JPH086323A - ディジタル画像形成装置 - Google Patents

ディジタル画像形成装置

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JPH086323A
JPH086323A JP6134422A JP13442294A JPH086323A JP H086323 A JPH086323 A JP H086323A JP 6134422 A JP6134422 A JP 6134422A JP 13442294 A JP13442294 A JP 13442294A JP H086323 A JPH086323 A JP H086323A
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JP
Japan
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JP6134422A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Negishi
広行 根岸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ニューラルネットワークにより、装置の適正な
現像状態をソフト的に認識することで、安定した現像動
作調整を自動的に行うことができるディジタル画像形成
装置を提供する。 【構成】本発明のディジタル画像形成装置は、装置内に
配設される制御対象(現像トナー付着)の被制御量(グ
リッド出力電圧値,ランプ出力電圧値またはLD出力電
流値,現像バイアス出力電圧値等)に関与する状態量
(感光体ドラム表面電位,Pセンサパターン濃度)を検
知する状態量検知手段(センサまたは回路)3と、前記
被制御量、状態量、及び演算データを格納するデータ格
納手段(RAM)6と、前記被制御量を制御する制御用
プログラムを格納するプログラム格納手段(ROM)7
と、前記制御用プログラムにより演算処理をする演算処
理手段(CPU)1とを有し、前記制御用プログラムに
おいてニューラルネットワークを用い現像状態を推定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル複写機、プ
リンター、ファクシミリ等の電子写真プロセスを用いた
ディジタル画像形成装置に関し、特に、学習制御(ニュ
ーラルネットワーク)を用いて装置各部の制御を行なう
ディジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル画像形成装置で行なわ
れている電子写真プロセス動作は、現在の現像能力(現
像器から感光体ドラムへのトナー付着能力)を認識(現
像器と感光体のポテンシャルを変化させてトナー付着状
態をPセンサ(フォトセンサを用いた画像濃度検知セン
サ)で検知する)し、そのデータによって画像部感光体
電位を変化させ、現像段階(感光体にトナーを付着させ
る時)で安定した階調性を維持させている。しかしなが
ら、現像能力を認識する段階で現像器と感光体ドラムの
ポテンシャルが一定しているにもかかわらず、現像剤や
トナーまたは現像器の特性によりトナー付着が安定せ
ず、正確な現像能力を認識できていない。また、特開平
3−219775号公報記載の技術においても、各色ト
ナー濃度を調整するのに操作者の判断・認識(上記現像
能力は操作者が判断・認識しているため大まかなものに
なる)が中心であり、ニューラルネットワークはソフト
的に認識された、その操作者からの調整要求を具体的な
制御量にしているものにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、ニューラルネットワークに
より、装置の適正な現像状態(トナー付着量等)をソフ
ト的に認識することで、安定した現像動作調整を自動的
に行なうことができるディジタル画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では電子写真プロセスを用いたディジタル画
像形成装置において、以下の手段を設けたことを特徴と
する。 (1)装置内に配設される制御対象(現像トナー付着)
の被制御量(グリッド出力電圧値,ランプ出力電圧値ま
たはLD(レーザダイオード)出力電流値,現像バイア
ス出力電圧値等)に関与する状態量(感光体ドラム表面
電位,Pセンサパターン濃度)を検知する状態量検知手
段(センサまたは回路)と、前記被制御量、前記状態
量、及び演算データを格納するデータ格納手段(RA
M)と、前記被制御量を制御する制御用プログラムを格
納するプログラム格納手段(ROM)と、前記制御用プ
ログラムにより演算処理をする演算処理手段(CPU)
