JP5857352B1 - ボタン操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定したボタン部のストロークが得られるようにボタン部の一部がケースと一体成形された構造でありながら、そのボタン部に搭載された表示物を容易に交換できる。【解決手段】 ボタン部12の支点端部12bfは、ケース部15の内方側壁部15acと一体成形され、かつ、ボタン部12は、その上面側に位置するメニューシート搭載部12bと、前方から見てメニューシート搭載部12bのメニューシート搭載面12baを囲繞するように形成されたメニューシート搭載壁12beを含み、メニューシート搭載壁12beには、そのメニューシート搭載面12baを覆うことのできる透明キャップ12aが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、ビルオートメーションシステムやファクトリオートメーションシステムなどのシステムを構成する要素であって、電気的または機械的に接続される周辺装置(一体型又は分離型のいずれでもよい)、又は外部の電子機器や装置との通信機能を有し、ボタン部を押した時にそれらの関連装置の「運転」、「停止」、「異常警報出力」などの動作させる機能を表示した表示物(例えば、メニューシートやラベルなど)をそのボタン部に格納できるボタン操作装置に関するものである。
従来のボタン操作装置においては、図8に示すような構成が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
ここで、キーパッド300は、プリント基板310と、該プリント基板上に搭載された絶縁スペーサ320と、該絶縁スペーサ上に搭載されたベースシート330と、該ベースシート上に搭載されたスペーサ340およびキートップ350と、スペーサ340上に搭載されたケース360から構成される。スペーサ340は例えば柔軟な樹脂材料でつくられ、ケース360と一体に成形してもよい。また、スペーサ340とキートップ350の材質は透光性のある樹脂材とすることが望ましい。プリント基板310上には、キーの配列に従って縦横方向にスイッチ回路312が配設されて、各スイッチ回路に隣接するようにチップ型発光ダイオード390が設けられている。
また、絶縁スペーサ320およびスペーサ340にはチップ型発光ダイオード390を貫通させる共通の穴が設けられている。また、絶縁スペーサ320のスイッチ回路312上部にはスイッチ穴325が設けられており、絶縁スペーサ320下面のスイッチ穴325を挟んでスイッチ回路312と対向する位置には接点332が設けられている。さらに、ベースシート330上面の接点332の裏側にはクリック板335が上に凸の状態で取り付けられている。
一方、スペーサ340とキートップ350は、キートップ350の片端に設けられた薄肉の連結部352を介して一体に成形されている。スペーサ340は柔軟な樹脂でつくられるので可接性を有し、薄肉連結部352はヒンジを構成することができる。キートップ350下面にあって、薄肉連結部352とは反対側の端部には突起356が設けられており、この突起356はクリック板335と接している。キートップ350は通常時にはクリック板335のスプリング力によって持ち上げられている。また、キートップ350上面にあって、薄肉連結部352とは反対側の端部には傾斜部354が設けられており、その傾斜面にキーの機能を表わす数字や文字359などがプリントされている。
そして、ケース360にはキートップ350の位置に対応する位置に開口部362が設けてある。したがって、ケース360をスペーサ340に覆せたときにキートップ350はケース360の開口部362に嵌合する。キートップ350の薄肉連結部352の反対側の端部にはフランジ部358が形成してある。このフランジ部358と係合するケース360の開口部362の縁部にもフランジ部364が形成してあるので、キートップ350のケース360の位置は一定位置に規制される。
