JPH033040Y2 - - Google Patents
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- JPH033040Y2 JPH033040Y2 JP3966685U JP3966685U JPH033040Y2 JP H033040 Y2 JPH033040 Y2 JP H033040Y2 JP 3966685 U JP3966685 U JP 3966685U JP 3966685 U JP3966685 U JP 3966685U JP H033040 Y2 JPH033040 Y2 JP H033040Y2
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- Japan
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- feeder
- output
- output terminal
- signal source
- power amplifier
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は車載用音響機器に係り、特に車の前後
に配設されるスピーカの音量比を調整する第1、
第2の方式、すなわちプリフエダー方式とパワー
フエダー方式を選択的に採用することが可能な車
載用音響機器に関する。
に配設されるスピーカの音量比を調整する第1、
第2の方式、すなわちプリフエダー方式とパワー
フエダー方式を選択的に採用することが可能な車
載用音響機器に関する。
〈従来技術〉
車載用音響機器においては、スピーカがそれぞ
れ車の前後に配設され、前後のスピーカから出力
される音量比はブリユームで調整できるようにな
つている。このように前後のスピーカの音量比を
調整する方式にはパワーフエダー方式とプリフエ
ダー方式の2つの方式がある。
れ車の前後に配設され、前後のスピーカから出力
される音量比はブリユームで調整できるようにな
つている。このように前後のスピーカの音量比を
調整する方式にはパワーフエダー方式とプリフエ
ダー方式の2つの方式がある。
パワーフエダー方式は車に予めセツトされてい
る音響システムに何等の手を加えない状態で前後
のスピーカの音量比を調整するものである。すな
わち、第3図に示すようにボリユームで構成され
たパワーフエダー3は信号源(カセツトデツキ、
コンパクトデイスク、ラジオ部など)1からパワ
ーアンプ2を介して入力されたオーデイオ信号を
出力端子4,6に分配すると共に、各出力端子に
接続されているフロントスピーカ5、リアスピー
カ7の音量比を調整して前後の音場を決定する。
る音響システムに何等の手を加えない状態で前後
のスピーカの音量比を調整するものである。すな
わち、第3図に示すようにボリユームで構成され
たパワーフエダー3は信号源(カセツトデツキ、
コンパクトデイスク、ラジオ部など)1からパワ
ーアンプ2を介して入力されたオーデイオ信号を
出力端子4,6に分配すると共に、各出力端子に
接続されているフロントスピーカ5、リアスピー
カ7の音量比を調整して前後の音場を決定する。
プリフエダー方式は車に予めセツトされている
音響システムに満足できず、このため該システム
を改造し、あるいは全く別のシステムを購入して
クオリテイアツプした音響システムの前後スピー
カの音量比を調整するものである。第4図はかか
るプリフエダー方式を採用した音響システムのブ
ロツク図であり、ボリユームで構成されたプリフ
エダー12は信号源11からのオーデイオ信号
を、フロント及びリアスピーカ15,20がそれ
ぞれ接続された出力端子14,17に分配すると
共に、その分配量(前後スピーカの音量比)を調
整する。プリフエダー12のフロント側の出力ラ
インFLはパワーアンプ13に接続され、フロン
ト側オーデイオ信号はここで増幅された後出力端
子14からフロントスピーカ15に入力される。
又、プリフエダー12のリア側の出力ラインRL
