JPH0863034A - 定着装置を有する画像形成装置 - Google Patents

定着装置を有する画像形成装置

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JPH0863034A
JPH0863034A JP20099594A JP20099594A JPH0863034A JP H0863034 A JPH0863034 A JP H0863034A JP 20099594 A JP20099594 A JP 20099594A JP 20099594 A JP20099594 A JP 20099594A JP H0863034 A JPH0863034 A JP H0863034A
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JP
Japan
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roller
sheet
pressure contact
fixing
guide member
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Application number
JP20099594A
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English (en)
Inventor
Masami Maruko
雅巳 圓子
Masayuki Hata
昌幸 畑
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 定着装置に於いて、熱定着ローラのニップ
と、押圧ローラの排紙位置近傍に設けた記録紙分離部材
で直ちに分離し、分離された記録紙を順次排紙方向に案
内する案内部材を設け、記録紙を円滑に搬送した後、排
紙する。 【構成】 耐熱弾性層を有する定着ローラ233と、定
着ローラに圧接する圧接ローラ231とを有し、ニップ
部を形成し、定着ローラと、圧接ローラ間にシートPを
通過させ、ニップ部でシートが、圧接ローラの作用で定
着ローラ側より離間する方向に排出せしめると共に、圧
接ローラの下流側に配置され、且つ圧接ローラに接触し
てシートを分離する分離爪24と、ニップ部と反対側に
配置されシートを下流側に案内する案内部材25とを有
する画像形成装置に於いて、分離爪の先端と、ニップ部
の中央とが、圧接ローラの中心に対してなす角度θを28
°以下としたことを特徴とする定着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートを給送し、画像形
成手段で前記シート上に画像を形成した後、定着装置で
前記画像を前記シート上で定着し、シートを該定着装置
より排出する時、シートが変形しないようにした排紙搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成装置に於いて、例えばカ
セットに収容した複数枚のシート状記録紙を給紙手段で
給送し、感光体ドラムに原稿像を光学系を介して露光す
るか、又はコンピュータより出力した画像をレーザ光に
変換して露光し、現像装置で現像する事により、トナー
よりなるモノクロ又はカラー像を前記感光体ドラム面に
形成した後、前記像を記録紙に転写し、回転する一対の
熱定着ローラ間に記録紙を搬送して前記像を記録紙に熱
定着している。
【0003】前記一対のローラよりなる熱定着装置は、
何れか一方のローラ内に熱源を内蔵した加熱用ローラ
と、該加熱用ローラに記録紙を直接接触させる圧着ロー
ラより構成されている。そして前記の熱定着装置は、前
記加熱用ローラと、圧着ローラを互いに圧接することに
より、前記何れか一方のローラにニップを形成する事に
より、記録紙が前記加熱用ローラに対する接触面積が増
大される。そしてトナー像を転写した記録紙を前記加熱
用ローラ間で通過すると、前記記録紙は前記ニップによ
り上向きに排紙される場合と、下向きに排紙される場合
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に画像形成装置の
構成として、像を形成する像担持体を中心に上部には露
光用光学装置を、側方には現像装置とクリーニング装置
を、下部には記録紙と、該記録紙を給送する給送手段が
設けられ、記録紙の搬送順に前記像担持体よりトナー像
を転写する転写手段、記録紙の分離手段、そして記録紙
のトナー像を熱定着する熱定着装置の順に配置されてい
る。このような基本構成で配置された各装置に於いて、
特に熱定着装置は構成上画像形成装置の下部側方に設置
されている。従って記録紙はトナー像の定着完了と共に
直ちに下部位置より機外に排紙される。しかるに前記の
ように熱定着装置は熱定着効率を向上させる事、及び前