また、突起356がキートップ350の中心からオフセットされて設けられているため、クリック板335、接点332、スイッチ回路312も同様にキートップの中心からオフセットして設けられる。これにより、キートップ350の下に空間380ができ、チップ型発光ダイオード390をキートップ350直下に設けることが可能となっている。
従って、光をキートップ350まで導く導光板を必要としない構造となっている。また、各キートップ350に対して個々に発光ダイオード390が設けられるため、キートップ350の明るさにムラが生じることもない。
また、図8(b)は、図8(a)と同様の断面図であり、キートップ350を押し下げた状態を示すものである。ここで、キートップ350の傾斜部354はケース360表面から盛り上がって形成され、キートップ350の傾斜部354以外の部分はケース360表面と同じ高さ、または、ケース360表面より僅かに低くして設けられている。
さらに、キートップ350全体の大きさに対して傾斜部354の大きさを適切に設定することにより、傾斜部354を押しやすくし、傾斜部354以外の部分を押しにくくしてある。このため、使用者がキートップ350を押下しようとする場合には、常にこの傾斜部354を押下することになる。
このように、キートップ350の傾斜部354が押下されると、キートップ350は薄肉連結部352を軸にして揺動するようにストロークし、キートップ350下面に設けられている突起356がクリック板335を押す。
クリック板335は押されると変形し、ある程度以上押されると下に凸になる。この際、キートップ350を介して使用者にクリック感が伝えられる。下に凸になったクリック板335はベースシート330を押し下げ、ベースシート330の下面に設けられた接点332をスイッチ回路312に接触させてスイッチ回路312を閉成する。
また、使用者が誤ってキートップ350の傾斜部354以外の部分を押下しようとした場合には、薄肉連結部352を支点として、使用者が押した点を力点、キートップ350下面の突起356とクリック板335との接触点を作用点とすると、支点−作用点間の距離は支点−力点間の距離より大きくなるため、てこの原理によって常識的な力の範囲ではクリック板335を変形させることはできない。
このため、キートップ350はストロークせず、使用者は自らの誤操作を認識することができ、再び正しく操作を行い直すことが可能となる。
以上のように、キートップ350は、スペーサ340と一体に形成されるので、材料として透光性のある弾性樹脂を選択することにより、薄肉連結部352をヒンジとしてキーストロークを支障なく実行できる。
これにより、キートップ350の直下に配設されるチップ型発光ダイオード390の光によりキートップを明確に識別することができる。
また、同様にキートップをヒンジにより支持するものの、前述したようなクリック板を用いない構成も知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、キーボタンの機能を表示するメニューシートを容易に変更自在とできる構成も知られている(例えば、特許文献3参照)。
そして、シリコンゴムの素材に印刷により情報の表示がなされた構成も知られている(例えば、特許文献4参照)。
さらに、ケースと一体形成されたキートップとシートを介してスイッチを押圧できる構成(例えば、特許文献5参照)や、単に操作体がガイド壁にスライド可能に保持され操作体から突出した押圧部が可動接点を押圧できる構成も知られている(例えば、特許文献6参照)。
特開平6−309992号公報 実開平5−50639号公報 実開平7−5227号公報 実開平5−6575号公報 実開平4−116334号公報 特開2008−140671号公報
しかしながら、透明なキャップで例えばメニューシートやラベルを覆うように挟み込むボタンの構成では、ボタンを自動復帰させるため支軸を介して弾性変形可能な接点ゴムを設けるなど全体の構造が複雑になり、かつ、ボタンとケース間に摺動用の隙間を十分に設ける必要があるためボタン操作毎にボタン摺動時の不規則な傾倒が発生し、安定したボタンのストローク(オペレータがボタンを押圧する前後間の軌跡、以下同じ)を得ることができない。
一方、ヒンジにより支持されたボタンの構成では、上述したボタンの不規則な傾倒が確実に防止できるため安定したキートップのストロークが得られるが、そのボタンを押すことにより動作させたい機能の表示をボタン操作装置側の設定に応じて適宜変更することはできない。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、安定したボタンのストロークが得られるようにボタンの一部がケースと一体成形された構造でありながら、そのボタンの機能表示を容易に変更することのできるボタン操作装置を提供することにある。
本発明にかかわるボタン操作装置によれば、ケース部と、そのケース部の一側面側に位置するボタン部を含むボタン操作装置であって、ボタン部の支点端部は、ケース部の内方側壁部と一体成形され、かつ、ボタン部は、その内方に表示物を搭載できる搭載部と、その搭載部の搭載面を囲繞するように形成された搭載壁を含み、搭載壁には、搭載面を覆うことのできる透明キャップが設けられていることを特徴としている。
これにより、ボタン部の一部がケースと一体成形された構造であるため、指で押圧した場合にボタン部の安定したストローク(可動端部の変位する軌道が一定であること)が得られるのと併せ、そのボタン部の表示物(例えば、メニューシートやラベルなどの機能を表示した物、以下同じ)を容易に交換することができる。
さらに、搭載壁により、表示物の交換時及びボタン操作装置の使用時における表示物の脱落防止や位置規制も容易にできる。
また、本発明にかかわるボタン付き操作装置によれば、ボタン部の支点端部は曲げ弾性変形可能に形成され、更に、ボタン部は前記支点端部を支点として可動端部が変位可能であってもよい。
これにより、オペレータのボタン押圧前後の間においてボタン部の可動端部が支点側端部を支点(中心)とした円弧状の軌跡に沿って規則正しく動くため、より安定したボタン部のストロークが得られる。
また、本発明にかかわるボタン操作装置によれば、透明キャップは、ボタン部の搭載壁の外側において支点端部側に設けられた一対のヒンジ部により回動自在に取り付けられていてもよい。
これにより、オペレータが透明キャップ内に搭載された表示物の交換が容易となる。
また、表示物を交換するときに、透明キャップの開閉動作の力が過剰に加わったとしても、ボタン部の支点端部の弾性変形(可撓性)による緩衝効果、さらにはオペレータがボタン部の反発力の変化を感覚的に把握できるため、過剰な押し過ぎによるボタン部の破損を防止できる。
さらには、表示物交換後には透明キャップを閉じ、指先でその透明キャップを押し係止状態を確保する動作と、その表示物に表示された機能、例えば、本発明にかかわるボタン装置が電気的または機械的に接続される周辺装置又は外部の電子機器との通信機能を有し、かつ、それら周辺装置や外部の電機機器の「運転」、「停止」、「異常警報出力」等の所望の動作が正常に動作するか否かを確認するため、自動復帰型ボタンスイッチをオン(自動復帰型ボタン内部の2つの接点が導通状態になること、以下同じ)するまでの一連の動作が指の位置をずらすことなくワンプッシュで実現できるため、表示物の交換作業容易性と動作確認容易性が両立して飛躍的に向上する。
また、本発明にかかわるボタン操作装置によれば、ボタン部の搭載部の背面側には、ボタン部をケース部の外方側から押圧した時に、ボタン部の押圧方向に予め設置されたケース部に内在する自動復帰型ボタンスイッチに当接するボタン凸部が設けられており、ボタン部の押圧前の状態において、ボタン部のボタン凸部と自動復帰型ボタンスイッチとの間には隙間が設けられていてもよい。
これにより、オペレータによるボタン押圧直後からボタン凸部が自動復帰型ボタンスイッチに当接するまでの間と、ボタン凸部が自動復帰型ボタンスイッチに当接してから自動復帰型ボタンスッチがオンになるまでの間で、オペレータは、ボタン部の反発力の変化を少なくとも2段階の変化(急変部)により触感的に把握できるため、十分なクリック感が得られる。
すなわち、ボタン部の支点端部の弾性変形による反発力(第一の復元力)が作用する第一段階から、所定のストロークに達したところからその反発力(第一の復元力)に自動復帰型ボタンに内蔵される、例えば、自動復帰に貢献する要素がコイルバネであればフックの法則に従いストローク量に比例する反発力(第二の復元力)が加わる第二段階に急変するため、ボタン部を操作するオペレータはその急変部により明確に感覚的な差異を感じ、その結果十分なクリック感を得ることができる。
