JPH0864026A - 照明器具の端子台の取付構造 - Google Patents
照明器具の端子台の取付構造Info
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- JPH0864026A JPH0864026A JP6199302A JP19930294A JPH0864026A JP H0864026 A JPH0864026 A JP H0864026A JP 6199302 A JP6199302 A JP 6199302A JP 19930294 A JP19930294 A JP 19930294A JP H0864026 A JPH0864026 A JP H0864026A
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- terminal block
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、端子台の端子片の基板への半田クラ
ックの恐れがなく、電線の芯線の挿入時の誤配線防止を
する照明器具の端子台の取付構造を提供する。 【構成】端子台28,29,30などの回路部品を搭載
した基板51と、上記基板51の裏面側で半田付けした
端子台28,29,30と、上記端子台28,29,3
0を搭載した基板51側で、かつ、少なくとも上記端子
台を除く回路部品を搭載した面を覆う下面を開口したカ
バ−52とからなるユニットケ−スを具備した照明器具
の端子台28,29,30の取付構造において、前記ユ
ニットケ−スは前記端子台28,29,30側の前記カ
バ−52の側面に前記端子台28,29,30の外側周
面28a,29a,30aと係合する係合孔部70,7
1,72を設けたことを特徴とする。
ックの恐れがなく、電線の芯線の挿入時の誤配線防止を
する照明器具の端子台の取付構造を提供する。 【構成】端子台28,29,30などの回路部品を搭載
した基板51と、上記基板51の裏面側で半田付けした
端子台28,29,30と、上記端子台28,29,3
0を搭載した基板51側で、かつ、少なくとも上記端子
台を除く回路部品を搭載した面を覆う下面を開口したカ
バ−52とからなるユニットケ−スを具備した照明器具
の端子台28,29,30の取付構造において、前記ユ
ニットケ−スは前記端子台28,29,30側の前記カ
バ−52の側面に前記端子台28,29,30の外側周
面28a,29a,30aと係合する係合孔部70,7
1,72を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば器具本体内にリ
モコン受信部を有し、器具外部よりリモコン送信機にて
器具内蛍光灯を点灯、消灯等の制御が行われるリモ−ト
コントロ−ル形のユニットケ−スを具備した照明器具の
端子台の取付構造に関する。
モコン受信部を有し、器具外部よりリモコン送信機にて
器具内蛍光灯を点灯、消灯等の制御が行われるリモ−ト
コントロ−ル形のユニットケ−スを具備した照明器具の
端子台の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はリモ−トコントロ−ル形照明器具
の使用態様を示す斜視図であって、1は照明器具、2は
リモ−トコントロ−ル用送信機である。照明器具1は、
天井A(図示せず)に直付けされたシャ−シ3の下面に
拡散透過性材料からなるカバ−4を着脱可能に取付けて
いる。
の使用態様を示す斜視図であって、1は照明器具、2は
リモ−トコントロ−ル用送信機である。照明器具1は、
天井A(図示せず)に直付けされたシャ−シ3の下面に
拡散透過性材料からなるカバ−4を着脱可能に取付けて
いる。
【0003】シャ−シ3は、例えば長方形をなし、その
中央部には図4に示されるように円形の中心通孔5を形
成し、この中心通孔5には天井Aに予め固定された引っ
掛けシ−リング本体(図示せず)が挿入されるように配
置され、この引っ掛けシ−リング本体には天井裏側に配
線される電源線(図示せず)が接続されている。さら
に、この引っ掛けシ−リング本体には、引っ掛けシ−リ
ング蓋(図示せず)が、これら両者に夫々有する導電金
具(図示せず)を互いに噛み合うように引っ掛けて着脱
可能に接続される。引っ掛けシ−リング蓋にはこれらに
接続された図示しないコ−ドを介して後述する安定器等
の電気部品が接続されている。中心通孔5の回りに複数
の円弧状をなす取付孔6を有している。各取付孔6の一
端部は広くなっており、引っ掛けシ−リング本体の回り
を囲むようにして天井Aに図示しない簡易取付け用の支
持金具が設けられる場合に、この金具の係止突起を各取
付孔6に挿通して引っ掛けることにより、ねじ止めによ
ることなく、いわゆる簡易取付け方式によりシャ−シ3
を天井Aに取付け得るようになっている。
中央部には図4に示されるように円形の中心通孔5を形
成し、この中心通孔5には天井Aに予め固定された引っ
掛けシ−リング本体(図示せず)が挿入されるように配