記の様に記録紙上のトナー像をソフトに記録紙上で押圧
させて画像の潰れを防止するため、何れか一方のローラ
を耐熱性の軟質材で構成し、ニップを形成している。そ
こでニップを形成する押圧ローラを下位置に設けた時、
記録紙は上向きに排紙される。前記のように熱定着装置
は画像形成装置の下部側方に設置されているので、記録
紙の排紙方向に排紙案内部材を設けることが可能であ
り、記録紙が上向き方向に円滑に排紙される。
【0005】しかしニップを有する熱定着ローラを上位
置に設け、押圧ローラを下位置に配置した場合は、記録
紙は下向きに排紙される。前記のように熱定着装置は画
像形成装置の下部側方に設置されているので、下向きに
排紙された記録紙は前記画像形成装置の下面に突き当た
る事になり、記録紙の排紙方向に逆らって強制的に上向
方向に変換する案内部材か、排紙ローラを設ける必要が
ある。この様に記録紙を強制的に排紙方向を変換させる
と、記録紙の先端が案内部材面で大きな抵抗を受け、且
つ後続の記録紙は熱定着装置により順次排紙されるた
め、アバラ状態(記録紙が幾重にも屈曲する状態)とな
り、紙づまり(以下ジャムと云う)となる。このような
欠点を防止するため、排紙部に設けられた排紙ローラを
記録紙が前記熱定着装置より排紙される排紙速度より増
加させて記録紙を互いに強く引き合う事(特開平3-2779
52号)で前記アバラ状態を防止する事ができる。この様
な解決手段は、画像形成装置を使用した初期段階では有
効であるが、長期間使用しているうちに、前記熱定着装
置を駆動する歯車と、前記排紙ローラを駆動する歯車
が、該噛み合う歯車と強く噛み合う事になり、前記熱定
着装置を駆動する歯車と、前記排紙ローラを駆動する歯
車が短期間に磨耗し、円滑な排紙が出来なくなる欠点が
ある。
【0006】本発明は、前記のような欠点を改善するた
め特に考えられたものである。即ち、上位置に配置され
ニップを有する熱定着ローラと、下位置に配置された押
圧ローラ間より排紙された記録紙を、前記熱定着ローラ
のニップと、押圧ローラの排紙位置近傍に設けた記録紙
分離部材で直ちに分離し、分離された記録紙を順次排紙
方向に案内する記録紙案内部材を設け、排紙された記録
紙を無理なく案内部材に導くことにより記録紙を円滑に
搬送した後、排紙することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的のため本発明
は、請求項1に於いて、耐熱弾性層を有する定着ローラ
と、該定着ローラに圧接する圧接ローラとを有し、前記
定着ローラと前記圧接ローラを圧接することにより、ニ
ップ部を形成し、前記定着ローラと、前記圧接ローラ間
にシートを通過させ、前記ニップ部で前記シートが、前
記圧接ローラの作用で前記定着ローラ側より離間する方
向に排出せしめると共に、前記圧接ローラの下流側に配
置され、且つ圧接ローラに接触してシートを分離する分
離爪と、前記ニップ部と反対側に配置されシートを下流
側に案内する案内部材とを有する画像形成装置に於い
て、前記分離爪の先端と、前記ニップ部の中央とが、前
記圧接ローラの中心に対してなす角度θを28°以下とし
たこと。請求項2に於いて、内部に加熱源を有する金属
製ローラの表面にフッ素樹脂層を被覆した前記圧接ロー
ラと、シリコンゴムローラの表面にフッ素樹脂層を被覆
した定着ローラよりなること。請求項3に於いて、前記
圧接ローラには複数の分離爪を接触し、前記圧接ローラ
の長手方向に対し、中央部に配置された分離爪の角度θ
より両サイドに設けた分離爪の角度θを大きくしたこ
と。請求項4に於いて、耐熱弾性層を有する定着ローラ
と、該定着ローラに圧接する圧接ローラとを有し、前記
定着ローラと前記圧接ローラを圧接することにより、ニ
ップ部を形成し、前記定着ローラと、前記圧接ローラ間
にシートを通過させ、前記ニップ部で前記シートが、前
記定着ローラ側より離間する方向に排出せしめる前記圧
接ローラと、前記ニップ部に対して前記定着ローラと逆
方向に位置して前記シートを下流側に案内する第1案内
部材とを有する画像形成装置に於いて、前記定着ローラ
側に位置し、前記ニップ部より排出する前記シートを、
前記第1案内部材側に案内すると共に下流側に配置した
第2案内部材とを有し、前記下流側に於いて、前記第1
案内部材と、第2案内部材との最近接部に於ける間隙を
1.5mm以下の距離に設定したこと。請求項5に於いて、
前記第2案内部材は回転部材よりなり、該回転部材と、
前記第1案内部材との間隙を1.5mm以下に設定したこ
と。請求項6に於いて、前記第1案内部材と前記第2案
内部材の前記最近接部の下流側で前記シートの移動方向
を変更する変更部材を設けたこと。請求項7に於いて、
耐熱弾性層を有する定着ローラと、該定着ローラに圧接
する圧接ローラとを有し、前記定着ローラと前記圧接ロ
ーラを圧接することにより、ニップ部を形成し、前記定
