JPH086304Y2 - バッテリーチェッカー - Google Patents

バッテリーチェッカー

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JPH086304Y2
JPH086304Y2 JP6055590U JP6055590U JPH086304Y2 JP H086304 Y2 JPH086304 Y2 JP H086304Y2 JP 6055590 U JP6055590 U JP 6055590U JP 6055590 U JP6055590 U JP 6055590U JP H086304 Y2 JPH086304 Y2 JP H086304Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バッテリーチェッカーに関し、特にバッテ
リーを間欠的に使用する場合に対応させたものである。
[従来の技術] 従来、上記のバッテリーチェッカーは、例えば第2図
に示すようにワイヤレスマイクに組み込まれることがあ
る。同図において、マイク2によって集音された音声信
号は、マイクアンプ4で増幅された後に、発振変調部6
に供給される。この発振変調部6で発振された搬送波信
号を音声信号で変調した変調信号が、てい倍高周波増幅
部8に供給され、ここでてい倍されると共に高周波増幅
され、アンテナ10に供給される。マイクアンプ4、てい
倍高周波増幅部8への動作電圧は、バッテリー10からの
電圧をDC/DCコンバータ12によって昇圧したものが供給
され、発振変調部6への動作電圧は、この昇圧電圧を安
定化回路14によって安定化したものが供給される。な
お、16は電源スイッチである。
バッテリーチェッカーは、DC/DCコンバータ12の入力
電圧、即ちバッテリー10の電圧と、安定化回路14の出力
電圧を、2つのトランジスタ18、20で構成した差動増幅
器に供給したものである。その結果、バッテリー10の電
圧が安定化回路14の出力電圧よりも大きい間には、電流
は主にトランジスタ18側を流れ、緑色の発光ダイオード
22Gが点灯して、バッテリー10の交換はまだ不要である
ことを示す。バッテリー10の電圧が低下するに従い、ト
ランジスタ20側を流れる電流が増加し、或る程度バッテ
リー10の電圧が低下すると、赤色の発光ダイード22Rの
閾値を超える電流がトランジスタ20を流れるようにな
り、緑色及び赤色の発光ダイオード22G、22Rの双方が点
灯し、バッテリー10を交換する必要があることを示す。
さらに、バッテリー10の電圧が低下すると、トランジス
タ18へはほとんど電流が流れず、トランジスタ20側に主
に電流が流れるようになり、赤色の発光ダイオード22R
のみが点灯するようになり、バッテリー10を早急に交換
する必要があることを示す。このままバッテリー10を交
換しないでおくと、やがてバッテリー10の電圧が零とな
り、その結果、安定化回路14の出力電圧も零となり、両
発光ダイオード22G、22Rが共に消灯し、バッテリー10の
電圧が全くないことを示す。
[考案が解決しようとする課題] ところで、バッテリーの電圧は使用により徐々に減少
していくが、第3図に示すように使用を中止し、その状
態を維持すると、電圧は少し回復する。そして、使用を
再開すると、その上昇した電圧から徐々にまた減少して
いく。上記のワイヤレスマイク等を企業や学校等で使用
する場合、連日長時間に亙って使用されることは比較的
少なく、上記のバッテリーの電圧の一時的な回復は頻繁
に生じている。従って、同図に符号aで示す赤色の発光
ダイオード22Rが点灯するバッテリー10の電圧レベルa
の直前のレベルbでバッテリー10の使用を中止し、暫く
使用しないでおくとバッテリー10の電圧は符号cで示す
電圧まで回復するので、次にワイヤレスマイクを使用し
ようと、電源スイッチ16を閉じた時点では赤色の発光ダ
イオード22Rは点灯せず、使用者はバッテリーを交換せ
ずに、そのままワイヤレスマイクを使用する。ところが
しばらく使用していると、バッテリー10の電圧は低下
し、赤色の発光ダイオード22Rが点灯し、バッテリー10
の交換を行なう必要があることを示すようになる。この
ように既に使用を開始している状態において、バッテリ
ー10を交換しなければならない事態が生じることは、ワ
イヤレスマイクの使用を中断させる結果となり、好まし