はプリアンプ16に接続され、リア側オーデイオ
信号はここで増幅された後出力端子17から外部
接続アンプ18に入力され、更に増幅された後リ
アスピーカ20に入力される。尚、第3図及び第
4図においては片チヤンネルのみ示しいるが他の
チヤンネルも同様に構成されている。
音響システムに満足できず、このため該システム
を改造し、あるいは全く別のシステムを購入して
クオリテイアツプした音響システムの前後スピー
カの音量比を調整するものである。第4図はかか
るプリフエダー方式を採用した音響システムのブ
ロツク図であり、ボリユームで構成されたプリフ
エダー12は信号源11からのオーデイオ信号
を、フロント及びリアスピーカ15,20がそれ
ぞれ接続された出力端子14,17に分配すると
共に、その分配量(前後スピーカの音量比)を調
整する。プリフエダー12のフロント側の出力ラ
インFLはパワーアンプ13に接続され、フロン
ト側オーデイオ信号はここで増幅された後出力端
子14からフロントスピーカ15に入力される。
又、プリフエダー12のリア側の出力ラインRL
はプリアンプ16に接続され、リア側オーデイオ
信号はここで増幅された後出力端子17から外部
接続アンプ18に入力され、更に増幅された後リ
アスピーカ20に入力される。尚、第3図及び第
4図においては片チヤンネルのみ示しいるが他の
チヤンネルも同様に構成されている。
〈考案が解決しようとしている問題点〉
ところで、予め車に搭載されている音響システ
ムに満足できない場合には従来、 (a) 第3図に示すパワーフエダー方式の音響シス
テムを第4図に示すプリフエダー方式のシステ
ムに改造し、あるいは (b) 搭載システムをすべて別のシステムで置き換
えることが行われている。
ムに満足できない場合には従来、 (a) 第3図に示すパワーフエダー方式の音響シス
テムを第4図に示すプリフエダー方式のシステ
ムに改造し、あるいは (b) 搭載システムをすべて別のシステムで置き換
えることが行われている。
しかし、前者の方法では改造作業が面倒であ
り、たとえ別売りのフエダー方式変更用のユニツ
トを用いたとしても依然として作業が面倒であ
り、しかもコスト的に好ましくない問題がある。
又、後者の方法では新たなシステムを再購入しな
くてはならないためコスト的に高くつき好ましく
ない。
り、たとえ別売りのフエダー方式変更用のユニツ
トを用いたとしても依然として作業が面倒であ
り、しかもコスト的に好ましくない問題がある。
又、後者の方法では新たなシステムを再購入しな
くてはならないためコスト的に高くつき好ましく
ない。
以上から本考案の目的は、フエダー方式の変更
に伴う音響システムの改造を簡単に行うことがで
き、しかもコスト的に有利な車載用音響機器を提
供することである。
に伴う音響システムの改造を簡単に行うことがで
き、しかもコスト的に有利な車載用音響機器を提
供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案の車載用音響機器は、(1)信号源と、(2)該
信号源から出力されたオーデイオ信号を第1及び
第2の出力端子に分配し、かつ第1及び第2の出
力端子に接続されるフロントスピーカとリアスピ
ーカの音量比を調整するプリフエダーと、(3)前記
信号源とプリフエダーに選択的に接続されると共
に入力されたオーデイオ信号を増幅するパワーア
ンプと、(4)パワーアンプから出力されるオーデイ
オ信号を第1及び第3の出力端子に分配し、かつ
第1及び第3の出力端子に接続される前後のスピ
ーカの音量比を調整するパワーフエダーと、(5)前
記プリフエダーと前記第2出力端子間に配設され
るプリアンプと、(6)切替スイツチを有して構成さ
れる。
信号源から出力されたオーデイオ信号を第1及び
第2の出力端子に分配し、かつ第1及び第2の出
力端子に接続されるフロントスピーカとリアスピ
ーカの音量比を調整するプリフエダーと、(3)前記
信号源とプリフエダーに選択的に接続されると共
に入力されたオーデイオ信号を増幅するパワーア
ンプと、(4)パワーアンプから出力されるオーデイ
オ信号を第1及び第3の出力端子に分配し、かつ
第1及び第3の出力端子に接続される前後のスピ
ーカの音量比を調整するパワーフエダーと、(5)前
記プリフエダーと前記第2出力端子間に配設され
るプリアンプと、(6)切替スイツチを有して構成さ
れる。
〈作用〉
切替スイツチにより
(a) 信号源と第1、第3の出力端子間を、パワー
アンプとパワーフエダーを介して接続してパワ
ーフエダー方式の構成にするか、または (b) 信号源と第1出力端子間をプリフエダーとパ
ワーアンプを介し、又信号源と第2出力端子間
をプリフエダーとプリアンプを介してそれぞれ
接続してプリフエダー方式の構成にする。
アンプとパワーフエダーを介して接続してパワ
ーフエダー方式の構成にするか、または (b) 信号源と第1出力端子間をプリフエダーとパ
ワーアンプを介し、又信号源と第2出力端子間
をプリフエダーとプリアンプを介してそれぞれ
接続してプリフエダー方式の構成にする。
そして、パワーフエダー方式の構成において
は、パワーアンプを介して入力されたオーデイオ
信号をパワーフエダーで第1及び第3の出力端子
に分配すると共に、その分配量を調整する。この
結果、第1、第3の出力端子に接続されたフロン
トスピーカ及びリアスピーカより出力される音量
比が調整され前後の音場が決定される。
は、パワーアンプを介して入力されたオーデイオ
信号をパワーフエダーで第1及び第3の出力端子
に分配すると共に、その分配量を調整する。この
結果、第1、第3の出力端子に接続されたフロン
トスピーカ及びリアスピーカより出力される音量
比が調整され前後の音場が決定される。
一方、プリフエダー方式の構成においては、プ
リフエダーによりオーデイオ信号を第1出力端子
に接続されたパワーアンプと第2出力端子に接続
されたプリアンプとに分配し、かつその分配量を
調整する。この結果、第1出力端子に接続された
フロントスピーカ及び第2出力端子に外部接続ア
ンプを介して接続されたリアスピーカから出力さ
れる音量比が調整され前後の音場が決定される。
リフエダーによりオーデイオ信号を第1出力端子
に接続されたパワーアンプと第2出力端子に接続
されたプリアンプとに分配し、かつその分配量を
調整する。この結果、第1出力端子に接続された
フロントスピーカ及び第2出力端子に外部接続ア
ンプを介して接続されたリアスピーカから出力さ
れる音量比が調整され前後の音場が決定される。
〈実施例〉
第1図は本考案にかかる車載用音響機器のブロ
ツク図である。尚、左右両チヤンネルのうち一方
のチヤンネルのみを示している。
ツク図である。尚、左右両チヤンネルのうち一方
のチヤンネルのみを示している。
図中、31はカセツトデツキ、コンパクトデイ
スク、ラジオ部等の信号源、32はパワーアン
プ、33はパワーフエダー、34はフロントスピ
ーカ、35は第1のリアスピーカ、36はプリフ
エダー、37はプリアンプ、38は外部接続アン
プ、39は第2のリアスピーカ、41〜44はス
イツチである。
スク、ラジオ部等の信号源、32はパワーアン
プ、33はパワーフエダー、34はフロントスピ
ーカ、35は第1のリアスピーカ、36はプリフ
エダー、37はプリアンプ、38は外部接続アン
プ、39は第2のリアスピーカ、41〜44はス
イツチである。
プリフエダー36はボリユームで構成されてお
り、その摺動端子MTはスイツチ41のB接点に
接続され、抵抗部RTの一端T1はパワーアンプ
32の入力端子に接続され、他端T2はプリアン
プ37の入力端子に接続されている。すなわち、
プリフエダー36はスイツチ41を介して信号源
31に選択的に接続されると共に、信号源31に
接続された場合には該信号源から出力されたオー
デイオ信号をパワーアンプ32とプリアンプ37
に分配し、かつその分配量を調整し結果的に前後
のスピーカの音量比を調整する。
り、その摺動端子MTはスイツチ41のB接点に
接続され、抵抗部RTの一端T1はパワーアンプ
32の入力端子に接続され、他端T2はプリアン