置され、この引っ掛けシ−リング本体には天井裏側に配
線される電源線(図示せず)が接続されている。さら
に、この引っ掛けシ−リング本体には、引っ掛けシ−リ
ング蓋(図示せず)が、これら両者に夫々有する導電金
具(図示せず)を互いに噛み合うように引っ掛けて着脱
可能に接続される。引っ掛けシ−リング蓋にはこれらに
接続された図示しないコ−ドを介して後述する安定器等
の電気部品が接続されている。中心通孔5の回りに複数
の円弧状をなす取付孔6を有している。各取付孔6の一
端部は広くなっており、引っ掛けシ−リング本体の回り
を囲むようにして天井Aに図示しない簡易取付け用の支
持金具が設けられる場合に、この金具の係止突起を各取
付孔6に挿通して引っ掛けることにより、ねじ止めによ
ることなく、いわゆる簡易取付け方式によりシャ−シ3
を天井Aに取付け得るようになっている。
【0004】図4に夫々示されるようにシャ−シ3の下
面には、各種の電気部品、つまり、直菅形蛍光灯7が取
付けられるランプソケット12、安定器8、電子スタ−
タ9、常夜灯10が取付けられる常夜灯ソケット11、
開閉スイッチ13およびリモ−トコントロ−ル装置14
が夫々取付けられている。
面には、各種の電気部品、つまり、直菅形蛍光灯7が取
付けられるランプソケット12、安定器8、電子スタ−
タ9、常夜灯10が取付けられる常夜灯ソケット11、
開閉スイッチ13およびリモ−トコントロ−ル装置14
が夫々取付けられている。
【0005】ランプソケット12は、シャ−シ3の長手
方向の両端に対向して夫々取付けられ、このランプソケ
ット12間に直菅形蛍光灯7が着脱自在に取付けられて
いる。安定器8、電子スタ−タ9は、直菅形蛍光灯7と
同じ数だけが蛍光灯7の間に取付けられている。開閉ス
イッチ13は蛍光灯7を手動で点灯、消灯するもので、
この開閉スイッチ13を操作するために引き紐15が設
けられ、この引き紐15をガイドするための紐ガイド1
6がシャ−シ3の下面に設けられ、この紐ガイド16は
略V字状で、このV字状の上端部を相反する方向に略直
角に折り曲げられるとともに、シャ−シ3に回動可能に
取付けられ、先端部を丸く形成して、この部分に引き紐
15を挿通させている。
方向の両端に対向して夫々取付けられ、このランプソケ
ット12間に直菅形蛍光灯7が着脱自在に取付けられて
いる。安定器8、電子スタ−タ9は、直菅形蛍光灯7と
同じ数だけが蛍光灯7の間に取付けられている。開閉ス
イッチ13は蛍光灯7を手動で点灯、消灯するもので、
この開閉スイッチ13を操作するために引き紐15が設
けられ、この引き紐15をガイドするための紐ガイド1
6がシャ−シ3の下面に設けられ、この紐ガイド16は
略V字状で、このV字状の上端部を相反する方向に略直
角に折り曲げられるとともに、シャ−シ3に回動可能に
取付けられ、先端部を丸く形成して、この部分に引き紐
15を挿通させている。
【0006】図6等に示すリモ−トコントロ−ル装置1
4は、一灯用の照明器具に使用される装置を示めし、回
路部品を搭載した基板22とこの回路部品を覆い隠す下
面開口の箱形のカバ−23とからなる。このカバ−23
の上面には、リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信
される信号(赤外線)を受信する直方体の受信ユニット
24が取付けられ、この受信ユニット24のカバ−23
との取付面側から、リ−ド線32がカバ−23の内部に
導通して設けられ、基板22に搭載した回路部品に接続
されている。さらに、このカバ−23の内面で長手方向
両端には、図8に示すように、リブ33を設けるととも
にこのリブ33の下端部に爪部35を設け、この爪部3
5には、内側に開口し略コ字状に切欠いた係合部34を
対向して夫々設けられている。なお、この爪部35が矢
印A方向に変形可能なように、爪部35とカバ−23の
裏面との間は隙間が設けられている。
4は、一灯用の照明器具に使用される装置を示めし、回
路部品を搭載した基板22とこの回路部品を覆い隠す下
面開口の箱形のカバ−23とからなる。このカバ−23
の上面には、リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信
される信号(赤外線)を受信する直方体の受信ユニット
24が取付けられ、この受信ユニット24のカバ−23
との取付面側から、リ−ド線32がカバ−23の内部に
導通して設けられ、基板22に搭載した回路部品に接続
されている。さらに、このカバ−23の内面で長手方向
両端には、図8に示すように、リブ33を設けるととも
にこのリブ33の下端部に爪部35を設け、この爪部3
5には、内側に開口し略コ字状に切欠いた係合部34を
対向して夫々設けられている。なお、この爪部35が矢
印A方向に変形可能なように、爪部35とカバ−23の
裏面との間は隙間が設けられている。
【0007】基板22は長方形をなし、カバ−23で覆
い隠されない部分には、図6に示すうに、シャ−シ3に
