がベアリング3に保持されている。ベアリング3の上
面には加圧ローラ2を熱定着ローラ1に押しつけるため
のバネ4が固定されている。バネ4の使用長(圧接力)
を変化させるためにカムローラ5が配置されている。ま
た、印刷用紙に適した圧接力を得るためのバネの使用長
に設定するためにカムローラ5の位置を調整するための
モータ6がカムローラ5の回転軸7に固定されている。
熱定着ローラ1は歯車10の回転によって回転し、この
とき加圧ローラ2も従動回転しながら定着を行う。
におけるトナー定着器の機構部の斜視図である。図にお
いて、熱を発する熱定着ローラ1と加圧ローラ2が互い
に平行に接するように配置され、加圧ローラ2の両端の
軸がベアリング3に保持されている。ベアリング3の上
面には加圧ローラ2を熱定着ローラ1に押しつけるため
のバネ4が固定されている。バネ4の使用長(圧接力)
を変化させるためにカムローラ5が配置されている。ま
た、印刷用紙に適した圧接力を得るためのバネの使用長
に設定するためにカムローラ5の位置を調整するための
モータ6がカムローラ5の回転軸7に固定されている。
熱定着ローラ1は歯車10の回転によって回転し、この
とき加圧ローラ2も従動回転しながら定着を行う。
【0011】図2はモータ6の回転させるための駆動回
路のブロック図である。用紙厚入力部60は定着される
用紙の厚さ信号を発生する回路で、操作者が図示しない
用紙選択ボタンを選択することで、ボタン押下に応じた
厚さ信号を自動的に発生するものである。また用紙厚を
キーボードから数値で入力して厚さ信号を発生するよう
にしてもよい。用紙厚入力部60からの厚さ信号は、厚
さを示す数値のデータで、モータ回転角制御回路61は
厚さ信号のデータ値に応じてモータ6の回転角(回転位
置)を設定する駆動信号を発生する。この駆動信号によ
ってモータ6が設定される回転位置まで回転する。すな
わち、回転軸7は図1の矢印A,B方向に回転して熱定
着ローラ1と加圧ローラ2との間の圧接力が最適に設定
される。
路のブロック図である。用紙厚入力部60は定着される
用紙の厚さ信号を発生する回路で、操作者が図示しない
用紙選択ボタンを選択することで、ボタン押下に応じた
厚さ信号を自動的に発生するものである。また用紙厚を
キーボードから数値で入力して厚さ信号を発生するよう
にしてもよい。用紙厚入力部60からの厚さ信号は、厚
さを示す数値のデータで、モータ回転角制御回路61は
厚さ信号のデータ値に応じてモータ6の回転角(回転位
置)を設定する駆動信号を発生する。この駆動信号によ
ってモータ6が設定される回転位置まで回転する。すな
わち、回転軸7は図1の矢印A,B方向に回転して熱定
着ローラ1と加圧ローラ2との間の圧接力が最適に設定
される。
【0012】回転軸7が矢印A方向に回転すると、バネ
4がカムローラ5によって押しつけられ加圧ローラ2か
らの圧接力が高まり、矢印B方向に回転すると、カム5
がバネ4を押しつける力が弱まり加圧ローラ2からの圧
接力が弱まる。したがって、図2の駆動回路は、薄い用
紙が定着される場合、回転軸7が矢印A方向に回転し、
厚い用紙が定着される場合、回転軸7が矢印B方向に回
転するよう動作し、用紙に常に最適な圧力が加わる。
4がカムローラ5によって押しつけられ加圧ローラ2か
らの圧接力が高まり、矢印B方向に回転すると、カム5
がバネ4を押しつける力が弱まり加圧ローラ2からの圧
接力が弱まる。したがって、図2の駆動回路は、薄い用
紙が定着される場合、回転軸7が矢印A方向に回転し、
厚い用紙が定着される場合、回転軸7が矢印B方向に回
転するよう動作し、用紙に常に最適な圧力が加わる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、加圧ロー
ラの圧接力をカムローラとそのカムローラの位置を調整
するための駆動手段により、印刷する用紙に適したもの
にすることで、印刷用紙に圧接力が適していないために
生じる定着不良や、用紙しわ、用紙カール等の問題点を
軽減するという効果を有する。
ラの圧接力をカムローラとそのカムローラの位置を調整
するための駆動手段により、印刷する用紙に適したもの
にすることで、印刷用紙に圧接力が適していないために
生じる定着不良や、用紙しわ、用紙カール等の問題点を
軽減するという効果を有する。
【図1】本発明の実施例の定着器の定着機構部の斜視図
である。
である。
【図2】図1の機構部を駆動する駆動回路のブロック図
である。
である。
【図3】従来の熱定着器の斜視図である。
【図4】図3の熱定着器の断面図である。
1 熱ローラ 2 加圧ローラ 3 加圧ローラベアリング 4 バネ 5 カムローラ 6 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 熱を発生する熱定着ローラと加圧ローラ
との間に搬送される用紙表面のトナーを熱定着する定着
器において、前記加圧ローラを押しつけるバネと、前記
バネの押圧力を変え、前記加圧ローラの用紙への加圧力
を変えるためのカムローラと、そのカムローラの回転位
置を調整するための駆動手段とを有することを特徴とす
る定着器。 - 【請求項2】 前記駆動手段は、前記カムローラを回転
させるモータを含むことを特徴とする請求項1に記載さ
れた定着器。 - 【請求項3】 前記駆動手段は、前記用紙の厚さを表わ
す厚さ信号を発生する手段と、前記厚さ信号に応じて前
記モータの回転角度を制御する制御手段とを有する請求
項2に記載された定着器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758294A JPH086425A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 加圧力調整が可能な定着器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758294A JPH086425A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 加圧力調整が可能な定着器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086425A true JPH086425A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15202089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13758294A Pending JPH086425A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 加圧力調整が可能な定着器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050747B2 (en) * | 2001-05-25 | 2006-05-23 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Pressure applying device to fixing roller of image forming apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63221373A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | Nec Corp | 電子写真式プリンタの定着装置 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13758294A patent/JPH086425A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63221373A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | Nec Corp | 電子写真式プリンタの定着装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050747B2 (en) * | 2001-05-25 | 2006-05-23 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Pressure applying device to fixing roller of image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970204 |