着ローラと、前記圧接ローラ間にシートを通過させ、前
記ニップ部で前記シートが、前記定着ローラ側より離間
する方向に排出せしめる前記圧接ローラと、前記ニップ
部に対して前記定着ローラと逆方向に位置して前記シー
トを下流側に案内する第1案内部材とを有する画像形成
装置に於いて、前記第1案内部材を固定し、該第1案内
部材に近接対向した第1の位置と、前記第1案内部材よ
り前記シートの移動経路より退避する第2の位置に切替
え可能とした第2案内部材と、該第2案内部材を第1の
位置より第2の位置に切替える切替手段とを有し、前記
定着装置を通過するシートがOHPシートである時、前
記第2案内部材を前記第2の位置に配置するようにした
こと。請求項8に於いて、画像形成装置のシート搬送経
路に設けられたシート検知手段と、該シート検知手段に
より前記シート搬送経路でOHPシートが検知された
時、前記第2案内部材を前記第2の位置に保持する保持
手段とを有することにより達成される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の定着装置を用いた画像形成
装置であるカラー画像形成装置の構成を示す断面図であ
る。図に基づいて構成と一連の作動の概要を説明する。
【0009】例えばOPC感光層を表面に塗布した像担
持体としての感光体ドラム10は、一方向(図では時計回
り方向)に75mm/secの線速で駆動回転され、除電器11
による除電を行って前回プリント時の帯電を除去された
後、帯電器12により周面に対し一様に帯電され新たなプ
リントに備える。この一様帯電の後、像露光手段13によ
り画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段13
は後述するレーザ光源から発光されるレーザ光を回転多
面鏡131により回転走査され、fθレンズ132等を経て反
射ミラー133により光路を曲げられ、予め前記帯電がな
された感光体ドラム10の周面上に投射され感光体ドラム
10表面に潜像が形成される。
【0010】感光体ドラム10の周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーと磁性を有するキャリアとの混合剤で構成され
る現像剤をそれぞれ充填した現像装置14A,14B,14
C,14Dが設けられており、まず、1色目の現像がマグ
ネットを内蔵し現像剤を保持しつつ回転する現像用回転
スリーブ141によって行われる。現像剤は、層形成棒に
よって現像用回転スリーブ141上に所定の厚さに規制さ
れて現像域へと搬送される。感光体ドラム10と現像用回
転スリーブ141との間にはACバイアス電圧VACとDC
バイアス電圧VDCとが重畳して印加される。ここで、感
光体ドラム10の露光された部分の電位をVL、露光部分
以外の帯電された感光層表面電位をVHとし、DCバイ
アス電圧VDCを、|VH|>|VDC|>|VL|が成立す
るように設定することにより、ACバイアス電圧VACに
よってキャリアから離脱するきっかけを与えられたトナ
ーはVDCより電位の高いVHの部分には付着せず、VDC
より電位の低い電位VLの露光部分に付着し、顕像化さ
れ現像される。
【0011】このようにして1色目の現像が終わった
後、2色目(例えばマゼンタ)の画像形成行程に入り、
再び感光体ドラム10が一様帯電され、2色目の画像デー
タによる潜像が像露光手段13によって形成される。3色
目(シアン)、4色目(黒色)についても2色目と同様
の画像形成行程が行われ、感光体ドラム10上には計4色
の現像がなされる。
【0012】前記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒色(K)に各々トナーを供給するため、
4個のトナー補給装置40が設けられ、現像装置14Aには
トナー補給管44、現像装置14Bにはトナー補給管45、現
像装置14Cにはトナー補給管46、現像装置14Dにはトナ
ー補給管47を各々前記トナー補給装置40より補給するよ
うように構成する。一方、給紙カセット21により給紙機
構22によって給送された転写材である記録紙Pは、記録
紙案内手段211により案内され、検知部材Sにて記録紙
Pが検知され、搬送ローラ221にて搬送され、転写ベル
ト31を張架した転写ベルト装置30によって感光体ドラム
10と転写ベルト31との間に形成されるニップ部(転写
域)35へと給送され、感光体ドラム10の周面上に形成さ
れた多色像が一括して記録紙Pに移される。ここで、転
写ベルト31の上流側保持ローラ32の軸32aに対して高電
圧が印加され、この軸32aに転写ベルト31を挟んで対向
する位置に設置された導電性ブラシ34は接地されてお
り、給送されてきた記録紙Pはブラシ34と転写ベルト31
との間に進入し、ブラシ34より記録紙Pに注入される電
荷により転写ベルト31に吸引されつつ転写域へ進入す