とを有し、前記制御用プログラムにおいて、ニューラル
ネットワークを用い、現像状態を推定する。
【0005】(2)上記(1)において、前記ニューラ
ルネットワークによりポテンシャル(感光体ドラム表面
電位と現像バイアス出力電圧間)に対するトナー付着傾
向を推定算出する。
【0006】(3)上記(2)において、前記ポテンシ
ャルに対するトナー付着傾向を推定算出する際、現像能
力検知パターンを作成する。
【0007】(4)上記(3)において、前記ニューラ
ルネットワークの入力を現像能力検知パターン作成時の
Pセンサ出力電圧データ、感光体ドラム表面電位、現像
バイアス出力電圧、現像器内トナー濃度データ、装置内
湿度データ、装置内温度データ、またはそれらを用いた
計算値のうち少なくとも1つを用いたものとし、出力を
複数のトナー付着量データとポテンシャル(感光体ドラ
ム表面電位と現像バイアス出力電圧間)データとの関係
を近似した関数の各係数とする。
【0008】(5)上記(4)において、前記ニューラ
ルネットワーク出力の複数のトナー付着量データとポテ
ンシャル(感光体ドラム表面電位と現像バイアス出力電
圧間)データとの関係を直線近似する。
【0009】(6)上記(3)において、前記現像能力
検知パターンを前記ニューラルネットワークへの入力数
以上作成し、選別して使用する。
【0010】
【作用】本発明のディジタル画像形成装置においては、
少なくとも前記(1)の各手段を備え、ニューラルネッ
トワークを用いて現像状態を推定する。すなわち現像能
力を認識する段階でニューラルネットワークを使用する
ことにより、現像パターンデータに含まれるハード的な
バラツキを排除でき(その時点での現像パターンデータ
が全てではなく、そのデータをニューラルネットワーク
の各ニューロン間の重み(係数)を掛け合わせることに
よりハード的なバラツキを除いた正確な現像能力を推定
できる)、従来に比べかなり正確な現像能力を認識する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すディジタル画像形成
装置の制御系のブロック図であり、図中符号1は制御用
プログラムにより演算処理をする演算処理部(CP
U)、2は原稿の画像を画像データとして読み込む画像
データ読み込み手段(スキャナ,CCD,シェーディン
グ補正回路,濃度変換回路,A/D変換回路等)、3は
装置内に配設される制御対象(現像トナー付着)の被制
御量(グリッド出力電圧値,ランプ出力電圧値またはL
D(レーザダイオード)出力電流値,現像バイアス出力
電圧値等)に関与する状態量(感光体ドラム表面電位,
Pセンサパターン濃度)を検知する状態量検知手段(回
路,電位センサ,Pセンサ,トナー濃度センサ等)、4
は前記被制御量を検知する被制御量検知手段(回路,電
位センサ,Pセンサ,トナー濃度センサ等)、5は操作
者が操作を行なうためのインターフェース手段(ディス
プレイ,テンキー等)、6は前記被制御量、前記状態
量、及び演算データを格納するデータ格納手段(RA
M)、7は前記被制御量を制御する制御用プログラムを
格納するプログラム格納手段(ROM)をそれぞれ表わ
しており、本発明では、前記制御用プログラムにおい
て、ニューラルネットワークを用い、現像状態を推定す
る。
【0012】図2は本発明の制御に用いられる学習制御
(ニューラルネットワーク)の入出力関係及びその後の
流れを表わした図である。この例では、入力ニューロン
は入力要素1つに対し1つとし、各状態量は0から1ま
での値に正規化し入力する。ここで入力は、ポテンシャ
ルVp1〜Vp10 (現像能力検知パターンの感光体表面電
位と現像バイアス出力電圧との差)とPセンサ出力値V
spと現像器内トナー濃度センサ出力値Vt であり、出力
は現像状態関係式(1次式)の傾きaと切片bである。
また、各出力値も0から1までの値であるので正規化を
する。
【0013】現像能力検知パターン(請求項3)は、感
光体ドラム上にある一定のチャージャをかけ、そこに1
0種の異なるLD光量をあて、帯電電位の異なったパタ
ーンを作成し(電位センサで測定:V)、それらに一定
の現像バイアス出力電圧Vbをかけた現像器によりトナ
ーをそれぞれ付着させたパターン(Pセンサで測定:V
sp)である。この10個の現像能力検知パターンにより
ポテンシャルVp(=V−Vb)に対するトナーの付着傾
向がわかる。また、請求項6の場合、例えばパターン数
を12個作成し、上下の値(トナーがほとんど付着して
いないデータや上限値に近いデータ)をしきい値を設け
てカットする。
【0014】尚、ここでいう学習制御(ニューラルネッ
トワーク)とは、ニューラルネットワーク上で、ある出