本発明によるボタン操作装置によれば、ボタン部の一部がケース部と一体成形された構造であるため安定したボタン部の可動端部のストロークが得られ、かつ、そのボタン部に搭載された表示物(例えば、メニューシートやラベルなどの機能を表示する物)を容易に変更できる。
本発明の実施の形態におけるボタン操作装置を外周パネルとボタン格納部とに分解し上方斜めから見た全体斜視図 本発明の実施の形態におけるボタン格納部の分解斜視図 (a)透明キャップか付いた状態におけるボタン部と一体成形されたケースの正面側部分斜視図、(b)透明キャップが付いた状態におけるボタン部と一体成形されたケースの部分正面図 (a)透明キャップを外した状態におけるボタン部と一体成形されたケースの正面側部分斜視図、(b)透明キャップを外した状態におけるボタン部と一体成形されたケースの部分正面図 (a)透明キャップの前面側斜視図、(b)透明キャップの背面側斜視図、(c)透明キャップの長辺側面図、(d)図4(b)のCC断面図 (a)メニューシートの挿入状態の説明図で、(b)透明キャップを閉じた直後(指Fによる押圧力が作用しないとき)の状態の説明図、(c)透明キャップが指Fで押されボタン凸部が自動復帰型ボタンスイッチに当接してスイッチがオンした状態の説明図 可動側端部のストロークと指Fの受ける反発力の関係を概念的に表した図 従来のボタン操作装置の構成図
以下、本発明の実施の形態を説明するために、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるボタン操作装置を外周パネルとボタン格納部とに分解し上方斜めから見た全体斜視図で、図2は、本発明の実施の形態におけるボタン格納部の分解斜視図で、図3(a)は、透明キャップが付いた状態におけるボタン部と一体成形されたケースの正面側部分斜視図で、図3(b)は、透明キャップが付いた状態におけるボタン部と一体成形されたケースの部分正面図で、図4(a)は、透明キャップを外した状態におけるボタン部と一体成形されたケースの正面側部分斜視図で、図4(b)は、透明キャップを外した状態におけるボタン部と一体成形されたケースの部分正面図で、図5(a)は、透明キャップの前面側斜視図で、図5(b)は、透明キャップの背面側斜視図で、図5(c)は、透明キャップの長辺側面図で、図5(d)は、図4(b)のCC断面図で、図6(a)は、メニューシートの挿入状態の説明図で、図6(b)は、透明キャップを閉じた直後(指Fによる押圧力が作用しないとき)の状態の説明図で、図6(c)は、透明キャップが指Fで押されボタン凸部が自動復帰型ボタンスイッチに当接してスイッチがオンした状態の説明図で、図7は、可動側端部のストロークと指Fの受ける反発力の関係を概念的に表した図である。
まず、図1で示されたボタン操作装置10は、ビルオートメーションシステムやファクトリオートメーションシステムなどのシステムを構成する要素であって、電気的または機械的に接続される周辺装置(一体型又は分離型のいずれでもよい)、又は外部の電子機器や装置との通信機能を有し、ボタン部を押した時にそれらの関連装置の「運転」、「停止」、「異常警報出力」などの動作させる機能を表示した表示物(例えば、メニューシートやラベルなど)をそのボタン部に格納できるボタン操作装置である。
なお、以下の説明において、相互に直交するXYZ方向はボタン操作装置10に対して全て統一し、前面側とは本装置のY方向におけるボタン操作をするオペレータ側とする。
また、図示しないオペレータは、ボタン操作装置10に対する前方(Y方向においてボタン部12を見ながら押し操作可能な方向)に位置することとする。
ここで、ボタン部12は、前面パネル11bの略中央部分にX方向の長辺とY方向の短辺で構成される矩形形状(正方形も含む、以下同じ)に開口されたボタン用開口部11baが配置され、Z方向に沿って略均等間隔を置いて4つ並べられている。