プ37の入力端子に接続されている。すなわち、
プリフエダー36はスイツチ41を介して信号源
31に選択的に接続されると共に、信号源31に
接続された場合には該信号源から出力されたオー
デイオ信号をパワーアンプ32とプリアンプ37
に分配し、かつその分配量を調整し結果的に前後
のスピーカの音量比を調整する。
パワーアンプ32の入力端子はスイツチ41の
A接点とプリフエダー36の抵抗部RTの一端T
1にそれぞれ接続され、スイツチ41の可動接点
がA接点側に接続されている場合には信号源31
からのオーデイオ信号が直接印加され、可動接点
がB接点側に接続されていればプリフエダー36
により分配されたオーデイオ信号が印加され、こ
れらを増幅して出力する。
A接点とプリフエダー36の抵抗部RTの一端T
1にそれぞれ接続され、スイツチ41の可動接点
がA接点側に接続されている場合には信号源31
からのオーデイオ信号が直接印加され、可動接点
がB接点側に接続されていればプリフエダー36
により分配されたオーデイオ信号が印加され、こ
れらを増幅して出力する。
パワーフエダー33はボリユームにより構成さ
れており、その摺動端子MT′はパワーアンプ3
2の出力端子に接続され、抵抗部RT′の一端T
1′は第1の出力端子51を介してフロントスピ
ーカ34に接続され、抵抗部RT′の他端T2′は
スイツチ43と第3の出力端子53を介して第1
のリアスピーカ35に接続される。尚、パワーア
ンプ32とパワーフエダー33の一端T1′の間
には該パワーフエダーの機能を無効にするスイツ
チ42が配設されている。従つて、スイツチ42
が開の場合には、パワーフエダー33はパワーア
ンプ32から出力されるオーデイオ信号を第1及
び第3の出力端子51,53に分配し、かつその
分配量を調整してフロントスピーカ34と第1の
リアスピーカ35の音量比を調整する。
れており、その摺動端子MT′はパワーアンプ3
2の出力端子に接続され、抵抗部RT′の一端T
1′は第1の出力端子51を介してフロントスピ
ーカ34に接続され、抵抗部RT′の他端T2′は
スイツチ43と第3の出力端子53を介して第1
のリアスピーカ35に接続される。尚、パワーア
ンプ32とパワーフエダー33の一端T1′の間
には該パワーフエダーの機能を無効にするスイツ
チ42が配設されている。従つて、スイツチ42
が開の場合には、パワーフエダー33はパワーア
ンプ32から出力されるオーデイオ信号を第1及
び第3の出力端子51,53に分配し、かつその
分配量を調整してフロントスピーカ34と第1の
リアスピーカ35の音量比を調整する。
プリアンプ37はプリフエダー36の抵抗部
RTの他端T2に接続され、プリフエダーより分
配されるリアスピーカ側のオーデイオ信号を増幅
し、スイツチ44を介して第2の出力端子52に
接続される外部接続アンプ38に入力する。外部
接続アンプ38は入力されたオーデイオ信号を増
幅して第2のリアスピーカ39に入力する。
RTの他端T2に接続され、プリフエダーより分
配されるリアスピーカ側のオーデイオ信号を増幅
し、スイツチ44を介して第2の出力端子52に
接続される外部接続アンプ38に入力する。外部
接続アンプ38は入力されたオーデイオ信号を増
幅して第2のリアスピーカ39に入力する。
さて、第1図に示す外部接続アンプ38と第2
のリアスピーカ39が除かれた構成の音響機器が
当初車に搭載される。そして各スイツチ41〜4
4は図示の実線に示す状態、すなわち スイツチ41はA接点に接続され、 スイツチ42は開、 スイツチ43は閉 スイツチ44は開の状態にあり、前後スピーカ
の音量比調整方式に着目するとパワーフエダー方
式の構成になつている。すなわち、信号源31か
らスイツチ41及びパワーアンプ32を介して入
力されたオーデイオ信号をパワーフエダー33は
第1及び第3の出力端子51,53に分配すると
共に、その分配量を調整し結果的に第1及び第3
の出力端子51,53に接続されたフロントスピ
ーカ34と第1のリアスピーカ35から出力され