る。感光体ドラム10より分離した記録紙Pは、転写ベル
ト31を張架する下流側の保持ローラ33の軸33bを対向電
極として除電されながら転写ベルト31から分離する。転
写ベルト31に付着したトナーはクリーニングブレード37
により除去する。なお、転写ベルト31は多色像形成中は
下流側の保持ローラ33の軸33bを回動中心として感光体
ドラム10より離間される。
【0013】転写ベルト装置30から分離した記録紙P
は、少なくとも一方の圧接ローラ231の内部に加熱用ヒ
ータ232を有し、該圧接ローラ231より熱を受け前記記録
紙P上のトナー像を定着する熱定着ローラ233で構成さ
れる定着装置23へと搬送され、前記圧接ローラ231と、
熱定着ローラ233間で熱と圧力とを加えられることによ
り記録紙P上のトナー像は溶融定着された後、その儘第
1排紙ローラ235より機外へ排出する場合と、画像形成
装置100の上部に設けた第2排紙ローラ236を介して排紙
トレイ237に排紙するように排紙切替手段234で切替えて
記録紙Pを反転排紙する事が出来る。
【0014】転写後の感光体ドラム10周面上に残ったト
ナーは除電器15により除電を受けた後、クリーニング装
置16に至り、感光体ドラム10に当接したクリーニングブ
レード16aによってクリーニング装置16内に掻き落とさ
れ、スクリュー等により搬出され回収ボックスに貯溜さ
れる。クリーニング装置16により残留トナーを除去され
た感光体ドラム10は除電器11により除電された後、帯電
器12によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルに
入る。また、記録紙Pが前記転写ベルト31から分離され
ず感光体ドラム10に巻き付いて除電器15より上方に進入
すると、前記クリーニングブレード16aや電極ワイヤを
破損させる恐れがあるため、この記録紙Pの巻き付きを
検出するジャムセンサ36が除電器15の近傍に装着されて
いる。
【0015】図2は定着装置23と記録紙Pの排紙案内装
置を示す。前記のように内部に加熱用ヒータ232を有す
る前記圧接ローラ231は、金属ローラ231Aの表面にフッ
素樹脂層231Bを形成する。又前記熱定着ローラ233は芯
軸233Aの外周にシリコンゴム233Bを被覆し、更に表面
にはフッ素樹脂層233Cを形成する。前記のように形成
された圧接ローラ231と、熱定着ローラ233を互いに圧着
することにより、該熱定着ローラ233側の圧着部分にニ
ップ233Dが幅Lで形成される。前記圧着手段としては
スプリング等の弾性部材が用いられる。231C,233Eは
前記圧接ローラ231と、前記熱定着ローラ233面をクリー
ニングするクリーニング部材である。以上のように構成
した定着装置23で、前記感光体ドラム10より多色像を転
写した記録紙Pを定着する際は、前記圧接ローラ231を
前記加熱用ヒータ232にて定着温度に加熱し、加熱され
た前記圧接ローラ231より前記熱定着ローラ233面を加熱
する。該熱定着ローラ233面が定着可能温度に達した時
に画像形成装置100の作動が可能となり、前記のような
定着装置23に記録紙Pが進入して定着を開始する。前記
のように熱定着ローラ233面には幅Lでニップ233Dが形
成されており、該ニップ233D部を通過する過程で前記
多色像のトナーが溶融し、定着される。24は前記圧接ロ
ーラ231の排紙側に設けられた下分離爪で、該下分離爪2
4は軸241で回動自在に支持され、且つ分離用先端部242
は、前記圧接ローラ231の中心点O1を通る中心軸Y
と、前記中心点O1より排紙側の角度θを成す角度Xの
位置で前記圧接ローラ231面に接触している。前記角度
θは最大角度で28°であり、好ましくは28°以下に設定
する。前記分離爪24は前記分離用先端部242と前記圧接
ローラ231面との接触を常に維持するため、圧接ローラ2
31面方向にスプリング243で押圧すると共に、前記下分
離爪24の他端をストッパ244で阻止して所定位置を維持
している。又前記下分離爪24の前記分離用先端部242よ
り記録紙Pの排紙方向に、該記録紙Pを案内する案内面
245を形成している。一方前記熱定着ローラ233の排紙側
にも上分離爪246が付勢部材で先端を接触させる様に設
けられている。又前記下分離爪24は図3に示すように、
該下分離爪24を中心に両側に並設して複数の下分離爪24
A、24Bを設け、該下分離爪24A、24Bの分離用先端部
242 A、242 Bを、前記下分離爪24の分離用先端部242
よりL1幅だけ後退して前記圧接ローラ231に接触さ
せて設ける。
【0016】前記定着を完了した記録紙P1は前記熱定
着ローラ233面に形成されたニップ233Dで下方に湾
曲され排紙されようとするが、前記分離用先端部242で
記録紙P1の先端が直ちに前記圧接ローラ231面より分
離され、記録紙P1は下分離爪24の案内面245に沿って
円滑に案内されるため、記録紙P1にアバラの状態が発
生せずに排紙される。しかし排紙される記録紙P1は前
記ニップ233Dで多少下方に湾曲癖を有するため、上下
に設けた排紙案内板25、251を前記記録紙P1の排紙方
向に沿って設けられている。S1は排紙検知部材で、記
録紙P1の排紙搬送で作動する作動部材S2の作動によ
り記録紙P1の排紙状態を検知している。排紙搬送され
る記録紙P1は図1に示した排紙切替手段234で案内さ
れて第1排紙ローラ235より機外に排紙する場合と、必
要に応じて、前記排紙切替手段234を切替えて搬送ロー
ラ26を介して第2排紙ローラ236より排紙トレイ237に記
録紙P1を反転排紙する事が出来る。
【0017】図4には横軸に前記角度θを、縦軸にアバ
ラ発生率(%)を取り、前記分離用先端部242の角度θ
と、アバラ発生率を測定した時、前記分離用先端部242
の角度が28°前後に於いてアバラ発生率は0%で殆ど発
生せず、30°を越えるとアバラ発生率は100%近くとな
る事が判る。
【0018】そして前記定着装置23の具体的な構成とし
て、前記圧接ローラ231は、金属ローラ231Aの厚さ3mm
とし、内面を耐熱塗料(黒)を行う。該金属ローラ231
Aの表面に形成したフッ素樹脂層231Bの層厚は15〜25
μm。熱定着ローラ233は、シリコンゴム233Bの硬度18
°。フッ素樹脂層233Cの層厚は50μmで被覆して硬度56
°で各々構成する。定着速度は、通常定着時、74.4mm/
secで行い、この場合圧接ローラ231の回転数48.16rpm
で、熱定着ローラ233はスリップした場合に於いても、
回転数48.1rpmで回転する。定着温度は、圧接ローラ231
は190℃、熱定着ローラ233は150℃で設定される。そし
て、前記圧接ローラ231を熱定着ローラ233に圧接(1.13
kg/cm)した時のニップ233Dの幅は5〜6mmで形成さ
れる。
【0019】図5は前記定着装置23と、記録紙排紙装置
の他の実施例である。図5は定着装置23の排紙部に可動
の記録紙案内用回転部材を設けたものである。
【0020】本実施例に於いても、定着装置23は前記図
2で説明した構成と同一である。前記定着装置23と共に
記録紙Pの排紙案内装置を示す。図4に示す様に内部に
加熱用ヒータ232を有する前記圧接ローラ231は、金属ロ
ーラ231Aの表面にフッ素樹脂層231Bを形成する。又前
記熱定着ローラ233は芯軸233Aの外周にシリコンゴム23
3Bを被覆し、更に表面にはフッ素樹脂層233Cを形成す
る。前記のように形成された圧接ローラ231と、熱定着
ローラ233を互いに圧着することにより、該熱定着ロー
ラ233側の圧着部分にニップ233Dが形成される。前記圧
着手段としてはスプリング等の弾性部材が用いられる。
231C,233Eは前記圧接ローラ231と、前記熱定着ロー
ラ233面をクリーニングするクリーニング部材である。
以上のように構成した定着装置23で、前記感光体ドラム
10より多色像を転写した記録紙Pを定着する際は、前記
圧接ローラ231を前記加熱用ヒータ232にて定着温度に加
熱し、加熱された前記圧接ローラ231より前記熱定着ロ
ーラ233面を加熱する。該熱定着ローラ233面が定着可能
温度に達した時に画像形成装置100の作動が可能とな
り、前記のような定着装置23に記録紙Pが進入して定着
を開始する。前記のように熱定着ローラ233面にニップ2
33Dが形成されており、該ニップ233Dの部分を通過す
る過程で前記多色像のトナーが溶融し、定着される。24
は前記圧接ローラ231の排紙側に設けられた下分離爪
で、該下分離爪24は軸241で回動自在に支持され、且つ
前記下分離爪24に設けられた分離用先端部242は、前記
圧接ローラ231の中心点O1を通る中心軸Yと、前記中
心点O1より排紙側の角度θをなす角度Xの位置で前記
圧接ローラ231面に接触している。前記角度θは最大角
度で40°であり、好ましくは40°以下に設定する。前記
分離用先端部242を前記圧接ローラ231面との接触を常に
維持するため、圧接ローラ231面方向にスプリング243で
押圧すると共に、前記下分離爪24の他端をストッパ244
で阻止して所定位置を維持している。一方前記熱定着ロ
ーラ233の排紙側にも上分離爪246が弾性部材で付勢され
て設けられている。又前記下分離爪24は、本実施例に於
いても、前記図3と同様に、該下分離爪24を中心に両側
に並設して下分離爪24A,24Bを設け、該下分離爪24
A,24Bの分離用先端部242 A,242 Bを、前記下分離
爪24の分離用先端部242よりL1幅だけ後退して前記圧
接ローラ231に接触させて設けている。
【0021】前記定着を完了した記録紙P1は前記熱定
着ローラ233面に形成されたニップ233D部で下方に湾曲
され排紙されようとするが、前記分離用先端部242で記
録紙P1の先端が直ちに前記圧接ローラ231面より分離
され排紙される。排紙された記録紙P1は前記ニップ23
3D部で多少下方に湾曲癖を有するため、その儘下方に
向かって排紙されるが、先ず記録紙P1の先端が排紙案
内板25に当たり、該先端より順次排紙方向に曲げられて
案内される。次に図6に示すように、排紙案内板25上に
一定の間隔L2(1.5mm以下、好ましくは1mm以下)で
設けられた記録紙案内用回転部材27との間に進入させ、
排紙方向に案内搬送する。前記記録紙案内用回転部材27
は支軸273にて支持された支持板271の先端に、前記支軸
273で回転自在に設けられている。先ず記録紙P1の腰
の作用で水平状態で排紙され、次に記録紙P1の先端よ
り順次記録紙案内用回転部材27にて下方に変形案内され
る事により、記録紙P1が安定した力を受けた状態とな
り、上下動が抑えられるため記録紙P1にアバラの状態
が発生しない。
【0022】S1は排紙検知部材で、記録紙P1の排紙
搬送で作動する作動部材S2の作動により記録紙P1の
排紙状態を検知している。排紙搬送される記録紙P1は
図1に示した排紙切替手段234で案内されて第1排紙ロ
ーラ235より機外に排紙する場合と、必要に応じて、前
記排紙切替手段234を切替えて搬送ローラ26を介して第
2排紙ローラ236より排紙トレイ237に記録紙P1を反転
排紙する事が出来る。
【0023】図7は横軸に前記図6に示した排紙案内板
25と記録紙案内用回転部材27との間隔L2(単位mm)を
とり、縦軸にアバラ発生率(%)をとって測定を行った
ところ、前記間隔L2が1mmの場合は特に記録紙P1の
先端のアバラ発生率は0%であり、1.5mmにおいても、
アバラ発生率は10%以下であり極めて発生率が少ない事
が判る。
【0024】図8は前記排紙案内板25と、前記記録紙案
内用回転部材27の斜視図で、記録紙案内用回転部材27を
設けた支持板271の軸272の一端には、図示のように作動
レバー273が設けられており、該作動レバー2731の他端
にソレノイド274が連結されている。該ソレノイド274を
作動させる事により、前記作動レバー2731及び支持板27
1を介して前記記録紙案内用回転部材27を上昇させ、前
記排紙案内板25より離間させる事が出来る。又前記記録
紙案内用回転部材27は、図示のように複数個を一定間隔
で並列して設けられている。
【0025】図9は前記図5に示す前記記録紙案内用回
転部材27が上部位置に作動した状態を示す実施例であ
る。本実施例は記録紙としてOHPシートP3が用いら
れており、前記画像形成装置100内のOHPシートP3
は、記録紙案内手段211により案内され、検知部材Sに
てOHPシートP3である事が検知される。そして前記
画像形成装置100内に於いて、図1で説明された画像形
成プロセスによりOHPシートP3上に多色像が転写さ
れ、定着装置23に搬送される。本実施例に於いても、定
着装置23は前記図2で説明した構成と同一である。前記
定着装置23と共にOHPシートP3の排紙案内装置を示
す。図9に示す様に内部に加熱用ヒータ232を有する前
記圧接ローラ231は、金属ローラ231Aの表面にフッ素樹
脂層231Bを形成する。又前記熱定着ローラ233は芯軸23
3Aの外周にシリコンゴム233Bを被覆し、更に表面には
フッ素樹脂層233Cを形成する。前記のように形成され
た圧接ローラ231と、熱定着ローラ233を互いに圧着する
ことにより、該熱定着ローラ233側の圧着部分にニップ2
33Dが形成される。前記圧着手段としてはスプリング等
の弾性部材が用いられる。231C,233Eは前記圧接ロー
ラ231と、前記熱定着ローラ233面をクリーニングするク
リーニング部材である。以上のように構成した定着装置
23で、前記感光体ドラム10より多色像を転写したOHP
シートP3を定着する際は、前記圧接ローラ231を前記
加熱用ヒータ232にて定着温度に加熱し、加熱された前
記圧接ローラ231より前記熱定着ローラ233面を加熱す
る。該熱定着ローラ233面が前記OHPシートP3の定
着可能温度に達した時に画像形成装置100の作動が可能
となり、前記のような定着装置23にOHPシートP3が
進入して定着を開始する。前記のように熱定着ローラ23
3面にニップ233Dが形成されており、該ニップ233Dの
部分を通過する過程で前記多色像のトナーが溶融し、定
着される。24は前記圧接ローラ231の排紙側に設けられ
た下分離爪で、該下分離爪24は軸241で回動自在に支持
され、且つ前記下分離爪24に設けられた分離用先端部24
2は、前記圧接ローラ231の中心点O1を通る中心軸Y
と、前記中心点O1より排紙側の角度θをなす角度Xの
位置で前記圧接ローラ231面に接触している。例えば前
記角度θは40°に設定する。前記分離用先端部242を前
記圧接ローラ231面との接触を常に維持するため、圧接