取り付けるための取付孔27を4隅に設け、さらに、長
手方向の一端部にはカバ−23の壁にそって端子台2
8、29、30が取り付けられるとともに、この端子台
の一方端に電源線受け端子台38が設けられている。さ
らに、長手方向の両側には、カバ−23の内部に設けた
リブ33の係合部34に対応した位置に係合するよう
に、外側に開口した略コ字状に切欠いた係合部受部22
cが複数設けられている。また、基板22の表面には、
リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信される信号を
受信する受信ユニット24での受信内容を判断して、受
信内容に応じて蛍光灯7および常夜灯10を制御(点
灯、減灯、消灯等)するマイクロコンピュ−タを含む点
灯部品が搭載され、基板22の裏面で半田で固定されて
いる。
い隠されない部分には、図6に示すうに、シャ−シ3に
取り付けるための取付孔27を4隅に設け、さらに、長
手方向の一端部にはカバ−23の壁にそって端子台2
8、29、30が取り付けられるとともに、この端子台
の一方端に電源線受け端子台38が設けられている。さ
らに、長手方向の両側には、カバ−23の内部に設けた
リブ33の係合部34に対応した位置に係合するよう
に、外側に開口した略コ字状に切欠いた係合部受部22
cが複数設けられている。また、基板22の表面には、
リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信される信号を
受信する受信ユニット24での受信内容を判断して、受
信内容に応じて蛍光灯7および常夜灯10を制御(点
灯、減灯、消灯等)するマイクロコンピュ−タを含む点
灯部品が搭載され、基板22の裏面で半田で固定されて
いる。
【0008】直方体の形状をした端子台28,29,30は、外
殻が絶縁性の材料で作られ、図9に示すように、一方の
面は基板22への取付面22aをなし、この面には端子
片37が基板22より突出するようにして設けられ、他
方の面には電線挿入孔22bが2個ずつ設けられてい
る。さらに、この端子台28,29,30の内部には、図示しな
い端子板と鎖錠端子に設けられた鎖錠片とからなる自己
鎖錠形電線接続装置が設けられ、上記の端子片37と電
気的に接続されている。なお、端子台28はランプソケ
ット12に接続され、端子台29は安定器8に接続さ
れ、端子台30は常夜灯10に接続される。
殻が絶縁性の材料で作られ、図9に示すように、一方の
面は基板22への取付面22aをなし、この面には端子
片37が基板22より突出するようにして設けられ、他
方の面には電線挿入孔22bが2個ずつ設けられてい
る。さらに、この端子台28,29,30の内部には、図示しな
い端子板と鎖錠端子に設けられた鎖錠片とからなる自己
鎖錠形電線接続装置が設けられ、上記の端子片37と電
気的に接続されている。なお、端子台28はランプソケ
ット12に接続され、端子台29は安定器8に接続さ
れ、端子台30は常夜灯10に接続される。
【0009】この電線挿入孔22bから電線31の芯線
31aを挿入すると、電線31の芯線31aは端子板と
鎖錠片とで挟着される。
31aを挿入すると、電線31の芯線31aは端子板と
鎖錠片とで挟着される。
【0010】このリモ−トコントロ−ル装置14に搭載
されている端子台28,29,30は、基板22に設けた端子片
挿入孔22bに端子台28,29,30の下面に設けた端子片3
7を挿入してから、基板22の裏面でこの端子片37を
半田で固定する。なお、図9に示すように、端子台28
と端子台29と端子台30との間には隙間が形成されて
いるとともにカバ−23の壁との間にも隙間が形成され
ている。
されている端子台28,29,30は、基板22に設けた端子片
挿入孔22bに端子台28,29,30の下面に設けた端子片3
7を挿入してから、基板22の裏面でこの端子片37を
半田で固定する。なお、図9に示すように、端子台28
と端子台29と端子台30との間には隙間が形成されて
いるとともにカバ−23の壁との間にも隙間が形成され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の照
明器具の端子台28,29,30の基板22への取付は、図9に
示すように、端子台28,29,30との間およびカバ−23と
の間には、隙間をもって基板22に取り付けられてい
る。そこで、電線31の芯線31aを端子台28,29,30の
挿入孔22bに挿入する時、芯線31aが鎖錠片を押し
広げながら挿入され、芯線が鎖錠片へ食い込み、芯線を
抜け止めをなす構造であるので、端子台28,29,30に相当
の挿入力が働く。このために、端子台28,29,30には、前
後、左右の力が作用する。
明器具の端子台28,29,30の基板22への取付は、図9に
示すように、端子台28,29,30との間およびカバ−23と
の間には、隙間をもって基板22に取り付けられてい
る。そこで、電線31の芯線31aを端子台28,29,30の