る音量比を調整し、前後の音場を決定する。
のリアスピーカ39が除かれた構成の音響機器が
当初車に搭載される。そして各スイツチ41〜4
4は図示の実線に示す状態、すなわち スイツチ41はA接点に接続され、 スイツチ42は開、 スイツチ43は閉 スイツチ44は開の状態にあり、前後スピーカ
の音量比調整方式に着目するとパワーフエダー方
式の構成になつている。すなわち、信号源31か
らスイツチ41及びパワーアンプ32を介して入
力されたオーデイオ信号をパワーフエダー33は
第1及び第3の出力端子51,53に分配すると
共に、その分配量を調整し結果的に第1及び第3
の出力端子51,53に接続されたフロントスピ
ーカ34と第1のリアスピーカ35から出力され
る音量比を調整し、前後の音場を決定する。
一方、予め車に搭載されている音響システムで
は満足できずクオリテイのアツプを希望する者
は、第1のリアスピーカ35を除去し(スペース
的に余裕があれば必ずしも除去する必要はない)、
代わつて外部接続アンプ38を第2の出力端子5
2に接続すると共に、該外部接続アンプに第2の
リアスピーカ39を接続する。第1のリアスピー
カ35をそのまま第2のリアスピーカ39として
使用することができる。そして、各スイツチを図
示点線の状態、すなわち スイツチ41をB接点に接続し、 スイツチ42を閉、 スイツチ43を開 スイツチ44を閉の状態にし、前後スピーカの
音量調整方式がプリフエダー方式となるように構
成にする。
は満足できずクオリテイのアツプを希望する者
は、第1のリアスピーカ35を除去し(スペース
的に余裕があれば必ずしも除去する必要はない)、
代わつて外部接続アンプ38を第2の出力端子5
2に接続すると共に、該外部接続アンプに第2の
リアスピーカ39を接続する。第1のリアスピー
カ35をそのまま第2のリアスピーカ39として
使用することができる。そして、各スイツチを図
示点線の状態、すなわち スイツチ41をB接点に接続し、 スイツチ42を閉、 スイツチ43を開 スイツチ44を閉の状態にし、前後スピーカの
音量調整方式がプリフエダー方式となるように構
成にする。
さて、プリフエダー方式の構成においては、プ
リフエダー36はスイツチ41を介して信号源3
1から入力されたオーデイオ信号を第1出力端子
51に接続されたパワーアンプ32と第2出力端
子52に接続されたプリアンプ37とに分配し、
かつその分配量を調整する。パワーアンプ32は
入力されたフロントスピーカ側のオーデイオ信号
を増幅して第1出力端子51に接続されたフロン
トスピーカ34に入力する。プリアンプ37は入
力されたリア側のオーデイオ信号を増幅して第2
出力端子52に接続された外部接続アンプ38に
入力し、外部接続アンプ38は入力されたオーデ
イオ信号を更に増幅してリアスピーカ39に入力
する。従つて、プリフエダー36によりパワーア
ンプ32とプリアンプ37に分配する分配量を調
整することにより前後スピーカから出力される音
量比が調整され前後の音場が決定されることにな
る。
リフエダー36はスイツチ41を介して信号源3
1から入力されたオーデイオ信号を第1出力端子
51に接続されたパワーアンプ32と第2出力端
子52に接続されたプリアンプ37とに分配し、
かつその分配量を調整する。パワーアンプ32は
入力されたフロントスピーカ側のオーデイオ信号
を増幅して第1出力端子51に接続されたフロン
トスピーカ34に入力する。プリアンプ37は入
力されたリア側のオーデイオ信号を増幅して第2
出力端子52に接続された外部接続アンプ38に
入力し、外部接続アンプ38は入力されたオーデ
イオ信号を更に増幅してリアスピーカ39に入力
する。従つて、プリフエダー36によりパワーア
ンプ32とプリアンプ37に分配する分配量を調
整することにより前後スピーカから出力される音
量比が調整され前後の音場が決定されることにな
る。
尚、各スイツチ41〜44は4回路スイツチに
より構成し、パワーフエダー33とプリフエダー
36を同一のノブ(シヤフト)で操作できるよう