ローラ231面方向にスプリング243で押圧すると共に、前
記下分離爪24の他端をストッパ244で阻止して所定位置
を維持している。一方前記熱定着ローラ233の排紙側に
も上分離爪246が弾性部材出付勢されて設けられてい
る。又前記下分離爪24は、本実施例に於いても、前記図
3と同様に、該下分離爪24を中心に並設して両側に下分
離爪24A,24Bを設け、該下分離爪24A,24Bの分離用
先端部242 A,242 Bを、前記下分離爪24の分離用先端
部242よりL1幅だけ後退して前記圧接ローラ231に接触
させて設けている。
【0026】前記OHPシートP3に於いて、カラート
ナーの転写を行う時は、前記OHPシートP3に対し透
過性が必要となり、定着装置23を前記記録P1の定着速
度より低速で作動させている。前記低速動作の切換は図
示はしないが速度切換手段を用いてもよく、又カラート
ナーによる現像と、OHPシートP3の検知により自動
的に行ってもよい。この様に低速で定着装置23より排紙
されるOHPシートP3のカラートナーは硬化されず溶
融状態となっており、ここで記録紙案内用回転部材27が
接触すると、前記溶融したカラートナーが前記記録紙案
内用回転部材27を介して定着完了したOHPシートP4
面に付着するため退避させている。しかし透過性が不要
であるモノクロの場合は、パフォーマンス向上のため前
記記録P1の定着速度と同じ速度で熱定着を行うため、
前記録紙案内用回転部材27が図9の位置迄退避している
と排紙案内部分が広くなり、ジャムが発生し易くなるた
め、図5に示すように前記録紙案内用回転部材27をOH
PシートP1に近接した位置に切り換える。
【0027】尚カラートナーを定着するOHPモードの
場合、定着速度は普通モードの74.4mm/secに対し、1
/6の速度である12.4mm/secの定着速度で行い、定着
温度は、圧接ローラ231を195℃、熱定着ローラ233を145
℃に設定して定着を行う。
【0028】S1は排紙検知部材で、OHPシートP4
の排紙搬送で作動する作動部材S2の作動によりOHP
シートP4の排紙状態を検知している。排紙搬送される
OHPシートP4は図1に示した排紙切替手段234で案
内されて第1排紙ローラ235より機外に排紙する場合
と、必要に応じて、前記排紙切替手段234を切替えて搬
送ローラ26を介して第2排紙ローラ236より排紙トレイ2
37にOHPシートP4を反転排紙する事が出来る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、上部に設けた熱
定着ローラ側にニップが形成された画像形成装置の定着
装置に於いて、前記ニップにより記録紙が下方に向かっ
て排紙される時、前記記録紙を直ちに正常な排紙方向に
切替えるか、矯正しながら搬送する事で記録紙にアバラ
が発生するのを防止する事が出来る。従って特にカラー
画像形成に要求される鮮明なカラー画像を高い定着品質
により得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本──を実施した画像形成装置の全体構成を示
す断面図。
【図2】本発明の定着装置の縦断面図。
【図3】本発明の定着装置に於ける圧接ローラを示す平
面図。
【図4】本発明のアバラ発生率と分離爪先端の角度を示
す説明図。
【図5】本発明の定着装置の他の実施例を示す縦断面
図。
【図6】本発明に於ける記録紙案内用回転部材と排紙案
内板の間隙を示す正面図。
【図7】本発明に於けるアバラ発生率と前記間隙との関
係を示す説明図。
【図8】図6に於ける記録紙案内用回転部材と排紙案内
板を示す分解斜視図。
【図9】本発明の定着装置の他の実施例を示す縦断面
図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 12 帯電器 13 像露光手段 14A,14B,14C,14D 現像装置 31 転写ベルト 141,111 現像用回転スリーブ 143,211 磁極 23 定着装置 231 圧接ローラ 233 熱定着ローラ 24 下分離爪 25 排紙案内板 27 記録紙案内用回転部材 100 画像形成装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱弾性層を有する定着ローラと、該定
    着ローラに圧接する圧接ローラとを有し、前記定着ロー
    ラと前記圧接ローラを圧接することにより、ニップ部を
    形成し、前記定着ローラと、前記圧接ローラ間にシート
    を通過させ、前記ニップ部で前記シートが、前記圧接ロ
    ーラの作用で前記定着ローラ側より離間する方向に排出
    せしめると共に、前記圧接ローラの下流側に配置され、
    且つ圧接ローラに接触してシートを分離する分離爪と、
    前記ニップ部と反対側に配置されシートを下流側に案内
