JPH0863995A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH0863995A
JPH0863995A JP6199498A JP19949894A JPH0863995A JP H0863995 A JPH0863995 A JP H0863995A JP 6199498 A JP6199498 A JP 6199498A JP 19949894 A JP19949894 A JP 19949894A JP H0863995 A JPH0863995 A JP H0863995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
redundant
memory cell
lines
cell array
Prior art date
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Application number
JP6199498A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Sato
広利 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留りが高く、レイアウト面積が小さく、レ
イアウトが容易で、信号の遅延がなく、冗長ビット線の
数を容易に変更できる半導体記憶装置を提供する。 【構成】 複数のメモリセルアレイブロック3,9,…
のビット線対4.n,……と交差するI/O線対23.
nおよび信号伝達線25.nを設ける。通常カラム選択
回路6.nは、ブロック3が選択されかつビット線対
4.nが正常である場合はそのビット線対4.nをI/
O線対23.nに接続し、ビット線対4.nが不良であ
る場合は信号伝達線25.nを活性化させる。信号伝達
線25.nが活性化されたことに応じて、通常カラム/
冗長カラム切換回路19.nに対応する冗長ビット線対
17.nをI/O線対24.nに接続し、I/O線切換
回路14.nはI/O線対23.nと24.nを切離
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特に、複数のビット線と、前記ビット線と交差して
配置された複数のワード線と、前記ビット線と前記ワー
ド線の各交点に配置されたメモリセルとを含む半導体記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不良なビット線対(不良なメ
モリセルに接続されたビット線対、ショートしたビット
線対など)を冗長ビット線対で置換することにより不良
なビット線対を含むメモリセルアレイブロックを救済す
る方法が知られている。
【0003】図13は、いわゆるNED(Normal
Element Disable)方式が適用された
従来のスタティックランダムアクセスメモリ(以下、S
RAMと略記する)の構成を示す一部省略した回路ブロ
ック図である。
【0004】図13を参照して、このSRAMは、メモ
リセルアレイブロック300、冗長メモリセルアレイブ
ロック304、ビット線周辺回路307、冗長ビット線
周辺回路308およびローカルデコーダ領域309を含
む。
【0005】メモリセルアレイブロック300と冗長メ
モリセルアレイブロック304には複数のローカルワー
ド線303,…が共通に設けられており、ローカルデコ
ーダ領域309には各ローカルワード線303,…に対
応したローカルデコーダ310,…が設けられている。
また、メモリセルアレイ300にはローカルワード線3
03,…と交差して複数のビット線対301,…が設け
られており、ローカルワード線303,…とビット線対
301,…の各交点にはメモリセル302,…が設けら
れている。また、冗長メモリセルアレイ304にはロー
カルワード線303,…と交差して複数の冗長ビット線
対305,…が設けられており、ローカルワード線30
3,…と冗長ビット線対305,…の各交点には冗長メ
モリセル306,…が設けられている。
【0006】ビット線周辺回路307は、ビット線対3
01,…の一方端に設けられており、ビット線選択回
路、読出/書込回路、ビット線負荷、および冗長カラム
との置換プログラム回路を含む。また、冗長ビット線周
辺回路308は、冗長ビット線対305,…の一方端に
設けられており、冗長ビット線選択回路、冗長読出/書
込回路、冗長ビット線負荷および置換プログラム回路を
含む。
【0007】動作について説明すると、たとえばビット
線対301に接続された通常のメモリセル302に不良
があった場合、ビット線周辺回路307に含まれる置換
プログラム回路をプログラムすることにより、そのビッ
ト線対301が選択されないようにすることができる。
その代わり、冗長ビット線周辺回路308に含まれる置
換プログラム回路をプログラムすることにより、ビット
線対301に相当するカラムアドレスが選択された場合
に冗長ビット線対305が選択されるようにすることが
できる。すわなち、不良なメモリセル302に接続され
たビット線対301を冗長ビット線対305で置換する
ことができる。
【0008】図14はNED方式が適用されたいわゆる
階層型ビット線構成のSRAMを示す一部省略した回路
ブロック図である。
【0009】図14を参照して、このSRAMは、メモ
リセルアレイブロック400、冗長メモリセルアレイブ
ロック402、ロウデコーダ404、冗長ビット線周辺
回路405およびビット線周辺回路406を含む。
【0010】メモリセルアレイブロック400と冗長メ
モリセルアレイブロック402には複数のローカルワー
ド線430〜432,…が共通に設けられており、ロー
カルワード線430〜432,…の一方端は冗長メモリ
セルアレイブロック402の端部に設けられたロウデコ
ーダ404に接続されている。また、メモリセルアレイ
ブロック400は、ローカルワード線430〜432,
…と交差して設けられた複数のビット線対423〜42
6,…と、ローカルワード線430〜432,…とビッ
ト線対423〜426,…の各交点に設けられたメモリ
セル408〜419,…と、ビット線対423〜42
6,…の一方端に設けられたビット線周辺回路401と
を含む。また冗長メモリセルアレイブロック402は、
ローカルワード線430〜432,…と交差して設けら
れた複数の冗長ビット線対428,429,…と、ロー
カルワード線430〜432,…と冗長ビット線対42
8,429,…の各交点に設けられた冗長メモリセル4
20〜422,…と、冗長ビット線対428,429,
…の一方端に設けられた冗長ビット線周辺回路403と
を含む。
【0011】また、冗長メモリセルアレイブロック40
2とメモリセルアレイブロック400の上方には、冗長
ビット線対428,429,…およびビット線対423
〜426,…と交差して冗長ビット線信号入出力線対
(以下、冗長I/O線対と略記する)433,…および
ビット線信号入出力線対(以下、I/O線対と略記す
る)434〜437,…が設けられている。冗長I/O
線対433,…の一方端は対応する冗長ビット線対42
8,429,…に接続され、その他方端はメモリセルア
レイブロック400の端部に設けられた冗長ビット線周
辺回路405に接続されている。I/O線対434〜4
37,…の一方端は対応するビット線対423〜42
6,…に接続され、その他方端はメモリセルアレイブロ
ック400の端部に設けられたビット線周辺回路406
に接続されている。
【0012】ビット線周辺回路401,403は、ビッ
ト線負荷、ビット線負荷イコライズ回路などを含む。ビ
ット線周辺回路405,406は、ビット線選択回路、
読出/書込回路、および冗長カラムとの置換プログラム
回路を含む。一般に、置換プログラム回路にはヒューズ
が用いられている。
【0013】動作について説明すると、通常のメモリセ
ルアレイブロック400に不良がない場合は、冗長メモ
リセルアレイブロック402は使用されない。たとえば
ビット線対424に接続されたメモリセル412に不良
があった場合、ビット線周辺回路406に含まれる置換
プログラム回路をプログラムすることにより、そのビッ
ト線対424が選択されないようにすることができる。
その代わり、冗長ビット線周辺回路405中の置換プロ
グラム回路をプログラムすることにより、ビット線対4
24に相当するカラムアドレスが選択された場合、冗長
ビット線428が選択されるようにすることができる。
すなわち、不良なメモリセル412に接続されたビット
線対424を冗長ビット線対428で置換することがで
きる。
【0014】図15は、いわゆるシフトリダンダンシー
方式が適用された従来のSRAMの構成を示す一部省略
した回路ブロック図である。
【0015】図15を参照して、このSRAMは、メモ
リセルアレイブロック500、ビット線周辺回路530
およびローカルデコーダ領域540を含む。
【0016】メモリセルアレイブロック500は、複数
のビット線対501〜505,…と、ビット線対501
〜505,…と交差して配置された複数のローカルワー
ド線521,…と、ビット線対501〜505,…とロ
ーカルワード線521,…の各交点に配置されたメモリ
セル511〜515,…とを含む。メモリセルアレイブ
ロック500の右端に配置されたビット線対501が冗
長ビット線対として使用される。
【0017】ビット線周辺回路530は、ビット線対5
01〜505,…の一方端に接続されており、ビット線
選択回路、読出/書込回路、ビット線負荷、および冗長
カラムとの置換プログラム回路を含む。ローカルデコー
ダ領域540は、各ローカルワード線521,…に対応
したローカルデコーダ541,…を含む。
【0018】動作について説明すると、通常のメモリセ
ル512〜515,…に不良がない場合は、右端の冗長
ビット線対501を除いた通常のビット線対502〜5
05,…が使用される。たとえばビット線対503に接
続された通常のメモリセル513に不良があった場合、
ビット線周辺回路530に含まれる置換プログラム回路
により、そのビット線対503は選択されないようにな