に構成すればフエダー方式の変更作業が益々簡単
になり、しかもノブ数を減少できる。又、左右両
チヤンネルを考慮すれば1チヤンネル4個づつ計
8個のスイツチ41〜44を8回路スイツチによ
り構成することもでき、更に両チヤンネルのパワ
ーフエダーとプリフエダーを同一のノブ(シヤフ
ト)で操作可能に構成することもできる。
より構成し、パワーフエダー33とプリフエダー
36を同一のノブ(シヤフト)で操作できるよう
に構成すればフエダー方式の変更作業が益々簡単
になり、しかもノブ数を減少できる。又、左右両
チヤンネルを考慮すれば1チヤンネル4個づつ計
8個のスイツチ41〜44を8回路スイツチによ
り構成することもでき、更に両チヤンネルのパワ
ーフエダーとプリフエダーを同一のノブ(シヤフ
ト)で操作可能に構成することもできる。
第2図は本考案にかかる別の車載用音響機器の
ブロツク図であり、第1図と同一部分には同一符
号を付している。
ブロツク図であり、第1図と同一部分には同一符
号を付している。
第2図の実施例が第1図のそれと異なる点は、
(a) プリフエダー36の摺動端子MTに常時信号
源31からオーデイオ信号が入力されている、 (b) 第1図におけるスイツチ43とスイツチ44
が除去されている の2点である。
源31からオーデイオ信号が入力されている、 (b) 第1図におけるスイツチ43とスイツチ44
が除去されている の2点である。
さて、第2図において外部接続アンプ38と第
2のリアスピーカ39が除かれたパワーフエダー
方式の構成においてはスイツチ41,42は図示
実線の状態、すなわち スイツチ41は閉、 スイツチ42は開の状態にあり、信号源31か
らスイツチ41及びパワーアンプ32を介して入
力されたオーデイオ信号はパワーフエダー33に
より第1及び第3の出力端子51,53に分配さ
れると共に、その分配量が調整され、結果的に第
1及び第3の出力端子51,53に接続されたフ
ロントスピーカ34と第1のリアスピーカ35か
ら出力される音量比が調整される。
2のリアスピーカ39が除かれたパワーフエダー
方式の構成においてはスイツチ41,42は図示
実線の状態、すなわち スイツチ41は閉、 スイツチ42は開の状態にあり、信号源31か
らスイツチ41及びパワーアンプ32を介して入
力されたオーデイオ信号はパワーフエダー33に
より第1及び第3の出力端子51,53に分配さ
れると共に、その分配量が調整され、結果的に第
1及び第3の出力端子51,53に接続されたフ
ロントスピーカ34と第1のリアスピーカ35か
ら出力される音量比が調整される。
一方、第1のリアスピーカ35が除去され、か
わつて第2の出力端子52に外部接続アンプ38
が、かつ該外部接続アンプに第2のリアスピーカ
39が接続されたプリフエダー方式の構成におい
ては、スイツチ41〜42は図示点線の状態、す
なわち スイツチ41は開、 スイツチ42は閉の状態にあり、プリフエダー
36は信号源31から入力されたオーデイオ信号
は第1出力端子51に接続されたパワーアンプ3
5と第2出力端子52に接続されたプリアンプ3
7とに分配し、かつその分配量を調整する。パワ
ーアンプ32は入力されたフロントスピーカ側の
オーデイオ信号を増幅して第1出力端子51に接
続されたフロントスピーカ34に入力する。プリ
アンプ37は入力されたリア側のオーデイオ信号
を増幅して第2出力端子52に接続された外部接
続アンプ38に入力し、外部接続アンプ38は入
力されたオーデイオ信号を更に増幅してリアスピ
ーカ39に入力する。従つて、プリフエダー36
によりパワーアンプ32とプリアンプ37に分配
する分配量を調整することにより前後スピーカか
ら出力される音量比が調整され前後の音場が決定
されることになる。
わつて第2の出力端子52に外部接続アンプ38
が、かつ該外部接続アンプに第2のリアスピーカ
39が接続されたプリフエダー方式の構成におい
ては、スイツチ41〜42は図示点線の状態、す
なわち スイツチ41は開、 スイツチ42は閉の状態にあり、プリフエダー