挿入孔22bに挿入する時、芯線31aが鎖錠片を押し
広げながら挿入され、芯線が鎖錠片へ食い込み、芯線を
抜け止めをなす構造であるので、端子台28,29,30に相当
の挿入力が働く。このために、端子台28,29,30には、前
後、左右の力が作用する。
【0012】そこで、端子台28,29,30には基板22の取
付面22aに対して、前方へ力が働くときは、端子台2
8,29,30の前端を回転中心として、後端が浮き上がるよ
うな力が働く。また、同様に、後方へ力が働くときは、
端子台28,29,30の後端を回転中心として、前端が浮き上
がるような力が働く。同様に、左右も力が働く反対側の
端子台28,29,30の端が浮き上がるような力が働く。この
ため、基板22の裏面に半田付で固定されている端子台
28,29,30の端子片37に上記のような力が作用する。し
たがって、半田付の部分にも、上記のような力が作用す
るため、半田クラックが生ずる恐れがあり、半田クラッ
クが発生すると、端子台を支持する強度が低下する等の
問題点があった。
付面22aに対して、前方へ力が働くときは、端子台2
8,29,30の前端を回転中心として、後端が浮き上がるよ
うな力が働く。また、同様に、後方へ力が働くときは、
端子台28,29,30の後端を回転中心として、前端が浮き上
がるような力が働く。同様に、左右も力が働く反対側の
端子台28,29,30の端が浮き上がるような力が働く。この
ため、基板22の裏面に半田付で固定されている端子台
28,29,30の端子片37に上記のような力が作用する。し
たがって、半田付の部分にも、上記のような力が作用す
るため、半田クラックが生ずる恐れがあり、半田クラッ
クが発生すると、端子台を支持する強度が低下する等の
問題点があった。
【0013】さらに、一般的に端子台28,29,30の色は同
色であることから、隣り合って設置されているため、誤
って、隣の端子台の電線挿入孔22bに挿入する恐れが
生ずるという誤配線の問題点があった。
色であることから、隣り合って設置されているため、誤
って、隣の端子台の電線挿入孔22bに挿入する恐れが
生ずるという誤配線の問題点があった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、端子台の端子片の基板への半田クラックの恐れがな
く、電線の芯線の挿入時の誤配線防止をする照明器具の
端子台の取付構造を提供することを目的とする。
で、端子台の端子片の基板への半田クラックの恐れがな
く、電線の芯線の挿入時の誤配線防止をする照明器具の
端子台の取付構造を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の照明器具の端子台の取付構造は、端子台な
どの回路部品を搭載した基板と、上記基板の裏面側で半
田付けした端子台と、上記端子台を搭載した基板側で、
かつ、少なくとも上記端子台を除く回路部品を搭載した
面を覆う下面を開口したカバ−とからなるユニットケ−
スを具備した照明器具の端子台の取付構造において、前
記ユニットケ−スは前記端子台側の前記カバ−の側面に
前記端子台の外側周面と係合する係合孔部を設けたこと
を特徴とする。
に、本発明の照明器具の端子台の取付構造は、端子台な
どの回路部品を搭載した基板と、上記基板の裏面側で半
田付けした端子台と、上記端子台を搭載した基板側で、
かつ、少なくとも上記端子台を除く回路部品を搭載した
面を覆う下面を開口したカバ−とからなるユニットケ−
スを具備した照明器具の端子台の取付構造において、前
記ユニットケ−スは前記端子台側の前記カバ−の側面に
前記端子台の外側周面と係合する係合孔部を設けたこと
を特徴とする。
【0016】
【作用】基板に搭載した端子台を係合孔部に挿入するよ
うにしたので、電線の芯線を端子台の挿入孔に挿入する
時、芯線が鎖錠片へ食い込む際に生ずる端子台の前後、
左右の動きを係合孔で規制される。
うにしたので、電線の芯線を端子台の挿入孔に挿入する
時、芯線が鎖錠片へ食い込む際に生ずる端子台の前後、
左右の動きを係合孔で規制される。
【0017】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例に係る照明器具の
端子台取付構造を示す分解斜視図である。従来技術と同
じものは、同一番号を付して説明する。
端子台取付構造を示す分解斜視図である。従来技術と同
じものは、同一番号を付して説明する。
【0019】52は、合成樹脂等の絶縁性の材料からな
り、中央部には下面開口の略箱状をなす中央カバ−部5
2aとこの中央カバ−部52aの長手方向の両端にはカ
バ−部52aの開口端側に連続して端子台28,29,30,38
を覆うようにした下面開口の略箱状をなす側面カバ−部
52bとからなり略T字形状をなす形状をしている。
り、中央部には下面開口の略箱状をなす中央カバ−部5
2aとこの中央カバ−部52aの長手方向の両端にはカ
バ−部52aの開口端側に連続して端子台28,29,30,38