そして、LED光導光部13は、各ボタン部12のそれぞれ毎に2個ずつ隣接するように配置され、各ボタン部12のオン/オフ状態や動作状態などを表示するものである。
また、ボタン操作装置10は、外周パネル11aと、その右に示したボタン格納部(前面パネル11b、金属製フレーム14及びケース部15等の集合体、以下同じ)が組み合わせれた構成であるため、両者が組み合わされた後は、ボタン格納部のボタン部12の透明キャップ12aとLED光導光部13が想像線(2点鎖線)で示したように位置するように配置される。
さらに、透明キャップ12aの内側には、各ボタン部12をオペレータが押圧した際に発揮される各種の機能が表示された表示物、例えばメニューシートMS(図6参照)が格納される。
また、前面パネル11bは、金属製フレーム14を挟み込むようにしてケース部15(前ケース15aと後ケース15b)に組み合わされるが、金属製フレーム14には、他の装置(図示せず)と連結するため、上下端部に複数のネジ挿入孔が形成されている。
ここで、金属素材で形成された金属製フレーム14を除く他の主要な各構成要素(ボタン部12、ケース部15、透明キャップ12a)は、適切な絶縁性を確保でき、一部の構成要素については適切な厚みに成型したときに弾性変形可能な樹脂素材又は透明性を確保できる、例えば、PC(ポリカーボネイト)、変性PPE(変形ポリフェニレンエーテル)、PF(フェノール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリル)などの熱可塑性樹脂素材によって成形されている。
次に、図2におけるボタン格納部は、ボタン操作装置10が図示しない高圧受電盤、電力監視盤や制御盤など各種装置に他の関連装置と併せて装着された後には、外周パネル11a、前面パネル11b、ボタン部12及びLED光導光部13は、オペレータから見て手前側に位置するため、外部から容易に視認できる。
また、それらパネルに覆われ、前面パネル11bのボタン用開口部11baに配置されるボタン部12が前ケース15aの一側面である前面側に位置し、かつそのボタン部の一部(メニューシート搭載部12bの支点端部12bf、図4〜図6参照)が前ケース15aと一体成形されている。
さらに、前面側の回路基板16に自動復帰型ボタンスイッチ16aが実装され、背面側の回路基板16と併せて前ケース15aと後ケース15bとの間に挟み込まれるように配置されている。
また、前ケース15aの開口部を有する係合爪15baと後ケース15bのフック15aaとの係止により組合わさった状態で前ケース15aと後ケース15bが固定される。
そして、組み立て後のパネル(外周パネル11aと前面パネル11b)とケース部15(前ケース15aと後ケース15b)は、いずれも金属製フレーム14によって保持され、加えて金属製フレーム14を介してボタン操作装置10は隣接する他の関連装置(図示せず)と機械的に連結される。
さらに、回路基板16の配線の一部の接続を切り替えるための自動復帰型ボタンスイッチ16aは、例えば内部に接点(回路基板16の電気配線の一部のオン/オフ切り替え用接点)と自動復帰用のコイルバネを内蔵するものである。
また、後述するようにボタン部12のメニューシート搭載部12bの背面部において突出するボタン凸部12bg(図6参照)が、ボタン部12の押圧時に当接するように回路基板16上に自動復帰型ボタンスイッチ16aが実装されている。
一方、LED光導光部13は、まず前面パネル11bの貫通孔11bbに挿入され、次に前ケース15aの内部に配置されたLED(図示せず)からの光の放出路である挿通孔15abに収納される。
また、図3(a)で示したように、ボタン部12は、その内方にメニューシートMSを搭載できるメニューシート搭載部12bと、メニューシート搭載部12bのメニューシート搭載面12baを前方(Y方向のオペレータ側、以下同じ)から見て矩形状に囲繞するように形成されたメニューシート搭載壁12beを含んでいる(図4(b)参照)。
また、ボタン部12のメニューシート搭載壁12beの支点端部12bf側に設けられたヒンジ軸取付部12abにより、少なくともメニューシート搭載面12baを覆うことのできる透明キャップ12aが回動自在に取り付けられている。