36は信号源31から入力されたオーデイオ信号
は第1出力端子51に接続されたパワーアンプ3
5と第2出力端子52に接続されたプリアンプ3
7とに分配し、かつその分配量を調整する。パワ
ーアンプ32は入力されたフロントスピーカ側の
オーデイオ信号を増幅して第1出力端子51に接
続されたフロントスピーカ34に入力する。プリ
アンプ37は入力されたリア側のオーデイオ信号
を増幅して第2出力端子52に接続された外部接
続アンプ38に入力し、外部接続アンプ38は入
力されたオーデイオ信号を更に増幅してリアスピ
ーカ39に入力する。従つて、プリフエダー36
によりパワーアンプ32とプリアンプ37に分配
する分配量を調整することにより前後スピーカか
ら出力される音量比が調整され前後の音場が決定
されることになる。
さて、第2図はパワーフエダー方式の構成にお
いては信号源31と第2出力端子52間のパスが
形成されるが、パワーフエダー時には第2出力端
子に外部接続アンプ38と第2のリアスピーカ3
9を接続しないようにすることにより何等問題な
しとすることができる。
いては信号源31と第2出力端子52間のパスが
形成されるが、パワーフエダー時には第2出力端
子に外部接続アンプ38と第2のリアスピーカ3
9を接続しないようにすることにより何等問題な
しとすることができる。
又、プリフエダー方式の構成においては第3の
出力端子53にオーデイオ信号が現われているが
該第3の出力端子に第1のリアスピーカ35を接
続しないようにすることにより問題なしとするこ
とができる。
出力端子53にオーデイオ信号が現われているが
該第3の出力端子に第1のリアスピーカ35を接
続しないようにすることにより問題なしとするこ
とができる。
〈考案の効果〉
以上本考案によれば、信号源から出力されたオ
ーデイオ信号を第1及び第2の出力端子に分配
し、かつ第1及び第2の出力端子に接続されるフ
ロントスピーカとリアスピーカの音量比を調整す
るプリフエダーと、前記信号源とプリフエダーに
選択的に接続されると共に入力されたオーデイオ
信号を増幅するパワーアンプと、パワーアンプか
ら出力されるオーデイオ信号を第1及び第3の出
力端子に分配し、かつ第1及び第3の出力端子に
接続されるフロントスピーカとリアスピーカの音
量比を調整するパワーフエダーと、前記プリフエ
ダーと前記第2出力端子間に配設されるプリアン
プと、切替スイツチを有し、該切替スイツチによ
り(a)信号源と第1、第3の出力端子間をパワーア
ンプとパワーフエダーを介して接続し、あるいは
(b)信号源と第1出力端子間をプリフエダーとパワ
ーアンプを介し、又信号源と第2出力端子間をプ
リフエダーとプリアンプを介してそれぞれ接続す
るようにして車載用音響機器を構成したから、パ
ワーフエダー方式とプリフエダー方式の一方から
他方への変更作業を簡単にすることができ、従来
のように改造したり新たなシステムを購入する必
要もない。しかも予め従来のパワーフエダー構成
にスイツチとプリフエダーとプリアンプを付加し
ておくだけで、簡単にフエダー方式の変更ができ
コスト的に有利である。
ーデイオ信号を第1及び第2の出力端子に分配
し、かつ第1及び第2の出力端子に接続されるフ
ロントスピーカとリアスピーカの音量比を調整す
るプリフエダーと、前記信号源とプリフエダーに
選択的に接続されると共に入力されたオーデイオ
信号を増幅するパワーアンプと、パワーアンプか
ら出力されるオーデイオ信号を第1及び第3の出
力端子に分配し、かつ第1及び第3の出力端子に
接続されるフロントスピーカとリアスピーカの音
量比を調整するパワーフエダーと、前記プリフエ
ダーと前記第2出力端子間に配設されるプリアン
プと、切替スイツチを有し、該切替スイツチによ
り(a)信号源と第1、第3の出力端子間をパワーア
ンプとパワーフエダーを介して接続し、あるいは
(b)信号源と第1出力端子間をプリフエダーとパワ
ーアンプを介し、又信号源と第2出力端子間をプ
リフエダーとプリアンプを介してそれぞれ接続す