を覆うようにした下面開口の略箱状をなす側面カバ−部
52bとからなり略T字形状をなす形状をしている。
【0020】この中央カバ−部52aの略中央部の内面
にはシャ−シ3に取り付けるための外形が円柱状で、こ
の円柱の下面に穴55aを設けた取付部材55が形成さ
れている。また、側面カバ−部52bの内面の4隅に
は、後述する基板51の4隅に設けたカバ−52への取
付孔53に対応して、下面が平坦で、中央部に穴56a
を設けた凸部56を形成する。この凸部56は、基板5
2を取り付けるために同一高さに形成されている。な
お、中央カバ−部52aの上面には従来技術と同様に受
信ユニット24が設けられている。
にはシャ−シ3に取り付けるための外形が円柱状で、こ
の円柱の下面に穴55aを設けた取付部材55が形成さ
れている。また、側面カバ−部52bの内面の4隅に
は、後述する基板51の4隅に設けたカバ−52への取
付孔53に対応して、下面が平坦で、中央部に穴56a
を設けた凸部56を形成する。この凸部56は、基板5
2を取り付けるために同一高さに形成されている。な
お、中央カバ−部52aの上面には従来技術と同様に受
信ユニット24が設けられている。
【0021】この側面カバ−部52bには、例えば、直
方体の形状をした端子台28,29,30の外側周面28a,29a,30
a と係合するように、端子台28,29,30の高さより少し背
が低くく、端子台28,29,30の外側面28a,29a,30a と略同
一形の長方形状の係合孔70,71,72を有する隔壁70a,71a,
72a を設ける。さらに、この隔壁70a,71a,72a を補強す
るため三角形状の補強リブ61,62,63,64 を設ける。さら
に、端子台38の外側周面38a と係合する係合孔73を設け
る。なお、カバ−52の取付面65は同一高さの面に形
成されている。さらに、上記の隔壁70a,71a,72a はカバ
−52の片側または両側に設けてもよい。なお、カバ−
52の外端面と端子台28,29,30との間に隙間を設けたの
は、図3に示すように、B寸法を大きくとり、端子台の
凸部28b,29b,30b が中央カバ−部52aの壁Cに引っ掛
かつて、係合孔70,71,72に挿入しにくくなるのを防止す
るためである。
方体の形状をした端子台28,29,30の外側周面28a,29a,30
a と係合するように、端子台28,29,30の高さより少し背
が低くく、端子台28,29,30の外側面28a,29a,30a と略同
一形の長方形状の係合孔70,71,72を有する隔壁70a,71a,
72a を設ける。さらに、この隔壁70a,71a,72a を補強す
るため三角形状の補強リブ61,62,63,64 を設ける。さら
に、端子台38の外側周面38a と係合する係合孔73を設け
る。なお、カバ−52の取付面65は同一高さの面に形
成されている。さらに、上記の隔壁70a,71a,72a はカバ
−52の片側または両側に設けてもよい。なお、カバ−
52の外端面と端子台28,29,30との間に隙間を設けたの
は、図3に示すように、B寸法を大きくとり、端子台の
凸部28b,29b,30b が中央カバ−部52aの壁Cに引っ掛
かつて、係合孔70,71,72に挿入しにくくなるのを防止す
るためである。
【0022】基板51は長方形をなすとともにカバ−5
2の内部に入る大きさに形成され、、カバ−52に取り
付けるための取付孔53を4隅に設け、さらに、長手方
向の一端部には隔壁70a,71a,72a に係合するように、カ
バ−52の壁に沿って端子台28,29,30が取り付けられる
とともに、この端子台の一方端に電源線受け端子台38
が設けられている。また、従来技術と同様に、基板22
の表面には、リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信
される信号を受信する受信ユニット24での受信内容を
判断して、受信内容に応じて蛍光灯7および常夜灯10
を制御(点灯、減灯、消灯等)するマイクロコンピュ−
タを含む点灯部品が搭載され、基板51の裏面で半田で
固定されている。さらに、略中央部にシャ−シ3への取
り付けのためのシャ−シ取付孔54aを設ける。
2の内部に入る大きさに形成され、、カバ−52に取り
付けるための取付孔53を4隅に設け、さらに、長手方
向の一端部には隔壁70a,71a,72a に係合するように、カ
バ−52の壁に沿って端子台28,29,30が取り付けられる
とともに、この端子台の一方端に電源線受け端子台38
が設けられている。また、従来技術と同様に、基板22
の表面には、リモ−トコントロ−ル用送信機2から送信
される信号を受信する受信ユニット24での受信内容を
判断して、受信内容に応じて蛍光灯7および常夜灯10
を制御(点灯、減灯、消灯等)するマイクロコンピュ−
タを含む点灯部品が搭載され、基板51の裏面で半田で
固定されている。さらに、略中央部にシャ−シ3への取
り付けのためのシャ−シ取付孔54aを設ける。
【0023】シャ−シ3への取付けは、回路部品、端子