力値(教師信号)に対する正しい入力値(その出力値に
関係する入力値が全て揃わなくてもよい=>分からない
ものがあってもよい)を予め教えてやり(出力層から入
力層へ信号を送るという誤差逆伝搬則)、各ニューロ間
の結合の度合い(重み)を記憶させること(学習)によ
って、入力値が変化した場合にも正しい出力値が出るよ
うに構成された制御方法である。
【0015】図3は、学習制御(ニューロンモデル)を
説明したものである。 ここで、yi:i番目の入力値. ωi:i番目入力のシナプス結合係数(重み). x:ニューロンの出力値. である。ニューロンは、その機能を簡単に表わすと、
「多入力−1出力の非線形素子」(図3)であり、その
設計は実際のニューロンの非線形特性をどのようにモデ
ル化するかに応じて多様である。本発明は離散時間モデ
ルを使用しており、そのモデルを(1)式に示す。
【0016】
【数1】 ここで、x(t+1):時刻t+1におけるニューロンの出力
値. f:出力関数. ωi :i番目入力のシナプス結合係数(重み). yi(t):時刻tにおけるi番目入力値. θ:しきい値. N:階層数. である。また、出力関数fは、 f(u)=1/(1+exp(−u/ε)) (2) であり、εは出力関数の非線形性を決める非負のパラメ
ータで、ε->+0のとき(2)式は単位ステップ関数とな
り、各ニューロンの出力値は1または0の2値であり、
各々ニューロンの興奮(発火)状態、制止(非発火)状
態を表わしている。
【0017】学習・自己組織化:ニューラルネットワー
クの最大の特徴である学習能力や自己の組織化は、シナ
プス結合係数ω(上記各ニューロン間の結合の重み)
や、しきい値θの変化(主に重みω)に基づいている。
ここで、シナプス結合係数ωは次式のように定義され
る。
【0018】
【数2】 であり、k ,c:パラメータ(0<k<1,c>0). δi:出力層i番目から戻される学習信号. di:教師信号(出力層のi番目のニューロンに望まし
い出力値). f':出力関数の微分. とする。
【0019】ニューラルネットワークの最大の特徴であ
る学習能力とは、各層間の入力から出力への情報の伝達
に加えて、バックプロパゲーションという誤差逆伝搬法
により望ましい出力(教師信号)を何回も(出力側から
入力側へ)教えることにより、ある入力に対しその望ま
れる出力が出やすいように、その望まれる出力までの入
力信号の経路を経路間の係数ω(重み)で制限するこ
と、またそれを記憶すること(各ニューロン間の重みを
変化させ記憶すること)で、任意に与えられた情報が、
望まれる出力へと導かれるというものである。本発明で
使用する場合においては、入力要素が様々なハード誤差
でふれた場合においても、重み決定時の山下り作用(図
4)によって最適な出力値が得られるというニューラル
ネットワークの特性を利用している。
【0020】図4は、学習時入出力のポテンシャル関数
を表わしており、各ニューロ間の重み決定の過程(上記
山下り作用)を簡単に説明したものである。尚、図の入
出力は図3のyi ,x(学習時)である。前述の学習方
法は、近似的にポテンシャル関数を持ち、平均的には図
4と同様のある種の山下りのダイナミクスに従って学習
が進行する。すなわち、学習のポテンシャル関数にいく
つかの極小点が存在し、各シナプス結合の初期値分布に
応じて、対応する極小点へ向かって斜面を揺らぎながら
下っていく。これは、各ニューロ間の結合の重みωを適
正な出力に対応する極小点へ何回か学習させることによ
って近づけるということを意味し、最適な重みが記憶さ
れる。この最適な重みにより、各センサの読み取り誤差
や現像器自体のバラツキを入力データ(Vt ,Vp ,V
sp)から排除でき、適正な出力値(現像状態1次式の傾
きaと切片b)を算出できる。
【0021】次に、本発明を複写機に使用した場合につ
いて説明する。図5は、本発明を含めた電源ONからコ
ピー動作までを簡略化した制御動作のフローチャートで
ある。本発明の起動タイミングとしては、定着温度を見
ており低温時のみ動作する。定着温度が低温時の場合、
まず電位センサやPセンサの初期調整を行ない、次に本
発明である現像能力検知動作を行ない現像状態を認識
し、次にその状態に合った適正な画像電位(階調電位)
を算出し、次にその算出された画像電位のトップ濃度の
電位と地肌部の電位の2点をグリッド出力とLD光量を
変化させ調整する。階調電位は予め複数の標準的装置か
ら実験で求めた階調電位データを基に、上記現像能力検
知データで補正を行ない各階調のLD光量を決める。こ
こで、書き込み光源としてのLDの光量は、図7に示す
ように最大出力をある範囲(例えば、0.9〜1.6mWを0〜2
55のディジタル値の範囲で設定する)で設定でき、その