るようにして車載用音響機器を構成したから、パ
ワーフエダー方式とプリフエダー方式の一方から
他方への変更作業を簡単にすることができ、従来
のように改造したり新たなシステムを購入する必
要もない。しかも予め従来のパワーフエダー構成
にスイツチとプリフエダーとプリアンプを付加し
ておくだけで、簡単にフエダー方式の変更ができ
コスト的に有利である。
第1図は本考案にかかる車載用音響機器のブロ
ツク図、第2図は本考案にかかる別の車載用音響
機器のブロツク図、第3図は従来のパワーフエダ
ー方式の構成説明図、第4図は従来のプリフエダ
ー方式の構成説明図である。 31……信号源、32……パワーアンプ、33
……パワーフエダー、34……フロントスピー
カ、35,39……第1、第2のリアスピーカ、
36……プリフエダー、37……プリアンプ、4
1〜44……スイツチ、51〜53……第1、第
2、第3の出力端子。
ツク図、第2図は本考案にかかる別の車載用音響
機器のブロツク図、第3図は従来のパワーフエダ
ー方式の構成説明図、第4図は従来のプリフエダ
ー方式の構成説明図である。 31……信号源、32……パワーアンプ、33
……パワーフエダー、34……フロントスピー
カ、35,39……第1、第2のリアスピーカ、
36……プリフエダー、37……プリアンプ、4
1〜44……スイツチ、51〜53……第1、第
2、第3の出力端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 信号源と、該信号源から出力されたオーデイオ
信号を第1及び第2の出力端子に分配し、かつ第
1及び第2の出力端子に接続されるフロントスピ
ーカとリアスピーカの音量比を調整するプリフエ
ダーと、前記信号源とプリフエダーに選択的に接
続されると共に入力されたオーデイオ信号を増幅
するパワーアンプと、パワーアンプから出力され
るオーデイオ信号を第1及び第3の出力端子に分
配し、かつ第1及び第3の出力端子に接続される
前後のスピーカの音量比を調整するパワーフエダ
ーと、前記プリフエダーと前記第2出力端子間に
配設されるプリアンプと、切替スイツチを有し、
該切替スイツチは選択的に 前記信号源と第1、第3の出力端子間をパワー
アンプとパワーフエダーを介して接続するか、あ
るいは 前記信号源と第1出力端子間をプリフエダーと
パワーアンプを介し、かつ信号源と第2出力端子
間をプリフエダーとプリアンプを介してそれぞれ
接続することを特徴とする車載用音響機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3966685U JPH033040Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3966685U JPH033040Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61156400U JPS61156400U (ja) | 1986-09-27 |
JPH033040Y2 true JPH033040Y2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=30547827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3966685U Expired JPH033040Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033040Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP3966685U patent/JPH033040Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61156400U (ja) | 1986-09-27 |
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