ここで、ボタン部12のメニューシート搭載壁12beの支点端部12bf側とは、支点端部12bfからの離間距離が、ボタン部12の支点端部12bfから可動端部12bhまでの最短距離の1/3以下の範囲であることと定義する。
そして、透明キャップ12aが閉じられた状態では、爪部12aaの開口がメニューシート搭載壁12beの支点端部12bfから遠い場所(メニューシート搭載壁12beの長辺側の長さの2/3以上支点端部12bfから離間した位置)に形成された係止凸部12bbに係止されて閉じられた状態が維持される。
また、透明キャップ12aは、上記の閉じられた状態で、外方よりメニューシート搭載面12baに搭載されたメニューシートMSに表示された内容の判読が容易な程度の透明性を有する素材、例えばPC(ポリカーボネイト)で構成される。
ここで、図3(b)で示したメニューシート搭載壁12beの外周と前ケース15aとの間には略コの字状の空間領域Sが形成されているため、ボタン部12bの押圧動作によりボタン部12の可動端部12bh及びメニューシート搭載壁12beの変位(動き)が妨げられる(干渉)されることはない(図4(b)参照)。
次に、図4(a)と図4(b)に示したように、ボタン部12は、例えばABS(アクリロニトリル)によって構成され、その支点端部12bfは、同素材で構成された前ケース15aの内方側壁部15acと一体成形されている。
また、支点端部12bfのYZ断面形状は、ボタン部12を透明キャップ12aを介して指でY方向(ケース部15の外方から内方へ向かう方向)へ押圧したときに十分な曲げ弾性が得られるように、前ケース15aの板厚よりも薄くする薄肉化がなされ(図5(d)、図6参照)、さらに支点端部12bfのZ方向の幅長は、ボタン部12のメニューシート搭載部12bの同方向の全体幅長よりも小さくなるよう設定されている。
そして、前述したように、前方から見てメニューシート搭載壁12beはメニューシート搭載部12bのメニューシート搭載面12baを矩形状に囲繞するように形成されている。
ここで、切り欠き部12bcは、メニューシート搭載壁12beの一部を構成するが、メニューシート搭載面12baからの高さは、他のメニューシート搭載壁12beの高さよりも部分的に低められている。
これにより、透明キャップ12aが閉じられた状態であっても、透明キャップ12aとメニューシート搭載壁12beとの間にわずかな隙間が存在するため、例えばマイナスドライバーの先端を用いてこじ開けることが容易となっている。
ここで、メニューシート搭載壁12beは、メニューシート搭載面12baを囲繞するように形成されていればよく、少なくとも三方が塞がれ一側面部のみが除かれた略コの字形状であってもよいし、その三方のいずれか又は全部において断続的に形成されてもよい。
また、メニューシート搭載壁12beの外側において、支点端部12bf側に設けられ円柱状に形成されたヒンジ軸12bdは、透明キャップ12aのヒンジ軸取付部12abの孔部に対して回動自在に取り付けられているため、透明キャップ12aの開閉が可能となっている。
次に、図5(a)は、透明キャップ12aをY方向のオペレータ側から見たもので、図5(b)は、透明キャップ12aを裏側からみたものであるが、Z方向において間隔を置き配置された一対のヒンジ軸取付部12abには、それぞれに対応する一対のヒンジ軸12bd(図4(b)参照)が十分に嵌り込む大きさの円形開口部が貫通するように設けられている。
同様に、Z方向において間隔を置き配置された一対の爪部12aaには、それに対応する一対の係止凸部12bb(図4(b)参照)が嵌り込む大きさの矩形開口部が貫通するように設けられている。
そして、図5(c)は、透明キャップ12aの長辺側の側面をZ方向から見た図であるが、この状態で図5(d)で示されたボタン部12bのメニューシート搭載壁12beの外側に形成されたヒンジ軸12bdが透明キャップ12aのヒンジ軸取付部12abの円形開口部に嵌り込むように取り付けられ、さらに係止凸部12bbが爪部12aaの矩形開口部に嵌り込むと閉じた状態が維持される。
一方、透明キャップ12aが閉じられたこの状態であっても、前述したように切り欠き部12bcによる隙間に例えばマイナスドライバーの先端を挿入すれば、透明キャップ12aの爪部12aa側を手前側(オペレータ側)に開くことができる。
この状態では、メニューシート搭載壁12beの外側において支点端部12bf側に設けられた一対のヒンジ部(ヒンジ軸12bdとヒンジ軸取付部12abの結合部全体の総称、以下同じ)により透明キャップ12aが回動自在に取り付けられることとなる。
次に、図6(a)は、図3(b)のAA断面図を引用した図であるが、例えは可撓性のあるメニューシートMSは透明キャップ12aを半開きした状態で指Fにより押され、滑り込むようにメニューシート搭載部12bの上面(Y方向のオペレータ側の面)であるメニューシート搭載面12baに搭載される。
そして、図6(b)は、図3(b)のBB断面図を引用した図であるが、指Fにより透明キャップ12aが閉じられた後に、指Fによる押圧力が解除された(加わらない)状態図である。
この状態では係止凸部12bbが爪部12aaの矩形開口部に嵌り込んで閉じた状態が維持される。
一方、この状態ではボタン部12のメニューシート搭載部12bの背面側にはボタン凸部12bgが設けられており、ボタン部12の押圧前の状態において、ボタン部12のボタン凸部12bgと自動復帰型ボタンスイッチ16aとの間には隙間が設けられている。
そして、図6(c)で示したように、ボタン部12を外方側(オペレータ側)から押圧した時に、ボタン部12の支点端部12bfは曲げ弾性変形可能に形成され、更に、ボタン部12の可動端部12bhは支点端部12bfを支点として変位可能であるため、可動端部12bhが略真下に動き、その結果ボタン部12のボタン凸部12bgはボタン部12の押圧方向(下方向)に予め設置された自動復帰型ボタンスイッチ16aに当接しながらさらに変位すると、その内部の接点がオン(自動復帰型ボタンスイッチ16aの内部の接点が導通状態になること、以下同じ)される。
ここで、ボタン凸部12bgが設けられる位置は、ボタン部12のメニューシート搭載部12bの可動端部12bh側に設けられことが好ましく、この位置であればオペレータのボタン押圧操作により支点端部12bfを支点とし押圧箇所を作用点とした「てこの原理」を利用した効果(押圧力軽減化)が十分に得られる。
ここで、ボタン部12のメニューシート搭載部12bの可動端部12bh側とは、可動端部12bhからの離間距離が、ボタン部12の支点端部12bfから可動端部12bhまでの最短距離の1/2以下の範囲内であることと定義する。
図6(a)〜(c)で明らかなように、メニューシートMS交換後には透明キャップ12aを閉じ、指先Fで透明キャップ12aを押すことによる係止状態を確保する動作と、そのメニューシートMSに表示された機能、例えば、電気的または機械的に接続される周辺装置(一体型又は分離型のいずれでもよい)、又は外部の電子機器や装置との通信機能を有してボタン部を押した時にそれらの関連装置の「運転」、「停止」、「異常警報出力」などの動作させたい所望の動作が正常に動作するか否かを確認するため、自動復帰型ボタンスイッチ16aをオンするまでの一連の動作が、指Fの位置をずらすことなくワンプッシュで実現できるため、煩雑性が回避されメニューシートMSの交換作業性と確認作業性が飛躍的に向上する。
図7は、図6(b)〜図6(c)の間における可動端部12bhのストローク(変位量)と指Fの受ける反発力の関係を概念的に表した図である。
本図における実線の曲線は、指Fによる押圧力が解除された状態、すなわちボタン部12のストロークがゼロの状態から、徐々にボタン部12に指Fの押圧力が加わり、そのストロークが増大するつれて指Fの受ける反発力(N)が増大する関係を示している。
ここで、ゼロストロークP1は指Fの押圧力が解除されているため(作用しないため)、ボタン部12の支点端部12bfは曲げ弾性変形が全くない状態のストロークである。
また、当接開始ストロークP2はボタン部12のボタン凸部12bgが自動復帰型ボタンスイッチ16aに当接し始めた状態のストロークであって、その先のストロークは自動復帰型ボタンスイッチ16aに内蔵されるコイルバネが縮んでその内部接点がオンし始めるまでのストロークである。
そして、本図から明らかなように、実線で示した反発力(N)は、オペレータが指Fを介して感じることのできる反発力であって、ゼロストロークP1から当接開始ストロークP2までのストロークにおいてはボタン部12の支点端部12bfの曲げ弾性変形による第一の復元力のみが作用するため徐々に増加している。
そして、当接開始ストロークP2から先のストロークにおいては、その第一の復元力に自動復帰型ボタンスイッチ16aに内蔵されるコイルバネによる第二の復元力(2点鎖線の直線に相当する力)も加わるため、オペレータはボタン部12の反発力(N)の変化(少なくともこの2段階の変化)を、当接開始ストロークP2における急変部により容易に感覚的に把握できるため、十分なクリック感を得ることができる。
すなわち、この効果は、ボタン部12の押圧前の状態において、ボタン部12のボタン凸部12bgと自動復帰型ボタンスイッチ16aとの間には隙間(適宜設定すればよい)が設けられていることにより、上記急変部が存在するために得られるものである。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、請求項に示した範囲で種々の変形が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的な手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態の変形例についても本発明の技術的範囲に含まれるものとする。
以上のように、本発明にかかるボタン操作装置は、例えば電気的または機械的に接続される周辺装置又は外部の電子機器(図示せず)との通信機能を有し、それら周辺装置や外部の電子機器の「運転」、「停止」、「異常警報出力」等の動作させたい機能を表示した表示物(例えば、メニューシートやラベル)を格納できるボタン操作装置として有用である。
10 ボタン操作装置
11a 外周パネル
11b 前面パネル
11ba ボタン用開口部
11bb 貫通孔
12 ボタン部
12a 透明キャップ
12aa 爪部
12ab ヒンジ軸取付部
12b メニューシート搭載部
12ba メニューシート搭載面
12bb 係止凸部
12bc 切り欠き部
12bd ヒンジ軸
12be メニューシート搭載壁
12bf 支点端部
12bg ボタン凸部
12bh 可動端部
13 LED光導光部
14 金属製フレーム
15 ケース部
15a 前ケース
15aa フック
15ab 挿通孔
15ac 内方側壁部
15b 後ケース
15ba 係合爪
16 回路基板
16a 自動復帰型ボタンスイッチ
MS メニューシート
F 指
P1 ゼロストローク
P2 当接開始ストローク

Claims (3)

  1. ケース部と、そのケース部の一側面側に位置するボタン部を含むボタン操作装置であって、
    前記ボタン部の支点端部は、前記ケース部の内方側壁部と一体成形され、かつ、前記ボタン部は、その内方に表示物を搭載できる搭載部と、その搭載部の搭載面を囲繞するように形成された搭載壁を含み、
    前記搭載壁には、前記搭載面を覆うことのできる透明キャップが設けられ
    更に前記透明キャップは、前記ボタン部の前記搭載壁の外側において前記支点端部側に設けられた一対のヒンジ部により回動自在に取り付けられていることを特徴とするボタン操作装置。
  2. 前記ボタン部の前記支点端部は曲げ弾性変形可能に形成され、更に、前記ボタン部は前記支点端部を支点として可動端部が変位可能であることを特徴とする請求項1記載のボタン操作装置。
  3. 前記ボタン部の前記搭載部の背面側には、前記ボタン部を前記ケース部の外方側から押圧した時に、前記ボタン部の押圧方向に予め設置された前記ケース部に内在する自動復帰型ボタンスイッチに当接するボタン凸部が設けられており、前記ボタン部の押圧前の状態において、前記ボタン部の前記ボタン凸部と前記自動復帰型ボタンスイッチとの間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のボタン操作装置。
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