設定された最大出力までを通常出力とし、更に0〜255で
割り振る(通常出力も0〜255のディジタル値で設定す
る)。また、上記の画像電位を調整する場合に地肌部電
位は上記最大出力を可変する。
【0022】次に、図6は上記現像能力検知動作を示し
たフローチャートである。始めに現像器内のトナー濃度
をトナー濃度センサによって測定し、次に現時点の現像
能力を認識するため上記現像能力検知パターンを10パ
ターンそれぞれ感光体表面電位を変えて[帯電チャージ
ャ出力電流(1100μA),グリッド出力電圧(600V)は
一定としLD光量を可変して(最大出力は一定(128)
で、通常のLD出力設定値を可変する(例えば、10,30,
50,70,80,90,100,120,200,230))]トナーを付着させ作
成する。次に、そのパターンのデータを電位センサ(出
力V),Pセンサ(出力Vsp)で検知する。次に、ニュ
ーラルネットワークにポテンシャルVp [Vp =(上記
現像能力検知パターン電位V)−(パターン作成時の現
像バイアス出力電圧値Vb )],Pセンサ出力Vsp,ト
ナー濃度センサ出力Vt を各0から1の値に変換し入力
する。次に、出力ニューロンから出力された現像状態1
次式の傾きaと切片bを算出する。ここで数々のハード
特性誤差(現像器内のトナー濃度のムラ,帯電ムラ,グ
リッド出力誤差,LD光量誤差等によりVp ,Vspデー
タがばらつく)により同じ現像能力状態でも異なった現
像能力として認識してしまうものをニューラルネットワ
ークを使うことにより、適正な現像能力(現像状態1次
式)を認識することができる。次にその直線からトナー
が感光体に付き初めるところと1mg/cm2付着する間のポ
テンシャル幅を求め、実験によるデータテーブルからそ
のポテンシャル幅に最適なトップ濃度電位と地肌部電位
を選出する。この電位がそのディジタル画像形成装置の
現状態に適正な画像電位である。
【0023】また、図2に示されるニューラルネットワ
ークの学習データとしては、高精度の電位センサ及びP
センサを使用し、現像器内のトナー濃度も現像剤やトナ
ーを実際に計量して混入した状態から十分な時間撹拌
し、現像バイアス出力電圧も実測し、出来るだけハード
誤差を取り除いた状態で現像能力検知パターンを作成
し、各データ(Vt ,Vp ,Vsp)を測定する(Vt は
計量された値)。PセンサデータVspは実験により作成
されたテーブルからトナー付着量データVm に変換し、
その10組(Vp とVm )のデータから最小二乗法によ
り現像状態1次式の傾きa,切片bを求め、これらを学
習データ(入力値:Vt,Vp1〜Vp10,Vsp1〜Vsp1
0、出力値:a,b)とし、学習させ最適な重みを決め
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル画像形成装置では、装置内に配設される制御対象(現
像トナー付着)の被制御量(グリッド出力電圧値,ラン
プ出力電圧値またはLD(レーザダイオード)出力電流
値,現像バイアス出力電圧値等)に関与する状態量(感
光体ドラム表面電位,Pセンサパターン濃度)を検知す
る状態量検知手段(センサまたは回路)と、前記被制御
量、前記状態量、及び演算データを格納するデータ格納
手段(RAM)と、前記被制御量を制御する制御用プロ
グラムを格納するプログラム格納手段(ROM)と、前
記制御用プログラムにより演算処理をする演算処理手段
(CPU)とを有し、前記制御用プログラムにおいてニ
ューラルネットワークを用い現像状態を推定することを
特徴としており、ニューラルネットワークにより、装置
の適正な現像状態をソフト的に認識することで、安定し
た現像動作調整を自動的に行なうことができる。すなわ
ち、現像能力認識段階(現像状態関係式(1次式)推
定)でニューラルネットワークを使用することにより、
現像パターンデータ(図2のVp ,Vsp)に含まれるハ
ード的なバラツキを排除でき(その時点での現像パター
ンデータが全てではなく、そのデータにニューラルネッ
トワークの各ニューロン間の重み(係数)を掛け合わせ
ることによりハード的なバラツキを除いた正確な現像能
力を推定できる)、従来に比べかなり正確な現像能力を
認識することができる。これにより、高画質なコピー画
像(特にフルカラー機)を安定して供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル画像形成装
置の制御系のブロック図である。
【図2】本発明の制御に用いられる学習制御(ニューラ
ルネットワーク)の入出力関係及びその後の流れを表わ
した図である。
【図3】学習制御(ニューロンモデル)を説明するため
の図である。