る。その代わり、ビット線対503,502に相当する
カラムアドレスが選択された場合、ビット線は図の右方
向にずれて選択されることになる。つまり、ビット線対
503が選択された場合はビット線対502が選択さ
れ、ビット線対502が選択された場合は冗長ビット線
対501が選択される。これにより、通常のビット線対
503,502が右方向にシフトして置換されたことに
なる。
【0019】図16はシフトリダンダンシー方式が適用
された階層ビット線構成の従来のSRAMを示す一部省
略した回路ブロック図である。
【0020】図16を参照して、このSRAMは、複数
のビット線対611〜615,…と、ビット線対611
〜615と交差して配置された複数のローカルワード線
621〜623,…と、ビット線対611〜615,…
とローカルワード線621〜623の各交点に配置され
たメモリセル631〜646,…とを含む。図の右端に
配置されたビット線対615が冗長ビット線対として使
用される。
【0021】また、このSRAMは、ビット線対611
〜615,…の一方端に接続されたビット線周辺回路6
00と、ローカルワード線621〜623,…の一方端
に接続されたロウデコーダ601とを含む。ビット線周
辺回路600は、ビット線負荷やビット線イコライズ回
路などを含む。
【0022】さらに、このSRAMは、ローカルワード
線621〜623,…の他方端側に設けられたビット線
周辺回路602と、ビット線対611〜615,…と交
差して配置された複数のI/O線対651〜655,…
とを含む。I/O線対651〜655の一方端は対応す
るビット線対611〜615,…と接続され、その他方
端はビット線周辺回路602に接続される。ビット周辺
回路602は、ビット線選択回路、読出/書込回路、お
よび冗長カラムとの置換プログラム回路を含む。
【0023】動作について説明すると、通常のメモリセ
ル631〜643に不良がない場合は右端の冗長ビット
線対615を除いたビット線対611〜614,…が使
用される。たとえばビット線対612に接続されたメモ
リセル637に不良があった場合、ビット線周辺回路6
02に含まれる置換プログラム回路により、そのビット
線対612は選択されないようになる。その代わり、ビ
ット線対612〜614に相当するカラムアドレスが選
択された場合、ビット線はその右方向にずれて選択され
ることになる。つまり、ビット線対612が選択された
場合はビット線対613が選択され、ビット線対613
が選択された場合はビット線対614が選択され、ビッ
ト線対614が選択された場合は冗長ビット線対615
が選択される。これにより、通常のビット線対612〜
614は右方向にシフトして置換されたことになる。
【0024】また、特開平4−228188号公報に
は、ビット線対と交差して配置されたI/O線対を含む
階層ビット線構成のSRAMが開示されている。このS
RAMにあっては、I/O線対に接続されるビット線周
辺回路は、1つの場所にまとめて配置されているか、分
割されていてもメモリセルアレイブロックに対して1つ
の方向に配置されていた。したがって、I/O線対は1
方向にのみ延在するように形成されていた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
〜図16で示したSRAMの冗長構成においては、基本
的には同じブロック内でしかビット線対を置換すること
ができず、冗長の自由度が同じブロック内に限られてい
たため、不良がある場合の歩留り(救済率)は冗長ビッ
ト線対の数のわりに低かった。
【0026】冗長ビット線対の数を増やせば歩留りを高
くすることができるが、ビット線周辺回路の構成が複雑
になる。また、図14および図16で示したSRAMの
冗長構成では、ビット線対の長さは変わらないにも関わ
らず冗長I/O線対の数が増えるので、冗長I/O線対
およびI/O線対のピッチが小さくなる。
【0027】そこで、冗長の自由度を高め歩留りを高め
るため、ブロックを越えてビット線対を置換できる冗長
構成が必要となる。しかし、従来例で示した冗長構成を
配列して上記ブロックを越えてビット線を置換できる冗
長構成を実現しようとすると、以下のような問題が生ず
る。
【0028】すなわち、ブロック選択信号を組込んだプ
ログラミング回路が必要となり、このプログラミング回
路(ヒューズを含む)を含んだビット線周辺回路の構成
が複雑になり、レイアウト面積が大きくなる。また、ブ
ロック間を接続するための配線を配置する領域が新たに
必要となり、レイアウト面積が大きくなり、かつレイア
ウトが難しくなる。また、ブロック間を接続するための
配線が長くなり信号が遅延する。また、歩留り予測に応
じて冗長ビット線対の数を変更する必要があるが、上述
したブロック毎に冗長メモリセルアレイブロックを備え
た構成では冗長ビット線対の数を変更するためには全体
のレイアウトを見直す必要が生じるため、冗長ビット線
対の数の変更は困難である。
【0029】また、特願平4−228188号公報のS
RAMにあっては、I/O線対は1方向にのみ延在する
ように形成されていたので、I/O線対のピッチが小さ
く、ビット線周辺回路のレイアウトが困難であった。
【0030】それゆえに、この発明の第1の目的は、歩
留りが高く、レイアウト面積が小さく、レイアウトが容
易で、信号の遅延がなく、冗長ビット線の数を容易に変
更できる半導体記憶装置を提供することである。
【0031】また、この発明の第2の目的は、信号入出
力線のピッチが大きく、ビット線周辺回路のレイアウト
が容易な半導体記憶装置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の半導体
記憶装置は、それぞれが複数のビット線と、前記ビット
線と交差して配置された複数のワード線と、前記ビット
線と前記ワード線の各交点に配置されたメモリセルとを
含む複数のメモリセルアレイ、前記複数のビット線のう
ちの不良なビット線と置換するための複数の冗長ビット
線と、前記冗長ビット線と交差して配置された複数のワ
ード線と、前記冗長ビット線と前記ワード線の各交点に
配置された冗長メモリセルとを含む冗長メモリセルアレ
イ、前記複数のメモリセルアレイのビット線と交差して
配置され、かつそれぞれが各メモリセルアレイの複数の
ビット線のうちのいずれか1つのビット線と、前記冗長
メモリセルアレイの複数の冗長ビット線のうちのいずれ
か1つの冗長ビット線とに対応して設けられた複数の信
号入出力線、各メモリセルアレイの各ビット線に対応し
て設けられ、そのメモリセルアレイが選択されかつその
ビット線が正常であることに応じてそのビット線を対応
する信号入出力線に接続し、そのメモリセルアレイが選
択されかつそのビット線が不良であることに応じてその
ビット線を対応する冗長ビット線と置換するための第1
の切換信号を出力する第1の切換手段、および各信号入
出力線に対応して設けられ、前記第1の切換手段から出
力された切換信号に応じて対応する冗長ビット線をその
信号入出力線に接続する第2の切換手段を備えたことを
特徴としている。
【0033】また、前記第1の切換手段は、対応するビ
ット線が正常であるか不良であるかをプログラムするた
めのヒューズを含むこととしてもよい。
【0034】また、前記第1の切換手段は、前記第1の
切換信号を対応する信号入出力線に出力させるための第
1の接続手段を含み、前記第2の切換手段は、前記信号
入出力線を介して与えられた前記第1の切換信号に応じ
て第2の切換信号を出力する信号発生手段と、前記第2
の切換信号に応じて対応する冗長ビット線を前記信号入
出力線に接続するための第2の接続手段と、前記第2の
切換信号に応じて前記信号入出力線を前記信号発生手段
側と前記第2の接続手段側とに切離すための第3の接続
手段とを含むこととしてもよい。
【0035】また、さらに前記第1の切換手段から出力
された第1の切換信号を前記第2の切換手段に与えるた
めの信号伝達線を備えてもよい。
【0036】また、この発明の第2の半導体記憶装置
は、複数のビット線と、前記ビット線と交差して配置さ
れた複数のワード線と、前記ビット線と前記ワード線の
各交点に配置されたメモリセルとを含むメモリセルアレ
イ、前記メモリセルアレイの前記ビット線の両側の端部
に分散して配置され、かつそれぞれが前記ビット線に対
応して設けられた複数のビット線周辺回路、および前記
ビット線と交差して配置され、かつそれぞれが対応する
ビット線とビット線周辺回路に接続された複数の信号入
出力線を備えたことを特徴としている。
【0037】また、隣接する2つのビット線は、それぞ
れ対応する信号入出力線を介して前記メモリセルアレイ
の互いに反対側の端部のビット線周辺回路に接続されて
いることとしてもよい。
【0038】また、前記複数のビット線は、それぞれ対
応する信号入出力線を介して前記メモリセルアレイの近
い方の端部のビット線周辺回路に接続されていることと
してもよい。
【0039】
【作用】この発明の第1の半導体記憶装置は、複数のメ
モリセルアレイと、それらのビット線と交差して配置さ
れた複数の信号入出力線と、一つの冗長メモリセルアレ
イ等を備え、選択されたビット線が正常である場合はそ
のビット線を対応する信号入出力線に接続し、選択され
たビット線が不良である場合は対応する冗長ビット線を
信号入出力線に接続する。したがって、不良なビット線
を冗長ビット線で置換することができる。
【0040】また、複数のメモリセルアレイに対して一
つの冗長メモリセルアレイを設けたので、メモリセルア
レイ毎に冗長メモリセルアレイを設けた場合に比べ、冗
長ビット線の数の割に高い歩留りを得ることができ、ま
た、レイアウトの簡単化を図ることができる。また、歩
留り予測に応じて冗長ビット線の数を変更する場合で
も、一つの冗長メモリセルアレイの近傍のレイアウトの
みを見直せばよいので、冗長ビット線の数を容易に変更
できる。
【0041】また、複数の信号入出力線を複数のメモリ
セルアレイのビット線と交差して設け、この信号入出力
線を複数のメモリセルアレイで共用する構成としたの
で、信号入出力線のレイアウト面積を最小限にすること
ができる。また、信号入出力線の配線長を最短にするこ
とができ、信号の遅延を防止できる。
【0042】また、第1の切換手段は、対応するビット
線が正常であるか不良であるかをプログラムするための
ヒューズを含むこととすれば、各ビット線が正常である
か否かを容易かつ確実に設定できる。
【0043】また、第1の切換手段は、第1の切換信号
を対応する信号入出力線に出力させるための第1の接続
手段を含み、第2の切換手段は、信号入出力線を介して
与えられた第1の切換信号に応じて第2の切換信号を出
力する信号発生手段と、第2の切換信号に応じて対応す
る冗長ビット線を信号入出力線に接続するための第2の
接続手段と、第2の切換信号に応じて信号入出力線を信
号発生手段側と第2の接続手段側に切離すための第3の
接続手段とを含むこととすれば、第1および第2の切換
手段を容易に構成できる。また、第1の切換信号を伝達
させるための配線を別途設ける必要がない。
【0044】また、第1の切換手段から出力された第1
の切換信号を第2の切換手段に与えるための信号伝達線
を備えれば、第1の切換信号の伝達を容易に行なえる。
また、第1および第2の切換手段の回路構成を簡単化で
きる。
【0045】また、この発明の第2の半導体記憶装置に
あっては、ビット線周辺回路をメモリセルアレイの両側
の端部に分散して配置したので、ビット線周辺回路をメ
モリセルアレイの片側の端部にのみ配置していた従来に
比べ、信号入出力線のピッチを2倍に大きくすることが
でき、また、ビット線周辺回路のレイアウトの簡単化を
図ることができる。
【0046】また、信号入出力線のピッチを従来と同じ
にすれば、信号入出力線のレイアウト幅を従来の1/2
にすることができ、余った部分を他の配線に使用するこ
とができる。
【0047】また、隣接する2つのビット線を互いに反
対側の端部のビット線周辺回路に接続すれば、信号入出
力線のピッチを2倍に大きくすることができる。
【0048】また、各ビット線を近い方の端部のビット
線周辺回路に接続しても同様である。
【0049】
【実施例】
[実施例1]図1はこの発明の一実施例によるSRAM
の構成を示す一部省略したブロック図、図2はその具体
的な構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【0050】図1および図2を参照して、このSRAM
は、メモリセルアレイ領域1、I/O線切換回路領域1
3、ローカルデコーダ領域15、冗長メモリセルアレイ
ブロック16、通常カラム/冗長カラム切換回路領域1
8および読出/書込回路領域20を含む。メモリセルア
レイ領域1は、複数のメモリセルアレイブロック3,
9,…と、各メモリセルアレイブロック3,9,…に対
応して設けられたローカルデコーダ領域2,8,…およ
び通常カラム選択回路領域5,10,…を含む。
【0051】メモリセルアレイブロック3は、N対のビ
ット線対4.n(ただし、nは1からNの整数であ
る。)と、ビット線対4.nと交差して配置されたM本
のワード線34.m(ただし、mは1からMの整数であ
る。)と、それぞれがビット線対4.nとワード線3
4.mの交点に配置された複数のメモリセル31〜3
3,…とを含む。各ビット線対4.nの一端にはビット
線負荷回路35.nが接続されている。各ビット線負荷
回路35.nは、NチャネルMOSトランジスタ36,
37およびPチャネルMOSトランジスタ38を含む。
NチャネルMOSトランジスタ36,37は、それぞれ
ビット線4.na,4.nbと電源ラインの間に接続さ
れ、そのゲートはともにプリチャージ信号を受ける。P
チャネルMOSトランジスタ38はビット線4.na,
4nb間に接続され、そのゲートはインバータ50によ
って反転されたプリチャージ信号を受ける。プリチャー
ジ信号が「H」レベルになるとNチャネルMOSトラン
ジスタ36,37およびPチャネルMOSトランジスタ
38がオン状態になり、各ビット線4.na,4nbが
電源レベルに充電される。
【0052】各ローカルデコーダ領域2はM個のローカ
ルデコーダ39.mを含む。各ローカルデコーダ39.
mは対応するワード線34.mの一端に接続されてい
る。ローカルデコーダ39.mの出力が「H」レベル
(選択レベル)になると、そのローカルデコーダ39.
mに対応するワード線34.mに接続されたメモリセル
31〜33,…が活性化される。たとえば読出動作の場
合、ビット線負荷回路35.nによってビット線4.n
a,4.nbを電源レベルにプリチャージした後、ロー
カルデコーダ39.mによって所望のワード線34.m
を「H」レベルにすると、ビット線4.na,4.nb
には活性化されたメモリセル31〜33,…のデータに
応じた電位差が生じる。他のメモリセルアレイブロック
9,…およびローカルデコーダ領域8,…も同様である
ので、説明は省略される。
【0053】冗長メモリセルアレイブロック16は、そ
れぞれが各メモリセルアレイブロック3,9,…のビッ
ト線対4.n,…に対応して設けられたN対の冗長ビッ
ト線対17.nと、冗長ビット線対17.nと交差して
配置されたM本のワード線64.mと、それぞれが冗長
ビット線対17.nとワード線64.mの交点に配置さ
れた複数の冗長メモリセル61〜63,…を含む。各冗
長ビット線対17.nの一端には冗長ビット線負荷回路
が設けられているが、この図では省略されている。
【0054】ローカルデコーダ領域15はM個のローカ
ルデコーダ65.mを含む。各ローカルデコーダ65.
mは対応するワード線64.mの一端に接続されてい
る。ローカルデコーダ65.mの出力が「H」レベルに
なると、そのローカルデータ65.mに対応するワード
線64.mに接続された冗長メモリセル61〜63,…
が活性化される。たとえば読出動作の場合、冗長ビット
線17.na,17.nbを電源レベルにプリチャージ
した後、ローカルデコーダ65.mによって所望のワー
ド線65.mを「H」レベルにすると、冗長ビット線1
7.na,17.nbには活性化された冗長メモリセル
61〜63,…のデータに応じた電位差が生じる。
【0055】また、このSRAMは、各メモリセルアレ
イブロック3,9,…のビット線対4.n,…と冗長メ
モリセルアレイブロック16の冗長ビット線対17.n
とに交差して配置されたN対のI/O線対23.n,2
4.nとN本の信号伝達線25.nを含む。N対のI/
O線対23.n,24.nとN本の信号伝達線25.n
は、それぞれ各メモリセルアレイブロック3,9,…の
複数のビット線対4.n,…のうちの1対のビット線対
と、冗長メモリセルアレイブロック16の複数の冗長ビ
ット線対17.nのうちの1対の冗長ビット線対に対応
して設けられている。I/O線対23.n,24.nお
よび信号伝達線25.nは、ビット線対4.n,…およ
び冗長ビット線対17.nの上方に2層目のアルミ配線
層(2Al)で形成されている。
【0056】通常カラム選択回路領域5は、N個の通常
カラム選択回路6.nと、1本のブロック選択線7を含
む。N個の通常カラム選択回路6.nは、それぞれメモ
リセルアレイブロック3のビット線対4.nに対応して
設けられている。各通常カラム選択回路6.nは、Nチ
ャネルMOSトランジスタ41,42,47、ゲート回
路43、電流制限抵抗44、プログラムヒューズ45、
およびバッファ46を含む。NチャネルMOSトランジ
スタ41,42は、それぞれ対応するビット線4.n
a,4.nbとI/O線23.na,23.nbの間に
接続される。NチャネルMOSトランジスタ41,42
のゲートは、ノードN2を介して互いに接続される。抵
抗44およびヒューズ45は、電源ラインと接地ライン
の間に直列接続される。バッファ46およびNチャネル
MOSトランジスタ47は、抵抗44とヒューズ45の
接続ノードN1と、対応する信号伝達線25.nとの間
に直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ47
のゲートはブロック選択線7に接続される。ゲート回路
43の2つの入力ノードはノードN1とブロック選択線
7に接続され、その出力ノードはノードN2に接続され
る。ゲート回路43は、ノードN1に現われる2値信号
の反転信号と、ブロック選択線7に現われるブロック選
択信号との論理積信号をノードN2に出力する。
【0057】対応するビット線対4.nに接続されたメ
モリセルが不良である場合はヒューズ45はレーザ光を
照射されて切断される。ヒューズ45が切断されるとノ
ードN1は「H」レベル(電源レベル)になる。ノード
N1が「H」レベルになると、ゲート回路43の出力は
常に「L」レベルになり、NチャネルMOSトランジス
タ41,42はオフ状態になる。したがって、ビット線
対4.nとI/O線対23.nは遮断される。一方、ノ
ードN1が「H」レベルの状態で、ブロック選択信号が
「H」レベルになるとNチャネルMOSトランジスタ4
7がオン状態になり、信号伝達線25.nが「H」レベ
ルになる。
【0058】逆に、対応するビット線対4.nに接続さ
れたメモリセルが正常である場合はヒューズ45は切断
されない。ヒューズ45が切断されないとノードN1は
「L」レベル(接地レベル)になる。ノードN1が
「L」レベルになると、ゲート回路43の出力はブロッ
ク選択信号に応じて「H」レベルまたは「L」レベルに
なる。すなわち、ブロック選択信号が「H」レベルにな
るとゲート回路43の出力も「H」レベルになり、Nチ
ャネルMOSトランジスタ41,42がオン状態になり
ビット線対4.nとI/O線対23.nが導通される。
また、ブロック選択信号が「L」レベルになると、ゲー
ト回路43の出力も「L」レベルになりNチャネルMO
Sトランジスタ41,42がオフ状態になりビット線対
4.nとI/O線対23.nが遮断される。一方、ノー
ドN1が「L」レベルの状態で、ブロック選択信号が
「L」レベルになるとNチャネルMOSトランジスタ4
7がオン状態になり、信号伝達線25.nが「L」レベ
ルになる。
【0059】他の通常カラム選択回路領域10,…も同
様であるので説明は省略される。I/O線切換回路領域
13は、N個のI/O線切換回路14.nを含む。I/
O線切換回路14.nは、それぞれI/O線対23.
n,24.nおよび信号伝達線25.nに対応して設け
られている。各I/O線切換回路14.nは、Nチャネ
ルMOSトランジスタ51,52,54,55、Pチャ
ネルMOSトランジスタ53およびインバータ56を含
む。NチャネルMOSトランジスタ51,52は、それ
ぞれI/O線23.na,23nbと電源ラインの間に
接続され、そのゲートはともにインバータ50を介して
プリチャージ信号を受ける。PチャネルMOSトランジ
スタ53は、I/O線23.na,23.nb間に接続
され、そのゲートはプリチャージ信号を受ける。プリチ
ャージ信号が「L」レベルになるとNチャネルMOSト
ランジスタ51,52およびPチャネルMOSトランジ
スタ53がオン状態になり、各I/O線25.na,2
5.nbが電源レベルに充電される。インバータ56
は、信号伝達線25.nとNチャネルMOSトランジス
タ54,55のゲートの間に接続される。
【0060】対応する通常カラム選択回路6.n,…の
ヒューズ45が切断された状態でそのメモリセルアレイ
ブロックが選択され、信号伝達線25.nが「H」レベ
ルになった場合はNチャネルMOSトランジスタ54,
55はオフ状態になり、I/O線対23.nと24.n
が遮断される。逆に、対応する通常カラム選択回路6.
n,…のヒューズ45が切断されていない状態でそのメ
モリセルアレイブロックが選択され、信号伝達線25.
nが「L」レベルになった場合はNチャネルMOSトラ
ンジスタ54,55はオン状態になり、I/O線対2
3.nと24.nが導通される。
【0061】通常カラム/冗長カラム切換回路領域18
はN個の通常カラム/冗長カラム切換回路19.nを含
む。通常カラム/冗長カラム切換回路19.nは、それ
ぞれI/O線対24.n、信号伝達線25.nおよび冗
長メモリセルアレイブロック16の冗長ビット線対1
7.nに対応して設けられている。各通常カラム/冗長
カラム切換回路19.nはNチャネルMOSトランジス
タ66,67を含む。NチャネルMOSトランジスタ6
6,67は、それぞれ対応する冗長ビット線17.n
a,17.nbとI/O線24.na,24.nbの間
に接続され、そのゲートはともに対応する信号伝達線2
5.nに接続されている。
【0062】対応する通常カラム選択回路6.n,…の
ヒューズ45が切断された状態でそのメモリセルアレイ
ブロックが選択され、信号伝達線25.nが「H」レベ
ルになった場合はNチャネルMOSトランジスタ66,
67はオン状態になり、冗長ビット線対17.nとI/
O線対24.nが導通状態となる。
【0063】逆に、対応する通常カラム選択回路6.
n,…のヒューズ45が切断されていない状態でそのメ
モリセルアレイブロックが選択され、信号伝達線25.
nが「L」レベルになった場合はNチャネルMOSトラ
ンジスタ66,67はオフ状態になり、ビット線対1
7.nとI/O線対24.nが遮断される。
【0064】読出/書込回路領域20はN個の読出/書
込回路21.nを含む。読出/書込回路21.nは、そ
れぞれ対応するI/O線対24.nおよびデータ線対2
2.nに接続されている。読出/書込回路21.nは、
読出動作においてはI/O線対24.nの電位差を増幅
してデータ線対22.nに出力し、書込動作においては
I/O線対24.nをデータ線対22.nの電位に強制
する。
【0065】次に、図1および図2で示したSRAMの
動作について説明する。まず、通常のメモリセルアレイ
ブロック3,9,…に不良がない場合の読出動作を説明
する。この場合、ヒューズ45は切断されていないの
で、たとえばブロック選択線7が「H」レベルになると
NチャネルMOSトランジスタ41,42,54,55
がオン状態になってビット線対4.1とI/O線対2
3.1とI/O線対24.1が導通される。また、Nチ
ャネルMOSトランジスタ66,67がオフ状態になっ
て冗長ビット線対17.1とI/O線対24.1が遮断
される。したがって、たとえばメモリセル31のデータ
が電位差としてビット線対4.1、I/O線対23.1
およびI/O線対24.1を介して読出/書込回路2
1.1に伝達される。書込動作については、読出動作の
反対である。
【0066】次に、たとえばメモリセル31が不良であ
る場合の読出動作を説明する。この場合、ヒューズ45
が切断されているので、ブロック選択線7のレベルに関
係なくNチャネルMOSトランジスタ41,42はオフ
状態になりビット線対4.1とI/O線対23.1は遮
断される。また、ブロック選択線7が「H」レベルにな
ると、NチャネルMOSトランジスタ54,55はオフ
状態になってI/O線対23.1とI/O線対24.1
が遮断され、NチャネルMOSトランジスタ66,67
がオン状態になって冗長ビット線対17.1とI/O線
対24.1が導通される。したがって、メモリセル31
の代わりに冗長メモリセル61のデータが電位差として
冗長ビット線対17.1およびI/O線対24.1を介
して読出/書込回路21.1に伝達される。このように
して、ビット線対4.1が冗長ビット線対17.1と置
換される。
【0067】この実施例においては、複数のメモリセル
アレイブロック3,9,…に対して共通の冗長メモリセ
ルアレイブロック16を設けたので、冗長ビット線対1
7.nの数のわりに歩留りが高い。すなわち、各メモリ
セルアレイブロック3,9,…に個別の冗長ビット線対
を1対ずつ設けた場合、あるメモリセルアレイブロック
3,9,…に2対以上の不良ビット線対があったときそ
のSRAMは救済されず不良品とされる。しかし、この
実施例ではあるメモリセルアレイブロック3,9,…に
N対の不良ビット線対があっても救済できる。
【0068】また、冗長メモリセルアレイブロック16
を通常のメモリセルアレイブロック3,9,…と独立に
配置できるので、レイアウトが容易である。
【0069】また、冗長ビット線対17.nの数を歩留
り予測に応じて簡単に増減できる。すなわち、各メモリ
セルアレイブロック3,9,…に個別に冗長メモリセル
アレイブロックを設けた場合、冗長ビット線対の数を増
減するためには全体のレイアウトを見直す必要がある。
しかし、この実施例では冗長メモリセルアレイブロック
16が設けられた端部のレイアウトを見直すだけで済
む。
【0070】また、I/O線対23.n,24.nおよ
び信号伝達線25.nをメモリセルアレイ領域1上に設
けたので、メモリセルアレイ領域1の周辺に配線のため
の領域を別途設ける必要がない。したがって、レイアウ
ト面積が小さくて済む。また、これらの配線をメモリセ
ルアレイ領域1の周辺に設けた場合に比べ配線長を短く
することができるので信号の遅延が問題となることもな
い。
【0071】なお、この実施例において、メモリセルア
レイブロック3,9,…が全部で16ブロックあると仮
定すると、16対のビット線対4.n,…がI/O線対
23.n,24.nを介して1対の冗長ビット線対1
7.nに接続される。この場合、16対のビット線対
4.n,…のうち2対以上のビット線対に不良があると
救済できない。したがって、SRAMの検査・置換装置
は、1対の冗長ビット線対17.nに対応する16対の
ビット線対4.n,…を順次検査し、不良ビット線対が
2対以上あることがわかった時点でそのSRAMの置換
作業を中止し、そのSRAMを不良品とするようにプロ
グラムされる。また、この実施例では、I/O線切換回
路領域13と通常カラム/冗長カラム切換回路領域18
とを冗長メモリセルアレイブロック16の両側に別々に
設けたが、図3に示すように、I/O線切換回路領域1
3と通常カラム/冗長カラム切換回路領域18とを1つ
の領域26にまとめてもよい。図3において、通常カラ
ム/冗長カラム切換回路領域26はN個の通常カラム/
冗長カラム切換回路27.nを含む。通常カラム/冗長
カラム切換回路27.nは、図1のI/O線切換回路1
4.nと通常カラム/冗長カラム切換回路19.nを含
む。
【0072】さらに、この実施例では通常のメモリセル
アレイブロック3,9,…1つあたりのビット線対4.
n,…の数と、冗長メモリセルアレイブロック16の冗
長ビット線対17.nの数は同じであるとしたが、両者
の数は必ずしも同じである必要はない。たとえば、図4
に示すように、隣接する2対のビット線対4.n,4.
n+1に対して1対の冗長ビット線対29.nを設けて
もよい。隣接する通常カラム/冗長カラム切換回路2
7.n,27.n+1は、1つの冗長ビット線対29.
nに接続される。この場合、冗長メモリセルアレイブロ
ック28の冗長ビット線29.nの数はメモリセルアレ
イブロック3,9,…1つあたりのビット線対4.n,
…の1/2になる。ただし、冗長の自由度も1/2にな
る。また、隣接する4対のビット線対に対して1対の冗
長ビット線対を設ければ、冗長メモリセルアレイブロッ
クの冗長ビット線対の数はメモリセルアレイブロック
3,9,…1つあたりのビット線対4.n,…の1/4
になる。ただし、冗長の自由度も1/4になる。
【0073】また、必ずしも隣接するビット線対4.
n,…に対して冗長ビット線対を設ける必要はない。図
5に示すように、所定の間隔だけ離れた2対のビット線
対4.1と4.n;4.2と4.n+1;…に対して1
つの冗長ビット線30.1,30.2,…を設けてもよ
い。対応する通常カラム/冗長カラム切換回路27.1
と27.n;27.2と27.n+1;…は1つの冗長
ビット線対30.1,30.2,…に接続される。 [実施例2]図6はこの発明の第2実施例によるSRA
Mの構成を示す一部省略したブロック図、図7はその具
体的な構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【0074】図6および図7を参照して、このSRAM
は、メモリセルアレイ領域1、I/O線切換回路領域7
4、ローカルデコーダ領域15、冗長メモリセルアレイ
ブロック16、通常カラム/冗長カラム切換回路領域7
6、読出/書込回路領域20を含む。メモリセルアレイ
領域1は、複数のメモリセルアレイブロック3,9,…
と、各メモリセルアレイブロック3,9,…に対応して
設けられたローカルデコーダ領域2,8,…および通常
カラム選択回路領域70,72,…を含む。
【0075】このSRAMが図1および図2で示したS
RAMと異なる主な点は、信号伝達線25.nが設けら
れていない点である。これに伴い、信号伝達線78.n
が設けられ、通常カラム選択回路領域5,10,…、I
/O線切換回路領域13および通常カラム/冗長カラム
切換回路領域18の構成が変更されている。
【0076】メモリセルアレイブロック3,9,…はそ
れぞれN対のビット線対4.nを含み、冗長メモリセル
アレイブロック16はN対の冗長ビット線対17.nを
含む。N対のI/O線対23.nは各メモリセルアレイ
ブロック3,9,…のビット線対4.n,…と交差して
設けられている。N対のI/O線対24.nとN本の信
号伝達線78.nは冗長メモリセルアレイブロック16
の冗長ビット線対17.nと交差して設けられている。
【0077】通常カラム選択回路領域70は、N個の通
常カラム選択回路71.nと、1本のブロック選択線7
を含む。N個の通常カラム選択回路71.nは、それぞ
れメモリセルアレイブロック3のビット線対4.nに対
応して設けられている。各通常カラム選択回路71.n
は、NチャネルMOSトランジスタ81〜84、ゲート
回路85,86、プログラムヒューズ87および電流制
限抵抗88を含む。NチャネルMOSトランジスタ8
1,82は、それぞれ対応するビット線4.na,4.
nbとI/O線23.na,23.nbの間に接続され
る。NチャネルMOSトランジスタ81,82のゲート
は、ノードN5を介して互いに接続される。Nチャネル
MOSトランジスタ83,84は、それぞれ対応するI
/O線23.na,23.nbと接地ラインの間に接続
される。ヒューズ87および抵抗88は、電源ラインと
接地ラインの間に直列接続される。ゲート回路85の2
つの入力ノードはヒューズ87と抵抗88の接続ノード
N3とブロック選択線7に接続され、その出力ノードは
ノードN4に接続される。ゲート回路85は、ブロック
選択信号と、ノードN3に表われる2値信号の反転信号
との論理積信号をノードN4に出力する。ゲート回路8
6の2つの入力ノードはノードN3とブロック選択線7
に接続され、その出力ノードはノードN5に接続され
る。ゲート回路86は、ブロック選択信号と、ノードN
3に表われる2値信号との論理積信号をノードN5に出
力する。
【0078】対応するビット線対4.nに接続されたメ
モリセルが不良である場合はヒューズ88はレーザ光を
照射されて切断される。ヒューズ88が切断されるとノ
ードN3は「L」レベルになる。ノードN3が「L」レ
ベルになると、ゲート回路86の出力は常に「L」レベ
ルになり、NチャネルMOSトランジスタ81,82は
オフ状態になる。したがって、ビット線対4.nとI/
O線対23.nが遮断される。また、ゲート回路85の
出力はブロック選択信号に応じて「H」レベルまたは
「L」レベルになる。すなわち、ブロック選択信号が
「L」レベルであるときはゲート回路85の出力も
「L」レベルになり、NチャネルMOSトランジスタ8
3,84がオフ状態になる。また、ブロック選択信号が
「H」レベルになるとゲート回路85の出力も「H」レ
ベルになり、NチャネルMOSトランジスタ83,84
がオン状態になり、I/O線23.na,23.nbは
ともに「L」レベル(接地レベル)になる。
【0079】逆に、対応するビット線対4.nに接続さ
れたメモリセルが正常である場合はヒューズ88は切断
されない。ヒューズ88が切断されないとノードN3は
「H」レベルになる。ノードN3が「H」レベルになる
と、ゲート回路85の出力は常に「L」レベルになり、
NチャネルMOSトランジスタ83,84はオフ状態に
なる。また、ゲート回路86の出力はブロック選択信号
に応じて「H」レベルまたは「L」レベルになる。すな
わち、ブロック選択信号が「H」レベルになるとゲート
回路86の出力も「H」レベルになり、NチャネルMO
Sトランジスタ81,82がオン状態になりビット線対
4.nとI/O線対23.nが導通される。また、ブロ
ック選択信号が「L」レベルになるとゲート回路86の
出力も「L」レベルになり、NチャネルMOSトランジ
スタ81,82がオフ状態になりビット線対4.nとI
/O線対23.nが遮断される。
【0080】他の通常カラム選択回路領域72,…も同
様であるので説明は省略される。I/O線切換回路74
はN個のI/O線切換回路75.nを含む。I/O線切
換回路75.nは、それぞれI/O線対23.nおよび
信号伝達線78.nに対応して設けられている。各I/
O線切換回路75.nは、NチャネルMOSトランジス
タ92,93,95,96、PチャネルMOSトランジ
スタ94、インバータ91、NORゲート回路97およ
びNANDゲート回路98を含む。NチャネルMOSト
ランジスタ92,93は、それぞれI/O線23.n
a,23.nbと電源ラインの間に接続され、そのゲー
トはともにプリチャージ信号を受ける。PチャネルMO
Sトランジスタ94は、I/O線23.na,23.n
b間に接続され、そのゲートはインバータ91を介して
プリチャージ信号を受ける。プリチャージ信号が「H」
レベルになるとNチャネルMOSトランジスタ92,9
3およびPチャネルMOSトランジスタ94がオン状態
になり、各I/O線23.na,23.nbが電源レベ
ルに充電される。
【0081】NチャネルMOSトランジスタ95,96
は、それぞれI/O線23.na,23.nbとI/O
線24.na,24.nbの間に接続される。Nチャネ
ルMOSトランジスタ95,96のゲートはノードN6
を介して互いに接続される。NORゲート回路97の2
つの入力ノードはそれぞれI/O線23.na,23.
nbに接続され、その出力ノードは対応する信号伝達線
78.nに接続される。NANDゲート回路98の2つ
の入力ノードはそれぞれ信号伝達線78.nとORゲー
ト回路101の出力ノードに出力され、その出力ノード
はノードN6に接続される。ORゲート回路101はす
べてのブロック選択信号を受ける。
【0082】対応する通常カラム選択回路71.nのヒ
ューズ88が切断された状態でそのメモリセルアレイブ
ロックが選択され、I/O線23.na,23.nbが
ともに「L」レベルになった場合、NORゲート回路9
7の出力は「H」レベルになる。応じて、NANDゲー
ト回路98の出力が「L」レベルになりNチャネルMO
Sトランジスタ95,96がオフ状態になってI/O線
対23.nとI/O線対24.nが遮断される。
【0083】逆に、対応する通常カラム選択回路71.
nのヒューズ88が切断されていない状態でそのメモリ
セルアレイブロックが選択され、I/O線23.na,
23.nbがともに「L」レベルになっていない場合、
NORゲート回路97の出力は「L」レベルになる。応
じて、NANDゲート回路98の出力は「H」レベルに
なりNチャネルMOSトランジスタ95,96がオン状
態になってI/O線対23.nとI/O線対24.nが
導通される。
【0084】通常カラム/冗長カラム切換回路領域76
はN個の通常カラム/冗長カラム切換回路77.nを含
む。通常カラム/冗長カラム切換回路77.nは、それ
ぞれI/O線対24.n、信号伝達線78.nおよび冗
長メモリセルアレイブロック16の冗長ビット線対1
7.nに対応して設けられている。各通常カラム/冗長
カラム切換回路77.nはNチャネルMOSトランジス
タ99,100を含む。NチャネルMOSトランジスタ
99,100は、それぞれ対応する冗長ビット線17.
na,17.nbとI/O線24.na,24.nbの
間に接続され、そのゲートはともに対応する信号伝達線
78.nに接続されている。
【0085】対応する通常カラム選択回路71.n,…
のヒューズ88が切断された状態でそのメモリセルアレ
イブロックが選択され、信号伝達線78.nが「H」レ
ベルになった場合はNチャネルMOSトランジスタ9
9,100がオン状態になり、冗長ビット線対17.n
とI/O線対24.nが導通される。
【0086】逆に、対応する通常カラム選択回路71.
n,…のヒューズ88が切断されていない状態でそのメ
モリセルアレイブロックが選択され、信号伝達線78.
nが「L」レベルになった場合はNチャネルMOSトラ
ンジスタ99,100がオフ状態になり、冗長ビット線
対17.nとI/O線対24.nが遮断される。
【0087】他の領域の構成は図1および図2で示した
SRAMと同様であるので説明は省略される。
【0088】次に、図6および図7に示したSRAMの
動作について説明する。まず、通常のメモリセルアレイ
ブロック3,9,…に不良がない場合の読出動作を説明
する。この場合、ヒューズ88は切断されていないの
で、たとえばブロック選択線7が「H」レベルになると
NチャネルMOSトランジスタ81,82,95,96
はオン状態になってビット線対4.1とI/O線対2
3.1とI/O線対24.1が導通される。また、Nチ
ャネルMOSトランジスタ99,100がオフ状態にな
って冗長ビット線17.1とI/O線対24.1が遮断
される。したがって、ビット線対4.1のデータがI/
O線対23.1およびI/O線対24.1を介して読出
/書込回路21.1に伝達される。書込動作について
は、読出動作の反対である。
【0089】次に、たとえばビット線対4.1が不良で
ある場合の読出動作を説明する。この場合、ヒューズ8
8が切断されているので、ブロック選択線7のレベルに
関係なくNチャネルMOSトランジスタ81、82はオ
フ状態になりビット線対4.1とI/O線対23.1は
遮断される。また、ブロック選択線7が「H」レベルに
なると、NチャネルMOSトランジスタ95,96がオ
フ状態になってI/O線対23.1とI/O線対24.
1が遮断され、NチャネルMOSトランジスタ99,1
00がオン状態になって冗長ビット線対17.1とI/
O線対24.1が導通される。したがって、ビット線対
4.1の代わりに冗長ビット線対17.1のデータがI
/O線対24.1を介して読出/書込回路21.1に伝
達される。このようにして、不良なビット線対4.1が
冗長ビット線対17.1と置換される。
【0090】この実施例においては、第1実施例のSR
AMに比べ、信号伝達線25.nを設けない分だけI/
O線対23.nのピッチを大きくすることができるとい
うメリットがある。
【0091】なお、この実施例では、I/O線切換回路
領域74と通常カラム/冗長カラム切換回路領域76と
を冗長メモリセルアレイブロック16の両側に別々に設
けたが、図8に示すように、I/O線切換回路領域74
と通常カラム/冗長カラム切換回路76を1つの領域7
8にまとめてもよい。図8において、通常カラム/冗長
カラム切換回路領域78はN個の通常カラム/冗長カラ
ム切換回路79.nを含む。通常カラム/冗長カラム切
換回路79.nは、図6のI/O線切換回路75.nと
通常カラム/冗長カラム切換回路77.nを含む。 [実施例3]図9はこの発明の第3実施例によるSRA
Mの具体的な構成を示す一部省略した回路ブロック図で
ある。
【0092】図9を参照して、このSRAMが図6およ
び図7で示したSRAMと異なる点は、通常カラム選択
回路領域70,72,…の代わりに通常カラム選択回路
領域102,…が設けられている点である。
【0093】通常カラム選択回路領域102は、N個の
通常カラム選択回路103.nと、1本のブロック選択
線7を含む。N個の通常カラム選択回路103.nは、
それぞれメモリセルアレイブロック3のビット線対4.
nに対応して設けられている。
【0094】各通常カラム選択回路103.nは、Nチ
ャネルMOSトランジスタ111〜115、Pチャネル
MOSトランジスタ116、電流制限抵抗117および
プログラムヒューズ118を含む。NチャネルMOSト
ランジスタ111,112は、それぞれ対応するビット
線4.na,4.nbとI/O線23.na,23.n
bの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ1
11,112のゲートは、ノードN7を介して互いに接
続される。NチャネルMOSトランジスタ113,11
4は、それぞれ対応するI/O線23.na,23.n
bと接地ラインの間に接続される。NチャネルMOSト
ランジスタ113,114のゲートは、ノードN8を介
して互いに接続される。抵抗117およびヒューズ11
8は、電源ラインと接地ラインの間に直列接続される。
PチャネルMOSトランジスタ116はノードN7とブ
ロック選択線7の間に接続され、そのゲートは抵抗11
7とヒューズ118の接続ノードN9に接続される。N
チャネルMOSトランジスタ115はノードN8とノー
ドN9の間に接続され、そのゲートはブロック選択線7
に接続される。
【0095】対応するビット線対4.nに接続されたメ
モリセルが不良である場合はヒューズ118はレーザ光
を照射されて切断される。ヒューズ118が切断される
とノードN9は「H」レベルになる。この状態でブロッ
ク選択信号が「H」レベルになると、NチャネルMOS
トランジスタ115がオン状態になりNチャネルMOS
トランジスタ113,114がオン状態になりI/O線
23.na,23.nbはともに「L」レベルになる。
【0096】逆に、対応するビット線対4.nに接続さ
れたメモリセルが正常である場合はヒューズ118は切
断されない。ヒューズ118が切断されないとノードN
9は「L」レベルになる。ノードN9が「L」レベルに
なると、PチャネルMOSトランジスタ116がオン状
態になる。したがって、ブロック選択信号が「H」レベ
ルになるとNチャネルMOSトランジスタ111,11
2がオン状態になりビット線対4.nとI/O線対2
3.nが導通される。一方、ブロック選択信号が「H」
レベルになってNチャネルMOSトランジスタ115が
オン状態になっても、NチャネルMOSトランジスタ1
13,114はオン状態にならずI/O線23.na,
23.nbは接地されない。
【0097】他の領域の構成および動作は図6および図
7で示したSRAMと同様であるので説明は省略され
る。
【0098】この実施例においては、ゲート回路85,
86の代わりにトランジスタ115,116を設けたの
で、第2実施例のSRAMよりも通常カラム選択回路領
域のレイアウト面積を小さくすることができるというメ
リットがある。 [実施例4]図10はこの発明の第4実施例によるSR
AMの構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【0099】図10を参照して、このSRAMは、1つ
の冗長メモリセルアレイブロック130と、その両側に
それぞれ配置された通常カラム/冗長カラム切換回路領
域140,160、メモリセルアレイ領域142,16
2および読出/書込回路領域149,169を含む。メ
モリセルアレイ領域142,162は、それぞれ複数の
メモリセルアレイブロック143,148,…;16
3,168,…と、各メモリセルアレイブロック14
3,148,…;163,168,…に対応して設けら
れた通常カラム選択回路領域145,…;165,…と
を含む。
【0100】メモリセルアレイブロック143,163
は、それぞれN対のビット線対144.n,164.n
を含む。他のメモリセルアレイブロック148,…;1
68,…も同様である。
【0101】冗長メモリセルアレイブロック130は、
N対の冗長ビット線対131.nを含む。冗長ビット線
対131.nは、それぞれ各メモリセルアレイブロック
143,148,…;163,168,…のビット線対
144.n,…;164.n,…に対応して設けられて
いる。
【0102】また、このSRAMは、各メモリセルアレ