    する案内部材とを有する画像形成装置に於いて、前記分
    離爪の先端と、前記ニップ部の中央とが、前記圧接ロー
    ラの中心に対してなす角度θを28°以下としたことを特
    徴とする定着装置を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 内部に加熱源を有する金属製ローラの表
    面にフッ素樹脂層を被覆した前記圧接ローラと、シリコ
    ンゴムローラの表面にフッ素樹脂層を被覆した定着ロー
    ラよりなることを特徴とする請求項1記載の定着装置を
    有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記圧接ローラには複数の分離爪を接触
    し、前記圧接ローラの長手方向に対し、中央部に配置さ
    れた分離爪の角度θより両サイドに設けた分離爪の角度
    θを大きくしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    定着装置を有する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 耐熱弾性層を有する定着ローラと、該定
    着ローラに圧接する圧接ローラとを有し、前記定着ロー
    ラと前記圧接ローラを圧接することにより、ニップ部を
    形成し、前記定着ローラと、前記圧接ローラ間にシート
    を通過させ、前記ニップ部で前記シートが、前記定着ロ
    ーラ側より離間する方向に排出せしめる前記圧接ローラ
    と、前記ニップ部に対して前記定着ローラと逆方向に位
    置して前記シートを下流側に案内する第1案内部材とを
    有する画像形成装置に於いて、前記定着ローラ側に位置
    し、前記ニップ部より排出する前記シートを、前記第1
    案内部材側に案内すると共に下流側に配置した第2案内
    部材とを有し、前記下流側に於いて、前記第1案内部材
    と、第2案内部材との最近接部に於ける間隙を1.5mm以
    下の距離に設定したことを特徴とする定着装置を有する
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2案内部材は回転部材よりなり、
    該回転部材と、前記第1案内部材との間隙を1.5mm以下
    に設定したことを特徴とする請求項4記載の定着装置を
    有する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1案内部材と前記第2案内部材の
    前記最近接部の下流側で前記シートの移動方向を変更す
    る変更部材を設けたことを特徴とする請求項4記載の定
    着装置を有する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 耐熱弾性層を有する定着ローラと、該定
    着ローラに圧接する圧接ローラとを有し、前記定着ロー
    ラと前記圧接ローラを圧接することにより、ニップ部を
    形成し、前記定着ローラと、前記圧接ローラ間にシート
    を通過させ、前記ニップ部で前記シートが、前記定着ロ
    ーラ側より離間する方向に排出せしめる前記圧接ローラ
    と、前記ニップ部に対して前記定着ローラと逆方向に位
    置して前記シートを下流側に案内する第1案内部材とを
    有する画像形成装置に於いて、前記第1案内部材を固定
    し、該第1案内部材に近接対向した第1の位置と、前記
    第1案内部材より前記シートの移動経路より退避する第
    2の位置に切替え可能とした第2案内部材と、該第2案
    内部材を第1の位置より第2の位置に切替える切替手段
    とを有し、前記定着装置を通過するシートがOHPシー
    トである時、前記第2案内部材を前記第2の位置に配置
    するようにしたことを特徴とする定着装置を有する画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成装置のシート搬送経路に設けら
    れたシート検知手段と、該シート検知手段により前記シ
    ート搬送経路でOHPシートが検知された時、前記第2
    案内部材を前記第2の位置に保持する保持手段とを有す
    ることを特徴とする請求項7記載の定着装置を有する画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043846A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Ricoh Co Ltd 定着装置および該定着装置を有する画像形成装置

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