【図4】学習時入出力のポテンシャル関数を表わした図
である。
【図5】本発明を含めた電源ONからコピー動作までを
簡略化した制御動作のフローチャートである。
【図6】現像能力検知動作を示したフローチャートであ
る。
【図7】LD出力設定値とLD光量の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:演算処理部(CPU) 2:画像データ読み込み手段(スキャナ,CCD,シェ
ーディング補正回路,濃度変換回路,A/D変換回路
等) 3:状態量検知手段(回路,電位センサ,Pセンサ,ト
ナー濃度センサ等) 4:被制御量検知手段(回路,電位センサ,Pセンサ,
トナー濃度センサ等) 5:インターフェース手段(ディスプレイ,テンキー
等) 6:データ格納手段(RAM) 7:プログラム格納手段(ROM)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真プロセスを用いたディジタル画像
    形成装置において、装置内に配設される制御対象(現像
    トナー付着)の被制御量(グリッド出力電圧値,ランプ
    出力電圧値またはLD(レーザダイオード)出力電流
    値,現像バイアス出力電圧値等)に関与する状態量(感
    光体ドラム表面電位,Pセンサパターン濃度)を検知す
    る状態量検知手段(センサまたは回路)と、前記被制御
    量、前記状態量、及び演算データを格納するデータ格納
    手段(RAM)と、前記被制御量を制御する制御用プロ
    グラムを格納するプログラム格納手段(ROM)と、前
    記制御用プログラムにより演算処理をする演算処理手段
    (CPU)とを有し、前記制御用プログラムにおいて、
    ニューラルネットワークを用い、現像状態を推定するこ
    とを特徴とするディジタル画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディジタル画像形成装置に
    おいて、前記ニューラルネットワークによりポテンシャ
    ル(感光体ドラム表面電位と現像バイアス出力電圧間)
    に対するトナー付着傾向を推定算出することを特徴とす
    るディジタル画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のディジタル画像形成装置に
    おいて、前記ポテンシャルに対するトナー付着傾向を推
    定算出する際、現像能力検知パターンを作成することを
    特徴とするディジタル画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のディジタル画像形成装置に
    おいて、前記ニューラルネットワークの入力を現像能力
    検知パターン作成時のPセンサ出力電圧データ、感光体
    ドラム表面電位、現像バイアス出力電圧、現像器内トナ
    ー濃度データ、装置内湿度データ、装置内温度データ、
    またはそれらを用いた計算値のうち少なくとも1つを用
    いたものとし、出力を複数のトナー付着量データとポテ
    ンシャル(感光体ドラム表面電位と現像バイアス出力電
    圧間)データとの関係を近似した関数の各係数としたこ
    とを特徴とするディジタル画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のディジタル画像形成装置に
    おいて、前記ニューラルネットワーク出力の複数のトナ
    ー付着量データとポテンシャル(感光体ドラム表面電位
    と現像バイアス出力電圧間)データとの関係を直線近似
    したことを特徴とするディジタル画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載のディジタル画像形成装置に
    おいて、前記現像能力検知パターンを前記ニューラルネ
    ットワークへの入力数以上作成し、選別して使用するこ
    とを特徴とするディジタル画像形成装置。
JP6134422A 1994-06-16 1994-06-16 ディジタル画像形成装置 Pending JPH086323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654100B2 (en) 2000-03-09 2003-11-25 Nikon Corporation Stage device and exposure apparatus, and method of manufacturing a device

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