イブロック143,148,…;163,168,…の
ビット線対144.n,…;164.n,…と交差して
配置されたN対のI/O線対152.n,172.n
と、N本の信号伝達線153.n,173.nとを含
む。N対のI/O線対152.n,172.nと、N本
の信号伝達線153.n,173.nは、それぞれ各メ
モリセルアレイブロック143,148,…;163,
168,…のビット線対144.n,…;164.n,
…と冗長メモリセルアレイブロック130の冗長ビット
線対131.nとに対応して設けられている。
【0103】通常カラム選択回路領域145,165
は、それぞれN個の通常カラム選択回路146.n,1
66.nと、1本のブロック選択線147,167を含
む。通常カラム選択回路146.n,166.nは、そ
れぞれ対応するメモリセルアレイブロック143,16
3のビット線対144.n,164.nと、I/O線対
152.n,172.nと、信号伝達線153.n,1
73.nと、ブロック選択線147,167に接続され
ている。図示しない他の通常カラム選択回路領域も同様
である。
【0104】通常カラム/冗長カラム切換回路領域14
0,160は、それぞれN個の通常カラム/冗長カラム
切換回路141.n,161.nを含む。通常カラム/
冗長カラム切換回路141.n,161.nは、それぞ
れ対応する冗長ビット線対131.nと、I/O線対1
52.n,172.nと、信号伝達線153.n,17
3.nとに接続されている。
【0105】読出/書込回路領域149,169は、そ
れぞれN個の読出/書込回路150.n,170.nを
含む。読出/書込回路150.n,170.nは、それ
ぞれ対応するI/O線対152.n,172.nおよび
データ線対151.n,171.nに接続されている。
【0106】次に、図10に示したSRAMの動作につ
いて説明する。通常のメモリセルアレイブロック14
3,148,…;163,168,…に不良がない場合
の読出動作を説明する。たとえばメモリセルアレイブロ
ック143のメモリセルのデータがビット線対144.
nに伝達され、通常カラム選択回路146.nを介して
I/O線対152.nに伝達され、読出/書込回路15
0.nで増幅され次段へ伝達される。書込動作に関して
は、読出動作の反対である。
【0107】次に、通常のメモリセルアレイブロック1
43,148,…;163,168,…に不良がある場
合の動作について説明する。たとえば、ビット線対14
4.nに接続されたメモリセルに不良がある場合、ビッ
ト線対144.nに対応するアドレスが選択された場合
について説明する。ビット線対144.nに対応する通
常カラム選択回路146.n内のプログラム回路をプロ
グラムすることにより、ビット線対144.nはI/O
線対152.nと電気的に切離される。同時に、ブロッ
ク選択線147が「H」レベルにプルアップされた場
合、信号伝達線153.nは通常カラム選択回路14
6.nにより「H」レベルにプルアップされる。応じ
て、通常カラム/冗長カラム切換回路141.nは、冗
長ビット線対131.nをI/O線対152.nに接続
する。これにより、対応する冗長メモリセルのデータが
冗長ビット線対131.nおよびI/O線対152.n
を介して読出/書込回路150.nへ伝達される。この
場合、別の通常カラム/冗長カラム切換回路161.n
により、冗長カラム131.nとI/O線対172.n
は電気的に切離されている。このようにして通常のビッ
ト線対144.nが冗長ビット線対131.nと置換さ
れる。
【0108】この実施例においても、第1実施例と同様
の効果が得られる。 [実施例5]図11はこの発明の第5実施例によるSR
AMの構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【0109】図11を参照して、このSRAMは、複数
のビット線対211〜215,…とビット線対211〜
215,…と交差して配置された複数のワード線221
〜223,…と、それぞれがビット線対211〜21
5,…とワード線221〜223の交点に配置された複
数のメモリセル231〜246,…とを含む。
【0110】また、このSRAMは、ビット線対211
〜215,…の一端に配置されたビット線周辺回路20
0と、ワード線221〜223,…の一端に配置された
ロウデコーダ201と、ビット線対211〜215,…
の両側の端部に配置されたビット線周辺回路202,2
03とを含む。
【0111】さらに、このSRAMは、ビット線対21
1〜215,…と交差して配置された複数のI/O線対
251〜256,…を含む。I/O線対251〜25
6,…は、それぞれビット線対211〜215,…に対
応して設けられている。
【0112】このSRAMの特徴は、隣接する2つのビ
ット線が、対応するI/O線対により互いに反対側のビ
ット線周辺回路202,203に接続されている点であ
る。たとえば、ビット線対211,213はI/O線対
251,253を介してビット線周辺回路202に接続
され、ビット線対212,214はI/O線対252,
254を介してビット線周辺回路203に接続される。
【0113】次に、図11のSRAMの動作について説
明する。たとえばメモリセル231について説明する
と、読出動作の場合メモリセル231はワード線221
によって活性化され、メモリセル231に保持されてい
るデータがビット線対211を介してI/O線対251
に伝達される。そして、ビット線周辺回路202を通っ
て、次段の読出増幅回路へ伝達される。次にメモリセル
235について説明すると、読出動作の場合メモリセル
235はワード線221によって活性化され、メモリセ
ル235に保持されているデータがビット線対212を
介してI/O線対232に伝達され、ビット線周辺回路
203を通って、次段の読出増幅回路へ伝達される。書
込動作の場合は、以上の流れの逆を考えればよい。
【0114】この実施例においては、ビット線周辺回路
202,203をそれぞれビット線対211〜215,
…の両側の端部に配置し、隣接するビット線対を対応す
るI/O線対により互いに反対側のビット線周辺回路2
02,203に接続したので、ビット線周辺回路602
をビット線対611〜615,…の片側の端部にのみ配
置していた図16のSRAMに比べ、I/O線対のピッ
チを2倍に大きくすることができる。また、ビット線周
辺回路202,203のレイアウトも容易になる。
【0115】また、I/O線対251〜256,…のピ
ッチを従来例のI/O線対651〜655,…のピッチ
と同じにすれば、I/O線対のレイアウト幅を1/2に
することができる。したがって、2層目のアルミ配線パ
ターン(2Al)を他の配線(たとえばワード線221
〜223,…)に使用することも可能になる。 [実施例6]図12はこの発明の第6実施例によるSR
AMの構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【0116】図12を参照して、このSRAMが図11
のSRAMと異なる点は、ビット線対211〜215,
…が対応するI/O線対261〜267,…により近い
方の端部のビット線周辺回路202,203に接続され
ている点である。たとえば、ビット線対211〜213
はそれぞれI/O線対261〜263によってビット線
周辺回路202に接続され、ビット線対214,215
はそれぞれI/O線対266,267によってビット線
周辺回路203に接続される。
【0117】次に、図12のSRAMの動作について説
明する。たとえばメモリセル231について説明する
と、読出動作の場合メモリセル231はワード線221
によって活性化され、メモリセル231に保持されてい
るデータがビット線対211を介してI/O線対261
に伝達される。そして、ビット線周辺回路202を通っ
て次段の読出増幅回路へ伝達される。次にメモリセル2
40について説明すると、読出動作の場合メモリセル2
40はワード線221によって活性化され、メモリセル
240に保持されているデータがビット線対214を介
してI/O線対266に伝達される。そして、ビット線
周辺回路203を通って次段の読出増幅回路へ伝達され
る。書込動作の場合は、以上の流れの逆を考えればよ
い。
【0118】この実施例においても、図11のSRAM
と同様の効果が得られる。
【0119】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、複
数のメモリセルアレイに対して1つの冗長メモリセルア
レイを設けたので、メモリセルアレイごとに冗長メモリ
セルアレイを設けた場合に比べ、冗長ビット線の数のわ
りに高い歩留りを得ることができ、また、レイアウトの
簡単化を図ることができる。また、歩留り予測に応じて
冗長ビット線の数を変更する場合でも、1つの冗長メモ
リセルアレイの近傍のレイアウトのみを見直せばよいの
で、冗長ビット線の数を容易に変更できる。
【0120】また、複数の信号入出力線を複数のメモリ
セルアレイのビット線と交差して設け、この信号入出力
線を複数のメモリセルアレイで共用する構成としたの
で、信号入出力線のレイアウト面積を最小限にすること
ができる。また、信号入出力線の配線長を最短にするこ
とができ、信号の遅延を防止できる。
【0121】また、第1の切換手段は、対応するビット
線が正常であるか不良であるかをプログラムするための
ヒューズを含むこととすれば、各ビット線が正常である
か不良であるかを容易かつ確実に設定できる。
【0122】また、第1の切換手段は、第1の切換信号
を対応する信号入出力線に出力させるための第1の接続
手段を含み、第2の切換手段は、信号入出力線を介して
与えられた第1の切換信号に応じて第2の切換信号を出
力する信号発生手段と、第2の切換信号に応じて対応す
る冗長ビット線を信号入出力線に接続するための第2の
接続手段と、第2の切換信号に応じて信号入出力線を信
号発生手段側と第2の接続手段側とに切離すための第3
の接続手段とを含むこととすれば、第1および第2の切
換手段を容易に構成できる。また、第1の切換信号を伝
達させるための配線を別途設ける必要がない。
【0123】また、第1の切換信号を伝達させるための
信号伝達線を設ければ、第1の切換信号を第1の切換手
段から第2の切換手段へ容易に伝達させることができ
る。また、第1および第2の切換手段の回路構成を簡単
化できる。
【0124】また、この発明の第2の半導体記憶装置に
あっては、ビット線周辺回路をメモリセルアレイの両側
の端部に分散して配置したので、ビット線周辺回路をメ
モリセルアレイの片側の端部にのみ配置していた従来に
比べ、信号入出力線のピッチを2倍に大きくすることが
でき、また、ビット線周辺回路のレイアウトの簡単化を
図ることができる。
【0125】また、信号入出力線のピッチを従来と同じ
にすれば、信号入出力線のレイアウト幅を従来の1/2
にすることができ、余った部分を他の配線に使用するこ
とができる。
【0126】また、隣接する2つのビット線を互いに反
対側の端部のビット線周辺回路に接続すれば、信号入出
力線のピッチを2倍に大きくすることができる。
【0127】また、各ビット線を近い方の端部のビット
線周辺回路に接続しても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例によるSRAMの構成
を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図2】 図1で示したSRAMの具体的な構成を示す
一部省略した回路ブロック図である。
【図3】 図1で示したSRAMの改良例を示す一部省
略した回路ブロック図である。
【図4】 図1で示したSRAMの他の改良例を示す一
部省略した回路ブロック図である。
【図5】 図1で示したSRAMのさらに他の改良例を
示す一部省略した回路ブロック図である。
【図6】 この発明の第2実施例によるSRAMの構成
を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図7】 図6で示したSRAMの具体的な構成を示す
一部省略した回路ブロック図である。
【図8】 図6で示したSRAMの改良例を示す一部省
略した回路ブロック図である。
【図9】 この発明の第3実施例によるSRAMの具体
的な構成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図10】 この発明の第4実施例によるSRAMの構
成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図11】 この発明の第5実施例によるSRAMの構
成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図12】 この発明の第6実施例によるSRAMの構
成を示す一部省略した回路ブロック図である。
【図13】 従来のSRAMの構成を示す一部省略した
回路ブロック図である。
【図14】 従来の他のSRAMの構成を示す一部省略
した回路ブロック図である。
【図15】 従来のさらに他のSRAMの構成を示す一
部省略した回路ブロック図である。
【図16】 従来のさらに他のSRAMの構成を示す一
部省略した回路ブロック図である。
【符号の説明】
1,142,162 メモリセル領域、2,8,15
ローカルデコーダ領域、3,9,143,148,16
3,168 メモリセルアレイブロック、4.n,14
4.n,164.n,211〜215 ビット線対、
6.n,11.n,71.n,73.n,146.n,
166.n 通常カラム選択回路、7,12,147,
167 ブロック選択線、14.n,75.n I/O
線切換回路、16,28,130 冗長メモリセルアレ
イブロック、17.n,29.n,30.n,131.
n 冗長ビット線対、19.n,27.n,77.n,
141.n,161.n 通常カラム/冗長カラム切換
回路、21.n,150.n,170.n 読出/書込
回路、22.n,151.n,171.n データ線
対、23.n,24.n,152.n,172.n,2
51〜256,261〜267 I/O線対、25.
n,78.n,79.n,153.n,173.n信号
伝達線、31〜33,231〜246 メモリセル、3
4.n,64.n,221〜223 ワード線、45,
87,118 プログラムヒューズ、61〜63 冗長
メモリセル、83,84,113,114 Nチャネル
MOSトランジスタ(第1の接続手段)、95,96
NチャネルMOSトランジスタ(第3の接続手段)、9
7 NORゲート回路(信号発生手段)、99,100
NチャネルMOSトランジスタ(第2の接続手段)、
200,202,203 ビット線周辺回路、201
ロウデコーダ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが複数のビット線と、前記ビッ
    ト線と交差して配置された複数のワード線と、前記ビッ
    ト線と前記ワード線の各交点に配置されたメモリセルと
    を含む複数のメモリセルアレイ、 前記複数のビット線のうちの不良なビット線と置換する
    ための複数の冗長ビット線と、前記冗長ビット線と交差
    して配置された複数のワード線と、前記冗長ビット線と
    前記ワード線の各交点に配置された冗長メモリセルとを
    含む冗長メモリセルアレイ、 前記複数のメモリセルアレイのビット線と交差して配置
    され、かつそれぞれが各メモリセルアレイの複数のビッ
    ト線のうちのいずれか1つのビット線と、前記冗長メモ
    リセルアレイの複数の冗長ビット線のうちのいずれか1
    つの冗長ビット線とに対応して設けられた複数の信号入
    出力線、 各メモリセルアレイの各ビット線に対応して設けられ、
    そのメモリセルアレイが選択されかつそのビット線が正
    常であることに応じてそのビット線を対応する信号入出
    力線に接続し、そのメモリセルアレイが選択されかつそ
    のビット線が不良であることに応じてそのビット線を対
    応する冗長ビット線と置換するための第1の切換信号を
    出力する第1の切換手段、および各信号入出力線に対応
    して設けられ、前記第1の切換手段から出力された切換
    信号に応じて対応する冗長ビット線をその信号入出力線
    に接続する第2の切換手段を備えたことを特徴とする、
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の切換手段は、対応するビット
    線が正常であるか不良であるかをプログラムするための
    ヒューズを含むことを特徴とする、請求項1に記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の切換手段は、前記第1の切換
    信号を対応する信号入出力線に出力させるための第1の
    接続手段を含み、 前記第2の切換手段は、前記信号入出力線を介して与え
    られた前記第1の切換信号に応じて第2の切換信号を出
    力する信号発生手段と、前記第2の切換信号に応じて対
    応する冗長ビット線を前記信号入出力線に接続するため
    の第2の接続手段と、前記第2の切換信号に応じて前記
    信号入出力線を前記信号発生手段側と前記第2の接続手
    段側とに切離すための第3の接続手段とを含むことを特
    徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 さらに前記第1の切換手段から出力され
    た第1の切換信号を前記第2の切換手段に与えるための
    信号伝達線を備えたことを特徴とする、請求項1または
    2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 複数のビット線と、前記ビット線と交差
    して配置された複数のワード線と、前記ビット線と前記
    ワード線の各交点に配置されたメモリセルとを含むメモ
    リセルアレイ、 前記メモリセルアレイの前記ビット線の両側の端部に分
    散して配置され、かつそれぞれが前記ビット線に対応し
    て設けられた複数のビット線周辺回路、および前記ビッ
    ト線と交差して配置され、かつそれぞれが対応するビッ
    ト線とビット線周辺回路に接続された複数の信号入出力
    線を備えたことを特徴とする、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 隣接する2つのビット線は、それぞれ対
    応する信号入出力線を介して前記メモリセルアレイの互
    いに反対側の端部のビット線周辺回路に接続されている
    ことを特徴とする、請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のビット線が、それぞれ対応す
    る信号入出力線を介して前記メモリセルアレイの近い方
    の端部のビット線周辺回路に接続されていることを特徴
    とする、請求項5に記載の半導体記憶装置。
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KR100284715B1 (ko) * 1996-12-27 2001-03-15 아끼구사 나오유끼 반도체기억장치
KR100314650B1 (ko) * 1998-06-12 2001-12-12 박종섭 플래쉬메모리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100284715B1 (ko) * 1996-12-27 2001-03-15 아끼구사 나오유끼 반도체기억장치
KR100314650B1 (ko) * 1998-06-12 2001-12-12 박종섭 플래쉬메모리장치

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