台等を取付けた基板51を、回路部品側をカバ−52の
内部側方向にして、端子台28,29,30,38 を側面カバ−部
52bの外面に設けた長方形状をなす係合孔70,71,72,7
3 に挿入すると、側面カバ−部52bの内面の4隅に設
けた凸部56の上面に搭載されるので、ねじ66でカバ
−52に締付け固定する。これらを組立てたものを「ユ
ニットケ−ス」という。さらに、シャ−シ3に設けた凸
部3aに設けたシャ−シ取付孔3bに基板51に設けた
シャ−シ取付孔54bに位置合わせをしてねじ67で締
付け固定する。
台等を取付けた基板51を、回路部品側をカバ−52の
内部側方向にして、端子台28,29,30,38 を側面カバ−部
52bの外面に設けた長方形状をなす係合孔70,71,72,7
3 に挿入すると、側面カバ−部52bの内面の4隅に設
けた凸部56の上面に搭載されるので、ねじ66でカバ
−52に締付け固定する。これらを組立てたものを「ユ
ニットケ−ス」という。さらに、シャ−シ3に設けた凸
部3aに設けたシャ−シ取付孔3bに基板51に設けた
シャ−シ取付孔54bに位置合わせをしてねじ67で締
付け固定する。
【0024】上記のように、端子台28,29,30を係合孔7
0,71,72に挿入するようにしたので、電線31の芯線3
1aを端子台28,29,30の挿入孔22bに挿入する時、芯
線31aが鎖錠片へ食い込む際に生ずる端子台28,29,30
の前後、左右の動きを係合孔70,71,72で規制される。従
って、端子台28,29,30の端子片22aに前後、左右の力
が作用することがないから半田クラックも発生すること
もない。なお、端子片22aに代えて、端子ピンを使用
する場合でも同様な効果を奏する。
0,71,72に挿入するようにしたので、電線31の芯線3
1aを端子台28,29,30の挿入孔22bに挿入する時、芯
線31aが鎖錠片へ食い込む際に生ずる端子台28,29,30
の前後、左右の動きを係合孔70,71,72で規制される。従
って、端子台28,29,30の端子片22aに前後、左右の力
が作用することがないから半田クラックも発生すること
もない。なお、端子片22aに代えて、端子ピンを使用
する場合でも同様な効果を奏する。
【0025】また、カバ−52の外郭の色を、端子台2
8,29,30の外郭の色とが多少でも違う場合には、端子台2
8,29,30との識別が可能であることから、電線の芯線の
挿入時に生ずる誤配線が従来技術に比べて少なくなる。
8,29,30の外郭の色とが多少でも違う場合には、端子台2
8,29,30との識別が可能であることから、電線の芯線の
挿入時に生ずる誤配線が従来技術に比べて少なくなる。
【0026】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ユ
ニットケ−スは端子台側のカバ−の側面に端子台の外側
周面と係合する係合孔部を設けたので、端子台の端子片
に前後、左右の力が作用することがないから半田クラッ
クも発生することもなく、さらに、カバ−の外郭の色
を、端子台の外郭の色とが多少でも違う場合には、端子
台との識別が可能であることから、電線の芯線の挿入時
に生ずる誤配線が従来技術に比べて少なくなるという効
果を奏する。
ニットケ−スは端子台側のカバ−の側面に端子台の外側
周面と係合する係合孔部を設けたので、端子台の端子片
に前後、左右の力が作用することがないから半田クラッ
クも発生することもなく、さらに、カバ−の外郭の色
を、端子台の外郭の色とが多少でも違う場合には、端子
台との識別が可能であることから、電線の芯線の挿入時
に生ずる誤配線が従来技術に比べて少なくなるという効
果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係る照明器具の端子台取付
構造を示す分解斜視図。
構造を示す分解斜視図。
【図2】同実施例における照明器具の端子台取付構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】同実施例における照明器具の端子台取付構造を
示す一部断面図。
示す一部断面図。
【図4】従来技術における端子台を取付た照明器具を下
面より見た図を示す下面図。
面より見た図を示す下面図。
【図5】リモ−トコントロ−ル形照明器具の使用態様を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図6】同従来技術における照明器具の端子台取付構造
を示す分解斜視図。
を示す分解斜視図。
【図7】同従来技術における照明器具の端子台取付構造
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図8】同従来技術における照明器具のカバ−取付け構
造を示す断面図。
造を示す断面図。
【図9】同従来技術における照明器具の端子台の取付け
構造を示す一部断面図。
構造を示す一部断面図。
28,29,30…端子台, 51…基板, 52…カバ−, 28a,29a,30a…外側周面, 70,71,72…係合孔部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神 義修 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内
Claims (1)
- 【請求項1】端子台などの回路部品を搭載した基板と、 上記基板の裏面側で半田付けした端子台と、 上記端子台を搭載した基板側で、かつ、少なくとも上記
端子台を除く回路部品を搭載した面を覆う下面を開口し
たカバ−とからなるユニットケ−スを具備した照明器具
の端子台の取付構造において、 前記ユニットケ−スは前記端子台側の前記カバ−の側面
に前記端子台の外側周面と係合する係合孔部を設けたこ
とを特徴とする照明器具の端子台の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199302A JP2979969B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 照明器具用端子台ユニットおよび照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199302A JP2979969B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 照明器具用端子台ユニットおよび照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0864026A true JPH0864026A (ja) | 1996-03-08 |
JP2979969B2 JP2979969B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=16405547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6199302A Expired - Fee Related JP2979969B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 照明器具用端子台ユニットおよび照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979969B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003265815A (ja) * | 2003-04-17 | 2003-09-24 | Sankyo Kk | 遊技機の基板収納ボックス |
WO2005001336A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 放電灯点灯装置及び照明装置 |
KR200447241Y1 (ko) * | 2008-01-22 | 2010-01-13 | 김성복 | 형광등용 단자대 구조 |
JP2020113375A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 中国電力株式会社 | 中間配線盤 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6199302A patent/JP2979969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003265815A (ja) * | 2003-04-17 | 2003-09-24 | Sankyo Kk | 遊技機の基板収納ボックス |
WO2005001336A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 放電灯点灯装置及び照明装置 |
US7416314B2 (en) | 2003-06-25 | 2008-08-26 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Discharge lamp lighting device and illuminator |
CN100441942C (zh) * | 2003-06-25 | 2008-12-10 | 松下电工株式会社 | 放电灯点灯装置及照明装置 |
KR200447241Y1 (ko) * | 2008-01-22 | 2010-01-13 | 김성복 | 형광등용 단자대 구조 |
JP2020113375A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 中国電力株式会社 | 中間配線盤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2979969B2 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |