JPH086340Y2 - キーボードスイツチ機構 - Google Patents

キーボードスイツチ機構

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JPH086340Y2
JPH086340Y2 JP1990090146U JP9014690U JPH086340Y2 JP H086340 Y2 JPH086340 Y2 JP H086340Y2 JP 1990090146 U JP1990090146 U JP 1990090146U JP 9014690 U JP9014690 U JP 9014690U JP H086340 Y2 JPH086340 Y2 JP H086340Y2
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JP
Japan
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push button
button switch
panel frame
switch
switch mechanism
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JP1990090146U
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一郎 鎌田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば電子式のデマンド監視・制御装置な
どに用いるキーボードスイツチ、特にキーシートの上か
ら押ボタンスイツチを押すようになされたキーボードス
イツチの機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図および第4図は従来のキーボードスイツチ機構
を略図的に示すもので、第3図は正面図、第4図は第3
図のB−B線における断面図である。図において、
(1)はパネル枠であり、合成樹脂成形品で形成されて
いる。(2)は筐体で、上記パネル枠(1)の背面側に
あつて各種の内部素子を覆うと共に端子金具・取付金具
などが設けられている。この筐体(2)は本願考案に直
接関係がないので略図的に一点鎖線で示してある。
(3)は押ボタンスイツチで、プリント配線板(4)に
配設され、押ボタンの頂面(3A)はパネル枠(1)の押
ボタンスイツチ配列孔(1B)にはまつている。パネル枠
(1)の凹部(1C)に近接してプリンタが設けられ、凹
部(1C)には出力用の用紙が収納されている。(5)は
電力量、時刻などを表示する表示器で、通常、液晶表示
装置を用いて形成されている。(6)はキーシートであ
り、パネル枠(1)の表面に貼付けられ、押ボタンスイ
ツチ(3)あるいは表示器(5)の種類・表示単位など
の記号・符号が表示されている。なお、押ボタンスイツ
チ(3)はキーシート(6)の上から押圧して操作する
ようになされ、パネル枠(1)押ボタンスイツチ(3)
およびキーシート(6)などによりキーボードスイツチ
機構が構成されている。
上記キーボードスイツチ機構において、押ボタンスイ
ツチ(3)はキーシート(6)の上から押圧するので、
押ボタンスイツチ(3)の頂面(3A)とパネル枠(1)
の表面(1A)との関係位置が僅かでも狂うと、押しにく
かつたり、誤つて押されることがある。
このため、各部品の寸法を高精度に製作するか、ある
いは、個別に組立・取付位置を調節するなどの配慮がな
されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のキーボードスイツチ機構は以上のように、各部
品の寸法精度が悪かつたり、組立・取付位置が不正確な
場合、押ボタンスイツチが押しにくかつたり、誤つて押
されることがあるなどの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、各部品の寸法精度あるいは組立・取付位置
に若干のばらつきがあつても、押ボタンスイツチが押し
にくかつたり、誤つて押されるようなことが無いキーボ
ードスイツチ機構を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかわるキーボードスイツチ機構は、パネ
ル枠(1)の押ボタンスイツチ配列孔(1B)の外縁近傍
に切溝を設けることにより、押ボタンスイツチ配列孔
(1B)の部分がたわみ易くしたものである。
〔作用〕
この考案においては、パネル枠の押ボタンスイツチ配
列孔の部分がたわみ易くなされているので、各部品の寸
法精度あるいは組立・取付位置に若干ばらつきがあつて
も押ボタンスイツチは正常に押圧操作できる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図および第2図において、(2)は筐体、(3)は押
ボタンスイツチ、(4)はプリント配線板、(5)は表
示器、(6)はキーシートで、これらは上記従来の機構
と同様のものである。(1)はこの考案の要部となるパ
ネル枠であり、押ボタンスイツチの配列孔(1B)の配列
方向に沿ってその幅以上の長さに渡って両側の外縁近傍
に切溝(1D)を設けてある。
上記のように構成されたキーボードスイツチ機構にお
いては、押ボタンスイツチ(3)をパネル枠(1)に組
立・取付けるに際し、押ボタンスイツチ(3)の頂面
(3A)が、パネル枠(1)の表面(1A)から突出しない
ように注意する。このようにすれば、押ボタンスイツチ
(3)を押圧したとき、押ボタンスイツチ配列孔(1B)
の部分がたわむので、従来のものに比較して十分に大き
い押し込みストロークが得られる。
大きい押し込みストロークが得られることは、各部品
の寸法精度あるいは組立・取付位置にばらつきがあつて
も正常に押圧できる。
なお、第4図のように、パネル枠(1)を合成樹脂で
形成した場合、プリンタ出力用の用紙収納用の凹部(1
C)のようなものがあると、モールド成形による成形歪
が発生し易く、この成形歪は押ボタンスイツチ配列孔
(1B)の近辺に最も影響してパネル枠(1)の寸法精度
を悪くしていた。上記のように切溝(1D)を設けること
により、成形歪が押ボタンスイツチ配列孔(1B)の部分
に波及しなくなり、寸法精度が安定する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、パネル枠の押ボタ
ンスイツチ配列孔の近傍に切溝を入れることにより、押
ボタンスイツチ配列孔の部分がたわみ易くなり、しか
も、合成樹脂成形品にあつては、押ボタンスイツチ配列
孔の部分に成形歪が波及し難くなつた。従つて、押ボタ
ンスイツチや取付部品の寸法精度に若干のばらつきがあ
つても、また、組立・取付位置にばらつきが生じても押
ボタンスイツチは正常に押圧操作できる。
なお、上記実施例では、パネル枠は合成樹脂成形品の
ものを示したが、金属板を用いてパネル枠を形成したも
のであつても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例によるキーボ
ードスイツチ機構のパネル枠であり、第1図は正面図、
第2図は第1図のA−A線における断面図である。第3
図および第4図は従来のキーボードスイツチ機構を示す
もので、第3図は正面図、第4図は第3図のA−A線に
おける断面図である。 図において、(1)はパネル枠、(1A)はパネル枠表
面、(1B)は押ボタンスイツチ配列孔、(1D)は切溝、
(3)は押ボタンスイツチ、(3A)は頂面、(5)は表
示器、(6)はキーシートである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板または合成樹脂成形品で成形されパ
    ネル面に複数の整列配置された押ボタンスイッチ配列孔
    が設けられたパネル枠と、上記押ボタンの頂面が上記パ
    ネル枠の表面とほぼ同一面になるように上記パネル枠に
    整列配置された押ボタンスイッチと、上記押ボタンスイ
    ッチの上面を覆うキーシートとを備えるものにおいて、 上記整列配置された押ボタンスイッチ配列孔の外縁近傍
    に切溝を設けることにより、上記押ボタンスイッチ配列
    孔部分がたわみ易くしたことを特徴とするキーボードス
    イツチ機構。
JP1990090146U 1990-08-28 1990-08-28 キーボードスイツチ機構 Expired - Fee Related JPH086340Y2 (ja)

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JPH0447230U JPH0447230U (ja) 1992-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595832U (ja) * 1982-07-02 1984-01-14 三洋電機株式会社 スイツチ操作装置

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JPH0447230U (ja) 1992-04-22

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