JPH0863882A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH0863882A
JPH0863882A JP19550694A JP19550694A JPH0863882A JP H0863882 A JPH0863882 A JP H0863882A JP 19550694 A JP19550694 A JP 19550694A JP 19550694 A JP19550694 A JP 19550694A JP H0863882 A JPH0863882 A JP H0863882A
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JP
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Application number
JP19550694A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Idobuchi
博幸 井戸渕
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誤検知や検知不能となることを防止し、データ
記録/未記録の判定の信頼性を向上させる。 【構成】光ディスクの指定されたセクタの検出信号が加
算器30eからデータ再生回路19に入力された際、デ
ータ再生回路19の信号処理回路40は検出信号からデ
ータを再生する。信号処理回路40から送られる再生デ
ータにより、記録済フラグ検知回路41は記録済フラグ
の有無を検知し、データマーク検知回路42はデータマ
ークの有無を検知し、リシンク検知回路43はリシンク
の有無を検知する。また、リシンク検知回路43におけ
るリシンク有りの検知回数をリシンクカウンタ44がカ
ウントする。記録済フラグ検知結果、データマーク検知
結果と、リシンクカウンタ44のカウント数によりCP
Uは、指定されたセクタのデータ記録/未記録を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光ディスクに
対して情報を記録したり、この記録された情報を再生す
る光ディスク装置等の情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では、スパイラル状また
は同心円状に多数のトラックが形成されている光ディス
クを回転させながらトラック上の各セクタ(ブロック)
毎にデータが記録され、またはそれから記録データが再
生される。
【0003】従来、光ディスクにおけるセクタ(ブロッ
ク)のデータ記録/未記録の判定を行う場合、記録済フ
ラグの有無の検知のみで行っていた。しかしながら、光
ディスクの記録状態や光ディスク上のきず、ほこり等に
より、誤検知や検知不能が発生し、データ記録/未記録
の判定の信頼性が低下していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、光デ
ィスクの記録状態や光ディスク上のきず、ほこり等によ
り、誤検知や検知不能が発生し、データ記録/未記録の
判定の信頼性が低下するという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、誤検知や検知不能と
なることを防止し、データ記録/未記録の判定の信頼性
を向上させることのできる情報記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の情報記録再生
装置は、情報を記録するためのセクタが構成されている
情報記録媒体に対してセクタ毎に情報を記録再生する情
報記録再生装置において、上記情報記録媒体の指定され
たセクタの記録を検出する検出手段と、この検出手段で
検出された検出信号から情報を再生する処理を行う信号
処理手段と、この信号処理手段で処理された再生情報
に、上記セクタに情報が記録された際に付与される複数
の識別情報が含まれているか否かを検知する検知手段
と、この検知手段の検知結果に基づいて上記指定された
セクタに既に情報が記録されているか否かを判定する判
定手段とから構成されている。
【0007】この発明の情報記録再生装置は、情報を記
録するためのセクタが構成されている情報記録媒体に対
してセクタ毎に情報を記録再生する情報記録再生装置に
おいて、上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を
検出する検出手段と、この検出手段で検出された検出信
号から情報を再生する処理を行う信号処理手段と、この
信号処理手段で処理された再生情報における上記セクタ
にデータを記録した際に記録される第1の識別情報の有
無を検知する第1の検知手段と、上記信号処理手段で処
理された再生情報における上記セクタにデータを記録し
た際に記録される第2の識別情報の有無を検知する第2
の検知手段と、上記信号処理手段で処理された再生情報
における上記セクタにデータを記録した際に記録される
同期コードの有無を検知する第3の検知手段と、この第
3の検知手段で検知される同期コードの検知回数を計数
する計数手段と、この計数手段で計数した値と上記第
1、第2の検知手段の検知結果に基づいて上記セクタに
情報が記録されているか否かを判定する判定手段とから
構成されている。
【0008】この発明の情報記録再生装置は、情報を記
録するためのセクタが構成されている情報記録媒体に対
してセクタ毎に情報を記録再生する情報記録再生装置に
おいて、上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を
検出する検出手段と、この検出手段で検出された検出信
号から情報を再生する処理を行う信号処理手段と、この
信号処理手段で処理された再生情報における上記セクタ
にデータを記録した際に記録される記録済フラグの有無
を検知する第1の検知手段と、上記信号処理手段で処理
された再生情報における上記セクタにデータを記録した
際に記録されるデータマークの有無を検知する第2の検
知手段と、上記信号処理手段で処理された再生情報にお
