JPH086300Y2 - 信号解析器の入力回路 - Google Patents
信号解析器の入力回路Info
- Publication number
- JPH086300Y2 JPH086300Y2 JP1665990U JP1665990U JPH086300Y2 JP H086300 Y2 JPH086300 Y2 JP H086300Y2 JP 1665990 U JP1665990 U JP 1665990U JP 1665990 U JP1665990 U JP 1665990U JP H086300 Y2 JPH086300 Y2 JP H086300Y2
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- Japan
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- input
- input terminal
- variable attenuator
- channel
- differential amplifier
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は２チャネル入力方式をとる信号解析器の入
力回路に関する。
力回路に関する。
「従来の技術」 従来の信号解析器の入力回路を第２図に示す。第１正
入力端子11aが可変減衰器12aを通じて差動増幅器13の非
反転入力端に接続され、第１負入力端子11bが可変減衰
器12bを通じて差動増幅器13の反転入力端に接続され、
第２正入力端子14aが可変減衰器15aを通じて差動増幅器
16の非反転入力端に接続され、第２負入力端子14bは可
変減衰器15bを通じて作動増幅器16の反転入力端に接続
され、差動増幅器13,16の各出力端はそれぞれ解析部17
の第１入力端18、第２入力端19に接続される。
入力端子11aが可変減衰器12aを通じて差動増幅器13の非
反転入力端に接続され、第１負入力端子11bが可変減衰
器12bを通じて差動増幅器13の反転入力端に接続され、
第２正入力端子14aが可変減衰器15aを通じて差動増幅器
16の非反転入力端に接続され、第２負入力端子14bは可
変減衰器15bを通じて作動増幅器16の反転入力端に接続
され、差動増幅器13,16の各出力端はそれぞれ解析部17
の第１入力端18、第２入力端19に接続される。
このような入力回路において、２チャネルシングルエ
ンド入力の場合は、第１負入力端子11bを接地し、第１
正入力端子11aに第１チャネル信号を入力し、可変減衰
器12aで適正レベルに減衰し、差動増幅器13を通じて解
析部17の第１入力端へ供給し、第２負入力端子14bを接
地し、第２正入力端子14aに第２チャネル信号を入力
し、可変減衰器15aで適正レベルに減衰し、差動増幅器1
6を通じて解析部17の第２入力端19へ供給する。２チャ
ネル差動入力とする場合は、信号を第１正入力端子11a
に入力し、可変減衰器12aで適正レベルに減衰し、信号
を第１負入力端子11bに入力し、可変減衰器12bで適正レ
ベルに減衰し、可変減衰器12a,12bの両出力を差動増幅
器13で差動増幅して第１入力端18へ供給する。また信号
を第２正入力端子14aに入力し、可変減衰器15aで適正レ
ベルに減衰し、第２負入力端子14bに信号を入力し、可
変減衰器15bで適正レベルに減衰し、可変減衰器15a,15b
の両出力を差動増幅器16で差動増幅して第２入力端19へ
供給する。解析部17は第１、第２入力端18,19に入力さ
れた信号をそれぞれ、例えば高速フーリエ変換（FFT）
を行って解析を行う。差動増幅器13,16の各利得は一般
に１とされている。
ンド入力の場合は、第１負入力端子11bを接地し、第１
正入力端子11aに第１チャネル信号を入力し、可変減衰
器12aで適正レベルに減衰し、差動増幅器13を通じて解
析部17の第１入力端へ供給し、第２負入力端子14bを接
地し、第２正入力端子14aに第２チャネル信号を入力
し、可変減衰器15aで適正レベルに減衰し、差動増幅器1
6を通じて解析部17の第２入力端19へ供給する。２チャ
ネル差動入力とする場合は、信号を第１正入力端子11a
に入力し、可変減衰器12aで適正レベルに減衰し、信号
を第１負入力端子11bに入力し、可変減衰器12bで適正レ
ベルに減衰し、可変減衰器12a,12bの両出力を差動増幅
器13で差動増幅して第１入力端18へ供給する。また信号
を第２正入力端子14aに入力し、可変減衰器15aで適正レ
ベルに減衰し、第２負入力端子14bに信号を入力し、可
変減衰器15bで適正レベルに減衰し、可変減衰器15a,15b
の両出力を差動増幅器16で差動増幅して第２入力端19へ
供給する。解析部17は第１、第２入力端18,19に入力さ
れた信号をそれぞれ、例えば高速フーリエ変換（FFT）
を行って解析を行う。差動増幅器13,16の各利得は一般
に１とされている。
「考案が解決しようとする課題」 第３図に示したように従来の２チャネル入力方式をと