くない。
本考案は、バッテリーの自己回復があっても、バッテ
リーの交換時期を誤ることのないバッテリーチェッカー
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案は、バッテリー
の一方の電極に接続される第1の端子と、上記バッテリ
ーの他方の端子に接続される第2の端子と、電源スイッ
チを介して第1の端子に入力側が接続され出力側と第2
の端子との間に負荷が接続される安定化回路と、第1の
端子側の電圧と上記安定化回路の出力電圧とを比較し第
1の端子側の電圧が上記安定化回路の出力電圧より絶対
値が小さくなったとき表示素子を点灯させる比較手段と
を、有するバッテリーチェッカーにおいて、上記安定化
回路の入力側と第2の端子との間に上記負荷よりも大き
い疑似負荷とスイッチング手段との直列回路と、上記ス
イッチング手段を上記電源スイッチが閉成されたのを応
動して所定時間だけ閉成する時定数手段とを、設けたこ
とを特徴とするものである。
[作用] 本考案によれば、電源スイッチを閉成すると、時定数
手段によってスイッチング手段が一定時間にわたって閉
成され、本来の負荷よりも大きい疑似負荷が第1及び第
2の端子間、即ちバッテリーの両電極間に一定時間だけ
接続されることになる。従って、使用を中断していたこ
とによりバッテリーの電圧が回復して上昇していても、
本来の負荷よりも大きな負荷が接続されたことにより、
急速に電流を消費し、電圧が低下する。その結果、比較
手段により表示素子が点灯し、バッテリーの交換が必要
であることを表示する。
[実施例] 第1図において、24、26は電源端子で、電源端子24は
バッテリー28の正電極に、電源端子26はバッテリー28の
負電極にそれぞれ接続されている。電源端子24は、電源
スイッチ30を介してDC/DCコンバータ32の入力側に接続
され、このDC/DCコンバータ32の出力側は、安定化回路3
4の入力側に接続され、さらにこの安定化回路34の出力
側は出力端子36に接続されている。また電源端子26は別
の出力端子38に接続され、これら出力端子36、38は、例
えば第2図に示したワイヤレスマイクの発振変調部の電
源端子にそれぞれ接続されている。また、DC/DCコンバ
ータ32の出力側と出力端子38とは、第2図のワイヤレス
マイクのマイクアンプと、てい倍高周波増幅部の電源端
子にそれぞれ接続されている。
またDC/DCコンバータ32の入力側と安定化回路34の出
力側とは、比較手段40に接続されている。この比較手段
40は、差動増幅器を構成するように互いに接続されたト
ランジスタ42、44を有し、トランジスタ42のコレクタ側
に緑色の発光ダイオード46Gが接続され、トランジスタ4
4のコレクタ側に赤色の発光ダイオード46Rが接続されて
いる。そして、この比較手段40は、第2図に示した差動
増幅器と同様に動作する。即ち、バッテリー28の電圧が
安定化回路34の出力電圧よりも大きい間には、電流は主
にトランジスタ42側を流れ、緑色の発光ダイオード46G
が点灯する。使用によりバッテリー28の電圧が低下する
に従い、トランジスタ44側を流れる電流が増加し、或る
程度バッテリー28の電圧が低下すると、赤色の発光ダイ
オード46Rの閾値を超える電流がトランジスタ44を流れ
るようになり、緑色及び赤色の発光ダイオード46G、46R
の双方が点灯する。さらに、バッテリー28の電圧が低下
すると、トランジスタ42へはほとんど電流が流れず、ト
ランジスタ44側に主に電流が流れるようになり、赤色の
発光ダイオード46Rのみが点灯する。そのままバッテリ
ー28を交換しないでおくと、やがてバッテリー28の電圧
が零となり、その結果、安定化回路34の出力電圧も零と
なり、両発光ダイオード46G、46Rが共に消灯する。
DC/DCコンバータ32の出力側と出力端子38との間に
は、疑似負荷、例えば抵抗器48と、スイッチングトラン
ジスタ50のコレクタ・エミッタ導電路とが直列に接続さ
れている。この抵抗器48としては、通常状態で出力端子
36からてい倍高周波増幅部に供給される電流、例えば30
mAの2乃至3倍の電流が、スイッチングトランジスタ50
が閉成された状態で抵抗器48に流れるような値に選択さ
れる。これはDC/DCコンバータ32の出力電圧によっても
異なるが、DC/DCコンバータ32の出力電圧を例えば2.4V
とした場合、約30Ωの値となる。
またスイッチングトランジスタ50のベースと、DC/DC
コンバータ32の出力側との間には、時定数手段、例えば
コンデンサ52と抵抗器54との直列回路からなる微分回路
55が接続されている。この微分回路55は、コンデンサ52
が充電されている期間、スイッチングトランジスタ50に
ベース電流を流し、これを導通させる。この導通期間と
しては例えば0.22秒が選択され、そのため抵抗器54とし
ては抵抗値が4.7KΩ、コンデンサ52としては容量が47μ
Fのものを用いる。
このように構成されたバッテリーチェッカーでは、電
源スイッチ30を閉成したとき、コンデンサ52が充電さ
れ、その充電期間、即ち約0.22秒の間スイッチングトラ
ンジスタ50が閉成され、抵抗器48がDC/DCコンバータ32
の出力側と出力端子38との間に接続される。
バッテリー28が、使用しては中断することを繰り返し
て、実際には交換時期となっているのに、一時的に電圧
が回復して上昇しているような場合でも、上記のように
抵抗器48が接続されるので、通常引き出される電流より
も2乃至3倍の大きさの電流を瞬間的にバッテリー28か
ら引き出すことになり、バッテリー28の電圧は急速に低
下する。その結果、赤色の発光ダイオード46Rが点灯
し、バッテリー28を交換する必要があることが直ちに判
明する。
上記の実施例では、緑色の発光ダイオード44Gを設け
て、バッテリーの交換が不要であることを表示したが、
場合によっては、緑色の発光ダイオード44Gは除去する
ことができる。また発光ダイオード44G、44Rに替えて、
他の表示素子、例えば電球等も使用することもできる。
また、上記の実施例では、このバッテリーチェッカーを
ワイヤレスマイクに設けたが、バッテリーで動作する他
の機器、例えばコンパクトディスクプレーヤやカセット
テープレコーダ等に設けることもできる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、電源スイッチを閉成
した瞬間から所定の時間に亙って、通常の負荷よりも大
きい負荷がバッテリー間に接続される。従って、交換時
期になっているにもかかわらずバッテリーの電圧が使用
の中止によって回復していても、大きい負荷が接続され
たことにより大きな電流が流れ、急速に電圧が低下し、
表示素子が点灯するので、実際にはバッテリーの交換が
必要であるとが示される。よって、バッテリーの交換が
必要であることに気ずかずに、このバッテリーによって
動作している機器の使用中に、バッテリーを交換しなけ
ればならないような事態が生じるのを未然に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるバッテリーチェッカーの1実施例
の回路図、第2図は従来のバッテリーチェッカーを設け
たワイヤレスマイクの回路図、第3図はバッテリーの電
圧の時間的変化を示す図である。 24、26……電源端子(第1及び第2の端子)、28……バ
ッテリー、30……電源スイッチ、34……安定化回路、40
……比較手段、46R……発光ダイオード(表示素子)、4
8……抵抗器(疑似負荷)、50……スイッチングトラン
ジスタ(スイッチング手段)、55……微分回路(時定数
手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーの一方の電極に接続される第1
    の端子と、上記バッテリーの他方の端子に接続される第
    2の端子と、電源スイッチを介して第1の端子に入力側
    が接続され出力側と第2の端子との間に負荷が接続され
    る安定化回路と、第1の端子側の電圧と上記安定化回路
    の出力電圧とを比較し第1の端子側の電圧が上記安定化
    回路の出力電圧より絶対値が小さくなったとき表示素子
    を点灯させる比較手段とを、有するバッテリーチェッカ
    ーにおいて、上記安定化回路の入力側と第2の端子との
    間に上記負荷よりも大きい疑似負荷とスイッチング手段
    との直列回路と、上記スイッチング手段を上記電源スイ
    ッチが閉成されたのに応動して所定時間だけ閉成する時
    定数手段とを、設けたことを特徴とするバッテリーチェ
    ッカー。
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