ける上記セクタにデータを記録した際に記録される同期
コードの有無を検知する第3の検知手段と、この第3の
検知手段で検知される同期コードの検知回数を計数する
計数手段と、この計数手段で計数した値と予め定められ
た値とを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果
と上記第1、第2の検知手段の検知結果に基づいて上記
セクタに情報が記録されているか否かを判定する判定手
段とから構成されている。
【0009】この発明の情報記録再生装置は、情報を記
録するためのセクタが構成されている情報記録媒体に対
してセクタに情報を記録する際、このセクタが記録済で
あることを示すフラグと、データマークと、記録する情
報の一定区間毎に同期コードとしてのリシンクを挿入し
て情報を記録し、この記録された情報を再生する情報記
録再生装置において、上記情報記録媒体の指定されたセ
クタの記録を検出する検出手段と、この検出手段で検出
された検出信号から情報を再生する処理を行う信号処理
手段と、この信号処理手段で処理された再生情報に上記
記録済フラグが含まれいるか否かを検知する記録済フラ
グ検知手段と、上記信号処理手段で処理された再生情報
におけるデータマークの有無を検知するデータマーク検
知手段と、上記信号処理手段で処理された再生情報にお
けるリシンクの有無を検知するリシンク検知手段と、こ
のリシンク検知手段で検知されるリシンクの検知回数を
計数する計数手段と、この計数手段で計数した値と予め
定められた値とを比較する比較手段と、この比較手段の
比較結果と上記記録済フラグ検知手段、上記データマー
ク検知手段との検知結果に基づいて上記セクタに情報が
記録されているか否かを判定する判定手段とから構成さ
れている。
【0010】
【作用】この発明は、情報を記録するためのセクタが構
成されている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報を記
録再生する情報記録再生装置において、上記情報記録媒
体の指定されたセクタの記録を検出し、検出された検出
信号から情報を再生する処理を行い、処理された再生情
報に、上記セクタに情報が記録された際に付与される複
数の識別情報が含まれているか否かを検知し、検知結果
に基づいて上記指定されたセクタに既に情報が記録され
ているか否かを判定するようにしたものである。
【0011】この発明は、情報を記録するためのセクタ
が構成されている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報
を記録再生する情報記録再生装置において、上記情報記
録媒体の指定されたセクタの記録を検出し、検出された
検出信号から情報を再生する処理を行い、処理された再
生情報における上記セクタにデータを記録した際に記録
される第1の識別情報の有無を第1の検知手段で検知
し、上記処理された再生情報における上記セクタにデー
タを記録した際に記録される第2の識別情報の有無を第
2の検知手段で検知し、上記処理された再生情報におけ
る上記セクタにデータを記録した際に記録される同期コ
ードの有無を検知し、検知される同期コードの検知回数
を計数し、計数した値と上記第1、第2の検知手段の検
知結果に基づいて上記セクタに情報が記録されているか
否かを判定するようにしたものである。
【0012】この発明は、情報を記録するためのセクタ
が構成されている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報
を記録再生する情報記録再生装置において、上記情報記
録媒体の指定されたセクタの記録を検出し、検出された
検出信号から情報を再生する処理を行い、処理された再
生情報における上記セクタにデータを記録した際に記録
される記録済フラグの有無を第1の検知手段で検知し、
上記処理された再生情報における上記セクタにデータを
記録した際に記録されるデータマークの有無を第2の検
知手段で検知し、上記処理された再生情報における上記
セクタにデータを記録した際に記録される同期コードの
有無を検知し、検知される同期コードの検知回数を計数
し、計数した値と予め定められた値とを比較し、比較結
果と上記第1、第2の検知手段の検知結果に基づいて上
記セクタに情報が記録されているか否かを判定するよう
にしたものである。
【0013】この発明は、情報を記録するためのセクタ
が構成されている情報記録媒体に対してセクタに情報を
記録する際、このセクタが記録済であることを示すフラ
グと、データマークと、記録する情報の一定区間毎に同
期コードとしてのリシンクを挿入して情報を記録し、こ
の記録された情報を再生する情報記録再生装置におい
て、上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を検出
し、検出された検出信号から情報を再生する処理を行
い、処理された再生情報に上記記録済フラグが含まれい
るか否かを記録済フラグ検知手段で検知し、上記処理さ
れた再生情報におけるデータマークの有無をデータマー
ク検知手段で検知し、上記処理された再生情報における
リシンクの有無を検知し、検知されるリシンクの検知回
数を計数し、計数した値と予め定められた値とを比較
し、比較結果と上記記録済フラグ検知手段、上記データ
マーク検知手段との検知結果に基づいて上記セクタに情
報が記録されているか否かを判定するようにしたもので
ある。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、この発明の情報記録再生装置
に係る光ディスク装置を示すものである。すなわち、光
ディスク(情報記録媒体)1の表面には、スパイラル状
または同心円状に溝(記録トラック)が形成されてお
り、この光ディスク1は、モータ2によって例えば一定
の速度で回転される。このモータ2は、モータ制御回路
18によって制御されている。
【0015】光ディスク1に対する情報の記録再生は、
光学ヘッド3によって行われる。この光学ヘッド3は、
リニアモータ31の可動部を構成する駆動コイル13に
固定されており、この駆動コイル13はリニアモータ制
御回路17に接続されている。 また、リニアモータ3
1の固定部には図示しない永久磁石が設けられ、駆動コ
イル13がリニアモータ制御回路17によって励磁され
ることにより、光学ヘッド3は情報記録媒体1の半径方
向に略等速で移動されるようになっている。
【0016】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてお
り、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交
方向)に移動可能とされている。
【0017】また、レーザ制御回路14によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して光ディスク1上に照射され、この光デ
ィスク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズ
ム11b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレ
ンズ10bを介して光検出器8に導かれる。
【0018】上記光検出器8は、4分割の光検出セル8
a、8b、8c、8dによって構成されている。上記光
検出器8の光検出セル8aの出力信号は、増幅器12a
を介して加算器30a、30cの一端に供給され、光検
出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介して加算器
30b、30dの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30b、30c
の他端に供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅
器12dを介して加算器30a、30dの他端に供給さ
れるようになっている。
【0019】上記加算器30aの出力信号は差動増幅器
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器30bの出力信号が供給
される。また、加算器30a,30bの出力信号は、加
算器30eに供給される。加算器30eの出力信号はデ
ータ再生回路19に供給される。
【0020】差動増幅器OP1は、上記加算器30a、
30bの差に応じてトラック差信号をトラッキング制御
回路16に供給するようになっている。このトラッキン
グ制御回路16は、差動増幅器OP1から供給されるト
ラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成するもの
である。
【0021】上記トラッキング制御回路16から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制
御回路17に供給されるようになっている。
【0022】リニアモータ制御回路17は、トラッキン
グ制御回路16からのトラック差信号やCPU23から
の移動制御信号に応じて後述するリニアモータ31内の
駆動コイル(導線体)13に移動速度に対応した電圧を
印加するものである。
【0023】リニアモータ制御回路17には、後述する
リニアモータ31内の駆動コイル13が磁気部材(図示
しない)より発生する磁束を横切る瞬間に生じる駆動コ
イル13の内部の電気的変化を利用して、駆動コイル1
3と磁気部材との相対速度つまりリニアモータ31の移
動速度を検知する速度検知回路(図示しない)が設けら
れている。
【0024】また、上記加算器30cの出力信号は差動
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光が光ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるよ
うに制御される。
【0025】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり加算器30eからの出力信
号は、トラック上に形成されたピット(記録情報)から
の反射率の変化が反映されている。この信号は、後述す
るデータ再生回路19に供給されている。
【0026】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情
報の授受を行うために用いられるD/A変換器22が設
けられている。
【0027】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、データ再生回路
19、記録信号作成回路34等は、バスライン20を介
してCPU23によって制御されるようになっており、
このCPU23はメモリ24に記憶されたプログラムに
よって所定の動作を行うようになされている。
【0028】図1は、データ再生回路19の構成を示す
もので、記録情報、アドレス情報(トラック番号、セク
タ番号等)を再生する信号処理回路40、記録済フラグ
を検知する記録済フラグ検知回路41、データマーク
(DM)を検知するデータマーク検知回路42、リシン
ク(RESYNC)と呼ばれる同期コードを検知するリ
シンク検知回路43、及びリシンク検知回路43で検知
したリシンクをカウントするリシンクカウンタ44とか
ら構成されている。
【0029】図3は、光ディスク1に情報を記録するた
めのブロック(セクタ)フォーマットを示すものであ
る。図3におけるブロックフォーマット、すなわちセク
タのデータ構成は、ヘッダ部(ID1 〜ID4 )51、記録
済フラグ52、データマーク(DM)53、及びデータ
部54とから構成されている。
【0030】ヘッダ部51は、予め記録されたセクタ
(ブロック)のアドレス情報である。記録済フラグ5
2、データマーク53は、ユーザデータを含むデータ部
の記録時に記録される情報である。
【0031】一方、データ部54には、データ記録時
に、再生時の誤り伝搬を防ぐためにある区間毎にリシン
クと呼ばれる同期コードが挿入される。データマーク5
3も同様、データ記録時に、ヘッダ部51からデータ部
54へ移行する際の同期コードとして用いられる。
【0032】従って、本実施例においては、図1で示し
たデータ再生回路19を用いて、あるセクタ(ブロッ
ク)のデータ記録/未記録の判定を行う際に、記録済フ
ラグ52の検知に加え、これらのデータマーク53、リ
シンクといった同期コードの再生も条件に加えて判定の
信頼性を向上させるというものである。またデータ部5
4に記録されるリシンクは、複数個存在しているので、
本実施例においては再生できたリシンク数を記憶してお
き、その個数によって判定するようにしている。例え
ば、データ部が4kバイトとして38バイト毎にリシン
クを記録するとすると105個記録される計算となり、
この内1/3として35個のリシンクを検知した場合に
データ記録済と判定するようにしても良い。
【0033】次に、このような構成において光ディスク
1における1セクタのデータ記録/未記録の判定動作を
図4のフローチャートを参照して説明する。まず、ステ
ップST1において半導体レ−ザ9の発光ビームのレベ
ルをチェックする初期動作が開始される。この初期動作
完了後(ステップST2)、フォーカッシング制御回路
による自動フォ−カス制御が実行され、対物レンズ6が
合焦状態に維持される。対物レンズ6が合焦状態に維持
されている間に於いて、光ディスク1から情報が読出さ
れ、或は、光ディスクに情報が書込まれる等の通常の動
作が開始される。
【0034】次いで、CPU23は、図示しない指定手
段により指定されたセクタに光学ヘッド3を移動し、半
導体レーザ9より発生されたレーザ光がコリメータレン
ズ11a、ハーフプリズム11b、対物レンズ6を介し
て光ディスク1上に照射される。指定セクタの光ディス
ク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム1
1b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレンズ
10bを介して光検知器8に導かれ、信号が検出される
(ステップST3)。
【0035】光検出器8の光検出セル8aの出力信号
は、増幅器12aを介して加算器30aの一端に供給さ
れ、光検出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介し
て加算器30bの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30bの他端に
供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅器12d
を介して加算器30aの他端に供給される。加算器30
a,30bの出力信号は、加算器30eに供給される。
加算器30eの出力信号はデータ再生回路19に供給さ
れる。
【0036】データ再生回路19の信号処理回路40
は、入力される加算器30eからの出力信号(光検出器
3の検出信号)からデータを再生する(ステップST
4)。データ再生回路19において、入力される加算器
30eからの出力信号は信号処理回路40を介して記録
済フラグ検知回路41、データマーク検知回路42、リ
シンク検知回路43でデータ記録/未記録の判定条件の
検知が行われる。
【0037】信号処理回路40から送られてくる再生デ
ータにより、記録済フラグ検知回路41は記録済フラグ
の有無を検知し(ステップST5)、データマーク検知
回路42はデータマークの有無を検知し(ステップST
6)、リシンク検知回路43はデータ部54にリシンク
の有無を検知して、リシンク検知回路43におけるリシ
ンク有りの検知回数がリシンクカウンタ44でカウント
される(ステップST7)。
【0038】記録済フラグ検知回路41、データマーク
検知回路42からの検知結果と、リシンクカウンタ44
のカウント数とは、バスライン20を介してCPU23
へ出力される。
【0039】CPU23は、入力される記録済フラグ検
知結果、データマーク検知結果と、リシンクカウンタ4
4のカウント結果により、指定されたセクタのデータ記
録/未記録を判定する(ステップST8)。なお、リシ
ンクカウンタ44のカウント数が例えば35/105以
上ならばリシンク検知有りとする。
【0040】図5は、CPU23のデータ記録/未記録
を判定する判定基準を示すものである。図5における判
定基準において、検知結果が「有」の場合「○」と記入
し、検知結果が「無」の場合は「×」と記入し、検知結
果がどちらでも良い場合「−」と記入している。
【0041】すなわち、CPU23は、記録済フラグ
「有」の場合はデータマーク検知とリシンク検知の結果
にかかわらず記録済と判定し、記録済フラグ「無」、デ
ータマーク「有」、リシンク検知「有」の場合は記録済
と判定し、記録済フラグ「無」、データマーク「有」、
リシンク検知「無」の場合は未記録と判定し、記録済フ
ラグ「無」、データマーク「無」、リシンク検知「有」
の場合は記録済と判定する。 以上説明したように上記
実施例によれば、光ディスク媒体および周辺の信号再生
装置の劣化等によって生ずるデータ記録/未記録の判定
の信頼性低下を防止することができる。また、上記効果
により、記録データの二重書きによる既データの破壊を
防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
誤検知や検知不能となることを防止し、データ記録/未
記録の判定の信頼性を向上させることのできる情報記録
再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
データ再生回路の構成を示すブロック図。
【図2】この発明に係る光ディスク装置の概略構成を示
すブロック図。
【図3】光ディスクに情報を記録するためのブロック
(セクタ)フォーマットを示す図。
【図4】セクタのデータ記録/未記録の判定動作を説明
するためのフローチャート。
【図5】データ記録/未記録を判定する判定基準を説明
するための図。
【符号の説明】
1…光ディスク 8…光検知器 9…半導体レーザ発振器 19…データ再生回路 23…CPU 40…信号処理回路 41…記録済フラグ検知回路 42…データマーク検知回路 43…リシンク検知回路 44…リシンクカウンタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 C 9369−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するためのセクタが構成され
    ている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報を記録再生
    する情報記録再生装置において、 上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を検出する
    検出手段と、 この検出手段で検出された検出信号から情報を再生する
    処理を行う信号処理手段と、 この信号処理手段で処理された再生情報に、上記セクタ
    に情報が記録された際に付与される複数の識別情報が含
    まれているか否かを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて上記指定されたセク
    タに既に情報が記録されているか否かを判定する判定手
    段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報を記録するためのセクタが構成され
    ている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報を記録再生
    する情報記録再生装置において、 上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を検出する
    検出手段と、 この検出手段で検出された検出信号から情報を再生する
    処理を行う信号処理手 段と、 この信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録される第1の識別情報
    の有無を検知する第1の検知手段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録される第2の識別情報
    の有無を検知する第2の検知手段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録される同期コードの有
    無を検知する第3の検知手段と、 この第3の検知手段で検知される同期コードの検知回数
    を計数する計数手段と、 この計数手段で計数した値と上記第1、第2の検知手段
    の検知結果に基づいて上記セクタに情報が記録されてい
    るか否かを判定する判定手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 情報を記録するためのセクタが構成され
    ている情報記録媒体に対してセクタ毎に情報を記録再生
    する情報記録再生装置において、 上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を検出する
    検出手段と、 この検出手段で検出された検出信号から情報を再生する
    処理を行う信号処理手段と、 この信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録される記録済フラグの
    有無を検知する第1の検知手段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録されるデータマークの
    有無を検知する第2の検知手段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報における上記セ
    クタにデータを記録した際に記録される同期コードの有
    無を検知する第3の検知手段と、 この第3の検知手段で検知される同期コードの検知回数
    を計数する計数手段と、 この計数手段で計数した値と予め定められた値とを比較
    する比較手段と、 この比較手段の比較結果と上記第1、第2の検知手段の
    検知結果に基づいて上記セクタに情報が記録されている
    か否かを判定する判定手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 情報を記録するためのセクタが構成され
    ている情報記録媒体に対してセクタに情報を記録する
    際、このセクタが記録済であることを示すフラグと、デ
    ータマークと、記録する情報の一定区間毎に同期コード
    としてのリシンクを挿入して情報を記録し、この記録さ
    れた情報を再生する情報記録再生装置において、 上記情報記録媒体の指定されたセクタの記録を検出する
    検出手段と、 この検出手段で検出された検出信号から情報を再生する
    処理を行う信号処理手段と、 この信号処理手段で処理された再生情報に上記記録済フ
    ラグが含まれいるか否かを検知する記録済フラグ検知手
    段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報におけるデータ
    マークの有無を検知するデータマーク検知手段と、 上記信号処理手段で処理された再生情報におけるリシン
    クの有無を検知するリシンク検知手段と、 このリシンク検知手段で検知されるリシンクの検知回数
    を計数する計数手段と、 この計数手段で計数した値と予め定められた値とを比較
    する比較手段と、 この比較手段の比較結果と上記記録済フラグ検知手段、
    上記データマーク検知手段との検知結果に基づいて上記
    セクタに情報が記録されているか否かを判定する判定手
    段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
JP19550694A 1994-08-19 1994-08-19 情報記録再生装置 Pending JPH0863882A (ja)

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