る信号解析器の入力回路においては、第１チャネルのた
めの一対の入力端子11a,11bと差動増幅器13との間にそ
れぞれ可変減衰器12a,12bを設け、第２チャネルのため
の一対の入力端子14a,14bと差動増幅器16との間にそれ
ぞれ可変減衰器15a,15bを設けており、計４つの可変減
衰器が用いられ、各可変減衰器はその減衰量の切替えの
ためにリレーが用いられており、全体として実装面積が
大きなものとなっていた。
る信号解析器の入力回路においては、第１チャネルのた
めの一対の入力端子11a,11bと差動増幅器13との間にそ
れぞれ可変減衰器12a,12bを設け、第２チャネルのため
の一対の入力端子14a,14bと差動増幅器16との間にそれ
ぞれ可変減衰器15a,15bを設けており、計４つの可変減
衰器が用いられ、各可変減衰器はその減衰量の切替えの
ためにリレーが用いられており、全体として実装面積が
大きなものとなっていた。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば第１入力端子に第１可変減衰器が接
続され、第２入力端子に第２可変減衰器が接続され、第
１、第２可変減衰器の各出力側を差動増幅器の二つの入
力側、又は解析部の第１、第２入力端にそれぞれ切替え
接続され、かつ差動増幅器の出力側と第１可変減衰器の
出力側とが解析部の第１入力端に切替え接続される。
続され、第２入力端子に第２可変減衰器が接続され、第
１、第２可変減衰器の各出力側を差動増幅器の二つの入
力側、又は解析部の第１、第２入力端にそれぞれ切替え
接続され、かつ差動増幅器の出力側と第１可変減衰器の
出力側とが解析部の第１入力端に切替え接続される。
「実施例」 第１図にこの考案の実施例を示す。第１入力端子21は
第１可変減衰器22の入力側に接続され、第２入力端子23
は第２可変減衰器24の入力側に接続され、第１可変減衰
器22の出力側は第１切替えスイッチ25の可動接点に接続
され、第２可変減衰器24の出力側は第２切替えスイッチ
26の可動接点に接続され、第１切替えスイッチ25の固定
接点ａは第３切替えスイッチ27の固定接点ａに接続さ
れ、第２切替えスイッチ26の固定接点ａは解析部17の第
２入力端19に接続され、第１、第２切替えスイッチ25,2
6の各固定接点ｂは差動増幅器28の二つの入力側にそれ
ぞれ接続され、差動増幅器28の出力側は第３切替えスイ
ッチ27の固定接点ｂに接続され、第３切替えスイッチ27
の可動接点は解析部17の第１入力端18に接続される。
第１可変減衰器22の入力側に接続され、第２入力端子23
は第２可変減衰器24の入力側に接続され、第１可変減衰
器22の出力側は第１切替えスイッチ25の可動接点に接続
され、第２可変減衰器24の出力側は第２切替えスイッチ
26の可動接点に接続され、第１切替えスイッチ25の固定
接点ａは第３切替えスイッチ27の固定接点ａに接続さ
れ、第２切替えスイッチ26の固定接点ａは解析部17の第
２入力端19に接続され、第１、第２切替えスイッチ25,2
6の各固定接点ｂは差動増幅器28の二つの入力側にそれ
ぞれ接続され、差動増幅器28の出力側は第３切替えスイ
ッチ27の固定接点ｂに接続され、第３切替えスイッチ27
の可動接点は解析部17の第１入力端18に接続される。
この構成において２チャネルシングルエンド入力とす
る場合は、第１、第２、第３切替えスイッチ25,26,27を
それぞれ図に示すように固定接点ａ側に接続し、第１入
力端子21へ第１チャネル信号を入力し、第２入力端子23
へ第２チャネル信号を入力する。これら第１、第２チャ
ネル信号はそれぞれ第１、第２可変減衰器22,24で適正
レベルに減衰されて、解析部17の第１、第２入力端18,1
9へそれぞれ供給され、解析部17でそれぞれ解析され
る。
る場合は、第１、第２、第３切替えスイッチ25,26,27を
それぞれ図に示すように固定接点ａ側に接続し、第１入
力端子21へ第１チャネル信号を入力し、第２入力端子23
へ第２チャネル信号を入力する。これら第１、第２チャ
ネル信号はそれぞれ第１、第２可変減衰器22,24で適正
レベルに減衰されて、解析部17の第１、第２入力端18,1
9へそれぞれ供給され、解析部17でそれぞれ解析され
る。
１チャネル差動入力とする場合は、第１、第２、第３
切替えスイッチ25,26,27をそれぞれ固定接点ｂ側に接続
し、第１、第２入力端子21,23にそれぞれ第１、第２チ
ャネル信号を入力する。第１、第２チャネル信号はそれ
ぞれ第１、第２可変減衰器22,24で適正レベルに減衰さ
れ、これら減衰出力は差動増幅器28で差動増幅され、そ
の差動増幅出力は解析部17の第１入力端18へ入力されて
解析部17で解析される。
切替えスイッチ25,26,27をそれぞれ固定接点ｂ側に接続
し、第１、第２入力端子21,23にそれぞれ第１、第２チ
ャネル信号を入力する。第１、第２チャネル信号はそれ
ぞれ第１、第２可変減衰器22,24で適正レベルに減衰さ
れ、これら減衰出力は差動増幅器28で差動増幅され、そ
の差動増幅出力は解析部17の第１入力端18へ入力されて
解析部17で解析される。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば第１〜第３切替え
スイッチ25〜27を切替えることにより、２チャネルシン
グルエンド入力と、１チャネル差動入力とに切替え使用
することができる。なお、この考案の入力回路では２チ
ャネル差動入力として使用することはできないが、この
種の信号解析器においては、一般に２チャネル同時解析
では、２チャネルシングルエンド入力とされ、差動信号
を入力する場合は１チャネル差動入力のみで、２チャネ
ル差動入力、つまり第２図において第１正入力端子11a
の信号と、第１負入力端子11bの信号との差を入力し、
同時に第２正入力端子14aの信号と、第２負入力端子14b
の信号との差を入力することは行われない。従って第１
図に示した構成で十分である。しかし第１図に示した構
成によれば、可変減衰器は二つで済み、かつ差動増幅器
は１つでよく、３つの切替えスイッチを付加するが、こ
れらは簡単で、小さいものであり、従来の入力回路と比
較して構成が簡単でかつ実装面積を可成り小さくするこ
とができる。
スイッチ25〜27を切替えることにより、２チャネルシン
グルエンド入力と、１チャネル差動入力とに切替え使用
することができる。なお、この考案の入力回路では２チ
ャネル差動入力として使用することはできないが、この
種の信号解析器においては、一般に２チャネル同時解析
では、２チャネルシングルエンド入力とされ、差動信号
を入力する場合は１チャネル差動入力のみで、２チャネ
ル差動入力、つまり第２図において第１正入力端子11a
の信号と、第１負入力端子11bの信号との差を入力し、
同時に第２正入力端子14aの信号と、第２負入力端子14b
の信号との差を入力することは行われない。従って第１
図に示した構成で十分である。しかし第１図に示した構
成によれば、可変減衰器は二つで済み、かつ差動増幅器
は１つでよく、３つの切替えスイッチを付加するが、こ
れらは簡単で、小さいものであり、従来の入力回路と比
較して構成が簡単でかつ実装面積を可成り小さくするこ
とができる。
第１図はこの考案の実施例を示すブロック図、第２図は
従来の信号解析器の入力回路を示すブロック図である。
従来の信号解析器の入力回路を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項１】２チャネル入力方式をとる信号解析器の入
力回路において、 第１入力端子に接続された第１可変減衰器と、 第２入力端子に接続された第２可変減衰器と、 差動増幅器と、 上記第１可変減衰器の出力側及び上記第２可変減衰器の
出力側を上記差動増幅器の二つの入力側と、解析部の第
１、第２入力端とにそれぞれ切替え接続する切替え手段
と、 上記差動増幅器の出力側と上記第１可変減衰器の出力側
とを切替えて上記解析部の第１入力端に切替え接続する
切替え手段と、 を具備する信号解析器の入力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1665990U JPH086300Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 信号解析器の入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1665990U JPH086300Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 信号解析器の入力回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107815U JPH03107815U (ja) | 1991-11-06 |
| JPH086300Y2 true JPH086300Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31519916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1665990U Expired - Fee Related JPH086300Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 信号解析器の入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086300Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP1665990U patent/JPH086300Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03107815U (ja) | 1991-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |